JPS5915068Y2 - 電解コンデンサ - Google Patents
電解コンデンサInfo
- Publication number
- JPS5915068Y2 JPS5915068Y2 JP11792675U JP11792675U JPS5915068Y2 JP S5915068 Y2 JPS5915068 Y2 JP S5915068Y2 JP 11792675 U JP11792675 U JP 11792675U JP 11792675 U JP11792675 U JP 11792675U JP S5915068 Y2 JPS5915068 Y2 JP S5915068Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- capacitor
- cathode
- capacitor element
- leads
- electrolytic capacitor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は高周波におけるインピーダンスを低減した電解
コンデンサに関するものである。
コンデンサに関するものである。
最近、電解コンデンサとしては、10〜50 KHzの
高周波を扱う電源回路に使用されるものがある。
高周波を扱う電源回路に使用されるものがある。
このように高周波領域で使用する電解コンデンサとして
はインピーダンスが低いものが要求される。
はインピーダンスが低いものが要求される。
従来におけるこの種の電解コンデンサとしては第1図に
示すように、ケース1内にコンパウンド2を介して収納
したコンデンサ素子3がら2本の陽極リード4,5.2
本の陰極リード6.7を引出し、ケース1の開口部に封
着した封口板8に設けた2個の陽極端子9,10に陽極
リード4,5を同じく封口板8に設けた2個の陰極端子
11.12に陰極り−ド6,7を接続してコンデンサ素
子3を形成する電極箔の長さを実質的に短がくして、コ
ンパウンドとしての直列抵抗分、直列インダクタンス分
を低減させて、低インピーダンス化を計っているが、ま
だ充分に満足できる特性にいたらないものであった。
示すように、ケース1内にコンパウンド2を介して収納
したコンデンサ素子3がら2本の陽極リード4,5.2
本の陰極リード6.7を引出し、ケース1の開口部に封
着した封口板8に設けた2個の陽極端子9,10に陽極
リード4,5を同じく封口板8に設けた2個の陰極端子
11.12に陰極り−ド6,7を接続してコンデンサ素
子3を形成する電極箔の長さを実質的に短がくして、コ
ンパウンドとしての直列抵抗分、直列インダクタンス分
を低減させて、低インピーダンス化を計っているが、ま
だ充分に満足できる特性にいたらないものであった。
本考案は、以上のような従来の欠点を除去するものであ
る。
る。
以下、本考案を一実施例の図面第2図〜第4図により説
明する。
明する。
まず、第2図において、13はアルミニウムなどの金属
から構成されるケースで、このケース13内にはコンパ
ウンド14を介して同心円状に組合された内部コンデン
サ素子15と外部コンデンサ素子16よりなるコンデン
サ素子が収納されている。
から構成されるケースで、このケース13内にはコンパ
ウンド14を介して同心円状に組合された内部コンデン
サ素子15と外部コンデンサ素子16よりなるコンデン
サ素子が収納されている。
すなわち、第3図に示すように外部コンデンサ素子16
は中空状に形成され、この外部コンデンサ素子16の内
に絶縁物26を介して内部コンデンサ素子15がはめこ
まれている。
は中空状に形成され、この外部コンデンサ素子16の内
に絶縁物26を介して内部コンデンサ素子15がはめこ
まれている。
そして、この内外部コンテ゛ンサ素子15.16がらは
、それぞれ2対の陽極リード17.18と2対の陰極リ
ード19.20が引出されているとともに、同極どうし
のリードが接近するように内外部コンテ゛ンサ素子15
.16が配置されている。
、それぞれ2対の陽極リード17.18と2対の陰極リ
ード19.20が引出されているとともに、同極どうし
のリードが接近するように内外部コンテ゛ンサ素子15
.16が配置されている。
この内外部コンデンサ素子15.16は陽極箔と陰極箔
をセパレータを介して巻回したものでありこれに電解液
を含浸したものである。
をセパレータを介して巻回したものでありこれに電解液
を含浸したものである。
また、上記ケース13の開口部には封口板21が封着さ
れ、この封口板21には2個の陽極端子22゜23と、
2個の陰極端子24.25が設けられている。
れ、この封口板21には2個の陽極端子22゜23と、
2個の陰極端子24.25が設けられている。
そして、この陽極端子22には内外部コンデンサ素子1
5.16の陽極リード17が、陽極端子23には陽極リ
ード18が接続され、陰極端子24には陰極リード19
が陰極端子25には陰極リード20が接続される。
5.16の陽極リード17が、陽極端子23には陽極リ
ード18が接続され、陰極端子24には陰極リード19
が陰極端子25には陰極リード20が接続される。
このように、コンデンサ素子を内部と外部コンデンサ素
子に2分割し、しがもその各素子がら陽陰極リードを2
本づつ引出したため、コンデンサ素子を構成する電極箔
としては4分割されていることになり、電極箔の長さが
従来の半分とすることができる。
子に2分割し、しがもその各素子がら陽陰極リードを2
本づつ引出したため、コンデンサ素子を構成する電極箔
としては4分割されていることになり、電極箔の長さが
従来の半分とすることができる。
したがって、コンデンサとしての直列抵抗骨、直列イン
ピーダンス分を大幅に低減することができ、25 V
33000μFの電解コンデンサを製作し、第1図に示
す構成の電解コンデンサのインピーダンス特性(Aで示
す)と本考案の構成の電解コンデンサのインピーダンス
特性(Bで示す)を比較すれば、第4図のようになり、
はるかに本考案の電解コンデンサの方が優れた特性を示
していることになる。
ピーダンス分を大幅に低減することができ、25 V
33000μFの電解コンデンサを製作し、第1図に示
す構成の電解コンデンサのインピーダンス特性(Aで示
す)と本考案の構成の電解コンデンサのインピーダンス
特性(Bで示す)を比較すれば、第4図のようになり、
はるかに本考案の電解コンデンサの方が優れた特性を示
していることになる。
以上のように本考案の電解コンデンサは、直列抵抗骨、
直列インダクタンス分を低減させ、低インピーダンス化
されたものとすることができるため、高周波領域におい
ても充分に使用できるものとなり、実用的価値の大なる
ものである。
直列インダクタンス分を低減させ、低インピーダンス化
されたものとすることができるため、高周波領域におい
ても充分に使用できるものとなり、実用的価値の大なる
ものである。
また、複数個のコンテ゛ンサ素子を同心円状に配置する
構造としているため、コンデンサ素子から引出した陽、
陰極リードの同極どうしを容易に接近させることができ
、低インピーダンス化を容易に図ることができる。
構造としているため、コンデンサ素子から引出した陽、
陰極リードの同極どうしを容易に接近させることができ
、低インピーダンス化を容易に図ることができる。
第1図は従来の電解コンテ゛ンサを示す断面図、第2図
は本考案の電解コンテ゛ンサの一実施例を示す断面図、
第3図はコンテ゛ンサ素子の上面図、第4図は従来と本
考案の電解コンテ゛ンサのインピーダンス特性図である
。 13・・・・・・ケース、15・・・・・・内部コンデ
ンサ素子、16・・・・・・外部コンデンサ素子、17
.18・・・・・・陽極リード、19.20・・・・・
・陰極リード、21・・・・・・封口板、22゜23・
・・・・・陽極端子、24.25・・・・・・陰極端子
、26・・・・・・絶縁物。
は本考案の電解コンテ゛ンサの一実施例を示す断面図、
第3図はコンテ゛ンサ素子の上面図、第4図は従来と本
考案の電解コンテ゛ンサのインピーダンス特性図である
。 13・・・・・・ケース、15・・・・・・内部コンデ
ンサ素子、16・・・・・・外部コンデンサ素子、17
.18・・・・・・陽極リード、19.20・・・・・
・陰極リード、21・・・・・・封口板、22゜23・
・・・・・陽極端子、24.25・・・・・・陰極端子
、26・・・・・・絶縁物。
Claims (1)
- ケース内に相互に絶縁された複数個の同心円状に配置さ
れたコンデンサ素子を収納し、がっこの各コンデンサ素
子から複数の陽、陰極リードを引出すとともに、その陽
、陰極リードの同極どうしが接近するように各コンデン
サ素子を配置し、ケースの開口部に封着した封目板の複
数の陽、陰極端子に各コンデンサ素子のリードを同極ど
うしを一致・させて接続してなる電解コンデンサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11792675U JPS5915068Y2 (ja) | 1975-08-26 | 1975-08-26 | 電解コンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11792675U JPS5915068Y2 (ja) | 1975-08-26 | 1975-08-26 | 電解コンデンサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5230945U JPS5230945U (ja) | 1977-03-04 |
JPS5915068Y2 true JPS5915068Y2 (ja) | 1984-05-04 |
Family
ID=28598763
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11792675U Expired JPS5915068Y2 (ja) | 1975-08-26 | 1975-08-26 | 電解コンデンサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5915068Y2 (ja) |
-
1975
- 1975-08-26 JP JP11792675U patent/JPS5915068Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5230945U (ja) | 1977-03-04 |
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