JP6125934B2 - 棚 - Google Patents

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Description

本発明は部屋の間仕切りとしても利用でき且つ組み立て、解体及び搬送が容易な棚に関する。
従来、棚の構造は種々のものが存し、基本的には棚板とこれを支持する支柱構造体とから構成されている(例えば特許文献1参照)。
実開昭61−16049号公報
室内に棚を設置するとき、部品点数が少なくしかも床、天井、壁の加工工事が不要な棚が求められている。また、大型の棚としては、搬送が容易で且つ容易に解体でき、コンパクトにできる引っ越し等が容易な棚が求められている。
また、全体がシンプルな構造であっても地震や外部衝撃力に強く高い強度を備えた支柱構造の棚が求められている。
本発明は上記要望を満足させる棚を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するため、本発明は、全体を縦方向に複数に分割した棚であって、鉄芯固定用のナット(30)が複数埋設され、表面に複数の前記ナット(30)のねじ穴が開口する床板用の帯板(10a)と、鉄芯固定用のナット(30)が複数埋設され、表面に複数の前記ナット(30)のねじ穴が開口する天板用の帯板(10b)と、外周部にねじが切られた複数本の鉄芯(16)と、内径部に鉄芯(16)をスライド自在に保持する鉄芯保持部(20)とナットをスライド自在に保持するナット保持部(22)が形成された複数の金属製の分割管体(14)と、前記分割管体(14)にスライド自在に嵌合するための穴を有する複数の棚板(12)と、キャップ(26a)を有するキャップスクリュー(26)と該キャップスクリュー(26)に螺合するナット(28)とを有し、該キャップスクリュー(26)の先端で前記分割管体(14)内の鉄芯(16)を前記鉄芯保持部(20)に押圧して鉄芯(16)を分割管体(14)に固定する固定具(24)とを備え、前記各分割管体(14)に、該分割管体(14)の全長にわたって延びる凹入部(18)を設け、該凹入部(18)の奥部側に前記鉄芯保持部(20)を形成し、前記凹入部(18)の開口部側に前記ナット保持部(22)を設け、前記床板用の帯板(10a)のねじ穴に、鉄芯(16)をねじ込んで床板用の帯板(10a)の表面に鉄芯(16)を垂直に固定し、前記天板用の帯板(10b)のねじ穴に、鉄芯(16)をねじ込んで天板用の帯板(10b)の表面に鉄芯(16)を垂直に固定し、前記床板用の帯板(10a)に固定された鉄芯(16)に嵌挿された分割管体(14)とこれに軸方向に接する分割管体(14)とを、一方の分割管体(14)側の鉄芯(16)の一部を、他方の分割管体(14)側の鉄芯保持部(20)に嵌挿し、該鉄芯(16)の嵌挿部分を前記固定具(24)によって前記他方の分割管体(14)の鉄芯保持部(20)に固定することにより一対の分割管体(14)(14)を互いに軸方向に結合して支柱(6)とし、前記棚板(12)を、前記支柱(6)の前記凹入部(18)に固定した固定具(24)のキャップ(26a)により前記支柱(6)の適所に支持したことを特徴とする。
また本発明は、 前記天板用の帯板(10b)に固定される鉄芯(16)と、該鉄芯(16)とは別体の、一対の分割管体(14)(14)を互いに軸方向に結合するための結合用の鉄芯(16)とが前記一方の分割管体(14)に配置されていることを特徴とする。
また本発明は、 前記分割管体(14)に、前記凹入部(18)とは別に、ナット保持部(47)を設け、該ナット保持部(47)に固定した固定具(24)のキャップ(26a)により前記棚板(12)を前記分割管体(14)の適所に支持するようにしたことを特徴とする。
また本発明は、 前記床板用の帯板(10a)に固定された鉄芯(16)に支柱昇降調整用ナット(36)を螺合し、該支柱昇降調整用ナット(36)に前記他方の分割管体(14)の下端を係止した構成とし、前記支柱昇降調整用ナット(36)を回転させることにより、該支柱昇降調整用ナット(36)の鉄芯(16)に沿った昇降と連動して前記鉄芯(16)に対してフリー状態とした前記他方の分割管体(14)が鉄芯(16)に沿って昇降するようにしたことを特徴とする。
また本発明は、 前記天板用の帯板(10b)に固定された鉄芯(16)に鉄芯昇降調整用ナット(42)を螺合し、該鉄芯昇降調整用ナット(42)を前記一方の分割管体(14)の上端に係止した構成とし、前記鉄芯昇降調整用ナット(42)を回転させることにより、該鉄芯昇降調整用ナット(42)に対して、前記分割管体(14)に対してフリー状態とした前記天板用の帯板(10b)に固定された鉄芯(16)が前記ナット(42)に案内されて軸方向に昇降するようにしたことを特徴とする。
また本発明は、 前記分割管体(14)がアルミニウムで構成されていることを特徴とする。
また本発明は、 台板(50)の両側に嵌合凹部(52)を設け、該嵌合凹部(52)を左右に配置された支柱(6)に嵌合し、前記台板(50)の前方にテーブル脚(54)を設け、該テーブル脚(54)を床面上に載置し、前記台板(50)を前記支柱(6)の凹入部に固定したキャップスクリューのキャップで支持したことを特徴とする。
また本発明は、 台板(50)の両側に嵌合凹部(52)を設け、該嵌合凹部(52)を左右に配置された支柱(6)に嵌合し、前記台板(50)の前方にテーブル脚(54)を設け、該テーブル脚(54)を床面上に載置し、前記台板(50)の上下を前記支柱(6)の凹入部に固定したキャップスクリューのキャップで挟み、該台板(50)を前記支柱(6)に軸方向に移動しないように支持したことを特徴とする。
また本発明は、 前記支柱(6)は、横方向に所定間隔を存して配列された前列を構成する複数の支柱(6)と、前列の支柱に対して該支柱ごとに後方に配置された後列を構成する複数の支柱(6)とから成り、台板(50)の両側に左右の各2本づつの支柱(6)に嵌合する嵌合凹部(52)を設け、該嵌合凹部(52)を左右の各2本の支柱(6)に嵌合させ、前記台板(50)に取り付けたテーブル脚(54)を床面上に載置し、前記台板(50)の上下を前記左右各2本の支柱(6)の凹入部に固定したキャップスクリューのキャップで挟み、該台板(50)を前記左右各2本の支柱に軸方向に移動しないように支持したことを特徴とする。
また本発明は、 棚板(66)の両側に嵌合凹部(68)を設け、該嵌合凹部(68)を左右に配置された支柱(6)に嵌合し、該棚板(66)を前記支柱(6)の凹入部に固定したキャップスクリューのキャップで支持したことを特徴とするものである。
本発明は支柱を分割構造とし、しかも支柱を管体と鉄芯の二層構造としたので、組立、解体が容易な上、強度を高くでき、しかも搬送が容易である等の効果が得られる。
本発明の全体正面図である。 本発明の説明図である。 本発明の説明図である。 本発明の説明図である。 本発明の説明図である。 本発明の説明図である。 本発明の説明図である。 本発明の説明図である。 本発明の説明図である。 本発明の説明図である。 本発明の説明図である。 本発明に係る支柱の断面説明図である。 本発明に係る支柱の断面説明図である。 本発明に係る支柱の他の実施形態の断面説明図である。 本発明に係る固定具の外観説明図である。 本発明の他の実施形態を示す説明図である。 本発明の他の実施形態のテーブルを示す説明図である。 本発明の他の実施形態のテーブル脚を示す説明図である。 本発明の他の実施形態の説明図である。 本発明の他の実施形態の棚板を示す説明図である。 本発明の説明図である。
以下に本発明の実施の形態を添付した図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明に係る棚の全体の正面図を示している。棚は、全体を縦方向に2分割した、棚上部2と、棚下部4とから成り、これを結合した構成となっている。棚下部4は、支柱6の1/2の長さの複数の分割支柱8aと、床板として用いられる帯板10aと、複数の棚板12とを主たる構成要素としている。
棚上部2は、支柱6の1/2の長さの複数の分割支柱8bと、天板として用いられる帯板10bと複数の棚板12とを主たる構成要素としている。棚下部4の分割支柱8aと棚上部2の分割支柱8bとが軸方向に連結して1本の支柱6を構成する。支柱6は本実施形態では図6に示すように、前列4本、後列4本計8本が帯板10a,10b間に配置されるように構成されている。各分割支柱8a,8bは、図10に示すように、アルミニウム押し出し材から成る分割管体14と、各分割管体14に挿入される丸棒状の鉄芯16とから成り、各分割管体14には、長手方向全長に亘って凹入部18が形成されている。帯板14及び棚板12は本実施形態では、木材から構成されている。
凹入部18の奥部側には、図11に示すように、鉄芯16を分割管体14の長手方向に沿ってスライド自在に保持する鉄芯保持部20が分割管体14の長手方向全長に亘って形成されている。鉄芯保持部20は、図13に示すように、断面円形の鉄芯16の外周面のわん曲面に対応するわん曲面20aを有している。凹入部18の開口部側には、ナットを分割管体14の長手方向に沿ってスライド自在に保持するナット保持部22が形成されている。
鉄芯16を凹入部18内の鉄芯保持部20に挿入し、鉄芯16の外周面を鉄芯保持部20のわん曲面20aに密着させると、鉄芯16は、丁度分割管体14の中心に位置するように構成されている。棚下部4用の分割管体14に挿入される鉄芯16は、分割管体14の下端から所定長さ突出し、且つ、分割管体14の上端より所定長さ引っ込む長さに設定され、棚上部2用の分割管体14に挿入される鉄芯16は、図6に示すように、天板10bに固定される短い鉄芯16と、長い鉄芯16の2種類が用意され、2本合わせて分割管体14の略全長の長さに設定されている。各鉄芯16には、外周部にねじが形成されている。
図15は、鉄芯16を分割管体14に固定するために使用される固定具24を示し、六角穴を有する円筒型のキャップ26aとねじ部26bとを有する六角穴付きボルト26(キャップスクリュー)と、六角ナット28とから構成されている。該固定具24は、棚受けダボとしても、また、分割管体14を接合する連結具としても使用される。帯板10a,10bには、複数箇所に爪付きナット30が打ち込まれ、図6に示すように、帯板10a,10bの各表面にねじ穴からなる支柱取付部32を構成している。
本実施形態では、各帯板10a,10bに、前列4箇所、後列4箇所の計8ヶ所の支柱取付部32を設けているが特に8ヶ所に設けることに限定されるものではなく、任意の位置に任意の数の支柱取付部32を設けても良い。各帯板10a,10bに打ち込まれた爪付きナット30の各ねじ穴の中心軸線は、該ねじ穴が開口する帯板10a,10bの平面に対して垂直に設定されている。棚板12は、帯板10a,10bと略同一形状に形成され、複数用意されている。各棚板12には、帯板10a,10bの支柱取付部32に対応する位置に、支柱挿入用の穴が設けられ、該穴を通じて、支柱6にスライド自在に挿入配置できるように構成されている。
なお、棚板12及び帯板10a,10bは同一形状に限定されるものではなく、任意の形状とすることができる。
次に、棚の組立方法について説明する。
予め、図6に示すように、棚下部4用の各鉄芯16に、ナット34,36を螺合し、平ワッシャ38と平ワッシャ40を挿入しておく。これら棚下部4用の各鉄芯16の下端部を、床板用の帯板10aの各支柱取付部32に、、手操作で、所定深さねじ込み、ナット34を締め付けて、鉄芯16の下端部を帯板10aに垂直に固定する。
次に、ナット36の位置を調整する。次に鉄芯16に分割管体14を挿入し、分割管体14の下端を平ワッシャ38を介して、ナット36に当接させる。次に、所定数の棚板12を、各棚板12に形成された穴を介して分割管体14に挿入する。また、各棚板12の下方に位置させて、固定具24のナット28をナット保持部22にスライド自在に嵌合配置する。次に、各棚板12を、管体14に沿って昇降方向にスライドさせ、所望の高さとしたところで、固定具24を、棚板12の下に移動させ、固定具24のキャップ26aを棚板12の下面に当接配置する。
次に、六角穴付きボルト26を六角棒レンチで締め付け方向に回転し、ボルト26bの先端で鉄芯16を押圧し、ナット28を分割管体14の管壁に圧接させ、且つ鉄芯16を鉄芯保持部20のわん曲面20aに図12の如く圧着させて鉄芯16に分割管体14を固定する。この固定状態において、鉄芯16は分割管体14の中心に位置する。各棚板12は、所望の高さに、固定具24のキャップ26によって支持され、図3に示すように棚の下部4が構築される。該状態において、分割管体14内の鉄芯16は、その上端が、所定長さ、分割管体14の上端より引き込んだ状態となっており、これにより、分割管体14の上部の鉄芯保持部20に鉄芯受け入れ部が形成される。
次に、天板用の帯板10bを図6に示すように、床面に載置した状態で、その各支柱取付部32のねじ穴に、予めナット42,44がねじ込まれた棚上部2用の短い方の各鉄芯16の一端部を、平ワッシャ46(図5参照)の上から、ねじ込み、ナット44を締め付けて、天板用の帯板10bに棚上部2用の短い方の各鉄芯16を垂直に固定する。次に、ナット42の位置を調整する。次に短い方の鉄芯16に平ワッシャ48を介して、分割管体14を挿入し、分割管体14の一端を平ワッシャ48を介して、ナット42に当接させる。この分割管体14の中には、長い方の鉄芯16が予め挿入されている。次に、所要数の棚板12を、各棚板12に形成された穴を介して、分割管体14に挿入する。また、各棚板12ごとに、固定具24のナット28をナット保持部22にスライド自在に嵌合配置する。
次に各固定具24を、所定の棚板支持位置に移動させて、該支持位置で、六角穴付きボルト26を締め付け方向に回転し、固定具24を分割管体14に固定する。該固定状態において、短い方の鉄芯16が分割管体14の中心に位置した状態で分割管体14は鉄芯16に固定される。また、棚上部2用の分割管体14内の長い方の鉄芯16は、その一端部を、分割管体14の他端部から所定量突出させて、分割管体14に仮止めしておく。この仮止めを解除すれば、長い方の鉄芯は棚上部2用の分割管体14に対して移動可能であり、この移動可能な鉄芯16の突出部分16aは、棚上部2と下部4の分割管体14の接続に使用される。
次に、棚上部2を図3に示す、帯板10bを床面に載置した逆さまの状態から、ひっくり返して図2に示すように帯板10bを上にした状態とし、棚上部2を、棚下部4の直上に移動して、棚上部2の各分割管体14の端部を、棚下部4の対応する分割管体14の端部に合わせ(図21A参照)、鉄芯16の突出部分16aを棚下部4の管体14に挿入する(図21B参照)。このとき、棚上部2の各分割管体14に対する長い方の鉄芯16の仮止めを解除し、長い方の鉄芯16を各分割管体14に対して移動可能とする。この移動可能な鉄芯16が下部へ移動し、鉄芯16の突出部分16aが、棚下部4の対応する分割管体14の鉄芯受け入れ部に深く挿入される(図21C参照)。
次に予め、棚下部4の分割管体14の凹入部18の上部に配置しておいた固定具24によって、棚下部4の分割管体14側の鉄芯受け入れ部に挿入された、棚上部2用の鉄芯16の突出部分16aを、棚下部4の分割管体14側の鉄芯受け入れ部に圧着固定する(図21D参照)。これにより、棚上部2と棚下部4は結合される。天板用の帯板10bは、天井に対面配置される。天板用の帯板10bを、天井に圧接させ、帯板10bを天井にフィットさせる場合には、図5に示すように、棚上部2用分割管体14とこれの内部の短い方の鉄芯16との固定を解除した状態で、ナット42を回転させ、該ナット42を支点として鉄芯16を昇降させる。
これにより、短い方の鉄芯16と連動する帯板10bを昇降方向に調製することができ、帯板10bを天井にフィットさせることができる。また、各支柱6を昇降方向に調製する場合には、図4に示すように、棚下部4の分割管体14とその内部の鉄芯16との固定を解除した状態で、ナット36を回転させ、ナット36を鉄芯16に対して昇降させる。ナット36の鉄芯16に沿った昇降と連動して、ナット36に平ワッシャ38を介して当接する分割管体14が昇降する。これにより棚板12の水平レベルを出すことができる。上記実施形態では、支柱6を2分割したが、分割数は特に2分割に限定されるものではない。また、分割した支柱の長さは、上下あるいは上中下の各分割管体が同一長である構成に特に限定されるものではない。
また、図14に示すように、分割管体14に凹入部18とは別に、T溝からなるナット保持部47を、分割管体14の全長にわたって形成し、このナット保持部47に、図15に示す固定具24のナット28を配置して、この固定具24の円筒状キャップ26aを棚板支持用のダボとして使用するようにしても良い。
本発明は、ナット36,42で天井から床までのフィットする棚を構築できる。床から天井まで面で密着する棚は転倒しにくいという効果がある。
また、一組のキャップスクリューとナットで鉄芯を管体に押圧することで鉄芯と管体を固着し一体化し強固な支柱を形成することができ、且つ上下部の棚を結合でき、且つ棚板を支持するダボの用をなすという三重の働きを兼ねることができる。
更に、ナット36,42で天井にフィットした状態をロックできる。また、本発明は管体の鉄芯収納部はキャップスクリューによって鉄芯を押圧した場合、鉄芯の中心と管体の中心が必ず一致する様に押圧される形状になっている。鉄芯の中心と管体の中心が必ず一致することで管体のスムーズな接続を簡便確実にできる。
本発明は、鉄芯は天板、床板に固定された鉄芯と上部管体内に仮止めされた移動可能な鉄芯とから構成される。移動可能の鉄芯を移動させ分割された管体をまたがってキャップスクリューで押圧されて一体化した支柱になる。また、鉄芯のない管体部分のキャップスクリューとナットはキャップスクリューのキャップとナットの間の管体を挟み込んで留まりダボの用をなす。
次に本発明の他の実施形態を図16乃至図18を参照して詳細に説明する。
図16において、棚は、棚上部2と棚下部4とから成り、これらが結合され、各支柱6に、複数の棚板12が支持されている。この棚の構成は、図1に示す棚の構成と同一である。棚下部4の左右の支柱6,6間のスパンには、木製のテーブル用台板50が配置されている。台板50は左右の支柱6,6の間隔に合わせてU字形に切り込まれている。台板50の矩形状の取付部50aの左右の両側に各々、一対の嵌合凹部52が形成されている。台板50の前方部分50bの下面の両側には、2本のテーブル脚54,54が台板50に対して垂直に固定されている。
前記台板50の4つの嵌合凹部52は、前列左右2本の支柱6の周面と、後列左右2本の支柱6の周面に密に嵌合するのに適した形状に設定されている。各テーブル脚54,54は、図5に示す分割支柱8a,8bとほぼ同じ構造を備え、管体56と2本の鉄芯58とから脚部を構成している。脚部の上部は、管体56から一方の鉄芯58が突出し、該鉄芯58が台板50に固着された爪付きナット(図示省略)のねじ穴に、ナットと平ワッシャを介して、ねじ込まれ、また、管体56がキャップスクリューとナットにより一方の鉄芯に固定されこれにより脚部の上部は、台板50に垂直に固定されている。脚部の2本の鉄芯58と管体56との一体固定化は、キャップスクリューとナットが用いられている。
脚部の下部は管体56から他方の鉄芯58が突出し、該鉄芯58のねじ部にナット60が螺合し、該ナット60に平ワッシャ62を介して管体56の下端が当接配置されている。テーブル脚54の脚部の下部の、管体56から突出する他方の鉄芯58の下端にはアジャスタ64が取り付けられている。
アジャスタ64の管体56の下端に対する距離は、管体56と他方の鉄芯58との固定を解除した状態で、ナット60を回すことにより、管体56の下端からの鉄芯58の突出量を変化させることで、調整することができる。
上記はアジャスタ64を支点とした、台板50のレベルの調整であるが、台板50を支点として脚部の長さを調整する場合は、管体56に対して他方の鉄芯58のキャップスクリューとナットによる固定を解除した状態で、他方の鉄芯58を管体56に対して軸方向にスライド移動させ、管体56の下端からの他方の鉄芯58の突出量を変化させ脚部の長さを調整する。このときナット60は、他方の鉄芯58の管体56に対するスライド移動の邪魔にならない位置に配置しておく。脚部の長さの調整が完了したらキャップスクリューとナットを用いて他方の鉄芯58を、管体56に固定する。また、ナット60を回してナット60を管体56の下端に平ワッシャ62を介して圧着する。
テーブルを棚に取り付ける場合には、左右の前後に2本づつの支柱6が対向するスパンの中、任意の選択したスパンに、テーブル用台板50を斜めに傾けて取付部50aを挿入し、しかる後に、台板50を水平にして、左右の嵌合凹部52をそれぞれ対応する支柱6に嵌合する。更に、台板50を支柱6に沿ってスライドさせて高さ調整し、テーブル脚54の脚部を床面に載置し、台板50を床面に対して水平に配置する。このとき、アジャスタ64を操作してテーブル脚54の脚部の長さを調整することができる。台板50の高さが決まったところで、支柱6に台板50の各嵌合凹部52ごとに上下2個のキャップスクリューとナットとを用いて台板50の上下をキャップスクリューのキャップで挟み、台板50を対応する支柱6に固定する。
上記のように棚にテーブルを追加することで、棚の前方にテーブルの脚部による支えができるので、棚の安定性が増し、安全性を向上させることができる。
次に本発明の他の実施形態を図19及び20を参照して説明する。
棚の支柱間スパンに配置するための小型の棚板66を用意し、この棚板66の両側に、支柱用の嵌合凹部68を設けることで、棚の任意のスパンに小型の棚板66を簡単に取り付けることができる。この小型棚板66の取り付け方法は、上記したテーブルの台板50の取り付け方法と同一であり、図19は取り付け時において、小型棚板66を傾けた状態を示している。そのたの構成は図16に示す実施形態と同一なため、その説明を省略する。
2 棚上部
4 棚下部
6 支柱
8a 分割支柱
8b 分割支柱
10 帯板
12 棚板
14 分割管体(アルミ押出材)
16 鉄芯(寸切ボルト)
18 凹入部
20 鉄芯保持部
22 ナット保持部
24 固定具
26 六角穴付きボルト(キャップスクリュー)
28 六角ナット
30 爪付きナット
32 支柱取付部
34 ナット
36 ナット
38 平ワッシャ
40 平ワッシャ
42 ナット
44 ナット
46 平ワッシャ
47 ナット保持部
50 台板
52 嵌合凹部
54 テーブル脚
56 管体
58 鉄芯
60 ナット
62 平ワッシャ
64 アジャスタ
66 棚板
68 嵌合凹部

Claims (10)

  1. 全体を縦方向に複数に分割した棚であって、鉄芯固定用のナット(30)が複数埋設され、表面に複数の前記ナット(30)のねじ穴が開口する床板用の帯板(10a)と、鉄芯固定用のナット(30)が複数埋設され、表面に複数の前記ナット(30)のねじ穴が開口する天板用の帯板(10b)と、外周部にねじが切られた複数本の鉄芯(16)と、内径部に鉄芯(16)をスライド自在に保持する鉄芯保持部(20)とナットをスライド自在に保持するナット保持部(22)が形成された複数の金属製の分割管体(14)と、前記分割管体(14)にスライド自在に嵌合するための穴を有する複数の棚板(12)と、キャップ(26a)を有するキャップスクリュー(26)と該キャップスクリュー(26)に螺合するナット(28)とを有し、該キャップスクリュー(26)の先端で前記分割管体(14)内の鉄芯(16)を前記鉄芯保持部(20)に押圧して鉄芯(16)を分割管体(14)に固定する固定具(24)とを備え、前記各分割管体(14)に、該分割管体(14)の全長にわたって延びる凹入部(18)を設け、該凹入部(18)の奥部側に前記鉄芯保持部(20)を形成し、前記凹入部(18)の開口部側に前記ナット保持部(22)を設け、前記床板用の帯板(10a)のねじ穴に、鉄芯(16)をねじ込んで床板用の帯板(10a)の表面に鉄芯(16)を垂直に固定し、前記天板用の帯板(10b)のねじ穴に、鉄芯(16)をねじ込んで天板用の帯板(10b)の表面に鉄芯(16)を垂直に固定し、前記床板用の帯板(10a)に固定された鉄芯(16)に嵌挿された分割管体(14)とこれに軸方向に接する分割管体(14)とを、一方の分割管体(14)側の鉄芯(16)の一部を、他方の分割管体(14)側の鉄芯保持部(20)に嵌挿し、該鉄芯(16)の嵌挿部分を前記固定具(24)によって前記他方の分割管体(14)の鉄芯保持部(20)に固定することにより一対の分割管体(14)(14)を互いに軸方向に結合して支柱(6)とし、前記棚板(12)を、前記支柱(6)の前記凹入部(18)に固定した固定具(24)のキャップ(26a)により前記支柱(6)の適所に支持したことを特徴とする棚。
  2. 前記天板用の帯板(10b)に固定される鉄芯(16)と、該鉄芯(16)とは別体の、一対の分割管体(14)(14)を互いに軸方向に結合するための結合用の鉄芯(16)とが前記一方の分割管体(14)に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の棚。
  3. 前記分割管体(14)に、前記凹入部(18)とは別に、ナット保持部(47)を設け、該ナット保持部(47)に固定した固定具(24)のキャップ(26a)により前記棚板(12)を前記分割管体(14)の適所に支持するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の棚。
  4. 前記床板用の帯板(10a)に固定された鉄芯(16)に支柱昇降調整用ナット(36)を螺合し、該支柱昇降調整用ナット(36)に前記他方の分割管体(14)の下端を係止した構成とし、前記支柱昇降調整用ナット(36)を回転させることにより、該支柱昇降調整用ナット(36)の鉄芯(16)に沿った昇降と連動して前記鉄芯(16)に対してフリー状態とした前記他方の分割管体(14)が鉄芯(16)に沿って昇降するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の棚。
  5. 前記天板用の帯板(10b)に固定された鉄芯(16)に鉄芯昇降調整用ナット(42)を螺合し、該鉄芯昇降調整用ナット(42)を前記一方の分割管体(14)の上端に係止した構成とし、前記鉄芯昇降調整用ナット(42)を回転させることにより、該鉄芯昇降調整用ナット(42)に対して、前記分割管体(14)に対してフリー状態とした前記天板用の帯板(10b)に固定された鉄芯(16)が前記鉄芯昇降調整用ナット(42)に案内されて軸方向に昇降するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の棚。
  6. 前記分割管体(14)がアルミニウムで構成されていることを特徴とする請求項1に記載の棚。
  7. 台板(50)の両側に嵌合凹部(52)を設け、該嵌合凹部(52)を左右に配置された支柱(6)に嵌合し、前記台板(50)の前方にテーブル脚(54)を設け、該テーブル脚(54)を床面上に載置し、前記台板(50)を前記支柱(6)の凹入部に固定したキャップスクリューのキャップで支持したことを特徴とする請求項1に記載の棚。
  8. 台板(50)の両側に嵌合凹部(52)を設け、該嵌合凹部(52)を左右に配置された支柱(6)に嵌合し、前記台板(50)の前方にテーブル脚(54)を設け、該テーブル脚(54)を床面上に載置し、前記台板(50)の上下を前記支柱(6)の凹入部に固定したキャップスクリューのキャップで挟み、該台板(50)を前記支柱(6)に軸方向に移動しないように支持したことを特徴とする請求項1に記載の棚。
  9. 前記支柱(6)は、横方向に所定間隔を存して配列された前列を構成する複数の支柱(6)と、前列の支柱に対して該支柱ごとに後方に配置された後列を構成する複数の支柱(6)とから成り、台板(50)の両側に左右の各2本づつの支柱(6)に嵌合する嵌合凹部(52)を設け、該嵌合凹部(52)を左右の各2本の支柱(6)に嵌合させ、前記台板(50)に取り付けたテーブル脚(54)を床面上に載置し、前記台板(50)の上下を前記左右各2本の支柱(6)の凹入部に固定したキャップスクリューのキャップで挟み、該台板(50)を前記左右各2本の支柱に軸方向に移動しないように支持したことを特徴とする請求項1に記載の棚。
  10. 棚板(66)の両側に嵌合凹部(68)を設け、該嵌合凹部(68)を左右に配置された支柱(6)に嵌合し、該棚板(66)を前記支柱(6)の凹入部に固定したキャップスクリューのキャップで支持したことを特徴とする請求項1に記載の棚。
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