JPS623298A - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

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JPS623298A
JPS623298A JP60142054A JP14205485A JPS623298A JP S623298 A JPS623298 A JP S623298A JP 60142054 A JP60142054 A JP 60142054A JP 14205485 A JP14205485 A JP 14205485A JP S623298 A JPS623298 A JP S623298A
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slur
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musical
tone
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加藤 充美
和智 正忠
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Nippon Gakki Co Ltd
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Nippon Gakki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、スラーあるいはボルタメントのようなピッ
チを漸次変化させる効果を実現する電子楽器に関し、特
に、そのようなピッチ変化が付与された楽音の立上り部
の波形を通常の(ピッチ変化が付与されない)立上り部
の波形とは異ならせるようにしたことに関する。
〔従来の技術〕
楽音のピッチを第1の鮭に対応する音高から第2の鉦に
対応する音高に滑らかに変化させる効果はボルタメント
又はスラー(以下この明細書ではスラーという)として
従来より知られている。スラーが付与される期間におい
て、ピッチのみならず音色をも滑らかに変化させるよう
にすることにより、より一層自然な感じのスラー効果を
実現するようにすることが特開昭59−139095号
において示されている。特開昭59−139095号で
は、2系列の幾分具なる音色の楽音信号を時間的に変化
するレベル比率で加算合成することにより、結果的に、
スラー付与時における音色の時間的変化が実現されるよ
うになっている。詳しくは、一方の系列の音色が直前ま
で押圧されていた鍵の音高に応じてキースケーリングさ
れた音色であり、他方の系列の音色が今回押圧された鍵
の音高に応じてキースケーリングされた音色である。
従って、スラ一時に音色変化が付与されるとはいっても
、スラー特有の音色変化が付与されるわけではなく、前
回押圧鍵によりキースケーリングされた音色から今回押
圧鍵によりキースケーリングされた音色まで発生音の音
色が滑らかに変化するにすぎなかりた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、自然楽器においては、楽音の立上り部の音色
と持続部の音色との間には顕著な相違があり、スラーに
おける新音の立上り部分においても独立の音色変化を示
す。また、このスラーにおける新音の立上り部分の音色
の特徴は、通常の立上り部の音色よりは持続部の音色に
近いものとなる。このようなスラ一時に特有の音色変化
は、上記従来技術のようにキースケーリングされた音色
を滑らかに移行させる制御だけでは実現するのが困難で
あった。特に、上述のような楽音の立上り部と持続部の
音色の違いを模倣するために、立上り部と持続部とでは
異なる音色特徴を有する楽音波形を発生するようにした
楽音発生方式を採用した電子楽器においては、楽音の立
上り部分ではスラーであるか否かにかかわらず通常の立
上り部の音色特徴を有する楽音波形を発生するようにし
ているので、上記従来技術のようにキースケーリングさ
れた音色の滑らかな変化を付与しても、通常の立上り部
の音色特徴が強く出てしまい、スラ一時に特有の音色変
化を得ることはできなかった。
この発明は上述の点に鑑みてなされたもので、スラー付
与時における楽音の立上り部の音色を通常の立上り部の
音色とは異ならせることにより、スラ一時に特有の音色
変化を得ることができるよのにした電子楽器を提供しよ
うとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上述の問題点を解決するために、この発明の電子楽器は
、発生すべき楽音のピッチを該楽音の立上り時において
所定の第1のピッチから第2のピッチまで徐々に変化さ
せる第1のモード、又は、始めから前記第2のピッチと
する第2のモード、の一方のモードに従って前記楽音の
ピッチを制御するピッチ制御手段と、前記第1のモード
又は第2のモードを選択するためのモード選択手段と、
前記ピッチ制御手段によって制御されたピッチを持つ楽
音信号を発生する楽音発生手段と、前記楽音発生手段で
発生する楽音信号の立上り部の音色を前記第1又は第2
のモードに応じて異ならせる音色制御手段とを具えたこ
とを特徴としている。
一実施態様として、楽音発生手段は、立上り部用の楽音
波形と持続部用の楽音波形を選択的に発生することが可
能であり、音色制御手段は、第1のモードのとき楽音信
号の立上り部において持続部用の楽音波形を発生させ、
第2のモードのとき楽音信号の立上り部において立上り
部用の楽音波形を発生させるものである。
別の一実施態様として、楽音発生手段は、立上り部用の
楽音波形とスラー用の楽音波形を選択的に発生すること
が可能であり、音色制御手段は、第1のモードのとき楽
音信号の立上り部においてスラー用の楽音波形を発生さ
せ、第2のモードのとき楽音信号の立上り部において立
上り部用の楽音波形を発生させるものである。
一実施態様として、第1又は第2のモードの選択は、発
生すべき楽音の音高を指定するための鍵盤における鍵操
作法に応じて行われる。例えば、押圧鍵全切換える場合
の鍵操作法としてレガート形式を用いた場合、つまり、
直前までの押圧鍵全完全に離鍵する前に新たな鍵を押圧
する鍵操作法を用いた場合、第1のモードが選択される
。他方、直前までの押圧鍵を完全に離鍵した後新たな鉢
を押圧する鍵操作法、つまりスタッカート形式、を用い
た場合第2のモードが選択される。
〔作用〕
第1のモードが選択された場合、発生すべき楽音のピン
チが該楽音の立上り時において所定の第1のピッチから
第2のピッチまで徐々に変化し、スラーのようなピッチ
変化が付与される。第2のモードが選択された場合は、
発生すべき楽音のピッチが始めから第2のピッチ(該楽
音の音高に対応するピッチ)とされるので、スラーのよ
うなピッチ変化は付与されない。音色制御手段の制御に
より、楽音発生手段で発生する楽音信号の立上り部の音
色が第1又は第2のモードに応じて異なるものとされる
。例えば、第1のモードのときは、楽音信号の立上り部
において持続部用の楽音波形あるいはスラー用の楽音波
形などスラ一時に特有の音色を実現し得る楽音波形を発
生させるのに対して、第2のモードのときは通常の立上
り部用の楽音波形を発生させる。こうして、スラー付与
時における楽音の立上り部の音色を通常の立上り部の音
色とは異ならせることができ、スラ一時に特有の音色変
化を実現することができるようになる。
第1図は、この発明の理解のためζこ、一実施態様を波
形図によって模式的に示したもので、発音順序が先行す
る第1の楽音は第2のモードで立上り(つまりスタッカ
ート形式で押鍵され、立上り部においてスラーピッチ変
化は付与されない)、第2の楽音は第1のモードで立上
る(つまりレガート形式で押鍵され、立上り部において
スラーピッチ変化が付与される)例を示している。第1
の楽音は、第2のモードで立上るため、始めからその本
来の音高に対応する第1のピッチで発生され、かつ、立
上り部の楽音波形は通常の立上り部用楽音波形である。
知られているように、立上り部用楽音波形が終了すると
持続部用楽音波形が使用される。一方、第2の楽音は、
第1のモードで立上るため、そのピッチは第1のピンチ
からその本来の音高に対応する第2のピッチまで徐々に
変化し、かつ、立上り部の楽音波形として持続部用楽音
波形が始めから用いられる。この第2の楽音の立上り部
で用いられる持続部用楽音波形の振幅エンベロープは所
定のアタック特性で立上り、その間、第1の楽音の振幅
エンベロープは所定のディケイ特性で立下る。
以下、添付図面を参照してこの発明の一実施例を詳細に
説明しよう。
〔実施例〕
第2図は単音電子楽器におけるこの発明の一実施例を示
しており、トーンジェネレータ10は、スラー付与時に
前回の楽音と今回の楽音とを夫々独立に発生し、前回の
楽音をディケイエンベロープで振幅制御し今回の楽音を
アタックエンベロープで振幅制御して両帝をクロスフェ
ードさせるために、2チャンネル分の楽音発生チャンネ
ルを具えている。
鍵盤11は、発生すべき楽音の音高を指定するための鍵
を複数個具備している。押鍵検出回路12は、鍵盤11
における鍵押圧、離鍵を検出し、離鍵から押鍵に変化し
た鍵が有ればその鍵を表わすキーコードKCと共にキー
オンイベント信号に○NEVを出力し、押鍵から離鍵に
変化した鍵が有ればそのキーコードKCと共にキーオフ
イベント信号KOFEVを出力する。押鍵検出回路12
の出力はマイクロコンピュータ部13に与えられる。マ
イクロコンピュータ部13では、鍵盤11で複数鍵が押
圧されている場合そのうち1鍵を発音させるために選択
する単音選択処理と、楽音発生用の2チヤンネルが交互
に利用されるように割当てる処理とを実行する。マイク
ロコンピュータ部13の出力はインタフェース14に与
えられ。
これに基づき該インタフェース14からは発生すべき楽
音のキーコードKCとキーオン信号KON及びスラー付
与期間中のエンベロープ信号発生を制御するためのスラ
ーモード信号SLMと強制ダ      、ンプ信号F
Dとが出力される。また、スラーモード信号SLMの発
生期間を制御するために、エンベロープ発生器15から
インタフェース14にスラーオフパルス5LOFFが与
えられる。
ピッチ情報発生及びスラー付与回路16は、インタフェ
ース14から与えられる発生すべき楽音のキーコードK
Cを入力し、そのキーコードKCが示す鍵のピッチを表
わすピッチ情報SKCを発生し、かつ、スラー効果を付
与する場合は入力キーコードKCの値が成る鍵(第1の
ta)から別の鍵(第2の鍵)に変化したとき第1の鍵
のピッチから第2の鍵のピッチまで徐々に変化するピッ
チを表わすピッチ情報SKCを発生する。このようなス
ラーのためのピッチ変化制御が可能なピッチ制御手段す
なわちピッチ情報発生及びスラー付与回路16は、例え
ば特開昭54−107722号公報その他に示された公
知の技術を用いて構成することができるので、その内部
詳細例は特に説明しない。
スラー制御操作子17はスラー効果のオン・オフを選択
するためのスラースイッチ17aとスラースピードセレ
クタ17bとを含んでおり、スイッチ17aの出力をマ
イクロコンピュータ部13とスラー付与回路16に入力
してスラー付与するか否かの制御を行い、セレクタ17
bの出力をスラー付与回vf116に入力してスラース
ピード(ピッチ変化レートまたはピッチ変化時間)を制
御する。尚、この実施例では、スイッチ17aをオンす
れば必らずスラーが付与されるのではなく、押鍵操作法
に応じてスラー付与の可否が自動的に決定されるように
なっている。すなわち、スイッチ17aがオンのときに
、押鍵操作法がレガート形式であればスラー効果を付与
しくこれが第1のモードに相当する)、スタッカート形
式であればスラー効果を付与しない(これが第2のモー
ドに相当する)。この押鍵操作法はマイクロコンピュー
タ部13で判断され、スラーを付与するどきつまり第1
のモードのとき、インタフェース14から      
 7゜出力されるスラーモード信号SLMがII I 
ITとなる。なお、このスラーモード信号SLMはスラ
ー付与回路16には与えられていないが、スラー付与回
路16では、スラースイッチ17aの出力がオンである
ことと入力キーコードKCの値が成る鍵から別の鍵に連
続的に変化したことに基づきスラー付与すべきことを判
断し、前述のようにピッチ変化を指示するピッチ情報S
KCを発生する。
尚、スラー効果のオン・オフ選択及びスラースピード選
択は専用スイッチ17a、17bによる選      
 。
択操作に限らず、音色選択回路18における音色選択に
連動して自動的になされるようになっていでもよい。
トーンジェネレータ10は回路16から与えられたピッ
チ情報SKCに従うピッチを有する楽音信号を2つの楽
音発生チャンネルで夫々独立に発生し、この楽音信号の
音色、音量等を各チャンネルで夫々制御し、最終的に両
チャンネルの楽音信号を加算してサウンドシステム19
に与える。このトーンジェネレータ10の内部に音色制
御手段が含まれており、該トーンジェネレータ1oで発
生する楽音信号の立上り部の音色を第1のモード(すな
わちスラーを付与するとき)と第2のモード(スラーを
付与しないとき)とで異ならせるようにしている。この
ようなモードに応じた音色切換制御のために、マイクロ
コンピュータ部13の出力が必要に応じてインタフェー
ス14を介してトーンジェネレータ10に与えられる。
エンベロープ発生器15は2チャンネル分のエンベロー
プ信号VL(つまり第1及び第2のエンベロープ信号V
LI、VL2)を時分割で発生し、トーンジェネレータ
10に与える。トーンジェネレータ10の各チャンネル
では各々に対応するエンベロープ信号VLに従って音量
、音色等を制御する。尚、トーンジェネレータ10にお
ける2つの楽音発生チャンネルは時分割的なものであっ
てもよい。インタフェース14からエンベロープ発生器
15に与えられる信号KON、SLM、FDはマイクロ
コンピュータ部13における割当てに対応して2チャン
ネル分が時分割的に与えられ。
これらにもとづき各チャンネルのエンベロープ信号VL
(VLI、VL2)が時分割で形成される。
また、インタフェース14からエンベロープ発生   
   、・、を 器15に対して、エンベロープ信号VLのキース   
   4ケーリングのためにキーコードKCが与えられ
、       7.1 音色選択回路18からは音色に応じたエンベロー   
   ;′プ信号制御のために音色選択情報TCが与え
られ      パ・、。
る。更に、スラーレートに応じたエンベロープ信ッ7.
。’&(tJIJヶ219.え。Itニー X 5− 
+ L/ ’7 ’)、   、。
7bからスラースピードデータSSDが与えられる。ま
た、エンベロープ信号VLはマイクロコンピュータ部1
3にも与えられる。
マイクロコンピュータ部13では、キーオンイ    
  ゛ベント信号KONEVが与えられたとき、第3図
      □;;に示すようなキーオンイベントプロ
グラムを実行し、キーオフイベント信号KOFEVが与
えられたとき、第4図に示すようなキーオフイベントプ
ログラムを実行する。
キーオンイベントプログラムでは、まず、キーオンイベ
ント信号KONEVと一緒に押鍵検出回路12から与え
られたキーコードKCを抑圧キーコードレジスタKCR
に取り込む(ブロック20)。
このレジスタKCRは、複数の記憶位置を有し、現在抑
圧中の鍵のキーコードKCをすべて記憶し得るものであ
る。ブロック21では、レジスタKCRに記憶されてい
る抑圧キーコードの中から1つのキーコードを所定の優
先選択基準に従って選択し、これを優先選択キーコード
NKCとして内部レジスタに記憶する。優先選択基準と
しては。
最高音または最低音優先あるいは後着優先(より後で押
圧された鍵を優先する)など適宜の基準を採用してよい
。一方、別の内部レジスタには現在発音中の鍵のキーコ
ードPKCがストアされており、ブロック22では、ブ
ロック21で検出された優先選択キーコードNKCが現
在発音中のキー      。
コードPKCと同じかどうかを調べる。同じであ   
   ゛れば、残りの処理を行わずに、このプログラム
を      、終了する(リターン)。後着優先基準
の場合はブロック22がYESとなることは通常起らな
いが、       、最高音または最低音優先基準の
場合は優先選択さ      ・:れない鍵に関しても
キーオンイベントが起り得、る      ゛・のでブ
ロック22がYESとなることがある。       
 1優先選択キーコードNKCが現在発音中でない  
     ′、“・、 場合、つまり発生すべき楽音を現在発音中のキー   
   ・:5コードPKCに対応するものから優先選択
キーコ−ドNKCに対応するものに切換えるべきとき、
       、;ブロック22のNOからブロック2
3に進み、このプログラムが続行される。ブロック23
ではス:− ラースイッチ17aがオンされているかを調べ。
; オンならば今回のキーオンイベントがエニーニュ   
    7゜−”r t:、/Tavf:、”23°6
17°″“ゝ°、1エニーニューキーオンとは、今回押
圧された鍵以外に押圧鍵が存在しないこと(つまり何も
鍵が押       丁圧されていない状態で始めて鍵
が押圧されること)を意味し、これは抑圧キーコードレ
ジスタKCRにストアされているキーコードが1個だけ
かあるいは2以上有るかを調べることにより判定できる
エニーニューキーオンがYESならば、スタッカート形
式の鍵操作で鍵が押圧されたことを意味し、スラーレジ
スタSLの内容をtt Oy′としてスラー効果がかか
らないようにする(ブロック25)。他方、エニーニュ
ーキーオンがNOならば、レガート形式で鍵操作がなさ
れたことを意味し、スラーレジスタSLの内容を“1”
にセットしてスラー効果がかかるようにする(ブロック
26)。また、スラースイッチ17aがオフならば、エ
ニーニューキーオンの判断を行うことなく、スラーレジ
スタSLを0”とする(ブロック27)、こうしてブロ
ック23〜27の処理により、スラーを付与すべきか否
かの判断、つまり第1のモード又は第2のモードのどち
らかが選択されたかの判断、がなされる。
チャンネルフラグCHFLGは2つのチャンネルのどち
らに発音すべきことが割当てられているかを示すもので
、発音すべき鍵が変わる毎に割当てるべきチャンネルが
交互に切換わるようになっている。ブロック28では、
チャンネルフラグCHF L Gがどちらのチャンネル
を示しているかを調べる。第1チヤンネルを示している
場合は、ブロック29でスラーレジスタSLの内容を調
べ、“1″であれば(スラーを付与する場合、つまり第
1のモードが選択された場合)、ブロック30.31の
処理を実行してブロック32に進むが、110 IIな
らば(スラーを付与しない場合、つまり第2のモードが
選択された場合)ブロック30.31を飛び越してブロ
ック32に進む。ブロック30では、第2チヤンネルの
強制ダンプパルスFDP2を出力する。ブロック31で
は、エンベロープ発生器15(第2図)から与えられた
エンベロープ信号VLに基づき第2チヤンネルのエンベ
ロープ信号VL2のレベルが零になったかを調べ、零に
なるまでこのステップで待機する。ブロック28で第1
チヤンネルと判断されたとき、前音が第1チヤンネルで
発音すべきことが割当てられていることを意味し、二ニ
ーキーオンに係る今回の音は第2チヤンネルで発音すべ
きことを新たに割当てるべきであることを意味する。そ
のため、第2チヤンネルの強制ダンプパルスFDP2を
出力しくブロック30)、これに基づきエンベロープ発
生器15で発生する第2チヤンネルのエンベロープ信号
VL2のレベルの現在値がもし零でなければこれを強制
的に急速にダンプさせ、零にするようにし、これにより
該第2チヤンネルに新音を割当てることができるように
している。
ブロック32では第1チヤンネルのキーオフパルスKF
PIを出力し、これに基づきエンベロープ発生器15で
発生する第1チヤンネルのエンベロープ信号VLIがデ
ィケイ状態となるようにする。尚、この例ではマイクロ
コンピュータ部13から出力されたアドレスデータをイ
ンタフェース14の内部でデコードすることによりキー
オフパルスKFP1及びその他パルスを作成するように
しているので、ブロック32その他におけるパルス出力
処理とは、パルスそのものをマイクロコンピュータ部1
3から出力することではなく、そのパルスに対応するア
ドレスに何らかのデータを書き込むことにより、出力す
べきパルスに対応するアドレスを指定することである。
こうして、指定されたアドレスのアドレスコードがアド
レスバスを介してマイクロコンピュータ部13からイン
クフェース14に与えられ、このアドレスコードをデコ
ードすることにより所期のパルスが得られるようになっ
ている。
ブロック33では、第2チヤンネルのキーオンパルスK
OP2と共に優先選択されたキーコードNKCを出力す
る。つまり、上述の通り、パルス       KOP
2に対応するアドレスにキーコードNKCを書き込み、
そのアドレスコードをアドレスバスに出力すると共にキ
ーコードNKCをデータバスに出力する。
ブロック34では、エニーニューキーオンであるかどう
かを再び調べる。NOつまりレガート式押鍵操作であわ
ば、現在発音中のキーコードPKCをストアする内部レ
ジスタに優先選択されたキ−コードNKCを書き込んで
rPKc=NKcJにする(ブロック35)、次にスラ
ーレジスタSLが111”であるかを調べ(ブロック3
6)、YESならばスラーモードパルスSLPを出力し
くブロック37)、最後にチャンネルフラグCHFLG
を第2チヤンネルを示す内容に切換える(ブロック38
)。スラーレジスタSLが“0”のときはブロック39
を経由してブロック38に進む。
ブロック39では第1チヤンネルの強制ダンプパルスF
DP1を出力し、これに基づき、スラーオフのときは第
1チヤンネルのエンベロープ信号のレベルVLI(つま
り前音のエンベロープ信号)を強制的にタンプさせる。
一方、エニーニューキーオンがYES(つまりスタッカ
ート式押鍵操作)のときはブロック34からブロック4
0に進み、現在発音中のキーコードPKCをストアする
内部レジスタに優先選択されたキーコードNKCを書き
込み、内部のキーオンレジスタKONRに鍵押圧を示す
“1″をセットする。その後、ブロック38に進む。
ブロック28でチャンネルフラグCHFLGが第2チヤ
ンネルを示していると判定されたときは1点鎖線で囲ん
だルーチン41を行う。このルーチン41では、上述の
ブロック29から38に至るルーチンと同様の処理を反
対のチャンネルに関して行う。つまり、ブロック29か
ら38に至るルーチンにおけるパルスあるいは信号FD
P2、VL2、KFPI、KOP2、F D P 1 
ニ関する処理(ブロック30.3、32.33.39の
処理)をその各々とは反対のチャンネルに関してつまり
第1チヤンネルの強制ダンプパルスFDP1、エンベロ
ープ信号VLI、第2チヤンネルのキーオフパルスRF
P2、第1チヤンネルのキーオンパルスKOPI、第2
チヤンネルの強制ダンプパルスFDP2に関して行う。
そして最後にチャンネルフラグCHFLGを第1チヤン
ネルに切換える(ブロック42)。
第4図のキーオフイベントプログラムでは、まず、キー
オフイベント信号KOFEVと一緒に押鍵検出回路12
から与えられたキーコードKCを取り込み、取り込んだ
キーコードKCに対応する抑圧キーコードレジスタKC
R内のキーコードを消去する(ブロック43)。ブロッ
ク44では第3図のブロック21と同じ優先選択処理を
行なう。
これはキーオフによってレジスタKCR内のキーコード
の優先順位が変わることがあるため、その見直しを行う
ためである。もし、すべての鍵がオフならば、優先選択
キーコードNKCとして、そのことを示す所定のコード
例えば全ビット110 Ifのコードがストアされる。
ブロック45では全鍵がオフかどうかを調べる。YES
ならば、チャンネルフラグCHFLGによって指示され
たチャンネルに対応するキーオフパルスKFP1または
KFP2を送出しくブロック46)、キーオンレジスタ
KONRを“0″にリセットしくブロック47)。
このプログラムを終了する。全鍵がオフでなければ、ブ
ロック48でrNKc=PKcJであるかを調べ、YE
Sならば今回のキーオフイベントは発音中の鍵によって
起されたものではないので、このプログラムを終了する
(リターンする)。
発音中の鍵つまりキーコードPKCに対応する鍵がオフ
されたならば、新たに検出された優先選択キーコードN
KCとPKCが一致せず、ブロック48がNoとなる。
次にスラースイッチ17aがオンしているかどうかを調
べ、それに応じてスラーレジスタSLを“1”または“
0”にする(ブロック49.50.51)。
ブロック52でチャンネルフラグCHFLGを調べ、そ
れに応じてブロック53または54に進む、CHFLG
が第1チヤンネルを示しているときは、ブロック53に
進み、第3図のブロック29.30.31と同様の処理
をブロック53,55.56において行う。次いで、ブ
ロック57では第1チヤンネルのキーオフパルスKFP
Iを出力し、更に第2チヤンネルのキーオンパルスKO
P2と共に優先選択されたキーコードNKCを出力し、
その後NKCをPKCのレジスタに書き込む。次にスラ
ーレジスタSLがl(I I+であるかどうかを調べ、
SL=”1”ならば、スラーモードパルスSLPを送出
した後チャンネルフラグCHFLGを第2チヤンネルに
切換える(ブロック58.59.60)。S L : 
” 1 ” テなければ、SLPは送出せずに第1チヤ
ンネルの強制ダンプパルスFDP1を出力しくブロック
61)、その後CHFLGを第2チヤンネルに切換える
一方、ブロック52においてCHFLGが第2チヤンネ
ルを示していると判断されたときは、ブロック54に進
む。ブロック54.62.63ではブロック53.55
.56と同様の処理を反対のチャンネルの信号FDP1
、VLIに関して行う。次に、ブロック64ではブロッ
ク57と同様の処理を反対のチャンネルのパルスKFP
2、KOPIに関して行い、キーコードNKCを送出す
ると共にNKCをPKCのレジスタに書き込む。
また、スラーを付与する場合はスラーモードパルスSL
Pを出力し、その後、フラグCHFLGを第1チヤンネ
ルに切換える(ブロック65.66.67)。また、ス
ラーを付与しない場合は、第2チヤンネルの強制ダンプ
パルスFDP2を出方する(ブロック68)。
第5図にはインタフェース14の詳細例が示されている
。マイクロコンピュータ部13からこのインタフェース
14に対してアドレスバス70を介して上述の各パルス
KOPI〜SLPの出力タイミングに対応してアドレス
コードが与えられ、これがデコーダ7■で各パルスKO
PI〜SLPに対応する出力ラインにデコードされる。
また、アドレスコードと共にマイクロコンピュータ部1
3から出力されたデータ(特にキーコードNKC)がデ
ータバス72を介してラッチ回路73に与えられる。
第1チヤンネルのキーオンパルスKOPIとキーオフパ
ルスKFP1はフリップフロップ74のセット入力Sと
リセット入力Rに夫々入力され、その出力Qが第1チヤ
ンネル用のキーオン信号KONIとしてセレクタ75の
八人力に与えられる。
同様に、第2チヤンネルのキーオンパルスKOP2とキ
ーオフパルスKFP2はフリップフロップ76に入力さ
れ、その出力Qが第2チヤンネル用のキーオン信号KO
N2としてセレクタ75のB入力に与えられる。
各チャンネルの強制ダンプパルスFDP1、FDP2は
ワンショット回路77.78に夫々与えられる。ワンシ
ョット回路77はパルスFDP 1の立上りに対応して
チャンネルタイミングパルスCHIのパルス幅で1発の
パルスFDIを出力する。ワンショット回路78はパル
スFDP2の立上りに対応して反転チャンネルタイミン
グパルスCHIのパルス幅で1発のパルスFD2を出力
する。チャンネルタイミングパルスCHIはトーンジェ
ネレータ10におけるチャンネル時分割タイミングに同
期しており、第1チヤンネルのタイミングでl l I
+、第2チヤンネルのタイミングでLL O11となる
。反対に、反転チャンネルタイミングパルスCHIは第
1チヤンネルのタイミングで0”、第2チヤンネルのタ
イミングで“l”となる。各パルスFD、FD2はオア
回路79を介して多重化され1時分割多重化されたダン
プ信号FDが出力される。
フリップフロップ80のセット人力Sにはスラーモード
パルスSLPが与えられ、そのリセット入力Rにはスラ
ーオフパルス5LOFFが与えられる。該フリップフロ
ップ80から出力されるスラーモード信号SLMは、ス
ラーモードパルスSLPが発生したときからスラーオフ
パルスSLo      AFPが発生するまでの間“
1”となる。なお、フリップフロップ74.76.80
の動作を同期側      ′・御するためのクロック
パルスへはマイクロコンビ二−タ部13のクロックに同
期した高速クロックパルスである。
ラッチ回路73はオア回路81を介して与えら    
  。
れるキーオンパルスKOPI、KOP2によって   
   、。
ラッチ制御される。従って、第3図のブロック3   
  、3又はルーチン41の処理によってキーオンパル
スKOPIまたはKOP2と一緒にキーコードNKCが
送出されたときだけラッチ内容の書き換え動作を行い、
該キーコードNKCがラッチ回路7       ン3
にラッチされる。ラッチ回路73の出力は遅延フリップ
フロップ82を介してチャンネルタイミングパルスCH
1によって同期化され、発生すべき楽音を示すキーコー
ドKCとして出力される。
第6図Ca”)には、時点t1でaKclが始めて押圧
され、鍵KCIに優先する#KC2が時点t2で押圧さ
れ、時点t3で鍵KC2が離鍵されるが鍵KCIの抑圧
はなおも持続し、時点t4で鍵KCIが離鍵される場合
における第5図各部の信号状態が例示されている。デー
タバス72に与えられる優先選択キーコードNKCはt
lからt2の間KCIを示し、t2からt3の間KC2
を示し、t3からt4の間KCIを示す。また、マイク
ロコンピュータ部13におけるチャンネルフラグCHF
LGの内容の一例も第6図(a)に示されており1時点
t1以前ではCHFLGが第1チヤンネルを示している
とする。そうすると、tl〜t2の期間では第2チヤン
ネルが利用され、t2〜t3の期間では第1チヤンネル
が利用され、t3〜t4の期間では第2チヤンネルが利
用されるようにフラグCHFLGが切換わる。このフラ
グCHFLGに応じて、各チャンネルのキーオンパ/L
zスKOP、KOP2及びキーオフパ/LIXKFP1
、KFP2が各時点t1〜t4において同図に示すよう
に発生する。従って、し1〜t2の期間では第2チヤン
ネルのキーオン信号KON2が発生される。
第6図(b)には、スラースイッチ17aがオンされて
いる場合における同図(a)に対応するダンプ信号FD
、スラーモードパルスSLP、スラーモード信号S’L
Mその他の状態が示されている。
この場合1時点t1ではエニーニューキーオンと判断さ
れ、ダンプ信号FDは発生されない。また、時点t2.
t3でレガート形式の押鍵操作が有ったと判定され(レ
ガート形式で新たな優先鍵が押圧されたことが第3図の
キーオンイベント処理で判定される)、スラーモードパ
ルスSLPが発生される。また、時点t2では第3図の
ルーチン41の処理により第1チヤンネルの強制ダンプ
パルスFDP1が発生され、これに対応してパレスFD
1が発生される。また、時点t3では第3図のブロック
30の処理により第2チヤンネルの強制ダンプパルスF
DP2が発生され、これに対応してパレスFD2が発生
される。スラーモードパルスSLPに応じてスラーモー
ド信号SLMが“1”となり、この間で第1チヤンネル
と第2チヤンネルのエンベロープ信号VLI、vL2の
レベルがクロスフェードして変化する(一方が立上り、
他方が立下る)。このときのエンベロープ信号の変化レ
ートは、スラー用のアタックレート及びディケイレート
である。スラー期間におけるエンベロープ信号VL2又
はVLIの立下りが終了すると、スラーオフパルス5L
OFFが発生し、ブリップフロップ80(第5図)がリ
セットされ、スラーモード信号SLMが“0″となる。
一方、ピッチ情報SKCは、キーコードの変化に応答し
て、直前の押圧鍵キーコードKCI(又はKO2)に対
応するピッチから今回の押圧鍵キーコードKC2(又は
KCl)に対応するピッチまで徐々に変化する。
第6図(c)には、スラースイッチ17aがオフの場合
における同図(a)に対応する信号状態が示されている
。この場合、スラーモードパルスSLPは発生されない
。また1時点t2では第3図のルーチン41の処理によ
り第2チヤンネルの強制ダンプパルスFDP2が発生さ
れ、これに対応してパルスFD2が発生される。時点t
3では第3図のブロック39の処理により第1チヤンネ
ルの強制ダンプパルスFDP1が発生され、これに対応
してパレスFDIが発生される。従って、時点t2から
所定期間の間で第2チヤンネルのエンベロープ信号VL
2が所定のダンプレートで急速に立下り、時点t3から
所定期間の間で第1チヤンネルのエンベロープ信号VL
Iが所定のダンプレートで急速に立下る。また、ピッチ
情報SKCは、発生すべき楽音に対応するピッチに直ち
に変化する。
エンベロープ発生器15の一例につき第7図を参照して
説明する。
チャンネルタイミングパルスCHIによってシフト制御
される2ステージのシフトレジスタ83は、2チャンネ
ル分のエンベロープ信号VLI、vL2の瞬時値を動的
にストアしており、その出力がエンベロープ信号VL(
つまりVLI、vL       姫2や時分割多重(
1えも。)8.ア、−ッジ、ネ       1□レー
タ10(第2図)に与えられる。また、このシフトレジ
スタ83の出力は演算回路84に与えられ、セレクタ8
5を介して与えられる単位演算時間当りの増加値または
減少値を示す(正負符号を持つ)変化幅データΔVによ
って加算または減算される。この演算回路84の出力が
シフトレジスタ83に入力される。
目標値発生器86は、シフトレジスタ83、演算回路8
4のループにおける加減演算結果の到達目標値TGを示
すデータを比較器87のA入力に与える。比較器87は
、B入力に与えられるシフトレジスタ83の出力信号V
Lすなわち各チャンネルのエンベロープ信号VLI、V
L2の瞬時値とA入力の目標値TOとを比較し、両人力
A、 Bの値の関係に応じて出力信号を生じる6ステ一
ト制御回路88は、エンベロープ信号形成のための演算
状態を制御するためのものであり、−例として、この演
算状態はエンベロープ波形における典型的な4つの部分
つまりアタック、サスティン、ディケイ、ダンプ及びス
ラー用に特別に用意された2つの部分つまりスラーアタ
ック及びスラーディケイ部分に対応している。ステート
制御回路88は、エンベロープ波形の上述の6つの部分
のうちどれを形成するための演算を行なうべきかを指示
するステート信号STを各チャンネルにつき時分割多重
的に出力する。ここで、アタックに関しては通常のアタ
ック(ノーマルアタック)とスラーアタックが選択的に
用いられるようになっており、スラー付与期間において
はスラーアタックが用いられれ、それ以外のときノーマ
ルアタックが用いられる。また、ディケイに関してはノ
ーマルディケイとスラーディケイが選択的に用いられる
。ステート制御のために、インタフェース14(第5図
)から時分割的に与えられた各チャンネル毎のキーオン
信号KON、強制ダンプ信号FD、スラーモード信号S
LM及び音色選択情報TCが利用される。
目標値発生器86は、エンベロープ波形の各部分の切換
リポインドにおけるレベル情報を、各鍵(または音域)
に応じてキースケーリングされた状態で各音色毎に予め
記憶しており、ステート信号STの内容に応じて所定の
切換リポインドのレベル情報を読み出して目標値データ
TGとして出力する。従って、このレベル情報の値はス
テート信号STの内容が同じであっても音色選択情報T
CまたはキーコードKCが異なれば異なるものとなる。
説明の簡単化のため、レベル情報すなわち目標値TGは
サスティンレベルかゼロレベルの2種類であるとする。
ステート信号STがイニシャルステートSO,ノーマル
ディケイステートS4゜ダンプステートS5、スラーデ
ィケイステートS6のときはゼロレベルがTOとして用
いられ、スラーアタックステートS、ノーマルアタック
ステートS2、サスティンステートS3のときはサステ
ィンレベルがTGとして用いられる。ゼロレベルはキー
スケーリングとは無縁であり、サスチインレベルがキー
スケーリングの対象となる。
変化幅データ発生器89には、各ステートSO〜S6に
おけるエンベロープ信号の変化レート(傾き)を示すす
変化幅データが各音色に対応して及びキースケーリング
された値で夫々予め記憶されており、これらをステート
信号ST、音色選択情報TC及びキーコードKCに従っ
て読み出す。
例えば、ノーマルアタックステートS2のときはアタッ
クレート値を示す変化幅データを読み出し、ノーマルデ
ィケイステートS4のときはディケイレート値を示す変
化幅データを読み出し、ダンプステートS5のときはダ
ンプレート値を示す変化幅データを読み出し、それ以外
のステート5O1S1、S3、S6では変化幅データを
読み出さない。発生器89から発生された変化幅データ
は、ゲート90において、演算タイミング信号発生器9
1から与えられた演算タイミング信号に従って所定の時
間間隔で間欠的に選択され、セレクタ85のA入力に与
えられる。演算タイミングも音色選択情報TC及びステ
ート信号STによって制御することが可能である。
スラー用変化幅データ発生器92はスラーアタックステ
ートS1またはスラーディケイステートS6のときのス
ラーレート値を専門に発生するもので、音色及びスラー
スピードに応じた及びキースケーリングされたスラーレ
ート値を変化幅データとして音色選択情報TC及びスラ
ースピードデータSSD及びキーコードKCに応じて読
み出す。
スラー用演算タイミング発生器93は音色選択情報TC
及びスラースピードデータSSDに応じた時間間隔で演
算タイミング信号を発生し、このタイミング信号をアン
ド回路94を介してゲート95に加える。アンド回路9
4の他人力にはオア回路96を介してスラーアタックス
テート信号ST1とスラーディゲイステート信号ST6
が与えられる。
発生器92から発生されたスラー用変化幅データはセレ
クタ97のB入力に与えら九ると共に負変換回路98に
与えられ、負のデータに変換される。負変換回路98の
出力はセレクタ97の八人力に与えられる。セレクタ9
7は、スラーアタックステート信号ST1が“1”のと
きB入力を選択し、正の変化幅データをゲート95に与
えるが。
スラーディケイステート信号ST6がパ1”のときA入
力を選択し、負の変化幅データをゲート95に与える。
ゲート95はアンド回路94から与えられるタイミング
信号によって間欠的に開放され、正または負の変化幅デ
ータをセレクタ85のB入力に与える。尚、信号STI
はステート信号STがスラーアタックステートS1を示
すとき信号(11IIとなり、信号ST6はステート信
号STがスラーディケイステートS6を示すとき信号“
1”となるものであり、ステート制御回路88から発生
される。こうして、スラーアタックのための変化幅デー
タとスラーディケイのための変化幅データは、絶対値が
同じで正負符号が反対のものとされる。これにより、ス
ラーアタックとスラーディケイは、変化レートは同じで
あるが、傾きが逆のものとされる。
セレクタ85はオア回路96の出力が“1″のときつま
りスラーアタックステートS1又はスラーディケイステ
ートS6のときB入力を選択し、110 +2のときつ
まりそれ以外のステート5O1S2〜S5のときA入力
を選択する。従ってスラーアタックステートS1又はス
ラーディケイステートS6のときはスラーレート値を示
す変化幅データΔVが演算回路84に与えられるが、そ
れ以外のときは発生器89からゲート90を介して与え
られる変化幅データΔVが演算回路84に与えられる。
第8図はステート制御回路88における1チヤンネル分
のステート切換動作の一例を示すもので。
同様の処理が2チャンネル分時分割で行われる。
始めはイニシャルステートSOに設定されている(ブ0
7り100)、$−オン信号KONがu 1 tpに立
上ったとき、スラーモード信号SLMが“′1″であれ
ばスラーアタックステートs1となり、SLMが“O”
であればノーマルアタックステートS2となる。このス
テートS1またはs2ではスラーレート値またはアタッ
クレート値に従ってエンベロープ信号VLのレベルが増
加し、目標値TGとしてサスティンレベルが用いられる
。やがて[vL=TGJとなルト(ブロック101のY
ES)、サスティンステートS3に変わる。このステー
トS3では音色選択情報TCが持続音の音色を示してい
るかを調べ(ブロック102)、そうならばこのステー
トS3を維持してエンベロープ信号VLをサスティンレ
ベルに維持するが、そう      。
でなければ直ちにブロック103に進み、スラー   
   −゛モード信号SLMが“11″であるか否かに
応じてノーマルディケイステートS4又はスラーディケ
イステートS6に変わる。また、ステートS3のときに
キーオン信号KONが1′0”に変わると、ブロック1
04のNOからブロック103に進み      “□
ディケイステートS4又はS6に変わる。      
   2.壬ノーマルディケイステートS4ではディケ
イレート値に従ってエンベロープ信号VLのレベルが減
少し、やがてVLがゼロレベルとなったとき(ブロック
105のYES)、イニシャルステートSOに切換わる
。一方スラーディケイステートS6ではスラーレート値
に従ってエンベロープ信号VLのレベルが減少し、やが
てVLがゼロレベルとなったときブロック106のYE
Sからブロック107に進み、スラーオフパルスSLO
FFを出力し、その後イニシャルステートSOに切換ね
る。
また、各ステートS1〜S4、S6の最中で強制ダンプ
信号FDがパ1′″となったかが調べられ。
(ブロック108.109.110,111)、YES
ならばダンプステートS5に切換ねる。このダンプステ
ートS5ではエンベロープ信号VLのレベルがダンプレ
ート値に従って減少し、やがてVLがゼロレベルとなっ
たとき(ブロック112のYES)、イニシャルステー
トSOに切換ねる。尚、典型的には、通常のアタックレ
ートはスラーアタックレートよりも速く、通常のディケ
イレートはスラーディケイレートよりも遅く、また。
ダンプレートはディケイレートよりも速い。
第6図(b)に戻り、スラースイッチ17aがオンされ
ている場合における同図(a)に対応するエンベロープ
信号■L(つまりVLI、VL2)とピッチ情報SKC
について説明する。t1〜t2の期間では、第2チヤン
ネルのエンベロープ信号VL2がノーマルアタックレー
トで立上った後9KCIに対応するサスティンレベルL
1を維持し、その間ピッチ情報SKCはKCIに対応す
る一定ピッチを維持する。時点t2で第1チヤンネルの
キーオンパルスKOPI及び第2チヤンネルのキーオフ
パルスKFP2及びスラーモードパルスSLPが発生さ
れると、第1チヤンネルのキーオン信号KO,N1が“
1”、第2チヤンネルのキーオン信号KON2がII 
Q fifi、スラーモード信号SLMが“1″となる
。これにより、第2チヤンネルに関する第8図のブロッ
ク103がYESとなり、スラーディケイステートS6
となり、同時に第1チヤンネルに関する第8図のブロッ
ク113がYESとなり、スラーアタックステートS1
となる。従ってエンベロープ信号VL2はスラーレート
で減衰し、VLIはスラーレートで立上る。
一方、時点t2でキーコードKCの内容がKCIからK
O2に変化し、これによりピッチ情報SKCはKCIに
対応するピッチからKO2に対応するピッチに向って徐
々に変化し、スラー効果が付与される。このスラー付与
期間中において、一方のエンベロープ信号VL2のスラ
ーディケイ部分と他方のエンベロープ信号VLIのスラ
ーアタック部分が交差する。第2チヤンネルのスラーデ
ィケイが終了すると、第8図のブロック106がYES
となり、ブロック107でスラーオフパルス5LOFF
を出力する。これにより第5図のフリップフロップ80
がリセットされ、スラーモード信号SLMが“0”とな
る、t3〜t4の期間においても上述のし2〜t3の期
間の場合と同様の動作がチャンネルを逆にして行われる
。また、時点t4ではスラーモード信号SLMがii 
l uとならないので、第8図のブロック103がNO
となり、ノーマルディケイモードS4となり、エンベロ
ープ信号VL2は通常のディケイレートで減衰する。
第6図(Q)を参照して、スラー効果を付与しない場合
における同図(a)に対応するエンベロープ信号VL 
(VLl、VL2)とピッチ情報SKCについて説明す
る。この場合、時点t2で。
第2チヤンネルのキーオフパルスKFP2を発生すると
き同時に第3図のルーチン41の処理により強制ダンプ
パルスFDP2が発生され、これにより第2チヤンネル
に関する第8図のブロック109がYESとなり、ダン
プステートS5となる。
また、スラーモードパルスSLPは発生されないので、
SLMは0″′であり、第1チヤンネルに関する第8図
のブロック113がNoとなり、ノーマルアタックステ
ートS2となる。従ってエンベロープ信号VL2はダン
プレートで急速に減衰し、VLIはノーマルアタックレ
ートで立上る。
時点t3では上述と同様の動作がチャンネルを逆にして
行われる。時点t2、t3はレガート式押鍵変更時であ
るためダンプパルスFDP2、FDPlが発生されるが
、時点t4は通常の離鍵であるためダンプパルスFDP
2は発生されない。従って、エンベロープ信号VL2は
時点t4において通常のディケイレートで減衰する。ま
た、時点t2、t3においてピッチ情報SKCはKCI
からKO2に、または、KO2からKCIに一気に切換
ねる。このように、レガート式押鍵変更時に前音のダン
プ期間を設けることは、スラー効果を付与しない場合で
も、前音から新音への切換わりにめりはりをつける意味
で好ましい効果をもたらす。
尚、スラー付与期間(この用語は必ずしもピッチが実際
にスラー変化している期間のみ示すものではなく、その
ための動作を行っている期間全体を示す)におけるエン
ベロープ信号VL及びピッチ情報SKCの変化ポイント
(第6図(b)のA、B、C,D、E、F)に格別の相
関関係をもたせる必要はなく、任意に設定してよい。し
かし、一般に、前音のエンベロープが減衰開始するポイ
ントΔはキーコードNKCの変化時点t2に対応してい
るのが好ましく、ピッチ情報SKCのスラー変化開始ポ
イントEは新音のエンベロープの立上り開始ポイント已
に対応しているのが好ましい。
他のポイントB、C,D、Fは全く任意に設定してよい
。これらのポイントB、C,D、Fを可変制御すること
によりスラー付与期間における2つのエンベロープ信号
による楽音制御の合成エンベロープ(キースケーリング
された第1のレベルL1から第2のレベルL2に室る合
成エンベロープ)を様々な特性に容易に設定することが
できる。
ところで、第7図の実施例によれば、スラーアタックと
スラーディケイの変化レートは同じであるため各チャン
ネルのエンベロープ信号VL1゜VL2は第9図Ca)
のように完全に逆特性となり、この合成レベル(VL1
+VL2)は算術的には第9図(a)で点線で示すよう
に平坦になるはずである。しかし、聴感上は、第9図(
b)で点線で示すように交差部分において少しレベルが
落ち込むように聞こえる。スラー付与期間におけるこの
ような音量の落ち込みは好ましくないので、第9図(C
)で1点鎖線で示すようにスラーアタックレートをスラ
ーディケイレートよりも急峻にし、合成音量レベルが増
強されるようにするとよい。そのためには、第7図のス
ラー用変化幅データ発生器92及び(又は)スラー用演
算タイミング発生器93に与えられるスラースピードデ
ータSSDを第10図のような回路によって変更し、変
更されたデータSSD’をSSDの代わりに発生器92
及び(又は)93に与えるようにすればよい。
第10図では、補正値発生回路115から所定の補正値
を発生しくこの補正値は音色選択情報TCに応じて可変
してもよい)、この補正値を加算器116においてスラ
ースピードデータSSDに加算する。セレクタ117の
A入力には加算器116の出力が与えられ、B入力には
スラースピードデータSSDが与えられる。セレクタ1
17は、スラーアタックステート信号ST1が1”のと
きA入力を選択し、スラーディケイステート信号ST6
が”1”のときB入力を選択する。セレクタ117の出
力が補正されたスラースピードデータSSD’として、
第7図のスラー用変化幅データ発生器92及び(又は)
スラー用演算タイミング発生器93に入力され、該発生
器92.93から発生されるスラー用の変化幅データの
値及び(又は)演算タイミング信号の周期が該データS
SD′に応じて制御される。スラーアタック時は、デー
タSSDに補正値を加算したものがデータSSD’とし
てセレクタ117で選択される。スラーディケイ時は、
データSSDそのものがデータS S D’としてセレ
クタ117で選択される。従って、スラーアタック時の
エンベロープ信号レベルの変化レートはスラーディケイ
時のそれよりも速いものとなり、第9図(C)に示すよ
うに、スラーアタックエンベロープの立上りをスラーデ
ィケイエンベロープの立下りよりも急峻にすることがで
きる。
第10図では、スラースピードデータSSDの値をスラ
ーアタック時において増加することによりスラーアタッ
クレートをスラーディケイレートよりも速くしているが
、これに限らず、要はスラーアタックレートをスラーデ
ィケイレートよりも速くすることができる手段であれば
どのような手段を用いてもよい。例えば、スラー用変化
幅データ発生器92から発生した変化幅データを第10
図のような回路を用いてスラーアタック時において増加
補正するようにしてもよい。また、補正の仕方は、スラ
ーアタックレートの方を増加させることに限らず、反対
にスラーディケイレートの方を減少させるようにしても
よい。
第1f図はトーンジェネレータ10の一例を示すもので
ある。この例では、波形メモリ120に記憶した楽音波
形を読み出すことにより楽音信号を発生するようにして
いる。詳しくは、波形メモリ120には、第12図に示
すように、音色1からMまでのM種の音色種類に関して
楽音波形データを記憶しており、1音色種類につき1か
らNまでのN個の鍵゛域に関して前記楽音波形データを
記憶しており、1鍵域につきアタック部(立上り部)と
持続部の前記楽音波形データを記憶している。
−例として、記憶されたアタック部の楽音波形データは
、通常の楽音の立上り部分における連続的な複数周期分
の楽音波形データから成り、その振幅エンベロープは一
定レベルとなるように規格化処理されているものであり
、その楽音波形の音色特徴は通常の楽音の立上り部分に
おける特有の音色特徴に対応している。また、−例とし
て、記憶された持続部の楽音波形データは、楽音の持続
部分(サスティン部分)における複数周期分の楽音波形
データから成り、その音色特徴は立上り部の楽音波形の
音色特徴とは異なっている。持続部の       ゛
振幅エンベロープは元来はぼ一定レベルであるため、波
形データを記憶する場合に特別のレベル規格化処理はし
なくてもよいが、してもよいのは勿論である。
各音色種類毎の各鍵域の楽音波形データは、波形メモリ
120における異なる絶対アドレスに夫々記憶されてい
る。例えば、音色1の鍵域1のlアタック部の楽音波形
データは所定のアタックスタートアドレスASjからア
タックエンドアドレスAEjまでのアドレスに記憶され
ており、その持続部の楽音波形データは所定の繰返しス
タートアドレスR8lから繰返しエンドアドレスREl
までのアドレスに記憶されている。他の鍵域に関しても
同様に、夫々の所定のアタックスタートアドレスAs2
.ASnからアタックエンドアドレスAE2 、AEn
までにアタック部の楽音波形データが記憶され、繰返し
スタートアドレスR32゜R8nから繰返しエンドアド
レスRE2 、REnまでに持続部の楽音波形データが
記憶されている。
第11図において、ラッチ回路121,122には、マ
イクロコンピュータ部16(第2図)からデータバス7
2を介してキーコードNKCが与えられる。ラッチ回路
121は第1チヤンネルのキーオンパルスKOP1によ
ってラッチ制御され、ラッチ回路122は第2チヤンネ
ルのキーオンパルスKOP2によってラッチ制御される
。従って、ラッチ回路121には第1チヤンネルに割当
てられた鍵のキーコードがラッチされ、ラッチ回路1 
      :22には第2チヤンネルに割当てられた
鍵のキーコードがラッチされる。鍵域検出回路123,
124は夫々ラッチ回路12、122の出力キーコード
を入力し、各キーコードに対応する鍵が属する鍵域を検
出する。鍵域の分は方が音色種類によって異なっている
とすると、音色選択情報TCが各回路123,124に
入力され、選択された音色種類に応じた分は方に従って
押圧鍵の鍵域を検出する。             
             “鍵域検出回路123,1
24は、検出した鍵域を示す鍵域コードを出力し、これ
をセレクタ125に与える。セレクタ125は、チャン
ネルタイミングパルスC1に従って、第1チヤンネルの
時分割タイミングで第1のチャンネルに割当てられた鍵
の鍵域コード(回路126の出力)を選択し、第2チヤ
ンネルの時分割タイミングでは第2チヤンネルに割当て
ら、れた鍵の鍵域コード(回路124の出力)を選択す
る。こうして、チャンネル時分割タイミングに従って時
分割多重化された各チャンネルの鍵域コードKSがセレ
クタ125から出力される。この鍵域コードKSは、ア
タックスタートアドレス発生回路126.繰返しスター
トアドレス発生回路127.アタックエンド検出回路1
28.繰返しエンド検出回路129に夫々与えられる。
アタックスタートアドレス発生回路126は、入力され
た鍵域コードKSと音色選択情報TCとに基づき、選択
された音色種類における押圧鍵の鍵域に応じたアタック
スタートアドレス(例えば音色1の鍵域1の場合はAS
l)を示すアタックスタートアドレスデータAsを発生
する。繰返しスタートアドレス発生回路127は、入力
された鍵域コードKSと音色選択情報TCとに基づき、
選択された音色種類における押圧鍵の鍵域に応じた繰返
しスタートアドレス(例えば音色1の鍵域1の場合はR
8j)を示す繰返しスタートアドレスデータR8を発生
する。各データAS 、R8は、時分割多重化された各
チャンネルの鍵域コードKSに応じて2チヤンネルのも
のが時分割的に発生される。
セレクタ130のA入力にはデータASが与えられ、B
入力にはデータR8が与えられ、どちらか一方が選択さ
れて加算器131に与えられる。
加算器131の個入力には位相アキュムレータ132か
らピッチ情報SKCに応じたレートで時間的に変化する
位相角データ(換言すれば波形メモリ読み出しのための
相対アドレスデータ)が与えられる。この位相角データ
とスタートアドレスデータAS又はR8が加算され、波
形メモリ120から読み出すべき1サンプル点分の楽音
波形データの絶対アドレスを示すアドレスデータが加算
器131から出力される。
波形メモリ120では、加算器161から与えられるア
ドレスデータに従ってサンプル点毎の楽音波形データが
読み出され、これがエンベロープ付与のための乗算器1
33に与えられる。乗算器133では、エンベロープ信
号VLによって楽音波形データの振幅レベルを制御し、
振幅エンベロープを付与する。
アタックエンド検出回路128は、入力された鍵域コー
ドKSと音色選択情報TCに基づきアタックエンドアド
レス(例えば音色1の鍵域1の場合はAEl)を特定し
、加算器131から与えられるアドレスデータの現在値
がこのアタックエンドアドレスに一致したときこれを検
出し、アタックエンド検出信号AEDとして信号″′1
”を出力する。繰返しエンド検出回路129は、入力さ
れた鍵域コードKSと音色選択情報TCに基づき繰返し
エンドアドレス(例えば音色1の鍵域1の場合はREl
)を特定し、加算器131から与えられるアドレスデー
タの現在値がこの繰返しエンドアドレスに一致したとき
これを検出し、繰返しエンド検出信号REDとして信号
”1”を出力する。
雨検出回路128,129に加算器131の出力ではな
く、破線で示すように位相アキュムレート132の出力
を入力し、これに基づきアタックエンド又は繰返しエン
ドの検出を行うようにしてもよい。
位相アキュムレータ132は、チャンネルタイミングパ
ルスCH1によってシフト制御される2ステージのシフ
トレジスタ134と、このシフトレジスタ134の出力
とピッチ情報SKCとを加算する加算器135と、加算
器135の出力をシフトレジスタ134の入力に与える
か否かの制御を行うゲート166とを含んでおり、ピッ
チ情報SKCを2チヤンネルで時分割的にアキュムレー
トする。
第5図のフリップフロップ74.76カ)ら出力された
各チャンネル毎のキーオン信号KONj 。
KON2が第11図のワンショット回路137゜138
に夫々入力される。ワンショット回路137は信号KO
N 1の立上りに対応してチャンネルタイミングパルス
CH1のパルス幅で(第1チヤンネルのタイムスロット
で)1発のキーオンパルスを出力する。ワンショット回
路138は信号KON2の立上りに対応して反転チャン
ネルタイミングパルスCH1のパルス幅で(第2チヤン
ネルのタイムスロットで)1発のキーオンパルスを出力
する。これらのキーオンパルスとアタックエンド検出信
号AED及び繰返しエンド検出信号REDがオア回路1
39に入力され、その出力をインバータ140で反転し
た信号がゲート136の制御入力に与えられる。従って
、第1チヤンネル又は第2チヤンネルで新たな楽音の発
生を開始するときワンショット回路167又は168の
出力が1”となり、これがオア回路139を介してイン
バータ140で反転され、ゲート136が閉じられる。
これにより、位相アキュムレータ132における描該チ
ャンネルの古い演算結果がクリアされ、新たに発生すべ
き楽音のピッチ情報SKCのアキュムレートが開始され
る。また、アタックエンド検出信号AED又は繰返しエ
ンド検出信号REDが発生されたときも同様に位相アキ
ュムレータ132における当該チャンネルの古い演算結
果がクリアされ、ピッチ情報SKCの新たなアキュムレ
ートが開始される。
セレクタ130でアタックスタートアドレスデ    
   ゛−タASが選択されている場合は、加算器16
1から波形メモリ120に与えられるアドレスデータは
、アタックスタートアドレスを初期値として     
  ゛ピッチ情報SKCに対応するレートで逐次変化す
る。従って、波形メモリ120からアタック部の楽音波
形データが順次読み出される。
セレクタ130で繰返しスタートアドレスデータR8が
選択されている場合は、加算器161から波形メモリ1
20に与えられるアドレスデータは、繰返しスタートア
ドレスを初期値としてピッチ情報SKCに対応するレー
トで逐次変化する。
従って、波形メモリ120から持続部の楽音波形データ
が読み出される。
セレクタ130の選択切換えは、セレクタ142、  
    。
フリップフロップ143,144、アンド回路145.
146、オア回路147,148を含む波形切換制御部
141によって行われる。この波形切換制御部141は
、通常の発音時に、アタック部の楽音波形を読み出した
後持続部の楽音波形を読み出すように時間的な波形切換
制御を行う機能を果すと共に、スラー発音時にはアタッ
ク部の楽音波形を読み出す代わりに始めから持続部の楽
音波形を読み出すようにすることによりスラ一時と非ス
ラ一時とで楽音の立上り部の音色を異ならせるようにす
る「音色制御手段」の機能をも果す。
フリップフロップ143,144のセット人力Sにはイ
ンタフェース14のデコーダ71(第5図)から出力さ
れたキーオンパルスKOP、Kop2が与えられ、リセ
ット人力Rにはオア回路147.148を介してキーオ
フパルスKF’P1゜KFP2及びスラーモードパルス
SLP及びアンド回路145,146の出力信号が与え
られる。
アンド回路145にはチャンネルタイミングパルスCH
1が入力され、アンド回路146には反転チャンネルタ
イミングパルスCH1が入力される。
各アンド回路145,146のもう一方の入力にはアタ
ックエンド検出信号AEDが与えられる。
フリップフロップ143の出力はセレクタ142のA入
力に与えられ、フリップフロップ144の      
 。
出力はセレクタ142のB入力に与えられる。セ   
    □レクタ142はチャンネルタイミングパルス
CH1がn I IIのときA入力を選択し、”0″の
ときB入力を選択する。セレクタ142の出力信号がセ
レクタ130の選択制御入力に与えられ、該信号が”1
″のときA入力つまりアクツクスタートアドレスデータ
ASを選択し、“0”のときB入力つまり繰返しスター
トアドレスデータR8を選択する。
スラーを付与しない通常のモード(第2のモード)のと
きは、キーオンパルスKOP1又はKOP2の発生に対
応してフリップフロップ143又は144がセントされ
る。このフリップフロップ143又は144の出力信号
″1”がセレクタ142で時分割的に選択され、セレク
タ130をA入力選択状態とする。従って、最初はアタ
ノクスタートアドレスデータASが選択され、加算器1
31に入力される。これに基づき、前述の通り、アタッ
ク部の楽音波形データが波形メモリ120から読み出さ
れる。アタック部の読み出しが終了すると、アタックエ
ンド検出信号AEDが1”となる。この信号AEDが第
1チヤンネルのタイミングで1”となったならアンド回
路145が信号゛1”を出力し、フリップフロップ14
3をリセットする。また、信号AEDが第2チヤンネル
のタイミングで1”となったならアンド回路146が信
号″1”を出力し、フリップフロップ144をリセット
する。フリップフロップ143又は144がリセットさ
れると、その出力信号60”が、対応するチャンネルタ
イミングにおいてセレクタ142を経由してセレクタ1
30に与えられ、該セレクタ130はB入力選択状態と
なる。
こうして、アタック部の読み出し終了後は、繰返しスタ
ートアドレスデータR8が選択されるようになり、また
前述の通り位相アキュムレータ132が−Hクリアされ
た後ピッチ情報SKCのアキュムレートを再開する。こ
れにより、持続部の楽音波形データが波形メモリ120
から読み出される。持続部の読み出しが終了すると、繰
返しエンド検出信号REDが1″となり、前述の通り、
位相アキュムレータ132が−Hクリアされ、その後ピ
ッチ情報SKCのアキュムレートを再開する。一方、繰
返しスタートアドレスデータR8はセレクタ130で依
然として選択され続ける。こうして、持続部の読み出し
のききは、加算器161から出力されるアドレスデータ
は、繰返しスタートアドレスから繰返しエンドアドレス
まで順次変化し、繰返しエンドアドレスに達すると繰返
しスタートアドレスに戻り、この変化を繰返す。従って
、通常の発音時は、アタック部の楽音波形を1回読み出
した後、持続部の楽音波形を繰返し読み出す。なお、ア
タック部の終了前にキーオフパルスKFP1 、KFP
2が発生された場合は、アタックエンド検出信号AED
の発生をまたずにフリップフロップ143,144かり
セントされ、持続部の読み出しに移行する。
スラーモード(第1のモード)のときは、キーオンパル
スKOPI又はKOP2と同時にスラーモードパルスS
LPが発生される(第6図(b)参照)。
フリップフロップ143,144はりセント優先型であ
り、スラーモードパルスSLPによりオア回路147.
148を介してリセット人力Rに61″が与えられるこ
とによりリセット状態に設定される。これにより、セレ
クタ130では、始めから繰返しスタートアドレスデー
タR8が選択される。従って、スラーモード時は、通常
のアタック部の楽音波形は読み出されず、持続部の楽音
波形が始めから読み出される。このように、発音の立上
り時に持続部の楽音波形が読み出されるが、その間、ピ
ッチ情報SKCは前音のピッチに対応する値から新音の
ピッチに対応する値まで徐々に移行し、ピッチ変化が付
与される。こうして、スラ一式にピンチ変化を伴ないな
がら立上る楽音波形の音色が、通常の立上り部の音色で
はなく、持続部の音色とされる。
第11図の実施例ではスラ一時の楽音立上り部の音色と
して持続部の音色を用いているが、これに限らず、スラ
ー専用の音色を用いてもよい。第13図はその一例を示
したもので、第11図に示したものと同一回路は同一符
号を付しである。波形メモ1J120’では、各音色種
類の各鍵域毎に、アタック部と持続部の楽音波形のみな
らず、複数周期から成るスラー専用の立上り部の楽音波
形をも記憶している。
スラー専用の立上り部楽音波形を記憶したことに伴ない
、スラースタートアドレス発生回路149とスラーエン
ド検出回路150が設けられている。
回路149は、スラー専用の立上り部楽音波形の最初の
アドレスすなわちスラースタートアドレスを示すデータ
SLSを鍵域コードKS及び音色選択情報TCに応じて
発生する。回路150は、鍵域コードKSと音色選択情
報TCに応じてスラー専用立上り部楽音波形の最後のア
ドレスすなわちスラーエンドアドレスを特定し、メモリ
 120′の入力アドレスデータがスラーエンドアドレ
スに到達したときスラーエンド検出信号SEDを出力す
る。このスラーエンド検出信号SEDは、他の信号AE
D 、REDと共にオア回路139に入力されると共に
、また、オア回路151を介して信号AEDと同様にア
ンド回路145..146に入力される。
音色制御手段152は、セレクタ153、フリップフロ
ップ154、アンド回路155,156゜157、オア
回路158を含んでいる。フリップフロップ154は、
スラーモードパルスSLPによってセットされ、スラー
エンド検出信号SEDによってリセットされる。フリッ
プフロップ154の出力はアンド回路155に加わり、
該アンド回路155の出力はセレクタ153の制御入力
に与えられる。セレクタ153は、アンド回路155の
出力信号が0”のときはB入力選択状態となり、回路1
26から出力されたアタックスタートアドレスデータA
Sを選択し、セレクタ130のA入力に与える。しかし
、アンド回路155の出力信号が”1”のときは八人力
選択状態となり、回路149から出力されたスラースタ
ートアドレスデータSLSを選択し、セレクタ130の
A人力に与える。チャンネルフラグCHFLGを反転し
た信号とチャンネルタイミングパルスCHjがアンド回
路156に入力され、チャンネルフラグ      3
、□。
CHFLGに対応する信号とチャンネルタイミングパル
スCH1を反転した信号がアンド回路157に与えられ
る。チャンネルフラグCHFLGは第1チヤンネルを示
すとき”0”、第2チヤンネルを示すとき1”である。
アンド回路156.157の出力はオア回路158を介
してアンド回路155の他の入力に与えられる。スラー
モードパルスSLPが発生されたときフリップフロップ
154がセットされるが、このスラーモードパルスSL
Pが第1チヤンネルに対応して発生されたな     
  でらばチャンネルフラグCHFLGはO”であり、
アンド回路156が可能化され、パルスCHjに応じて
第1チヤンネルのタイムスロットでアンド回路155が
時分割的に可能化される・他方・、NO3,l(ルスS
LPが第2チヤンネルに対応しているならばCHFLG
は1”であり、アンド回路157が可能化され、パルス
CHiの反転信号に応じて第2チヤンネルのタイムスロ
ットでアンド回路155が時分割的に可能化される。こ
うして、アンド回路155は、スラーモードで立上るべ
き楽音のチャンネルに対応して時分割的に可能化され、
フリップフロップ154の出力をセレクタ153に与え
る。
通常の楽音の立上り時は、アンド回路155の出力は0
”であり、セレクタ153でアタックスタートアドレス
データAsが選択される。従って、前述と同様に、楽音
の立上り時においてアタック部の楽音波形が読み出され
る。
一方、スラーモード時は、パルスSLPによってフリッ
プフロップ154がセットされ、スラーモードで立上る
べき楽音が割当てられているチャンネルのタイミングで
アンド回路155の出力が′1”となる。これにより、
当該チャンネルタイミングにおいてセレクタ153でス
ラースタートアドレスデータSLSを選択し、波形メモ
リ120′からスラー専用の立上り部楽音波形を読み出
すことを開始する。このスラー専用の立上り部楽音波形
の1回の読み出しを終了すると、スラーエンド    
   。
検出信号SEDが発生され、フリップフロップ154が
リセットされる。また、オア回路151、アンド回路1
45又は146を介してフリップフロップ143,14
4がリセットされる。従って、セレクタ130はB入力
選択状態に切換わり、繰返しスタートアドレスデータR
8を選択する。こうして、スラーモード時において、ス
ラー専用の立上り部楽音波形が最初に読み出され、以後
は、前述と同様に、持続部の楽音波形が繰返し読み出さ
れる。
上記実施例では、波形メモ1J120,120’に記憶
する楽音波形のレベルを一定レベルに規格      
 。
化するものとしたが、これに限らず、予め所定の立上り
エンベロープ等が付与された楽音波形を記憶するように
してもよい。また、持続部の楽音波形データの記憶の仕
方として、特開昭59−188697号に示されたよう
な、繰返し読み出される持続部波形の終端部分と始端部
分とのつながりを滑らかにする手法を用いてもよい。ま
た、メモリに記憶する持続部の楽音波形は複数周期に限
らず、1周期又は7周期等であってもよい。また、上記
実施例では鍵域毎に異なる楽音波形を記憶しているが、
個々の鍵毎に異なる楽音波形を記憶してもよい。また、
音色のキースケーリングを行わないならば、全鍵共通の
楽音波形を記憶するだけでもよい。
また、波形メモリには記憶すべき波形の各サンプル点に
おける波形データを全て記憶させるのではなく、飛び飛
びのサンプル点の波形データだけを記憶させ、中間のサ
ンプル点の波形データは補間演算によって算出するよう
にしてもよい。また、波形メモリに記憶する複数周期波
形は、連続する複数周期ばかりでなく、飛び飛びの複数
周期から成るものであってもよい。例えば、楽音の立上
りから立下りまでを、複数フレームに分割し、各フレー
ム毎に代表的な1周期または2周期分の波形の波形デー
タのみを記憶させ、この波形データを順次切換えながら
繰り返し読み出すようにしてもよく、さらに必要に応じ
てこの波形切換え時に前の波形と次の新たな波形とを補
間演算して滑らかに変化する波形データを形成するよう
にしてもよい。
また、波形メモリに記憶する波形データの符号化方式は
パルス符号変調方式(PCM方式)に限らず、差分PC
M方式、デルタ変調方式(DM方式)、適応型PCM方
式(ADPCM方式)、適応型デルタ変調方式(ADM
方式)など、その他適宜の方式を用いてもよい。
また、2つの楽音発生チャンネルは時分割ではなく、並
列的に形成されていてもよい。さらに、上記実施例では
スラ一時において前音と新音とを別チャンネルで発生し
て雨音の立下り及び立上りエンベロープをクロスフェー
ドさせているが、これに限らず、1チヤンネルだけを使
用してスラー効果を付与する場合にもこの発明を適用す
ることができる。
また、トーンジェネレータ10における楽音発生方式は
、上述したような単純な波形メモリ読出し方式に限らず
、高調波合成方式あるいは周波数変調演算方式あるいは
振幅変調演算方式あるいはディジタルフィルタ方式など
、適宜の方式を用いてもよい。その場合、楽音の立上り
部における音色の切換制御は、高調波係数あるいは変調
指数等の演算パラメータあるいはフィルタ係数などを制
御することによって行う。
さらに、この発明は、単音電子楽器に限らず、複音電子
楽器にも適用することができるのは勿論である。
〔発明の効果〕
以上の通り、この発明によれば、楽音の立上り部の音色
をピンチ変化を付与するさきとしないときとで異ならせ
るようにしたので、自然楽器に見られるようなスラ一時
に個有の音色変化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施態様を模式的に示す波形図、 第2図はこの発明の一実施例に係る電子楽器の全体構成
ブロック図、 第3図は第2図のマイクロコンピュータ部によって実行
されるキーオンイベントプログラムの一例を示すフロー
チャート、 第4図は同マイクロコンピュータ部によっテ実行される
キーオフイベントプログラムの一例を示すフローチャー
ト、 第5図は第2図のインタフェースの一例を示すブロック
図、 第6図は第5図番部の出力信号及びエンベロープ信号及
びピッチ情報の発生例を示すタイミングチャート、 第7図は第2図のエンベロープ発生器の一例を示すブロ
ック図、 第8図は第7図のステート制御回路によって実行される
処理の一例を示すフローチャート、第9図はスラ一時に
おける前音と新音の立下り部分及び立上り部分のエンベ
ロープの合成レベルについて示す図、 第10図は第7図の例においてスラーアタックレートを
スラーディケイレートよりも急峻にするために付加され
る回路の一例を示すブロック図、第11図は第2図にお
けるトーンジェネレータの一例を示すブロック図、 第12図は第11図の波形メモリに記憶する楽音波形の
一例を示す図、 第13図は第11図に示したトーンジェネレータの変更
例を示すブロック図、である。 10・・トーンジェネレータ、11・・・鍵盤、12・
・押鍵検出回路、13・マイクロコンピュータ部、14
・・インタフェース、15・エンベロープ発生器、16
 ピッチ情報発生及びスラー付与回路、17・・スラー
制御操作子、18・音色選択回路、120120’・・
・波形メモリ、141・・・波形切換制御部(音色制御
手段)、152・・音色制御手段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、発生すべき楽音のピッチを該楽音の立上り時におい
    て所定の第1のピッチから第2のピッチまで徐々に変化
    させる第1のモード、又は、始めから前記第2のピッチ
    とする第2のモード、の一方のモードに従って前記楽音
    のピッチを制御するピッチ制御手段と、 前記第1のモード又は第2のモードを選択するためのモ
    ード選択手段と、 前記ピッチ制御手段によって制御されたピッチを持つ楽
    音信号を発生する楽音発生手段と、前記楽音発生手段で
    発生する楽音信号の立上り部の音色を前記第1又は第2
    のモードに応じて異ならせる音色制御手段と を具えた電子楽器。 2、前記楽音発生手段は、立上り部用の楽音波形と持続
    部用の楽音波形を選択的に発生することが可能であり、 前記音色制御手段は、前記第1のモードのとき前記楽音
    信号の立上り部において前記持続部用の楽音波形を発生
    させ、前記第2のモードのとき前記楽音信号の立上り部
    において前記立上り部用の楽音波形を発生させるもので
    ある特許請求の範囲第1項記載の電子楽器。 3、前記楽音発生手段は、立上り部用の楽音波形とスラ
    ー用の楽音波形を選択的に発生することが可能であり、 前記音色制御手段は、前記第1のモードのとき前記楽音
    信号の立上り部において前記スラー用の楽音波形を選択
    的に発生させ、前記第2のモードのとき前記楽音信号の
    立上り部において前記立上り部用の楽音波形を発生させ
    るものである特許請求の範囲第1項記載の電子楽器。 4、前記モード選択手段は、発生すべき楽音の音高を指
    定するための鍵盤における鍵操作法に応じて前記第1の
    モード又は第2のモードの選択を行うものである特許請
    求の範囲第1項記載の電子楽器。 5、前記所定の第2のピッチは、前記発生すべき楽音の
    音高に対応するものである特許請求の範囲第1項記載の
    電子楽器。 6、前記所定の第1のピッチは、直前まで発生していた
    楽音の音高に対応するものである特許請求の範囲第1項
    記載の電子楽器。
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