JPS6234259Y2 - - Google Patents

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JPS6234259Y2
JPS6234259Y2 JP18338981U JP18338981U JPS6234259Y2 JP S6234259 Y2 JPS6234259 Y2 JP S6234259Y2 JP 18338981 U JP18338981 U JP 18338981U JP 18338981 U JP18338981 U JP 18338981U JP S6234259 Y2 JPS6234259 Y2 JP S6234259Y2
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JP
Japan
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carriage
guide
rollers
roller
attached
Prior art date
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JP18338981U
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English (en)
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JPS5888116U (ja
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、記録装置の移動部材例えば記録ペ
ン、記録機構等が取付けられたキヤリツジの移動
機構に関するものである。
この種の従来のキヤリツジ移動機構としては、
プレーン軸受あるいはリニアボールベアリングを
キヤリツジに取付け、案内軸をプレーン軸受ある
いはリニアボールベアリングに挿入することによ
りキヤリツジが案内軸に沿つて移動可能なように
したもの、または複数個のローラをキヤリツジに
取付け、これらのローラで案内軸を挾み込むこと
によりキヤリツジが案内軸に沿つて移動可能なよ
うにしたものなどがあつた。
しかし、このようなキヤリツジ移動機構では、
案内軸とブレーン軸受、リニアボールベアリング
あるいはローラの間のすきまによりキヤリツジに
は移動方向と直角方向のガタが生じる。このた
め、キヤリツジの記録点例えば記録ペンのペン先
の位置がずれることにより、記録精度の悪化、記
録画質の劣化を生じること、キヤリツジの動きが
スムーズでないこと、振動源が近くにある場合は
キヤリツジが振動し騒音を発生することなどの問
題点があつた。また、このようなすきまを小さく
するためにはキヤリツジのはめあい部に高い工作
精度が必要となること、キヤリツジの位置調整が
めんどうであることなどの問題点があつた。
本考案は上述したような問題点を除去するため
になされたものであり、キヤリツジの移動方向と
直角方向のガタが防止され、良好な記録精度と記
録画質が得られ、キヤリツジの動きがスムーズ
で、振動源が近くにある場合にもキヤリツジが振
動して騒音を発生するようなことがなく、キヤリ
ツジのはめあい部の工作が容易で、またキヤリツ
ジの位置調整が不要なキヤリツジ移動機構を実現
することを目的としたものである。
第1図は、本考案にかかるキヤリツジ移動機構
の一実施例の構成を示した図、第2図は第1図の
キヤリツジおよびキヤリツジガイドの要部の構成
を示した図である。
第1図および第2図において、1は異形材で構
成されたキヤリツジガイドであり、偏平筒状に形
成され長手方向に沿つて開口部2が設けられてい
る。キヤリツジガイド1の内部にはガイド溝3お
よび4がそれぞれ長手方向に沿つて形成されてい
る。5は移動部材例えば記録ペン、記録機構等
(図示せず)が取付けられたキヤリツジであり、
凸部6および7がそれぞれ長手方向に沿つて形成
されている。キヤリツジ5の凸部6および7は、
キヤリツジ5がA−A′方向に移動可能なように
キヤリツジガイド1のガイド溝3および4にそれ
ぞれ挿入されている。8および9はローラであ
り、キヤリツジガイド1の外側面10に当接し、
キヤリツジ5に回転可能に取付けられている。1
1および12はローラであり、弾性力発生手段例
えば板ばね13にそれぞれ回転可能に取付けられ
ている。板ばね13はねじ14および15により
キヤリツジ5に取付けられ、しかもローラ11お
よび12がキヤリツジガイド1の外側面16を押
圧するようにばね力を加えている。板ばね13に
よるローラ8,9,11および12のキヤリツジ
ガイド1へのばね力のかかり方の概念図を第3図
に示す。なお、板ばね13のキヤリツジ5への取
付手段としては、ねじ以外のものであつてよい。
このような構成のキヤリツジ移動機構におい
て、キヤリツジの移動方向と直角方向のガタは次
のようにして防止される。
キヤリツジガイド1の外側面16には板ばね1
3のばね力によりローラ11及び12が押し付け
られ、外側面10にはキヤリツジ5に取付けられ
たローラ8及び9が当接している。これにより、
キヤリツジ5はB−B′方向のモーメントに対して
ガタが生じなくなる。また、キヤリツジ5にC−
C′方向およびD−D′方向にはたらくモーメント
に対しては、ローラ8,9とキヤリツジガイド1
の外側面10の摩擦力およびローラ11,12と
キヤリツジガイド1の外側面16の摩擦力により
ガタが防止されている。(このとき、摩擦力はロ
ーラ8,9,11および12の軸方向にはたらく
が、これらのローラは軸方向には動きにくい。)
これにより、ガイド溝3および4の幅方向のすき
まによるキヤリツジ5のガタは防止される。これ
によつて、キヤリツジ5に対してB−B′方向、C
−C′方向およびD−D′方向にはたらくモーメン
トによるガタが防止される。
このような構成のキヤリツジ移動機構によれ
ば、キヤリツジの移動方向と直角方向のガタが防
止されるため、キヤリツジの記録点の位置のずれ
が防止され、良好な記録精度と記録画質が得ら
れ、キヤリツジの移動をスムーズにすることがで
きる。振動源がキヤリツジの近くにあるような場
合にもキヤリツジが振動して騒音を発生するのを
防止することができる。また、キヤリツジのはめ
あい部に高い工作精度を必要としないことによ
り、はめあい部の工作が容易で、キヤリツジの位
置調整を不要にすることができる。
なお、実施例ではキヤリツジに取付けられたロ
ーラおよび板ばねに取付けられたローラがそれぞ
れ2個設けられた場合について例示したが、これ
に限らずキヤリツジに取付けられたローラおよび
板ばねに取付けられたローラは合計3個以上の任
意の数だけ設けられてよい。
また、実施例では板ばねによりローラをキヤリ
ツジガイドの外側面に押し付けた場合について例
示したが、これ以外の弾性力発生手段例えばコイ
ルスプリング、ゴムによりローラをキヤリツジガ
イドに押し付けてよい。
また、実施例ではキヤリツジの移動をキヤリツ
ジガイドに形成したガイド溝でキヤリツジを擢動
させることにより行なう場合について例示した
が、これに限らずキヤリツジの上面と下面にロー
ラが当接するように配置し、これによりキヤリツ
ジを移動させるものであつてよい。
また、実施例ではキヤリツジガイドが異形材に
より構成された場合について例示したが、キヤリ
ツジガイドはこれ以外により構成されたものであ
つてよい。
以上説明したように本考案によれば、キヤリツ
ジの移動方向と直角方向のガタが防止され、良好
な記録精度と記録画質が得られ、キヤリツジの動
きがスムーズで、振動減が近くにある場合にもキ
ヤリツジが振動して騒音を発生するようなことが
なく、キヤリツジのはめあい部の工作が容易で、
またキヤリツジの位置調整が不要なキヤリツジ移
動機構を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかるキヤリツジ移動機構の
一実施例の構成を示した図、第2図は第1図のキ
ヤリツジおよびキヤリツジガイドの要部の構成を
示した図、第3図は板ばねによるローラのキヤリ
ツジガイドへのばね力のかかり方を示した概念図
である。 1……キヤリツジガイド、2……開口部、3,
4……ガイド溝、5……キヤリツジ、6,7……
凸部、8,9,11,12……ローラ、13……
板ばね、10,16……外側面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 長手方向に沿つて開口部を有するガイド溝が形
    成された偏平筒状のキヤリツジガイドと、前記ガ
    イド溝に挿入された凸部が形成され前記キヤリツ
    ジガイドに対して長手方向に移動可能なキヤリツ
    ジと、前記キヤリツジガイドの一側の外側面に当
    接し前記キヤリツジに回転可能に取付けられた少
    なくとも2個のローラと、前記キヤリツジに取付
    けられた弾性力発生手段と、該弾性力発生手段に
    回転可能に取付けられ前記弾性力発生手段の弾性
    力により前記キヤリツジガイドの他側の外側面に
    押し付けられたローラとを具備したキヤリツジ移
    動機構。
JP18338981U 1981-12-09 1981-12-09 キャリッジ移動機構 Granted JPS5888116U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18338981U JPS5888116U (ja) 1981-12-09 1981-12-09 キャリッジ移動機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18338981U JPS5888116U (ja) 1981-12-09 1981-12-09 キャリッジ移動機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5888116U JPS5888116U (ja) 1983-06-15
JPS6234259Y2 true JPS6234259Y2 (ja) 1987-09-01

Family

ID=29982605

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18338981U Granted JPS5888116U (ja) 1981-12-09 1981-12-09 キャリッジ移動機構

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JP (1) JPS5888116U (ja)

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JPS5888116U (ja) 1983-06-15

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