JPH026170Y2 - - Google Patents

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JPH026170Y2
JPH026170Y2 JP6372487U JP6372487U JPH026170Y2 JP H026170 Y2 JPH026170 Y2 JP H026170Y2 JP 6372487 U JP6372487 U JP 6372487U JP 6372487 U JP6372487 U JP 6372487U JP H026170 Y2 JPH026170 Y2 JP H026170Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、建築物の壁面または天井に連続的に
パネルを取付けてなる連装パネル取付け装置に関
するものである。
〔従来の技術〕
従来、建築物の壁面または天井に連続して、パ
ネルを取付ける場合において、既存のH形鋼を利
用して行う場合には、このH形鋼の平行する水平
片の一方をシヤーリング等によつて、切削加工し
て長さ方向の幅を削減しておき、他方の水平片を
建築物の躯体または柱体に取付けるとともに、加
工した水平片に弾性部材を取付け、この弾性部材
を利用して、ガラス等のパネルを保持して、取付
けを行つていた。
また、アルミニウム等の材料を引き抜きによつ
て、または2部材を溶着する等して、必要な形状
の取付け部材を作成し、これに弾性部材を取付
け、この弾性部材を利用して、パネルの取付けを
行つている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上述のようにしてなる連装パネルの取付け装置
において、既存のH形鋼を用いる場合には、特別
に切削等の加工が必要になつて、加工費がかか
り、また、切削等の機械の導入等を必要とする
為、コストがかかるなどの問題点がある。
また、アルミニウム等の材料を引き抜きによつ
て、または2部材を溶着する等して作成する場合
には、特別にオーダーする必要がある為に、量産
しない限りコストを抑えることは困難であるとい
う問題点を有するものである。
更に、切削加工によつて作成した取付け部材ま
たは、オーダーによつて作成した取付け部材を弾
性部材からなるパネル保持部材に設けた嵌合溝等
に嵌合させて取付ける為、その作業は簡単という
ことはできないものである。
このような問題点に鑑みて、本考案は、建築物
の壁面または天井等にパネルを連続的に取付ける
連装パネル取付け装置を既存の材料を用いて取付
けが容易であるとともに、安価なものを提供する
ことを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上記本考案の目的を達成する為に、
建築物の躯体や柱体に取付けられる少なくとも片
面に開口を有する、それ自体内部中空状もしくは
取付ける建築物の躯体や柱体とともに中空を形成
する取付け部材と、杆体の一端は前記取付け部材
の開口に挿入可能な幅と係止可能な長さを有する
係止片であり、他端は固定片である止め具と、表
裏に貫通孔を有し、一方または両方の側面に凹溝
を有するパネル保持部材と、よりなる連装パネル
取付け装置を構成するものである。
〔作用〕
本考案に係る連装パネル取付け装置は、上述の
ようにしてなり、取付け部材の背面を建築物の躯
体または柱体にボルト等で締結または接着剤で接
着等して取付け、パネル保持部材の側面に設けた
凹溝を利用してパネルを保持するとともに、保持
部材の貫通孔に止め具の係止片を挿通して、前記
取付け部材の開口に挿入し、かつ止め具の係止片
を取付け部材の開口に係止することによつて、パ
ネル保持部材を取付け部材に固着し、パネルを連
続的に建築物の壁面または天井等に装着するもの
である。
〔実施例〕
本考案の詳細を図示した実施例に基づいて説明
する。
第1図は、本考案の第1実施例の一部断面分解
斜視図である。
図中1は、取付け部材であり、該取付け部材1
は開口条2を有する内部中空状のものである。
3は、表裏に貫通孔4を有し、一方または両方
の側面にパネル6の周縁を挟持する為の凹溝5を
有するパネル保持部材である。
このパネル保持部材3は、弾性部材よりなり、
凹溝5にガラス等のパネルを挟持することによつ
て、保持するものである。
7は、表裏に貫通孔8を有する板状部材であ
り、9は、杆体10の一端を前記取付け部材1の
開口条2に挿入可能な幅と係止可能な長さを有す
る係止片11であり、他端は固定片12である止
め具である。
板状部材7は、固定片12によつて、パネル保
持部材3に圧着されて、パネルの保持を確実にす
るものであり、任意の材質のものを採用すること
ができる。
止め具9の固定片12は、レバー状に形成され
たものであり、この固定片12の形状は、パネル
保持部材3の貫通孔4及び板状部材7の貫通孔8
の周縁部に係止可能な形状であれば任意のものが
採用されうるものであり、例えば第3図に示すよ
うな円盤状のものを用いることも可能であり、こ
の他特に限定されるものではない。
また、パネル保持部材3の貫通孔4及び、板状
部材7の貫通孔8は、止め具9の係止片11が、
挿通可能なように、長さ方向に長径を有する長孔
とするものであり、この貫通孔の短径の周縁部を
用いて、止め具9の固定片12を固定するもので
ある。
第2図に本考案に係る連装パネル取付け装置の
第1実施例を建築物の躯体または柱体に取付け、
パネルを保持させた状態を示す断面図を示す。
即ち、建築物の躯体または柱体13に取付け部
材1をボルトで締結または接着剤で接着する等し
て固着し、パネル保持部材3の凹溝5にパネル6
の周縁を挟持して、止め具9の係止片11を板状
部材7の貫通孔及びパネル保持部材3の貫通孔4
に挿通するとともに、取付け部材1の開口条2に
挿入して、略90度回転させることによつて、係止
片11を開口条2の端縁に係止してパネル9を建
築物の壁面または天井等に装着してなるものであ
る。
止め具9として用いるものとしては、第4図に
示すように、杆体10の先端を凹溝状に切り欠い
て切欠部14を設け、係止片11を嵌合させると
ともに、軸15によつて枢着した止め具を用いる
ことも可能である。
この時、係止片11は、長さ方向の中間点から
ずれた位置で枢着し、係止片11を杆体10の切
欠部14に収納して、板状部材7の貫通孔8及び
パネル保持部材3の貫通孔4に挿通して、取付け
部材1の開口条2の挿入すれば、重力によつて、
係止片11が、切欠部14から離脱し、開口条2
の開口縁に係止されるようになすもので、この場
合には、貫通孔8及び貫通孔4は長孔にする必要
はない。
このようにしてなる本考案の第1実施例は、建
築物の躯体または柱体13にボルトで締結または
接着剤で接着等して固着された取付け部材1に、
パネル6を保持したパネル保持部材3を固定する
為に、止め具9の係止片11をパネル保持部材3
の貫通孔4に挿通して、取付け部材1の開口条2
に挿入し、略90度回転するだけで、確実に固定す
ることができ、パネルの取付けを簡単にするとと
もに、取付け部材1として、例えばネツトフエン
スの柱等の既存の材料を利用できるので、安価な
連装パネル取付け装置を提供することができる。
第5図は、本考案に係る連装パネル取付け装置
の第2実施例の説明図である。
図中17は、取付け部材であり、該取付け部材
16は、断面略半円状の彎曲部17及び水平部1
8とからなり、彎曲部17の中央部には複数の長
孔19を有するものである。
20は止め具であり、取付け部材16の長孔1
9の長さ方向に挿入可能な長さと、係止可能な幅
を有する係止片21及びこの係止片22に立設し
た螺軸22とからなり、係止片21の形状は、取
付け部材16の彎曲部17内面に当着可能な形状
を有するものである。
しかして、止め具20の係止片21をパネル保
持部材3側から挿入し、略90度回転させて長孔1
9の周縁に係止するとともに、ナツト23を螺軸
22に螺合させて、締結する。
このことにより、パネルを保持したパネル保持
部材3を建築物の躯体または柱体13に固着し
て、パネルを壁面または天井等に装着するもので
ある。
本考案の第2実施例は、以上のようにしてな
り、取付け部材16を建築物の躯体または柱体1
3にボルトで締結または接着剤で接着等して固着
し、パネル6を保持したパネル保持部材3をこの
取付け部材16に固着する為に、止め具20の係
止片21をパネル保持部材3の貫通孔4に挿通し
て、略90度回転させ、ナツト23によつて締結す
ることにより、簡単に取付けを行うことができ、
また、これら取付け部材16や止め具20は既存
のものを利用できるので、安価なものを提供する
ことができるものである。
第6図、第7図は、本考案に係る連装パネル取
付け装置の第3実施例の説明図である。
この実施例においては、取付け部材24とし
て、開口条25を有する内部中空状のパイプを利
用しており、この開口条25は、パイプの1つの
側面を内側に折曲して、内方に向かつて拡開した
テーパ26を形成するとともに、底部27を有す
るものである。
止め具として用いられるものは、ボルト28及
び係止片29とよりなるもので、係止片29は、
螺孔30と側面を開口条25のテーパ26に当着
可能なテーパ31を有するものである。
しかして、この第3実施例は、係止片29を取
付け部材24の開口条25に挿入し、ボルト28
をパネル保持部材3側から挿入して、螺孔30に
螺合させることによつて、取付け部材24とパネ
ル保持部材3との固着を行うものである。
このようにしてなる本考案の第3実施例は、パ
ネル保持部材3の貫通孔4及び板状部材7の貫通
孔8を製作が簡単な丸孔にすることができるの
で、加工が簡単にでき、また取付け部材24のテ
ーパ26及び係止片29のテーパ31の面による
係止である為に、確実な係止を行うことが可能に
なるものであり、更には既存の材料を利用する為
に安価なものを提供できることはいうまでもな
い。
〔考案の効果〕
本考案に係る連装パネル取付け装置は、以上の
ようにしてなる為、止め具をパネル保持部材の貫
通孔に挿通し、取付け部材の開口に挿入して、回
転させることによつて簡単かつ確実に係止するこ
とができるものであり、また既存の材料を利用し
ている為に、加工の工程も少なく、安価な連装パ
ネルの取付け装置を提供することができるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る連装パネル取付け装置の
第1実施例の一部断面分解斜視図、第2図は本考
案に係る連装パネル取付け装置の第1実施例を建
築物の躯体または柱体に取付け、パネルを保持し
た状態を示す断面図、第3図、第4図は本考案に
係る連装パネル取付け装置の第1実施例に用いら
れる止め具の他の例を示す説明図、第5図は本考
案に係る連装パネル取付け装置の第2実施例の説
明図、第6図、第7図は本考案に係る連装パネル
取付け装置の第3実施例の説明図である。 1:取付け部材、2:開口条、3:パネル保持
部材、4:貫通孔、5:凹溝、6:パネル、7:
板状部材、8:貫通孔、9:止め具、10:杆
体、11:係止片、12:固定片、13:建築物
の躯体または柱体、14:切欠部、15:軸、1
6:取付け部材、17:彎曲部、18:水平部、
19:長孔、20:止め具、21:係止片、2
2:螺軸、23:ナツト、24:取付け部材、2
5:開口条、26:テーパ、27:底部、28:
ボルト、29:係止片、30:螺孔、31:テー
パ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 建築物の躯体や柱体に取付けられる少なくと
    も片面に開口を有する、それ自体内部中空状も
    しくは取付ける建築物の躯体や柱体とともに中
    空を形成する取付け部材と、 杆体の一端は前記取付け部材の開口に挿入可
    能な幅と係止可能な長さを有する係止片であ
    り、他端は固定片である止め具と、 表裏に貫通孔を有し、一方または両方の側面
    に凹溝を有するパネル保持部材と、 よりなる連装パネル取付け装置。 2 取付け部材として、少なくとも片面に開口条
    を有する内部中空状のものを利用してなる実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の連装パネル取
    付け装置。 3 取付け部材の開口の開口縁を内方に折曲した
    実用新案登録請求の範囲第1項または第2項記
    載の連装パネル取付け装置。 4 パネル保持部材の貫通孔が長孔である実用新
    案登録請求の範囲第1項または第2項または第
    3項記載の連装パネル取付け装置。
JP6372487U 1987-04-27 1987-04-27 Expired JPH026170Y2 (ja)

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JPS63171515U JPS63171515U (ja) 1988-11-08
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