JPS6025895Y2 - 電解コンデンサ - Google Patents
電解コンデンサInfo
- Publication number
- JPS6025895Y2 JPS6025895Y2 JP13993480U JP13993480U JPS6025895Y2 JP S6025895 Y2 JPS6025895 Y2 JP S6025895Y2 JP 13993480 U JP13993480 U JP 13993480U JP 13993480 U JP13993480 U JP 13993480U JP S6025895 Y2 JPS6025895 Y2 JP S6025895Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrolytic capacitor
- capacitor
- electrolytic
- hole
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はインピーダンスを改良した電解コンデンサに関
するものである。
するものである。
従来の電解コンデンサは第1図に示すように陽極箔およ
び陰極箔に引出リード板2を加締などによる方法で各々
接続せしめた後、電解紙を介して巻回し巻終り終端部を
テープにより素子止めなどをしてコンデンサ3を形成す
る。
び陰極箔に引出リード板2を加締などによる方法で各々
接続せしめた後、電解紙を介して巻回し巻終り終端部を
テープにより素子止めなどをしてコンデンサ3を形成す
る。
次に該素子3に電解紙を含浸せしめて、あらかじめ封口
板4に装着した端子1と導通ずるように引出リード板2
を接続し、アルミニウムなどよりなるケース5に挿入し
て該ケース5の開口部を巻締め密封したものであった。
板4に装着した端子1と導通ずるように引出リード板2
を接続し、アルミニウムなどよりなるケース5に挿入し
て該ケース5の開口部を巻締め密封したものであった。
従来上述のようなコンデンサにおいて、インピーダンス
の低下をはかるには、 (1)引出リード板の数を増す。
の低下をはかるには、 (1)引出リード板の数を増す。
(2)電解液などの比抵抗を下げる。
(3)電解紙などの厚み、密度を下げる。
などのことが行なわれていた。
しかしながら、これらの方法ではインピーダンスの低下
には限度があった。
には限度があった。
本考案は上述のような従来の構造の欠点を解消し、イン
ピーダンスを低減せしめると共に製造工程の簡略化をは
かり、コストを著しく低減させた電解コンデンサを提供
しようとするものである。
ピーダンスを低減せしめると共に製造工程の簡略化をは
かり、コストを著しく低減させた電解コンデンサを提供
しようとするものである。
以下、本考案を第2図〜第6図に示す実施例について説
明する。
明する。
第2図はコンデンサ素子の斜視図で、陽極用電極箔6お
よび陰極用電極箔7を電解紙などのセパレータを介して
端面に各々の電極箔がはみ出るように巻回したコンデン
サ素子3の電極両端面部10をレーザ溶接、アーク溶接
、プラズマ溶接などにより溶着し、かつ巻ずらせてはみ
出た電極箔に端子引出し用貫通孔8を貫通させて偏平形
コンデンサ素子3を形成する。
よび陰極用電極箔7を電解紙などのセパレータを介して
端面に各々の電極箔がはみ出るように巻回したコンデン
サ素子3の電極両端面部10をレーザ溶接、アーク溶接
、プラズマ溶接などにより溶着し、かつ巻ずらせてはみ
出た電極箔に端子引出し用貫通孔8を貫通させて偏平形
コンデンサ素子3を形成する。
9は溶接部である。次に第3図イまたは口に示すように
引出リード棒12が貫通する貫通孔13と所定の高さを
有する円柱立方体などのワッシャ11を用いて第4図イ
に示すようにあらかじめ封口板15に装着され外部端子
14と導通した引出リード棒12に挿通して第4図口に
示すようにセットし、偏平形コンデンサ素子3の溶接部
9が封口板15に直接接触しないように配置する。
引出リード棒12が貫通する貫通孔13と所定の高さを
有する円柱立方体などのワッシャ11を用いて第4図イ
に示すようにあらかじめ封口板15に装着され外部端子
14と導通した引出リード棒12に挿通して第4図口に
示すようにセットし、偏平形コンデンサ素子3の溶接部
9が封口板15に直接接触しないように配置する。
このワッシャ11の材質は電解液と反応を起こさない金
属、樹脂、ガラス、セラミックなどを用いる。
属、樹脂、ガラス、セラミックなどを用いる。
次に第5図に示すように偏平形コンデンサ素子3の貫通
孔8にセットされた上記引出リード12を貫通させ、該
リード棒12をプレスなどしてつぶして偏平形コンデン
サ素子3を固定接続する。
孔8にセットされた上記引出リード12を貫通させ、該
リード棒12をプレスなどしてつぶして偏平形コンデン
サ素子3を固定接続する。
続いて第6図に示すように樹脂、アルミニウムなどのコ
ンデンサケース16に収納密封する。
ンデンサケース16に収納密封する。
本考案の電解コンデンサは以上のようにして構成される
ので、電極箔の端面部10を完全溶着されていること、
引出リード板を用いず引出リード棒12を用い、最短距
離にて外部端子14に導出されていることなどによりイ
ンピーダンスは従来のものより約50%低減でき、しか
も偏平形コンデンサ素子のためにコンデンサの高さも低
くできるなどの効果がある。
ので、電極箔の端面部10を完全溶着されていること、
引出リード板を用いず引出リード棒12を用い、最短距
離にて外部端子14に導出されていることなどによりイ
ンピーダンスは従来のものより約50%低減でき、しか
も偏平形コンデンサ素子のためにコンデンサの高さも低
くできるなどの効果がある。
第7図は上述の実施例に基づいて定格80V。
5000ALFの本考案品と同定格の従来品とを比較し
た周波数−インピーダンス特性図で、図から明らかのよ
うに本考案品は高周波において著ししく、fンピーダン
スが低減されることが実証された。
た周波数−インピーダンス特性図で、図から明らかのよ
うに本考案品は高周波において著ししく、fンピーダン
スが低減されることが実証された。
以上のように本考案の電解コンデンサは、特性的にもコ
スト的にも大幅に改善されており、工業的ならびに実用
的価値の大なるものである。
スト的にも大幅に改善されており、工業的ならびに実用
的価値の大なるものである。
第1図は従来の電解コンデンサの断面図、第2図は本考
案に係る偏平形コンデンサ素子の斜視図、第3図イ、
04ま本考案に係るワッシャの実施例の斜視図、第4図
は本考案に係る封目板で、イは斜視図、川よ正面図、第
5図は本考案の電解コンデンサの組立説明図、第6図は
は本考案の電解コンデンサの完成斜視図、第7図は電解
コンデンサの周波数−インピーダンス特性図である。 6:陽極用電極箔、7:陰極用電極箔、8,13:貫通
孔、11:ワッシャ、12:引出リード棒、14:外部
端子、15:封口板、16:コンデンサケース。
案に係る偏平形コンデンサ素子の斜視図、第3図イ、
04ま本考案に係るワッシャの実施例の斜視図、第4図
は本考案に係る封目板で、イは斜視図、川よ正面図、第
5図は本考案の電解コンデンサの組立説明図、第6図は
は本考案の電解コンデンサの完成斜視図、第7図は電解
コンデンサの周波数−インピーダンス特性図である。 6:陽極用電極箔、7:陰極用電極箔、8,13:貫通
孔、11:ワッシャ、12:引出リード棒、14:外部
端子、15:封口板、16:コンデンサケース。
Claims (1)
- 陽極用および陰極用電極箔を電解紙などのセパレータを
介して、端面にそれぞれ電極箔がはみ出るように巻回し
て電解コンデンサ素子を形威し、該素子に電解液を含浸
して偏平状につぶし、上記電極箔の両端面を各々溶接し
、上記はみ出したそれぞれの電極箔の偏平部に貫通孔を
設け、封目板に装着した外部端子と導通ずる引出リード
棒を所定の高さを有するワッシャを介して上記貫通孔に
挿通して圧着固定腰コンデンサケースに密封したことを
特徴とする電解コンデンサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13993480U JPS6025895Y2 (ja) | 1980-09-30 | 1980-09-30 | 電解コンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13993480U JPS6025895Y2 (ja) | 1980-09-30 | 1980-09-30 | 電解コンデンサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5764137U JPS5764137U (ja) | 1982-04-16 |
JPS6025895Y2 true JPS6025895Y2 (ja) | 1985-08-03 |
Family
ID=29499866
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13993480U Expired JPS6025895Y2 (ja) | 1980-09-30 | 1980-09-30 | 電解コンデンサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6025895Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4135295B2 (ja) * | 2000-04-21 | 2008-08-20 | 株式会社デンソー | 筒形電解コンデンサ及びそれを用いた三相インバータ装置 |
DE102011107193A1 (de) * | 2011-07-13 | 2013-01-17 | Epcos Ag | Elektrische Vorrichtung |
-
1980
- 1980-09-30 JP JP13993480U patent/JPS6025895Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5764137U (ja) | 1982-04-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6025895Y2 (ja) | 電解コンデンサ | |
JPH04286108A (ja) | 電気二重層コンデンサ | |
JPS6320111Y2 (ja) | ||
JPS6112665Y2 (ja) | ||
JPS6225887Y2 (ja) | ||
CA1165413A (en) | Low inductance electrolytic capacitor | |
US4881151A (en) | Electrolytic foil capacitor | |
JPS5918670Y2 (ja) | 電解コンデンサ | |
JPS6025894Y2 (ja) | 電解コンデンサの端子構造 | |
JPS6038282Y2 (ja) | 電解コンデンサ | |
JPS6252446B2 (ja) | ||
JPS6325729Y2 (ja) | ||
JPS6116679Y2 (ja) | ||
JPS63296329A (ja) | 電気二重層コンデンサ | |
JPS5945213B2 (ja) | 電解コンデンサの製造方法 | |
JPS6015331Y2 (ja) | 電解コンデンサ | |
JPS584186Y2 (ja) | デンカイコンデンサ | |
JPS6228752Y2 (ja) | ||
JPS603579Y2 (ja) | 電解コンデンサ | |
JPS6028129Y2 (ja) | チツプ形電解コンデンサ | |
JPS593571Y2 (ja) | チップ形コンデンサ | |
JPH0249005B2 (ja) | Chitsupujodenkaikondensa | |
JPS605578Y2 (ja) | 電解コンデンサ | |
JPH0319215Y2 (ja) | ||
JPH0228889B2 (ja) |