JP2525400Y2 - 支 柱 - Google Patents
支 柱Info
- Publication number
- JP2525400Y2 JP2525400Y2 JP1990103333U JP10333390U JP2525400Y2 JP 2525400 Y2 JP2525400 Y2 JP 2525400Y2 JP 1990103333 U JP1990103333 U JP 1990103333U JP 10333390 U JP10333390 U JP 10333390U JP 2525400 Y2 JP2525400 Y2 JP 2525400Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- locking
- column
- wall
- directly attached
- pin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Landscapes
- Furniture Connections (AREA)
- Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
- Rod-Shaped Construction Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、例えば展示装置などに用いられる支柱に関
するものである。
するものである。
[従来の技術] 例えば2本の支柱の間に金網等の板体を取付け、この
板体に商品を懸架して展示する展示装置はデパート、商
店等において広く用いられている。
板体に商品を懸架して展示する展示装置はデパート、商
店等において広く用いられている。
このような支柱に対する板体の連結構造の一例として
実公平2−9132号公報に開示された考案がある。この考
案は、多角断面形状に形成された鉄製の筒状心材の各側
面に溝孔を穿設し、その筒状心材の各隅角部にアルミ押
出形材からなる外装材を当接して止着することにより外
観上アルミの支柱を構成するとともに、各外装材間に溝
孔を開放するための間隔を設け、板体を支持する支持金
具を心材の各側面に設けた溝孔に掛止可能としたもので
ある。
実公平2−9132号公報に開示された考案がある。この考
案は、多角断面形状に形成された鉄製の筒状心材の各側
面に溝孔を穿設し、その筒状心材の各隅角部にアルミ押
出形材からなる外装材を当接して止着することにより外
観上アルミの支柱を構成するとともに、各外装材間に溝
孔を開放するための間隔を設け、板体を支持する支持金
具を心材の各側面に設けた溝孔に掛止可能としたもので
ある。
[考案が解決しようとする課題] 上記のような板体の連結構造は種々特徴を有し、好評
を博しているが、次のような問題がある。
を博しているが、次のような問題がある。
(1)中心部に鉄製の心材を配置し、その外周にアルミ
ニウム型材からなる複数本の外装材を取付部材によって
取付け、外装材間に形成される凹溝に板体の支持金具を
取付けると共に、その上下に補完材を取付けて凹溝を塞
ぐようにしているので、強固で多方面に板体を取付ける
ことのできる支柱が得られるが、構造が複雑で多数の部
品を要するため、組立作業が面倒でコストアップを招来
していた。
ニウム型材からなる複数本の外装材を取付部材によって
取付け、外装材間に形成される凹溝に板体の支持金具を
取付けると共に、その上下に補完材を取付けて凹溝を塞
ぐようにしているので、強固で多方面に板体を取付ける
ことのできる支柱が得られるが、構造が複雑で多数の部
品を要するため、組立作業が面倒でコストアップを招来
していた。
(2)心材の各片の長さ方向には、支持金具及び2本の
脚を有する掛止具を装着するための多数の溝穴が設けら
れているため、強度を低下させていた。
脚を有する掛止具を装着するための多数の溝穴が設けら
れているため、強度を低下させていた。
本考案は、上記の課題を解決すべくなされたもので、
構造がきわめて簡単で組立作業も容易であり、コストを
大幅に低減できる支柱を得ることを目的としたものであ
る。
構造がきわめて簡単で組立作業も容易であり、コストを
大幅に低減できる支柱を得ることを目的としたものであ
る。
[課題を解決するための手段] 本考案に係る支柱は、側壁に少なくとも1つの凹溝が
設けられ、該凹溝の内壁のほぼ中間部に係止片が突設さ
れた断面多角形又は円形の支柱と、 底壁にほぼ等間隔で設けられた複数対の取付穴と、前
記底壁に前記取付穴より広い間隔で設けられた複数個の
ピン穴とを有し、前記支柱の凹溝の底壁と係止片とで形
成された空間部に挿入される断面ほぼコ字状の直付柱
と、 周壁に係止部を有するほぼ円筒状の頭部と、該頭部よ
り小径の頚部と、該頚部より大径の基部を有するほぼ逆
円錐状の脚部とからなり、前記脚部にスリットが設けら
れ該脚部が前記直付柱のピン穴に嵌入される弾性材から
なる係止ピンと、 内壁に前記係止ピンの係止部と係合する係止爪を有す
る断面ほぼコ字状の補完材とからなるものである。
設けられ、該凹溝の内壁のほぼ中間部に係止片が突設さ
れた断面多角形又は円形の支柱と、 底壁にほぼ等間隔で設けられた複数対の取付穴と、前
記底壁に前記取付穴より広い間隔で設けられた複数個の
ピン穴とを有し、前記支柱の凹溝の底壁と係止片とで形
成された空間部に挿入される断面ほぼコ字状の直付柱
と、 周壁に係止部を有するほぼ円筒状の頭部と、該頭部よ
り小径の頚部と、該頚部より大径の基部を有するほぼ逆
円錐状の脚部とからなり、前記脚部にスリットが設けら
れ該脚部が前記直付柱のピン穴に嵌入される弾性材から
なる係止ピンと、 内壁に前記係止ピンの係止部と係合する係止爪を有す
る断面ほぼコ字状の補完材とからなるものである。
[作用] 本考案に係る支柱は、直付柱のピン穴に係止ピンの脚
部を嵌入してその上に補完材を被せ、その係止爪を係止
ピンの係止部に係止させ、直付柱と補完材とを一体的に
結合する。ついで支柱の凹溝の底壁と係止片とで形成す
る空間部を挿入し、凹溝を塞いで装飾する。
部を嵌入してその上に補完材を被せ、その係止爪を係止
ピンの係止部に係止させ、直付柱と補完材とを一体的に
結合する。ついで支柱の凹溝の底壁と係止片とで形成す
る空間部を挿入し、凹溝を塞いで装飾する。
[実施例] 第1図は本考案実施例の要部を示す側面図、第2図は
そのA−A拡大断面図である。両図において、(1)は
アルミニウム型材からなる断面四角形状の支柱で、対向
する側壁には凹溝(2),(2a)が設けられており、こ
の凹溝(2),(2a)の深さ方向のほぼ中央部には、内
側に突出する係止片(3),(3a)が設けられている。
そのA−A拡大断面図である。両図において、(1)は
アルミニウム型材からなる断面四角形状の支柱で、対向
する側壁には凹溝(2),(2a)が設けられており、こ
の凹溝(2),(2a)の深さ方向のほぼ中央部には、内
側に突出する係止片(3),(3a)が設けられている。
(5)は型鋼材からなり、凹溝(2),(2a)の底壁
と係止片(3),(3a)とで形成された空間部(4),
(4a)に挿入された断面コ字状の直付柱で、第3図に示
すように底壁の両側には長さ方向に所定の間隔で板体の
支持金具(図示せず)の取付穴(6)が設けられてお
り、取付穴(6)の間には長さ方向に取付穴(6)の間
隔より長い間隔で後述の係止ピン(10)の取付穴(7)
が設けられている。
と係止片(3),(3a)とで形成された空間部(4),
(4a)に挿入された断面コ字状の直付柱で、第3図に示
すように底壁の両側には長さ方向に所定の間隔で板体の
支持金具(図示せず)の取付穴(6)が設けられてお
り、取付穴(6)の間には長さ方向に取付穴(6)の間
隔より長い間隔で後述の係止ピン(10)の取付穴(7)
が設けられている。
(8)はアルミニウム型材等からなる補完材で、第3
図に示すように断面ほぼコ字状に形成され、内壁のほぼ
中央部には内側に突出する係止爪(9)が設けられてい
る。
図に示すように断面ほぼコ字状に形成され、内壁のほぼ
中央部には内側に突出する係止爪(9)が設けられてい
る。
(10)は直付柱(5)の取付穴(7)に装着された合
成樹脂の如き弾性材からなる係止ピンで、第4図に示す
ように、上方の周壁に係止部(12)が設けられたほぼ円
筒状の頭部(11)と、頭部より小径で直付柱(5)の取
付穴(7)の内径に整合する外径の頚部(13)と、基部
が頚部(13)より大径でほぼ逆円錐状の脚部(14)とか
らなり、頚部(13)から脚部(14)にかけてスリット
(15)が設けられている。なお、係止ピン(10)の頭部
の底部から係止部(12)までの高さh1は、補完材(8)
の下端部から係止爪(9)までの高さhとほぼ等しく選
ばれており、また頚部(13)の高さh3は直付柱(5)の
底壁の厚さh2とほぼ等しい高さに形成されている。
成樹脂の如き弾性材からなる係止ピンで、第4図に示す
ように、上方の周壁に係止部(12)が設けられたほぼ円
筒状の頭部(11)と、頭部より小径で直付柱(5)の取
付穴(7)の内径に整合する外径の頚部(13)と、基部
が頚部(13)より大径でほぼ逆円錐状の脚部(14)とか
らなり、頚部(13)から脚部(14)にかけてスリット
(15)が設けられている。なお、係止ピン(10)の頭部
の底部から係止部(12)までの高さh1は、補完材(8)
の下端部から係止爪(9)までの高さhとほぼ等しく選
ばれており、また頚部(13)の高さh3は直付柱(5)の
底壁の厚さh2とほぼ等しい高さに形成されている。
次に、上記のように構成した本考案の組立手順の一例
を説明する。先ず、直付柱(5)の所望の高さ位置に設
けられた取付穴(6)に、板体の支持金具を装着する。
次に、支持金具取付位置の上下に開口する取付穴(7)
にそれぞれ係止ピン(10)を装着する。係止ピン(10)
の装着にあたっては、脚部(14)の先端部を取付穴
(7)に挿入して押込むと、脚部(14)にはスリット
(15)が設けられているので弾性変形し、頭部(11)の
底面が直付柱(5)の面に当接して停止する。これによ
り脚部(14)は元の状態に戻り、係止ピン(10)は直付
柱(5)の底壁を頚部(13)、したがって頭部(13)と
脚部(14)との間に挾持し、保持される。
を説明する。先ず、直付柱(5)の所望の高さ位置に設
けられた取付穴(6)に、板体の支持金具を装着する。
次に、支持金具取付位置の上下に開口する取付穴(7)
にそれぞれ係止ピン(10)を装着する。係止ピン(10)
の装着にあたっては、脚部(14)の先端部を取付穴
(7)に挿入して押込むと、脚部(14)にはスリット
(15)が設けられているので弾性変形し、頭部(11)の
底面が直付柱(5)の面に当接して停止する。これによ
り脚部(14)は元の状態に戻り、係止ピン(10)は直付
柱(5)の底壁を頚部(13)、したがって頭部(13)と
脚部(14)との間に挾持し、保持される。
ついで、係止ピン(10)に補間材(8)を嵌合して圧
下すれば、その下端部が直付柱(5)の上面に当接して
停止する。このとき、直付柱(5)に設けた係止爪
(9)が係止ピン(10)の係止部(12)に係止し、その
位置に保持される。このときの状態を第5図に示す。こ
のようにして構成した組立体は、支柱(1)の上又は下
から凹溝(2),(2a)の底壁と係止片(3)とで形成
する空間部(4),(4a)に嵌入され、支持金具の上下
の凹溝(2),(2a)に装着されて補完する。
下すれば、その下端部が直付柱(5)の上面に当接して
停止する。このとき、直付柱(5)に設けた係止爪
(9)が係止ピン(10)の係止部(12)に係止し、その
位置に保持される。このときの状態を第5図に示す。こ
のようにして構成した組立体は、支柱(1)の上又は下
から凹溝(2),(2a)の底壁と係止片(3)とで形成
する空間部(4),(4a)に嵌入され、支持金具の上下
の凹溝(2),(2a)に装着されて補完する。
上記の説明では対向する二辺に凹溝を設けた断面四角
形の支柱について説明したが、四角形の支柱の四辺にそ
れぞれ凹溝を設けてもよく、あるいは断面多角形、円形
等の支柱に複数の凹溝を設けてもよい。
形の支柱について説明したが、四角形の支柱の四辺にそ
れぞれ凹溝を設けてもよく、あるいは断面多角形、円形
等の支柱に複数の凹溝を設けてもよい。
また、補完材を装着する係止ピンは、本考案に係る支
柱に実施しうることは勿論、前述のような鉄製の心材に
外装材を取付けた支柱にも実施することができる。
柱に実施しうることは勿論、前述のような鉄製の心材に
外装材を取付けた支柱にも実施することができる。
[考案の効果] 以上の説明から明らかなように、本考案は、凹溝を有
する支柱に直付柱と係止ピンを介して補完材を直接取付
けるようにしたので、部品数を大幅に削減することがで
き、組立もきわめて簡単なので、コストを低減すること
ができる。
する支柱に直付柱と係止ピンを介して補完材を直接取付
けるようにしたので、部品数を大幅に削減することがで
き、組立もきわめて簡単なので、コストを低減すること
ができる。
第1図は本考案実施例の要部を示す側面図、第2図は第
1図のA−A拡大断面図、第3図は直付柱と補完材の実
施例の斜視図、第4図(a)は係止ピンの実施例の側面
図、(b)はそのB−B断面図、第5図は直付柱、係止
ピン及び補完材を組立てた状態を示す断面図である。 (1):支柱、(2),(2a):凹溝、(3),(3
a):係止片、(4),(4a):空間部、(5),(5
a):直付柱、(7):ピン穴、(8),(8a):補完
材、(9),(9a):係止爪、(10),(10a):係止
ピン、(11):頭部、(12):係止部、(13):頚部、
(14):脚部、(15):スリット。
1図のA−A拡大断面図、第3図は直付柱と補完材の実
施例の斜視図、第4図(a)は係止ピンの実施例の側面
図、(b)はそのB−B断面図、第5図は直付柱、係止
ピン及び補完材を組立てた状態を示す断面図である。 (1):支柱、(2),(2a):凹溝、(3),(3
a):係止片、(4),(4a):空間部、(5),(5
a):直付柱、(7):ピン穴、(8),(8a):補完
材、(9),(9a):係止爪、(10),(10a):係止
ピン、(11):頭部、(12):係止部、(13):頚部、
(14):脚部、(15):スリット。
Claims (1)
- 【請求項1】側壁に少なくとも1つの凹溝が設けられ、
該凹溝の内壁のほぼ中間部に係止片が突設された断面多
角形又は円形の支柱と、 底壁にほぼ等間隔で設けられた複数対の取付穴と、前記
底壁に前記取付穴より広い間隔で設けられた複数個のピ
ン穴とを有し、前記支柱の凹溝の底壁と係止片とで形成
された空間部に挿入される断面ほぼコ字状の直付柱と、 周壁に係止部を有するほぼ円筒状の頭部と、該頭部より
小径の頚部と、該頚部より大径の基部を有するほぼ逆円
錐状の脚部とからなり、前記脚部にスリットが設けられ
該脚部が前記直付柱のピン穴に嵌入される弾性材からな
る係止ピンと、 内壁に前記係止ピンの係止部と係合する係止爪を有する
断面ほぼコ字状の補完材とを備えたことを特徴とする支
柱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990103333U JP2525400Y2 (ja) | 1990-10-02 | 1990-10-02 | 支 柱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990103333U JP2525400Y2 (ja) | 1990-10-02 | 1990-10-02 | 支 柱 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0462405U JPH0462405U (ja) | 1992-05-28 |
JP2525400Y2 true JP2525400Y2 (ja) | 1997-02-12 |
Family
ID=31848163
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990103333U Expired - Fee Related JP2525400Y2 (ja) | 1990-10-02 | 1990-10-02 | 支 柱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2525400Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5479373U (ja) * | 1977-11-15 | 1979-06-05 |
-
1990
- 1990-10-02 JP JP1990103333U patent/JP2525400Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0462405U (ja) | 1992-05-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |