JPH0652590U - 支柱構造 - Google Patents

支柱構造

Info

Publication number
JPH0652590U
JPH0652590U JP9333392U JP9333392U JPH0652590U JP H0652590 U JPH0652590 U JP H0652590U JP 9333392 U JP9333392 U JP 9333392U JP 9333392 U JP9333392 U JP 9333392U JP H0652590 U JPH0652590 U JP H0652590U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
strut
ridges
pillar
column
wall surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9333392U
Other languages
English (en)
Inventor
隆晴 植田
Original Assignee
株式会社イトーキクレビオ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社イトーキクレビオ filed Critical 株式会社イトーキクレビオ
Priority to JP9333392U priority Critical patent/JPH0652590U/ja
Publication of JPH0652590U publication Critical patent/JPH0652590U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Assembled Shelves (AREA)
  • Display Racks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 スチール棚や陳列什器の組み立てに用いる支
柱で、前後、左右のいずれの方向からでもブラケットや
横連結杆を連結して中間支柱として使え、かつ強度も大
きく、また、端部支柱としても、外面の係止孔が外部に
露顕せず外観も好ましい支柱の構造を提供する。 【構成】 金属板を屈曲成形し、四方の外面に支柱1の
縦方向にわたって中心に向かう凹条7を形成し、各凹条
7、7間の外壁面8には縦方向にわたって外方に向かう
突条9を形成し、各凹条7内に、その縦方向に多数の係
止孔10を設けた支柱本体2に、突条9を設けた外壁面8
を外被する支柱カバー3を、隣接する凹条7、7間にわ
たって取り付ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、スチール棚あるいは陳列什器等の組み立てに用いられる支柱の構造 に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
通常、上記のようなスチール棚や陳列什器等の組み立てに用いられる支柱は、 金属板を断面矩形状あるいは断面略C字形に屈曲形成し、その外面の縦方向に多 数の係止孔が設けられており、この係止孔にこれらの棚や什器を構成する横連結 杆等や棚受けブラケットの係止フックを係止して棚や陳列什器を組み立て可能と なてている。
【0003】 しかしながら、上記のように金属板を単なる断面矩形状やC字形に屈曲形成し ただけの従来の支柱の構造では、その外面に設けられた多数の係止孔のために支 柱強度が比較的弱く、ましてや、中間支柱として使用する場合等は、支柱四方の 外面の全てに係止孔を設けて支柱の前後、左右方向から棚受けブラケットを取り 付けたり棚や什器の構成材である横連結杆を連結したりする必要があることから 、特にその強度が問題となる。また、前記のように支柱外面の全てに係止孔を設 けたものでは、これを端部支柱として使用する場合に、支柱の外面に多数の係止 孔が露顕し、外観上好ましくない。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
そこで本考案では、上記のようなスチール棚や陳列什器の組み立てに用いられ る支柱として、その外面の全てに棚受けブラケット、あるいは棚や什器を構成す る横連結杆等を連結するための係止孔を設けることで、支柱に対して前後、左右 のいずれの方向からでも棚受けブラケットを取り付け、あるいは棚や什器を構成 する横連結杆を連結することができて中間支柱として使用しうるとともに、その 強度も大きく、また、この支柱を端部支柱として利用した場合であっても、その 外面に設けられた前記係止孔が外部に露顕することなく外観上も好ましい支柱の 構造を提供せんとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための本考案に係る支柱構造では、金属板を屈曲成形し て作成してなり、四方の外面のそれぞれに支柱の縦方向にわたって支柱の中心に 向かう凹条を形成し、前記各凹条間の外壁面には支柱の縦方向にわたって支柱の 外方に向かう突条を形成するとともに、前記各凹条内には、その縦方向に多数の 係止孔を設けてなる支柱本体に、前記突条を設けた各外壁面を外被する支柱カバ ーを隣接する凹条間にわたって取り付けてなる。
【0006】
【作用】
前記の本考案に係る支柱構造では、支柱本体の四方の外面に設けられた凹条と 各凹条間の外壁面に設けられた突条とにより、支柱本体の強度を大きなものとす る。この支柱によりスチール棚や陳列什器を組み立てるには、前記支柱本体の凹 条内に設けた係止孔に、支柱の前後、または左右からブラケットや、これらの棚 や什器の構成材である横連結杆等の部材を連結する。この場合、本支柱と他の部 材との連結方向を適宜選択することで、この支柱をスチール棚や陳列什器におけ る中間支柱としても、また端部支柱としても使用することができる。
【0007】
【実施例】
以下、図面に示した実施例に基づいて、本考案を更に詳細に説明する。図1は 本考案に係る支柱構造の1実施例を示す斜視図である。図中、符号1で示すもの が支柱であって、この支柱1は、支柱1の骨格をなす内部の支柱本体2と、該支 柱本体2を外被する支柱カバー3・・とからなる。そして、図例の支柱1の上端 部には図2に示すような上部キャップ4が、また下端部には図3に示すような下 部キャップ5が取り付けられている。前記下部キャップ5はアジャスター受けを 兼ねるものであり、その下面にアジャスター6が螺設されている。そして、図4 に示すように、この支柱1は、その上端に設けた上部キャップ4を室内の天井面 Rに当てるとともに、支柱1下端のアジャスター6により高さ調節することで前 記上部キャップ4を天井面Rに対して押しつけることで、天井面Rと床面Fの間 で突っ張った状態に立設されるものである。
【0008】 前記支柱1の骨格を構成する支柱本体2は、金属板を屈曲形成して作成されて おり、図5に示すように、支柱1における四方の外面のそれぞれに支柱1の縦方 向にわたって連続し、支柱1の中心に向かう四条の凹条7・・を形成し、互いに 隣接する凹条7、7間の外壁面8部分は、支柱1の外面に対して傾斜状に形成し 、各外壁面8には、支柱1の対角線にそって外方、即ち、支柱1の四角部に向か う四条の突条9・・を突設してなる。図例のものでは、この支柱本体2は、該支 柱本体2を対角に相対する一対の突条9A、9B部分で二分割された2つの部材 2A、2Bを接合して構成されており、両突条9A、9Bを構成する各部材2A 、2Bの端縁を、互いに相手方の端縁部分に外被し、両者をカシメ等により連結 固定することで、前記両部材2A、2Bにより一本の支柱本体2を構成してなる 。また、この支柱本体2における前記各凹条7・・内には、支柱1の縦方向にそ って、スチール棚や陳列什器等を組み立てる際に、棚を取り付けるための棚受け ブラケット20やこれらの棚や什器の構成材としての横連結杆30等のフック部 材21、31等を係止して連結するための多数の係止孔10・・が形成されてい る。
【0009】 また、前記支柱本体2の外壁面8を被覆してなる支柱カバー3は、金属板を屈 曲成形したり、または合成樹脂の押し出し成形等により断面略C字形に作成され ており、前記支柱本体2における突条9・・を突設してなる外壁面8に外被した 状態で、屈曲した両側縁部3a、3aを隣接する一対の凹条7、7内壁部分に外 嵌した状態で取り付けられている。図例の支柱カバー3は、その外面形状を、前 記支柱本体2から突設した突条9の位置で屈曲形成して支柱1の角部を構成する ように形成されているが、この支柱カバー3の形状は特に限定されるものではな く、その外面を曲面状としてもよい。
【0010】 以上のように構成してなる本考案に係る支柱1は、支柱本体2の四方の外面に 設けられた凹条7・・、および各凹条7、7間の外壁面8に設けられた突条9と により、支柱本体2の強度を大きなものとするとともに、前記四方の凹条7内の それぞれに設けた係止孔10により、本支柱1の前後、左右のいずれの方向から でも棚受けブラケット20や横連結杆30等のフック21、31を係止すること ができ、スチール棚や陳列什器を組み立てる際の中間支柱として使用することが できる。また、前記係止孔10は支柱本体2の凹条7内に設けてなり、しかもこ の凹条7の開孔縁部分は支柱カバー3にて被覆されていることから、この支柱1 を中間支柱として使用する場合はもちろんのこと、端部支柱として使用した場合 であっても、凹条7内の係止孔10が直接外部に露顕することがない。また、支 柱本体2は、その外壁面8を支柱カバー3で外被してなることから、この外壁面 8に設けた突条9が外部に露顕することがなく、支柱1の外部には、前記凹条7 が縦方向のスリットとして見えるだけであり、外観上も好ましいものである。
【0011】 更に、上記実施例においては、支柱本体2を二分割した二つの部材2A、2B から構成するに際し、両部材2A、2Bの端縁同士を接合し、突条9A、9Bを 構成する形でカシメ等により連結固定していることから、両部材の接合部が外部 に露顕することがなく、しかもこの接合部によって前記の如く突条9A、9Bを 形成してなることから、支柱本体2の強度をより大きなものとしてなる。尚、こ の実施例では、支柱本体2を二つの部材2A、2Bから構成してなるが、金属の 押し出し成形等により一つの部材として作成することもできるし、また、支柱本 体2を四分割して、各部材を四角の突条9・・部分で接合して連結固定するよう にしてもよい。
【0012】
【考案の効果】
以上のように本考案に係る支柱構造は、支柱本体の四方の外面に設けられた凹 条、および前記各凹条間の外壁面に設けられた突条とにより、支柱本体の強度を 大きなものとするとともに、前記四方の凹条内のそれぞれに設けた係止孔により 、支柱の前後、左右のいずれの方向からでもブラケットや横連結杆等の構成部材 を連結して中間支柱として使用することができる。また、前記係止孔は支柱本体 の凹条内に設けてなるので、この支柱を中間支柱として使用する場合はもちろん のこと、端部支柱として使用した場合であっても係止孔が外部に露顕することが なく、また、支柱本体の外壁面を支柱カバーで外被してなることから該外壁面に 設けた突条も外部に露顕することがなく、外観上も好ましいものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る支柱構造の1実施例を示す斜視
図。
【図2】前記支柱構造の上部の分解斜視図。
【図3】同じく支柱構造下部の分解斜視図。
【図4】前記支柱構造の正面図。
【図5】同じく拡大平断面図。
【符号の説明】
1 支柱 2 支柱本体 3 支柱カバー 4 上部キャップ 5 下部キャップ 6 アジャスター 7 凹条 8 外壁面 9 突条 10 係止孔 20 棚受けブラケット 21 フック片 30 横連結杆 31 フック片

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属板を屈曲成形して作成してなり、四
    方の外面のそれぞれに支柱の縦方向にわたって支柱の中
    心に向かう凹条を形成し、前記各凹条間の外壁面には支
    柱の縦方向にわたって支柱の外方に向かう突条を形成す
    るとともに、前記各凹条内には、その縦方向に多数の係
    止孔を設けてなる支柱本体に、前記突条を設けた各外壁
    面を外被する支柱カバーを隣接する凹条間にわたって取
    り付けてなることを特徴とする支柱構造。
JP9333392U 1992-12-29 1992-12-29 支柱構造 Pending JPH0652590U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9333392U JPH0652590U (ja) 1992-12-29 1992-12-29 支柱構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9333392U JPH0652590U (ja) 1992-12-29 1992-12-29 支柱構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0652590U true JPH0652590U (ja) 1994-07-19

Family

ID=14079347

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9333392U Pending JPH0652590U (ja) 1992-12-29 1992-12-29 支柱構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0652590U (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006098940A (ja) * 2004-09-30 2006-04-13 Aron Kasei Co Ltd 立表示板
JP2006136574A (ja) * 2004-11-12 2006-06-01 Sugatsune Ind Co Ltd 棚装置
KR100725821B1 (ko) * 2005-07-27 2007-06-08 박명숙 압출관을 이용한 지지대
JP2016185252A (ja) * 2015-03-27 2016-10-27 株式会社岡村製作所 商品陳列什器用支柱部材および商品陳列什器
JP2021065430A (ja) * 2019-10-23 2021-04-30 株式会社オカムラ 什器

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58500508A (ja) * 1981-04-23 1983-04-07 リンヴア リミテツド 貯蔵システム
JPS6366946B2 (ja) * 1980-03-27 1988-12-22 Toray Industries

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6366946B2 (ja) * 1980-03-27 1988-12-22 Toray Industries
JPS58500508A (ja) * 1981-04-23 1983-04-07 リンヴア リミテツド 貯蔵システム

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006098940A (ja) * 2004-09-30 2006-04-13 Aron Kasei Co Ltd 立表示板
JP2006136574A (ja) * 2004-11-12 2006-06-01 Sugatsune Ind Co Ltd 棚装置
JP4630641B2 (ja) * 2004-11-12 2011-02-09 スガツネ工業株式会社 棚装置
KR100725821B1 (ko) * 2005-07-27 2007-06-08 박명숙 압출관을 이용한 지지대
JP2016185252A (ja) * 2015-03-27 2016-10-27 株式会社岡村製作所 商品陳列什器用支柱部材および商品陳列什器
JP2021065430A (ja) * 2019-10-23 2021-04-30 株式会社オカムラ 什器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0652590U (ja) 支柱構造
CA1301236C (en) Furniture panel and element for attaching inserts thereto
JPH0319536Y2 (ja)
JPS6022850Y2 (ja) 陳列台における上部連結構造
JPH0440324Y2 (ja)
JPH07103Y2 (ja) パネル等への棚板の支持用側板
JPH0641462Y2 (ja) ローパーティションのパネル脚連結構造
JPH0122817Y2 (ja)
JPH0810607Y2 (ja) 柱と壁パネルとの接続構造
JPH063049Y2 (ja) 間仕切装置
JPH078697Y2 (ja) 軒桁化粧取付構造
JPH0340202Y2 (ja)
JPH0433295Y2 (ja)
JP2525400Y2 (ja) 支 柱
JPH061939Y2 (ja) 壁パネルの接続構造
JPS6118751Y2 (ja)
JP2560036Y2 (ja) 耐火間仕切装置
JP2502121Y2 (ja) 外壁パネル並びにその取付構造及び取付金具
JPS6228946Y2 (ja)
JPS6068102U (ja) 建物用パネルの固定構造
JPH07103651B2 (ja) 樋継手
JP2559549Y2 (ja) 陳列什器における支柱の天キャップ
JPS634747Y2 (ja)
JPH0733704B2 (ja) 外装構造体
JPH03105507U (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19971111