JPS6232870Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6232870Y2 JPS6232870Y2 JP7260981U JP7260981U JPS6232870Y2 JP S6232870 Y2 JPS6232870 Y2 JP S6232870Y2 JP 7260981 U JP7260981 U JP 7260981U JP 7260981 U JP7260981 U JP 7260981U JP S6232870 Y2 JPS6232870 Y2 JP S6232870Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- lead
- diameter
- case
- forming
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 8
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 8
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 5
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 4
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は合成樹脂にて射出成形する際に、偏肉
がなく製作が容易なシヤープペンシル用の芯ケー
スに関するものである。
がなく製作が容易なシヤープペンシル用の芯ケー
スに関するものである。
従来、芯収納部から前方のチヤツクに通じる芯
導入部が１本の芯のみが通過可能な小径孔からな
る芯ケースを合成樹脂にて射出成形するには、外
型と一体になつたチヤツク嵌合孔成形用コアーの
端面に設けられた位置決め孔に、芯収納部成形用
コアーの先端に連設された芯導入部成形用の小径
のコアーの先端を挿入してコアーの位置決めを行
つていた。
導入部が１本の芯のみが通過可能な小径孔からな
る芯ケースを合成樹脂にて射出成形するには、外
型と一体になつたチヤツク嵌合孔成形用コアーの
端面に設けられた位置決め孔に、芯収納部成形用
コアーの先端に連設された芯導入部成形用の小径
のコアーの先端を挿入してコアーの位置決めを行
つていた。
従つて、まず小径のコアーを位置決孔に挿入す
るのは、コアーの先端をテーパー状にしても小径
ゆえにその効果が少さく、非常に困難であつた。
また、小径のコアーを位置決め孔に挿入できて
も、剛性が低いために位置決め効果が弱く、芯収
納部成形用コアーが挿入部から遠ざかるに従つて
偏心し、芯ケースの肉厚が偏肉するという問題点
があつた。
るのは、コアーの先端をテーパー状にしても小径
ゆえにその効果が少さく、非常に困難であつた。
また、小径のコアーを位置決め孔に挿入できて
も、剛性が低いために位置決め効果が弱く、芯収
納部成形用コアーが挿入部から遠ざかるに従つて
偏心し、芯ケースの肉厚が偏肉するという問題点
があつた。
本考案はこれらの事情にかんがみて、小径の芯
導入部を有する合成樹脂製の芯ケースの芯収納部
前方の壁体の軸線方向に内面における横巾が芯の
外径より狭小なスリツトを３本以上放射状に設け
ることにより、外型と大径の芯収納部成形用コア
ーとがスリツト部分で接触することを可能とし、
外型内へのコアーの位置決めを容易とし、偏肉の
不具合点も解消するものである。
導入部を有する合成樹脂製の芯ケースの芯収納部
前方の壁体の軸線方向に内面における横巾が芯の
外径より狭小なスリツトを３本以上放射状に設け
ることにより、外型と大径の芯収納部成形用コア
ーとがスリツト部分で接触することを可能とし、
外型内へのコアーの位置決めを容易とし、偏肉の
不具合点も解消するものである。
以下、図面により本考案の実施例を具体的に説
明する。
明する。
芯ケース１は合成樹脂製の筒状体であり、その
内部が芯収納部２をなしている。芯ケース１の先
端部には図示略のチヤツクが嵌合されるチヤツク
嵌合孔３が設けられ、チヤツクの後端と芯収納部
２とは芯導入部４で連結されている。芯導入部４
は芯がチヤツクの後端開口に確実に導入できるよ
うに１本の芯のみが通過可能な小径孔であり、芯
収納部２と芯導入部４との段部２１はテーパー状
をなしている。そして、芯収納部２前方の壁体の
軸線方向には４本のスリツト５が90゜間隔で放射
状に設けられている。スリツト５の数は４本に限
定されるものではなく、後述する如く、外型６の
スリツト成形用突起７が芯収納部成形用コアー８
と接触してコアー８の位置決めができればよいの
で、３本以上設けると目的を達成することができ
る。スリツト５の横巾は、芯が外部に脱出しない
ために、壁体の内面側においては芯の外径より狭
小でなければならない。従つて、成形金型製作上
の都合などから、外径が0.5mmの芯用のシヤープ
ペンシルの場合には0.3〜0.4mm程度が適当であ
る。スリツト５の長さは特に限定されないが、そ
の目的上いたずらに長くする必要はない。そして
後端面５１は壁体の内方が凸の方向に傾斜してい
る。
内部が芯収納部２をなしている。芯ケース１の先
端部には図示略のチヤツクが嵌合されるチヤツク
嵌合孔３が設けられ、チヤツクの後端と芯収納部
２とは芯導入部４で連結されている。芯導入部４
は芯がチヤツクの後端開口に確実に導入できるよ
うに１本の芯のみが通過可能な小径孔であり、芯
収納部２と芯導入部４との段部２１はテーパー状
をなしている。そして、芯収納部２前方の壁体の
軸線方向には４本のスリツト５が90゜間隔で放射
状に設けられている。スリツト５の数は４本に限
定されるものではなく、後述する如く、外型６の
スリツト成形用突起７が芯収納部成形用コアー８
と接触してコアー８の位置決めができればよいの
で、３本以上設けると目的を達成することができ
る。スリツト５の横巾は、芯が外部に脱出しない
ために、壁体の内面側においては芯の外径より狭
小でなければならない。従つて、成形金型製作上
の都合などから、外径が0.5mmの芯用のシヤープ
ペンシルの場合には0.3〜0.4mm程度が適当であ
る。スリツト５の長さは特に限定されないが、そ
の目的上いたずらに長くする必要はない。そして
後端面５１は壁体の内方が凸の方向に傾斜してい
る。
而して、上記構成のシヤープペンシル用芯ケー
ス１を合成樹脂にて射出成形するには、その成形
金型の構成として、外型６の内面にスリツト成形
用突起７を突設し、芯収納部成形用コアー８が挿
入された際にその表面に接触する様にする。ここ
で突起７は、その目的上この部分にバリが発生し
てもなんら差支えないので精度よく製作する必要
がない。そして突起７の端面７１はスリツト５の
後端面５１と対応して傾斜している。芯収納部成
形用コアー８の先端には小径の芯導入部成形用コ
アー９が一体に連設され、段部８１は芯ケース１
の段部２１と対応して傾斜している。上記の外型
６にコアー８を挿入するに、コアー８が大径であ
るため、段部８１および端面７１が傾斜している
こととあいまつて、容易にコアー８を突起７に接
触しながら挿入することができる。そしてこのと
き芯導入部成形用コアー９の先端は、コアー８が
突起７によりガイドされながら進むので、自ずと
チヤツク嵌合孔成形用コアー１０端面の位置決め
孔１１に挿入される。そして外型６とコアー８，
９，１０により郭定されるキヤビテイ１２に合成
樹脂を射出すれば芯ケース１が完成されるが、大
径のコアー８が突起７に接触して位置決めされて
いるために位置決め効果が大きく、合成樹脂の射
出圧力によりコアー８が偏心して偏肉が発生する
恐れもない。
ス１を合成樹脂にて射出成形するには、その成形
金型の構成として、外型６の内面にスリツト成形
用突起７を突設し、芯収納部成形用コアー８が挿
入された際にその表面に接触する様にする。ここ
で突起７は、その目的上この部分にバリが発生し
てもなんら差支えないので精度よく製作する必要
がない。そして突起７の端面７１はスリツト５の
後端面５１と対応して傾斜している。芯収納部成
形用コアー８の先端には小径の芯導入部成形用コ
アー９が一体に連設され、段部８１は芯ケース１
の段部２１と対応して傾斜している。上記の外型
６にコアー８を挿入するに、コアー８が大径であ
るため、段部８１および端面７１が傾斜している
こととあいまつて、容易にコアー８を突起７に接
触しながら挿入することができる。そしてこのと
き芯導入部成形用コアー９の先端は、コアー８が
突起７によりガイドされながら進むので、自ずと
チヤツク嵌合孔成形用コアー１０端面の位置決め
孔１１に挿入される。そして外型６とコアー８，
９，１０により郭定されるキヤビテイ１２に合成
樹脂を射出すれば芯ケース１が完成されるが、大
径のコアー８が突起７に接触して位置決めされて
いるために位置決め効果が大きく、合成樹脂の射
出圧力によりコアー８が偏心して偏肉が発生する
恐れもない。
以上説明したごとく、本考案は芯ケースの壁体
に３本以上のスリツトを放射状に設けたので、射
出成形する際、大径のコアーを外型によりガイド
することが可能となり、従つてコアーの挿入が容
易であり、偏肉のない芯ケースを得ることができ
る。
に３本以上のスリツトを放射状に設けたので、射
出成形する際、大径のコアーを外型によりガイド
することが可能となり、従つてコアーの挿入が容
易であり、偏肉のない芯ケースを得ることができ
る。
第１図は本考案の芯ケースの断面図、第２図は
第１図−線での断面図、第３図は成形金型の
断面図、第４図は第３図−線での断面図をそ
れぞれ示す。 １……芯ケース、２……芯収納部、３……チヤ
ツク嵌合孔、４……芯導入部、５……スリツト、
６……外型、８，９，１０……コアー。
第１図−線での断面図、第３図は成形金型の
断面図、第４図は第３図−線での断面図をそ
れぞれ示す。 １……芯ケース、２……芯収納部、３……チヤ
ツク嵌合孔、４……芯導入部、５……スリツト、
６……外型、８，９，１０……コアー。
Claims (1)
- 芯収納部から前方のチヤツクに通じる芯導入部
が１本の芯のみが通過可能な小径孔からなる合成
樹脂製の芯ケースにおいて、芯収納部前方の壁体
の軸線方向に内面における横巾が芯の外径より狭
小なスリツトを３本以上放射状に設けたことを特
徴とするシヤープペンシル用芯ケース。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7260981U JPS6232870Y2 (ja) | 1981-05-21 | 1981-05-21 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7260981U JPS6232870Y2 (ja) | 1981-05-21 | 1981-05-21 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57185581U JPS57185581U (ja) | 1982-11-25 |
| JPS6232870Y2 true JPS6232870Y2 (ja) | 1987-08-22 |
Family
ID=29868393
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7260981U Expired JPS6232870Y2 (ja) | 1981-05-21 | 1981-05-21 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6232870Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-05-21 JP JP7260981U patent/JPS6232870Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57185581U (ja) | 1982-11-25 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4834487A (en) | Optical connector with plastic alignment ferrule | |
| US3969820A (en) | Composite dowel pin for dental models | |
| KR840000238Y1 (ko) | 양색 연필 | |
| US5439370A (en) | Device for molding plastic material ferrule for optical fiber connectors | |
| JPS6232870Y2 (ja) | ||
| GB1117281A (en) | A metal mould having vent plug means for shaping a plastic article or vulcanizing a rubber article | |
| US20070297847A1 (en) | Writing Instrument Comprising a Cartridge Support | |
| JPS6139199B2 (ja) | ||
| MX2008014487A (es) | Instrumento de escritura que tiene una punta de escritura capilar. | |
| KR200165009Y1 (ko) | 봉상물조출용기 | |
| JPS5848155Y2 (ja) | ノツク式シヤ−プペンシルの中具 | |
| JP2000335177A (ja) | シャープペンシルの芯タンク | |
| JP3789533B2 (ja) | 筆記具の軸筒 | |
| JPS597106Y2 (ja) | シヤ−プペンシル等の筆記具用軸 | |
| JPS6048355B2 (ja) | ボ−ルペン及びその製造方法 | |
| JPH11129672A (ja) | 筆記具用部材の接続方法 | |
| JPS5855457Y2 (ja) | ノブとノブホルダの嵌合構造 | |
| JPH0427630Y2 (ja) | ||
| JP3734529B2 (ja) | ペン先保持構造 | |
| JPS6144865Y2 (ja) | ||
| JPH0450157Y2 (ja) | ||
| JPS5851026Y2 (ja) | シヤ−プペンシルの芯保護装置 | |
| JPS6243773Y2 (ja) | ||
| JPS612915U (ja) | 射出成形用金型装置 | |
| JPH0198608U (ja) |