JPS6235258B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6235258B2 JPS6235258B2 JP55013139A JP1313980A JPS6235258B2 JP S6235258 B2 JPS6235258 B2 JP S6235258B2 JP 55013139 A JP55013139 A JP 55013139A JP 1313980 A JP1313980 A JP 1313980A JP S6235258 B2 JPS6235258 B2 JP S6235258B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lead
- lead plate
- electrolytic capacitor
- foil
- anode foil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011888 foil Substances 0.000 claims description 27
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 15
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は電解コンデンサのインピーダンス―周
波数特性の改良に係り、陽極箔の長さ方向の中央
部にリード板をかしめて巻取るか、1枚の陽極箔
に複数のリード板を適当な間隔を設けてかしめて
巻取るかして製作したインピーダンスの小さな電
解コンデンサに関するものである。
波数特性の改良に係り、陽極箔の長さ方向の中央
部にリード板をかしめて巻取るか、1枚の陽極箔
に複数のリード板を適当な間隔を設けてかしめて
巻取るかして製作したインピーダンスの小さな電
解コンデンサに関するものである。
電解コンデンサの素子が複数の陽極リード板よ
り構成される場合、一般に1枚目の陽極箔のリー
ド板と同軸上に導出配置することが必要である。
これは素子を端子板にリベツトなどを用いて取り
つけるいわゆる組立工程の作業性の確保のために
必要であり、もしこの配慮がなされないと端子板
に取り付ける際のリード板の集束ができず、また
陰極用リード板が同一方向より引出されるものに
あつては陰極用リード板との絶縁が困難になるな
ど実用上問題があつた。
り構成される場合、一般に1枚目の陽極箔のリー
ド板と同軸上に導出配置することが必要である。
これは素子を端子板にリベツトなどを用いて取り
つけるいわゆる組立工程の作業性の確保のために
必要であり、もしこの配慮がなされないと端子板
に取り付ける際のリード板の集束ができず、また
陰極用リード板が同一方向より引出されるものに
あつては陰極用リード板との絶縁が困難になるな
ど実用上問題があつた。
電解コンデンサは電気特性面、特にインピーダ
ンス特性上陽極箔用のリード板は複数とすること
が必要であり、従つて陽極箔に接続された複数の
陽極用リード板は、1枚目のリード板とほぼ同一
軸上に導出配置するように巻回することが要求さ
れる。
ンス特性上陽極箔用のリード板は複数とすること
が必要であり、従つて陽極箔に接続された複数の
陽極用リード板は、1枚目のリード板とほぼ同一
軸上に導出配置するように巻回することが要求さ
れる。
しかしながら、従来1枚の陽極箔に適当な間隔
で接続された複数の陽極リード板を巻回する場
合、上記のように複数のリード板の導出位置をほ
ぼ同一軸上に確保することは現有の簡易巻取機に
おいては困難であり、また一部高度な巻取機にお
いて可能であるといわれているが、経済面で不利
であつた。
で接続された複数の陽極リード板を巻回する場
合、上記のように複数のリード板の導出位置をほ
ぼ同一軸上に確保することは現有の簡易巻取機に
おいては困難であり、また一部高度な巻取機にお
いて可能であるといわれているが、経済面で不利
であつた。
従つて一般的に用いられている簡易な巻取機の
場合、素子は例えば第1図に示すように陽極箔を
分割し、それぞれの陽極箔の端にリード板11,
12,13,14を接続し、まずリード板11を
接続した陽極箔をリード板11が巻き終り側とな
るように巻回し次にリード板12をリード板11
に重ねてリード板12の陽極箔を巻回し、その後
同様にリード板13,14がすでに巻かれている
リード板の導出位置に重なるように配置して巻回
し構成される。
場合、素子は例えば第1図に示すように陽極箔を
分割し、それぞれの陽極箔の端にリード板11,
12,13,14を接続し、まずリード板11を
接続した陽極箔をリード板11が巻き終り側とな
るように巻回し次にリード板12をリード板11
に重ねてリード板12の陽極箔を巻回し、その後
同様にリード板13,14がすでに巻かれている
リード板の導出位置に重なるように配置して巻回
し構成される。
このように構成された素子を用いた電解コンデ
ンサは陽極箔の分割数、陽極用リード板の数の割
合にインピーダンス特性は優れていないという欠
点がある。
ンサは陽極箔の分割数、陽極用リード板の数の割
合にインピーダンス特性は優れていないという欠
点がある。
本発明は上記の欠点を除去した電解コンデンサ
を提供しようとするものである。
を提供しようとするものである。
以下、本発明を第2図および第3図について説
明する。
明する。
陽極箔および陰極箔にリード板111,11
2,113および121,122,123を第2
図イのようにそれぞれ等間隔の位置に接続してな
る陽極箔と陰極箔とをセパレータを介して重ねて
順次巻回してなる電解コンデンサにおいて、陽極
箔および陰極箔に接続されたリード板は第3図の
ように陽極箔あるいは陰極箔を折り重ね、その折
り重ね寸法を調整してリード板112および12
2がリード板111および121と各同極の電極
毎に重なり合うようにする。同様にリード板11
3および123も巻回し第2図ロのように構成す
る。
2,113および121,122,123を第2
図イのようにそれぞれ等間隔の位置に接続してな
る陽極箔と陰極箔とをセパレータを介して重ねて
順次巻回してなる電解コンデンサにおいて、陽極
箔および陰極箔に接続されたリード板は第3図の
ように陽極箔あるいは陰極箔を折り重ね、その折
り重ね寸法を調整してリード板112および12
2がリード板111および121と各同極の電極
毎に重なり合うようにする。同様にリード板11
3および123も巻回し第2図ロのように構成す
る。
このようにして構成された素子を用いることに
より従来の第1図で構成された素子を用いたもの
と比較して陽極箔の分割数、リード板の接続数が
消減され、なおかつインピーダンス特性は第4図
に示すように優れたものが得られた。
より従来の第1図で構成された素子を用いたもの
と比較して陽極箔の分割数、リード板の接続数が
消減され、なおかつインピーダンス特性は第4図
に示すように優れたものが得られた。
なお、実施例において2枚目以降のすべてのリ
ード板近傍の電極箔を折り重ねて寸法調整を行い
巻回したが、そのすべてを折り重ねなくても同軸
上でかつ同一極リード板上に存在すればよい。
ード板近傍の電極箔を折り重ねて寸法調整を行い
巻回したが、そのすべてを折り重ねなくても同軸
上でかつ同一極リード板上に存在すればよい。
また、第2図イは陽極箔のみを折り曲げたもの
であるが、陰極箔についても陽極箔と同様に折り
曲げることはいうまでもない。
であるが、陰極箔についても陽極箔と同様に折り
曲げることはいうまでもない。
叙上のように本発明の電解コンデンサは簡易な
巻取機によつてインピーダンス―周波数特性が優
れ、安価に製造することができ、工業的ならびに
実用的価値が大である。
巻取機によつてインピーダンス―周波数特性が優
れ、安価に製造することができ、工業的ならびに
実用的価値が大である。
第1図は従来の電解コンデンサ素子で、イは分
解図、ロは斜視図、第2図は本発明の電解コンデ
ンサ素子の一実施例で、イは分解図、ロは斜視
図、第3図は本発明の電解コンデンサ素子の巻回
途中の斜視図、第4図は従来の電解コンデンサと
本発明の電解コンデンサのインピーダンス―周波
数特性比較図である。 111,112,113:陽極箔にかしめるリ
ード板、121,122,123:陰極箔にかし
めるリード板。
解図、ロは斜視図、第2図は本発明の電解コンデ
ンサ素子の一実施例で、イは分解図、ロは斜視
図、第3図は本発明の電解コンデンサ素子の巻回
途中の斜視図、第4図は従来の電解コンデンサと
本発明の電解コンデンサのインピーダンス―周波
数特性比較図である。 111,112,113:陽極箔にかしめるリ
ード板、121,122,123:陰極箔にかし
めるリード板。
Claims (1)
- 1 長さ方向の中央部に複数のリード板を取り付
けた陽極箔および陰極箔をセパレータを介して重
ねて順次巻回してなる電解コンデンサにおいて、
該陽極箔および陰極箔の2枚目以降のリード板が
1枚目のリード板取り付け近傍で折り重ねられ、
該リード板の位置が1枚目のリード板とほぼ同一
軸上に導出配置してなる電解コンデンサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1313980A JPS56110221A (en) | 1980-02-05 | 1980-02-05 | Electrolytic condenser |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1313980A JPS56110221A (en) | 1980-02-05 | 1980-02-05 | Electrolytic condenser |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56110221A JPS56110221A (en) | 1981-09-01 |
JPS6235258B2 true JPS6235258B2 (ja) | 1987-07-31 |
Family
ID=11824821
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1313980A Granted JPS56110221A (en) | 1980-02-05 | 1980-02-05 | Electrolytic condenser |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS56110221A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63304154A (ja) * | 1987-06-05 | 1988-12-12 | Tokyo Gas Co Ltd | 外面腐蝕検査ピグのセンサ倣い装置 |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS577110A (en) * | 1980-06-16 | 1982-01-14 | Nissei Electric | Method of winding lead wire of condenser |
CN1971785B (zh) * | 2005-11-22 | 2014-09-17 | 三洋电机株式会社 | 电解电容器 |
JP4587996B2 (ja) * | 2005-11-22 | 2010-11-24 | 佐賀三洋工業株式会社 | 電解コンデンサ |
JP2010016399A (ja) * | 2009-09-14 | 2010-01-21 | Nippon Chemicon Corp | 電気二重層コンデンサ |
JP7219003B2 (ja) * | 2017-12-26 | 2023-02-07 | ニチコン株式会社 | 電解コンデンサの製造方法 |
JP7219084B2 (ja) * | 2018-12-27 | 2023-02-07 | ニチコン株式会社 | コンデンサ |
-
1980
- 1980-02-05 JP JP1313980A patent/JPS56110221A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63304154A (ja) * | 1987-06-05 | 1988-12-12 | Tokyo Gas Co Ltd | 外面腐蝕検査ピグのセンサ倣い装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56110221A (en) | 1981-09-01 |
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