JP2566147Y2 - 竪部材と横部材の連結構造 - Google Patents

竪部材と横部材の連結構造

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JP2566147Y2
JP2566147Y2 JP1991044934U JP4493491U JP2566147Y2 JP 2566147 Y2 JP2566147 Y2 JP 2566147Y2 JP 1991044934 U JP1991044934 U JP 1991044934U JP 4493491 U JP4493491 U JP 4493491U JP 2566147 Y2 JP2566147 Y2 JP 2566147Y2
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川 透 本
上 慎 一 井
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三協アルミニウム工業株式会社
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  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)
  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、支柱等の竪部材の側部
に、各種横部材を連結するのに利用される竪部材と横部
材の連結構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来において、竪部材と横部材の連結構
造としては、例えば図10および図11に示すものがあ
った。
【0003】図10中に示す竪部材101は、道標の支
柱として用いられるものであって、断面略円形の中空材
から成り、竪方向にわたって外向きの溝部102を有し
ている。この竪部材101に表示板である中空状横部材
103の端部を連結するにあたっては、前記溝102
に、該溝102への係合部104を有するL形金具10
5の一片をねじ止めし、同L形金具105の他片と、横
部材103の上壁あるいは下壁とをねじ106で止着す
る。
【0004】また、図11中に示す竪部材111には、
両端に連結片112,112を備えたバンド113が取
付けてある。他方、横部材114の端部には、前記両連
結片112,112間への差込片115を有する金具1
16が固定してあって、連結片112および差込片11
5をボルト117で連結するようになっている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
竪部材と横部材の連結構造にあっては、竪部材101に
設けた溝102や、竪部材111のバンド113、横部
材114の金具116、およびこれらを連結するボルト
117などが外側に露出したままの状態となるため、外
観が良好であるとは言い難い面があるほか、同じ高さに
複数の横部材を取付けることができないなどの制限があ
り、これらの不具合を解決することが課題となってい
た。
【0006】
【考案の目的】本考案は、竪部材に横部材を連結するに
あたり、外観が良好であると共に、様々な形式に対応す
ることができる連結構造を提供することを目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案による竪部材と横
部材の連結構造は、請求項1において、内側に竪方向に
わたる突条を有する中空状竪部材内に、外側にスプライ
ン状の凹凸を有するスリーブを、その凹凸を前記突条に
係合させて挿設すると共に、竪部材側壁を通して前記ス
リーブに螺着されるねじにより竪部材に固定したジョイ
ント部材を介して、横部材を取付けた構成とし、請求項
2において、内側に竪方向にわたる突条を有する中空状
竪部材内に、外側にスプライン状の凹凸を有し且つねじ
螺着用の肉厚部を有する複数のスリーブを、各々の凹凸
を前記突条に係合させ且つ各々の肉厚部を所定の方向に
向けた状態で挿設すると共に、竪部材側壁を通して各々
のスリーブの肉厚部に螺着されるねじにより竪部材に固
定したジョイント部材を介して、横部材を取付けた構成
としており、これらの構成をもって課題を解決するため
の手段としている。
【0008】
【考案の作用】本考案に係わる竪部材と横部材の連結構
造では、請求項1の構成としたことにより、竪部材に挿
設したスリーブが、竪方向に案内され且つ回動規制され
た状態で位置決めされ、横部材との間に介装されるジョ
イント部材の固定に対応すると共に、同じ高さにおける
複数の横部材の連結に対応することとなり、請求項2の
構成により、横部材の大きさや、上下で方向が異なる複
数の横部材の取付けに応じて、各スリーブの肉厚部の向
きが選択されることとなる。
【0009】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図1〜図6に基づ
いて説明する。
【0010】この実施例では、図4および図5に示す道
標に当該連結構造を適用した場合を示している。図示の
道標は、円筒状の竪部材としての支柱1に、角筒状の横
部材としての複数の表示板2を備えている。各表示板2
は、同じ高さにおいて180度異なる方向に二本取付け
られると共に、上下三段で合計六本取付けられ、且つ各
々が異なる方向を向いている。
【0011】上記の支柱1に表示板2を取付けるには、
図1〜図3に示すように、支柱1内に挿設されるスリー
ブ3、支柱1に固定される一方のジョイント部材4、表
示板2に固定される他方のジョイント部材5、および二
分割されたカバー6,6等を用いる。
【0012】前記スリーブ3は、薄肉状の円筒形本体部
分の外周面に、円周方向に所定の間隔で竪方向にわたる
凸部7を有すると共に、これらの間を凹部8とし、これ
によりスプライン状の凹凸が形成してある。また、前記
スリーブ3の180度異なる二箇所には、前記凹部8を
埋める状態でねじ螺着用の肉厚部9,9が設けてある。
【0013】上記スリーブ3に対して、支柱1の内側に
は、180度異なる位置に、タッピングホール10,1
0が竪方向にわたって突設してある。このタッピングホ
ール10は、支柱1の上端を塞ぐキャップ11を取付け
る際、その取付け用のねじ12を螺入するためのもので
あって、この実施例では、前記スリーブ3の凹凸と係合
する突条としても用いられる。
【0014】前記一方のジョイント部材4は、支柱1の
外面に合わせて湾曲した当接部13に、竪の一対の連結
片14,14を有している。また、他方のジョイント部
材5は、前記両連結片14,14間への嵌入部15を有
すると共に、その上下には、カバー6,6を取付けるた
めの溝部16,16を有している。さらに、前記カバー
6,6は、各々断面コ形を成し、各々の対向片の先端に
は、前記溝部16への係合部17を有している。
【0015】ここで、この実施例における他方のジョイ
ント部材5は、固定用部材18に二本の長ねじ19,1
9で止着され、前記固定用部材18を表示板2の端部内
側に嵌入してねじ止めすることにより、表示板2の端部
に固定された状態になっている。なお、表示板2の端部
には、ジョイント部材4以外の部分を塞ぐめくら板20
がねじ止めしてある。
【0016】前記支柱1に表示板2を連結するにあたっ
ては、支柱1のタッピングホール10にスリーブ3の凸
部7および凹部8を係合状態にして、支柱1内の所定の
位置までスリーブ3を挿設すると共に、一方のジョイン
ト部材4の当接部13および支柱側壁に通した二本のね
じ21,21を前記スリーブ3の肉厚部9に螺着するこ
とにより、支柱1に一方のジョイント部材4を固定す
る。
【0017】このとき、前記スリーブ3は、タッピング
ホール(突条)10に凹凸が係合しているため、上下方
向に案内されると共に、軸回り方向の動きが規制され、
位置決めを容易なものにしている。
【0018】そして、一方のジョイント部材4の一対の
連結片14,14間に、表示板2に固定した他方のジョ
イント部材5の嵌入部15を嵌合して、これらを二本の
ボルト23,23で連結したのち、連結状態にある両ジ
ョイント部材4,5にカバー6,6を被着することによ
り、連結完了となる。このとき、前記両カバー6,6
は、図4にも示すように、両ジョイント部材4,5の両
側から嵌着される。
【0019】さらに、上述の要領で180度異なる位置
に別の表示板2が取り付けられることとなる。また、高
さが異なる位置では、別のスリーブ3を、その肉厚部9
が表示板2の異なる方向に合う向きにして支柱1内に挿
設し、同じ要領で各表示板2を連結する。
【0020】このようにして組立てられた道標(図4お
よび図5参照)は、支柱1の外側に金具やボルト類が一
切露出しておらず、また、支柱1が外部に溝等の無い円
柱であって、外観がきわめて良好なものになっている。
【0021】なお、本考案の竪部材と横部材の連結構造
では、各部品の構成が上記実施例のみに限定されること
はなく、例えば、90度異なる位置に肉厚部を有するス
リーブを用いることにより、図7に示すように、支柱1
の同じ高さにおいて、方向が90度異なる二本の表示板
2,2を取付けることができ、前記肉厚部の数とともに
表示板2の数をさらに増加することも可能である。ま
た、当該連結構造は、図8に示すように、一対の支柱
1,1間に横部材である掲示板22を取付けたり、図9
に示すように、一対の支柱1,1間に表示板2および掲
示板22を取り付けたりする場合、あるいはその他の竪
部材と横部材の連結に適用することができ、様々な形式
に対応し得る。
【0022】
【考案の効果】以上説明してきたように、本考案の竪部
材と横部材の連結構造では、竪部材の外側に横部材連結
用の溝等が一切不要であり、請求項1の構成により、ス
リーブの位置決め等の作業を容易に行うことができると
共に、個別の裏板を用いることなく同じ高さに方向の異
なる複数の横部材を取付けることができ、さらに、請求
項2の構成により、大型の横部材の取付けや、上下で方
向が異なる複数の横部材の取付けに対処することがで
き、様々な形式に対応することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例における支柱と表示板の連結
部分を示す水平断面図である。
【図2】支柱と表示板の連結部分を部分的に破断した側
部断面図である。
【図3】支柱と表示板の連結要領を説明する斜視図であ
る。
【図4】当該連結構造を適用した道標の側面図である。
【図5】図4に示す道標の平面図である。
【図6】支柱と表示板の連結部分の断面図である。
【図7】表示板の方向が異なる道標の斜視図である。
【図8】支柱と掲示板の組合わせを示す正面図である。
【図9】支柱と表示板と掲示板の組合わせを示す正面図
である。
【図10】従来の連結構造を説明する斜視図である。
【図11】従来の連結構造の他の例を説明する斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 支柱(竪部材) 2 表示板(横部材) 3 スリーブ 4 一方のジョイント部材 5 他方のジョイント部材 6 カバー 7 (スリーブの)凸部 8 (スリーブの)凹部 9 (スリーブの)肉厚部 10 タッピングホール(突条) 21 (ジョイント部材固定用の)ねじ 22 掲示板(横部材)

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内側に竪方向にわたる突条を有する中空
    状竪部材内に、外側にスプライン状の凹凸を有するスリ
    ーブを、その凹凸を前記突条に係合させて挿設すると共
    に、竪部材側壁を通して前記スリーブに螺着されるねじ
    により竪部材に固定したジョイント部材を介して、横部
    材を取付けたことを特徴とする竪部材と横部材の連結構
    造。
  2. 【請求項2】 内側に竪方向にわたる突条を有する中空
    状竪部材内に、外側にスプライン状の凹凸を有し且つね
    じ螺着用の肉厚部を有する複数のスリーブを、各々の凹
    凸を前記突条に係合させ且つ各々の肉厚部を所定の方向
    に向けた状態で挿設すると共に、竪部材側壁を通して各
    々のスリーブの肉厚部に螺着されるねじにより竪部材に
    固定したジョイント部材を介して、横部材を取付けたこ
    とを特徴とする竪部材と横部材の連結構造。
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