JPS6028129Y2 - チツプ形電解コンデンサ - Google Patents
チツプ形電解コンデンサInfo
- Publication number
- JPS6028129Y2 JPS6028129Y2 JP17188380U JP17188380U JPS6028129Y2 JP S6028129 Y2 JPS6028129 Y2 JP S6028129Y2 JP 17188380 U JP17188380 U JP 17188380U JP 17188380 U JP17188380 U JP 17188380U JP S6028129 Y2 JPS6028129 Y2 JP S6028129Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal terminal
- electrolytic capacitor
- electrode foil
- type electrolytic
- chip type
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はチップ形電解コンデンサの改良に関し製造方法
の簡素化がはかれることを目的とするものである。
の簡素化がはかれることを目的とするものである。
従来巻回構造の場合、一般の小形電解コンデンサと同様
、あらかじめ電極箔に外部引出用リードを加締などによ
り取付けたのち、半田付可能なる外部端子や外装用キャ
ンプと接続してコンデンサを構成したものが試みられて
いた。
、あらかじめ電極箔に外部引出用リードを加締などによ
り取付けたのち、半田付可能なる外部端子や外装用キャ
ンプと接続してコンデンサを構成したものが試みられて
いた。
このためチップ状に起生形化を図る場合、電極箔と外部
引出用リード、外部引出用リードとはんだ付は可能な端
子の２箇所の接続部が存在するため、これを連続生産す
る自動機も極めて複雑なものとなる欠点を有していた。
引出用リード、外部引出用リードとはんだ付は可能な端
子の２箇所の接続部が存在するため、これを連続生産す
る自動機も極めて複雑なものとなる欠点を有していた。
本考案は上述の欠点を除去腰半田付可能な金属端子を直
接電極箔に接続腰該接続部を樹脂などの絶縁物で被覆し
て絶縁すると共に金属端子の一部をコンデンサ素子の存
在する側とは反対の面から露出させ外装したことを特徴
とする電解コンデンサである。
接電極箔に接続腰該接続部を樹脂などの絶縁物で被覆し
て絶縁すると共に金属端子の一部をコンデンサ素子の存
在する側とは反対の面から露出させ外装したことを特徴
とする電解コンデンサである。
以下、本考案を第１図〜第３図に示す実施例について説
明する。
明する。
第１図は電極箔１の端部に半田付は可能なる金属端子２
を接続したものを示す。
を接続したものを示す。
かかる電極箔２枚をセパレータ３を介して巻回してコン
デンサ素子４を形成する。
デンサ素子４を形成する。
該素子４を外装用樹脂ケース５内に収納したのち、必要
量の電解液を注入後外装用樹脂ケース５内に面する金属
端子２の部分を包含するよう対日用樹脂６により密封す
る。
量の電解液を注入後外装用樹脂ケース５内に面する金属
端子２の部分を包含するよう対日用樹脂６により密封す
る。
このとき第２図に示すように電極箔１と金属端子２の接
続部は絶縁被覆すると共に金属端子２の一部をコンデン
サ素子４の存在する側とは反対側の面から露出させる。
続部は絶縁被覆すると共に金属端子２の一部をコンデン
サ素子４の存在する側とは反対側の面から露出させる。
またコンデンサ素子４を樹脂ケース５に収納する前に電
極箔１と金属端子２の接続部分をあらかじめ樹脂６で塗
布すればさらに電気特性は向上する。
極箔１と金属端子２の接続部分をあらかじめ樹脂６で塗
布すればさらに電気特性は向上する。
本考案は以上のようにして構成されているので電極接続
部が１箇所になり、しかも電極箔１と金属端子２の接続
部分が樹脂などの絶縁物によって覆われるため、該接続
部および金属端子２に電解液が接触するのを阻止し、電
圧が印加されても陽極酸化などの化学反応が行なわれな
いため、漏洩電流を半減することが可能になるとともに
、封目板、封口用キャップなどの封口用部品を用いない
ので、製造工程が簡素化でき、安価に生産できるなどの
効果がある。
部が１箇所になり、しかも電極箔１と金属端子２の接続
部分が樹脂などの絶縁物によって覆われるため、該接続
部および金属端子２に電解液が接触するのを阻止し、電
圧が印加されても陽極酸化などの化学反応が行なわれな
いため、漏洩電流を半減することが可能になるとともに
、封目板、封口用キャップなどの封口用部品を用いない
ので、製造工程が簡素化でき、安価に生産できるなどの
効果がある。
なお、上述の実施例は電極箔１を巻回して構成したもの
について述べたが、つずら折り、積層形などにも適用で
き、また外装も成形されたケースに限定するものでなく
、モールド成形、デイツプ外装、熱圧着など種々の外装
が適用できるものである。
について述べたが、つずら折り、積層形などにも適用で
き、また外装も成形されたケースに限定するものでなく
、モールド成形、デイツプ外装、熱圧着など種々の外装
が適用できるものである。
第３図は定格５Ｑｗｖ、 １０ＰＦの電解コンデンサに
ついて従来品と本考案品の８５℃雰囲気中で無負荷放置
した場合の漏洩電流変示を示し、本考案品は漏れ電流が
小さく極めて安定していることが実証された。
ついて従来品と本考案品の８５℃雰囲気中で無負荷放置
した場合の漏洩電流変示を示し、本考案品は漏れ電流が
小さく極めて安定していることが実証された。
叙上のように本考案のチップ形電解コンデンサは漏れ電
流特性が極めて安定し、タンタルコンデンサ代替用とし
ても有効であり、工業的ならびに実用的価値の犬なるも
のである。
流特性が極めて安定し、タンタルコンデンサ代替用とし
ても有効であり、工業的ならびに実用的価値の犬なるも
のである。
第１図は本考案に係る電極箔の斜視図、第２図は本考案
のチップ形電解コンデンサの一実施例の断面図で、第３
図はチップ形電解コンデンサの無負荷放置試験における
漏れ電流特性図である。 １：電極箔、２：金属端子、６：封孔用樹脂。
のチップ形電解コンデンサの一実施例の断面図で、第３
図はチップ形電解コンデンサの無負荷放置試験における
漏れ電流特性図である。 １：電極箔、２：金属端子、６：封孔用樹脂。
Claims (1)
- 電極箔の端部に半田付可能な金属端子を接続し、上記電
極箔と金属端子の接続部を絶縁被覆すると共に金属端子
の一部をコンデンサ素子の存在する側とは反対側の面か
ら露出させ外装したことを特徴とするチップ形電解コン
デンサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17188380U JPS6028129Y2 (ja) | 1980-11-29 | 1980-11-29 | チツプ形電解コンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17188380U JPS6028129Y2 (ja) | 1980-11-29 | 1980-11-29 | チツプ形電解コンデンサ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5793135U JPS5793135U (ja) | 1982-06-08 |
| JPS6028129Y2 true JPS6028129Y2 (ja) | 1985-08-26 |
Family
ID=29530219
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17188380U Expired JPS6028129Y2 (ja) | 1980-11-29 | 1980-11-29 | チツプ形電解コンデンサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6028129Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-11-29 JP JP17188380U patent/JPS6028129Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5793135U (ja) | 1982-06-08 |
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