JPH0323825Y2 - - Google Patents

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JPH0323825Y2
JPH0323825Y2 JP9797286U JP9797286U JPH0323825Y2 JP H0323825 Y2 JPH0323825 Y2 JP H0323825Y2 JP 9797286 U JP9797286 U JP 9797286U JP 9797286 U JP9797286 U JP 9797286U JP H0323825 Y2 JPH0323825 Y2 JP H0323825Y2
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JP
Japan
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capacitor
core
commutator
rotor
winding
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JP9797286U
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JPS634163U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、シヤフトに嵌合したコアに巻線を巻
回し、当該巻線にY結線したコンデンサを接続す
ると共に、当該巻線と個々のコンデンサとの接続
点が夫々整流子片に接続されて構成した回転子を
有する直流小型モータに係り、特に前記コンデン
サを、コアと整流子片との間に設けられた絶縁性
リング基板に取り付けてコアの各空隙部内にそれ
ぞれ挿入収納し、リング基板の電極を整流子片に
接続することにより電気ノイズの発生を低減化
し、寿命等の特性改善を図ると共に、大量生産を
可能にした直流小型モータに関する。
[従来の技術] 一般に、整流子を有する直流小型モータにおい
ては、刷子と整流子の断続による電気火花が発生
しないようにエネルギ吸収用コンデンサを設けて
いる。
従来、この種のコンデンサを設ける場合、例え
ばコンデンサとして両端にリード線を有するもの
を用い、コアに対して整流子と反対側に金属環を
載置し、コンデンサの一端のリード線を整流子
に、他端のリード線を金属環に接続することが行
われていた。
また第5図に示すように、コアの整流子側だけ
でコンデンサを接続できるように、コンデンサ1
2の一端から一対のリード線13,14が突出す
るものを使用し、金属環15に一方のリード線1
3を接続し、他方のリード線14を整流子に接続
していた。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、前記従来のコンデンサ取り付け
方法では、コンデンサを整流子へ接続する場合
に、何れもコンデンサのリード線を整流子に当接
して半田付けしなければならず、又、回転子のバ
ランスにも注意を必要とし、そのため熟練した作
業が必要となり、作業性が良くなかつた。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、上記の如き問題点を解決することを
目的としており、そのために本考案の直流小型モ
ータは、シヤフトに嵌合したコアに巻線を巻回
し、当該巻線にY結線したコンデンサを接続する
と共に、当該巻線と個々のコンデンサとの接続点
が夫々整流子片に接続されて構成した回転子を有
する直流小型モータにおいて、前記コアと整流子
片との間に設けられた絶縁性リング基板の一方の
面の内周側あるいは外周側のいずれか一方に回転
子と同極数の電極を、いずれか他方に連続した一
つの円環状電極を設け、内周側の電極と外周側の
電極との間に前記コンデンサをそれぞれ接続して
前記コアの空隙部内に収納し、前記リング基板上
の前記同極数に区分された電極を前記整流子片に
接続したことを特徴としている。以下、図面を参
照しつつ説明する。
[実施例] 第1図Aは本考案による直流小型モータの一実
施例における回転子の側面図、第1図Bは該回転
子の上面図、第2図はリング基板にコンデンサを
接続したときの斜視図、第3図は巻線、コンデン
サ及び整流子の結線図、第4図はプリント基板を
利用したリング基板作製方法を示す図である。
第1図乃至第4図において、図中の符号1はシ
ヤフト、2はコア、3は巻線、4は整流子片、5
は絶縁性リング基板、6,7は電極、8は中空
部、9は小孔、10は絶縁スリツト、11はプリ
ント基板、12はコンデンサを表している。
第1図、第2図において、シヤフト1にコア2
を嵌着し、適宣な絶縁手段を施して巻線3を巻回
し、これを整流子片4に接続して回転子を構成す
るのは従来と同様である。
一方、コア2と整流子片4との間には中空部8
を有する絶縁性リング基板5を設け、該基板5の
一方の面には、その内周に例えば円弧状の電極6
を設けると共に外周に円環状の電極7を設けてい
る。そして、内側の電極6は回転子の極数に応じ
た絶縁スリツト10を有しており、電極7は一つ
の連続した円環状になつている。また電極6,7
の中央部には小孔9を設け、各電極6,7の一対
の小孔9にコンデンサ12のリード線を挿入し半
田付する。こうしてリング基板5に取り付けたコ
ンデンサ12を回転子の整流子側からコア2の空
隙部に挿入し、リング基板5の内側電極6の内側
エツジ部に導電性接着剤を添付して各整流子片4
に接着することによつて、当該内側電極6を整流
子片4に接続して第3図の結線が得られる。
またリング基板5は、第4図に示すように、一
枚のプリント基板11上に多数個形成し、この状
態でコンデンサ12をそれぞれ挿着して半田付け
を行うようにすれば自動組み付けも可能となる。
上記説明において巻線3をΔ結線で示したが、Y
結線であつてもよいことはいうまでもない。
[考案の効果] 以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ば、コンデンサの回転子への取り付けが容易にな
り、電気火花ノイズを低減させてモータの整流状
態を安定化し、寿命等、モータ特性の改善を図る
ことができると共に、プリント基板を利用してリ
ング基板を作製し、これにコンデンサを取りつけ
るようにすれば、位置決め等コンデンサの取り付
けの品質を安定化し、更に自動組み付けも可能と
なり大量生産を行うことも可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図Aは本考案による直流小型モータの一実
施例における回転子の側面図、第1図Bは該回転
子の上面図、第2図はリング基板にコンデンサを
接続したときの斜視図、第3図は巻線、コンデン
サ及び整流子の結線図、第4図はプリント基板を
利用したリング基板作製方法を示す図、第5図は
従来例における金属環へのコンデンサ接続時の斜
視図を示している。 図中、1はシヤフト、2はコア、3は巻線、4
は整流子片、5は絶縁性リング基板、6,7は電
極、8は中空部、9は小孔、10は絶縁スリツ
ト、11はプリント基板、12はコンデンサを表
している。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シヤフトに嵌合したコアに巻線を巻回し、当該
    巻線にY結線したコンデンサを接続すると共に、
    当該巻線と個々のコンデンサとの接続点が夫々整
    流子片に接続されて構成した回転子を有する直流
    小型モータにおいて、前記コアと整流子片との間
    に設けられた絶縁性リング基板の一方の面の内周
    側あるいは外周側のいずれか一方に回転子と同極
    数の電極を、いずれか他方に連続した一つの円環
    状電極を設け、内周側の電極と外周側の電極との
    間に前記コンデンサをそれぞれ接続して前記コア
    の空隙部内に収納し、前記リング基板上の前記同
    極数に区分された電極を前記整流子片に接続した
    ことを特徴とする直流小型モータ。
JP9797286U 1986-06-26 1986-06-26 Expired JPH0323825Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9797286U JPH0323825Y2 (ja) 1986-06-26 1986-06-26

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9797286U JPH0323825Y2 (ja) 1986-06-26 1986-06-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS634163U JPS634163U (ja) 1988-01-12
JPH0323825Y2 true JPH0323825Y2 (ja) 1991-05-23

Family

ID=30965473

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JP9797286U Expired JPH0323825Y2 (ja) 1986-06-26 1986-06-26

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0423206Y2 (ja) * 1985-09-25 1992-05-29

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Publication number Publication date
JPS634163U (ja) 1988-01-12

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