JPS6235934Y2 - - Google Patents

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JPS6235934Y2
JPS6235934Y2 JP11596083U JP11596083U JPS6235934Y2 JP S6235934 Y2 JPS6235934 Y2 JP S6235934Y2 JP 11596083 U JP11596083 U JP 11596083U JP 11596083 U JP11596083 U JP 11596083U JP S6235934 Y2 JPS6235934 Y2 JP S6235934Y2
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JP
Japan
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leg
mounting frame
shaft
bearing body
fitted
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JP11596083U
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JPS6023309U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は、例えば調理台、流し台等の厨房台
の脚構造であつて、厨房台天板と脚軸との簡易な
連結を図つた厨房台等の脚構造に関する。
(ロ) 従来の技術 一般に、厨房台の天板と脚軸との連結構造は、
適所にネジ孔を開設した受け筒を天板の下面4隅
に突設し、この受け筒に対しパイプ脚の連結軸を
嵌着する構造で(図示せず)、受け筒のネジ孔に
対し外方から締結具(止めネジ)を螺入し、受け
筒と連結軸とを締め着け固定する方式である。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 上記、従来の連結構造では、止めネジの螺着作
業が手間であり、止めネジ頭が外観され極めて不
体裁である。また、連結軸と受け筒の嵌合間には
僅かな隙間が開き、且つ連結軸は止めネジによつ
て締結されているだけであるから、軸直交方向に
かかる押圧力及び軸回動方向にかかる捩れ荷重に
対する強度が小さい等の不利があつた。
この考案は、脚の取付け作業が簡易で、且つ耐
荷重強度の大きい厨房台等の脚構造を提供するこ
とを目的とする。
(ニ) 問題点を解決するための手段及び作用 この目的を達成させるために、この考案の厨房
台等の脚構造では、次のような構成としている。
厨房台等の脚構造は、天板の4隅に配備した下
面開口の取付枠と、この取付枠に嵌脱可能に嵌着
され、脚軸端部を嵌着する脚軸受け体とから成
り、前記脚軸受け体は脚軸を嵌脱可能に嵌着する
円筒部と、この円筒部の外周面からそれぞれ直角
方向に一体に突出する角筒状の2つの回動防止部
とから構成され、上記取付枠は両端部にそれぞれ
前記回動防止部を嵌合支承する囲い部を設け、こ
の両囲い部間を内向きに弯曲させ、両囲い部間に
嵌入する前記円筒部の外周曲面部を囲うように設
定して構成されている。
このような構成を有する厨房台等の脚構造で
は、取付枠に対し脚軸受け体が緊密に嵌着されて
いる。つまり、脚軸受け体の回動防止部が取付枠
の囲い部に嵌着固定されており、且つ脚軸端部を
嵌合する円筒部の外周曲面が取付枠の弯曲部(両
囲い部間の弯曲部)の内面に緊密に接面した状態
で、脚軸受け体が取付枠に嵌着している。この脚
軸受け体に対し、つまり取付枠の下面開口から脚
軸端部(先端部)を脚軸受け体の円筒部に対し嵌
入する。この状態において、脚軸は脚軸受け体
(円筒部)に対し緊密に嵌着固定される。仮に、
天板或いは脚軸に対し軸回動方向の捩れ力(荷
重)が作用した場合、脚軸は円筒部と一体に回動
しようとするが、円筒部には回動防止部がそれぞ
れ直角方向へ一体に突設されており、且つこの回
動防止部は取付枠の囲い部によつて嵌合支承され
ている。従つて、回動防止部が円筒部(脚軸)に
かかる捩れ力を吸収する。
(ホ) 実施例 第1図は、この考案に係る厨房台等の脚構造の
具体的な一実施例を示す要部拡大斜視図である。
厨房台等の脚構造は、天板1の下面4隅に配備
された取付枠3と、この取付枠3に対し嵌脱可能
に配備され、天板1の脚軸5端部を嵌脱可能に嵌
着する脚軸受け体4とからなり、この取付枠3と
脚軸受け体4とで、脚軸連結手段3が横成されて
いる。
取付枠3は、一定幅長さを有する平板状ステン
レス板(不錆性金属板)の両端部を、直角状に内
向きに折り曲げ、この折曲げ先端部を更に直角状
に内向きに折曲げて、後述する脚軸受け体4の回
動防止部42を嵌合支承する囲い部32を設け、
平板中央部は後述する脚軸受け体4の円筒部41
の外周曲面に対応して内向きに弯曲させている。
この上下開口の取付枠3は、天板1の下面4隅に
固着された平板状取付基板31に固着され、上開
口面が取付基板31によつて閉成されている。
前記、脚軸受け体4はアルミニウム、強化プラ
スチツク等の(取付枠3とは異質の)材料で成形
され、脚軸5の端部(先端部)を嵌脱可能に緊密
嵌着する円筒部41と、この円筒部41の外周面
から、それぞれ直角方向へ一体に突出する角筒状
の回動防止部41,42とから構成されている。
また、この脚軸受け体4の筒長さは前記取付枠3
の嵌合長さ(枠体高さ)より短尺に設定し、嵌着
状態において取付枠3の下面開口部に、後述する
脚軸5の嵌入する上端部が取付枠3の下部で囲撓
されるように設定してある(第2図参照)。
更に、第3図で示すように実施例では、この円
筒部41はその内孔43中心を円筒部41の外径
中心に対し僅か変位させてあり、脚軸5の嵌着作
業の便宜性を図つている。また、この円筒部41
の内面適所には筒軸方向へ1乃至複数(実施例で
は1本)の回動防止兼用位置決め突条44を突設
している。
上記脚軸5は、第2図で示すようにパイプ状の
棒軸で、この棒軸の外径は前記円筒部41の外径
にほぼ等しく設定すると共に、上端部に小径の連
結軸部51を突設し、この連結軸部51が前記円
筒部41内に緊密に嵌入するように設定されてい
る。そして、この連結軸部51には軸方向へ前記
突条44に対応する溝条52が凹設してある。
このような構成を有する厨房台等の脚構造によ
つて、厨房台を組立る場合は、予め取付枠3に対
し脚軸受け体4を緊密に嵌着する。つまり、脚軸
受け体4の回動防止部42,42を取付枠3の囲
い部32,32にそれぞれ嵌着し、且つ円筒部4
1の外周曲面が弯曲部(両囲い部32間の弯曲
部)の内面に緊密に接面した状態で、脚軸受け体
4を取付枠3に嵌着する。この嵌着固定状態にお
いて、取付枠3の下開口部には脚軸5(連結軸5
1の下方)の上端部が嵌入する空隙が開く(第2
図参照)。ついで、この脚軸受け体4の円筒部4
1に対し、脚軸5の連結軸51を嵌入する。つま
り、円筒部41の突条44に対し溝条52を対応
させてスライド嵌入させる。これにより、連結軸
部51は円筒部41の内孔43に極めてスムーズ
に緊密嵌着する許かりでなく、円筒部41の内孔
43の中心を変位させた変位量だけ、脚軸5が筒
体内方向に位置ずれし、脚軸5の外周面は取付枠
3に接触せず、円滑な嵌着作業を実行し得る。し
かも、連結軸部51が内孔43に完全に嵌着した
状態において、脚軸5の上部は取付枠3の弯曲部
で囲撓され、一層捩れ抗力を発揮する。今、仮に
天板1或いは脚軸5に対し軸回動方向の捩れ力
(荷重)が作用した場合、この捩れ力は嵌合係止
する溝条52、突条44を介して伝達され、脚軸
5は円筒部41と一体に回動しようとするが、円
筒部41には回動防止部42が直角方向へ一体に
突設されており、且つこの回動防止部42は取付
枠3の囲い部32によつて嵌合支承されている。
従つて、回動防止部(取付枠3)42が円筒部
(脚軸5)41にかかる捩れ力を吸収し、捩れ力
に対する厨房台の強力な捩れ抗力を確保する。
(ヘ) 考案の効果 この考案では、以上のように、両端部に回動防
止部嵌着用の囲い部を設けた取付枠を天板の下面
4隅に配備し、この取付枠に対し、脚軸端部を嵌
着する円筒部にそれぞれ直角方向へ突出する回動
防止部を突設した脚軸受け体を緊密に嵌着するこ
ととしたから、脚軸端部を円筒部に対し単に嵌着
するだけの簡易な作業で、捩れ抗力の大きい厨房
台を得ることが出来る。
従つて、従来のように脚軸と天板の受け筒とを
止めネジで締結する煩わしい締結作業が解消され
る許かりでなく、止めネジ頭が外観し得る等の不
利が解消される。しかも、この考案では脚軸にか
かる捩れ力を脚軸受け体の回動防止部と取付枠の
囲い部との嵌合係止によつて吸収することとした
から、捩れ抗力の大きい厨房台を提供し得る等、
考案目的を達成した優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例厨房台等の脚構造を示す要部
拡大斜視図、第2図は、脚軸を円筒部に嵌入する
状態を示す断面図、第3図は、取付枠と脚軸受け
体と脚軸との嵌着状態を示す断面図である。 3:取付枠、4:脚軸受け体、5:脚軸、3
2:囲い部、41:円筒部、42:回動防止部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 天板の4隅に配備した下面開口の取付枠と、こ
    の取付枠に嵌脱可能に嵌着され、脚軸端部を嵌着
    する脚軸受け体とから成り、前記脚軸受け体は脚
    軸を嵌脱可能に嵌着する円筒部と、この円筒部の
    外周面からそれぞれ直角方向に一体に突出する角
    筒状の2つの回動防止部とから構成され、上記取
    付枠は両端部にそれぞれ前記回動防止部を嵌合支
    承する囲い部を設け、この両囲い部間を内向きに
    弯曲させ、両囲い部間に嵌入する前記円筒部の外
    周曲面部を囲うように構成して成る厨房台等の脚
    構造。
JP11596083U 1983-07-25 1983-07-25 厨房台等の脚構造 Granted JPS6023309U (ja)

Priority Applications (1)

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JP11596083U JPS6023309U (ja) 1983-07-25 1983-07-25 厨房台等の脚構造

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JP11596083U JPS6023309U (ja) 1983-07-25 1983-07-25 厨房台等の脚構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6023309U JPS6023309U (ja) 1985-02-18
JPS6235934Y2 true JPS6235934Y2 (ja) 1987-09-12

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ID=30267503

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JP11596083U Granted JPS6023309U (ja) 1983-07-25 1983-07-25 厨房台等の脚構造

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JP2009258543A (ja) * 2008-04-21 2009-11-05 Mitsubishi Electric Corp 表示装置

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JPS6023309U (ja) 1985-02-18

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