JPH06120080A - 電気二重層コンデンサ - Google Patents
電気二重層コンデンサInfo
- Publication number
- JPH06120080A JPH06120080A JP4265699A JP26569992A JPH06120080A JP H06120080 A JPH06120080 A JP H06120080A JP 4265699 A JP4265699 A JP 4265699A JP 26569992 A JP26569992 A JP 26569992A JP H06120080 A JPH06120080 A JP H06120080A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electric double
- metal case
- layer capacitor
- case
- laminate
- Prior art date
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- Pending
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/13—Energy storage using capacitors
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- Electric Double-Layer Capacitors Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】従来の電気二重層コンデンサは洗浄対応および
高真空中の使用が出来なかったので、対応出来るように
する。 【構成】電気二重層コンデンサ素子積層体１の上面に電
極板４ａと絶縁ケース３ａを介して金属ケース２ａを配
置し、更に積層体１の底面に電極板４ｂと絶縁ケース３
ｂを介して、かつハーメチックシールされた外部端子６
ａ，６ｂを有する金属ケース２ｂを配置しており、前記
電極板と外部端子はリード線５ａ，５ｂで電気的に接続
されており、更に積層体１の上面に配置された金属ケー
ス２ａと下面に配置された金属ケース２ｂの接続部は溶
接されている。
高真空中の使用が出来なかったので、対応出来るように
する。 【構成】電気二重層コンデンサ素子積層体１の上面に電
極板４ａと絶縁ケース３ａを介して金属ケース２ａを配
置し、更に積層体１の底面に電極板４ｂと絶縁ケース３
ｂを介して、かつハーメチックシールされた外部端子６
ａ，６ｂを有する金属ケース２ｂを配置しており、前記
電極板と外部端子はリード線５ａ，５ｂで電気的に接続
されており、更に積層体１の上面に配置された金属ケー
ス２ａと下面に配置された金属ケース２ｂの接続部は溶
接されている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電気二重層コンデンサ
に関し、特に外装方法に関する。
に関し、特に外装方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】電気二重層コンデンサを利用して大容量
のコンデンサを得る手段の一つとして米国特許第３５３
６９６３号明細書にて開示されているように、カーボン
粉末と電解液とを接触させて、電気二重層を発生させる
ことを利用したものがある。
のコンデンサを得る手段の一つとして米国特許第３５３
６９６３号明細書にて開示されているように、カーボン
粉末と電解液とを接触させて、電気二重層を発生させる
ことを利用したものがある。
【０００３】図３は電気二重層コンデンサ素子１ａ（以
下基本セルと称す）の断面図である。図３において１４
は電子伝導性で、かつイオン不浸透性の導電性セパレー
タ、１６は粉末活性炭と電解質溶液からなるカーボンペ
ースト電極、１７はカーボンペースト電極間の導通を防
止するために設けたイオン透過性でかつ非電子伝導性を
有する多孔性セパレータ、１５はカーボンペースト電極
を保持し、かつ外界から遮断する為に設けた非導電性ガ
スケットである。
下基本セルと称す）の断面図である。図３において１４
は電子伝導性で、かつイオン不浸透性の導電性セパレー
タ、１６は粉末活性炭と電解質溶液からなるカーボンペ
ースト電極、１７はカーボンペースト電極間の導通を防
止するために設けたイオン透過性でかつ非電子伝導性を
有する多孔性セパレータ、１５はカーボンペースト電極
を保持し、かつ外界から遮断する為に設けた非導電性ガ
スケットである。
【０００４】図４は従来の電気二重層コンデンサの断面
図である。図４において１は素子１ａを積層した素子積
層体、１８は導電性金属ケース１９の内側面と素子積層
体１との短絡を防止する絶縁ケース１８ｃの上下面に、
リード端子を有する第１の電極板１８ａと第２の電極板
１８ｃを配置した組立電極である。電気二重層コンデン
サは、カーボンペースト電極１６内の接触抵抗を減らす
ために、積層体１の上下から１〜１００ｋｇ／ｃｍ2 の
圧力を加え、これを保持した状態で導電性金属ケースの
開口端を内側に折り曲げてかしめ封口している。
図である。図４において１は素子１ａを積層した素子積
層体、１８は導電性金属ケース１９の内側面と素子積層
体１との短絡を防止する絶縁ケース１８ｃの上下面に、
リード端子を有する第１の電極板１８ａと第２の電極板
１８ｃを配置した組立電極である。電気二重層コンデン
サは、カーボンペースト電極１６内の接触抵抗を減らす
ために、積層体１の上下から１〜１００ｋｇ／ｃｍ2 の
圧力を加え、これを保持した状態で導電性金属ケースの
開口端を内側に折り曲げてかしめ封口している。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上述した電気二重層コ
ンデンサは、金属ケースをかしめ封口しており、完全密
封されていないので、洗浄を行うと洗浄液が内部に入り
込み、導電性の不純物が電気二重層コンデンサ素子に付
着しショートするという問題があり、洗浄が出来なかっ
た。また、完全密封されていないので高真空中で使用す
ることが出来ないという問題があった。
ンデンサは、金属ケースをかしめ封口しており、完全密
封されていないので、洗浄を行うと洗浄液が内部に入り
込み、導電性の不純物が電気二重層コンデンサ素子に付
着しショートするという問題があり、洗浄が出来なかっ
た。また、完全密封されていないので高真空中で使用す
ることが出来ないという問題があった。
【０００６】本発明の目的は、洗浄が可能で、かつ高真
空中で使用でき、また長期の使用においても、静電容量
変化率が低減される電気二重層コンデンサを提供するこ
とにある。
空中で使用でき、また長期の使用においても、静電容量
変化率が低減される電気二重層コンデンサを提供するこ
とにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の電気二重層コン
デンサは、電気二重層コンデンサ素子積層体の上面に電
極板と短絡を防ぐための絶縁ケースを介して金属ケース
を配置し、更に前記積層体の底面に電極板と短絡を防ぐ
ための絶縁ケースを介して、かつハーメチックシールさ
れた外部端子を有する金属ケースを配置してなり、前記
電極板と外部端子はリード線で電気的接続され、更に前
記積層体上部に配置された金属ケースと、前記積層体底
部に配置された金属ケースの接続部が溶接されているこ
とを特徴として構成される。
デンサは、電気二重層コンデンサ素子積層体の上面に電
極板と短絡を防ぐための絶縁ケースを介して金属ケース
を配置し、更に前記積層体の底面に電極板と短絡を防ぐ
ための絶縁ケースを介して、かつハーメチックシールさ
れた外部端子を有する金属ケースを配置してなり、前記
電極板と外部端子はリード線で電気的接続され、更に前
記積層体上部に配置された金属ケースと、前記積層体底
部に配置された金属ケースの接続部が溶接されているこ
とを特徴として構成される。
【０００８】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図１は本発明の一実施例の断面図である。
る。図１は本発明の一実施例の断面図である。
【０００９】まず、はんだ付けされたリード線５ｂを有
する電極板４ｂと短絡を防ぐための絶縁ケース３ｂを配
置し、かつハーメチックシール部７ａ，７ｂによりハー
メチックシールされた外部端子６ａ，６ｂを有する金属
ケース２ｂにおいて、リード線５ｂと外部端子６ｂをは
んだ付けし、電気的接続をはかった。次にはんだ付けさ
れたリード線５ａを有する電極板４ａと短絡を防ぐため
の絶縁ケース３ａを配した上部金属ケース２ａにおい
て、リード線５ａと金属ケース２ｂの外部端子６ａをは
んだ付けし、電気的接続をはかった。
する電極板４ｂと短絡を防ぐための絶縁ケース３ｂを配
置し、かつハーメチックシール部７ａ，７ｂによりハー
メチックシールされた外部端子６ａ，６ｂを有する金属
ケース２ｂにおいて、リード線５ｂと外部端子６ｂをは
んだ付けし、電気的接続をはかった。次にはんだ付けさ
れたリード線５ａを有する電極板４ａと短絡を防ぐため
の絶縁ケース３ａを配した上部金属ケース２ａにおい
て、リード線５ａと金属ケース２ｂの外部端子６ａをは
んだ付けし、電気的接続をはかった。
【００１０】次に従来技術と同様の電気二重層コンデン
サ素子積層体１を金属ケース２ｂに絶縁ケース３ｂと電
極板４ｂを介して配置し、積層体１の上部に金属ケース
２ａを電極板４ａと絶縁ケース３ａを介して配置する。
金属ケース２ａと金属ケース２ｂの開口部が重なる様に
上下面より圧力を加え、その状態を保持したまま金属ケ
ース２ａと金属ケース２ｂの接続部をレーザビーム溶接
法、エレクトロビーム溶接法、抵抗溶接法、Ｔｉｇ溶接
法等で封止して本発明の電気二重層コンデンサを得た。
サ素子積層体１を金属ケース２ｂに絶縁ケース３ｂと電
極板４ｂを介して配置し、積層体１の上部に金属ケース
２ａを電極板４ａと絶縁ケース３ａを介して配置する。
金属ケース２ａと金属ケース２ｂの開口部が重なる様に
上下面より圧力を加え、その状態を保持したまま金属ケ
ース２ａと金属ケース２ｂの接続部をレーザビーム溶接
法、エレクトロビーム溶接法、抵抗溶接法、Ｔｉｇ溶接
法等で封止して本発明の電気二重層コンデンサを得た。
【００１１】次に本発明による第２の実施例について説
明する。図２は本発明による第２の実施例の断面図であ
る。
明する。図２は本発明による第２の実施例の断面図であ
る。
【００１２】まず、はんだ付けされたリード線１１ａを
有する電極板１０ａと短絡を防ぐための絶縁ケース９ａ
を配し、かつハーメチックシール部１２ａによりハーメ
チックシールされた外部端子１３ａを有する金属ケース
８ａにおいて、リード線１１ａと外部端子１３ａをはん
だ付けし電気的接続をはかった。次にはんだ付けされた
リード線１１ｂを有する電極板１０ｂと短絡を防ぐため
の絶縁ケース９ｂを配し、かつハーメチックシール部１
２ｂによりハーメチックシールされた外部端子１３ｂを
有する金属ケース８ｂにおいてリード線１１ｂと外部端
子１３ｂをはんだ付けし電気的接続をはかった。そして
従来技術と同様の電気二重層コンデンサ素子積層体１を
金属ケース８ｂに絶縁ケース９ｂと電極板１０ｂを介し
て配置し、更に積層体１の上部に金属ケース８ａに絶縁
ケース９ｂと電極板１０ａを介して配置する。金属ケー
ス８ａと金属ケース８ｂの開口部が重なる様に上下面よ
り圧力を加えその状態を保持したまま、金属ケース８ａ
と金属ケース８ｂの接続部をレーザビーム溶接法、エレ
クトロビーム溶接法、抵抗溶接法、Ｔｉｇ溶接法等で封
止して本発明の第２の実施例の電気二重層コンデンサを
得た。
有する電極板１０ａと短絡を防ぐための絶縁ケース９ａ
を配し、かつハーメチックシール部１２ａによりハーメ
チックシールされた外部端子１３ａを有する金属ケース
８ａにおいて、リード線１１ａと外部端子１３ａをはん
だ付けし電気的接続をはかった。次にはんだ付けされた
リード線１１ｂを有する電極板１０ｂと短絡を防ぐため
の絶縁ケース９ｂを配し、かつハーメチックシール部１
２ｂによりハーメチックシールされた外部端子１３ｂを
有する金属ケース８ｂにおいてリード線１１ｂと外部端
子１３ｂをはんだ付けし電気的接続をはかった。そして
従来技術と同様の電気二重層コンデンサ素子積層体１を
金属ケース８ｂに絶縁ケース９ｂと電極板１０ｂを介し
て配置し、更に積層体１の上部に金属ケース８ａに絶縁
ケース９ｂと電極板１０ａを介して配置する。金属ケー
ス８ａと金属ケース８ｂの開口部が重なる様に上下面よ
り圧力を加えその状態を保持したまま、金属ケース８ａ
と金属ケース８ｂの接続部をレーザビーム溶接法、エレ
クトロビーム溶接法、抵抗溶接法、Ｔｉｇ溶接法等で封
止して本発明の第２の実施例の電気二重層コンデンサを
得た。
【００１３】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、電気二重
層コンデンサ素子積層体を金属ケース内に完全封止する
ことにより、洗浄が可能になり、かつ高真空中で使用で
きる。また長期の使用においても静電容量変化率が低減
されるという結果を有する。
層コンデンサ素子積層体を金属ケース内に完全封止する
ことにより、洗浄が可能になり、かつ高真空中で使用で
きる。また長期の使用においても静電容量変化率が低減
されるという結果を有する。
【図１】本発明の一実施例の断面図である。
【図２】本発明の第２の実施例の断面図である。
【図３】電気二重層コンデンサ素子の断面図である。
【図４】従来の電気二重層コンデンサの断面図である。
１ａ 電気二重層コンデンサ素子 １ 積層体 ２ａ，２ｂ 金属ケース ３ａ，３ｂ 絶縁ケース ４ａ，４ｂ 電極板 ５ａ，５ｂ リード線 ６ａ，６ｂ 外部端子 ７ａ，７ｂ ハーメチックシール部 ８ａ，８ｂ 金属ケース ９ａ，９ｂ 絶縁ケース １０ａ，１０ｂ 電極板 １１ａ，１１ｂ リード線 １２ａ，１２ｂ ハーメチックシール部 １３ａ，１３ｂ 外部端子 １４ 導電性セパレータ １５ 非導電性ガスケット １６ カーボンペースト電極 １７ 多孔性セパレータ １８ａ 第１の電極 １８ｂ 第２の電極 １８ｃ 絶縁ケース １８ 組立電極 １９ 金属ケース
Claims (1)
- 【請求項１】 電気二重層コンデンサ素子積層体の上面
に電極板と短絡を防ぐための絶縁ケースを介して金属ケ
ースを配置し、更に前記積層体の底面に電極板と短絡を
防ぐための絶縁ケースを介して、かつハーメチックシー
ルされた外部端子を有する金属ケースを配置してなり、
前記電極板と外部端子はリード線で電気的に接続されて
おり、更に前記積層体上部に配置された金属ケースと前
記積層体底部に配置された金属ケースの接続部が溶接さ
れていることを特徴とする電気二重層コンデンサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4265699A JPH06120080A (ja) | 1992-10-05 | 1992-10-05 | 電気二重層コンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4265699A JPH06120080A (ja) | 1992-10-05 | 1992-10-05 | 電気二重層コンデンサ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06120080A true JPH06120080A (ja) | 1994-04-28 |
Family
ID=17420785
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4265699A Pending JPH06120080A (ja) | 1992-10-05 | 1992-10-05 | 電気二重層コンデンサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06120080A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003534642A (ja) * | 1999-12-06 | 2003-11-18 | エイブイエックス コーポレイション | 改良されたエンクロージャ機構を有する電気化学エネルギー蓄積装置 |
| JP2011077501A (ja) * | 2009-09-02 | 2011-04-14 | Seiko Instruments Inc | 電気化学セル及びその製造方法 |
| JP2011210900A (ja) * | 2010-03-29 | 2011-10-20 | Seiko Instruments Inc | 電気化学セル及びその製造方法 |
| JP2011228409A (ja) * | 2010-04-16 | 2011-11-10 | Seiko Instruments Inc | 電気化学セル及びその製造方法 |
-
1992
- 1992-10-05 JP JP4265699A patent/JPH06120080A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003534642A (ja) * | 1999-12-06 | 2003-11-18 | エイブイエックス コーポレイション | 改良されたエンクロージャ機構を有する電気化学エネルギー蓄積装置 |
| US7927736B2 (en) | 1999-12-06 | 2011-04-19 | E.C.R.-Electro Chemical Research Ltd. | Electrochemical energy storage device |
| JP2011077501A (ja) * | 2009-09-02 | 2011-04-14 | Seiko Instruments Inc | 電気化学セル及びその製造方法 |
| JP2011210900A (ja) * | 2010-03-29 | 2011-10-20 | Seiko Instruments Inc | 電気化学セル及びその製造方法 |
| JP2011228409A (ja) * | 2010-04-16 | 2011-11-10 | Seiko Instruments Inc | 電気化学セル及びその製造方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990330 |