JPS6237283A - 車両の4輪操舵装置 - Google Patents

車両の4輪操舵装置

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JPS6237283A
JPS6237283A JP60176962A JP17696285A JPS6237283A JP S6237283 A JPS6237283 A JP S6237283A JP 60176962 A JP60176962 A JP 60176962A JP 17696285 A JP17696285 A JP 17696285A JP S6237283 A JPS6237283 A JP S6237283A
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Hirotaka Kanazawa
金澤 啓隆
Teruhiko Takatani
高谷 輝彦
Shigeki Furuya
古谷 茂樹
Isamu Chikuma
竹間 勇
Satoru Shimada
悟 島田
Hiroshi Eda
広 恵田
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    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D7/00Steering linkage; Stub axles or their mountings
    • B62D7/06Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins
    • B62D7/14Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering
    • B62D7/15Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering characterised by means varying the ratio between the steering angles of the steered wheels
    • B62D7/1518Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering characterised by means varying the ratio between the steering angles of the steered wheels comprising a mechanical interconnecting system between the steering control means of the different axles
    • B62D7/1536Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering characterised by means varying the ratio between the steering angles of the steered wheels comprising a mechanical interconnecting system between the steering control means of the different axles provided with hydraulic assistance

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は自動車等の車両において、ステアリングホイー
ルの操作により前輪とともに後輪を操舵するようになさ
れた4輪操舵装置に関する。
(従来技術) 従来、自動車等の4輪車における操舵装置は、前輪のみ
を操舵するものであるが、近時、車両の回頭性および走
行安定性の向上環を図る観点から、前輪のみでなく後輪
をも転舵するようにした4輪操舵装置が提案されている
このような4輪操舵装置の場合、前輪のみを操舵する車
両に比較して、ステアリングホイールの操舵トルクが大
きくなるため、例えば特開昭58−22757号公報に
開示されているように後輪の操舵を助勢するためのパワ
ーステアリング装置を車体後部に設ける必要がある。
ところで、−iにパワーステアリング装置においては、
パワーシリンダ内に嵌挿されたピストンを動作させるた
めに、このパワーシリンダ内の油圧室と油路切換用のバ
ルブ室との間、およびこのバルブ室とオイルポンプ、オ
イルタンク等の間が多数の油路で連通されているが、従
来の装置においては、これらの油路の配管が外部配管に
よって構成されているため、配管が複雑になるばかりで
な(、特に後輪を操舵するように構成された車両におい
ては外部配管の信頼性が問題になった。
(発明の目的) 本発明は上記のような事情に層みてなされたもので、配
管構成の簡略化と信頼性の向上を図った4輪操舵装置の
後輪操舵機構を提供することを目的とする。
(発明の構成) 本発明による車両の4輪操舵装置は、車幅方向に移動可
能な後輪操舵ロッドの移動動作を、後輪操舵入力に応答
して、かつパワーステアリング装置を介して制御する制
御ロッドを備えた制御機構を有しており、この制御ロッ
ドが連結部を介して後輪操舵ロッドに対して並設され、
かつ上記連結部に、パワーステアリング装置の油路が一
体に形成されていることを特徴とするものである。
(発明の効果) 本発明によれば、パワーステアリング装置の油路が上記
連結部番ニ一体に形成されているから、外部配管を省略
することができ、したがって配管構成が簡略化されると
ともに装置の信頼性を向上することができる。
(実 施 例) 以下本発明の実施例について詳細に説明するが、まず本
発明による車両の4輪操舵装置の全体構成について第1
図を参照して概略的に説明しよう。
第1図において、左右の前輪IL、IRを転舵するため
の前輪転舵装置Aは、ステアリングホイール2と、この
ホイール2の回転運動を直線往復運動に変換するランク
アンドピニオン機構3と、このa横3の設けられた前輪
操舵ロフト4と、このロフト4の左右両端にそれぞれタ
イロッド5L、5Rを介して連結された左右のナックル
アーム6L、6Rとから構成されている。
一方、左右の後輪7L、7Rを転舵するための後輪転舵
装置Bは、ハウジング8の一部を構成する筒状ケーシン
グ8a内に左右方向(車幅方向)に摺動自在に保持され
た後輪操舵ロッド9と、このロッド9の左右両端にそれ
ぞれタイロッドIOL、10Rを介して連結された左右
のす、クルアームILL、IIRとを有し、後輪操舵ロ
ッド9の軸線方向の移動により、後輪7L、7Rが転舵
される。また後輪扱舵ロッド9には、このロッド9の動
きをアシストするためのパワーステアリング装置が一体
的に取付けられており、そのため、ロッド9はケーシン
グ8aと一体に形成されたパワーシリンダ12を貫通し
、このシリンダ12内を左右の油圧室12a、12bに
仕切るピストン13がロッド9に固着されている。Cは
後輪操舵ロッド9を制御するための制御機構で、入力軸
14および出力軸としての制御口、ド15を備えており
、その構成の一例については後述するが、前輪操舵ロッ
ド4に設けられた第2のランクアンドピニオンa+Ij
lGによって、ステアリングホイール2の操作に応した
ロッド4の直線往復運動が回転運動に変換され、この回
転運動がユニバーサルジヨイント17.18および連結
ロッド19を介して制御機構Cの入力軸14に伝達され
る。一方、出力軸としての制御ロッド15は後輪操舵ロ
ッド9と平行に移動するように設けられている。また、
この制御機構Cには、車速に応じて転舵比(後輪転舵角
θ11/前輪転舵角θF)を変更するためのパルスモー
タ21が連結されており、このモータ21は、車速セン
サ22により検出された車速に対応した出力が与えられ
る制御回路23によって、その回動方向および回動量が
車速に応して制御される。24はハウジング8の上方に
取付けられた転舵比センサで、このセンサ24の出力が
制御回路23に与えられて、モータ21をフィードバン
ク制御するようになされている。
パワーシリンダ12を制御するための油圧制御機構りは
、後輪操舵ロッド9を収容する筒状ケーシング8aと一
体に形成された収納ケーシング8b内に制御機構Cとと
もに収納され、この油圧制御機構りは、油路を切換える
ためのスプールバルブ25を有する。このスプールバル
ブ25は、後輪操舵ロッド9に連結部26を介して固定
されたバルブハウジング27内に摺動可能に設けられて
いる。またこのスプールバルブ25は、制御機構Cから
導出された制御ロッド15の延長上に設けられており、
後輪操舵ロッド9と平行に、すなわち車幅方向に変位可
能に設けられている。そして上記バルブハウジング27
内およびパワーシリンダ12の油圧室12a、12b内
へオイルを供給するために、ハウジング8a、後輪操舵
口、ド9および連結部26のそれぞれの内部に複数の油
路が、以下に説明するような連通関係をもって形成され
ている。すなわち、オイルポンプ30により圧送される
オイルタンク3I内のオイルは、油路32からハウジン
グ8a内の油路33に入り、さらに筒状ケーシング8a
内に摺動自在に支持された後輪操舵ロッド9内の油路3
4および連結部26内の通路35を経てバルブハウジン
グ27内の油室364こ(1(給される。また、パワー
シリンダ12の油圧室12a、12bは、後輪は舵ロッ
ド9内の油路37a、37bおよび連結部26内の油路
38a、38bをそれぞれ通じて油室36に連通し、さ
らにこの油室36内のオイルが、連結部26内の油路3
9、後輪操舵ロッド9内の油路40、ゲーソング8a内
の油路41を経て油路42からオイルタンク31内に復
帰するようになされている。このような構成により、後
輪操舵ロッド9は、制御機構Cの出力軸である制御ロッ
ド15の左右方向への動きに対応してケーシング8a内
を左右に移りJすることになる。なお、42は後輪操舵
ロッド9を中立位置に復帰させるためにケーシング8a
との間に装架されたリターンスプリングである。また、
制御機構Cおよび油圧側?11機構りを収納する収納ケ
ーシング8bの下方には、オイルパン43が取付けられ
、このオイルパン43内にはオイルが満たされて各機構
部を潤滑するように構成されている。
次に本発明の実施例における各部の構成についてさらに
詳細に説明しよう。第2図は、ハウジング8内に一体的
に構成された後輪操舵ロッド9、パワーシリンダ12、
制御機構Cおよび油圧制御機構りを示す図で、その右半
分を第2A図、左半分を第2B図として示しである。ま
た第3図および第4図はそれぞれ第2B図の■−■線お
よび■−■綿における断面図である。
まず第2A図においては、後輪操舵ロッド9に関連して
設けられたパワーシリンダ12、スプールバルブ25、
バルブハウジング27および各油路の詳細が示されてお
り、後輪操舵ロッド9は、その内部における油路の形成
を容易にするために、左右2つの部分9a、9bに分割
されており、これら2つのロッド部分9a、9bは筒状
体20内に左右から螺装されることによって一体に結合
されている。この筒状体20は、前記した油圧制御機構
りのバルブハウジング27および連結部26とともに一
体に構成されるものである。そして、筒状体20内にお
いて両ロッド部分9a、9bの端面が互に接触すること
なく所定の間隙を隔てて対向し、かつロッド部分9a、
9bの端面近傍の外周面にOリングが取付けられている
ことにより、筒状体20の内周面との間に室28が形成
されている。
左側のロッド部分9aには、第1図における油路37a
、37bの一部をそれぞれ形成すべく、室28に臨む端
面からパワーシリンダ12の油圧室12a、12bに至
る2本の通路46.47が軸線に沿って延長して設けら
れている。そして通路46.47は軸線を直角方向にあ
けられた孔48.49によって油圧室12a、12bに
それぞれ連通している。また通路46のみは室28に連
通しているが、油圧室12bに連通する通路47には、
この通路47を室28から隔離するためにロッド部分9
aの端面側から球状の栓29が嵌入されている。同様に
して、右側のロッド部分9bにも、第1図における油路
34.40の一部をそれぞれ形成すべく、室28に臨む
端面から右方に延長する通路51.52が設けられてい
るが、これら通路51.52はともに室28から隔離す
るために栓29によって端面イ!+11が閉しられてい
る。
一方、ロッド部分9a、9bを連結している筒状体20
の内周面には、連結部26を通ってバルブバウシング2
7内の油室36に連通ずる4本の油路38b、38a、
35および39がこの順に開口しているが(第1図参照
)、そのうちの油路38aは室28に連通ずるように開
口しており、これにより、油圧室12aが孔・18、通
846、室28によって構成される油路37aと、油路
38aとを通してバルブハウジング27内の油室36に
連通ずる。また、左側のロッド部分9aの外周面には油
路38L、に臨む位置に、溝および0リングによって環
状の室52が形成され、この室53と通路47とを連通
ずる孔がロッド部分9aにあけられることによって、油
圧室12bが、孔49、通路47、環状の室52によっ
て構成される油路37bと、油路38bとを通じてバル
ブバウシング27内の油室36に連通ずる。通路51.
52が設けられている右側のロッド部分9bにも油路3
5.39に臨む位置に、2木の環状の室53.54が形
成され、室53と通路51とが、また室54と通路52
とがロッド部分9bにあけられた孔によってそれぞれ連
通している。通路51.52は、これら通路51.52
の右端においてロッド部分9bにあけられた孔55.5
6によってそれぞれロッド部分9bの外周面に連通して
おり、一方、筒状ケーシング8aに設けられた油路33
.41のケーシング8aの内周面の開口部57.58は
ロッド部分9bの軸線方向に延長され、後輪操舵ロッド
9の左右方向への移動にもかかわらず、ケーシング8a
内の油路33が常に通路51に連通し、またケーシング
8a内の油路41が常に通路52に連通ずるよう考慮さ
れている。このような構成によって、オイルポンプ30
から延長した油路32が、油路33と、孔55、通路5
1、環状の室53によって形成される油路34と、油路
35とを通じてバルブハウジング27内の油室36に連
通し、また油室36が、油路39と、環状の室54、通
路52、孔56とによって形成される油路40と、油路
41.42とを通してオイルタンク31に連通ずること
になる。
なお、油圧制御機構りを構成するバルブハウジング27
、油室36およびスプールバルブ25の構造およびその
作用については、通常のパワーステアリング装置に用い
られる油圧制御機構と同様であるから、これ以上の詳細
な説明は省略するが、本実施例の場合、スプールバルブ
25は円筒状に形成され、その内部においてリターンス
プリング61が制御ロッド15およびバルブハウジング
27との間に設けられ、バルブハウジング27が後輪操
舵ロッド9とともに移動しても、その移動に追随してス
プールバルブ25がバルブハウジング27に対する中立
位置に復帰しろるように構成されている。
次に、本発明の実施例の装置の左半分を示す第2B図を
参照すると、そこに制御機構Cの構成の一例が示されて
いる。この制御機構Cの構成については、本出願人が先
に特願昭59−48054号明細書において提案したも
のであるが、第2A図から明らかなように、油圧制御機
構りのスプールバルブ25と連結されている制御ロッド
15は車幅方向に摺動自在に保持されており、その移動
軸線を21として示しである。この制?1’la構Cは
)3動アーム71を備えており、この揺動アーム71は
、その基端部が回動軸72の一端に取付けられたホルダ
73にピン74によって揺動自在に枢着されている。ホ
ルダ73が取付けられている回動軸72は、制御ロッド
15の移動軸線l、と直交する軸&1 p zを中心に
して回動自在にハウジング8に支持されており、前記揺
動アーム71を枢支するピン74は、両軸線A、 、A
2の交点位置に設けられているとともに、軸線12と直
交するようにホルダ73に支持されている。したがって
、軸72の回動によって、ピン74の軸線と軸線!。
とのなす傾斜角が変化する。すなわち、ピン74を中心
とした揺動軌道面の、軸線l、と直交する面(この面を
「基準面」と呼ぶ)に対する傾斜角が変化することにな
る。
一方、揺動アーム71の先端部と制御ロッド15とは、
ボールジヨイント75.76と連結部材77とを介して
連結されている。この連結部材77は連結長を調整でき
るようになされているが、そのIJI 線方向の剛性が
十分に確保されたものとされる。
このような連結部材77により、揺動アーム71の先端
部のボールジヨイント75と、制御ロッド15の基端部
のボールジヨイント76との間隔は常に一定に保持され
る。したがって、ボールジヨイント75が第2B図の左
右方向に変位すれば、この変位に応して、制御ロット1
5が軸線f、に沿って左右方向に移動することになる。
連結部材77は、そのボールジヨイント75に近い部位
において回転付与アーム80に支持されており、このア
ーム80は、軸線11上に固定されたピン81に回動自
在に支持された大径の傘歯車82と一体に設けられてい
る。連結部材77は、軸線I!、と直交する方向に摺動
自在に設けられたボールジヨイント83によって支持さ
れており、また、第2B図で仮想線で示されている軸1
4は、この制?i1機横Cの人力軸14であり、この入
力軸14は、第1図を参照すれば明らかなように、ステ
アリングホイール2の回動角度に対応して回りJされる
。入力軸14の先端には傘歯車82と係合する全歯車8
4が取付けられ、ステアリングホイール2の回動が上記
回転付与アーム80に伝達される。このため、t2動ア
ーム71は、ステアリングホイール2の回動角に応じた
量だけピン74を中心にして揺動されることになるが、
入力軸14の回動により回転付与アーム80が回動され
、これに応じて揺動アーム71がピン74を中心にして
回動された場合、ピン74の軸線が軸線11と一致して
いるときには、揺動アーム71の先端のボールジヨイン
ト75は前記基準面上を回動するのみであるから、制J
IUロッド15は静止したままである。しかしながら、
ピン74の軸線が軸線l。
に対して傾斜していると、このピン74を中心にした揺
動アーム71の揺動に伴ってボールジヨイント75が、
第2B図の左右方向に変位し、この変位は連結部材77
を介して制御ロッド15に伝達されて、制御ロッド15
が軸線11に沿って移動し、油圧制御機構りのスプール
バルブ25を作動することになる。そしてピン74の軸
線を中心とした揺動アーム71の揺動の角度が同じであ
ったとしても、ボールジヨイント75の第2B図の左右
方向の変位は、ピン74の傾斜角すなわち、ホルダ73
の回動角の変化に伴って変化することになる。
上記したピン74の軸線f、に対する傾斜角すなわちホ
ルダ73の基準面に対する傾斜角を変化させるため、ホ
ルダ73の回動軸72に、第5図からさらに明らかなよ
うに、ウオームホイールとしてのセクタギア90が取付
けられているとともに、このセクタギア90に係合する
ウオームギア91が回動軸92上に設けられている。そ
してこの回動軸92に傘歯車93が取付けられ、さらに
この傘歯車93に、前述した転舵比θl/θ、を変更す
るために設けられているパルスモーク21の回転軸94
上の傘歯車95が係合することにより、ホルダ73の基
準面に対する(φ斜角が変更されるようになされている
。モータ21は、ハウジング8の左端において、筒状ケ
ーシング8aと収納ケーシング8bとの間のコーナース
ペースに取付けられており、制御機構Cに対する第2の
入力軸であるモータの回転軸94は軸線11と平行にな
るように配置されている。モータ21にはカバー97が
取付けられている。また、ホルダ73の軸72はハウジ
ング8と一体に上方に延長された筒状体62内に延長さ
れ、上端にポテンショメータ等からなる転舵比センサ2
4が取付けられている。ホルダ73の傾斜角、すなわち
軸72の回動角はこの転舵比センサ24によって検出さ
れる。
第6図はモータ21を制御する場合の車速と転舵比θR
/θF(ここでθFは前輪転舵角、θ8は後輪転舵角)
との関係を示すグラフである。車速が低い場合は車両の
回頭性を良好にするため、後輪が前輪に対して逆方向に
すなわち逆位相で転舵される必要があり、したがって転
舵比は負となされる。車速か約40km/時に達したと
き転舵比はゼロになり、前輪の転舵角に関係なく後輪は
転軸されない。高速走行の場合には、コーナリング時の
後輪のグリノブ力を向上させて安定性を強めるために、
後輪は前輪と同方向にすなわち同位相に転舵される。こ
のように車速に応して転舵比を変更するために、制2n
 N ++’I Cが設けられており、そこで用いられ
る転舵比センサ24は、所望の転舵比を得べくモータ2
1を制御するために極めて重要な役割を果たすものであ
るから、車両の走行中にタイヤがはね上げる石等によっ
て損傷を受けないように保護する必要がある。そのため
、第3図からも明らかなように、転舵比センサ24は後
輪操舵ロッド9の上方位置に設けられる。
第7図は車速センサ22で検出される車速に応して転舵
比を変更するべくモータ21を制御するための制御回路
23の一例を示したもので、制御回路23は、判別回路
101、比較回路102および駆動回路103を有し、
判別回路101は、車速センサ22からの車速信号が人
力され、比較回路+02には、判別回路lotからの判
別信号が人力されるとともに、転舵比センサ24から転
舵比信号が入力され、この判別信号と転舵比信号とを比
較した結采にもとづいて、駆動回路103がモータ21
を駆動する。
次に第8図、第9図を参照すると、本発明の装置を車両
に取付けるための構成を示したものである。図中、10
5はメインフレーム(図示せず)に取付けられている車
幅方向に延長されたサブフレームで、一方の後輪7Lは
、このサブフレーム105に一端を枢支されたサスペン
ションアーム106、ストラット(図示せず)およびリ
ンク107によって支持されている。サブフレーム10
5の前方側には左右方向に所定の間隔を隔てた2ケ所に
図示のようなブラケット108が溶接により固着されて
いる。このブラケット108は、サブフレーム105の
前方側において前上方へ向って傾斜して延長した取付面
を形成する平坦な前壁109と、この前壁109の両側
から後方へ折曲げられて、サブフレーム105に?容接
された左右の側壁110とからなる。
一方、後輪1ス舵ロフト9を収容している筒状ケーシン
グ8aには、前述した第2A図、第2B図、第3図およ
び第4図にも示されているように、その後部側に、筒状
ケーシング8aの軸線方向に上記所定の間隔を隔てて一
対の取付用フランジ63が一体に形成されている。この
取付用フランジ63は上下方向に配列された各2個の取
付ポルト孔64を有しており、ボルト65およびナツト
66によってブラケット10Bの平坦な前壁109の前
面に密着して固定され、これにより本発明の装置がサブ
フレーム105に強固に取付けられる。
以上の説明で明らかなように、本発明においては、後輪
操舵ロッドつと制御ロッド15とが連結部26を介して
並設され、上記連結部26内に、パワーステアリング装
置のための油路を一体に設けたことから、油路の配管構
成が簡略化され、信頼性も向上する。
また、実施例のように、制御ロッド15が上記連結部2
6の先端部のバルブハウジング27に挿通され、この制
御ロッド15に油路切換用バルブ(スプールバルブ25
)を設け、さらに後輪操舵ロッド9内にも油路を設ける
ことにより、バルブハウジング27内の油室とパワーシ
リンダ12内の油圧室とが外部に配管を設けることなく
内部に配管を構成、することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による車両の4輪操舵装置の全体構成を
概略的に示す説明図、第2図は本発明の実施例の右半分
と左半分とをそれぞれ第2A図および第2B図として示
す全体図、第3図は第2B図の[[+−111線に沿う
断面図、第4図は第2B図のIV−IV線に沿う断面図
、第5図は第2B図のモータ駆動部分を示す一部断面底
面閃、第6図は車速と転舵比との関係を示すグラフ、第
7図は転舵比変更のための制御例を示すブロック回路図
、第8図は後輪操舵機構を取付けた車体の後部部分を示
す平面図、第9図は第8図の[X−IXに沿う断面図で
ある。 IL、IR−前輪  2−ステアリングホイール7L、
7R−・後輪  8a−筒状ケーシング8b−収納ケー
シング 9−後輪操舵ロッド12 パワーシリンダ 1
2aX 12b  油圧室13=−ピストン   14
−・入力軸15−制御ロノド  2〇−筒状体 21 パルスモータ 22−車速センサ24 転舵比セ
ンサ 25−スプールバルブ26一連結部    27
−バルプハウジング43−オイルパン  63−取付用
フランシフ1−揺動アーム  72−回動軸 73−ホルダ    77一連結部材 94 モーフの回転軸 105  サブフレーム108
・取付用ブラケット 特許出願人   マツダ株式会社 日本精工株式会社 代理人 弁理士 山 元 俊 仁 第 41¥1 免6図 第7図 手続補正書 (方式) 昭和60年11月12日 特許庁長官 宇 賀 道 部 殿 1 事件の表示  特願昭60−176962号2、発
明の名称  車両の4輪操舵装置3 補正をする者 事件との関係  特許出願人 名 称  (313)マツダ株式会社 4、代理人〒105 住 所  東京都港区虎ノ門1丁目20番6号」 5、補正命令の日付  昭和60年10月29日6、補
正の対象 明細書の図面の簡単な説明の欄 7、補正の内容 (1)明細書中、第22頁7〜9行目の「第2図は一−
−−−−−−全体図、」を下記のとおり補正する。 「第2図は本発明の一実施例を二分して第2Aロツク図
、第2A図は本発明の一実施例の右半分を一部断面とし
て示す正面図、第2B図は同左半分を一部断面として示
す正面図、」以   上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ステアリングホイールの操作により前輪とともに後
    輪を転舵するように構成された車両の4輪操舵装置にお
    いて、 車幅方向に移動可能な後輪操舵ロッドの移動動作をパワ
    ーステアリング装置を介して制御する制御機構の制御ロ
    ッドが、連結部を介して前記後輪操舵ロッドに対して並
    設されており、かつ前記連結部に、前記パワーステアリ
    ング装置の油路が一体に形成されていることを特徴とす
    る車両の4輪操舵装置。 2、前記制御ロッドは前記連結部の先端部に、この連結
    部に対し相対的に変位可能に挿通され、かつ前記制御ロ
    ッドに前記油路を切換えるためのバルブが配設されてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の装置。 3、前記後輪操舵ロッド内に、前記パワーステアリング
    装置のシリンダ内の油圧室および前記連結部内の油路に
    それぞれ連通する油路が形成されていることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の装置。
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