JPS6236161Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6236161Y2
JPS6236161Y2 JP17207482U JP17207482U JPS6236161Y2 JP S6236161 Y2 JPS6236161 Y2 JP S6236161Y2 JP 17207482 U JP17207482 U JP 17207482U JP 17207482 U JP17207482 U JP 17207482U JP S6236161 Y2 JPS6236161 Y2 JP S6236161Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lamp
inner lens
mounting surface
lamp body
seal groove
Prior art date
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Expired
Application number
JP17207482U
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English (en)
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JPS5976003U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は自動車用灯具に関し、更に詳しくは仕
向地(輸出先)の規格に応じて、機能の異なる二
種類以上のランプに構成替することが出来る自動
車用灯具に関するものである。
<従来の技術> この種自動車用灯具では、その灯体を共通化さ
せ、その灯体に反射鏡を設置させて例えばスエー
デン向けにランニングランプとして輸出したり、
或いは同じ灯体にインナーレンズを設置させて例
えば国内や欧州向けにクリアランスランプとして
輸出するなど、仕向地の規格に応じて、そのラン
プ機能(発光面積や光量など)を違えて構成され
る。
しかし乍ら、従来のこの種自動車用灯具の灯体
は、インナーレンズを支持するためのシール溝が
灯体周側壁の前方開口部にアウターレンズ用シー
ル溝と並行状に且つ灯室内へ突出状に形成されて
いた為、反射鏡を設置させた灯具を構成した場
合、その反射鏡からの反射光がインナーレンズ用
シール溝で邪魔されて光源バルブからの光を有効
に利用できず光量が不足し勝ちとなると共に、イ
ンナーレンズ用シール溝部分が暗部となつて点灯
時に見映えが悪い不具合があつた。
<考案が解決しようとする問題点> 本考案はこの様な従来の不具合に鑑みてなされ
たものであり、灯体に反射鏡を設置させた灯具を
構成する場合に、インナーレンズ用シール溝の存
在に拘われず、その反射鏡からの反射光がインナ
ーレンズ用シール溝で邪魔されることがなく光源
バルブからの光を有効に利用できると共に、イン
ナーレンズ用シール溝部分が暗部とならず点灯時
の見映えが良い自動車用灯具を安価に提供せんと
するものである。
<問題点を解決するための手段> 係る目的を達成する本考案自動車用灯具は、灯
体周側壁の前方開口部にアウターレンズを支持す
るためのシール溝を形成し、該灯体の後部壁内面
には反射鏡を取付けうる放物面状取付面を形成
し、且つ上記放物面状取付面と前記灯体周側壁と
の間にはインナーレンズを支持しうるシール溝を
上記放物面状取付面の延長線が前記灯体周側壁と
交わる位置より後方に位置させ形成した事を特徴
としたものである。
<実施例> 以下、本考案実施の一例を図面に基づいて説明
する。
本考案自動車用灯具は従来と同様、灯体1とバ
ルブ2と前面レンズ(アウターレンズ)7、及び
反射鏡3又はインナーレンズ5とで構成され、反
射鏡3を使用した例を第1図及び第2図に示し、
インナーレンズ5を使用した例を第3図に示す。
灯体1はその周側壁1″の前方開口部にアウタ
ーレンズ7を支持するためのシール溝8を囲繞形
成させると共に、後部壁1′の内面に反射鏡3を
取付けうる放物面状取付面4を形成し、更に放物
面状取付面4と周側壁1″との間にインナーレン
ズ5を支持しうるシール溝6を形成してなる。
アウターレンズ用シール溝8は灯体1の周側壁
1″の前方開口部に周側壁1″より外側位置に断面
略コ字型に囲繞形成してなり、このシール溝8内
にアウターレンズ7の脚部を挿入させパツキング
またはシール剤等を介して気密状に固定支持させ
る。
反射鏡3を取付けるための取付面4は、灯体1
の後部壁1′内面を放物面状に形成すると共にそ
の適宜箇所に反射鏡3を固定支持するための溶着
用ボス9を突出形成せしめてなり、灯体1に反射
鏡3を設置させる場合にはこの放物面状取付面4
の上面に反射鏡3を重ね合わせ状に沿わせて溶着
用ボス9を介して固定支持させるものである。
反射鏡3はアルミ製平板又は表面にアルミ蒸着
やアルミメツキを施こした薄い平板を用いて灯体
1の放物面状取付面4上面に重ね合わせ状に設置
し得るように形成すると共に、インナーレンズ用
シール溝6を掩蔽し得る大きさに形成する。
インナーレンズ用シール溝6は灯体1の周側壁
1″と上記放物面状面取付面4との間、詳しくは
灯体後部壁1′に形成した放物面状取付面4の端
縁部分に、当該放物面状取付面4の延長線が灯体
1の周側壁1′と交わる位置より後方(図面上で
は下方)に位置させて断面略コ字型に形成してな
り、灯体1にインナーレンズ5を設置させる場合
にはこのシール溝6内にインナーレンズ5の脚部
6′を挿入させ接着剤等を介して固定支持させる
ものである。
而して、自動車用灯具の仕向地(輸出先)の規
格に応じて、灯体1内に反射鏡3を設置させるか
或いはインナーレンズ5を設置させるものであ
る。即ち、灯体1内に反射鏡3を設置させた灯具
を構成する場合には、第1図及び第2図に示す如
く灯体1の放物面状取付面4の上面に反射鏡3を
重ね合わせ状に沿わせ溶着用ボス9を介して固定
支持させるものである。この時、インナーレンズ
用シール溝6は反射鏡3でもつて掩蔽され、灯具
を正面から見た時インナーレンズ用シール溝6が
見えないようにする。又、反射鏡3を使用せずに
灯体1にインナーレンズ5を設置させた灯具を構
成する場合には、第3図に示す如く灯体1のイン
ナーレンズ用シール溝6内にインナーレンズ5の
脚部6′を挿入させ接着剤等を介して固定支持さ
せるものである。
<考案の効果> 本考案自動車用灯具は斯様に構成したので、仕
向地の規格に応じて、反射鏡を設置させた灯具を
構成することもインナーレンズを設置させた灯具
を構成することも出来ることは勿論、反射鏡を設
置させた灯具を構成した場合に、インナーレンズ
用シール溝は放物面状取付面の延長線が灯体周側
壁と交わる位置より後方に位置させ形成されてい
るので反射鏡でもつて掩蔽されてしまい、その結
果インナーレンズ用シール溝が存在しないのと同
じこととなり反射鏡からの反射光がインナーレン
ズ用シール溝で邪魔されることがなく光源バルブ
からの光を有効に利用することが出来ると共に、
インナーレンズ用シール溝部分が暗部とならず点
灯時の見映えを向上させることが出来る。
しかも、格別な部品等は一切必要としないの
で、組立製造も容易であり安価に提供することが
できる。
よつて、所期の目的を達成し得る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案実施の一例を示し、第1図は反射
鏡を設置させた場合を示す要部の切欠斜視図、第
2図は同断面図、第3図はインナーレンズを設置
させた場合を示す要部の断面図である。 図中、1は灯体、1′は後部壁、1″は周側壁、
3は反射鏡、4は放物面状取付面、5はインナー
レンズ、6はインナーレンズ用シール溝、7はア
ウターレンズ、8はアウターレンズ用シール溝、
である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 灯体周側壁の前方開口部にアウターレンズを支
    持するためのシール溝を形成し、該灯体の後部壁
    内面には反射鏡を取付けうる放物面状取付面を形
    成し、且つ上記放物面状取付面と前記灯体周側壁
    との間にはインナーレンズを支持しうるシール溝
    を上記放物面状取付面の延長線が前記灯体周側壁
    と交わる位置より後方に位置させ形成した事を特
    徴とする自動車用灯具。
JP17207482U 1982-11-13 1982-11-13 自動車用灯具 Granted JPS5976003U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17207482U JPS5976003U (ja) 1982-11-13 1982-11-13 自動車用灯具

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17207482U JPS5976003U (ja) 1982-11-13 1982-11-13 自動車用灯具

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Publication Number Publication Date
JPS5976003U JPS5976003U (ja) 1984-05-23
JPS6236161Y2 true JPS6236161Y2 (ja) 1987-09-14

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ID=30375187

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JP17207482U Granted JPS5976003U (ja) 1982-11-13 1982-11-13 自動車用灯具

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JPS5976003U (ja) 1984-05-23

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