JP3150803B2 - 時計文字板用足無し時字及びその製造方法並びにそれを使用した時計用文字板 - Google Patents

時計文字板用足無し時字及びその製造方法並びにそれを使用した時計用文字板

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、時計文字板用足無し時
字及びその製造方法並びにその時字を使用した時計用文
字板に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、文字板基板に立体的な装飾用の時
字を形成する場合は、通常その時字裏面に2本の足を設
けると共に、文字板基板にその足に対応する2個の小穴
を設けて、その穴に時字の足を挿入・固定していた。
【0003】上記2本の足を有する時字を植字と呼ぶ
が、その製造方法としては、通常純銅,黄銅等の焼鈍さ
れた伸びの良い材料を金型プレスにて図19に示すよう
に2本の足30を有する植字ブランク31を形成した
後、図20に示すように所望の形状にダイヤモンドバイ
トにて上面及び側面をカットするなどして光沢面を出
し、更に図21に示すように所望の色調のメッキ32を
施し、植字33としていた。
【0004】又この植字を文字板基板に取り付ける場
合、図22に示すように文字板基板34にも2個づつ最
大12箇所に小穴35を設けておき、図23に示すよう
に植字33の足30を文字板基板34の小穴35に挿入
し、カシメた後補強の接着等を加えて固定していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例において
は、植字の足の加工法は切削、塑性加工等の機械加工
や、電鋳法など多様であるが、その足の径(通常0.1
9mm)、長さ(0.5mm)が極小のため、機械加工
や電鋳法は、経済的実用上不向きである。更に植字の形
状は、厚み,足の長さ,足間の距離等、使用する文字板
の種類により多種多様であるため、結局、業界では、塑
性加工が多用されてきている。そこで植字プレス用金型
及び文字板基板への小穴抜き用金型を各仕様に合わせて
多種多様に製作し、管理する必要があるため、この塑性
加工でもコストが高くなり、且つその金型製作手番も長
いという課題があった。
【0006】又、植字プレス用金型と文字板基板の小穴
抜き用金型が別の金型であるため、植字の足間の距離と
文字板基板の小穴間の距離とでバラツキが生じやすく、
植字の足が文字板基板の小穴に挿入できないものも出て
きて、植字の文字板基板への固定の自動化が難しいとい
う課題もあった。
【0007】又、文字板基板への小穴抜きの時、小穴の
周辺にダレが発生し、植字を挿入・固定した時に植字の
外周から小穴のダレ部が見える場合があり、文字板とし
ての品質を低下させてしまうという課題もあった。
【0008】更には又、植字の形状は、前述の理由で塑
性加工される足製作と共にプレス加工で製作されるた
め、複雑なものは不向きであると共に、色調についても
全面に所望のメッキを施し、更に、装飾を加えるとして
も、このメッキに印刷、塗装等を追加するすだけのた
め、デザインのバリエーションに乏しいという課題もあ
った。
【0009】本発明は上記諸課題を解決すると共に、簡
単な方法で製作でき、デザインバリエーションに富み、
且つ文字板基板への固定に、日進月歩の接着剤とその加
工技術を利用した自動化が可能な時字の製造方法を提供
すると共に、この時字を使用したより安い原価でより高
い品質の時計用文字板を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明による時字の製造
方法は、アクリル,ポリカーボネート等の透明プラスチ
ック材又は、黄銅,洋白等の金属材料を切削加工により
所望の形状に加工して得られた時計文字板用足無し時字
の製造に関するものである。そして透明プラスチックの
場合は、上面、側面及び下面のうち少なくとも下面には
蒸着,メッキ,塗装, 印刷等の少なくとも一種類の表面
処理が施されており、且つ所望により下面に凹凸が、或
いは上面に面取り部が、或いは下面に凹凸と上面に面取
り部が形成されている。金属材料の場合は、下面を除く
上面又は側面の少なくともいずれかの面にメッキ,塗
装, 蒸着等の表面処理が施されて、上面には面取り部が
形成されている。剤4は切り出された時字を文字板基板
の所望の位置に接着固定する接着剤の機能を成させるこ
ともできる。
【0011】そして上記時字の製造方法としては、透明
プラスチックの場合は、所望の時字の厚みに仕上げられ
た透明プラスチック板の上面及び下面のうち少なくとも
下面に、蒸着,メッキ, 塗装, 印刷等の少なくとも一種
類の表面処理を施すか、或いは、所望により切削加工に
より下面に凹凸を形成した後、蒸着,メッキ, 塗装,印
刷等の少なくとも一種類の表面処理を施し、その後、後
述する切断加工やその後の搬送の用に供する粘着剤付き
の加工補助シートを時字の下面に施した表面処理の上に
貼り付け、その後このシートを貼り付けた面とは反対の
面から、少なくとも前記透明プラスチック板の厚さ方向
を切断できる深さまでを切断加工をする事により所望の
形状の時字を得る時計文字板用足無し時字の製造方法で
ある。金属材料の場合は、所望の時字の厚みに仕上げら
れた金属板の下面に前述と同様の粘着剤付き加工補助シ
ートを貼り付け、その貼り付けた面とは反対の面から少
なくとも前記金属板の厚さ方向を切断できる深さまでを
切断加工する事により所望の時字形状を得る時計文字板
用足無し時字の製造方法である。又、切断加工により時
字の輪郭を形成した後、更に上面、又は上面と側面に蒸
着,メッキ, 塗装等の表面処理を施す時計文字板用足無
し時字の製造方法である。
【0012】更に、上記した本発明により製造された
計文字板用足無し時字を文字板所望の位置に接着剤で接
着固定して時計用文字板を得たものである。
【0013】
【実施例】以下図面に基づいて本発明の実施例を説明す
る。図1は本発明の一実施例に係る時計文字板用足無し
時字の断面図であり、寸法が幅1.0mm,厚み0.4
mm,長さ5.0mmの時字形状に形成された透明アク
リル1の下面に金蒸着2が形成された構成となってい
る。この図1に示す時字の製造方法を図2乃至図5によ
り説明する。先ず図2に示すように厚みが0.4mmの
大判の透明アクリル板3の下面に金蒸着2を施す。次に
図3に示すように施した金蒸着2の上に粘着剤4付き樹
脂フィルム5からなる加工補助シートを貼り付ける。こ
の粘着剤4は、後述する輪郭切断加工での時字の保持
と、切り出された時字を樹脂フイルム5上に保持し、そ
の後の各工程での搬送の用に供する機能を有するもので
ある。又、この粘着剤4は切り出された時字を文字板基
板の所望の位置に接着固定する接着剤の機能を成させる
こともできる。
【0014】その後図4及び図5に示すように、エンド
ミルを用いた切断加工により、上面から幅方向及び長手
方向に粘着剤4の厚みの下面近くまで切断し、幅1.0
mm,長さ5.0mmの時字輪郭が残るように削り取
る。ここで粘着剤4から取り外せば図1に示す下面に金
蒸着が施された時字が得られる。尚、図4又は図5の状
態では、時字が粘着剤4で樹脂フィルム5に保持されて
いるので、持ち運び及び保管等に非常に便利であるとと
もに、この状態から時字を外しながら文字板基板に固着
することも可能となり、当作業の自動化にも極めて有用
である。
【0015】尚、本実施例では、エンドミルで粘着剤4
の厚みの下面近くまで切断したが、このようにすると時
字に粘着剤4をつけたまま加工補助シートから剥がすこ
とができ、この粘着剤4を利用して文字板基板に接着固
定することができる。又、時字が粘着剤4から剥がすこ
とができる程度に透明アクリル板3の厚さ一杯にまで切
断しても良い。又、本実施例では時字輪郭の切断は直線
加工としたが、所望の時字輪郭を得るために曲線的な輪
郭切断でも良く、間隔、形状とも自由に選択できるもの
である。又、切断を規則正しく一定間隔とすれば、後工
程の自動化に有用である。
【0016】又、図4及び図5のエンドミル切断時に、
更に図6に示す面取り部6に対応する総形エンドミルを
使って輪郭切断加工をすれば、同時に時字の上面に面取
り部6を有する時字を得ることができる。時字の上面に
面取り部を形成すると時字に角張った感がなくなり、コ
ーナに丸まった感じが現れて柔らか味を感じさせる。更
には又、図2に示すものに代えて図7に示すような透明
アクリル板3の下面に金蒸着2を、上面にクロム蒸着7
を施した後上記のような工程で加工すれば、図8に示す
ような時字の上面にクロム蒸着7が施されて面取り部を
有し、下面に金蒸着2を有する装飾効果の大きい時字が
得られる。
【0017】図9は本発明の他の実施例に係る時字の断
面図であり、時字形状に形成された透明アクリル8の下
面に凹部9を有し、更に金蒸着10が形成された構成と
なっている。この図9に示す時字の製造方法を図10乃
至図13により説明する。先ず図10に示すように所望
の時字の厚みに仕上げられた透明アクリル板11に、エ
ンドミルによる切削加工にて、凹部9を形成する。次に
図11に示すように凹部9を形成した面に金蒸着10を
施した後、図12に示すように粘着剤4付き樹脂フィル
ム5からなる加工補助シートを貼り付ける。尚、図10
乃至図12においては、透明アクリル板11の上面に凹
部9を形成して金蒸着を施し、粘着剤4付きの加工補助
シートを貼り付けたものとなっているが、この図におい
ての透明アクリル番11の上面は形成する時字の下面に
対応するものである。加工補助シートを貼り付けた後図
13に示すように樹脂フィルム5の面を下面にし、図1
3に示すように樹脂フィルム5と反対の面から粘着剤4
の厚みの下面近くまで前記図4で説明したようにエンド
ミルにより、図13に示すような時字輪郭を形成し、そ
の後粘着剤4から時字を取り外すことにより図9に示し
た如くの下面に凹部を形成して金蒸着を施した時字が得
られる。
【0018】又、図14は、図9に示した時字の上面に
面取り部12を形成した時字であ。図15に示す時字は
下面に凹凸模様13を形成して金蒸着を施し、更に上面
にクロム蒸着14を施して面取り部を形成した時字であ
る。この時字の製造方法は次のような方法で製成され
る。所定の時字の厚みに形成した大版なる透明アクリル
板の下面全面に凹凸模様13を形成して更に凹凸模様1
3の上に金蒸着10を施し、上面には全面にクロム蒸着
14を施す。次に、凹凸模様13と金蒸着10を施した
下面側に粘着剤4付きの樹脂フィルム5からなる加工補
助シートを貼付けて、加工補助シートを貼り付けた面の
反対側の面から総形エンドミルで粘着剤4のある深さま
で切削加工する。これによって図15に示す上面に面取
り部まで形成された時字を得る。
【0019】図14に示すように下面に凹部を設けて金
蒸着を施した時字は上から見ると凹部が凸に見えて立体
感を出現する。同様に、図15に示す下面に凹凸模様を
形成し金蒸着を施した時字は金色調を有した立体的な凹
凸模様となって見え、装飾性を高める効果を得る。
【0020】図16〜図17は本発明の更に他の実施例
の時字に係る製造工程を示す断面図であり、図17は図
16における切断加工を示す断面図ある。本実施例での
時字の製造方法を図16、17にて説明する。先ず図1
6に示すように所望の時字の厚みに仕上げられ黄銅板
17の下面に粘着剤18付き樹脂フィルム19を貼り付
けた後、図17に示すように黄銅板17の面から粘着剤
18の厚みの下面近くまでエンドミルにより所望の時字
輪郭に切断加工する。次に、所望の時字輪郭に切断加工
した後、この状態のまま蒸着,メッキ等の表面処理を施
す。切断加工は前述の実施例で説明した如く輪郭の切断
時に総形エンドミを使って切断加工することによって
図6で示した形状のように上面に面取り部が形成された
時字が得られる。このようにすると黄銅材15の上面に
面取り部が形成されて、下面を除く上面や側面に表面処
理を施したものとなって、下面を除いた上面や側面に表
面処理を施した時字(図面省略)が得られる。そして、
この時字を粘着剤18が付いたまま樹脂フィルム19か
ら剥がして文字板基板に直接接着固定することができる
ので、コスト的にも安く文字板を製作することができ
る。
【0021】図18は本実施例に係る時字を使用した時
計用文字板の一部断面図であり、時字としては図1に示
した透明アクリル1の下面に金蒸着2が形成されたもの
を使用した。図に示すように小穴の無い文字板基板20
の時字部分に接着剤21にて時字が固着された構成とな
っている。ここでの文字板基板はメッキや塗装等によっ
て装飾を施した文字板である。尚、この実施例では、粘
着剤4から時字を外し、接着剤21により文字板基板2
0に固着したが、接着剤21の能力を付与した粘着剤4
を使用し、それを付けたまま樹脂フイルム5から時字を
外し、その粘着剤4にて文字板基板20に固定すると作
業工数も短縮されコスト的にも安く製作できる。
【0022】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の時
計文字板用足無し時字の製造方法並びにその方法により
製造された足無し時字を使用した時計用文字板によれ
ば、次のような大きな効果を有するものである。所望
の時字の厚みに仕上げられた1枚の透明なプラスチック
板又は金属板から切断加工又は切断加工と切削加工との
組み合わせによりにより時字を製作するため、高さの方
向の加工を更に行う必要なく、輪郭及び形状のみを加工
するので容易に多数個取りができ、金型が不要となるた
めコストが非常に安くなると共に、微細で複雑な形状の
ものが精度良くできるため、デザインバリエーションの
富んだ時計文字板用足無し時字が得られる。本発明
製造方法により製造された時計文字板用足無し時字は、
その固定用の足が無いため、文字板基板の小穴が不要と
なり、小穴抜きの金型が不要となるため文字板基板の製
造コストが下がると共に、従来のような時字の足と文字
板基板の小穴との位置合わせも不要となるので、文字板
基板への時字の固定は、より自由な方法で自動化が容易
となるため、時計用文字板の大幅なコストダウンが可能
となる。文字板基板に小穴がなくなるので、小穴周辺
のダレもなくなり、時計用文字板としての品質が向上す
る。透明プラスチックで形成された時計文字板用足無
し時字においては、下面に蒸着,メッキ等を施したもの
は、上部の透明体を通して下面の蒸着,メッキ等の色調
が映えるため、クリスタル的な色調,感覚を有し、特に
時計用文字板の基板をサファイヤ,貝等で製作したもの
と組み合わせると、従来の金属時字を使用したものに較
べ、デザイン的により高級感を有する時計用文字板とな
ると共に、下面に凹部を有したものに蒸着,メッキ等を
施したものは、この凹部が凸状に立体的に見え、従来得
られなかった高級感を有するものが実現出きる。切断
加工時に総形エンドミルを使用すると切断と同時に上面
に面取り部まで形成でき、角張った感のない柔らか味を
感じさせる時字となる。
【0023】以上のように本発明によれば、従来にない
特徴を有する時字の製造が可能となり、且つこの時字を
使用した時計用文字板も従来にないバラエティに富んだ
高級感を有するものとなり、その効果は極めて大なるも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る時計文字板用足無し時
字の断面図である。
【図2】図1に示す時計文字板用足無し時字の製造工程
を示す図である。
【図3】図1に示す時計文字板用足無し時字の製造工程
を示す図である。
【図4】図1に示す時計文字板用足無し時字の製造工程
を示す図である。
【図5】図1に示す時計文字板用足無し時字の製造工程
を示す図である。
【図6】本発明の一実施例に係る時計文字板用足無し時
字の他の実施例を示す断面図である。
【図7】時計文字板用足無し時字の製造工程を示す図2
の他の実施例を示す断面図である。
【図8】本発明の一実施例に係る時計文字板用足無し時
字の他の実施例を示す断面図である。
【図9】本発明の他の実施例に係る時計文字板用足無し
時字の断面図である。
【図10】図9に示す時計文字板用足無し時字の製造工
程を示す図である。
【図11】図9に示す時計文字板用足無し時字の製造工
程を示す図である。
【図12】図9に示す時計文字板用足無し時字の製造工
程を示す図である。
【図13】図9に示す時計文字板用足無し時字の製造工
程を示す図である。
【図14】本発明の他の実施例に係る時計文字板用足無
し時字の他の実施例を示す断面図である。
【図15】本発明の他の実施例に係る時計文字板用足無
し時字の他の実施例を示す断面図である。
【図16】本発明の更に他の実施例に係る時計文字板用
足無し時字の製造工程を示す断面図である。
【図17】図16における切断加工を示す断面図であ
る。
【図18】本発明の実施例に係る時計文字板用足無し時
字を使用した時計用文字板の一部断面図である。
【図19】従来の時字の製造工程を示す図である。
【図20】従来の時字の製造工程を示す図である。
【図21】従来の時字の断面図である。
【図22】従来の時計用文字板の文字板基板を示す平面
図である。
【図23】従来の時字を文字板基板に固定した構造を示
す一部断面図である。
【符号の説明】
1 透明アクリル 2 金蒸着 3 透明アクリル板 4 粘着剤 5 樹脂フィルム 6 面取り部 7 クロム蒸着 8 透明アクリル 9 凹部 10 金蒸着 11 透明アクリル板 12 面取り部 13 凹凸模様 14 クロム蒸着 15 黄銅材 16 金メッキ 17 黄銅板 18 粘着剤 19 樹脂フィルム 20 文字板基板 21 接着剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き 審査官 太田 恒明 (56)参考文献 特開 平3−176689(JP,A) 実開 昭58−141875(JP,U) 実開 昭56−58588(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G04B 19/10 - 19/12

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所望の時字の厚みに仕上げられたアクリ
    ル,ポリカーボネート等の透明プラスチック板の上面及
    び下面のうち少なくとも下面に蒸着,メッキ,ホットス
    タンプ,塗装,印刷等の少なくとも一種類の表面処理を
    施した後、後述する切断加工・搬送の用に供する粘着剤
    付きの紙,樹脂フィルム等の加工補助シートを前記下面
    に施した表面処理の上に貼り付けた後、その貼り付けた
    面とは反対の面から、前記透明プラスチック板の厚さ方
    向を切断できる深さまでを切断加工する事により時字の
    輪郭を形成し、所望の形状の時字を得ることを特徴とす
    る時計文字板用足無し時字の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記透明プラスチック板は、その下面に
    凹凸が形成されていることを特徴とする請求項1記載の
    時計文字板用足無し時字の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記時字輪郭の切断加工された面に、更
    に蒸着,メッキ等の表面処理を施したことを特徴とする
    請求項1又は2記載の時計文字板用足無し時字の製造方
    法。
  4. 【請求項4】 所望の時字の厚みに仕上げられた黄銅,
    洋白等の金属板の下面に、後述する切断加工・搬送の用
    に供する粘着剤付きの紙,樹脂フィルム等の加工補助シ
    ートを貼り付けた後、その貼り付けた面とは反対の面か
    ら、前記金属板の厚さ方向を切断できる深さまでを切断
    加工する事により時字の輪郭を形成し、所望の形状の時
    字を得ることを特徴とする時計文字板用足無し時字の製
    造方法。
  5. 【請求項5】 切断加工により時字の輪郭を形成した
    後、更に足無し時字の上面、又は上面と側面に蒸着,メ
    ッキ,塗装等の表面処理を施したことを特徴とする請求
    項4記載の時計文字板用足無し時字の製造方法。
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