JPH035612Y2 - - Google Patents

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JPH035612Y2
JPH035612Y2 JP8365184U JP8365184U JPH035612Y2 JP H035612 Y2 JPH035612 Y2 JP H035612Y2 JP 8365184 U JP8365184 U JP 8365184U JP 8365184 U JP8365184 U JP 8365184U JP H035612 Y2 JPH035612 Y2 JP H035612Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は手摺における笠木連結装置の改良に関
する。
「従来の技術」 本考案者は先に実開昭58−134524号において支
柱と一体的に組み付けられる笠木連結装置を提案
している。その構成を第図に基づいて簡単に説明
すると、連結装置は支柱1と押蓋2とより構成さ
れ、支柱1は中空方形状の押し出し型材で形成さ
れ、その上端左右側壁面に、左右の笠木3,4端
側の下半部断面形状に合致した上向き凹部1a,
1bが形成されている。
押蓋2は略半円状をなし、その下側左右両端部
に、左右の笠木3,4の端側上半部断面形状に合
致した下向き凹部2a,2bを形成すると共に、
その前後壁面下端より一対の連結脚板5,6を垂
下させ、該連結脚板5,6が前記支柱1内の開口
部にきつちり嵌合されるよう構成する。
そしてかかる装置によれば、先ず左右の笠木
3,4を連結短筒7を介して相互連結した後、該
笠木3,4端側を支柱1上端の上向き凹部1a,
1bに戴置嵌装させることにより、連結短筒7の
下半部は支柱1上向き凹部1a,1b間の開口部
内に嵌入され、次に押蓋2の連結脚板5,6を支
柱1開口部内に嵌挿させながら、押蓋2の下向き
凹部2a,2bを笠木3,4上半部に嵌合させて
笠木3,4の連結を行なうものである。9、前記
笠木3,4と連結短筒7、及び押蓋2と支柱1と
の固着は螺子8,9にて行なわれている。
「考案が解決しようとする問題点」 かかる連結装置によれば笠木3,4の相互連結
を行なう連結短筒7を、押蓋2と支柱1左右側壁
に囲まれる空間部内に内装させている為、笠木
3,4の軸方向の脱落を完全に防止出来、従来に
ない効果を有するが、一方ではこのような連結短
筒7を用いている為、先づ連結短筒7と笠木3,
4とを螺子8にて固着しなければならず、組立作
業が煩雑化するという欠点を併せ有す。
又前記連結装置は、笠木3,4を押蓋2下向き
凹部2a,2bと支柱1上向き凹部1a,1bに
囲まれる空間部に戴置させて支持する構成の為、
円筒上の笠木3,4を用いる場合は該笠木3,4
が回転したしまい、安全上問題が出る場合があつ
た。
更に、前記連結装置は、開口している支柱1上
端の左右側壁に上向き凹部1a,1bを形成し、
該凹部1a,1bに直接笠木3,4を戴置させる
構成の為、例え前記支柱1上端の開口部を押蓋2
により隠蔽したとしても支柱1内に雨水が入り易
く、長期使用によつて錆等が発生し易く、美観を
損ねる場合がある。
更に又、前記連結装置は支柱1の左右側壁に上
向き凹部1a,1bを形成する構造の為、その適
用が方形の支柱1のみに限定され、円形の支柱1
にはその適用が困難であり、例え円形の支柱1に
前記凹部1a,1bが形成出来たとしても押蓋2
の形状が複雑化して実用化が難しい。
更に前記連結装置においては支柱1の一部に連
結装置の一構成部品を形成している為、各支柱1
毎に押蓋2の形状を変えなければならず、部品の
共通化が不可能である。等の種々の欠点を有す。
「問題点を解決しようとする手段」 本考案はかかる問題点解決の為に講じる技術手
段として、表面に軸方向に沿つて条溝を形成した
笠木と、該笠木端部上半部の断面形状とほぼ合致
する嵌合面を有する押蓋と、前記笠木端部下半部
の断面形状とほぼ合致する嵌合面を有し且つ下面
を平面状に形成した受蓋と、該受蓋の下面に固着
可能に形成された支柱連結部材とからなり、前記
押蓋と受蓋の夫々の嵌合面に、前記笠木条溝と対
応する突起部を形成し、前記押蓋と受蓋とを嵌合
させて前記笠木を挟持固定した際、前記突起部が
笠木条溝に食い込むように構成した事を特徴とす
る笠木連結装置を提案する。
尚、前記突起部は必ずしも嵌合面全体に形成す
る必要はなく、又その形状は後記作用を達成する
形状であれば特に限定されるものではない。
又、前記突起部の笠木条溝に食い込みを容易に
する為に、笠木表面に樹脂体を被覆し、該樹脂体
上に条溝を形成するよう構成してもよい。
「作用」 かかる技術手段によれば、押蓋と受蓋に形成し
た突起部が前記笠木の条溝に食い込み、笠木同士
の連結を強固に行ない得ると共に、前記突起部と
条溝が回り止めの役目をし、笠木自体の回転を防
止することができる。尚、笠木表面に樹脂体を被
覆し、該樹脂体上に条溝を形成することにより前
記食い込みの確実化を図ることが出来る。
又前記技術手段によれば押蓋と受蓋に形成した
突起条を笠木側の条溝に食い込ませて固定を行な
う為、笠木相互の連結を図る連結短筒等を用いる
ことなく両者の固定が完全になされると共に、受
蓋の取り付け、笠木相互の組み付け、及び押蓋の
取付の各作業はいずれも順次上方に向け段階的に
行なう為、手指や工具を支柱や笠木内に入れる必
要がなく、充分に広い作業空間で行なうことが出
来、作業能率の向上を図ることが出来る。
更に、前記技術手段においては笠木を支持する
受蓋と支柱に固着される支柱連結部材を別体に構
成した為、連結部材を変更するだけで、いかなる
形状の支柱にも取り付けが可能であり、汎用性を
有すると共に部品共通化によりコスト低減が可能
となる。
更に又、前記受蓋はその底面を平板状に形成し
た為、雨水等が溜まりにくく、且つ支柱連結部材
を別体に構成した点と相俟つて支柱内への雨水の
侵入の恐れを防止し、錆等の発生による美観の低
減を防止することができる。
「実施例」 以下、図面を参照して本考案の好適な実施例を
例示的に詳しく説明する。ただしこの実施例に載
置されている構成部品の寸法、材質、形状、その
相対配置などは特に特定的な記載がない限りは、
この考案の範囲をそれのみに限定する趣旨ではな
く、単なる説明例に過ぎない。
31,32は本実施例に用いられる笠木で、ア
ルミその他の金属パイプ31a,32aの外周を
樹脂体31b,32bで被覆すると共に、該樹脂
体31b,32bの表面周囲に、長手方向に沿つ
てスリツト状の条溝31c,32cを多数形成す
る。
そして本実施例に係る連結装置は前記笠木3
1,32を挟持固定する受蓋10と、押蓋20
と、前記受蓋10を支柱12に固定する支柱連結
部材11とにより構成される。
受蓋10はアルミダイキヤストで形成され、平
板状の底板13と該底板13の前後端より垂直に
立設する一対のガイド面14と、該ガイド面14
を挟む如く前記底板13の左右側縁より垂直に立
設する一対の側壁15を有し、前記一対の側壁1
5は、その上面に左右の笠木31,32端側の下
半部断面形状に合致した円弧状の嵌合面15aを
形成し、該嵌合面15a底部と底板13上面が面
一になるようにすると共に、該嵌合面15a底板
と接する底板13上面中心線上に、前記笠木3
1,32の条溝31c,32cと対応する突起条
16を形成する。又前記左右側壁15縁面はいず
れもガイド面14より外方に延在させて、該ガイ
ド面14との間で後記する押蓋20の垂直脚21
が嵌挿可能なガイド溝17を形成する。更に、前
記底板13の突起条16を挟む左右両側には螺子
孔18を穿設し、該底板13下面に後記する支柱
連結部材11が固着可能に構成している。19は
押蓋20と受蓋10との固着を図る為、ガイド面
14上に穿設した螺子孔である。
押蓋20は受蓋10と同様にアルミダイキヤス
トで形成され、半円状に腕曲させた本体22とそ
の前後壁面下端より垂下させた一対の垂直脚21
とから構成される。前記本体22はその内周面を
左右の笠木31,32の端側上半部断面形状に合
致する嵌合面22aとなすと共に、その頂部中心
線上に前記笠木31,32の条溝31c,32c
と対応する突起条24を形成する。又前記一対の
垂直脚21は前記受蓋10のガイド溝17にきつ
ちり嵌挿可能に形成すると共に、前記受蓋ガイド
面14側に穿設した螺子孔19と対応する螺子孔
25を穿設する。
支柱連結部材11は断面下向きコの字状とな
し、その上面26を前記受蓋10の底板13下面
と当接可能に平面状に形成すると共に、受蓋10
の底板13の螺子孔と対応する螺子孔27を穿設
する。又その側壁28は方形の支柱12開口部1
2a内にきつちり嵌挿可能に構成すると共に、そ
の任意の位置に支柱12と固着させる螺子孔29
を穿設する。
尚、該支柱連結部材11は支柱12の形状によ
つて種々その側壁28形状が変更され、円柱状の
支柱12を用いる場合は該支柱開口部12aに合
わせて環状に形成すればよい。
次にかかる実施例の作用を第2図に基づいて説
明する。
支柱連結部材11を支柱12開口部内に嵌挿
し、両者を固着させた後、環状パツキン34を環
設した螺子35を用いて受蓋10を支柱連結部材
11上面に固着する。
次に前記受蓋10の突起条16と笠木31,3
2の条溝31c,32cとを合致させて該笠木3
1,32の左右端側下半部を前記嵌合面15aに
戴置嵌装した後、押蓋20の垂直脚21を受蓋1
0のガイド溝17内に嵌挿させながら、押蓋20
の突起条24と笠木31,32条溝31c,32
cが合致する如く笠木31,32の左右端側上半
部を押蓋20の嵌合面22aに嵌合させ、最後に
螺子36により前記押蓋20と受蓋10とを固着
することにより笠木31,32同士の連結が完了
する。
かかる実施例によれば、押蓋20と受蓋10に
形成した突起条16が前記笠木31,32の条溝
31c,32cに食い込み、笠木31,32同士
の連結を強固に行ない得ると共に、笠木31,3
2自体の回転を防止することができる等の効果の
他に、前述した本考案に係る技術手段の作用効果
を達成し得る。
第3図は本考案をコーナー部の連結装置に適用
した他の実施例で、前記実施例との差異を中心に
説明すると、受蓋40は、矩形状に形成した平板
状の底板41の内側及び外側周囲にガイド面4
2,43を垂直に立設すると共に、前記底板41
の90度偏角した端側開口側に夫々側壁44,45
を形成し、該側壁44,45の上面を笠木31,
32端側の下半部断面形状に合致した円弧状の嵌
合面44a,45aとなす。そして該該嵌合面1
5a底部に、笠木31,32の条溝31c,32
cと対応する突起条46,47を夫々形成する。
更に、前記底板13の対角線上には支柱連結部材
11が固着可能な螺子孔48が穿設されている。
押蓋50は前記受蓋40と対応させた矩形状を
なし、半円状に腕曲させた本体51とその内側及
び外側周囲の壁面より垂下された垂直脚52,5
3とから構成され、前記本体51内周面を左右の
笠木31,32の端側上半部断面形状に合致する
嵌合面51aとなすと共に、その頂部に前記笠木
31,32の条溝31c,32cと対応する突起
条54,55を形成する。又前記垂直脚52,5
3は前記受蓋40のガイド面42,43に沿つて
きつちり嵌挿可能に形成する。
そしてかかる実施例においても前記実施例と同
様な方法で笠木31,32の連結が行なわれ、同
様な作用効果が達成される。
「考案の効果」 以上記載の如く本考案によれば、笠木同士の連
結を強固に行ない得ると共に、笠木自体の回転を
防止することができ、安全な手摺の形成が可能と
なる他、組立作業の高能率化や部品の共通化によ
るコスト低減、更には長期的な美観保持等を図る
ことが出来、実用上極めて著効を有す笠木連結装
置が提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第2図は本考案の一実施例を示す笠
木連結装置で、第1図は分解斜視図、第2図は横
断面図、第3図は他の実施例で、要部部品の構成
を示す分解斜視図である。第4図は従来技術の構
成を示す分解斜視図である。 10,40:受蓋、20,50:押蓋、11:
支柱連結部材、31,32:笠木、31c,32
c:条溝、16,24,46,47,54,5
5:突起部、15a,22a,44a,45a,
51a:嵌合面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 表面に軸方向に沿つて条溝を形成した笠木
    と、該笠木端部上半部の断面形状とほぼ合致す
    る嵌合面を有する押蓋と、前記笠木端部下半部
    の断面形状とほぼ合致する嵌合面を有し且つ下
    面を平面状に形成した受蓋と、該受蓋の下面に
    固着可能に形成された支柱連結部材とからな
    り、前記押蓋と受蓋の夫々の嵌合面に、前記笠
    木条溝と対応する突起部を形成し、前記押蓋と
    受蓋とを嵌合させて前記笠木を挟持固定した
    際、前記突起部が笠木条溝に食い込むように構
    成した事を特徴とする笠木連結装置。 2 笠木表面に樹脂体を被覆し、該樹脂体上に条
    溝を形成した実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の笠木連結装置。
JP8365184U 1984-06-07 1984-06-07 笠木の連結装置 Granted JPS60195419U (ja)

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JP8365184U JPS60195419U (ja) 1984-06-07 1984-06-07 笠木の連結装置

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JP8365184U JPS60195419U (ja) 1984-06-07 1984-06-07 笠木の連結装置

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JPS60195419U JPS60195419U (ja) 1985-12-26
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KR200342614Y1 (ko) * 2003-11-28 2004-02-18 이윤복 추락방지용 안전난간대
KR101054443B1 (ko) 2004-05-27 2011-08-04 이윤복 추락방지용 안전난간대
ITBS20040144A1 (it) * 2004-12-01 2005-03-01 Gimatic Spa Profilato multivalente per la composizione di telai, supporti, strutture portanti e simili
JP6226672B2 (ja) * 2013-09-27 2017-11-08 株式会社西當照明 加工装置の作業用スタンド
JP5891577B1 (ja) * 2014-12-26 2016-03-23 環境エクステリア株式会社 手摺体の保持装置

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