JPH02106088A

JPH02106088A - サブプリント板の取付構造

Info

Publication number: JPH02106088A
Application number: JP26015088A
Authority: JP
Inventors: Hisato Sato; 久人佐藤; Kenji Toshimitsu; 憲二利光; Matsushiro Oba; 大場　松四郎
Original assignee: Fujitsu Ltd
Current assignee: Fujitsu Ltd
Priority date: 1988-10-14
Filing date: 1988-10-14
Publication date: 1990-04-18

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔（既要〕マザープリント板にサブプリント板を平行に装着するプ
リント板装置にかかわり、特にサブプリント板の取付構
造に関し、電源配線が低インピーダンスで、接地が確実で、且つ低
コストのサブプリント板の取付構造を提供することを目
的とし、マザープリント板にサブプリント板を平行に装着し、双
方の信号パターンを、フレキシブルコードを介して接続
したプリント板装置であって、少なくとも片面に導体層
を有し、両端部にそれぞれ角孔が穿設された、複数の短
冊形の連結片と、該角孔に嵌入係合する突片が枠内に形
成された、該連結片の端部が垂直に嵌入するほぼ矩形状
で、双方の電源パターン、アースパターンのエリアに、
該マザープリント板及び該サブプリント板に対向して配
設した複数対の嵌合窓と、を備え、連結片の介在により
該マザープリント板と該サブプリント板が平行に保持さ
れ、且つ双方の該電源パターン、アースパターンと該導
体層とが、半田付は接続された構成とする。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、マザープリント板にサブプリント板を平行に
装着するプリント板装置にかかわり、特にサブプリント
板の取付構造に関する。

電子機器に装着するプリント板装置の中には、装着空間
ができるだけ小さく、コンパクトであることが要求され
るものがある。

このようなプリント板装置は、搭載部品の実装エリアを
まとまった機能を備えた回路エリアに区画し、それぞれ
をマザープリント板及びサブプリント板とに分割し、マ
ザープリント板とサブプリント板とを、平行に装着して
、プリント板装置の小形化をはかっている。

この際、両プリント板を接続する電源配線のインピーダ
ンスが低いことが望ましい。

〔従来の技術〕

第３図は従来例の一部破断側面図であって、２は、マザ
ープリント板１の形状にほぼ等しい角形か、或いはマザ
ープリント板よりも小さい角形のサブプリント板である
。

５は、金属、或いは絶縁体よりなり、マザープリント板
１の実装面に植立させた四角柱形、或いは六角柱形の間
隔柱であって、間隔柱５の上下の端面の中心、細径のピ
ンを突出させ、そのビンの先端を螺刻して、ねじ部５ａ
を設けである。

サブプリント板２の４隅に、間隔柱５のピンが嵌入する
孔を穿設し、マザープリント板１にはこの孔に対向して
、間隔柱５の他方のビンが嵌入する孔を穿設しである。

下部ビンを対応する孔に嵌入し、裏面に突出したねじ部
５ａにナツト６を螺着して、間隔柱５をマザープリント
板１に植立させている。

また、間隔柱５の上部ピンに孔を嵌入して、サブプリン
ト板２を間隔柱５の上端面に支持させ、上面に突出した
ねじ部５ａにナツト６を螺着して、マザープリント板１
とサブプリント板２とを平行に装着している。

一方、選択した側縁部に信号パターンを引き出し並列し
て、マザープリント板１の側縁部にコネクタ４−１を、
サブプリント板２の側縁部にコネクタ４−２をそれぞれ
実装しである。

３は、それぞれの端末にコネクタを装着した、フレキシ
ブルプリント板のようなフレキシブルコードである。

このフレキシブルコード３の両端末を、それぞれコネク
タ４−１　、４−２に挿着して、マザープリント板１と
サブプリント板２との信号パターンを接続している。

一方、近年は双方のプリント板に高密度に部品を搭載す
る要求に伴い、双方のプリンＨＨを接続する信号回路数
が多くなり、コネクタの接触子の殆どが信号回路用とな
り、電源用、アース用の接触子が不足している。

したがって、双方のプリント板の他方の側縁部に多数の
電源パターン、及びアースパターンを引き出し並列して
、コネクタをそれぞれ実装し、フレキシブルコード３へ
の両端末に装着したコネクタを、双方のプリント板に実
装した電源・アース用のコネクタに挿着して、マザープ
リント板１とサブプリント板２との、電源パターン及び
アースパターンを接続している。

上述のように、信号回路のフレキシブルコードとは別に
、電源回路及びアース回路を設けるごとにより、電源配
線の低インピーダンス化をはかり、さらに確実な接地回
路をはかっている。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来のサブプリント板の取付構造は、信号用フレキ
シブルコードとは別に、電源用及びアース用のフレキシ
ブルコードを用いたものであって、コネクタ数が増加し
、コスト高であるという問題点があった。

本発明はこのような点に鑑みて創作されたもので、電源
配線が低インピーダンスで、接地が確実で、且つ低コス
トのサブプリント板の取付構造を提供することを目的と
している。

〔課題を解決するための手段〕

上記の目的を達成するために本発明は、第１図に例示し
たように、マザープリント板１にサブプリント板２を平
行に装着し、双方の信号パターンを、フレキシブルコー
ド３を介して接続したプリント板装置であって、電源回
路、及びアース回路を連結片１０を介して構成するとと
もに、連結片１０により機械的に固着するものとする。

連結片１０は、少なくとも片面に導体層１１を有するも
のとし、両端部にそれぞれ角孔１２を穿設した構成とす
る。

マザープリント牟反１及びサフ゛ブリントキ反２の、双
方の電源パターン２０−１．　アースパターン２０−２
のエリアに対向して、連結片１０のそれぞれ端部が垂直
に嵌入するほぼ矩形状の複数対の嵌合窓１５を設ける。

また、この嵌合窓１５の枠内には、連結片１０の角孔１
２に嵌入係合する突片１６を設ける。

連結片１０の端部を対応する双方のプリント板の嵌合窓
１５に嵌太し、その角孔１２を突片１６に嵌入係着して
、マザープリント板１上にサブプリント板２を平行に装
着し、その状態で、双方の電源パターン２０−１．アー
スパターン２０−２　　と連結片１０の導体層１１とを
半田付は接続する構成とする。

〔作用〕

上述のように、双方のプリント板の電源回路は、連結片
１０の面に設けた広い面積の導体層１１を介して接続さ
れているので、インピーダンスが低い。

また、双方のプリント板のアース回路は、他の連結片１
０の面に設けた広い面積の導体層１１を介して接続され
ているので、接地回路が確実である。

したがって、双方のプリント板を接続するフレキシブル
コードが信号線専用となり、必要とするコネクタの接触
子数が少なくて済む。

即ち、小形の一対のコネクタで十分であって、実装する
コネクタが低コストとなる。

〔実施例〕

以下図を参照しながら、本発明を具体的に説明する。な
お、企図を通して同一符号は同一対象物を示す。

第１図は本発明の実施例の構成図で、（ａ）は分離した
形で示す斜視図、（ｂ）は連結片の正面図、（Ｃ）はプ
リント板装置の側断面図、第２図は本発明の連結片の製
造工程を示す図である。

第１図において、マザープリント板１とサブプリント板
２の双方のプリント板は、対応する側縁部に信号パター
ンを引き出し並列して、マザープリント板１の側縁部に
コネクタ４−１を、サブプリント板２の側縁部にコネク
タ４−２をそれぞれ実装し、フレキシブルコード３の両
端末に装着したコネクタを、それぞれコネクタ４−１　
、４−２に挿着して、マザープリント板１とサブプリン
ト板２の信号パターンを接続している。

１０は、詳細を第１図（ｂ）に示すように、プリント基
板の片面の全面に、銅箔を貼着して導体層１１を設けた
、短冊形の連結片である。

連結片１０の上下の両端近傍に、−辺の長さがマザープ
リント板１の板厚さよりわずかに大きい、正方形の角孔
１２を穿設しである。また、角孔１２の両サイドにそれ
ぞれ切込を設けて、マザープリント板１．或いはサブプ
リント板２との係着をさらに確実としている。

サブプリント板２の４隅には、連結片１０のそれぞれ端
部が垂直に嵌入するほぼ矩形状の嵌合窓１５を配設しで
ある。この嵌合窓１５の２個はサブプリント板２の電源
パターン２Ｏ−１（７＞エリア内に設けてあり、他の２
個は、アースパターン２０−２のエリア内に設けである
。

一方、マザープリント板１には、サブプリント板２の嵌
合窓１５に対向して、連結片１０の他方の端部が垂直に
嵌入するほぼ矩形状の嵌合窓１５を配設しである。この
嵌合窓１５の２個は電源パターン２０１のエリア内に、
他の２個は、アースパターン２０２のエリア内に設けで
ある。

それぞれの嵌合窓１５の枠の長平方向の一辺の中央部に
、角孔１２に嵌入する突片１６を設け、さらに突片１６
の両サイドに、連結片１０の切込に嵌入する「形の突片
部を設けである。

上記の突片１６及び突片部はいずれも、嵌合窓１５を打
ち抜き加工する際のポンチを、突片及び突片部を有する
形状にすることにより、容易に得られる。

連結片１０の垂直して、下端部を対応するマザープリン
ト板１の嵌合窓１５に嵌入し、横にずらして角孔１２を
突片１６に、切込を突片部にそれぞれ嵌入し係着させて
いる。

また、連結片１０の上端部を対応するサブプリン）　Ｆ
ｉ２の嵌合窓１５に嵌入し、横にずらして角孔１２を突
片１６に、切込を突片部にそれぞれ嵌太し係着させてい
る。

その後、導体層１１と電源パターン２０−１　アースパ
ターン２０−２との交叉部は、半田２５で接着固着して
いる。

したがって、サブプリント板２は、連結片１０によりマ
ザープリント板１上に支持され、平行に固定されている
。

上述のように構成しであるので、　双方のプリント板の
電源回路は、連結片１０の面に設けた広い面積の導体層
１１を介して接続され、インピーダンスが低い。

よって、双方のプリント板を接続するフレキシブルコー
ド３が信号線専用となり、必要とするコネクタの接触子
数が少ない。

なお、第１図に示した連結片１０は、第２図のようにし
て製作すると、特別に他の材料を必要としないので低コ
ストとなる。

即ち、一般にマザープリント板１は、大形のプリント基
板の中央部から切り取って製造している。

したがって、プリント基板の４側縁には、端材部８が存
在する。

この端材部８をプリント基板から分離切断する前で、マ
ザープリント板１に嵌合窓１５を打ち抜き加工穿設する
際に、同時に連結片１０を端材部８から打ち抜き加工す
るものとする。

なお、連結片１０は、絶縁材である必要はなく、例えば
黄銅板のような金属板をプレス加工したものでも良い。

金属板の場合には、改めて導体層を設ける必要がないこ
とは勿論である。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、導体層を有する連結片を
用いて、マザープリント板とサブプリント板とを平行に
装着・接続したサブプリント板の取付構造であって、電
源配線が低インピーダンスで、接地が確実であり、且つ
構成部品の点数が少なくて低コストで、さらに構成部品
の保管管理が容易である等、実用上で優れた効果がある
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例の構成図で、ｆａ）は分離した形で示す斜視図、（ｂ）は連結片の正面図、（Ｃ１はプリント板装置の側断面図、第２図は本発明の連結片の製造工程を示す図、第３図は
従来例の一部破断側面図である。図において、１はマザープリント板、２はサブプリント板、３３Ａはフレキシブルコード、４−１．４−２はコネクタ、８は端材部１０は連結片、１１は導体層、１２は角孔、１５は嵌合窓、１６は突片、２０−１は電源パターン、２０−２はアースパターン、本手〉８月の　９で万セΔりｊ　の不ＡＦｙｌＢ苓ｅ明
の迷舶＾の製ユニ程Σホ１０第　２　図

Claims

【特許請求の範囲】マザープリント板（１）にサブプリント板（２）を平行
に装着し、双方の信号パターンを、フレキシブルコード
（３）を介して接続したプリント板装置であって、少なくとも片面に導体層（１１）を有し、両端部にそれ
ぞれ角孔（１２）が穿設された、複数の短冊形の連結片
（１０）と、該角孔（１２）に嵌入係合する突片（１６）が枠内に形
成された、該連結片（１０）の端部が垂直に嵌入するほ
ぼ矩形状で、双方の電源パターン（２０−１），アース
パターン（２０−２）のエリアに、該マザープリント板
（１）及び該サブプリント板（２）に対向して配設した
複数対の嵌合窓（１５）と、を備え、該連結片（１０）の介在により該マザープリント板（１
）と該サブプリント板（２）が平行に保持され、且つ双
方の該電源パターン（２０−１），アースパターン（２
０−２）と該導体層（１１）とが、半田付け接続された
ことを特徴とするサブプリント板の取付構造。