JPH0462912A - 電解コンデンサ - Google Patents

電解コンデンサ

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JPH0462912A
JPH0462912A JP17507490A JP17507490A JPH0462912A JP H0462912 A JPH0462912 A JP H0462912A JP 17507490 A JP17507490 A JP 17507490A JP 17507490 A JP17507490 A JP 17507490A JP H0462912 A JPH0462912 A JP H0462912A
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JP
Japan
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foil
electrolytic capacitor
rolled
electrolytic
fixed
Prior art date
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Application number
JP17507490A
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English (en)
Inventor
Isao Yamaguchi
勲 山口
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J C C ENG KK
Original Assignee
J C C ENG KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電解コンデンサに係り、特に従来の電解コン
デンサの2倍の電流容量を持ち、しかも耐振性に優れた
、自動組立てが容易な電解コンデンサに関する。
従来の技術 従来の電解コンデンサ1の構造及び製造方法を第10図
〜第17図を参照してアルミニウム電解コンデンサを例
にとって説明すると、純度99.99χ程度のアルミニ
ウム箔の表面に酸化被膜を形成し、リード線2aが固着
された極引出し用の端子2を機械的に、又は溶接により
固着して陽極箔3が製作されている。一方陰極箔4ば、
アルミニウム箔にリード線5aが固着された極引出し用
の端子5を陽極箔3と同様にして固着した構造となって
いる。該陽極箔及び陰極箔を、電解紙6を介在させて重
ね合わせ、これらを同時に芯金8で巻き上げて(第10
図)円筒形状とした後、外周10aをテープ9でテーピ
ングして芯金8を取り外し、素子10とする(第11図
)。そしてこの素子10は、電解液真空含浸装置等によ
り電解液を含浸させられる。
次いで3つの穴11aが形成された封口ゴム11に強度
補強用の補助端子12を圧入しく第12図)、更に残り
の穴11aに2本のり−ト線2a及び5aを挿入する(
第13図)。そしてアルミニウムケース13中に挿入し
く第14図、第15図)、開口部13aを封口ゴム11
の周りにカーリング工程によりかしめて密封して完成す
るものである(第16図)。
こうして完成した電解コンデンサ1は、第17図に示す
如く、プリント基板14にリード線2a5aを介して取
り付けられ、該リード線がパターン14aに半田付けさ
れて使用されるが、該電解コンデンサ1はリード線構造
であるために、特にその重量が大きくなると、プリント
基板14への取り付は強度が相対的に弱くなるという欠
点があった。
そこで、第17図に示すように、取り付は強度を増すた
めに補助端子12を設けて3本のリード線2a、5a及
び12で半田付けされることもあるが、電解コンデンサ
1の重量が増すと、それでも取り付は強度が十分ではな
くなり、電解コンデンサ1をプリント基板14に接着し
なければならないこともあり、実装に多くの工数を要し
、基板への実装コストが高くついていた。
また近年スイッチング電源の開発により、更に大電流容
量の電解コンデンサ1が望まれているか、電流容量を増
加させるためには陽極箔3及び陰極箔4と極引出し用の
端子2及び5との接続点2b及び5bの数を増加させる
必要があるが、従来の細幅の極引出し用の端子では困難
であり、極引出し用の端子2を、第19図に示す如く、
2倍程度の幅として2列に接続点2b及び5bを設けな
ければならず、該極引出し用の端子2及び5が固着され
た陽極箔3及び陰極箔4を巻き上げると円筒形状とはな
らず、第20図に示す如く、極引出し用の端子2及び5
付近に空間15が生じてしまう。このため収納できる箔
の長さが短かくなり、電解コンデンサ1の外周寸法が大
型になると共に、コンデンサ特性に悪影響を与えるとい
う欠点があった。
更には電解コンデンサ1を組み立てるとき、補助端子1
2を封口ゴム11に装着する工程及び該補助端子が装着
された封口ゴム11を位置決めしながら供給する工程は
、自動化が困難であって、手作業によらざるを得ないと
いう欠点があり、電解コンデンサのコストをこれ以上低
減させることは困難とされていた。
目  的 本発明は、上記した従来技術の欠点を除くためになされ
たものであって、その目的とするところは、陽極箔及び
陰極箔に夫々2本の極引出し用の端子を固着し、電解紙
と共に巻き上げて電解コンデンサとすることにより、4
本のリード線でプリント基板へ半田付けできるようにし
てプリント基板との接続強度を増加させることであり、
またこれによってプリント基板に装着後の電解コンデン
サの耐振性を向上させることである。
また他の目的は、極引出し用の端子を夫々2本とするこ
とにより、極引出し用の端子の幅を増加させることなく
陽極箔及び陰極箔との接続点を増加させることであり、
またこれによって従来の電解コンデンサの2倍の電流容
量を持たせることであり、更には極引出し用の端子付近
に空間を生じさせることなく巻き上げられるようにする
と共に、収納できる箔の長さを長くしてコンデンサ特性
を向上させ、かつ外形寸法を小型化することである。
更に他の目的は、4本の極引出し用の端子を略同心円上
に90°間隔で配置することにより封口ゴムへの挿入を
容易化すると共に補助端子を不要とし、自動機による組
立てを可能とすることであり、またこれによって電解コ
ンデンサの製造コスト及びプリント基板への実装コスト
の低減を図ることである。
構成 要するに本発明は、2本の極引出し用の端子が夫々所定
の間隔で固着された陽極箔と陰極箔とを電解紙を介在さ
せて重ね合わせ、前記陽極箔、前記陰極箔及び前記電解
紙を同時□に巻き上げて円筒形状とすると共に、巻き上
げた時に前記4本の極引出し用の端子が略同心円上に9
0°間隔で配設されるように構成したことを特徴とする
ものである。
以下本発明を図面に示す実施例に基いて説明する。本発
明に係る電解コンデンサ16の構造及び製作工程は、第
1図から第7図を参照して、アルミニウム箔の表面に酸
化被膜を形成した陽極箔18に所定の間隔Aだけ離間さ
せてリード線19aが固着された2本の極引出し用の端
子19が接続点19bにおいて機械的に、又は溶接によ
り固着されている。
また陰極箔20にも同様にして距離Aだけ離間させてリ
ード線21aが固着された2本の極引出し用の端子21
が接続点21bにおいて機械的に又は溶接により固着さ
れている。この距離Aは、巻き上げられた電解コンデン
サ素子240半径方向位置において4本の極引出し用の
端子19及び21が夫々位置する円周方向に900間階
となるような長さに設定される。
そして陽極箔18と陰極箔20とを、電解紙22を介在
させて隣接する極引出し用の端子19及び21間の距離
Aを確保して重ね合わせた後、芯金23で巻き上げて円
筒形状とし、外周24aをテープ25でテーピングして
芯金8を取り外して素子24を作成する。このとき4本
の極引出し用の端子19及び21ば等間隔(距離A)に
並べられているので巻き上げたときには略同心円上に9
0°間隔で配置されることになり、巻き上げられた素子
24は、第9図に示すように、略真円形となる。
次に4つの挿入穴26aが90°間隔に形成された封口
ゴム26の該挿入穴に夫々リード線19a及び21aを
挿入しく第3図、第4図)、素子24に電解液を含浸さ
せた後円筒状のアルミニウムケース28中に挿入する(
第5図、第6図)。次いでアルミニウムケース28の開
口部28aをカーリング工程により封口ゴム26に対し
てかしめて密封した構造の電解コンデンサ16が完成す
る。
作用 本発明は、上記のように構成されており、以下その作用
について説明する。第1図、第2図、第8図及び第9図
において、極引出し用の端子19及び20は、従来品と
同様細幅のものであるので、電解紙22と共に巻き上げ
たとき該極引出し用の端子付近に空間ができることがな
く、従ってコンデンサ特性に悪影舌を与えることがない
と共に安定した特性を得ることができる。また接続点1
9b及び21bの数を従来品の2倍とすることができる
ので、1接続点当りの電流容量を増加することなく電解
コンデンサ16全体としては2倍の電流容量の電解コン
デンサ16を容易に製作することができ、スイッチング
電源回路等、従来使用が困難であった回路にも使用する
ことができる。
本発明に係るリード線型の電解コンデンサ16は、第1
8図に示すように、プリント基板14に形成された取付
は穴にリードh9= 19 a及び21aを挿入してパ
ターン14aに半田(BJして取り伺げられるが、4本
のリード線でしっかりとプリント基板に固定することが
でき、従来の補助端子付きの電解コンデンサ1 (第1
7図)に比較して約25%も耐振性能が向上し、従って
該プリント基板を組み込んだ機器の信顛性及び寿命が大
幅に向上する。
効果 本発明は、上記のように陽極箔及び陰極箔に夫々2本の
極引出し用の端子を固着し、電解紙と共に巻き上げて電
解コンデンサとするようにしたので、4本のり一ト線で
プリント基板へ半田イ」げできることとなり、プリント
基板との接続強度を増加させることができる効果があり
、またこの結果プリン!・基板に装着後の電解コンデン
サの耐振性を向」ニさせることができる効果がある。
また極引出し用の端子を夫々2本としたため、極引出し
用の端子の幅を増加させることなく陽極箔及び陰極箔と
の接続点を増加させることができ、従来の電解コンデン
サの2倍の電流容量を持たせることができるという画1
υ1的な効果が得られ、更にば極引出し用の端子イq近
に空間を生じさせることなく巻き上げることができると
共に、収納できる箔の長さを長くしてコンデンサ特性を
向上させることかでき、かつ外形寸法を小型化すること
かできるという優れた効果が得られる。
更には、4本の極引出し用の端子を略同心円」−に90
°間隔で配置するため素子が略真円形となり、封口ゴム
への挿入を容易化し得ると共に補助端子を不要とし得、
自動機による組立てを可能とすることができ、またこの
結果電解コンデンサの製造コスト及びプリント基板への
実装コストの低減を図ることができる等の効果が得られ
、産業上その効果の極めて大きい発明である。
【図面の簡単な説明】
第1図から第9図は本発明の実施例に係り、第1図は陽
極箔、陰極箔、電解紙及び極引出し用の端子の構成を示
す斜視図、第2図は巻き上げられた素子の斜視図、第3
図、第4図、第5図及び第6図は素子の封入工程を夫々
工程順に示す斜視図、第7図は完成した電解コンデンサ
の斜視図、第8図は箔と細幅の極引出し用の端子との関
係を示す斜視図、第9図は巻き上げられた素子の縦断面
図、第10図から第17図は従来例に係り、第1θ図は
陽極箔、陰極箔、電解紙及び極引出し用の端子の構成を
示す斜視図、第11図は巻き上げられた素子の斜視図、
第12図、第13図、第14図及び第15図は素子の封
入工程を夫々工程順に示す斜視図、第16図は完成した
電解コンデンサの斜視図、第17図は補助端子付電解コ
ンデンサのプリント基板への取付は状態を示す斜視図、
第18図は本発明に係る4本のリード線型電解コンデン
サのプリント基板への取付は状態を示す斜視図、第19
図及び第20図は従来例に係り、第19図は幅の広い極
引出し用の端子を箔に固着した状態を示す斜視図、第2
0図は幅の広い極引出し用の端子を用いて巻き上げた素
子の平面図である。 16は電解コンデンサ、18は陽極箔、19゜21は極
引出し用の端子、20は陰極箔、22は電解紙である。 特許出願人  ジェーシーシーエンジニアリング株式会

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 2本の極引出し用の端子が夫々所定の間隔で固着された
    陽極箔と陰極箔とを電解紙を介在させて重ね合わせ、前
    記陽極箔、前記陰極箔及び前記電解紙を同時に巻き上げ
    て円筒形状とすると共に、巻き上げた時に前記4本の極
    引出し用の端子が略同心円上に90゜間隔で配設される
    ように構成したことを特徴とする電解コンデンサ。
JP17507490A 1990-07-02 1990-07-02 電解コンデンサ Pending JPH0462912A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7201457B2 (en) 2002-03-15 2007-04-10 Fukuyama Gomu Kogyo Kabushiki Gaisha Rubber crawler and crawler traveling equipment
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