JPH0345623Y2 - - Google Patents

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JPH0345623Y2
JPH0345623Y2 JP89787U JP89787U JPH0345623Y2 JP H0345623 Y2 JPH0345623 Y2 JP H0345623Y2 JP 89787 U JP89787 U JP 89787U JP 89787 U JP89787 U JP 89787U JP H0345623 Y2 JPH0345623 Y2 JP H0345623Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は化粧棚や飾り棚など多用途に使用でき
る小物棚に関するものである。
従来技術とその問題点 従来、小物棚として、支持体の両側部に支持孔
を設けるとともに中間部に上記支持孔より後方位
置に嵌合孔を設け、棚部材の両側部後面に支持孔
に嵌合する支持突起を設けるとともに中間部後面
に嵌合孔に嵌合する嵌合突起と嵌合孔の縁に係止
する弾性係止片とを設け、支持体に対して棚部材
を着脱可能としたものが知られている(実開昭61
−18031号公報参照)。
ところが、上記小物棚の場合には、支持体に対
して棚部材を直交方向に装着するようになつてい
るので、棚部材上に載せた小物の荷重が棚部材と
支持体との嵌合部に対して曲げモーメントして作
用し、ガタを生じる問題がある。このようなガタ
を解消するには支持体に設けた支持孔および嵌合
孔と棚部材に設けた支持突起、嵌合突起、弾性係
止片との嵌合精度を高める必要があり、部品管理
ならびに製作コストが嵩む欠点がある。特に、連
結式小物棚(前記公報第1図〜第7図参照)では
支持体、棚部材の他に、支持体を支持するパイ
プ、支持体をパイプに固定するための部品などが
必要であり、構造が複雑で部品数が多く、尚更ガ
タが発生しやすい。また、一旦組み立てた小物棚
を分解する時、弾性係止片を取り外さなければな
らないので容易に分解できず、弾性係止片が折損
しやすい。
考案の目的 本考案は上記問題点に鑑みてなされたもので、
その目的は、極めて簡単な構造で棚部材を安定に
連結でき、組立、分解の容易な連結式の小物棚を
提供することにある。
考案の構成 上記目的を達成するために、本考案は、垂直な
背板部と水平な棚部材とを一体に有し、上下端部
に水平方向に係合可能なスライド係合部と上下方
向の貫通孔とを設けた複数の棚部材と、該複数の
棚部材をスライド係合部によつて係合させた状態
で、各棚部材の貫通孔に共通に挿通され、スライ
ド係合部の係合外れを防止する支柱とを備えた構
成としたものである。
実施例の説明 第1図〜第7図は上下壁面U、L間に突つ張り
固定される形式の小物棚の第1実施例を示し、5
個の棚部材1と2本の支持パイプ2とで構成され
ている。
棚部材1は、第4図に示すように樹脂にて縦断
面ほぼL字形に一体成形されており、垂直な背板
部10と水平な棚板部11と両側の側壁部12と
で構成されている。上記側壁部12の間には、棚
板部11上に載置される小物の落下を防止するた
め、線材からなるガード部材13が架設されてい
る。棚部材1の上下端部両側には第5図に示すよ
うに水平方向、特に前後方向に係合自在な雌形と
雄形のスライド係合部14,15が一体に形成さ
れている。即ち、上端部に設けた雌形のスライド
係合部14は、後方に開口した略U字形の開口部
14aと、この開口部14aの下方に形成された
U字形溝部14bとで構成され、下端部に設けた
雄形スライド係合部15は、上記開口部14aに
挿入自在な軸部15aと、U字形溝部14bに係
合可能な幅広な鍔部15bとで構成されている。
また、雌形のスライド係合部14の近傍には上下
方向の貫通孔16が形成され、雄形のスライド係
合部15の近傍にも上下方向の貫通孔17が形成
されている。そして、雄形スライド係合部15の
鍔部15bを雌形スライド係合部14のU字形溝
部14bに後方よりスライド係合させることによ
り、上下の棚部材1,1は上下方向に抜け止めさ
れ、かつ係合状態において両棚部材の貫通孔1
6,17は互いに合致する。
支柱2は合致した貫通孔16,17に挿通さ
れ、スライド係合部14,15の前後方向への係
合外れを防止している。上記支柱2は、第6図、
第7図に示すように上下に分解可能な2本の支柱
部品2a,2bで構成され、両支柱部品2a,2
bはジヨイント部21,22によつて連結されて
いる。このジヨイント部21,22は、雄形ジヨ
イント部21を雌形ジヨイント部22に挿入して
ほぼ180゜捩ることにより、雄形ジヨイント部21
の突起21aが雌形ジヨイント部22の上端面2
2aに係合して抜け止め固定される。
下方の支柱部品2aは、第6図のように筒体2
3と筒体23の下端開口に嵌着固定されたスリー
ブ24とを有しており、このスリーブ24の中央
挿通孔24aにネジ軸25が摺動自在に挿通さ
れ、ネジ軸25の先端に抜け止め用のナツト26
が螺着固定されている。上記ナツト26とスリー
ブ24との間には2枚の座金27,28とスプリ
ング29とが配置されており、自由状態ではネジ
軸25が一定寸法以上に引き出されないように、
ネジ軸25を上方へ付勢している。なお、この実
施例ではスプリング29の自由長を短く設定した
が、上側の座金27がナツト26と常に接触しう
るような長さとしてもよい。上記ネジ軸25の下
端頭部25aは端部材30の内部に埋設固定され
ており、端部材30の下端面には壁面の損傷を防
止するためのゴム板31が貼着されている。上記
ネジ軸25の中央部には調整ナツト32が、内部
に固定した金属製ナツト33によつて螺合してお
り、この調整ナツト32を手で回すことによりネ
ジ軸25に沿つて螺進させ、支柱2を上下壁面
U、L間に締め上げ固定し得るようになつてい
る。
上方の支柱部品2bは、第7図のように上記筒
体23と同一太さの外筒34と、外筒34の内側
に摺動自在に挿通された内筒35とを有してい
る。外筒34の上端開口には内筒35の案内部材
を兼ねるスリーブ36が嵌着固定されており、こ
のスリーブ36にはその軸線と直交方向に金属製
ナツト37が固定されている。上記ナツト37に
は固定ネジ38が螺合しており、固定ネジ38の
把手部38aを手で回すことにより固定ネジ38
の先端が内筒35に圧着し、外筒34と内筒35
とを任意の位置で固定できる。上記外筒34の外
周には最上方の棚部材1の上端面を押さえるため
の環体39が摺動自在に挿通されており、この環
体39に固定された金属製ナツト40に締付ネジ
41が螺合している。そして、締付ネジ41の摘
み部41aを手で回すことにより、締付ネジ41
の先端を外筒34に圧着させ、環体39を任意の
位置に固定できる。内筒35の上端開口には端部
材42が嵌着固定されており、端部材42の上端
面には、上記端部材30と同様に壁面の損傷を防
止するためのゴム板43が貼着されている。
作動の説明 まず、棚部材1と支柱2との組付方法について
説明する。複数(例えば5個)の棚部材1の上下
端部に設けたスライド係合部14,15を前後方
向に係合させ、貫通孔16,17を合致させる。
この状態で下方から支柱部品2aを、上方から支
柱部品2bをそれぞれ貫通孔16,17に挿入す
ることにより、スライド係合部14,15の抜け
を防止するとともに、両支柱部品2a,2bをジ
ヨイント部21,22で結合する。そして、最下
方の棚部材1の下端面を支柱部品2aのスリーブ
24の鍔で支持し、最上方の棚部材1の上端面を
環体39で押さえることにより、複数の棚部材1
全体が支柱2に対して固定される。
つぎに、上記支柱2の設置方法を説明する。最
初に固定ネジ38を緩めて内筒35を外筒34に
対して進退させ、支柱1の全長l(第1図参照)
を上下壁面U,Lの距離にほぼ一致させた後、固
定ネジ38を締め付けて内外筒34,35を相互
に固定する。つぎに、調整ナツト32を回してネ
ジ軸25の突出長さを長くし、スリーブ24の下
端面から端部材30のゴム板31までの距離l1
(第6図参照)を微調整することにより、上下の
端部材42,30のゴム板43,31を上下壁面
U,Lに圧着させ、支柱2を突つ張り支持するこ
とにより設置を完了する。
上記実施例の構造においては、2本の支柱2を
用いて複数個連結された棚部材1の両側を突つ張
り支持したので、外力によつて棚部材1が回転し
たり位置ずれする心配がなく、安定に設置でき
る。
他の実施例 第8図〜第13図は本考案の第2実施例を示
し、この実施例はスタンド形式で立設して使用す
るものである。この実施例では、第1実施例と同
一部品からなる棚部材1を3個連結し、最下部に
第11図に示す脚5を固定してある。この脚5の
後部には雌形スライド係合部14とほぼ同一形状
のスライド係合部51が形成されており、最下部
の棚部材1の下端部に設けた雄形のスライド係合
部15と脚5のスライド係合部51とを前後方向
より圧入係合させることにより、脚5は最下部の
棚部材1の下面に固定される。上記棚部材1は、
第1実施例と同様にスライド係合部14,15に
よつて水平方向に係合したあと、貫通孔16,1
7に支柱6と挿通することにより抜け止めされ
る。この支柱6は単一の筒体で構成されており、
支柱6の下方への抜けは上記脚5のスライド係合
部51の衝止面52で防止される。また、支柱6
の上方への抜けを防止し、かつ小物棚の上端面の
美観を確保するため、最上部の棚部材1の上端の
スライド係合部14には第12図のようなキヤツ
プ7が装着されている。このキヤツプ7の下面側
には上記支柱6の上端が嵌合し得る凹部71が形
成されており、支柱6の水平方向への振れも防止
している。
上記第2実施例では小物棚の倒れを防止するた
め、第13図に示すような倒れ防止具8を使用し
てもよい。この倒れ防止具8は、例えば小物棚を
設置する場所の近傍の側壁面に背面部81を両面
接着あるいはネジ止めなどの手段で固定し、C字
形嵌合部82に上記支柱6を弾性的に嵌合するこ
とにより、小物棚の倒れを防止できる。
上記第1、第2実施例のほか、種々の態様が考
えられる。例えば、第1実施例では棚部材1の両
側に設けた貫通孔16,17にそれぞれ支柱2を
挿通し、2本の支柱2で上下壁面間に突つ張り支
持したが、棚部材1の上下端部中央に貫通孔を設
け、その貫通孔に1本の支柱2を挿通して突つ張
り支持してもよい。この場合には、棚部材1を支
柱2を中心として水平方向に回転させることが可
能である。
考案の効果 以上の説明で明らかなように、本考案によれば
複数の棚部材の上下端部を互いに水平方向へスラ
イド係合させた状態で、各棚部材の貫通孔に支柱
を挿通することによりスライド係合が外れないよ
うにしたので、極めて簡単かつ少ない部品数で連
結式小物棚を構成でき、組立、分解も容易であ
る。また、棚部材は背板部と棚板部とを一体に有
しているので、小物の重量によつて棚板部にガタ
や撓みが生じない。さらに、支柱が小物棚の背骨
としての機能を有するので、棚部材を複数個連結
した状態でスライド係合部に多少のガタがあつて
も、小物棚全体としての撓みが支柱によつて防止
され、安定な小物棚を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図は本考案にかかる小物棚の第1
実施例を示し、第1図、第2図、第3図はそれぞ
れ小物棚の正面図、左側面図、背面図、第4図は
棚部材の斜視図、第5図は第3図部分の拡大分
解斜視図、第6図、第7図はそれぞれ上下の支柱
部品の断面図、第8図〜第13図は本考案の第2
実施例を示し、第8図、第9図、第10図はそれ
ぞれ小物棚の正面図、左側面図、背面図、第11
図は脚の斜視図、第12図はキヤツプの斜視図、
第13図は倒れ防止具の斜視図である。 1……棚部材、10……背板部、11……棚板
部、14……雌形スライド係合部、15……雄形
スライド係合部、16,17……貫通孔、2……
支柱、2a,2b……支柱部品、21,22……
ジヨイント部、25……ネジ軸、32……調整ナ
ツト、38……固定ネジ、39……環体、5……
脚、6……支柱、7……キヤツプ、8……倒れ防
止具。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 垂直な背板部と水平な棚板部とを一体に有
    し、上下端部に水平方向に係合可能なスライド
    係合部と上下方向の貫通孔とを設けた複数の棚
    部材と、該複数の棚部材をスライド係合部によ
    つて係合させた状態で、各棚部材の貫通孔に共
    通に挿通され、スライド係合部の係合外れを防
    止する支柱とを備えたことを特徴とする小物
    棚。 (2) 上記支柱は被取付部の上下壁面間に突つ張つ
    た状態で固定されることを特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の小物棚。
JP89787U 1987-01-07 1987-01-07 Expired JPH0345623Y2 (ja)

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JP89787U JPH0345623Y2 (ja) 1987-01-07 1987-01-07

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JP89787U JPH0345623Y2 (ja) 1987-01-07 1987-01-07

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JPS63108328U JPS63108328U (ja) 1988-07-13
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