JPS6232505Y2 - - Google Patents

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JPS6232505Y2
JPS6232505Y2 JP1717182U JP1717182U JPS6232505Y2 JP S6232505 Y2 JPS6232505 Y2 JP S6232505Y2 JP 1717182 U JP1717182 U JP 1717182U JP 1717182 U JP1717182 U JP 1717182U JP S6232505 Y2 JPS6232505 Y2 JP S6232505Y2
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JP
Japan
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chamber
cord reel
case
body case
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JP1717182U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、コードリールを備えたアプライト形
電気掃除機に関するものである。
〔従来の技術〕
この種アプライト形電気掃除機では、本体ケー
ス内を、下から駆動室、集塵室、コードリール室
の順で区画して、コードリール室にコードリール
を設置している。しかも、本体ケースの上端面に
操作用ハンドルを取り付けている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記従来の技術では、コードリール室に設けた
コードリールに巻装してある電源コードからの発
熱によつて、コードリールが合成樹脂製の場合に
変形する危険性がある。
さらに、本体ケース内に、下から駆動室、集塵
室、コード室の順で設けるので、本体ケースが長
くなり、しかも本体ケースの上端面に操作用ハン
ドルを設けているので、製品全体の寸法が非常に
大きくなる欠点を有している。
さらには、コードリールの変形を防止する目的
で、たとえば、実公昭52−46472号公報に示すシ
リンダ形電気掃除機のように、コードリールを排
気流によつて冷却しようとした場合には、駆動室
とコードリール室との間に、集塵室があるので、
駆動室とコードリール室を連通する本体ダクトが
必要となる。
本考案は、上記の問題点にかんがみ、駆動室か
らの排気流の一部を簡単な構成でコードリール室
に送り込むことのできる本体ダクトを備え、その
ダクトの一部を利用して操作用ハンドルを本体ケ
ースの背面に設置できるアプライト形電気掃除機
を提供するにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点は、吸口ケースと、この吸口ケース
に対して傾動自在に設け、かつ内部を下から駆動
室、集塵室、コードリール室の順に区画してなる
本体ケースと、前記吸口ケース内に設けた回転ブ
ラシと、前記駆動室に設けた電動送風機と、前記
集塵室に設けた紙袋フイルターと、前記コードリ
ール室に設けたコードリールと、前記本体ケース
の上端面に着脱自在に設けた操作用ハンドルと、
前記駆動室から排気流の一部を前記コードリール
室に導く本体ダクトとを備え、前記本体ダクト
は、前記本体ケースの裏面に凹部を形成し、この
凹部をダクト蓋体でおおうことによつて構成し、
しかも前記ダクト蓋体上に、前記操作用ハンドル
を、前記本体ケースから取りはずして、前記ダク
ト蓋体に設けた収納用ホルダーによつて保持する
構成により、解決される。
〔作 用〕
紙袋フイルターを通り抜けて、駆動室内の電動
送風機を冷却した排気流は、本体ケースの背面に
形成した凹部内を通り、コードリール室内に導か
れ、コードリールを冷却した後に、本体ケース外
に排出される。したがつて、コードリールは、コ
ードリールに巻装された電源コードから発熱があ
つても、排気流によつて冷却され、熱変形するこ
とがない。
使用後、アプライト形電気掃除機を、高さ寸法
のない場所、たとえば、押入れに収納するときに
は、本体ケースの上端面から引き抜いた操作用ハ
ンドルを、ダクト蓋体に収納用ホルダーを用いて
保持させれば、アプライト形電気掃除機を押入れ
に難なく収納できる。
駆動室とコードリール室を連通する本体ダクト
は、本体ケースの裏面に凹部を形成し、この凹部
をダクト蓋体でおおうことによつて構成してある
ので、コードリール室や本体ダクトから集塵室内
に空気が流入することがない。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を第1図から第10図
に基づき説明する。
アプライト形電気掃除機の吸口ケース1は、第
4図に示すように、底部に底板2を取り付ける。
吸口ケース1内には、回転ブラシ4を、底板2に
設けた開口部3から一部外方に露出させた状態で
取り付ける。回転ブラシ4は、ベルト5を介して
電動送風機6から動力を伝達して回動する。
本体ケース7は、上端面7aから上方に伸びる
操作用ハンドル8を取り付け、かつ中央部に凹状
の集塵室9を有している。本体ケース7は、吸口
ケース1に対して傾動可能に取り付け、かつ非使
用状態では吸口ケース1上に直立状態で立て掛け
ておくことができるように構成する。
吸口ケース1の上面中央には、吸口高さ調整つ
まみ10と掃除面切替つまみ11を設ける。吸口
ケース1の上面外周には、ベダル12を設ける。
吸口ケース1の側面には、バンパー13を設け
る。吸口ケース1内に設けた回転ブラシ4には、
螺旋状にブラシ14が植毛されている。
回転ブラシ4の側端部には、回転ブラシ4に対
して固定された駆動用プーリ15と、回転ブラシ
4に対して固定されていない空転プーリ16とを
設ける。ベルト5が駆動用プーリ15に巻装され
たときは、電動送風機6の動力が回転ブラシ4に
伝達される。ベルト5が空転プーリ6に巻装され
たときは、電動送風機6の動力は回転ブラシ4に
伝達されない。電動送風機6は、本体ケース7内
の、集塵室9よりも下方に設置する。電動機送風
機6の回転軸17の端部は、本体ケース7の側面
より外方に突出して、吸口ケース1内に挿入さ
れ、ベルト5が巻装されている。
吸口ケース1内の、回転ブラシ4の回転ブラシ
収納室18と、吸口ケース1の内上壁との間に
は、塵埃案内板19を設ける。吸口ケース1内に
は、回転ブラシ収納室18に隣接して、中間台2
0を設ける。塵埃案内板19は、中間台20と一
体に設ける。
中間台20には、前車輪21をクランク状に屈
曲した前車輪軸22によつて回転可能に取り付け
る。中間台20と回転ブラシ収納室18との間に
は、床ブラシ23を設ける。床ブラシ23は、そ
の上面に設けた傾斜状突起24が掃除面切替つま
み11に設けた傾斜状突起25に当接し、掃除面
切替つまみ11を左右に摺動させることにより、
上下動し、底板2から出入りする。前車輪21
は、その前車輪軸22が吸口高さ調整つまみ10
に取り付けられる高さ調整カム26に当接し、吸
口高さ調整つまみ10を回動することにより、上
下動し、底板2から出入りする。
吸口ケース1の上面中央には、凹部27を形成
する。凹部27内に、吸口高さ調整つまみ10と
掃除面切替つまみ11を配設する。凹部27の深
さは、吸口ケース1の外表面の稜面Aより、吸口
高さ調整つまみ10の頂部10a及び掃除面切替
つまみ11の頂部11aが突出しない寸法とす
る。
吸口ケース1内には、吸口ダスト28と、後車
輪軸29に取付けた後車輪30を保持する車輪フ
レーム31a,31bとを設ける。吸口ダスト2
8は、一端を回転ブラシ収納室18に連通し、か
つ他端を後述する接手に連通する。
本体ケース7の両端面には、吸口ケース1のコ
状切欠部1aに本体ケース7を傾動自在に取り付
けるための回動軸32を一体に形成する。
車輪フレーム31,31aには、第8図に示す
ように、回動軸32を回動保持する軸受穴33を
形成する。本体ケース7の一側面には、係止凹部
34を形成する。一つの車輪フレーム31aに
は、係止アーム35がアーム軸36とアームばね
37により、回動可能に取り付けられる。係止ア
ーム35は、その一端端部35aがベダル12に
当接し、かつ他部が係止凹部34に係合してい
る。ベダル12を押すと、係止アーム35と係止
凹部34の係合がはずれて、本体ケース7は、吸
口ケース1に対して、かつ回動軸32を軸とし
て、自動に傾動する。ベダル12を離すと、アー
ムばね37により係止アーム35が元の状態に戻
り、係止凹部34に係止アーム35が係止して本
体ケース7の吸口ケースに対する傾動が阻止され
る。
本体ケース7は、電動送風機6が収納される駆
動室38と、集塵室9と、コードリール39を収
納するコードリール室40の3つの室から構成さ
れる。
駆動室38内には、集塵室9に連通した吸込口
ダクト42を設ける。吸込口ダクト42には、電
動送風機6の送風機部が第1防振ゴム41を介し
て支持される。電動送風機6の電動機部は、第2
防振ゴム45を介して本体ケース7の内壁に支持
される。吸込口ダクト42には、遮音板47が一
体に形成される。本体ケース1には、その下部
に、電動送風機6及び吸込口ダクト42を収納す
るための駆動部カバー48を取り付ける。駆動部
カバー48には、排気口49を設ける。遮音板4
7は、排気口49に対向する位置にある。
本体ケース1の駆動室38の内壁には、電動送
風機6の送風機部を支持する第1リブ50aと第
2リブ50bを設ける。第1リブ50aは、直接
第1防振ゴム41に圧接している。第2リブ50
bは、吸込口ダクト42と一体に形成した遮音板
47に圧接している。第1リブ50は、排気流が
通り抜けできるように、隙間を形成している。第
2リブ50bは、第1リブ50aと異なり、隙間
がなく、排気流が通り抜けないようにしてある。
集塵室9から吸込口ダクト42を介して電動機送
風機6内に送り込まれた排気流は、電動機送風機
6を通り抜けた後、第1リブ50aの隙間と吸込
口ダクト42の外周を通り、排気口49から外部
に排出する。電動送風機6には、その外周に吸音
カバー99を設ける。排気口49には、アフター
フイルター100を設ける。
吸口ケース1の吸口ダクト28と本体ケース7
の集塵室9との連通は、ホース51によつて行わ
れる。吸口ダクト28とホース51は、接手52
によつて着脱自在に装着される。ホース51と本
体ケース7の集塵室9は、屈曲管状のインレツト
53によつて接続される。インレツト53には、
外部と通ずる孔54を有し、この孔54を開閉す
るサクシヨンリング55が回動自在に設けられ
る。インレツト53の集塵室9の開口端には、気
密用パツキン56を装着する。気密用パツキン5
6は、集塵室9の内壁にパツキン押え台57によ
つて支持される。パツキン押え台57は、ねじを
用いて集塵室9の内壁に固定する。インレツト5
3は、本体ケース7の外壁、すなわち集塵室9の
外壁にパツキン押え台57を固定するねじを利用
して取り付ける。
駆動室38内に収納した電動送風機6は、ベル
ト5を回転軸17に張架しない状態では、回転ブ
ラシ4の回動中心43に対して、電動送風機6の
回転軸17の回動中心44が平行とならないよう
にするとともに、ベルト5を回転軸17に張架し
た状態では、回転ブラシ4の回動中心43に対し
て、電動送風機6の回転軸17の回動中心44が
平行となるようにしてある。
防振ゴム45は、駆動室38内の側壁に設けた
受部46によつて支持される。
パツキン押え台57には、紙袋フイルターホル
ダー58の受部59を一体的に設ける。紙袋フイ
ルターホルダー58は、紙袋フイルター60の支
持体60aを取り付ける取付片61及びフツク片
62と、パツキン押え台57の受部59に係合す
る係止片63と、集塵室9の内壁に設けた、引掛
部68に係合する係止板64と、筒体65とを備
えている。
筒体65は、紙袋フイルターホルダ58の中央
に設ける。筒体65は、一端を、気密パツキン5
6に当接し、かつ他端を紙袋フイルター60内に
挿入する。筒体65の外周には、逆止弁66を一
体に形成した支持パツキン67を取り付ける。
本体ケース7の集塵室9の開口端全周には、集
塵パツキン69を設ける。集塵蓋体70は、その
周縁部が集塵パツキン69に圧接した状態で、ク
ランプ71により、本体ケース7に取り付ける。
コードリール室40には、コードリール39
と、操作用ハンドル8の保持装置を設ける。保持
装置は、合成樹脂製のパイプガイド72と、この
パイプガイド72を挾持補強する鉄板製のハンド
ル支持金具73a,73bとを備えており、コー
ドリール室40の内壁にねじ止めされる。パイプ
ガイド72とハンドル支持金具73aには、操作
用ハンドル8を保持装置に保持するための保持穴
74を設ける。保持穴74には、本体ケース7に
支持した着脱ボタン75に設けた係止ピン92が
係合する。コードリール39は、コードリール支
持板76に取り付ける。コードリール支持板76
は、コードリール室40の内壁にねじ止めされ
る。コードリール支持板76の背面側に、の保持
装置を配置する。
コードリール支持板76には、コードリールス
トツパーを取り付ける。コードリールストツパー
は、コードリール操作ボタン78と連接する。コ
ードリール支持板76には、コードリール39に
巻装される電源コード79を排気流によつて冷却
するための冷却通風穴が複数個設けてある。コー
ドリール支持板76には、電源コード79の乱巻
を防止する防止壁を設ける。
本体ケース7の上端面7aには、コントロール
パネル82を設ける。コントロールパネル82
は、スイツチボタン83とコードリール操作ボタ
ン78を設ける。
コントロールパネル82と、スイツチボタン8
3と、コードリール操作ボタン78とは、線状の
ボタンばね84とボタン押えケース85によつて
一体化され、本体ケース7のコードリール室40
の開口とこの開口をおおうリール蓋体86との間
に挾持固定される。スイツチボタン83は、電源
スイツチ87に連接する。コードリール操作ボタ
ン78は、コードリールストツパーに連接する。
スイツチボタン83を押すと、電源スイツチ87
が「入」となり、電動送風機6が回転する。再
度、スイツチボタン83を押すと、電源スイツチ
87が「切」となり、電動送風機6が回転する。
コードリール操作ボタン78を押すと、コードリ
ールストツパーが解除され、コードリール39に
電源コード79が巻き取られる。
駆動室38とコードリール室とは、本体ダクト
88により連通して、電動送風機6からの排気流
の一部が、本体ダクト入口89を通り本体ダクト
出口90から流出する構成にしてある。コードリ
ール室40内に流出した排気流は、冷却通風穴8
0を通り、コードリール39と電源コード79を
冷却しながら、排気流の排出口を兼ねたコード引
出し口91より外部に排出される。コード引出し
口91は、コードリール室40の側壁に設ける。
本体ダクト88は、集塵室9の外壁、すなわち、
本体ケース7の裏面に凹部を形成し、その凹部を
ダクト蓋体94でおおうことによつて構成され
る。ダクト蓋体94上には、収納用ホルダー9
7,98を設ける。
吸口ケース1内には、掃除面切替つまみ11の
摺動によつて移動する切替アーム96を設ける。
切替アーム96は、駆動用プーリ15を、駆動用
プーリ15に巻装するか、空転プーリ16に巻装
するかを選択するものである。
操作用ハンドル8は、着脱用ボタン75を押
し、係止ピン92を操作用ハンドル8内から抜き
取ることによつて、本体ケース7の上端面7aか
ら上方に抜き取ることができる。抜き取られた操
作用ハンドル8は、収納用ホルダー97,98に
よつて本体ケース7の裏面側に保持される。
以上の構成において、電源コード79をコード
リール室40から引き出し、コンセント(図示せ
ず)に差し込み、吸口ケース1のペダル12を押
して、係止アーム35を係止凹部34からはずす
ことにより、本体ケース7を傾動させ、コントロ
ールパネル82の電源スイツチボタン83を
「入」とすると、電動送風機6が回転し、底板2
の開口部3からの塵埃の吸引とベルト5の駆動と
が同時に行われる。
掃除面切替つまみ11によつて摺動させられる
切替アーム96により、駆動用プーリ15にベル
ト5が巻装されているときは回転ブラシ4が回転
し、かつ空転プーリ16にベルト5が巻装されて
いるときは、回転ブラシ4が回転しない。回転ブ
ラシ4が回転すると、被掃除面に付着した塵埃を
かきあげる。
底板2の開口部3から流入した塵埃は、回転ブ
ラシ収納室18−吸口ダクト28−接手52−ホ
ース51−インレツト53を通り、集塵室9内に
取り付けた紙袋フイルター60内に流入し、その
内にためられる。インレツト53と紙袋フイルタ
ー60との間に存在している逆止弁66は、風圧
にて押し開かれて、風圧がなくなると閉じる。
紙袋フイルター60を通り抜けた排気流は、駆
動室38に設けた吸込口ダクト42内を通り電動
送風機6内に冷却した後、吸込口42の外周を通
り排気口49より排出する。排気流の一部は、本
体ダクト88を通り、コードリール室40に流出
し、コードリール支持板76を設けた冷却用窓8
0を通り、電源コード79を冷却した後、コード
引出し口91より外部に排出する。
吸口高さ調節つまみ10を回転すると高さ調整
カム26によつて前車輪軸22が回転して、前車
輪21の底板2から下方に突出する突出量が変化
する。したがつて吸口高さ調整カム26の回転に
よつて、被掃除面と底板との高さを調節すること
ができる。床板などの被掃除面を掃除する場合に
は、掃除面切替つまみ11を摺動してベルト5を
空転プーリ16に巻装させると、傾斜状突起2
4,25の働きで、床ブラシ23が底板2の外方
に突出する。
掃除中に薄いじゆうたんなどが吸口ケース1の
開口部3に強く吸い付いたときは、インレツト5
3に設けたサクシヨンリング55を回動させて、
孔54から外気を流入させる。これにより、吸口
ケース1の開口部3への、薄いじゆうたんなどの
吸い付きを防止する。吸口ダクト28からホース
51の接手52をまずして、その接手52に別の
応用吸口(図示せず)を取り付けて、その応用吸
口でカーテンなどの布地を掃除する場合において
も、サクシヨンリング55を回動させて、孔54
から外気を流入させることにより、応用吸口への
布地の吸い付きを防止できる。
集塵室9の紙袋フイルター60を捨てたい場合
には、クランプ71を押して、集塵蓋体70を取
り除き、紙袋フイルターホルダー58の係止板
を、たわませながら集塵室9の引掛部68から取
りはずす。これにより、パツキン押え台57から
紙袋フイルター60及び紙袋フイルターホルダー
58が一緒にはずれるので、紙袋フイルターホル
ダー58の係止板64をもつて、集塵室9から紙
袋フイルター60を引き出すことができる。引き
出された紙袋フイルター60は、係止板をもつて
ごみ箱などのごみ捨て場に運び、そこで、紙袋フ
イルターホルダー58を取り除いた後、捨てる。
紙袋フイルター60は、紙袋フイルターホルダー
58のフツク片62から紙袋フイルター60の支
持体60aをたわませることにより、紙袋フイル
ターホルダー58からはずすことができる。
新しい紙袋フイルター60の取り付けは、紙袋
フイルター60の支持体60aを、紙袋フイルタ
ーホルダー58の取付片61に差し込んだ後、た
わませながら、フツク片62に差し込むことによ
つて行われる。パツキン押え台57への紙袋フイ
ルターホルダー58の取り付けは、そのホルダー
58の係止片63を、パツキン押え台57の受部
59に差し込み、かつ気密用パツキン56を押し
ながら、紙袋フイルターホルダー58の係止板6
4をたわませて、その係止板64を集塵室9に設
けた引掛部68に係合することによつ行われる。
使用後、アプライト形電気掃除機を押入れに収
納する場合には、着脱用ボタン75を押して本体
ケース7の端面から操作用ハンドル8を抜き取
る。その後、操作用ハンドル8は、収納用ホルダ
ー97,98によつて、本体ケース7の裏面側で
かつダクト蓋体94上に保持する。この状態で、
アプライト形電気掃除機を押入れに収納する。
運転中、電動送風機6から排気流の一部は、本
体ダクト入口89から本体ダクト88の凹内部を
通り、本体ダクト出口90からコードリール室4
0内に流出し、その後コードリール39と電源コ
ード79を冷却しながら、コード引出し口91か
ら外部に排出する。
〔考案の効果〕
本考案によれば、駆動室からの排気流の一部を
簡単な構成で、コードリール室に送り込むことの
できる本体ダクトを備え、そのダクトの一部を利
用して操作用ハンドルを本体ケースの背面に設置
でき、しかもコードリール室や本体ダクトから集
塵室内に空気が流入することがなく、その気密対
策が不要であるアプライト形電気掃除機がえられ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は一部
を切欠してなる本体ケースの背面図、第2図は正
面全体外観図、第3図は背面全体外観図、第4図
は要部縦断面図、第5図は底板をはずした状態で
の底面図、第6図は吸口ケースの分解斜視図、第
7図は後車輪の分解斜視図、第8図は後車輪の組
立状態を示す斜視図、第9図は電動送風機の収納
状態図、第10図は紙袋フイルターの収納状態を
示す要部斜視図である。 1……吸口ケース、4……回転ブラシ、6……
電動送風機、7……本体ケース、7a……上端
面、8……操作用ハンドル、9……集塵室、38
……駆動室、39……コードリール、40……コ
ードリール室、60……紙袋フイルター、88…
…本体ダクト、94……ダクト蓋体、97,98
……収納用ホルダー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 吸口ケース1と、この吸口ケース1に対して傾
    動自在に設け、かつ内部を下から駆動室38、集
    塵室9、コードリール室40の順に区画してなる
    本体ケース7と、前記吸口ケース1内に設けた回
    転ブラシ4と、前記駆動室38に設けた電動送風
    機6と、前記集塵室9に設けた紙袋フイルター6
    0と、前記コードリール室40に設けたコードリ
    ール39と、前記本体ケース7の上端面7aに着
    脱自在に設けた操作用ハンドル8と、前記駆動室
    38から排気流の一部を前記コードリール室40
    に導く本体ダクト88とを備え、前記本体ダクト
    88は、前記本体ケース7の裏面に凹部を形成
    し、この凹部をダクト蓋体94でおおうことによ
    つて構成し、しかも前記ダクト蓋体94上に、前
    記操作用ハンドル8を、前記本体ケース7から取
    りはずして、前記ダクト蓋体94に設けた収納用
    ホルダー97,98によつて保持する構成にした
    ことを特徴とするアプライト形電気掃除機。
JP1717182U 1982-02-12 1982-02-12 アプライト形電気掃除機 Granted JPS58122557U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1717182U JPS58122557U (ja) 1982-02-12 1982-02-12 アプライト形電気掃除機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1717182U JPS58122557U (ja) 1982-02-12 1982-02-12 アプライト形電気掃除機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58122557U JPS58122557U (ja) 1983-08-20
JPS6232505Y2 true JPS6232505Y2 (ja) 1987-08-20

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ID=30029501

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1717182U Granted JPS58122557U (ja) 1982-02-12 1982-02-12 アプライト形電気掃除機

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JPH0685748B2 (ja) * 1986-01-08 1994-11-02 株式会社日立製作所 アプライト形電気掃除機

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