JPS5848155Y2 - ノツク式シヤ−プペンシルの中具 - Google Patents

ノツク式シヤ−プペンシルの中具

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Publication number
JPS5848155Y2
JPS5848155Y2 JP17760178U JP17760178U JPS5848155Y2 JP S5848155 Y2 JPS5848155 Y2 JP S5848155Y2 JP 17760178 U JP17760178 U JP 17760178U JP 17760178 U JP17760178 U JP 17760178U JP S5848155 Y2 JPS5848155 Y2 JP S5848155Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chuck
core
lead storage
tip
mechanical pencil
Prior art date
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Expired
Application number
JP17760178U
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English (en)
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JPS5593585U (ja
Inventor
良英 光谷
光洋 福岡
Original Assignee
株式会社サクラクレパス
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Publication date
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  • Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本件考案はノック式シャープペンシルの1部品である熱
可塑性合成樹脂でなる中具即ち芯収納筒とチャックを一
体的に形成したものに関する考案である。
最近鉛芯を尖或する手間を省力化するためにノック式シ
ャープペンシルが大いに用いられ、中で゛も使い捨て可
能な低コストのシャープペンシルが爆発的な人気を呼ん
でいる。
この低コストのシャープペンシルはいきおい全部品ある
いは殆んどの部品が合成樹脂で成型されたものを使用す
るよう設計されている。
シャープペンシルの中具を合成樹脂で成型するには技術
的にいろいろの問題点があり、その解決のために幾つか
の提案がなされている。
例えば■ 芯収納筒とチャックを別個に成型した後この
2部品を結合するもの(例実開昭52−114834号
他)、 ■ 中具を2つに縦割りにした2部品を成型した後、こ
の2部品を結合するもの(例特公昭5319249号他
)、 ■ 中具を2つに縦割りにした2部分を薄肉の連結部を
介して1体に成型するもの(例特開昭52−25118
号他)、が存在する。
これらの先行技術にも尚問題点が残されている。
■および■は部品が複数になるので結合に手数がか・リ
コスト高になるばかりでなく、結合の際の部品相互のず
れあるいは接着剤の厚みの不均一によって精密度が損わ
れる。
又■、■のように半円筒状の成型品は成型時あるいは成
型後の変形のために精密度が損われる。
■ 上記の■〜■のような複雑な組立方法をとらなくて
も、組立済の中具そのものを直接1体に成型すればよい
のであるが、そのためには2本の細いコアーピン−即ち
芯収納筒内へ突入するものとチャック内に突入するもの
−を当接させる必要があった。
この場合コアーピンのふれのためにセンターがでないで
、芯折れが起り易い成型品ができあるいはコアーピンの
短時間での消耗のために、コアーピン当接部にパリが生
じ、芯が出ない成型品かで゛き不良品が多く出る、ある
いはコアーピンを度々交換せねばならないのできわめて
成型能率悪く、コスト高になりどのメーカーでもこの方
法を採用せず■〜■の方法を用いている。
本件考案はこれらの欠点を全く解消したもので、以下の
図面により詳細を説明する。
第1図は本件考案の中具を使用せるノック式シャープペ
ンシルを示すもので、1は端部筒、2は軸筒、3は中具
、4は尾筒、5は弾性筒、6はスプリング、7はノック
キャップそして8は摺動筒である。
これらの配置は従来公知のノック式シャープペンシルの
構造と全く同一であるから説明を省略する。
本件考案の特徴とするところはその中具3であって、第
2図は成型時の正面図、第3図は成型用金型の断面略図
である。
そして図において31は芯収納筒先端部で、その後端側
に半円筒状の芯収納筒壁部32が連設されており、その
先端側には小径部33が連設され、該小径部33より2
方向に分割拡開された状態のチャック34が連設されて
いる。
小径部33とチャック34の中心には芯収納筒に連通ず
る中心孔、チャック34の内側にはこの中具3をシャー
プペンシルとして組立てた時に前記中心孔と連通して芯
挿通孔となる芯挿通溝35が穿設され該孔35の先端部
は小さくなった芯保持溝36となっている。
又チャック34の先端には大径とされた先端部37が設
けられている。
この中具3を使用してノック式シャープペンシルを組立
てるには中具3を第2図の状態より拡開したチャック3
4の角度を縮少し摺動筒8を先端部37へ圧入した後、
第1図の如く他の部品と併せて組立てる。
この時ノックキャップ7の嵌合部は2重筒体とし7てお
く必要がある。
この中具は部品数が1個であってしかも軽量であり成型
能率よく組立工程も簡単なのでいきおい価格低廉なシャ
ープペンシルを供給することができる有益な考案である
そして本件考案の第一の長所は簡単な耐久性のある金型
構造を可能とした点であるので最後に第3図により若干
の説明を加える。
樹脂はランナー47を通ってゲート48よりキャビティ
ー41内に注入されて、キャビティー41によって芯収
納筒壁部32は成型され、又、チャック34はコアーピ
ン42とスライドコアー44で成型される。
成型されたものの取出しはコアーピン42を抜き、次に
スライドコアー44を左右に開いてその後ノックアウト
ピン46で、芯収納筒壁部32の後端をつき出すのであ
る。
芯収納筒壁部32が半円筒状であるため、キャビティー
41に細いコアーピンを使用することがないので、コア
ーピン42の当接が確実となり、高い圧力で入ってくる
樹脂によってセンターがぶれたり、パリが生じたりする
ことがない。
又、コアーピンが樹脂圧にまけて曲がることがないから
、金型の損耗が少なく耐久性のあるものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本件考案の中具を使用せるノック式シャープペ
ンシルの縦断面図、第2図は中具の正面図、第3図は中
具を成型する金型の断面略図である。 図において 31・・・・・・芯収納筒先端部、32・
・・・・・芯収納筒壁部、34・・・・・・チャック。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 熱可塑性合成樹脂で芯収納筒およびチャックを一体的に
    成型したノック式シャープペンシルにおいて、芯収納筒
    の先端部の後端側に半円筒状の芯収納筒壁部を、先端部
    の先端側に2方向に分割された拡開状のチャックを一体
    に連設したノック式シャープペンシルの中具。
JP17760178U 1978-12-24 1978-12-24 ノツク式シヤ−プペンシルの中具 Expired JPS5848155Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5593585U JPS5593585U (ja) 1980-06-28
JPS5848155Y2 true JPS5848155Y2 (ja) 1983-11-02

Family

ID=29187256

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JP17760178U Expired JPS5848155Y2 (ja) 1978-12-24 1978-12-24 ノツク式シヤ−プペンシルの中具

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