JPH0542187Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0542187Y2 JPH0542187Y2 JP16958386U JP16958386U JPH0542187Y2 JP H0542187 Y2 JPH0542187 Y2 JP H0542187Y2 JP 16958386 U JP16958386 U JP 16958386U JP 16958386 U JP16958386 U JP 16958386U JP H0542187 Y2 JPH0542187 Y2 JP H0542187Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal fitting
- shaped metal
- shaped
- hollow plate
- groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 26
- 239000010953 base metal Substances 0.000 claims description 4
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Finishing Walls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
＜産業上の利用分野＞
本考案は中空板を柱等の躯体に取り付けること
が出来る取付構造に係り、特に相隣する横張り中
空板を簡単かつ体裁良く相方兼用で柱等の躯体に
取り付けることが出来る中空板取付構造に関する
ものである。
が出来る取付構造に係り、特に相隣する横張り中
空板を簡単かつ体裁良く相方兼用で柱等の躯体に
取り付けることが出来る中空板取付構造に関する
ものである。
＜従来の技術＞
従来のこの種の中空板の取付構造は例えば第５
図Ａに示す如く、Ｈ型鋼よりなる柱１にＥ型取付
金物２或いはＦ型取付金物３を介して２枚の中空
板４を相隣して取り付けたり、又は同図Ｂに示す
如く、２個のＥ型取付金物２を使用して２枚の中
空板４を夫々取付固定したり、更に同図Ｃ，Ｄに
示す如く、中空板４にボルト５を挿通し、このボ
ルト５とプレート６及び下地金物７等を組み合わ
せることによつて隣接する中空板４を柱１に取付
固定していた。
図Ａに示す如く、Ｈ型鋼よりなる柱１にＥ型取付
金物２或いはＦ型取付金物３を介して２枚の中空
板４を相隣して取り付けたり、又は同図Ｂに示す
如く、２個のＥ型取付金物２を使用して２枚の中
空板４を夫々取付固定したり、更に同図Ｃ，Ｄに
示す如く、中空板４にボルト５を挿通し、このボ
ルト５とプレート６及び下地金物７等を組み合わ
せることによつて隣接する中空板４を柱１に取付
固定していた。
＜考案が解決しようとする課題＞
しかし、従来の上述の技術は中空板４と柱１と
の間の狭い場所に於いては取付作業が困難であ
り、旋工性が劣り、取付信頼度も低く、又場所に
よつては中空板４に孔を穿孔しなければなず、板
材の強度を低下せしめる等の欠点があつた。
の間の狭い場所に於いては取付作業が困難であ
り、旋工性が劣り、取付信頼度も低く、又場所に
よつては中空板４に孔を穿孔しなければなず、板
材の強度を低下せしめる等の欠点があつた。
本考案に係る取付構造は従来のこれ等の問題点
に鑑み開発された全く新規な技術に関するもので
ある。
に鑑み開発された全く新規な技術に関するもので
ある。
＜課題を解決するための手段＞
本考案はＵ字型金具と胴部に切欠溝を有するＴ
字型金具とカギボルト及びナツトとよりなり、Ｕ
字型金具で躯体に取り付けられた下地金物と一方
の中空板の片縁とを挟持し、Ｔ字型金具の頭部を
他方の中空板のＴ字溝に嵌合し、更にカギボルト
を前記切欠溝に挿通し、かつカギボルトの頭部と
前記胴部で前記Ｕ字型金具を挟み、該カギボルト
にナツトを締結して中空板を躯体に固定させるこ
とを特徴とする中空板取付構造である。
字型金具とカギボルト及びナツトとよりなり、Ｕ
字型金具で躯体に取り付けられた下地金物と一方
の中空板の片縁とを挟持し、Ｔ字型金具の頭部を
他方の中空板のＴ字溝に嵌合し、更にカギボルト
を前記切欠溝に挿通し、かつカギボルトの頭部と
前記胴部で前記Ｕ字型金具を挟み、該カギボルト
にナツトを締結して中空板を躯体に固定させるこ
とを特徴とする中空板取付構造である。
＜作用＞
本考案に於いては中空板の片縁と下地金物とを
挟持し得るＵ字型金具と、頭部を中空板のＴ字溝
に嵌入し得るＴ字型金具とカギボルト及び回動溝
を有するナツトとを組み合わせ、前記カギボルト
をＴ字型金具の切欠溝に挿通し、かつカギボルト
の頭部とＴ字型金具の胴部でＵ字型金具を挟み、
カギボルトにナツトを螺合することによつて２枚
の中空板を相互に隣接して柱等の躯体に取り付け
るようにしたので、全体の構成が簡単であり、作
業性が良く、特に中空板と躯体との狭い場所に於
いても旋工が容易であり、更に中空板にはボルト
孔を穿孔することがないので、板材の強度を阻害
する恐れがない。
挟持し得るＵ字型金具と、頭部を中空板のＴ字溝
に嵌入し得るＴ字型金具とカギボルト及び回動溝
を有するナツトとを組み合わせ、前記カギボルト
をＴ字型金具の切欠溝に挿通し、かつカギボルト
の頭部とＴ字型金具の胴部でＵ字型金具を挟み、
カギボルトにナツトを螺合することによつて２枚
の中空板を相互に隣接して柱等の躯体に取り付け
るようにしたので、全体の構成が簡単であり、作
業性が良く、特に中空板と躯体との狭い場所に於
いても旋工が容易であり、更に中空板にはボルト
孔を穿孔することがないので、板材の強度を阻害
する恐れがない。
＜実施例＞
図により本考案に係る取付構造の一実施例を具
体的に説明すると、第１図乃至第４図に於いて、
８はＵ字型金具であり、その一面中央部はスリツ
ト状に切除され、更にその他面内方にはパツキン
９が貼着されている。このＵ字型金具８は中空板
４の片縁とアングル材１０を介して柱１に溶着固
定された下地金物１１とを一体的に挟持し得る如
く構成されている。１２はＴ字型金具であつて、
その頭部は前後に二又状に分離され、かつその胴
部には片側縁から切欠溝１３が穿設されている。
このＴ字型金具１２の二又状頭部は図に示す如
く、中空板４の小口面に設けられたＴ字溝１４に
嵌入係合することが出来るように構成されてい
る。１５はカギボルトであつて、その頭部はＵ字
型金具８のスリツト内に挿入出来、かつその胴部
は前記Ｔ字型金具１２の切欠溝１３に嵌入し得る
如く構成されている。１６は該カギボルト１５の
先端に螺合し得るナツトであつて、その頭部には
ドライバー等によつて回動する為の回動溝１７が
穿設されている。
体的に説明すると、第１図乃至第４図に於いて、
８はＵ字型金具であり、その一面中央部はスリツ
ト状に切除され、更にその他面内方にはパツキン
９が貼着されている。このＵ字型金具８は中空板
４の片縁とアングル材１０を介して柱１に溶着固
定された下地金物１１とを一体的に挟持し得る如
く構成されている。１２はＴ字型金具であつて、
その頭部は前後に二又状に分離され、かつその胴
部には片側縁から切欠溝１３が穿設されている。
このＴ字型金具１２の二又状頭部は図に示す如
く、中空板４の小口面に設けられたＴ字溝１４に
嵌入係合することが出来るように構成されてい
る。１５はカギボルトであつて、その頭部はＵ字
型金具８のスリツト内に挿入出来、かつその胴部
は前記Ｔ字型金具１２の切欠溝１３に嵌入し得る
如く構成されている。１６は該カギボルト１５の
先端に螺合し得るナツトであつて、その頭部には
ドライバー等によつて回動する為の回動溝１７が
穿設されている。
本考案に係る取付構造の組立構成に当たつては
第１図乃至第４図に示す如く、Ｕ字型金具８によ
つて、下地金物１１とその外面に当接された中空
板４の片縁とを一体的に挟持し、一方で、Ｔ字型
金具１２の頭部を他の中空板４のＴ字溝１４内に
嵌入し、Ｔ字型金具１２の切欠溝１３にカギボル
ト１５の胴部を挿通した後、カギボルト１５の頭
部とＴ字型金具１２の同部でＵ字型金具８を挟む
ようにし、カギルト１５の頭部を前記Ｕ字型金具
８のスリツト内に挿入し、このカギボルト１５及
びＵ字型金具８を夫々下地金物１１に溶着する。
最後にナツト１６をカギボルト１５の先端に螺合
してこれを締め付けることによつてＴ字型金具１
２の末端をＵ字型金具８の側面に強く圧着し、こ
れによつて２個の相隣する中空板４を柱１に建付
固定することが出来る。
第１図乃至第４図に示す如く、Ｕ字型金具８によ
つて、下地金物１１とその外面に当接された中空
板４の片縁とを一体的に挟持し、一方で、Ｔ字型
金具１２の頭部を他の中空板４のＴ字溝１４内に
嵌入し、Ｔ字型金具１２の切欠溝１３にカギボル
ト１５の胴部を挿通した後、カギボルト１５の頭
部とＴ字型金具１２の同部でＵ字型金具８を挟む
ようにし、カギルト１５の頭部を前記Ｕ字型金具
８のスリツト内に挿入し、このカギボルト１５及
びＵ字型金具８を夫々下地金物１１に溶着する。
最後にナツト１６をカギボルト１５の先端に螺合
してこれを締め付けることによつてＴ字型金具１
２の末端をＵ字型金具８の側面に強く圧着し、こ
れによつて２個の相隣する中空板４を柱１に建付
固定することが出来る。
上記実施例に於けるＴ字型金具１２の末端は図
に示す如く、その先端を側方に湾曲させることに
よつて、このＴ字型金具１２をより強くＵ字型金
具９に押圧することが出来る。
に示す如く、その先端を側方に湾曲させることに
よつて、このＴ字型金具１２をより強くＵ字型金
具９に押圧することが出来る。
＜考案の効果＞
本考案に係る取付構造は上述の如き構造と作用
とを有するので、一式の金具類を使用することに
よつて相隣する２個の中空板を一度に建付固定す
ることが出来かつ中空板には固定用の孔を穿孔す
る必要がないので、作業性が良く、かつ素材の強
度を低下せしめることがなく、更に取付金具が表
に現れないので体裁が良く、しかも小さな目地間
隔を有する中空板の取付も可能であり、全体とし
て旋工作業性、意匠性、経済性に極めて優れてい
る等の特徴を有するものである。
とを有するので、一式の金具類を使用することに
よつて相隣する２個の中空板を一度に建付固定す
ることが出来かつ中空板には固定用の孔を穿孔す
る必要がないので、作業性が良く、かつ素材の強
度を低下せしめることがなく、更に取付金具が表
に現れないので体裁が良く、しかも小さな目地間
隔を有する中空板の取付も可能であり、全体とし
て旋工作業性、意匠性、経済性に極めて優れてい
る等の特徴を有するものである。
第１図は本考案の取付構造の断面説明図、第２
図は部品の斜視図、第３図及び第４図は組立説明
図、第５図Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄは夫々従来例の説明図
である。 １は柱、２，３は取付金具、４は中空板、５は
ボルト、７，１１は下地金物、８はＵ字型金具、
１２はＴ字型金具、１３は切欠溝、１４はＴ字
溝、１５はカギボルト、１６はナツトである。
図は部品の斜視図、第３図及び第４図は組立説明
図、第５図Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄは夫々従来例の説明図
である。 １は柱、２，３は取付金具、４は中空板、５は
ボルト、７，１１は下地金物、８はＵ字型金具、
１２はＴ字型金具、１３は切欠溝、１４はＴ字
溝、１５はカギボルト、１６はナツトである。
Claims (1)
- Ｕ字型金具と胴部に切欠溝を有するＴ字型金具
とカギボルト及びナツトとよりなり、Ｕ字型金具
で躯体に取り付けられた下地金物と一方の中空板
の片縁とを挟持し、Ｔ字型金具の頭部を他方の中
空板のＴ字溝に嵌合し、更にカギボルトを前記切
欠溝に挿通し、かつカギボルトの頭部と前記Ｔ字
型金具の胴部で前記Ｕ字型金具を挟み、該カギボ
ルトにナツトを締結して中空板を躯体に固定させ
ることを特徴とする中空板取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16958386U JPH0542187Y2 (ja) | 1986-11-06 | 1986-11-06 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16958386U JPH0542187Y2 (ja) | 1986-11-06 | 1986-11-06 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6376134U JPS6376134U (ja) | 1988-05-20 |
| JPH0542187Y2 true JPH0542187Y2 (ja) | 1993-10-25 |
Family
ID=31103528
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16958386U Expired - Lifetime JPH0542187Y2 (ja) | 1986-11-06 | 1986-11-06 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0542187Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-11-06 JP JP16958386U patent/JPH0542187Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6376134U (ja) | 1988-05-20 |
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