JPS6113239B2 - - Google Patents

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JPS6113239B2
JPS6113239B2 JP52067593A JP6759377A JPS6113239B2 JP S6113239 B2 JPS6113239 B2 JP S6113239B2 JP 52067593 A JP52067593 A JP 52067593A JP 6759377 A JP6759377 A JP 6759377A JP S6113239 B2 JPS6113239 B2 JP S6113239B2
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JP
Japan
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key
signal
detection signal
scanning
circuit
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JP52067593A
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English (en)
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JPS542710A (en
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Yasuji Uchama
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Nippon Gakki Co Ltd
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Nippon Gakki Co Ltd
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Publication date
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Priority to US05/911,710 priority patent/US4204452A/en
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Publication of JPS6113239B2 publication Critical patent/JPS6113239B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H5/00Instruments in which the tones are generated by means of electronic generators
    • G10H5/002Instruments using voltage controlled oscillators and amplifiers or voltage controlled oscillators and filters, e.g. Synthesisers
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H1/00Details of electrophonic musical instruments
    • G10H1/18Selecting circuits
    • G10H1/182Key multiplexing
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H1/00Details of electrophonic musical instruments
    • G10H1/18Selecting circuits
    • G10H1/22Selecting circuits for suppressing tones; Preference networks
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S84/00Music
    • Y10S84/02Preference networks

Description

【発明の詳細な説明】
この発明は電子楽器の単音優先選択装置に関
し、特に該装置をデイジタル方式で実現しようと
するものである。 単音優先選択装置が用いられる単音電子楽器と
しては例えば単音ミユージツクシンセサイザがあ
り、このミユージツクシンセサイザは第1図に示
すように構成されている。 すなわち音源として電圧制御型発振器
(VCO)1を有し、その発振周波数を、キー装置
2において押鍵されたキーの音高に対応して発生
される音高電圧KVに応じて変更することによ
り、押鍵されたキーの音高の音源信号を発生す
る。発振器1の出力は電圧制御型フイルタ
(VCF)3及び電圧制御型増幅器(VCA)4を順
次通じてスピーカ5に接続された出力増幅器6に
与えられ、かくしてフイルタ3において音色をつ
け、増幅器4においてエンベロープをつけた楽音
信号が演奏者としてスピーカ5から放音されるよ
うになされている。 この場合、フイルタ3及び増幅器4には制御波
形発生回路(E.G)7及び8から発生される制御
波形信号ENVF及びENVAが供給され、この制御
波形信号ENVF及びENVAに対応して楽音信号の
音色及びエンベロープがそれぞれ制御される。制
御波形発生回路7及び8は、キー装置2において
キー操作がされている間立上るキーオン検出信号
KONに対応して経時点に電圧値の変化する制御
波形信号ENVF及びENVAを発生するもので、こ
れらの波形信号ENVF及びENVAの波形形状は制
御電圧発生回路9から演奏者の操作に応じて発生
される制御電圧CONF及びCONAによつて設定さ
れる。 しかるに通常キー装置2は優先選択回路を含ん
でなり、複数のキーが操作されたときでも優先順
位の最も高いキーに対応した音高電圧信号KVが
送出され、かくして単音発生機能をもつようにな
されている。 ところで従来のキー装置2としては優先選択動
作をさせるにつき、信号の処理をアナログ的に行
うようなものしかなく、IC化に不適であり、従
つて全体として小型化、製造工程の簡易化などを
進めるに当つて一定の制限を受ける結果になつて
いた。 以上の点を考慮してこの発明はキー装置におけ
る優先選択回路としてデイジタル的に信号処理が
できる単音優先選択装置を提案しようとするもの
である。 以下図面についてこの発明を4オクターブと1
音(C1,C1#〜C2……C4#〜C5)でなる49鍵の単
音電子楽器のキー装置に適用した場合の実施例を
第2図について詳述しよう。 キー装置2は第3図に示すようなキースイツチ
回路11を含む。キースイツチ回路11は4オク
ターブと1音のキー(49キー)を半オクターブず
つ8群B1〜B8に分けられ、各群は共通のバス
バーaと、それぞれキーの操作によつてオン動作
する可動接点bとで構成されている。ここで第1
のキースイツチ群B1は最低音域のオクターブに
属するキースイツチのうちの半分C1#〜F1#音
と、これに隣接するC1音とに対応する7個のキ
ースイツチC1,C1#〜F1#を含んでなり、また
第2のキースイツチ群B2は最低音域のオクター
ブに属するキースイツチのうちの残る半分G1
G2音に対応する6個のキースイツチG1〜C2を含
んでなる。以下同様に第3〜第8のキースイツチ
群B3〜B8は半オクターブ分のC2#F2#音〜
G4〜C5音にそれぞれ対応する6個のキースイツ
チC2#〜F2#〜キースイツチG4〜C5を含んでな
る。 しかるに第8〜第1のキースイツチ群B8〜B
1のバスバーaはそれぞれ走査信号入力端子I1
〜I8に接続され、かくして入力端子I1〜I8
に順次走査信号D1〜D8がその順序で繰返し到
来したとき、キースイツチ群B8〜B1の半オク
ターブ分のキースイツチを通じてキー検出信号K
2〜K7を逆止用ダイオードdを通じて送出す
る。かくして8個のキースイツチ群B8〜B1に
てそれぞれ得られる第2〜第7のキー検出信号K
2〜K7は、それぞれ対応して各群に共通に設け
られた出力端子02〜07に導出される。 ここで第1のキースイツチ群B1には半オクタ
ーブ分のキースイツチC1#〜F1#の外に、C1
のキースイツチC1をも含んでいるので、走査信
号入力端子I8に走査信号D8が到来したとき第
1のキースイツチ群B1のキー検出信号K2〜K
7の送出と同時にキー検出信号K1が逆止用ダイ
オードdを通じて単独に出力端子01に導出され
る。 走査信号D1〜D8は、クロツクパルスφ(第
4図φ)をカウントする3ビツトカウンタ12の
出力をデコーダ13において8個の順次パルスD
1〜D8(第4図D1〜D8)に変換して得、こ
れを走査信号ゲート回路14を通じてキースイツ
チ回路11に与える。ここで3ビツトカウンタ1
2の内容が第1表に示すように「000」〜「111」
の8個の状態をとるときこれに対応して8個の走
査信号D1〜D8を発生するが、各走査信号D1
〜D8には半オクターブ分のキーの検出動作を割
当てるようになされている。 このように3ビツトカウンタ12、デコーダ1
3、ゲート回路14をもつて走査信号発生回路を
構成している。
【表】
【表】 従つてカウンタ12のカウント内容のうち、第
2及び第3ビツトは現にキー検出動作を行うべき
オクターブ番号を表わすこととなり、また第1ビ
ツトは1オクターブのうちどちらの半オクターブ
のキースイツチのキー検出動作をしているかを表
わすことになる。 このようにしてキースイツチ回路11は、走査
信号D1〜D8がその順序で繰返し到来するごと
に、高音域の半オクターブ分のキースイツチ群B
8から順次各キースイツチ群中に押鍵操作された
キーが有るか否かを走査し、順次走査指定された
キースイツチ群ごとに第何番目のキースイツチが
押鍵操作されているか(複数の場合もあり得る)
を検出してキー検出信号K1,K2〜K7として
送出し、かくしてすべてのキーについて押鍵操作
されたキーの状態を時分割方式で走査信号D1〜
D8の周期で決まる周期で検出する。キー検出信
号K1,K2〜K7はクロツクパルスφの1パル
ス分の遅延を与える1ビツト遅延回路15を通じ
て優先回路16に与えられる。 優先回路16はキースイツチ回路11から送出
されるキー検出信号K1〜K7が複数個ある場合
に、高音優先の原則の下に1音のみを後段の分配
回路17へ送出するもので、第5図に示す構成の
ものを用い得る。 第5図の場合優先回路16はキースイツチ回路
11から遅延回路15を通じて到来する7個のキ
ー検出信号K7〜K1を別個に受けるゲート回路
16A〜16Gを具える。 各ゲート回路16A〜16Hはそれぞれ読込条
件信号RA〜RGをインバータI1を介して開信号
として受けるアンドゲートAN1を有し、読込条
件信号RA〜RHが論理「0」となつたときこのア
ンドゲートAN1を開いてキー検出信号K1〜K
7を送出する。 また各ゲート回路16A〜16Hはキー検出信
号K7〜K1及び読込条件信号RA〜RHを受ける
読込条件信号発生用オアゲートOR1を有する。
しかるにゲート回路16A,16B……16Hは
その順序でより高音域を分担しており、より高音
域のキースイツチを割当てられたゲート回路16
A〜16Fにおいて発生された読込条件信号
RA,RB……RGを受けてその内容が論理「0」
であり(より高音域のキースイツチが押鍵されて
いないことを意味する)、しかもキー検出信号K
7,K6……K2の内容が論理「0」のときより
低音域のキースイツチが割当てられたゲート回路
16B〜16GのアンドゲートAN1に対する開
信号(インバータI1の出力)を論理「1」にす
る。 この実施例の場合、最高音域が割当てられたゲ
ート回路16Aに対する読込条件信号RAとして
論理「0」の信号源18が接続され、また最低音
域が割当てられたゲート回路16Gから送出され
る読込条件信号「RH」がエニーノート信号AN
(いずれかのキースイツチが押鍵されていること
を意味する)を送出する。 このようにして優先回路16では各キースイツ
チ群B8〜B1について、キーオン動作したキー
スイツチがあれば、その優先度の最も高い音のキ
ー検出信号のみをゲートして分配回路17へ送出
する。 分配回路17は、半オクターブごとに送られて
来るキー検出信号が1オクターブ中の2つの区分
のどちらに属するかに基づいて、当該キー検出信
号が意味するノート(音名)を記憶回路19に記
憶させる回路で、第5図に示す如く優先回路16
のゲート回路16A〜16F及び16Gの出力を
受ける切換回路17A〜17F及び17Gを有す
る。 各切換回路17A〜17Fは、開信号として切
換信号CHをインバータI2を介して受ける第1
のアンドゲートAN2と、この切換信号CHを直接
受ける第2のアンドゲートAN3とを有し、切換
信号CHが「0」のとき第1のアンドゲートAN2
を通じて切換回路17A〜17Fの高音域選択用
出力として送出し、これに対して切換信号CHが
「1」のとき第2のアンドゲートAN3を通じて切
換回路17A〜17Fの低音域選択用出力として
送出する。 これに対してC1音用の切換回路17Gは上記
の第2ゲートAN3と同様の動作をする第3のゲ
ートAN4を有し、切換信号CHが「1」のときこ
のゲートAN4を通じて切換回路17Gの出力を
送出する。 ここで切換信号CHは上述の3ビツトカウンタ
12の最下位ビツト出力をクロツクパルスφの1
パルス分の遅延を与える1ビツト遅延回路29に
よつて遅延させたものを用いる。従つて第1表か
ら明らかなように、切換信号CHが論理「0」の
ときは各オクターブの高音域の半オクターブに属
するキースイツチについてのキー検出動作が行わ
れており、逆に切換信号CHが論理「1」のとき
は低音域の半オクターブに属するキースイツチに
ついてのキー検出動作が行われていることにな
る。 記憶回路19は、分配回路17の切換回路17
A〜17Fの第1のゲートAN2を通じてそれぞ
れ送出される出力を1オクターブのうち高音域の
オクターブ分に相当するものとして記憶するC〜
G音用のノートメモリ19C〜19Gと、残る第
2のゲートAN3を通じてそれぞれ送出される出
力を低音域の半オクターブ分に相当するものとし
て記憶するF#〜C#音用のノートメモリ19F
#〜19C#と、C1音のキー検出信号を記憶す
る専用のC1音用のノートメモリ19C1とを有す
る。 ここでノートメモリ19C1,19C#〜19
Cは、ロード信号LOADが到来したときこれによ
り書込み動作をすると共に、その後最初に到来す
るクロツクパルスφによつて記憶を読出す遅延フ
リツプフロツプ回路構成のものを適用し得る。 かくして優先回路16によつて優先順位が最も
高いとして選択された1音についてのキー検出信
号が分配回路17を介して対応するノートが割当
てられたノートメモリに記憶されることになる。
このノートメモリの記憶はノートD/A変換器2
0に与えられ、後述するオクターブD/A変換器
21の出力と重畳されて第1図について上述した
ようにキー装置2から電圧制御型発振器1への音
高電圧信号KVとして送出される。 このようにしてノート記憶回路19のノートメ
モリの1つにノートを記憶させるためのロード信
号LOADは制御論理回路22によつて発生され、
またノートの記憶がされた後は他のノートの記憶
動作をしないように制御論理回路22が動作す
る。 制御論理回路22としては第6図に示すような
構成のものを適用し得る。制御論理回路22は遅
延フリツプフロツプFF1(入力が到来したとき
最初のクロツクパルスφで読込み、次にクロツク
パルスφで読出す動作をする)を含んでなる走査
制御回路31を有し、論理「0」信号が記憶され
ているときインバータI3を通じて「1」の走査
制御信号NLを発生し、このときデコーダ13の
走査信号D1〜D8をゲート回路14を開いてキ
ースイツチ回路11に与える。なお、ゲート回路
14においては、走査信号D1は走査制御信号
NLの「1」,「0」に関係なく常時キースイツチ
回路11に与えられるようになつており、走査信
号D2〜D8のキースイツチ回路11への送出が
走査制御信号NLの「1」,「0」に応じて制御さ
れる。 しかるに遅延フリツプフロツプFF1にはデコ
ーダ13の第1の走査信号D1をインバータI4
を介して開信号として受けるアンドゲートAN5
が設けられ、第1の走査信号D1が発生していな
いときフリツプフロツプFF1の出力が帰還用オ
アゲートOR2を介し、さらに入力アンドゲート
AN5を介して入力端に帰還されることによりダ
イナミツクに記憶、保持される。 走査制御回路31への記憶は優先回路16にお
いて発生されるエニーノート信号ANが到来した
とき行われる。すなわちエニーノート信号ANは
走査制御回路31のインバータI3の出力が
「1」のときこれを開信号とするアンドゲートAN
6を通じ、さらにオアゲートOR2、アンドゲー
トAN5を通じてフリツプフロツプFF1に読込ま
れる。 このとき走査制御信号NLは「1」から「0」
に反転することによりゲート回路14はその時点
以後走査信号の通過を阻止する。 このとき走査制御信号NLが「0」になつたこ
とによりアンドゲートAN6が閉じ、以後エニー
ノート信号ANの入力を禁止する。しかしフリツ
プフロツプFF1の出力は依然としてオアゲート
OR2及びアンドゲートAN5を介して帰還保持さ
れる。 しかるにこの状態は第1の走査信号D1が発生
して入力アンドゲートAN5がインバータI4を
通じて閉じたときリセツトされる。 ロード信号LOADとしてはアンドゲートAN6
の出力が用いられる。すなわち、アンドゲート
AN6の出力がクロツクパルスφを開信号とする
出力アンドゲートAN7において波形整形された
後、その出力がロード信号LOADとして送出され
る。 第6図の走査制御回路31において、フリツプ
フロツプFF1が記憶状態になく走査制御信号NL
が「1」の状態にあり、従つてキースイツチ回路
11がデコーダ13の走査信号D1〜D8によつ
てキー検出走査を行つた結果、優先回路16に最
優先のキー検出信号が与えられてエニーノート信
号ANが検出されると、出力アンドゲートAN7か
らロード信号LOADを送出し、従つて優先回路1
6を通つたキー検出信号を分配回路17を介して
記憶回路19の対応するノートメモリに記憶せし
める。 一方これと同時に、エニーノート信号ANによ
つてフリツプフロツプFF1が記憶状態になつて
走査制御信号NLが「0」に反転し、これによ
り、その時点以後にデコーダ13から出力される
走査信号(D2〜D8)がキースイツチ回路11
に供給されるのが阻止され、かくして優先回路1
6からは押鍵を表わすキー検出信号が出力されな
くなる。 以上は操作されたキーのノート検出系について
述べたが、このノートがどのオクターブに属する
かは次に述べるオクターブ検出系によつて検出さ
れる。 3ビツトカウンタ12の上位2ビツトの出力
(現にキー検出動作をしているオクターブがどれ
かを表わしている)がオクターブ検出信号DOC
としてクロツクパルスφの1パルス分の遅延を与
える1ビツト遅延回路23を経てオクターブ記憶
回路24に与えられる。しかるにこの記憶回路2
4は上述のノート記憶回路19と同様に制御論理
回路22からのロード信号LOADが与えられたと
き、現に遅延回路23を介して入力端に与えられ
ているオクターブ検出信号DOCを読込記憶す
る。オクターブ記憶回路24の出力はデコーダ2
5を介してオクターブD/A変換器21に与えら
れ、これにてアナログ値に変換されてノートD/
A変換器20にその加算入力として与えられる。 かくして音高電圧KVは、オクターブ検出系に
おいて検出されたオクターブに対応した値のアナ
ログ出力と、ノート検出系において検出されたノ
ートに対応した値のアナログ出力と重畳した大き
さとなり、従つて押鍵操作されたキーに対応する
音高に相当する大きさとなる。 ノートD/A変換器20及びオクターブD/A
変換器21としては第7図の構成のものを適用し
得る。これらの変換器20及び21は抵抗をはし
ご型に接続したはしご型抵抗回路からなる分圧回
路と、この分圧回路の各段の接続点を出力ライン
20A及び21Aにそれぞれ導出するスイツチン
グトランジスタ20B及び21Bとを有し、オク
ターブD/A変換器21のはしご型抵抗回路の一
端に直流電圧+Vを与えると共に、出力ライン2
1Aをバツフア回路21Cを介してノートD/A
変換器20のはしご型抵抗回路の一端に接続す
る。一方ノートD/A変換器20の出力ライン2
0Aがキー装置2(第1図)の出力線として用い
られる。 しかるに変換器21のスイツチングトランジス
タ21Bにはオクターブ記憶回路24の出力(コ
ード信号でなる)をデコーダ25で線出力に変換
して制御信号として与えられ、かくして各オクタ
ーブに対応する比較的大きなレベル差をもつアナ
ログ出力を送出する。これを受けたノート変換器
20のスイツチングトランジスタ20Bにはノー
ト記憶回路19のノートメモリ19C〜19C
#,19C1の出力が制御信号として与えられ、
かくして変換器21の1オクターブ分のレベル差
の間に含まれる比較的小さなレベル差をもつアナ
ログ出力を送出する。かくして変換器20の出力
のアナログ値は押鍵操作されているキーが属する
オクターブの当該キーに割当てられたノート名に
相当する大きさのアナログ値が音高電圧信号KV
として送出されることになる。 以上のようにして押鍵操作されたキーの音高に
対応する大きさの音高電圧信号KVをキー装置2
から送出できるが、制御波形発生回路7及び8
(第1図)に対して制御信号として用いるキーオ
ン検出信号KONは、次のようにして発生され
る。 ノート記憶回路19の1オクターブ分のノート
メモリの1つに記憶がされるとその出力が3ビツ
トカウンタ12の分配切換信号CHによつて切換
動作する選択器26によつて半オクターブ分のキ
ー検出信号に逆変換されて比較器27に一方の比
較入力として与えられる。これに対して優先回路
16の半オクターブ分のキー検出信号が比較器2
7に他方の比較入力として与えられる。 同様にロード信号LOADによつてオクターブ記
憶回路24にオクターブコードが記憶されたとき
その記憶出力が比較器27に一方の比較入力とし
て与えられ、これに対して遅延回路23の出力が
比較器27に他方の比較入力として与えられる。 かくしてノート記憶に関して一致が得られ、か
つオクターブ記憶に関して一致が得られたとき、
比較器27は一致検出信号EQを制御論理回路2
2に送出する。 すなわちこの一致検出信号EQは第6図に示す
ように、キーオン検出信号形成回路32に入力ア
ンドゲートAN8を介して入力される。アンドゲ
ートAN8にはエニーノート信号ANが開信号とし
て与えられ、かくして優先回路16にいずれか一
つのキー検出信号が到来したとき一致検出信号
EQをアンドゲートAN8を通じて取込み、これを
前段フリツプフロツプFF2にオアゲートOR3、
入力アンドゲートAN9を介して読込む。その記
憶出力KQ1はオアゲートOR3及びアンドゲー
トAN9を介してダイナミツクに記憶され、その
後インバータI4を介して供給される走査信号D
1によつてクリアされる。 一方前段フリツプフロツプFF2の記憶出力KQ
1は、入力用のオアゲートOR4、アンドゲート
AN10、オアゲートOR5を介して後段フリツプ
フロツプFF3の入力端に与えられ、その後到来
する走査信号D1によつて入力アンドゲートAN
10が開いたときフリツプフロツプFF3に読み
込まれる。この記憶は帰還用アンドゲートAN1
1を介してダイナミツクに記憶され、その後イン
バータI4を介して供給される走査信号D1によ
つてクリアされる。 第6図のキーオン検出信号形成回路32におい
て、走査信号D1が到来すると、フリツプフロツ
プFF2及びFF3がクリアされる。 この状態において、次の走査信号D1が到来す
るまでの間の走査信号D2〜D8のいずれかの発
生時にキーの操作を検出したとすると、その走査
信号の発生時(該信号に対応する半オクターブに
属するキーが操作されていることを意味する)に
前段のフリツプフロツプFF2にアンドゲートAN
8からの「1」信号が読込まれる。この記憶は次
のサイクルの走査信号D1が到来するまで維持さ
れる。 しかるに次のサイクルの走査信号D1が到来す
ると前段フリツプフロツプFF2の記憶が走査信
号D1によつて開くゲートAN10を通じて後段
フリツプフロツプFF3に読み込まれる(このと
きフリツプフロツプFF3はインバータI4を介
して供給される走査信号D1によりその記憶が一
旦クリアされるが新たに記憶されるのでフリツプ
フロツプFF3は引き続き記憶動作をする。キー
の操作が引き続いて行われていると、次のサイク
ルの同じ走査信号の発生時に再び前段フリツプフ
ロツプFF2が記憶動作をする。従つて後段のフ
リツプフロツプFF3は一旦信号D1によつてイ
ンバータI4を介してクリヤされると同時に新た
に前段フリツプフロツプFF2の記憶をを読込
み、結局同じキーが押圧操作され続けている限り
後段フリツプフロツプFF3は以後記憶状態とな
り、その記憶出力KQ2がキーオン検出信号KON
として送出される。 上述の構成において、はじめキーを操作してい
ない状態から例えば第2のキースイツチ群B2に
属するキーC2(第3図)を操作し、続いてこれ
に加えて例えば第8のキースイツチ群B8に属す
るキーG4を操作し、続いてこのキーG4を離鍵
し、続いてキーC2を離鍵する場合について、応
動動作を第8図と共に述べる。 キーC2が操作される時点t1以前において、制御
論理回路22の走査制御回路31(第6図)から
送出される走査制御信号NLの内容は「1」であ
るので、デコーダ13の走査信号D1〜D8は繰
返しキースイツチ回路11に与えられるが、いず
れのキースイツチ群B1〜B8についても閉じた
キースイツチはないので、優先回路16からエニ
ーノート信号ANが送出されることはない。 その後時点t1でキーC2が操作されると(第8図
K)、これが走査信号D7によりその発生時点t2
で検出され、1ビツト遅れた時点t3で優先回路1
6を通過して分配回路17に与えられ、このとき
エニーノート信号ANが送出される(第8図
AN)。 しかるに走査制御回路31は時点t3でエニーノ
ート信号ANが到来したときフリツプフロツプFF
1が記憶動作をしていないことを条件としてロー
ド信号LOADを送出する(第8図LOAD)。従つ
て分配回路17によつて分配されたキー検出信号
がノート記憶回路19の対応するノートメモリ1
9Cに対してロード信号LOADによつて読込まれ
る。なおこのとき3ビツトカウンタ12の最下位
ビツトの内容は走査信号D8に対応する内容
「1」であるが(第1表)、分配回路17に与えら
れる分配切換信号CHの内容は1ビツト遅延回路
29の出力として1ビツト前の走査信号D7に対
応する内容「0」となるので、分配回路17の切
換回路17A(第5図)に到来したキー検出信号
はアンドゲートAN2を通じてノートメモリ19
Cに記憶される。この記憶は以後ロード信号
LOADが到来しない限りそのまま維持される。 一方ロード信号LOADが発生したことによりオ
クターブ記憶回路24に対して1ビツト遅延回路
23を通じて得られる走査信号D7に対応する3
ビツトカウンタ12の内容(第1表)が読込まれ
る。この記憶も以後ロード信号LOADが到来しな
い限りそのまま維持される。 かくしてノート記憶回路19のノートCに対応
する出力がノートD/A変換器20に与えられる
と共に、オクターブ記憶回路24の第2オクター
ブに対応する出力がデコーダ25を介してオクタ
ーブD/A変換器21に与えられ、これらの変換
器20及び21の出力が音高電圧信号KVとして
送出される。 時点t3の後1ビツト経過した時点t4になると走
査制御回路31のフリツプフロツプFF1が記憶
の読出動作をし、走査制御信号NLを「0」とす
るが、この時点t4は次の走査サイクルの始まりで
あるので走査信号D1がキースイツチ回路11へ
与えられる。 以上は音高電圧信号KVの発生系動作である
が、キーオン検出信号KONは次のようにして発
生される。 すなわち時点t3(第8図)においてロード信号
LOADが発生したことにより、比較器27におい
てノート記憶回路19の出力及び優先回路16の
出力の比較と、オクターブ記憶回路24の出力及
び遅延回路23の出力の比較が行われる。しかし
このときは記憶回路19及び24の内容は未だ読
出されていないので一致検出信号EQは送出され
ず(第8図EQ)、従つてキーオン検出信号形成回
路32のフリツプフロツプFF2及びFF3はいず
れも記憶動作をしない(第8図KQ1及びKQ
2)。なおその後1ビツト時間経過して記憶回路
19及び24の記憶が読出された時には優先回路
16及び遅延回路23の出力が次のステツプの内
容に変更されてしまつているので一致が得られな
い。 従つて記憶回路19及び24に記憶がされた最
初のサイクルにおいては比較器27から一致検出
信号EQが送出されることはなく(第8図EQ)、
そのため制御論理回路22のキーオン検出信号形
成回路32のフリツプフロツプFF2及びFF3の
記憶がされず(第8図KQ1及びKQ2)、結局キー
オン検出信号KONは送出されない。 その後時点t4になると、走査信号D1が発生し
てキースイツチ回路11に対する次のサイクルの
キースイツチ検出走査を開始する。また、この時
制御論理回路22のフリツプフロツプFF1,FF
2,FF3が走査信号D1によつてクリアされ
る。 このサイクルについては、前のサイクルにおい
て記憶回路19及び24がすでに記憶、読出し状
態にあることを除いて上述の最初のサイクルと同
様に動作する。すなわち未だキーC2が操作され
ていることにより時点t11において走査信号D8
のタイミングで優先回路16からエニーノート信
号ANが発生し、これにより制御論理回路22か
らロード信号LOADが発生する。かくして記憶回
路19及び24に新たに読込まれた内容はすべに
続出している内容と同じであり、従つて比較器2
7から一致検出信号EQ(第8図EQ)が発生され
る。 この一致検出信号EQは時点t11においてキーオ
ン検出信号形成回路32の第1のフリツプフロツ
プFF2にゲートAN8を通じて読込まれ、その後
1ビツト経過後時点t12において読出される(第
8図KQ1) 一方フリツプフロツプFF2の出力KQ1は走査
信号D1によつてキーオン検出信号形成回路32
の第2のフリツプフロツプ回路FF3にゲートAN
10を通じて読込まれ、その後1ビツト経過後時
点t13において読出され(第8図KQ2)、この読出
出力KQ2がキーオン検出信号KONとして送出さ
れる。この様にしてキーオン検出信号KONは走
査信号D2のタイミングで送出されることによ
る。 このフリツプフロツプFF2及びFF3の記憶ゲ
ートAN9及びAN11によつて次のサイクルの走
査信号D1によつてクリアされる。しかしこの
C2音については、フリツプフロツプFF3のゲー
トAN11による、クリア動作と同時にゲートAN
10による読込動作とが並行して行われ、従つて
第8図KQ2に示す如くキーオン検出信号KONは
引き続きオン状態を維持する。 このような第2サイクルの動作は同じキーC2
が操作され続けている限り同様に繰返される。 その後の時点t21おいてキーC2を操作しながら
これに加えてキーG4を操作すると、キースイツ
チ検出回路11は以後のサイクルではキーC2
検出より以前の時点t22で走査信号D1によつて
キー検出信号を送出し、エニーノート信号ANが
優先回路16から1ビツト遅れた時点t23で送出
される。 従つてこのキーG4のキー検出信号がロード信
号LOADによつて記憶回路19及び24に読込ま
れ、従つてノートD/A変換器20及びオクター
ブD/A変換器21を介してキーG4に対応する
大きさの音高電圧信号KVが送出される。 一方このときの優先回路16及び遅延回路23
の出力は、記憶回路19及び24の読出出力(未
だキーC2の情報を出力している)と一致しな
い。従つて新たなキーG4についての最初のサイ
クルにおいては比較器27から一致検出信号EQ
が送出されず(第8図EQ)、従つてキーオン検出
信号形成回路32のフリツプフロツプFF2及び
FF3は記憶動作をしない(第8図KQ1及び
KQ2)。 そこで、キーオン検出信号KONは第8図KON
をみて明らかなように、キーC2のキーオン検出
信号KONが走査信号D1によつて時点t23でクリ
アされた後、一致信号EQが発生した後の最初の
走査信号D2のタイミングでフリツプフロツプ
FF2が読込動作をし、D3のタイミングで読出
動作をした後(第8図KQ1)、その出力KQ1に基
づいて次のサイクルの走査信号D1によつてフリ
ツプフロツプFF3が読込動作をし、D2のタイ
ミングで読出動作をし、かくして少くとも走査信
号D1〜D8の1サイクル期間の間はキーオン検
出信号KONを送出しないようになされている。 かくしてキーG4についてロード信号LOADの送
出時点t23から1ビツト遅れた時点において音高
電圧信号KVが送出され、その後2サイクル遅れ
た時点においてキーオン検出信号KONが送出さ
れ、この状態はキーG4が操作されなくなるまで
続けられる。 この状態から時点t31においてキーG4が離鍵さ
れる(従つてキーC2を押鍵した状態にもどる)
と、キースイツチ回路11からのキー検出信号は
走査信号D7によるものにもどり、これが優先回
路16を通り、分配回路17を介してノート記憶
回路19に読込まれ、読出されると共に、オクタ
ーブコードがオクターブ記憶回路24に読込まれ
る。 従つて比較器27から一致検出信号EQ(キー
G4に関する)が得られなくなると、時点t21にお
いてキーG4が押鍵された場合について上述した
と同様にキーオン検出信号形成回路32が動作
し、かくしてキーオン検出信号KONは少くとも
1サイクルの区間の間出力を送出しない状態を経
た後走査信号D2によつてキーC2についてのキ
ーオン検出信号KONを送出する。 その後時点t41においてキーC2を離鍵すると、
時点t31におけるキーG4の場合と同様にして音高
電圧信号KV及びキーオン検出信号が得られなく
なる。 上述のようにこの発明に依れば、単音電子楽
器、例えば単音ミユージツクシンセサイザにおい
て楽音の形成に必要とされる音高信号とキーオン
検出信号とを、デイジタル方式で処理することが
できる単音優先選択装置から容易に得ることがで
きる。 しかるにかくするにつきこの発明に依れば、複
数のキーが押鍵操作されたとき、これを予定の順
序をもつて走査検出すると共に、最も優先順位の
高い1のキーについてキー検出信号を得たとき以
後検出走査動作を停止させるようにしたことによ
り、単音のみの発生を確実になし得る。 また、キーオン検出信号を、音高信号の発生と
優先順位の高いキー検出動作との一致に基づいて
形成するようにしたことにより、キーオン検出信
号が必らず音高信号の発生より遅れて発生するこ
ととなる。従つて音高信号が安定した後にキーオ
ン検出信号を発生できることにより、各音の発生
を安定にできると共に、キースイツチのチヤタリ
ングによる誤動作を防止できる。 さらに、本発明によれば優先手段から押鍵を表
わすキー検出信号が送出されたときにキースイツ
チ走査を停止するようにしているので複数のキー
が同時に押鍵されていてキー検出信号は各走査サ
イクルで1度のみ生じ、このキー検出信号の記憶
装置の構成を単純化させることができると共に、
キースイツチ走査を必要最小限の時間に限つたこ
とからキースイツチ回路から発生しやすい妨害電
波の発生を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に依る単音優先選択装置を適
用し得る電子楽器を示す系統図、第2図はこの発
明に依る電子楽器の単音優先選択装置の一例を示
す系統図、第3図はそのキースイツチ回路を示す
接続図、第4図は走査信号の説明に供する信号波
形図、第5図ないし第7図はそれぞれ第2図の詳
細構成を示す接続図、第8図は第2図の動作の説
明に供する信号波形図である。 1…電圧制御型発振器、2…キー装置、3…電
圧制御型フイルタ、4…電圧制御型増幅器、5…
スピーカ、7,8…制御波形信号発生回路、9…
制御電圧発生回路、11…キースイツチ回路、1
2…3ビツトカウンタ、13…デコーダ、14…
走査信号ゲート回路、15,23,29…1ビツ
ト遅延回路、16…優先回路、17…分配回路、
19…ノート記憶回路、20…ノートD/A変換
器、21…オクターブD/A変換器、22…論理
制御回路、24…オクターブ記憶回路、25…デ
コーダ、26…選択回路、27…比較器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 多数のキースイツチを複数のキースイツチ群
    に分けて各キースイツチ群ごとにそれぞれ到来す
    る走査信号により当該キースイツチ群中の各キー
    スイツチの押鍵または離鍵の操作状態を表わすキ
    ー検出信号をそれぞれ出力するキースイツチ回路
    と、各走査サイクルにおいてそれぞれ上記各キー
    スイツチ群に対する走査信号を予定の順序で順次
    発生する走査信号発生手段とを有し、上記各走査
    サイクルそれぞれにおいて上記キースイツチ回路
    から出力される上記キー検出信号に査づき押鍵さ
    れたキーを検出するようにした電子楽器におい
    て、 上記キースイツチ回路から出力される1つのキ
    ースイツチ群中の各キースイツチに関する上記キ
    ー検出信号に基づき押鍵を表わすキー検出信号の
    中で最も優先順位の高いもの1つを優先選択する
    優先手段と、 上記優先手段からの押鍵を表わすキー検出信号
    を記憶する記憶手段と、 上記各走査サイクルにおいて上記記憶手段に押
    鍵を表わすキー検出信号が与えられたとき次の走
    査サイクルの開始時まで上記走査信号発生手段か
    ら上記キースイツチ回路への走査信号の送出を禁
    止する制御手段とを設け、 各走査サイクルそれぞれにおいて上記優先手段
    から得られる押鍵を表わすキー検出信号に対応す
    るキーを優先選択すべきキーとしたことを特徴と
    する電子楽器の単音優先選択装置。 2 多数のキースイツチを複数のキースイツチ群
    に分けて各キースイツチ群ごとにそれぞれ到来す
    る走査信号により当該キースイツチ群中の各キー
    スイツチの押鍵または離鍵の操作状態を表わすキ
    ー検出信号をそれぞれ出力するキースイツチ回路
    と、各走査サイクルにおいてそれぞれ上記各キー
    スイツチ群に対する走査信号を予定の順序で順次
    発生する走査信号発生手段とを有し、上記各走査
    サイクルそれぞれにおいて上記キースイツチ回路
    から出力される上記キー検出信号に基づき押鍵さ
    れたキーを検出するようにした電子楽器におい
    て、 上記キースイツチ回路から出力される1つのキ
    ースイツチ群中の各キースイツチに関する上記キ
    ー検出信号に基づき押鍵を表わすキー検出信号の
    中で最も優先順位の高いもの1つを優先選択する
    優先手段と、 上記優先手段から押鍵を表わすキー検出信号を
    記憶する記憶手段と、 上記各走査サイクルにおいて上記記憶手段に押
    鍵を表わすキー検出信号が与えられたとき次の走
    査サイクルの開始時まで上記走査信号発生手段か
    ら上記キースイツチ回路への走査信号の送出を禁
    止する第1の制御手段と、 上記記憶手段の記憶出力に対応して音高信号を
    発生する音高信号発生手段と、 前回の走査サイクルで上記優先手段から得られ
    たキー検出信号と現在の走査サイクルで上記優先
    手段から得られたキー検出信号とを比較すること
    により、連続する2つの走査サイクルにおいて同
    一のキーに関するキー検出信号が得られたことを
    検出してキーオン検出信号を形成する第2の制御
    手段とを設け、 各走査サイクルそれぞれにおいて上記優先手段
    から得られる押鍵を表わすキー検出信号に対応す
    るキーを優先選択すべきキーとし、上記音高信号
    と上記キーオン検出信号とにもとづいて上記キー
    検出信号に対応する楽音信号を発生するようにし
    たことを特徴とする電子楽器の単音優先選択装
    置。
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