JPS5930526Y2 - 電解コンデンサ - Google Patents

電解コンデンサ

Info

Publication number
JPS5930526Y2
JPS5930526Y2 JP3563076U JP3563076U JPS5930526Y2 JP S5930526 Y2 JPS5930526 Y2 JP S5930526Y2 JP 3563076 U JP3563076 U JP 3563076U JP 3563076 U JP3563076 U JP 3563076U JP S5930526 Y2 JPS5930526 Y2 JP S5930526Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lead
terminals
electrolytic capacitor
rivet
welding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP3563076U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS52126243U (ja
Inventor
佳之 高橋
武史 佐藤
Original Assignee
マルコン電子株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by マルコン電子株式会社 filed Critical マルコン電子株式会社
Priority to JP3563076U priority Critical patent/JPS5930526Y2/ja
Publication of JPS52126243U publication Critical patent/JPS52126243U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5930526Y2 publication Critical patent/JPS5930526Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はコンデンサ素子の同極から複数枚の引出端子を
導出した電解コンテ゛ンサに関し、引出端子とリベット
との電気的接続を安定せしめることにより周波数特性を
向上せしめることを目的とするものである。
従来例えば大形の電解コンデンサはtanδを小さくす
る周波数特性を向上せしめるなどの理由がら、コンテ゛
ンサ素子の電極箔に複数枚の引出端子を接続し、該引出
端子をケース開口部を密閉する封目板に装置した外部端
子に導通したリベットにかしめなどにより固着していた
また、同一極がら引出した複数枚の引出端子をリベット
でがしめるとともに、該引出端子を溶接する構成のもの
も知られている。
しかしながら、これらの場合いずれもリベットと複数枚
の引出端子とをかしめるので引出端子数が増すにつれて
かしめが不完全になり易く、シたがって電気抵抗が大き
くさらに経時変化が著しいなどの欠点があった。
また実開昭51−25751号公報によって開示された
ように端子板に固着した多角形の断面を有するリベット
の各側面にコンテ゛ンサ素子の同極より導出した複数の
引出端子の1枚ずつを溶接したり、あるいは第1図に示
すような構成の電解コンデンサもある。
すなわち陽極箔、陰極箔に複数枚の引出端子2及び3を
接続し、スペーサーを介して巻回してコンデンサ素子1
とし、前記引出端子2及び3を封口板4に装着したリベ
ット5の下端面6へ溶接する。
この溶接はリベット5下端面6に引出端子2及び3を適
当枚数に分割し分割に応じてリベット5下端面6のそれ
ぞれ異なる個所に数回に分けて行なわれる。
なお7は外部端子である。一般に引出端子2及び3は多
数枚を一度に溶接すると、不完全な溶接結果しが得られ
ない場合が多く、また溶接機の溶接能力の小さいもので
は溶接不能となる場合などもある。
したがって溶接機の能力、引出端子2及び3の表面状態
(例えば酸化皮膜の有無)などを考慮し、一度に溶接で
きる引出端子2及び3の枚数を定め、数回に分けて溶接
される。
当然リベット5の下端は、この数回の溶接を行なう足る
広さを要することは述べるまでもない。
このようにして封口板4に装着されたリベット5に引出
端子2及び3を溶接されたコンデンサ素子1はケース8
に収容されて開口部を巻き締められることにより密閉さ
れる。
このような電解コンテ゛ンサでは引出端子2および3は
溶接機の能力や引出端子2,3の表面状態を考慮して溶
接されるのでtanδ、周波数特性を向上させることは
できるが、リベット5の平担な下端面に複数枚の引出端
子2,3を溶接することとなるので多数枚の各引出端子
の位置決めが難しく、また各引出端子2,3同志の接触
などが外力となって作用し溶接の剥離を引き起すなどの
問題点があった。
本考案は上記の点に鑑みなされたもので引出端子とリベ
ットとの接続に溶接を用いて電気抵抗を小ならしめると
ともに、溶接作業を能率的にかつ溶接点の剥離などの懸
念がなく、tanδ特性の安定した電解コンデンサを提
供するものである。
以下実施例により説明する。
第2図に示すようにコンデンサ素子11は陽極箔、陰極
箔に複数枚の引出端子12及び13を接続し、前記陽極
箔と陰極箔とをスペーサを介して巻回して形成し、該引
出端子12及び13を封口板14に装着したリベット1
5の下端に形成した段階面16へそれぞれ溶接する。
この溶接は引出端子12.13を適当枚数に分割し、分
割した枚数毎に段階面16の封口板14側から1段ずつ
段階数に分けて行なわれる。
なお17は外部端子、18はケースである。
前記引出端子12.13の適当な分割枚数は溶接機の能
力、引出端子12.13の表面状態などを考慮して定め
る。
このようにして封口板14に接続されたコンデンサ素子
11はケース18に収容され開口部を巻き締められるこ
とにより密閉される。
以上のように構成された電解コンデンサは溶接機の能力
、引出端子12.13の表面状態などを考慮して引出端
子12.13の枚数を定めたうえ溶接されるので、電気
抵抗が小さく、tanδ、周波数特性を向上させること
ができるとともに、溶接作業は段階面16の各段に引出
端子12.13を当接して順次行なうことができるから
段階面16がガイドあるいはストッパーの機能を有し平
担な面に複数の溶接を行なう従来例に比して引出端子1
2.13のセットが簡単となるので能率的であり、また
、溶接時、その他において溶接点に外力が作用すること
が少ないので溶接点の剥離などの懸念がない効果を有す
る。
なお、上記実施例ではリベット15の下端面を段階面1
6としたものに引出端子12.13を溶接したものにつ
いて述べたが、第3図に示すようにリベット25の下端
面を凹凸面26に形成し引出端子22.23を溶接した
ものでも全く同様の効果を得ることかで゛きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電解コンテ゛ンサを示す正断面図、第2
図は本考案になる電解コンテ゛ンサを示す正断面図、第
3図は本考案になる電解コンデンサの他の実施例を示す
正断面図である。 11・・・・・・コンデンサ素子、12.13・・・・
・・引出端子、14・・・・・・封口板、15・・・・
・・リベット、16・・・・・・段階面、18・・・・
・・ケース。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 両電極箔から複数枚の引出端子を引出した電解コンデン
    サ素子と、該コンテ゛ンサ素子を収容するケースと、該
    ケースの開口部に装着される封目板と、該封目板に装着
    された外部端子と導通したリベットとを具備し、該リベ
    ットの下端を段階面または凹凸面に形成し、該段階面ま
    たは凹凸面に前記コンデンサ素子の同一極より引出した
    引出端子を適当枚数ずつ分割して溶接した電解コンテ゛
    ンサ。
JP3563076U 1976-03-23 1976-03-23 電解コンデンサ Expired JPS5930526Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3563076U JPS5930526Y2 (ja) 1976-03-23 1976-03-23 電解コンデンサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3563076U JPS5930526Y2 (ja) 1976-03-23 1976-03-23 電解コンデンサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS52126243U JPS52126243U (ja) 1977-09-26
JPS5930526Y2 true JPS5930526Y2 (ja) 1984-08-31

Family

ID=28494964

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3563076U Expired JPS5930526Y2 (ja) 1976-03-23 1976-03-23 電解コンデンサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5930526Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS52126243U (ja) 1977-09-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5930526Y2 (ja) 電解コンデンサ
JPS6235258B2 (ja)
JPH11317215A (ja) 電 池
JP2001093782A (ja) 電解コンデンサ
JPS5918670Y2 (ja) 電解コンデンサ
JPH02277217A (ja) アルミ電解コンデンサ
US4141070A (en) Electrolytic capacitors
JPH1154380A (ja) 固体電解コンデンサ
JPS63299307A (ja) 電解コンデンサ
JPS6032346B2 (ja) 電解コンデンサの製造方法
JPS6116679Y2 (ja)
JPS6038282Y2 (ja) 電解コンデンサ
JPS605570Y2 (ja) 電解コンデンサ
JPS603579Y2 (ja) 電解コンデンサ
JPS5934994Y2 (ja) 電解コンデンサ
JPS6348116Y2 (ja)
JP3457222B2 (ja) アルミニウム電解コンデンサ
JPH0414925Y2 (ja)
JPS5932126Y2 (ja) 電解コンデンサ
JP3313188B2 (ja) 電解コンデンサの製造方法
JPS633152Y2 (ja)
JPS593565Y2 (ja) デンカイコンデンサ
JPH03173112A (ja) 電気二重層コンデンサ
JP2943289B2 (ja) アルミ電解コンデンサ
JPS605578Y2 (ja) 電解コンデンサ