JPS6232548A - プログラム通過アドレストレ−ス装置 - Google Patents

プログラム通過アドレストレ−ス装置

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JPS6232548A
JPS6232548A JP60171115A JP17111585A JPS6232548A JP S6232548 A JPS6232548 A JP S6232548A JP 60171115 A JP60171115 A JP 60171115A JP 17111585 A JP17111585 A JP 17111585A JP S6232548 A JPS6232548 A JP S6232548A
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Kenichi Ozaki
小崎 憲一
Minoru Kushida
稔 櫛田
Hisaaki Ono
小野 久明
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Hitachi Electronics Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、コンピュータプログラムの検査評価及びデ
パックを行なうため、実行されたプログラムの通過アド
レスを記録1表示する装置に関し、特にプログラム中の
分岐命令に対応するアドレスを分岐成立、不成立のいず
れの条件で通過したのかを容易に判断することができる
ようにしたことにより、効率のよいデパックを行なうこ
とを可能としたものに関する。
〔従来の技術〕
コンピュータプログラムの検査評価を行ない、その誤ま
りを直す作業すなわちいわゆるデパックを行なう場合に
は、入力データの値等の各条件を種々に設定しながら同
一のプログラムを繰返し実行し、その通過ステップのア
ドレス情報を順次記録(トレース)することにより、未
通過ステップの存否の確認をはじめとした該プログラム
の実行状態の把握を行なうことが必要とされる。このよ
うなトレースを行なう方法のひとつとして、プログラム
の各ステップのアドレスに1対1に対応する記憶場所を
有するメモリを具えたプログラム通過軌跡記録用装置(
トレース装置)を設け、被測定装置(計算機システム等
)がアドレスを指定してプログラムを1ステツプずつ読
み出し実行する際に、その指定されたアドレスについて
のアドレス情報を順次前記プログラム通過軌跡記録用装
置に取入れ、該アドレスに対応する前記メモリの記憶場
所に通過表示の書込みを行なう、という方法が既に従来
から提案されている(特許番号1134367)。この
方法によりメモリに書込まれた通過表示を例示すると第
2図の通りであり、この例では、アドレス″’0001
”から”0004’及び”0006’に通過表示@1#
が書込まれており、これらのステップが実行されたこと
が示されているのに対し、アドレス″’0005”には
通過表示“1′が書込まれていす、このステップは実行
されていないことが示されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで上述のようなトレース方法を用いた場合、分岐
命令を含むプログラムで、第3図(→に例示するように
分岐命令に対応するアドレス″″0001“のステップ
の分岐先に夫々異なるアドレス@0002“、”000
3’のステップが存在しているときには、前記メモリの
アドレス10002#、′″0003 ’、に対応する
位置の通過表示を調べることにより、分岐命令を分岐成
立、不成立のいずれの条件で通過したのか(あるいは両
方とも通過したのか)を即時に判断することができる。
しかし第3図の)に例示するように、分岐命令に対応ス
るアドレス−0001’のステップの分岐先の一方(不
成立の側)にはアドレス″’0002”のステップが存
在するが、他方(成立の側)ではステップが存在せず、
分岐を終了して直接アドレス@0003”のステップに
進むようなときには、前記メモリのアドレス″0002
” 、”0003”に対応する位置のうち’0003”
に対応する位置のみ通過表示が書込まれていれば分岐命
令を分岐成立の条件でのみ通過したことを確認できるが
、アドレスw0002#、″0003“に対応する位置
の両方に通過表示が書込まれていると、分岐命令を分岐
不成立の条件でのみ通過したのか、それとも両方とも通
過したのかを判断することが不可能となる。
このため、このようなトレース方法では分岐命令を含む
プログラムの実行状態を正確に把握することができない
ことがあり、このことが効率のよいデパックの実現の妨
げになっているという問題があった。
この発明は上述の点に鑑みてなされたもので、分岐命令
を含むプログラムのデパックを効率よく行なうことがで
きるようにしたトレース装置を提供しようとするもので
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係るプログラム通過アドレストレース装置は
、プログラムの各アドレスに1対1に対応する記憶場所
を夫々有する少なくとも2系列の記憶手段と、実行され
たプログラムにおける隣接するステップ間のアドレス情
報の関係に基づき、各ステップにつき分岐成立又は不成
立の判定を行なう判定手段と、この判定手段における分
岐成立又は不成立の判定に応じて前記記憶手段の何れか
の系列を選択する選択手段と、選択された前記系列にお
いて、前記判定に関わるステップのアドレス情報ζこ対
応する記憶場所に所定の通過表示情報を書込む書込み手
段と、前記記憶手段の記憶内容を読み出す手段と、同一
アドレスに対応する各系列の記憶場所から読み出された
記憶内容の組合せに応じて該アドレスについての表示内
容を指定する指定手段と、前記指定手段による指定に基
づき、プログラムの各アドレスについて通過状態を示す
所定の表示を行う表示手段を具えたことを特徴とする。
〔作用〕
トレース装置にアドレス情報が与えられると、分岐成立
又は不成立の判定に応じて記憶手段の夫々異なる系列が
選択され、選択された系列内の対応する記憶場所に通過
表示情報が書き込まれる。
これにより、アドレスを分岐成立の条件で通過した場合
と分岐不成立の条件で通過した場合とでは夫々異なる系
列の対応する記憶場所に通過表示情報が記憶される。従
つて、同一アドレスに対応する各系列内の記憶場所の記
憶内容(通過表示情報の有無)の組合せによって該アド
レスの通過状況(通過したか否か)及び分岐状況(分岐
成立の条件のみで通過したか、分岐不成立の条件のみで
通過したか、あるいは両方とも通過したか)が判明する
ので、この組合せに応じた表示内容の指定に基づき通過
表示を行なうことにより、該アドレスの通過状況のみな
らず分岐状況をも容易に判断することができるようにな
る。
〔実施例〕
以下、添付図面を参照しながらこの発明の一実施例を詳
細に説明しよう。
第1図は、この発明に係るプログラム通過アドレストレ
ース装置の一実施例を示す図であり、トレース装置1は
、インターフェース19を介して被測定装置16(計算
機システム等)と接続されている。被測定装置16には
マイクロコンピュータ17及びメモリ18が含まれてお
り、メモリ18にはマイクロコンピュータ17が実行す
るプログラムを記録するプログラム領域及びl10(入
出力データ)領域が含まれている。マイクロコンピュー
タ17がアクセスするメモリ18内の各アドレスのアド
レス情報(すなわちアクセスされた各アドレス(実行ア
ドレス)の絶対アドレスを示す実行アドレス信号a)と
ファンクション情報(すなわち各実行アドレスがプログ
ラム領域とI10領域のうちいずれの領域に属するもの
であるかを区別し、更にI10領域に属するものである
ときは上位データ及び下位データのいずれに対応するも
のであるのかを区別するファンクション信号b)が、イ
ンターフェース19を介してトレース装置1に与えられ
る。
この発明によれば、トレース装置1には分岐命令判定回
路2が設けられており、分岐命令判定回路2は、トレー
ス装置1に与えられる前記アドレス情報すなわち実行ア
ドレス信号aを、ゲート回路20を介して入力する。ゲ
ート回路20の制御入力にはデコーダ5の出力ラインL
1が接続されている。ファンクション信号すが、実行ア
ドレスがプログラム領域に属することを示す内容のとき
、出力ラインL1に信号″″1′が生じ、このときゲー
ト回路20が開かれ、前記ファンクション信号すに対応
するプログラム領域の実行アドレス信号aが分岐命令判
定回路2に入力される。これにより、判定回路2にはプ
ログラム領域の実行アドレス信号aのみが入力される。
判定回路2は、隣接して入力したプログラム領域の実行
アドレス信号aのアドレスジャンプの有無に基づいて分
岐命令に対応する実行アドレスについて分岐成立の有無
を判定するものであり、第4図に示すようにレジスタ2
1及び22、加算器26、比較器24を含んでいる。判
定回路2に入力された実行アドレス信号aは、レジスタ
21に与えられ、クロックパルスφのタイミングでレジ
スタ21に取込まれる。レジスタ21の出方は、比較器
24に与えられるとともに、レジスタ22に与えられ、
同じクロックパルスφのタイミングでレジスタ22に取
込まれる。レジスタ22の出力は、加算器26を経て比
較器24に与えられる。
加算器26は、入力したアドレス信号の値に数値「1」
を加算するものである。比較器24は、入力した2つの
アドレス信号の値を比較し、両者が一致しているか否か
の比較結果を示す信号を出力するものである。
デコーダ5の出力ラインL1の条件と処理クロックであ
る実行アドレス信号a1がレジスタ21に取込まれると
、次の出力ラインL1の条件と処理クロックでは信号a
1はレジスタ22に取込まれるとともに加算器23でそ
の値に「1」を加算されて比較器24に与えられ、レジ
スタ21には次の実行アドレス信号a2が取込まれ、比
較器24に与えられる。このとき比較器24は、入力し
た2つの信号(信号a1の値に「1」を加算したものと
信号a2)の値を比較し、アドレスジャンプの存在によ
り両者が一致していなければ(例えばal=“0001
”、a2=″0003”)その旨の比較結果信号を出力
し、アドレスが連続しており両者が一致していれば(例
えばa1=”0001’ 、a2=”0002“)その
旨の比較結果信号を出力する。以下、隣接して入力され
るプログラム領域の実行アドレス信号aについて、上記
のような比較処理が同様に繰返されていく。
尚、レジスタ21.22に取込まれる条件は、デコーダ
5の出力ラインL1と処理クロックの条件がそろったと
きにのみ更新される。
比較器24から出力された比較結果信号のうち、入力し
た2つの信号が一致していない旨の比較結果信号(これ
を”1″とする)は、分岐成立信号として判定回路2か
らセレクタ6の被選択入力Aに与えられる。また入力し
た2つの信号が一致している旨の比較結果信号(これを
“0″とする)は、判定回路2からインバータ4を介し
、分岐不成立信号としてセレクタ6の被選択入力A′に
与えられる。
他方、トレース装置1に与えられた前記アドレス情報の
うちファンクション信号すは、デコーダ5に入力される
。デコーダ5は、入力したファンクション信号すをデコ
ードし、その内容に応じて出力ラインのいずれかに信号
を生ずる。すなわち信号すが、実行アドレスがプログラ
ム領域に属することを示すものであるときは、セレクタ
6の選択入力S及びゲート回路20の制御入力に接続さ
れた出力ラインL1に信号°1″を生ずる。また信号す
が、実行アドレスがI10領域の上位のデータに対応す
ることを示すものであるときは、セレクタ6の被選択入
力Bに接続された出力ラインL2に信号“1″(上位デ
ータ信号)を生じ、実行アドレスがI10領域の下位の
データに対応することを示すものであるときは、セレク
タ乙の被選択入力B′に接続された出力ラインL6に信
号”1″(下位データ信号)を生ずる。
セレクタ6は、選択人力Sに信号′1#が与えられたと
き、被選択人力A 、 A’に入力された信号を選択し
て出力し、選択人力Sに信号″′1#が与えられなかっ
たとき、被選択入力B、B/に入力された信号を選択し
て出力するものである。すなわち、デコーダ5が選択人
力Sに接続された出力ラインL1に信号′1′を生じた
場合(つまり前記ファンクション名号すが、実行アドレ
スがプログラム領域に属することを示すものである場合
)であって、判定回路2から分岐成立信号が被選択入力
Aに与えられたとき、セレクタ6はこの分岐成立信号を
選択して出力する。上記場合であって、判定回路2から
分岐不成立信号が被選択入力A′に与えられたとき、セ
レクタ6はこの分岐不成立信号を選択して出力する。ま
た、デコーダ5が被選択人力Bに接続された出力ライン
L2に信号“1″(上位データ信号)を生じた場合(信
号すが、実行アドレスがI10領域の上位データに対応
することを示す場合)、セレクタ6は被選択人力Bに与
えられたこの上位データ信号を選択して出力する。デコ
ーダ5が被選択入力B′に接続された出力ラインL3に
信号“1#(下位データ信号)を生じた場合(信号すが
、実行アドレスがI10領域の下位データに対応するこ
とを示す場合)、セレクタ3は被選択入力B′に与えら
れたこの下位データ信号を選択して出力する。
セレクタ6から選択して出力された信号のうち、被選択
人力Aに与えられた分岐成立信号と被選択人力Bに与え
られた上位データ信号は、アンド回路6を介してゲート
回路8の制御入力に与えられ、被選択入力A′に与えら
れた分岐不成立信号と被選択入力B′に与えられた下位
データ信号は、アンド回路7を介してゲート回路9の制
御入力に与えられる。
アンド回路6及び7には、セレクタ3から出力される前
記信号の他に、ライトタイミング信号及びトレース信号
が夫々与えられる。ライトタイミング信号は、マイクロ
コンピュータ17がアクセスしたアドレスの通過表示を
トレース装置2内のメモリに書込む際のタイミングを制
御するものである。トレース信号は、条件設定回路10
から出力されるトレース範囲指定信号C及びスタートス
トップ信号dについて、アンド回路11で論理積をとっ
たものである。条件設定回路10は、メモリ18内の全
てのアドレスのうちトレースを行なうべきアドレス範囲
についての情報を予め保持しており、実行アドレス信号
aを入力して各信号aがこのアドレス範囲に属するもの
であるか否かを判断し、アドレス範囲に属していれば前
記トレース範囲指定信号Cとして“1″を出力する。ま
た条件設定回路10は、具体的な状況に応じてメモリ1
8内の特定の範囲をトレース範囲として設定することが
可能であり、入力した信号aがこの設定されたトレース
範囲に属していれば前記スタートストップ信号dとして
′1#を出力する。従って、入力した実行アドレス信号
aが前記アドレス範囲及びトレース範囲の両範囲に含ま
れるものであるとき、アンド回路11の条件が成立し、
アンド回路6及び7に信号″1″(トレース信号)が与
えられる。
セレクタ6が前記分岐成立信号又は上位データ信号を選
択して出力した場合であって、このライトタイミング信
号及びトレース信号がアンド回路乙に与えられたとき、
ゲート回路8が開かれる。
またセレクタ3が前記分岐不成立信号又は下位データ信
号を選択して出力した場合であって、ライトタイミング
信号及びトレース信号がアンド回路7に与えられたとき
、ゲート回路9が開かれる。
ゲート回路8及び9には、メモリチップセレクト回路1
4からメモリチップセレクト信号axが与えられる。メ
モリチップセレクト回路14は、被測定装置16から与
えられる実行アドレス信号aを入力し、各実行アドレス
に対応するメモリチップを、通過表示を書込むべきトレ
ース装置2内のメモリから選択するものであり、メモリ
チップセレクト信号axはその選択内容を示す信号であ
る。
この発明によれは、プログラム領域及びI10領域の各
アドレスに1対1に対応する記憶場所を有し、その通過
表示を書込むためのメモリとして、2つのトレースメモ
リ12及び16がトレース装置2内に設けられている。
メモリチップセレクト回路14から出力される前記メモ
リチップセレクト信号axは、ゲート回路8を介してト
レースメモリ12に与えられるとともに、ゲート回路9
を介してトレースメモリ16に与えられる。
またメモリ12及び16には、メモリアドレス回路15
からメモリアドレス信号a、が与えられる。メモリアド
レス回路15は、実行アドレス信号aを入力し、各実行
アドレスに対応するメモリ12及び16内のメモリチッ
プ上のアドレスを指定するものであり、メモリアドレス
信号a、はその指定内容を示す信号である。
メモリ12.13では、このメモリチップセレクト信号
axとメモリアドレス信号a、との組合せによって特定
される1つのアドレスに(つまり特定の1つの実行アド
レスに対応する1ビツトの記憶場所に)通過表示情報(
つまり1ビツト分の信号@1″)の書込みが行なわれる
これにより、ファンクション信号すが、実行アドレスが
プログラム領域に属することを示すものであり、判定回
路2が実行アドレスのアドレスジヤングの存在に基づい
て分岐成立信号をセレクタ6に与えた場合か、或るいは
信号すが、実行アドレスがI10領域の上位データに対
応することを示すものである場合であって、前記ライト
タイミング信号及びトレース信号がアンド回路6,7に
与えられたとき、その実行アドレスに対応するメモリ1
2内の記憶場所がメモリチップセレクト信号ax及びメ
モリアドレス信号a、の組合せにより特定され、該記憶
場所に通過表示情報(信号“1n)の書込みが行なわれ
る。また信号すが、実行アドレスがプログラム領域に属
することを示すものであり、実行アドレスが連続してい
ることに基づき判定回路2が分岐不成立信号をセレクタ
乙に与えた場合か、或るいは信号すが、実行アドレスが
■10領域の下位データに対応することを示すものであ
る場合であって、ライトタイミング信号及びトレース信
号がアンド回路6,7に与えられたとき、その実行アド
レスに対応するメモリ16の記憶場所に上記と同様にし
て通過表示情報((N”l” )の書込みが行なわれる
プログラム領域のアドレスに対応するメモリ12.13
内の記憶場所の記憶内容は、同一アドレスに対応するも
の同士がトレース装置1内のマイクロコンピュータ25
により並行して順次読み出されて、表示指定回路26に
与えられる。表示指定回路26は、同一アドレスに対応
するメモリ12゜16内の記憶場所における通過表示情
報“1″の有無の組合せに基づき、プログラム実行の際
の該アドレスの通過状況及び分岐状況の判別を行なう。
表示指定回路26の構成を例示すると第5図の通りであ
る。ノア回路27には、メモ1J12,16の記憶内容
が与えられる。アンド回路28には、メモリ12の記憶
内容がインバータ61により反転されて与えられるとと
もにメモリ13の記憶内容が与えられる。アンド回路2
9には、メモ1月2の記憶内容が与えられるとともにメ
モリ13の記憶内容がインバータ62により反転されて
与えられる。アンド回路30には、メモIJ 12 、
13の記憶内容が与えられる。従って、プログラム領域
の或るアドレスに対応するメモIJ 12 、13内の
記憶場所に共に通過表示情報“1″が記憶されていない
場合(すなわち該アドレスが未通過である場合)には、
表示指定回路26ではノア回路27の条件のみが成立し
、出力ラインL4にのみ信号“1“が生じる。メモリ1
2内の前記記憶場所に通過表示情報“1″が記憶されて
いすメモリ16内の前記記憶場所に通過表示情報“1#
が記憶されている場合(すなわち前記アドレスを分岐不
成立の条件のみで通過した場合(該アドレスが分岐命令
に対応しないアドレスであった場合を含む))には、ア
ンド回路28の条件のみが成立し、出力ラインL5にの
み信号11”が生じる。メモリ12内の前記記憶場所に
通過表示情報”1″が記憶されておりメモリ16内の前
記記憶場所に通過表示情報″″1″が記憶されていない
場合(すなわち前記アドレスを分岐成立の条件のみで通
過した場合)には、アンド回路29の条件のみが成立し
、出力ラインL6にのみ信号″′1′が生じる。メモリ
12゜16内の前記記憶場所に共に通過表示情報“1″
が記憶されている場合(すなわち前記アドレスを分岐成
立、不成立の両方の条件で通過した場合)には、アンド
回路60の条件のみが成立し、出力ラインL7にのみ信
号”1″が生じる。
この表示指定回路26の各出力ラインL4〜L7は、表
示装置66(例えばCRTディスプレイ)の制御人力C
1〜C4に夫々接続されている。
表示装置36は、制御人力C1〜C4のうちのいずれに
信号@IJ′が与えられたかに応じて夫々異なる内容の
表示を用いながら、マイクロコンピュータ25の制御の
下で、プログラムの各アドレスについて順次通過表示を
行なうものである。これにより、実行されたプログラム
の各アドレスに関し、通過状況及び分岐状況に応じて夫
々異なる表示内容が表示指定回路26により指定され、
指定された内容による通過表示が表示袋#、63によっ
て行なわれる。
尚、I10領域の各アドレスについてのメモリ12.1
3内の対応する記憶場所の記憶内容も順次読メモIJ 
12 、13から読み出されて表示されるが、その表示
は周知の方式を用いて行なわれるものであり、ここでは
その説明は行なわない。
次に、このトレース装置1によるアドレスの通過表示の
一例を第6図乃至第8図を参照して説明する。第6図は
、被測定装置16内のメモリ18に記憶されたプログラ
ムの一部分を略示するフローチャートである。パス品及
びパスβは、マイクロコンピュータ17により夫々異な
る条件の下で該プログラムを2度実行した際の実行の経
路を示している。ここでパス薗では、アドレス″00”
のステップを通過した後、アドレス″01″のステップ
を分岐成立の条件で通過してアドレス“05″にジャン
プし、該アドレス″′05#のステップを通過している
。従ってこの実行では、アドレスパ01”についての分
岐成立並びにアドレス600″、 ” 05″ζこつい
ての分岐不成立が判定回路2により判定され、これに基
づきアドレス″′O1″に対応するメモリ12内の記憶
場所並びにアドレス”00″、05″に対応するメモリ
16内の記憶場所に通過表示情報”1#の書込みが行な
われる。次にパスβでは、アドレス”oo”のステップ
を通過し、アドレス″01”のステップを分岐不成立の
条件で通過し、アドレス”02”のステップを通過した
後、アドレス”03#のステップを分岐成立の条件で通
過してアドレス“05″にジャンプし、該アドレス“0
5″のステップを通過している。従ってこの実行では、
アドレス″03”についての分岐成立並びにアドレス“
00#〜″′02#、″05″についての分岐不成立が
判定回路2により判定され、これに基づきアドレス″0
3″に対応するメモリ12内の記憶場所並びにアドレス
″’oo”〜″02”、”05’に対応するメモリ13
内の記憶場所に通過表示情報“1#が重ね書きされる。
従って、この2度の実行により、アドレス″′00”〜
″05”に対応するメモIJ 12 、13内の記憶場
所には夫々第7図のように通過表示情報”1#が記憶さ
れることになる。
このアドレス1001〜″’05”に対応するメモリ1
2.13内の記憶場所のうちまずアドレス“00″に対
応する記憶場所の記憶内容がマイクロコンピュータ25
により読み出されて表示指定回路26に与えられると、
該アドレス“00”についてはメモリ16内の記憶場所
にのみ通過表示情報“1#が記憶されている(すなわち
アドレス“00″を分岐不成立の条件のみで通過してい
る)ので(第7図)、指定回路26では出力ラインL5
に信号“1#を生じる。従って、このとき表示装置66
の制御入力C1〜C4のうちC2に信号”1″が与えら
れ、表示装置66ではこれに応じた内容の表示(例えば
「1」)を用いてアドレス″00”についての通過表示
を行なう。次に、アドレス’01’に対応するメモリ1
2.13内の記憶場所の記憶内容が読み出されて指定回
路26に与えられると、これらの記憶場所には共に通過
表示情報“1#が記憶されている(すなわちアドレス”
01”を分岐成立、不成立の両方の条件で通過している
)ので(第7図)、指定回路26では出力ラインL7に
信号゛1”を生じる。従ってこのとき表示装f!33の
制御入、力C4に信号“1″が与えられ、表示装置36
ではこれに応じた内容の表示(例えば「*」)を用いて
、アドレス“01″についての通過表示を行なう。以下
同様にして、残りの各アドレスw″02#〜105#に
関し、対応するメモI712 、13内の記憶場所の記
憶内容が順次指定回路26に与えられ、該指定回路26
の指定に応じた内容の表示を用いた通過表示を表示装置
66が行なう。(例えば、制御入力C1に信号“1″が
与えられた場合(すなわち、そのアドレスが未通過であ
るためメモリ12.13内の対応する記憶場所にともに
通過表示情報“1″が記憶されていない場合)こは「・
」の表示を用い、制御入力C3に信号“1″が与えられ
た場合(すなわち、そのアドレスを分岐成立の条件のみ
で通過したためメモリ12内の対応する記憶場所にのみ
通過表示情報@1#が記憶されている場合には、「〉」
の表示を用いる。) このようにして行なわれたアドレス“00″〜゛05”
についての通過表示を示すと、第8図の通りである。こ
の通過表示によれば、2度繰返して実行された第6図の
プログラムの各アドレス′″00″〜”051について
、未通過であったのか、分岐不成立の条件のみで通過し
たのか、分岐成立の条件のみで通過したのか、両方とも
通過したのかを、各表示「・J、rlJ、r>J、r*
Jにより一見して正確に判断することができる。
このように、このトレース装置1によれば、実行された
プログラムの各アドレスについての通過状況及び分岐状
況を表示装置360通過表示の内容に基づいて容易、迅
速且つ正確に判断することができるようになる。
また、付帯機能として、プログラムの実行過程でアクセ
スされたメモリ18内のI10領域の各アドレスが上位
データ又は下位データのいずれに対応するものであるか
についての判断をも、メモI712 、13内の対応す
る記憶場所における通過表示情報11#の有無を表示す
ることにより、容易に行なうことができるようになる。
尚、この実施例では表示指定回路26を第5図に示すよ
うな論理回路により構成しているが、他の適宜の回路若
しくはマイクロコンピュータ2.5゜内のプログラムに
より構成するようにしてもよい。
また、この実施例では、プログラムの各アドレスに1対
1に対応する記憶場所を有するメモリとして、分岐成立
、不成立の各場合に対応して2系統のトレースメモリ1
2及び16が設けられているが、分岐成立の場合にその
分岐の態様の差異等に応じて夫々異なるメモリに通過表
示情報の書込みを行なうことができるようlこするため
に、前記記憶場所を有するメモリを全体として3系統以
上設けるようにしたものであってもよい。その場合には
、表示指定回路26においても前記分岐の態様の差異等
に応じて異なる表示内容を指定するようにし、これによ
って該態様の差異等に応じた異なる通過表示を表示装置
t66が行なえるようにするものとする。
なお、表示装置66は、CRTディスプレイ、プリンタ
、光学的ディスプレイパネルなどどのような表示手段を
用いてもよい。
〔発明の効果〕
以上の通り、この発明に係るプログラム通過アドレスト
レース装置によれば、実行されたプログラムの各アドレ
スについて、通過したか否かだけでなく、分岐成立の条
件のみで通過したのか、分岐不成立の条件のみで通過し
たのか、あるいは両方とも通過したのかを、表示手段の
通過表示の内容に基づいて容易、迅速且つ正確に判断す
ることができる。従って、操作者の負担を軽減し、分岐
命令を含むプログラムのデパックを効率的且つ正確に行
なうことかできるという優れた効果を奏するO
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明に係るプログラム通過アドレストレー
ス装置の一実施例を示すブロック図、第2図は従来のト
レース方法によりメモリに書込まれた各アドレスの通過
表示情報の一例を示す図、第3図(a)及び(b)は被
測定装置が実行するプログラム中の分岐箇所のフローの
典型例を示す図、第4図は第1図の実施例における分岐
命令判定回路の詳細例を示すブロック図、第5図は同実
施例における表示指定回路の詳細例を示すブロック図、
第6図は同実施例が適用される被測定装置において実行
されるプログラムの一例を部分的に略示するフローチャ
ート、第7図は第6図のプログラムの実行により同実施
例のトレース装置内の各トレースメモリに書き込まれた
通過表示情報を示す図、第8図は同実施例の表示装置に
より第6図のプログラムの各アドレスについて行なわれ
た通過表示の一例を示す図である。 1・・・トレース装置、2・・・分岐命令判定回路、6
・・・セレクタ、4・・・インバータ、5・・・デコー
ダ、6゜7.11・・・アンド回路、8,9.20・・
・ゲート回路、10・・・条件設定回路、12.13・
・・トレースメモリ、14・・・メモリチップセレクト
回路、15・・・メモリアドレス回路、16・・・被測
定装置、17・・・マイクロコンピュータ、18・・・
メモリ、19・・・インターフェース、21,22・・
・レジスタ、26・・・加算器、24・・・比較器、2
5・・・マイクロコンピュータ、26・・・表示指定回
路、27・・・ノア回路、28〜60・・・アンド回路
、31.32・・・インバータ、66・・・表示装置。 出願人  日立電子エンジニアリング株式会社代理人 
    飯  塚  義  化第2図 (a)                  (b)第
3図 パス代    lz入β 第7図 第8図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、実行中のコンピュータプログラムのアドレス情報を
    逐次受入し、該プログラムの通過アドレスを記録するた
    めのプログラム通過アドレストレース装置であって、 プログラムの各アドレスに1対1に対応する記憶場所を
    夫々有する少なくとも2系列の記憶手段と、 実行されたプログラムにおける隣接するステップ間のア
    ドレス情報の関係に基づき、各ステップにつき分岐成立
    又は不成立の判定を行なう判定手段と、 この判定手段における分岐成立又は不成立の判定に応じ
    て前記記憶手段の何れかの系列を選択する選択手段と、 選択された前記系列において、前記判定に関わるステッ
    プのアドレス情報に対応する記憶場所に所定の通過表示
    情報を書込む書込み手段と、前記記憶手段の記憶内容を
    読み出す手段と、同一アドレスに対応する各系列の記憶
    場所から読み出された記憶内容の組合せに応じて該アド
    レスについての表示内容を指定する指定手段と、前記指
    定手段による指定に基づき、プログラムの各アドレスに
    ついて通過状態を示す所定の表示を行う表示手段を を具えたことを特徴とするプログラム通過アドレストレ
    ース装置。 2、前記指定手段は、分岐成立時に書込みの行なわれる
    系列内の、プログラムの或るアドレスに対応する記憶場
    所における通過表示情報の有無、並びに分岐不成立時に
    書込みの行なわれる系列内の該アドレスに対応する記憶
    場所における通過表示情報の有無、の組合せに応じて4
    通りの異なる表示内容を指定するものである特許請求の
    範囲第1項記載のプログラム通過アドレストレース装置
JP60171115A 1985-08-05 1985-08-05 プログラム通過アドレストレ−ス装置 Granted JPS6232548A (ja)

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JPH049343B2 JPH049343B2 (ja) 1992-02-19

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11120030A (ja) * 1997-10-21 1999-04-30 Toshiba Corp プログラムのテスト装置及び方法並びにプログラムのテスト用ソフトウェアを記録した記録媒体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH11120030A (ja) * 1997-10-21 1999-04-30 Toshiba Corp プログラムのテスト装置及び方法並びにプログラムのテスト用ソフトウェアを記録した記録媒体

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