JPS5932125Y2 - 電解コンデンサの端子接続用リベツト - Google Patents
電解コンデンサの端子接続用リベツトInfo
- Publication number
- JPS5932125Y2 JPS5932125Y2 JP1412578U JP1412578U JPS5932125Y2 JP S5932125 Y2 JPS5932125 Y2 JP S5932125Y2 JP 1412578 U JP1412578 U JP 1412578U JP 1412578 U JP1412578 U JP 1412578U JP S5932125 Y2 JPS5932125 Y2 JP S5932125Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rivet
- electrolytic capacitor
- terminal
- protrusion
- aluminum
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は電解コンデンサの端子接続用リベットの改良に
関するものである。
関するものである。
近年、電解コンデンサの小形化あるいはコデンサ素子の
引出電極片と外部端子接続を確実ならしめるために第1
図に示すリベット5が使用され、第2図のごとくコンテ
゛ンサ素子1から引出された陽極または陰極の電極片2
と外部端子3を端子板4を介してアルミなどの金属より
なるリベット5で固着して構成していたが、コンデンサ
素子1の電極片2とリベット5が平面接触をなしている
ので、充分な電気的および機械的結合が得られないため
に接触抵抗が高く、コンデンサの損失が大きくなる。
引出電極片と外部端子接続を確実ならしめるために第1
図に示すリベット5が使用され、第2図のごとくコンテ
゛ンサ素子1から引出された陽極または陰極の電極片2
と外部端子3を端子板4を介してアルミなどの金属より
なるリベット5で固着して構成していたが、コンデンサ
素子1の電極片2とリベット5が平面接触をなしている
ので、充分な電気的および機械的結合が得られないため
に接触抵抗が高く、コンデンサの損失が大きくなる。
また高温放置や寿命試験において接触抵抗が増加し特性
不安定が生ずる。
不安定が生ずる。
さらに接触をより良好とするため、リベット5のかしめ
を強くすると電極片2に孔を設けてリベット5を挿入し
て接触するようにしているので、電極片2の孔が広がり
伸びて切断しやすくなり、振動などに対して弱いものと
なるなどの欠点があった。
を強くすると電極片2に孔を設けてリベット5を挿入し
て接触するようにしているので、電極片2の孔が広がり
伸びて切断しやすくなり、振動などに対して弱いものと
なるなどの欠点があった。
本考案は上記の欠点を除くために考案されたもので、ケ
ース6内にコンデンサ素子1を収納し、密閉してなる電
解コンデンサにおけるコンテ゛ンサ素子1の陽極あるい
は陰極の電極片2と端子板4を介して外部端子3とを接
続するアルミリベット5に端子板4に支持する鍔部7を
設け、該鍔部7の下面に突起8を設けた電解コンテ゛ン
サの端子接続用リベットを提供するものである。
ース6内にコンデンサ素子1を収納し、密閉してなる電
解コンデンサにおけるコンテ゛ンサ素子1の陽極あるい
は陰極の電極片2と端子板4を介して外部端子3とを接
続するアルミリベット5に端子板4に支持する鍔部7を
設け、該鍔部7の下面に突起8を設けた電解コンテ゛ン
サの端子接続用リベットを提供するものである。
これを第3図を示す実施例について説明すれば、第3図
イは本考案の電解コンデンサの端子接続用リベットの一
実施例の斜視図、第3図口の他の実施例を示す斜視図で
あり、 (1)アルミの円柱状の棒のほぼ中央部に電解コンテ゛
ンサの端子板4に支持する鍔部7を設け、(2)該鍔部
7の下面に該鍔部7の径より小でアルミリベット5の径
より大なる径のリング状突起8が設けられている。
イは本考案の電解コンデンサの端子接続用リベットの一
実施例の斜視図、第3図口の他の実施例を示す斜視図で
あり、 (1)アルミの円柱状の棒のほぼ中央部に電解コンテ゛
ンサの端子板4に支持する鍔部7を設け、(2)該鍔部
7の下面に該鍔部7の径より小でアルミリベット5の径
より大なる径のリング状突起8が設けられている。
なお、突起8はリング状であっても、第3図口のように
単独突起がリング状になっているものでもよい。
単独突起がリング状になっているものでもよい。
以上のように構成された電解コンテ゛ンサの端子接続用
リベットである。
リベットである。
本考案は以上のように構成されているので、本考案品を
使用するときはアルミケース6内にコンデンサ素子1を
収納し、該コンデンサ素子1の陽極あるいは陰極の電極
片2と外部端子3を端子板4を介して接続するに際して
、端子板4に支持する鍔部7を設け、該鍔部7に連接し
て該鍔部7の高さより低い突起8を設けたリベット5を
該外部端子3、端子板4、電極片2の孔に挿入し、さら
に薄い金属ワッシャ9を介してかしめて固定し、ケース
6の開口端を封目して電解コンデンサを構成できるので
、第4図のごとく圧着時にアルミの電極片2が突起8で
変形され、薄いアルミワッシャ9に喰い込む形となり、
接続力が強化される。
使用するときはアルミケース6内にコンデンサ素子1を
収納し、該コンデンサ素子1の陽極あるいは陰極の電極
片2と外部端子3を端子板4を介して接続するに際して
、端子板4に支持する鍔部7を設け、該鍔部7に連接し
て該鍔部7の高さより低い突起8を設けたリベット5を
該外部端子3、端子板4、電極片2の孔に挿入し、さら
に薄い金属ワッシャ9を介してかしめて固定し、ケース
6の開口端を封目して電解コンデンサを構成できるので
、第4図のごとく圧着時にアルミの電極片2が突起8で
変形され、薄いアルミワッシャ9に喰い込む形となり、
接続力が強化される。
またこのようにして製作された本考案の電解コンデンサ
と従来のリベットを用いた電解コンテ゛ンサを温度85
℃中で放置し、その接触抵抗を測定した結果を第5図に
示す。
と従来のリベットを用いた電解コンテ゛ンサを温度85
℃中で放置し、その接触抵抗を測定した結果を第5図に
示す。
第5図においてaは本考案の電解コンテ゛ンサ、bは従
来の電解コンデンサを示す。
来の電解コンデンサを示す。
図より明らかなように改良リベットを使用した本考案の
電解コンデンサの接触抵抗は著しく改良されている。
電解コンデンサの接触抵抗は著しく改良されている。
本考案は以上に述べたようにアルミの柱状の棒と、この
棒に設けた鍔部7と連接する突起8が設けられているの
で、このリベット5で外部端子3、端子板4、電極片2
をかしめると接続力が強く、そのため接触抵抗が低い。
棒に設けた鍔部7と連接する突起8が設けられているの
で、このリベット5で外部端子3、端子板4、電極片2
をかしめると接続力が強く、そのため接触抵抗が低い。
したがって特性の安定な電解コンデンサが得られ、工業
上ならびに実用上有益なものである。
上ならびに実用上有益なものである。
第1図は従来のリベットの一実施例の斜視図、第2図は
第1図のリベットを用いた電解コンテ゛ンサの要部断面
図、第3図は本考案のリベットで、イはこの一実施例の
斜視図、口は他の実施例の斜視図、第4図は本考案のリ
ベットを用いた電解コンデンサの要部断面図、第5図は
本考案の電解コンデンサと従来の電解コンデンサの接触
抵抗の経時変化特性図。 1:コンデンサ素子、2:電極片、3:外部端子、4:
端子板、5:リベット、6:ケース、7:鍔部、8:突
起、9:ワッシャ。
第1図のリベットを用いた電解コンテ゛ンサの要部断面
図、第3図は本考案のリベットで、イはこの一実施例の
斜視図、口は他の実施例の斜視図、第4図は本考案のリ
ベットを用いた電解コンデンサの要部断面図、第5図は
本考案の電解コンデンサと従来の電解コンデンサの接触
抵抗の経時変化特性図。 1:コンデンサ素子、2:電極片、3:外部端子、4:
端子板、5:リベット、6:ケース、7:鍔部、8:突
起、9:ワッシャ。
Claims (1)
- ケース内に収納されたコンテ゛ンサ素子から引出された
陽極および陰極電極片を、端子板を介して外部端子と接
続してなる電解コンデンサの端子接続用リベットにおい
て、アルミリベットの円柱状の棒のほぼ中央部に設けら
れた端子板を支持する鍔部の下面に突起を形成し、該突
起はリング状または単独の突起が全体としてリング状に
構成されていることを特徴とする電解コンデ゛ンサの端
子接続用リベット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1412578U JPS5932125Y2 (ja) | 1978-02-06 | 1978-02-06 | 電解コンデンサの端子接続用リベツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1412578U JPS5932125Y2 (ja) | 1978-02-06 | 1978-02-06 | 電解コンデンサの端子接続用リベツト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54116742U JPS54116742U (ja) | 1979-08-16 |
JPS5932125Y2 true JPS5932125Y2 (ja) | 1984-09-10 |
Family
ID=28833466
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1412578U Expired JPS5932125Y2 (ja) | 1978-02-06 | 1978-02-06 | 電解コンデンサの端子接続用リベツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5932125Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-02-06 JP JP1412578U patent/JPS5932125Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54116742U (ja) | 1979-08-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0314221B2 (ja) | ||
JPS5932125Y2 (ja) | 電解コンデンサの端子接続用リベツト | |
JPH0315815B2 (ja) | ||
JP2803185B2 (ja) | 電気二重層コンデンサ | |
JP2913662B2 (ja) | コンデンサ及びその製造方法 | |
US2809331A (en) | Sealing apparatus for electrical unit | |
JP2615654B2 (ja) | チップ状固体電解コンデンサの製造法 | |
JPS5918672Y2 (ja) | 電解コンデンサ | |
CN210006814U (zh) | 一种锂离子电池的极耳连接结构 | |
JP2000100663A (ja) | 電解コンデンサの端子接続構造 | |
JPS593578Y2 (ja) | 電解コンデンサ | |
JPH0220822Y2 (ja) | ||
JPS5915068Y2 (ja) | 電解コンデンサ | |
JPS5831396Y2 (ja) | コンデンサ用ブツシング端子装置 | |
JPS583294Y2 (ja) | 貫通形磁器コンデンサ | |
JPS633152Y2 (ja) | ||
JPH0115168Y2 (ja) | ||
JP3291840B2 (ja) | アルミ電解コンデンサ | |
JPS593571Y2 (ja) | チップ形コンデンサ | |
JPS6142375B2 (ja) | ||
JPS62107430U (ja) | ||
JPH03119714A (ja) | 面実装用電解コンデンサ | |
JPS5914995Y2 (ja) | 真空しゃ断器 | |
JPH023253Y2 (ja) | ||
JPS5915483Y2 (ja) | 固体電解コンデンサ |