JPS6232776Y2 - - Google Patents

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JPS6232776Y2
JPS6232776Y2 JP8282981U JP8282981U JPS6232776Y2 JP S6232776 Y2 JPS6232776 Y2 JP S6232776Y2 JP 8282981 U JP8282981 U JP 8282981U JP 8282981 U JP8282981 U JP 8282981U JP S6232776 Y2 JPS6232776 Y2 JP S6232776Y2
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JP
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knob shaft
insertion hole
knob
positioning ring
front panel
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JP8282981U
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JPS57194008U (ja
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  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
  • Gripping Jigs, Holding Jigs, And Positioning Jigs (AREA)
  • Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、例えばラジオ受信機やテレビジヨン
受像機等の前面パネルに開口された1つまたは複
数のつまみ軸挿入用の挿入孔に対する可変抵抗器
やスイツチ類のつまみ軸のいわゆる位置出しが簡
単かつ迅速に行ない得るようにした治具に関する
ものである。
従来、例えば第1図に示すような磁気記録再生
装置1にあつては、その前面パネル2の所定個所
に開口した複数のつまみ軸挿入用の挿入孔3,
4,5,6内に、第2図に示すような取付板7の
各取付孔8,9,10,11の位置に取り付けら
れたスイツチ12の可変抵抗器13……等の各種
のつまみ軸14,15,15,15を装着する場
合、上記各挿入孔3,4,5,6内に各つまみ軸
14,15,15,15が偏心されることなく正
しく装着されるように、まず角ナツト16でいわ
ゆる本締めされた最左端側のつまみ軸14をこれ
に対応する挿入孔3内に挿入しておき、次に、こ
のつまみ軸14を基準として他のつまみ軸15,
15,15を、予め長孔状に形成された取付孔
9,10,11に挿入した後にそれらの内でから
に一つ一つ各つまみ軸15,15,15のいわゆ
るセンターずれを修正した後に、それぞれ角ナツ
ト17,17,17等により、締付け固定すると
いう、なかなか手間のかかる組立作業を行なつて
いた。従つて、その組立作業に時間と労力を要す
る欠点があつた。
また、第3図に示すように、前面パネル2の挿
入孔18内に化粧等を目的とした環状のエスカツ
シヨン19を装着するような場合には、可変抵抗
器13のつまみ軸15の、上記エスカツシヨン1
9の貫通孔20内への位置出しは、挿入孔18内
へのエスカツシヨン19の取付誤差等が加わつて
さらにいわゆるセンターずれが生ずるようなこと
があつた。
本考案は、このような従来の欠点に鑑み、可変
抵抗器等のつまみ軸のつまみ軸挿入用挿入孔に対
するいわゆるセンターずれを簡単かつ迅速に調整
し得るようにした治具を提案しようとするもので
ある。
以下、本考案の実施例を図面に従つて説明す
る。
第4図は本考案が適用された治具の全体を示
し、第5図は上記第4図に示す治具の正面を示し
たものである。また、第6図は上記第4図に示し
た治具を可変抵抗器等のつまみ軸に装着た状態を
示したものである。
上記各図面に示すように、本考案に係る治具2
1は、位置決めリング22と、上記位置決めリン
グ22を回転自在に取り付けた回動操作杆23
と、この回動操作杆23の先端に形成された環状
の締付部24とから構成されている。
上記位置決めリング22は、例えばラジオ受信
機や磁気記録再生装置等の前面パネル2に複数個
開口された、可変抵抗器やスイツチ(この例で
は、可変抵抗器)13等のつまみ軸挿入用の挿入
孔(以下、つまみ軸挿入孔という。)25内に挿
入されて、その挿入孔25内で位置決め固定され
るもので、上記つまみ軸挿入孔25の内径l1より
も僅かに小径外周径l2を有する環状の差し込み部
26と、上記つまみ軸挿入孔25の内径l1よりも
大径の外周径l3を有する環状のリング本体部27
とから例えばプラスチツク等の材料より形成され
ている。
次に、回動操作杆23は、その基端部23aに
止めネジ28を介して固定されたドライバー部2
9を回動操作することにより、所定の方向に回動
されるものであり、上記位置決めリング22は、
この回動操作杆23の中央部外周面に対し回転自
在に取り付けられている。なお、この位置決めリ
ング22は、上記回動操作杆23の長手方向に移
動しないように、環状の溝30内に回転自在に取
り付けられたCリング又はEリング31と、環状
の段部32との間に配置されている。
次に、上記回動操作杆23の先端に形成された
締付部24は、シヤーシなどの取付板7に穿設さ
れた取付孔33内に挿入された例えば可変抵抗器
13を角ナツト(この例では六角ナツト)17を
締付けることにより、上記取付板7に固定するよ
うに作用するものであり、この締付部24の内周
面24aは、上記六角ナツト17の外周面の形状
と対応するような六角形状となつている(第5図
参照)。また、この締付部24の内周径l4は、上
記六角ナツト17の外周径よりも僅かに大径に形
成されている。さらに、この締付部24は、上記
つまみ軸15を受け入れ得るように全体が環状に
形成されている。
上記締付部24の基端中央部には、前記ドライ
バー部29方向に堀り込まれた盲孔34が形成さ
れており、この盲孔34内には、有底円筒状のア
ダプター35がこの盲孔34内において自由に回
転し得るように収容されている。このアダプター
35の内周面には、上記つまみ軸15の先端外周
に刻設された鋸歯状のセレーシヨン部15aと嵌
合する形状の鋸歯状部35aが形成されている。
なお、このアダプター35は、回動操作杆23の
長手方向に移動しないように、締付部24の基端
内周面に取り付けられた止め輪36と段部37と
の間に、その開口部側に形成した環状フランジ部
35bが挿入されている。
次に、以上のような構成を有する本考案に係る
治具によるつまみ軸の位置出し方法について説明
する。
まず、可変抵抗器13等のつまみ軸15を取付
板7に穿設した取付孔33内に挿入し、ついで六
角ナツト17をセレーシヨン部15a側より挿入
してこれを螺合部38に僅かに締め付けた状態
で、上記つまみ軸15の先端を挿入孔25内に挿
入する。この場合、上記取付孔33の孔径は、上
記螺合部38の外周径よりも大きく形成してある
ので、この締め付け状態では、上記つまみ軸15
は取付板7の面方向(第6図中上下方向)に移動
可能である。
次に、ドライバー部29を握り、締付部24、
ついで位置決めリング22の差し込み部26を前
面パネル2のつまみ軸挿入孔30内に挿入する。
すると、上記差し込み部26の取付径l2は、上記
つまみ軸挿入孔25の内周径l1よりも僅かに小径
に形成されているのみであるので、前面パネル2
の面方向には上記位置決めリング22は移動し得
ないこととなる。また、リング本体部27の外周
径l3は、上記つまみ軸挿入孔25の内周径l1より
も大径に形成されているので、Eリング31と反
対側の端面27aは、前面パネル2の前面2aの
つまみ軸挿入孔25外周に当接し、従つて位置決
めリング22のそれ以上のつまみ軸挿入孔25内
への挿入は阻止される。従つて、位置決めリング
22は、つまみ軸挿入孔25内で位置決め固定さ
れることとなる。上記位置決めリング22の端面
27aが前面パネル2の前面2aに全面接触する
と、回動操作杆23は、前面パネル2の前面2a
に対し垂直状態に保持されることとなる。
上記位置決めリング22のつまみ軸挿入孔25
により位置決めされるまでの間、上記つまみ軸1
5が挿入孔25に対しいわゆるセンターずれを生
じて場合には、つまみ軸15のセレーシヨン部1
5aは位置ずれしている分だけアダプター35の
鋸歯状部35の働きによりそれと適合する位置ま
で取付孔33内を所定方向に移動されることとな
る。従つて、上記つまみ軸15の軸心とつまみ軸
挿入孔25の中心とは一致することとなると共
に、環状の締付部24内には六角ナツト17の全
体が挿入されることとなる。
次に、位置決めリング22がつまみ軸挿入孔2
5から離れないように、位置決めリング22及び
回動操作杆23を前面パネル2に押し付けなが
ら、ドライバー部29を所定の方向に回動操作す
る。すると、上述したようにつまみ軸15の軸心
は、アダプター35の位置出し作用によりつまみ
軸挿入孔25の中心と一致する位置に予め移動さ
れているものであるから、そのつまみ軸15の正
規の位置出しされた位置において、六角ナツト1
7をドライバー部29の回動に伴なつて回動操作
杆23の先端に形成された締付部24によつて所
定方向に回転させることとなる。この場合、位置
決めリング22とアダプター35は回動操作杆2
3に対しそれぞれ回転自在に取り付けられている
ので、回動操作杆23のみを回動することができ
る。このようにして、つまみ軸15の螺合部38
に上記六角ナツト17を螺進させると、そのナツ
ト17で可変抵抗器13が取付板7の所定位置に
締付け固定させることとなる。このため、回動操
作杆23をつまみ軸挿入孔25内より抜き出せ
ば、つまみ軸15を上記つまみ軸挿入孔25に対
し、偏心していない正しい位置出し状態で固定す
ることができる。
他の複数の可変抵抗器やスイツチ類も同様に上
記の治具によりつまみ軸の位置出しを行なえば、
それらの各つまみ軸を各つまみ軸挿入孔に対し正
しい位置出し状態ですべて固定することができ
る。
次に、第7図は本考案の他の実施例を示すもの
である。
この実施例に係る治具39は、上記実施例に係
る治具21と異なり、可変抵抗器13等のつまみ
軸40の外周面には、セレーシヨン部が形成され
ていないような場合に有用なように構成されてい
る。
すなわち、この治具39は、つまみ軸40の外
周面に対し回動操作杆40の盲孔41が直接に嵌
合するように構成したものである。その他は、上
記第4図及び第5図に示す治具21と同様な構成
である。
このように構成した場合でも、前面パネル2の
つまみ軸挿入孔25内に位置決めリング22の位
置決めした状態で回動操作杆23の回動操作すれ
ば、可変抵抗器13等のつまみ軸40が上記つま
み軸挿入孔25に対しいわゆるセンターずれを起
こしている場合でも、そのつまみ軸40を上記盲
孔41の案内作用により正しい位置に修正するこ
ととなるので、上記回動操作杆23の先端の締付
部24により六角ナツト17の螺合部38に締め
付けることができ、従つて、可変抵抗器13のつ
まみ軸40をセンターずれを修正した状態で取付
板7に固定することができる。
なお、第4図及び第5図に示す治具21のよう
に、盲孔34内にアダプター35を収納した構造
のものでも、上記アダプター35の内周面に鋸歯
状部を形成しないようにすれば、セレーシヨン部
を外周面に形成していない上記第7図に示すつま
み軸40にも適用でき、上記と同様な効果を得る
ことができる。
また、第8図に示すように前面パネル2のつま
み軸挿入孔25の背部にエスカツシヨン42が嵌
着されている構造の場合には、差し込み部26の
外周径を上記エスカツシヨン42の貫通孔43の
内周径よりもわずかに小径とした位置決めリング
22の回動操作杆23に回転自在に取り付けるよ
うにすれば、エスカツシヨン42の貫通孔43に
対しつまみ軸40を正しい位置に固定することが
できる。
以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ば、前面パネルに開口したつまみ軸挿入孔に位置
決めリングを位置決め固定した後に、この位置決
めリングに対し自由に回転し得るように構成され
た回動操作杆を上記前面パネル面に対し垂直に押
し付けるようにしながな回動操作するのみで、可
変抵抗器等のつまみ軸のセンターずれを修正した
状態において、その先端に形成した締付部により
六角ナツトを締付けることができ、従つて、上記
つまみ軸を前面パネルのつまみ軸挿入孔に対し偏
心のない状態に正しく位置決め固定することがで
きる。従つて、可変抵抗器等のつまみ軸を前面パ
ネルの挿入孔にセンターずれのない状態に装着し
得るので、前面パネルの美的外観を損なうことが
ない、及び上記つまみ軸に外装されるつまみ部の
指標等を前面パネルの目盛や指示部等を正して指
示することができるなどの諸々の効果を奏しるも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は磁気記録再生装置の前面パネルに各種
つまみ軸を装着した状態を示す正面図、第2図は
上記第1図におけるA−A線断面図、第3図はエ
スカツシヨンを組み付けた前面パネルにつまみ軸
を装着する前の状態を示す断面図である。第4図
以下は、本考案の実施例を示すためのもので、第
4図は本考案に係る治具の一実施例を示す縦断面
図、第5図は上記第4図に示す治具の正面図、第
6図は上記治具を用いてつまみ軸のセンターずれ
を修正している状態を示す縦断面図、第7図は本
考案の他の実施例に係る治具を用いてつまみ軸の
センターずれを修正している状態を示す縦断面
図、第8図はエスカツシヨンを付けた前面パネル
に治具を用いてつまみ軸のセンターずれを修正し
ている状態を示す縦断面図である。 2……前面パネル、13……可変抵抗器等、1
5,40……つまみ軸、21,39……治具、2
2……位置決めリング、23……回動操作杆、2
4……締付部、25……つまみ軸挿入用の挿入
孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前面パネルに開口された可変抵抗器等のつまみ
    軸挿入用の挿入孔内に一部が挿入されてその挿入
    孔内で位置決め固定される位置決めリングと、こ
    の位置決めリングを外周に回転自在に取り付けた
    回動操作杆と、この回動操作杆の先端に上記つま
    み軸を取付板に締付け固定するための角ナツトの
    外周面に嵌合される形状に形成された環状の締付
    部とから成る治具。
JP8282981U 1981-06-05 1981-06-05 Expired JPS6232776Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8282981U JPS6232776Y2 (ja) 1981-06-05 1981-06-05

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8282981U JPS6232776Y2 (ja) 1981-06-05 1981-06-05

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JPS57194008U JPS57194008U (ja) 1982-12-09
JPS6232776Y2 true JPS6232776Y2 (ja) 1987-08-21

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5555309B2 (ja) * 2012-12-28 2014-07-23 中国電力株式会社 スイッチ操作用アダプタ

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