JPS6232682A - 三次元回路構造体における集積密度向上方法 - Google Patents

三次元回路構造体における集積密度向上方法

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JPS6232682A
JPS6232682A JP17058285A JP17058285A JPS6232682A JP S6232682 A JPS6232682 A JP S6232682A JP 17058285 A JP17058285 A JP 17058285A JP 17058285 A JP17058285 A JP 17058285A JP S6232682 A JPS6232682 A JP S6232682A
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printed circuit
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dimensional
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circuit board
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JP17058285A
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田上 雅弘
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Nifco Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、三次元回路構造体における集積密度向上方法
に関し、具体的には、プリント基板を三次元実装化する
に際し、より高い集積度を得るための改良に関する。
〈従来の技術〉 昨今、電子、電気部品を用いて何等かの有機的機能を営
む回路構造体を構成しようとする場合、これまでの二次
元的な構成方法から脱却し、複数のプリント基板を縦ま
たは横に重ね合せに三次元的に配置しようとする試みが
盛んに提案されるようになってきた。これは、とりも直
さず、実効集積密度の向上を図るためである。
こうしたものでは、当然のことながら、複数枚のプリン
ト基板を物理的、機械的に重ね合せに固定、連結すると
共に、それらの間で電気的なやり取りもしなければなら
ない。
そこで従来からも、これに関し、各種各様の手法が提案
されているが、いづれも、代表的には第5図や第6図に
示される手法に帰結していた。
簡単のため、二枚のプリント基板1a、lbに限って示
しであるが、まず第5図に示される手法では、これら二
枚のプリント基板1a、lbを機械要素としてのスペー
サ10で離間させ、その中にビス11を通して反対側で
ナツト12により締め付け、当該離間状態を物理的に保
つようにした後、双方のプリント基板1a、lbに形成
されている回路相互間の電気的な連結は1例えば図中、
仮想線で示すように、コネクタ手段13と連結コード群
14により為していた。
ビス11、ナ・ント12に代え、両端にプリント基板に
開けた透孔に係1トするステー2プ係止部等を持つスペ
ーサを用いることもあるが、原理においては上記におけ
ると構造L、何等、変わりはない。
第6図に示されるものの場合は、双方のプリント基板1
a、lbを裏表に密着配置し、その一端縁部相互を電気
的導通性を有するジャンパ部材15で挟み付けることに
より、e、械的な固定力を得、電気的な連結を図るよう
になっている。
〈発明が解決しようとする問題点) 第6図に示された三次元実装法は、物理的な固定力と゛
電気的な接続を共に同一の部材により得ている点では優
れている。
しかし、二枚のプリント基板1a、lbを互いに密着さ
せなければならないので、両面パターン基板は用いるこ
とができない。したがって、二次元状態での各プリント
基板の集積密度には限界が出てしまう。
これに対し、先に挙げた第5図に示される従来例におい
ては、こうした限定はなく、要すれば、図示のようにプ
リント基板の両面に所望のパターンを形成し、各必要回
路部品を担持させることができる。
しかし、いかんせん、スペーサ10という個別部品を要
すること、それを用いて個々に留め付ける作業をしなけ
ればならないこと、等で一歩譲るものがある。
このように、従来例相互の関係にあっても、それらを比
較対照すると、共に一長一短であることが分かる。
しかし、何よりもまず問題なのは、こうした従来例にあ
っては、集積密度の向上という観点に立った場合、なお
無駄な部分があるということである。
例えば第5図において、一方のプリント基板1bに備え
られているある回路部品20の一端側の端子21を、他
方のプリント基板1aに形成されているパターン面の特
定個所22に電気的に接続を取りたい場合、電気的な等
価回路上は、そしてまたスペースの箇約上は、例えば仮
想線の等価接続線路23にて示されるように、最短距離
で配線をするのが最も望ましい所、それぞれのプリント
基板に関してそれらの端縁部にまで配線路を延長し、そ
こでコネクタ13により接続を取らなければならない、
こうした事情は、第6図に示されている従来例でも全く
同様である。
本発明は基本的にこうした点に鑑みて為されたもので、
複数枚のプリント基板を重ね合せに配置することにより
、回路構造体を三次元化するに際して、極力、配線上の
無駄を省き得るような集積密度向上方法を提供せんとす
るものである。
〈問題点を解決するための手段〉 上記従来例を見てみると、いづれも、三次元化すること
と、各プリント基板の二次元的な構造自体とは何の関係
もないものとなっている。換言すれば、三次元化したが
ために各プリント基板において新たな集積密度向上手法
が取られた形跡はない。ただ単に二次元プリント基板を
重ね合せただけである。
本発明者は、こうした知見に基づぎ、三次元構造である
が故の特殊性を存分に利用することにより、上記目的の
達成を図り、全体としての等価実効集積密度を向上せん
として、次のような手法を提供する。
複数枚のプリント基板を重ね合せに配置して三次元化さ
れた回路構造体を得るに際し、隣接する二枚のプリント
基板間にあって、それぞれの対向するパターン面部分間
を、チップ部品で電気的に連結することを特徴とする三
次元回路構造体における集m密度向上方法。
〈作 用〉 上記構成の本発明の成す作用は、第5図に示される従来
例中、先に問題にした等価接続線路23の所にチップ部
品20を配した場合を考えると理解し易い。
すなわち、あるチップ部品の一端を、上下または左右に
隣接する他のプリント基板の特定パターン部分に導通を
取りたい場合には、本発明を適用して当該チップ部品を
基板に対して立てて配すれば良い。
このようにすると、当該チップ部品を横に寝かせて使用
していた従来例に比し、立てにした分だけは確実にスペ
ースを節約できることになり、しかも、従来においては
必要とされていた、連絡用導体線路14を不要とするこ
ともできる。
こうしたことから、まずもって本発明の方法は、三次元
化するが故の特殊性を積極的に利用することにより、回
路構造全体としての実効集積密度を向上できるものとな
る。立てに使用するチップ部品の数が増える程、従来法
により構成された場合の回路構造体における集積密度と
の差はより一層、開くことになり、本発明の効果はます
ます大きなものとなる。
そしてまた、上記目的を達成した結果としての上記構成
は、要すれば従来法における他の欠点をも除去し得るも
のとなる。
例えば、立てに使用したチップ部品自体が、一種のスペ
ーサの役目を担うから、別途に使用する個別的な機械要
素としてのみのスペーサの数を減らすか、あるいはまた
、こうしたチップ部品が実際的には基板面積部分の各所
において多数個、使用されるような状況になることを考
えると、機械的なスペーサは全く用いないで済むように
することさえ、可能となる。
こうした場合、電気的な隣接基板パターン間の接続作業
と同時に機械的な連結、固定処理も行なえるのものとな
り、極めて望ましい結果を得ることができる。
もちろん、立てに使用されたチップ部品がスペーサの機
能を営むということは、プリント基板に両面パターンの
ものを使えるということ、両店板間に放熱用の空間を形
成し得ること、等をも意味している。
〈実 施 例〉 第1図には本発明の方法により構成された三次元構造体
30の要部概略構成が示されている。
簡単のため、この原理的な実施例においても、対向する
二枚のプリント基板31−1 、3l−2Lか示されて
いない。
各プリント基板31−1 、31−2は、この場合、両
面パターン型であって、表裏面にそれぞれ、所要パター
ンのパターン面33.34 、35 、36が形成され
ていると共に、各パターン面には集積回路モジュール3
7やチップ部品38、及び図示しない通常の回路部品等
が載せられている。
このような各プリント基板31−1 、312に関して
の二次元配置構成に加えて、本発明を適用した結果、二
枚のプリント基板31−1 、31−2の臨向するパタ
ーン面の特定の箇所の間には、立てに使用されたチップ
部品40が配されている。
チップ部品とは、すでに周知となっているが、その概念
図は第4図のようなものであり、抵抗、キャパシタ、短
絡用導体乃至ジャンパ導体、そして特殊な場合にはイン
ダクタ等から成る素子要素を内部に収めた一般に矩形形
状の機能ブロック41と、その両端にそれぞれ一体的に
密着して形成された端子面42 、43から成るものの
総称である。ただし、短絡用導体の場合には、全て一体
の導体柱から成る場合もある。
チップ部品40がこのような構造をしているので、第1
図に示さるような本発明による構造体30を得るには、
対応する対向パターン面34.35の各特定個所に半田
ペーストを施して置き、それらの間に挟まれるようにチ
ップ部品40を配した後、半田リフロー法により、当該
チップ部品40の各端子面42 、43をそれぞれ対応
するパターン面34 、35に電気的、機械的に固定す
る方法や、導電性接着剤による方法等が考えられる。
特に上記の半田リフロー法による場合には、各プリント
基板31−1 、31−2に二次元的に配されている他
の回路部品を当該半田リフロー法により電気的、機械的
に固定するに際して同時に処理することができ、便利で
ある。
このような本発明構造によると、例えば第1図中、右手
に仮想線で示すように、従来にあっては横に寝かせて使
用しなければならなかったチップ部品40′に必要な幅
領域Wは、これを節約することができる。
これが幾つかのチップ部品について適用されることを考
えると、本発明方法は集積度向上に極めて大きな寄与を
なすものであることが分かる。
また、立てに使用するチップ部品40の高さに応じ、対
向するプリント基板間に離間距離Sを取ることができる
ので、図示のように、各プリント基板の臨向パターン面
34 、35に備えられた他の二次元配置の回路部品3
7 、38を収めるスペースの確保に役立つと共に、放
熱効果を期待することもできる。
しかも、本発明により、複数枚のプリント基板31−1
 、31−2 、31−3.、、、、.3l−n(n=
1.2,3.、、、、)を重合するのにチップ部品40
のみにて層間連結をした場合には、第3図に示されるよ
うに、個々のプリント基板3l−i(i=1,2,3.
、、、、、n)に対して外部回路系への引き出し部44
−j(j=1.2,3.、、、、 、k)を設は得るこ
とはもちろん、これに代えて、第2図に示されるように
、一枚のプリント基板に対してのみ。
外部回路系への引き出し部乃至接続構造部44−jを形
成すれば良いようにもできる可能性がある。
このようにすれば、第2図に示される回路構造体は、物
理的にのみならず、電気的にも完全に一体化されたもの
となり、取扱いは極めて便利になる。
また、場合によっては、従来構造では必要とされること
もあった母基板(マザー・ボード)を省略できることも
ある。
〈発明の効果) 本発明によれば、複数枚のプリント基板を重合状に配し
て三次元化された回路構造を形成するに際し、その重合
方向を旨く利用して、隣接するプリント基板間にあって
向かい合う特定の電気的接続個所同志の間にチップ部品
を直接に立てて配するようにしたから、横に寝かせてい
ただけの従来例に比せば、各基板あたりの占有面積を小
さなものとすることができ、実効集積密度を大きく向上
させることができる。
また、無駄な配線長部分を必要としないから、工程数や
材料費の削減だけでなく、将来的に見て信号処理の高速
化にも寄与することができる。
そして、このように立てて配されるチップ部品は、機械
的に見るとスペーサの働きを有するから、別途に必要と
する機械部品としてのみのスペーサの数を減らすか、要
すれば至上、全く用いないでも済むようにできる。
このことから、回路構造の組立工程も簡略化できるし、
さらには電気的に見ても、重合関係にあるプリント基板
間ですでに回路配線が完成された状態を得ることもでき
るから、要すれば外部回路系への接続構造部の数を減ら
し、しかも、単一の基板にのみ、設ければ良いようにも
できるし、母基板を省略できることも考えられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の三次元回路構造体における集積密度向
上方法を適用した一実施例としての回路構造の要部概略
構成図、第2図及び第3図は、第1図に示される構造体
を全体的に見た場合の説明図、第4図はチップ部品の説
明図、第5図は従来における三次元回路構造体における
構造説明図、第6図は他の従来例における三次元回路構
造体における構造説明図、である。 図中、31−iはプリント基板、33 、34 、35
 、36はパターン面、37 、38はプリント基板上
に実装された回路部品、40は立てて使用されるチップ
部品。 41はその機能ブロー、り、42.43は端子面、44
−iは外部回路系への接続構造部分、である。 出 願 人      株式会社 ニ フ コ、  ”
’。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  複数枚のプリント基板を重ね合せに配置して三次元化
    された回路構造体を得るに際し、隣接する二枚のプリン
    ト基板間にあって、それぞれの対向するパターン面部分
    間を、チップ部品で電気的に連結することを特徴とする
    三次元回路構造体における集積密度向上方法。
JP17058285A 1985-08-03 1985-08-03 三次元回路構造体における集積密度向上方法 Pending JPS6232682A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0297089A (ja) * 1988-10-04 1990-04-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd 三次元実装機能性基板
JPH04133613A (ja) * 1990-09-21 1992-05-07 Saitou Denki Sangyo Kk 蛇腹状ケーブル管の配管具
JP2010056355A (ja) * 2008-08-29 2010-03-11 Hitachi Ltd トランスファーモールド型電子制御装置

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JPS5994493A (ja) * 1982-11-20 1984-05-31 三菱電機株式会社 電子部品を有する回路基板装置
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