JPS6232511Y2 - - Google Patents

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JPS6232511Y2
JPS6232511Y2 JP1640682U JP1640682U JPS6232511Y2 JP S6232511 Y2 JPS6232511 Y2 JP S6232511Y2 JP 1640682 U JP1640682 U JP 1640682U JP 1640682 U JP1640682 U JP 1640682U JP S6232511 Y2 JPS6232511 Y2 JP S6232511Y2
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JP
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cord reel
cord
case
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chamber
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、コードリールを備えたアプライト形
電気掃除機に関するものである。
〔従来の技術〕
この種アプライト形電気掃除機では、特開昭49
−65658号公報に示すように、ハンドルにコード
巻取具を設け、このコード巻取具にコードを巻き
付けるとともに、本体ケースの上部に電源スイツ
チを設ける構成が知られている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記従来例では、コードを、ハンドルに設けた
コード巻取具に巻き付けたり、あるいは巻き解い
たりする必要があるために、取扱性が悪い。そこ
で、本体ケース内にコードリールを用いてコード
を収納することが考えられるが、その場合に、コ
ードリールを本体ケース内に収納しても、本体ケ
ースが大きくならないこと、コードリールの操作
性が悪くならないこと及び組立性がすぐれている
ことが要求される。
本考案の目的は、上記要求にかんがみて、本体
ケースの薄形化が可能で、コードリールの操作性
がすぐれ、しかも、コードリールを操作するコー
ドリール操作ボタンの組立性がすぐれているアプ
ライト形電気掃除機を提供するにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、吸口ケースと、この吸口ケースに
対して傾動自在に設け、かつ内部を下から駆動
室、集塵室、コードリール室の順に区画してなる
本体ケースと、前記吸口ケース内に設けた回転ブ
ラシと、前記駆動室に設けた電動送風機と、前記
集塵室に設けた紙袋フイルターと、前記コードリ
ール室に設けたコードリールと、前記コードリー
ル室に設けたコードリールストツパーと、前記コ
ードリール室に設け、かつ前記電動送風機の起
動・停止を行う電源スイツチと、前記本体ケース
の上端面に配置したコントロールパネルと、この
コントロールパネル上に配置したコードリール操
作ボタンと、前記電源スイツチの入切を行い、か
つ前記コントロールパネル上に配置したスイツチ
ボタンとを備え、前記コントロールパネルと、前
記コードリール操作ボタンと前記スイツチボタン
と前記両ボタンの復帰ばねとなるボタンばねと
を、ボタンケースを用いて一体化した後に、これ
ら全体を、前記コードリール室の開口をおおうリ
ール蓋体と前記本体ケースとの間に挾持固定する
とともに、前記コードリールの回転軸が前記本体
ケースの厚さ方向と平行となるように前記コード
リールを前記本体ケース内に配置し、かつ前記コ
ードリールに巻かれた電源コードのコード引出し
口を、前記本体ケースの側面上部に設け、しか
も、前記コードリールのコードリールストツパー
を前記コードリール操作ボタンによつて操作する
構成にすることにより、達成される。
〔作 用〕
コントロールパネルに、コードリール操作ボタ
ン、スイツチボタン、ボタンばねとを、ボタン押
えケースを用いて一体化したので、これら全体を
リール蓋体と本体ケースとの間に挾持するだけで
よく、組立作業が簡単であるとともに、本体ケー
スからリール蓋体をはずしても、コードリール操
作ボタン、スイツチホタン、ボタンばねはばらば
らにならず、コントロールパネルとボタン押えケ
ースの間に組み込まれたままであり、取り扱いが
簡単である。
さらに、コードリールの回転軸が本体ケースの
厚さ(本体ケースの正面と背面との間の厚さ)方
向と平行となるように、コードリールを本体ケー
ス内に配置したので、本体ケースの薄形化が可能
である。
さらに、コードリールに巻かれた電源コードの
コード引出し口を本体ケースの側面上部に設け、
コードリールのコードリールストツパーをコード
リール操作ボタンによつて操作するようにしたの
で、電源コードに邪魔されることなく、コードリ
ール操作ボタンを操作することができるととも
に、電源コードの巻き取りを、一方の手でコード
リール操作ボタンを押し、かつ他方の手で電源コ
ードの先端に設けたプラグを持つたままで行うこ
とができる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面に基づき説明す
る。
アプライト形電気掃除機の吸口ケース1は、第
1図に示すように、底部に底板2を取り付ける。
吸口ケース1内には、回転ブラシ4を、底板2に
設けた開口部3から一部外方に露出させた状態で
取り付ける。回転ブラシ4は、ベルト5を介して
後述する電動送風機6から動力を伝達して回動す
る。
本体ケース7は、上端面7aから上方に伸びる
操作用ハンドル8を取り付け、かつ中央部に凹状
の集塵室9を有している。本体ケース7は、吸口
ケース1に対して傾動可能に取り付け、かつ非使
用状態では吸口ケース1上に直立状態で立て掛け
ておくことができるように構成する。
吸口ケース1の上面中央には、吸口高さ調整つ
まみ10と掃除面切替つまみ11を設ける。吸口
ケース1の上面外周には、ベダル12を設ける。
吸口ケース1の側面には、バンパー13を設け
る。吸口ケース1内に設けた回転ブラシ4には、
螺旋状にブラシ14が植毛されている。
回転ブラシ4の側端部には、第3図に示すよう
に、回転ブラシ4に対して固定された駆動用プー
リ15と、回転ブラシ4に対して固定されていな
い空転プーリ16とを設ける。ベルト5が駆動用
プーリ15に巻装されたときは、電動送風機6の
動力が回転ブラシ4に伝達される。ベルト5が空
転プーリ6に巻装されたときは、電動送風機6の
動力は回転ブラシ4に伝達されない。電動送風機
6は、本体ケース7内の、集塵室9よりも下方に
設置する。電動機送風機6の回転軸17の端部
は、本体ケース7の側面より外方に突出して、吸
口ケース1内に挿入され、ベルト5が巻装されて
いる。
吸口ケース1内の、回転ブラシ4の回転ブラシ
収納室18と、吸口ケース1の内上壁との間に
は、塵埃案内板19を設ける。吸口ケース1内に
は、回転ブラシ収納室18に隣接して、中間台2
0を設ける。塵埃案内板19は、中間台20と一
体に設ける。
中間台20には、前車輪21をクランク状に屈
曲した前車輪軸22によつて回転可能に取り付け
る。中間台20と回転ブラシ収納室18との間に
は、床ブラシ23を設ける。床ブラシ23は、そ
の上面に設けた傾斜状突起24が掃除面切替つま
み11に設けた傾斜状突起25に当接し、掃除面
切替つまみ11を左右に摺動させることにより、
上下動し、底板2から出入りする。前車輪21
は、その前車輪軸22が吸口高さ調整つまみ10
に取り付けられる高さ調整カム26に当接し、吸
口高さ調整つまみ10を回動することにより、上
下動し、底板2から出入りする。
吸口ケース1の上面中央には、凹部27を形成
する。凹部27内に、吸口高さ調整つまみ10と
掃除面切替つまみ11を配設する。凹部27の深
さは、吸口ケース1の外表面の稜面Aより、吸口
高さ調整つまも10の頂部10a及び掃除面切替
つまみ11の頂部11aが突出しない寸法とす
る。
吸口ケース1内には、吸口ダスト28と、後車
輪軸29に取付けた後車輪30を保持する車輪フ
レーム31,31aとを設ける。吸口ダスト28
は、一端を回転ブラシ収納室18に連通し、かつ
他端を後述する接手に連通する。
本体ケース7の両側面には、吸口ケース1のコ
状切欠部1aに本体ケース7を傾動自在に取り付
けるための回動軸32を一体に形成する。
車輪フレーム31,31aには、回動軸32を
回動保持する軸受穴33を形成する。本体ケース
7の一側面には、係止凹部34を形成する。一つ
の車輪フレーム31には、係止アーム35がアー
ム軸36とアームばね37により、回動可能に取
り付けられる。係止アーム35は、その一端端部
35aがベダル12に当接し、かつ他部が係止凹
部34に係合している。ベダル12を押すと、係
止アーム35と係止凹部34の係合がはずれて、
本体ケース7は、吸口ケース1に対して、かつ回
動軸32を軸として、自動に傾動する。ベダル1
2を離すと、アームばね37により係止アーム3
5が元の状態に戻り、係止凹部34に係止アーム
35が係止して本体ケース7の吸口ケースに対す
る傾動が阻止される。
本体ケース7は、電動送風機6が収納される駆
動室38と、集塵室9と、コードリール39を収
納するコードリール室40の3つの室から構成さ
れる。コードリール39は、その回転軸39aが
本体ケース7の厚さ方向と平行となるように、コ
ードリール室40に配置する。
駆動室38内には、集塵室9に連通した吸込口
ダクト42を設ける。吸込口ダクト42には、電
動送風機6の送風機部が第1防振ゴム41を介し
て支持される。電動送風機6の電動機部は、第2
防振ゴム45を介して本体ケース7の内壁に支持
される。吸込口ダクト42には、遮音板47が一
体に形成される。本体ケース1には、その下部
に、電動送風機6及び吸込口ダクト42を収納す
るための駆動部カバー48を取り付ける。駆動部
カバー48には、排気口49を設ける。遮音板4
7は、排気口49に対向する位置にある。
本体ケース1の駆動室38の内壁には、電動送
風機6の送風機部を支持する第1リブ50と第2
リブ50aを設ける。第1リブ50は、直接第1
防振ゴム41に圧接している。第2リブ50a
は、吸込口ダクト42と一体に形成した遮音板4
7に圧接している。第1リブ50は、排気流が通
り抜けできるように、隙間を形成している。第2
リブ50aは、第1リブ50と異なり、隙間がな
く、排気流が通り抜けないようにしてある。集塵
室9から吸込口ダクト42を介して電動機送風機
6内に送り込まれた排気流は、電動機送風機6を
通り抜けた後、第1リブ50の隙間と吸込口ダク
ト42の外周を通り、排気口49から外部に排出
する。電動送風機6には、その外周に吸音カバー
99を設ける。排気口49には、アフターフイル
ター100を設ける。
吸口ケース1の吸口ダクト28と本体ケース7
の集塵室9との連通は、ホース51によつて行わ
れる。吸口ダクト28とホース51は、接手52
によつて着脱自在に装着される。ホース51と本
体ケース7の集塵室9は、屈曲管状のインレツト
53によつて接続される。インレツト53には、
外部と通ずる孔54を有し、この孔54を開閉す
るサクシヨンリング55が回動自在に設けられ
る。インレツト53の集塵室9の開口端には、気
密用パツキン56を装着する。気密用パツキン5
6は、集塵室9の内壁にパツキン押え台57によ
つて支持される。パツキン押え台57は、ねじを
用いて集塵室9の内壁に固定する。インレツト5
3は、本体ケース7の外壁、すなわち集塵室9の
外壁にパツキン押え台57を固定するねじを利用
して取り付ける。
駆動室38内に収納した電動送風機6は、ベル
ト5を回転軸17に張架しない状態では、回転ブ
ラシ4の回動中心43に対して、電動送風機6の
回転軸17の回動中心44が平行とならないよう
にするとともに、ベルト5を回転軸17に張架し
た状態では、回転ブラシ4の回動中心43に対し
て、電動送風機6の回転軸17の回動中心44が
平行となるようにしてある。
防振ゴム45は、駆動室38内の側壁に設けた
受部46によつて支持される。第5図において、
一点鎖線は、ベルト5を回転軸17と駆動用プー
リ15若しくは空転プーリ16とに巻装しないと
きの、電動送風機6の取付状態を示す。ベルト5
を、回転軸17と駆動用プーリ15若しくは空転
プーリ16とに巻装すると、電動送風機6の取付
状態は実線のようになる。
パツキン押え台57には、紙袋フイルターホル
ダー58の受部59を一体的に設ける。紙袋フイ
ルターホルダー58は、紙袋フイルター60の支
持体60aを取り付ける取付片61及びフツク片
62と、パツキン押え台57の受部59に係合す
る係止片63と、集塵室9の内壁に設けた、引掛
部68に係合する係止板64と、筒体65とを備
えている。
筒体65は、紙袋フイルターホルダ58の中央
に設ける。筒体65は、一端を、気密パツキン5
6に当接し、かつ他端を紙袋フイルター60内に
挿入する。筒体65の外周には、逆止弁66を一
体に形成した支持板パツキン67を取り付ける。
本体ケース7の集塵室9の開口端全周には、集
塵パツキン69を設ける。集塵蓋体70は、その
周縁部が集塵パツキン69に圧接した状態で、ク
ランプ71により、本体ケース7に取り付ける。
コードリール室40には、コードリール39
と、操作用ハンドル8の保持装置を設ける。保持
装置は、合成樹脂製のパイプガイド72と、この
パイプガイド72を挾持補強する2個のハンドル
支持金具73a,73bとを備えており、コード
リール室40の内壁にねじ止めされる。パイプガ
イド72とハンドル支持金具73aには、操作用
ハンドル8を保持装置に保持するための保持穴7
4を設ける。保持穴74には、本体ケース7に支
持した着脱ボタン75に設けた係止ピン92が係
合する。コードリール39は、コードリール支持
板76に取り付ける。コードリール支持板76
は、コードリール室40の内壁にねじ止めされ
る。コードリール支持板76の背面側に、操作用
ハンドル8の保持装置を配置する。
コードリール支持板76には、コードリールス
トツパー77を取り付ける。コードリールストツ
パー77は、コードリール操作ボタン78と連接
する。コードリール支持板76には、コードリー
ル39に巻装される電源コード79を排気流によ
つて冷却するための冷却通風穴80が複数個設け
てある。コードリール支持板76には、電源コー
ド79の乱巻を防止する防止壁81を設ける。
本体ケース7の上端面7aには、コントロール
パネル82を設ける。コントロールパネル82
は、スイツチボタン83とコードリール操作ボタ
ン78を設ける。
コントロールパネル82と、スイツチボタン8
3と、コードリール操作ボタン78と、線状のボ
タンばね84とは、ボタン押えケース85によつ
て一体化され、本体ケース7のコードリール室4
0の開口とこの開口をおおうリール蓋体86との
間に挾持固定される。1本のボタンばね84は、
スイツチボタン83とコードリール操作ボタン7
8の両方の復帰ばねを兼ねている。スイツチボタ
ン83は、電源スイツチ87に連接する。コード
リール操作ボタン78は、コードリールストツパ
ー77に連接する。スイツチボタン83を押す
と、電源スイツチ87が「入」となり、電動送風
機6が回転する。再度、スイツチボタン83を押
すと、電源スイツチ87が「切」となり、電動送
風機6が回転する。コードリール操作ボタン78
を押すと、コードリールストツパー77が解除さ
れ、コードリール39に電源コード79が巻き取
られる。
駆動室38とコードリール室とは、本体ダクト
88により連通して、電動送風機6からの排気流
の一部が、本体ダクト入口89を通り本体ダクト
出口90から流出する構成にしてある。コードリ
ール室40内に流出した排気流は、冷却通風穴8
0を通り、コードリール39と電源コード79を
冷却しながら、本体ケース7の側面上部に設けた
コード引出し口91より外部に排出される。本体
ダクト88は、集塵室9の外壁、すなわち、本体
ケース7の裏面に凹部を形成し、その凹部をダク
ト蓋体94でおおうことによつて形成する。ダク
ト蓋体94は着脱自在としてある。
吸口ケース1内には、掃除面切替つまみ11の
摺動によつて移動する切替アーム96を設ける。
切替アーム96は、駆動用プーリ15を、駆動用
プーリ15に巻装するか、空転プーリ16に巻装
するかを選択するものである。
操作用ハンドル8は、着脱用ボタン75を押
し、係止ピン92を操作用ハンドル8内から抜き
取ることによつて、本体ケース7の上端面から上
方に抜き取ることができる。抜き取られた操作用
ハンドル8は、収納用ホルダー97,98によつ
て本体ケース7の裏面に保持される。
以上の構成において、電源コード79をコード
リール室40から引き出し、コンセント(図示せ
ず)に差し込み、吸口ケース1のペダル12を押
して、係止アーム35を係止凹部34からはずす
ことにより、本体ケース7を傾動させ、コントロ
ールパネル82のスイツチボタン83を「入」と
すると、電動送風機6が回転し、底板2の開口部
3からの塵埃の吸引とベルト5の駆動とが同時に
行われる。
掃除面切替つまみ11によつて摺動させられる
切替アーム96により、駆動用プーリ15にベル
ト5が巻装されているときは回転ブラシ4が回転
し、かつ空転プーリ16にベルト5が巻装されて
いるときは、回転ブラシ4が回転しない。回転ブ
ラシ4が回転すると、被掃除面に付着した塵埃を
かきあげる。
底板2の開口部3から流入した塵埃は、回転ブ
ラシ収納室18−吸口ダクト28−接手52−ホ
ース51−インレツト53を通り、集塵室9内に
取り付けた紙袋フイルター60内に流入し、その
内にためられる。インレツト53と紙袋フイルタ
ー60との間に存在している逆止弁66は、風圧
にて押し開かれて、風圧がなくなると閉じる。
紙袋フイルター60を通り抜けた排気流は、駆
動室38に設けた吸込口ダクト42内を通り電動
送風機6内に冷却した後、吸込口42の外周を通
り排気口49より排出する。排気流の一部は、本
体ダクト88を通り、コードリール室40に流出
し、コードリール支持板76を設けた冷却用窓8
0を通り、電源コード79を冷却した後、コード
引出し口91より外部に排出する。
吸口高さ調節つまみ10を回転すると高さ調整
カム26によつて前車輪軸22が回転して、前車
輪21の底板2から下方に突出する突出量が変化
する。したがつて吸口高さ調整カム26の回転に
よつて、被掃除面と底板との高さを調節すること
ができる。床板などの被掃除面を掃除する場合に
は、掃除面切替つまみ11を摺動してベルト5を
空転プーリ16に巻装させると、傾斜状空起2
4,25の働きで、床ブラシ23が底板2の外方
に突出する。
掃除中に薄いじゆうたんなどが吸口ケース1の
開口部3に強く吸い付いたときは、インレツト5
3に設けたサクシヨンリング55を回動させて、
孔54から外気を流入させる。これにより、吸口
ケース1の開口部3への、薄いじゆうたんなどの
吸い付きを防止する。吸口ダクト28からホース
51の接手52をはずして、その接手52に別の
応用吸口(図示せず)を取り付けて、その応用吸
口でカーテンなどの布地を掃除する場合において
も、サクシヨンリング55を回動させて、孔54
から外気を流入させることにより、応用吸口への
布地の吸い付きを防止できる。
集塵室9の紙袋フイルター60を捨てたい場合
には、クランプ71を押して、集塵蓋体70を取
り除き、紙袋フイルターホルダー58の係止板
を、たわませながら集塵室9の引掛部68から取
りはずす。これにより、パツキン押え台57から
紙袋フイルター60及び紙袋フイルターホルダー
58が一緒にはずれるので、紙袋フイルターホル
ダー58の係止板64をもつて、集塵室9から紙
袋フイルター60を引き出すことができる。引き
出された紙袋フイルター60は、係止板をもつて
ごみ箱などのごみ捨て場に運び、そこで、紙袋フ
イルターホルダー58を取り除いた後、捨てる。
紙袋フイルター60は、紙袋フイルターホルダー
58のフツク片62から紙袋フイルター60の支
持体60aをたわませることにより、紙袋フイル
ターホルダー58からはずすことができる。
新しい紙袋フイルター60の取り付けは、紙袋
フイルター60の支持体60aを、紙袋フイルタ
ーホルダー58の取付片61に差し込んだ後、た
わませながら、フツク片62に差し込むことによ
つて行われる。パツキン押え台57への紙袋フイ
ルターホルダー58の取り付けは、そのホルダー
58の係止片63を、パツキン押え台57の受部
59に差し込み、かつ気密用パツキン56を押し
ながら、紙袋フイルターホルダー58の係止板6
4をたわませて、その係止板64を集塵室9に設
けた引掛部68に係合することによつて行われ
る。電源コード80を巻き取るときは、一方の手
で電源コード80の先端に設けたプラグをもち、
他方の手でコードリール操作ボタン78を押すこ
とにより、プラグがはね上がることなく、コード
リール39に電源コード80が円滑に巻き付けら
れる。
コードリール39を、その回転軸39aが第1
図に示すように、本体ケース1の厚さ方向と平行
となるように配置したので、本体ケース1の厚さ
L寸法を大きくすることなく、本体ケース1内の
上部空間に区画されたコードリール室40内に、
コードリール39を効果的に収納することができ
る。
コントロールパネル82を、リール蓋体86と
本体ケース7との間から取りはずしても、コード
リール操作ボタン78、スイツチボタン83、ボ
タンばね84及びボタン押えケース85がばらば
らにならないので、これら部品が粉失することな
く、取り扱いが便利である。また、あらかじめ、
コントロールパネル82、コードリール操作ボタ
ン78、スイツチボタン83及びボタンばね84
がボタン押えケース85を用いて一体化されてい
るので、リール蓋体86と本体ケース7との間へ
の組み込み作業がきわめて簡単に行える。
〔考案の効果〕
以上のように、本考案によれば、本体ケース内
にコードリールを収納しても本体ケースの薄形化
が可能であつて、しかも、コードリールを操作す
るコードリール操作ボタンの組立性及びコードリ
ールの操作性のすぐれたアプライト形電気掃除機
がえられる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は要部
縦断面図、第2図は正面外観斜視図、第3図は吸
口ケースの底板をはずした状態の底面図、第4図
は吸口ケースの分解斜視図、第5図は電動送風機
の収納状態図、第6図は一部を切欠してなる本体
ケース部の背面図、第7図は後車輪部分の分解斜
視図、第8図は後車輪部分の組立状態を示す斜視
図、第9図は紙袋フイルター取付状態を示す要部
斜視図、第10図は、コードリール部分の分解斜
視図、第11図は操作用ハンドルの保持装置の分
解斜視図、第12図はコントロールパネル部分の
分解斜視図である。 1……吸口ケース、4……回転ブラシ、6……
電動送風機、7……本体ケース、9……集塵室、
38……駆動室、39……コードリール、39a
……回転軸、40……コードリール室、77……
コードリールストツパー、78……コードリール
操作ボタン、80……電源コード、82……コン
トロールパネル、83……スイツチボタン、84
……ボタンばね、85……ボタンケース、86…
…リール蓋体、87……電源スイツチ、91……
コード引出し口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 吸口ケース1と、この吸口ケース1に対して傾
    動自在に設け、かつ内部を下から駆動室38、集
    塵室9、コードリール室40の順に区画してなる
    本体ケース7と、前記吸口ケース1内に設けた回
    転ブラシ4と、前記駆動室38に設けた電動送風
    機6と、前記集塵室9に設けた紙袋フイルター6
    0と、前記コードリール室40に設けたコードリ
    ール39と、前記コードリール室40に設けたコ
    ードリールストツパー77と、前記コードリール
    室40に設け、かつ前記電動送風機6の起動・停
    止を行う電源スイツチ87と、前記本体ケース7
    の上端面7aに配置したコントロールパネル82
    と、前記コードリールストツパ77を操作し、か
    つ前記コントロールパネル82上に配置したコー
    ドリール操作ボタン78と、前記電源スイツチ8
    7の入切を行い、かつ前記コントロールパネル8
    2上に配置したスイツチボタン83とを備え、前
    記コントロールパネル82に、前記コードリール
    操作ボタン78と前記スイツチボタン83と、前
    記両ボタン78,83の復帰ばねとなるボタンば
    ね84とを、ボタンケース85を用いて一体化し
    た後に、これら全体を、前記コードリール室40
    の開口をおおうリール蓋体86と、前記本体ケー
    ス7との間に挾持固定するとともに、前記コード
    リール39の回転軸39aが前記本体ケース7の
    厚さ方向と平行となるように前記コードリール3
    9を前記本体ケース7内に配置し、かつ前記コー
    ドリールに巻かれた電源コード80のコード引出
    し口91を、前記本体ケース7の側面上部に設
    け、しかも、前記コードリール39のコードリー
    ルストツパー77を前記コードリール操作ボタン
    78によつて操作する構成にしたことを特徴とす
    るアプライト形電気掃除機。
JP1640682U 1982-02-10 1982-02-10 アプライト形電気掃除機 Granted JPS58119344U (ja)

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