JPS63268223A - 電気二重層コンデンサ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、各種電子機器にメモリーバックアップ用など
として用いられる電気二重層コンデンサに関するもので
ある。

従来の技術 従来におけるこの種の電気二重層コンデンサは、第６図
に示すように、活性炭粒子をプレス成形したシ適当なバ
インダーと練合したものを集電体金属上に塗布したり、
活性炭繊維上にアルミニウムの溶射層を形成して分極性
電極２１とし、この分極性電極２１をそれぞれステンレ
ススチールからなる金属ケ・−ス２２に収納し、２つの
分極性電極２１間に電解液とセパレータ２３を介して対
向させ、両金属ケース２２の開口周縁部をガスケット２
４を介して封口して構成されていた。

また、他の従来例として第７図に示すように一方の電極
を非分極性電極２５としたものも実用化されている。こ
の構造の電気二重層コンデンサは、電解コンデンサ等に
比べて゛、ファラッドオーダの容量を有しているものの
、耐電圧が３ｖ程度と低いため、数個の電気二重層コン
デンサを直列に接続して使用されることが多く、従って
数個のコンデンサ要素を直列に接続した状態で一体化す
ることが行われている。

３ヘ−ノ 具体釣力例としては、２個のコンデンサを導電性のばね
板を介して圧力接触によシ直列接続して一体化し、定格
電圧５．５ｖの高い電圧が得る方法が知られている。

発明が解決しようとする問題点 従来、数個のコンデンサ要素を直列に接続して外装体に
より一体化する場合、直列液−にばね板。

絶縁スリーブ、極板、外装ケース等の部品が必要で大き
な形状になる。また、ばね板による圧力接触のため電気
二重層コンデンサの外側の汚れ、強い振動によりばね板
と電気二重層コンデンサ、電゛　気二重層コンデンサと
電気二重層コンデンザ、電気二重層コンデンサと極板の
間に隙間が発生し接触及び導電不良となり電気二重層コ
ンデンサの機能が無くなり、実用に供し得ない問題があ
った。

本発明はこのような欠点を解決し、接触、導電不良を無
くすと共に、電気二重層コンデンサの特性を安定に保つ
ようにすることと、小形軽量化を図ることを目的とする
ものである。

問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために本発明の技術的々手段は、
コンデンサ本体を間に導電性の接続カップを介して積み
重ねると共に、コンデンサ本体の陽極端子、陰極端子と
接続カップとを接続し、かつこの接続カップの外底部に
突出部を設け、この突出部においてコンデンサ本体と接
続したものである。

作用 この構成による技術的手段の作用は次のようになる。

すなわち、接続カップによシ複数個のコンデンサ本体を
直列に接続する場合、接続カップ内に配設されて接続カ
ップと接続される側のコンデンサ本体の金属ケースと、
接続カップの外底部に接続されるコンデンサ本体の金属
蓋の極性が異なるため、コンデンサ本体の金属蓋の高さ
が低いと、接続カップの外底部に接続されるコンデンサ
本体の金属ケースが接続カップに接してしまう恐れがあ
るが、接続カップの外底部に突出部を設け、この突出部
においてコンデンサ本体と接続することに５ベーノ より、接続カップを用いての接続時、ショートしてしま
う恐れがなく安定した接続が行なえる。

実施例 以下、本発明の一実施例を示す第１図〜第５図の図面を
用いて説明する。

第１図に本発明の一実施例による電気二重層コンデンサ
の一部を切シ開いた状態で示し、第２図にその外観を示
し、第３図に同じく分解した状態を示し、第４図にコン
デンサ本体の一例を示し、また第５図にコンデンサ本体
の接続構造を示している。

図において、１はコンデンサ本体で、このコンデンサ本
体は第４図に示すように、活性炭繊維の布または活性炭
粉末をバインダーと混練し成形した分極性の炭素電極２
．３の片面にプラズマ溶射法々どによりアルミニウムの
導電性電極４を形成し、この炭素電極２，３をそれぞれ
内面にアルミニウム層を形成したステンレススチールに
よシなる金属ケース５．金属蓋θ内に上記炭素電極２゜
３を導電性電極４が金属ケース５．金属蓋６の内６Ａ−
７゜ 面に接するように組込み、金属ケース５．金属蓋６と導
電性電極４をスポット溶接によシ接続し、この一方の分
極性電極である炭素電極２に、グロピレンカーボネート
にテトラエチルアンモニウムテトラフルオロボーレー）
１ｏｗｔ％を茄えた電解液を含浸し、かつこの炭素電極
２，３を間にイオン透過性のセパレータ７を介して突き
合わせ、金属ケース５．金属蓋６の開口周縁部に封口体
としてのガスケット８を配置し金属ターフ５０周縁部を
カーリング加工して封口して構成されている。

このコンデンサ本体１は、複数個（図示のものは２個）
直列に接続されるように積み重ねられ、外周部が外装ス
リーブ９により被覆される。

１０はこのコンデンサ本体１０間に介在させた有底筒状
の接続カップであり、この接続カップ１゜の外底部にお
いて一方のコンデンサ本体１の陰極側の金属蓋６がレー
ザ溶接により接続され、そしてこの接続カップ１０内に
他方のコンデンサ本体１が配設されるとともに、外周部
に内部に配設されたコンデンサ本体１の陽極側の金属ケ
ース５の７へ一部 外周部がレーザ溶接されている。１１．１２は溶接によ
る接合部である。

１３．１４はコンデンサ本体１の金属ケース５１金属蓋
６にレーザ溶接により接続される陽極端子。

陰極端子である。

ここで、接続カップ１０の外底部には、接続カップ１０
の外底部側のコンデンサ本体１の金属蓋６と対応する位
置に押し出し成形によるリング状の突出部１０２Ｌが設
けられておシ、この突出部１０ａにおいて、接続カップ
１ｏの底面部側のコンデンサ本体１の金属蓋６がレーザ
溶接に、より接続されている。すなわち、接続カップ１
０の外底部に突出部１０２Ｌを設けることによシ、接続
カップ１０の外底部に接続したコンデンサ本体１の金属
ケース５と接続カップ１０との間のクリアランスが十分
なものとなり、ショート不良が生じることがなくなる。

寸た、金属蓋６の形状が中央部が外方向に膨んだような
形状の場合、あるいは金属蓋６の表面が平滑でない場合
、接続カップ１０の外底部に突出部ＩＣ１＆がないと、
コンデンサ本体１の金属蓋６と接続カップ１ｏとの接触
が不安定となってしまうが、本発明においては、接続カ
ップ１０の外底部に突出部１０ａを設けたことによシ、
上記のように金属蓋６の表面が平滑でなくても、突出部
１０ａのコーナ部が金属蓋６と接触し、ガクツキの少な
い安定した接触状態が得られ、接続の信頼性が高いもの
となる。

発明の効果 以上のように本発明によれば、次の効果が得られる。

（１）接続カップによシコンデンサ本体を直列接続する
場合、接続カップの外底部側のコンデンサ本体の金属ケ
ースと接続カップとの間でショート不良が生じる恐れが
ない。

（２）接続カップの外底部側のコンデンサ本体の金属蓋
の表面が十分平滑でなくでも、ガタッキの・少ない接触
状態が得られ、信頼性の高い接続が行々える。

【図面の簡単な説明】

９７、−７、 第１図は本発明の一実施例による電気二重層コンデンサ
の一部を切シ欠いて示す斜視図、第２図は同外観図、第
３図は同分解斜視図、第４図は同コンデンサに用いたコ
ンデンサ本体を示す断面図、第５図は同コンデンサの要
部を説明するだめの正面図、第６図及び第７図はそれぞ
れ電気二重層コンデンサの概要を説明するための断面図
である。 １・・・・・・コンデンサ本体、２，３・・・・・・炭
素電極、５・・・・・・金属ケース、６・・印・金属蓋
、７・・・・−・セパレータ、８・・・・・・ガスケッ
ト、１０・・印・接続カップ、１０ａ・・・・・・突出
部、１１．１２・・・・・・溶接部。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 第２図 第３図 ／ｌ 第４図 Ｏ■ 第６図 第７図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　炭素電極を間にセパレータを介して重ね合わせると共
   に電解液を含浸させることにより素子を構成し、この素
   子を陽極端子および陰極端子となる金属ケースとこの金
   属ケースの開口部に封口体を介して封着される金属蓋と
   で密封してコンデンサ本体を構成し、このコンデンサ本
   体を間に導電性の接続カップを介して積み重ねると共に
   、コンデンサ本体の陽極端子、陰極端子と接続カップと
   を接続し、かつこの接続カップの外底部に突出部を設け
   、この突出部においてコンデンサ本体と接続したことを
   特徴とする電気二重層コンデンサ。