JPS6232507Y2 - - Google Patents

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JPS6232507Y2
JPS6232507Y2 JP1717482U JP1717482U JPS6232507Y2 JP S6232507 Y2 JPS6232507 Y2 JP S6232507Y2 JP 1717482 U JP1717482 U JP 1717482U JP 1717482 U JP1717482 U JP 1717482U JP S6232507 Y2 JPS6232507 Y2 JP S6232507Y2
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suction
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、本体ケースを吸口ケースに傾動自在
に設けたアプライト形電気掃除機に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
従来このアプライト形電気掃除機では、特開昭
55−60431号公報に示すように、本体ケース内の
下部に電動送風機を設けている。この電動送風機
の回転によつて、吸口ケース内に収納した回転ブ
ラシを回転させるとともに、この回転ブラシによ
つてかき上げられた塵埃を本体ケース内の集塵室
内に吸い込まれるようにしてある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記従来例では、電動送風機からの排気流が本
体ケースの背面下端に設けた排気口から床面に向
つて吹き出しているため、床面の塵埃を飛散させ
る欠点を有している。さらに、電動送風機から発
生する音が上記排気口から直接漏れるために、騒
音が大きいという欠点を有している。
本考案の目的は、上記の欠点を有し、床面の塵
埃が排気流によつて飛散するのを防止するととも
に、電動送風機の騒音を低減させることのできる
アプライト形電機掃除機を提供するにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、吸口ケースと、この吸口ケースに
対して傾動自在に設けた本体ケースと、前記吸口
ケース内に設けた回転ブラシとこの回転ブラシに
よつてかきあげられた塵埃を前記吸口ケース内の
集塵室内に導く空気流を作る電動送風機とを備
え、前記本体ケース内の駆動室には、前記電動送
風機を設けるとともに、一方を前記集塵室に連通
し、かつ他方を前記電動送風機内に連通した吸口
ダクトを設けたアプライト形電気掃除機におい
て、前記電動送風機からの排気流が前記吸口ダク
トの外周を通り前記本体ケース正面の吸口ケース
との結ぎ部に設けた排気口から排出するように、
前記本体ケースの駆動室の内壁に設けたリブによ
つて前記電動送風機を支持し、しかも、前記排気
口と前記電動送風機との間に位置し、かつ前記吸
込口ダクトと一体に形成した遮音板を設けるとに
より、達成される。
〔作用〕
電動送風機からの排気流は、直接排気口から本
体ケース外に排出することなく、電動送風機の周
囲から電動送風機を支持するリブ間を通り、集塵
室と電動送風機とを連結する吸口ダクトの外周を
経由した後に排気口から外部に排出するので、排
気流路が長くなり、かつ排気流路の断面積が変化
するため、電動送風機の回転によつて発生する騒
音が低減させられる。
さらに、吸口ダクトと一体に設けた遮音板を、
電動送風機と排気口との間に設けて、防音二重構
造とすることにより、電動送風機の回転によつて
発生する騒音の漏れが防止される。
さらに、排気口からの排気流は、排気口が本体
ケースの正面の吸口ケースとの結ぎ部に位置して
いるので、吸口ケースの上面上を流れることと、
電動送風機の外周及び吸込口ダクト外周を通つて
いる間に流速が弱められることによつて、床面の
塵埃を飛散させることはない。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面に基づき説明す
る。
アプライト形電気掃除機の吸口ケース1は、底
部に底板2を取り付ける。吸口ケース1内には、
回転ブラシ4を、底板2に設けた開口部3から一
部外方に露出させた状態で取り付ける。回転ブラ
シ4は、ベルト5を介して電動送風機6から動力
を伝達して回動する。
本体ケース7は、上端面7aから上方に伸びる
操作用ハンドル8を取り付け、かつ中央部に凹状
の集塵室9を有している。本体ケース7は、吸口
ケース1に対して傾動可能に取り付け、かつ非使
用状態では吸口ケース1上に直立状態で立て掛け
ておくことができるように構成する。
吸口ケース1の上面中央には、吸口高さ調整つ
まみ10の掃除面切替つまみ11を設ける。吸口
ケース1の上面外周には、ペダル12を設ける。
吸口ケース1の側面には、バンパー13を設け
る。吸口ケース1内に設けた回転ブラシ4には、
螺旋状にブラシ14が植毛されている。
回転ブラシ4の側端部には、回転ブラシ4に対
して固定された駆動用プーリ15と、回転ブラシ
4に対して固定されていない空転プーリ16とを
設ける。ベルト5が駆動用プーリ15に巻装され
たときは、電動送風機6の動力が回転ブラシ4に
伝達される。ベルト5が空転プーリ6に巻装され
たときは、電動送風機6の動力は回転ブラシ4に
伝達されない。電動送風機6は、本体ケース7内
の、集塵室9よりも下方に設置する。電動機送風
機6の回転軸17の端部は、本体ケース7の側面
より外方に突出して、吸口ケース1内に挿入さ
れ、ベルト5から巻装されている。
吸口ケース1内の、回転ブラシ4の回転ブラシ
収納室18と、吸口ケース1の内上壁との間に
は、塵埃案内板19を設ける。吸口ケース1内に
は、回転ブラシ収納室18に隣接して、中間台2
0を設ける。塵埃案内板19は、中間台20と一
体に成形する。
中間台20には、前車輪21をクランク状に屈
曲した前車輪軸22によつて回転可能に取り付け
る。中間台20と回転ブラシ収納室18との間に
は、床ブラシ23を設ける。床ブラシ23は、そ
の上面に設けた傾斜状突起24が掃除面切替つま
み11に設けた傾斜状突起25に当接し、掃除面
切替つまみ11を左右に摺動させることにより、
上下動し、底板2から出入りする。前車輪21
は、その前車輪軸22が吸口高さ調整つまみ10
に取り付けられる高さ調整カム26に当接し、吸
口高さ調整つまみ10を回動することにより、上
下動し、底板2から出入りする。
吸口ケース1の上面中央には、凹部27を形成
する。凹部27は、中間台20及び回転ブラシ4
の上方に位置し、かつ回転ブラシ4のほぼ全幅に
渡つている。凹部27内に、吸口高さ調整つまみ
10と掃除面切替つまみ11を配設する。凹部2
7の深さは、吸口ケース1の外表面の稜面Aよ
り、吸口高さ調整つまみ10の頂部10a及び掃
除面切替つまみ11の頂部11aが突出しない寸
法とする。凹部27の内底面は、ほぼ水平面状と
してある。
吸口ケース1内には、吸口ダスト28と、後車
輪軸29に取付けた後車輪30を保持する車輪フ
レーム31a,31bとを設ける。吸口ダスト2
8は、一端を回転ブラシ収納室18に連通し、か
つ他端を後述する接手に連通する。
本体ケース7の両側面には、吸口ケース1のコ
状切欠部1aに本体ケース7を傾動自在に取り付
けるための回動軸32を一体に形成する。
車輪フレーム31a,31bには、回動軸32
を回動保持する軸受穴33を形成する。本体ケー
ス7の一側面には、係止凹部34を形成する。一
つの車輪フレーム31aには、係止アーム35が
アーム軸36とアームばね37により、回動可能
に取り付けられる。係止アーム35は、その一端
端部35aがペダル12に当接し、かつ他部が係
止凹部34に係合している。ペダル12を押す
と、係止アーム35と係合凹部34の係合がはず
れて、本体ケース7は、吸口ケース1に対して、
かつ回動軸32を軸として、自動に傾動する。ペ
ダル12を離すと、アームばね37により係止ア
ーム35が元の状態に戻り、係止凹部34に係止
アーム35が係止して本体ケース7の吸口ケース
に対する傾動が阻止される。
本体ケース7は、電動送風機6が収納される駆
動室38と、集塵室9と、コードリール39を収
納するコードリール室40の3つの室から構成さ
れる。
駆動室38内には、集塵室9に連通して吸込口
ダクト42を設ける。吸込口ダクト42には、電
動送風機6の送風機部が第1防振ゴム41を介し
て支持される。電動送風機6の電動機部は、第2
防振ゴム45を介して本体ケース7の内壁に支持
される。吸込口ダクト42には、遮音板47が一
体に形成される。本体ケース1には、その下部
に、電動送風機6及び吸込口ダクト42を収納す
るための駆動部カバー48を取り付ける。駆動部
カバー48には、排気口49を設ける。遮音板4
7は、排気口49に対向する位置にある。
本体ケース1の駆動室38の内壁には、電動送
風機6の送風機部を支持する第1リブ50aと第
2リブ50bを設ける。第1リブ50aは、直接
第1防振ゴム41に圧接している。第2リブ50
bは、吸込口ダクト42と一体に形成した遮音板
47に圧接している。第1リブ50aは、排気流
が通り抜けできるように、隙間を形成している。
第2リブ50bは、第1リブ50と異なり、隙間
がなく、排気流が通り抜けないようにしてある。
集塵室9から吸込口ダクト42を介して電動機送
風機6内に送り込まれた排気流は、電動機送風機
6を通り抜けた後、第1リブ50aの隙間と吸込
口ダクト42の外周を通り、排気口49から外部
に排出する。電動送風機6には、その外周に吸音
カバー99を設ける。排気口49には、アフター
フイルター100を設ける。
吸口ケース1の吸口ダクト28と本体ケース7
の集塵室9との連通は、ホース51によつて行わ
れる。吸口ダクト28とホース51は、接手52
によつて着脱自在に装着される。ホース51と本
体ケース7の集塵室9は、屈曲管状のインレツト
53によつて接続される。インレツト53には、
外部と通ずる孔54を有し、この孔54を開閉す
るサクシヨンリング55が回動自在に設けられ
る。インレツト53の集塵室9の開口端には、気
密用パツキン56を装着する。気密用パツキン5
6は、集塵室9の内壁にパツキン押え台57によ
つて支持される。パツキン押え台57は、ねじを
用いて集塵室9の内壁に固定する。インレツト5
3は、本体ケース7の外壁、すなわち集塵室9の
外壁にパツキン押え台57を固定するねじを利用
して取り付ける。
駆動室38内に収納した電動送風機6は、ベル
ト5を回転軸17に張架しない状態では、回転ブ
ラシ4の回動中心43に対して、電動送風機6の
回転軸17の回動中心44が平行とならないよう
にするとともに、ベルト5を回転軸17に張架し
た状態では、回転ブラシ4の回動中心43に対し
て、電動送風機6の回転軸17の回動中心44が
平行となるようにしてある。
防振ゴム54は、駆動室38内の側壁に設けた
受部46によつて支持される。
パツキン押え台57には、紙袋フイルターホル
ダー58の受部59を一体的に設ける。紙袋フイ
ルターホルダー58は、紙袋フイルター60の支
持体60aを取り付ける取付片61及びフツク片
62と、パツキン押え台57の受部59に係合す
る係止片63と、集塵室9の内壁に設けた、引掛
部68に係合する係止板64と、筒体65とを備
えている。
筒体65は、紙袋フイルターホルダ58の中央
に設ける。筒体65は、一端を、気密パツキン5
6に当接し、かつ他端を紙袋フイルター60内に
挿入する。筒体65の外周には、逆止弁66を一
体に形成した支持体パツキン67を取り付ける。
本体ケース7の集塵室9の開口端全周には、集
塵パツキン69を設ける。集塵蓋体70は、その
周縁部が集塵パツキン69に圧接した状態で、ク
ランプ71により、本体ケース7に取り付ける。
コードリール室40には、コードリール39
と、操作用ハンドル8の保持装置を設ける。保持
装置は、合成樹脂製のパイプガイド72と、この
パイプガイド72を挟持補強する2個のハンドル
支持金具73a,73bとを備えており、コード
リール室40の内壁にねじ止めされる。パイプガ
イド72とハンドル支持金具73aには、操作用
ハンドル8を保持装置に保持するための保持穴7
4を設ける。保持穴74には、本体ケース7に支
持した着脱ボタン75に設けた係止ピン92が係
合する。コードリール39は、コードリール支持
板76に取り付ける。コードリール支持板76
は、コードリール室40の内壁にねじ止めされ
る。コードリール支持板76の下方に、保持装置
を配置する。
コードリール支持板76には、コードリールス
トツパーを取り付ける。コードリールストツパー
は、コードリール操作ボタン78と連接する。コ
ードリール支持板76には、コードリール39に
巻装される電源コード79を排気流によつて冷却
するための冷却通風穴が複数個設けてある。コー
ドリール支持板76には、電源コード79の乱巻
を防止する防止壁を設ける。
本体ケース7の上端面7aには、コントロール
パネル82を設ける。コントロールパネル82
は、スイツチボタン83とコードリール操作ボタ
ン78を設ける。
コントロールパネル82と、スイツチボタン8
3と、コードリール操作ボタン78とは、線状の
ボタンばね84とボタン押えケース85によつて
一体化され、本体ケース7のコードリール室40
の開口とこの開口をおおうリール蓋体86との間
に挟持固定される。スイツチボタン83は、電源
スイツチ87に連接する。コードリール操作ボタ
ン78は、コードリールストツパーに連接する。
スイツチボタン83を押すと、電源スイツチ87
が「入」となり、電動送風機6が回転する。再
度、スイツチボタン83を押すと、電源スイツチ
87が「切」となり、電動送風機6が回転する。
コードリール操作ボタン78を押すと、コードリ
ールストツパーが解除され、コードリール39に
電源コード79が巻き取られる。
駆動室38とコードリール室40とは、本体ダ
クト88により連通して、電動送風機6からの排
気流の一部が、本体ダクト入口89を通り本体ダ
クト出口90から流出する構成にしてある。コー
ドリール室40内に流出した排気流は、冷却通風
穴を通り、コードリール39と電源コード79を
冷却しながら、コード引出し口91より外部に排
出される。本体ダクト88は、集塵室9の外壁、
すなわち、本体ケース7の裏面に凹部を形成し、
その凹部内に収納する。凹部をおおうダクト蓋体
94は、収納用ホルダー97,98によつて、本
体ケース7の裏面に保持する。
吸口ケース1内には、掃除面切替つまみ11の
摺動によつて移動する切替アーム96を設ける。
切替アーム96は、駆動用プーリ15を、駆動用
プーリ15に巻装するか、空転プーリ16に巻装
するかを選択するものである。
操作用ハンドル8は、着脱用ボタン75を押
し、係止ピン92を操作用ハンドル8内から抜き
取ることによつて、本体ケース7の上端面から上
方に抜き取ることができる。抜き取られた操作用
ハンドル8は、収納用ホルダー97,98によつ
て本体ケース7の裏面に保持される。
以上の構成において、電源コード79をコード
リール室40から引き出し、コンセント(図示せ
ず)に差し込み、吸口ケース1のペダル12を押
して、係止アーム35を係止凹部34からはずす
ことにより、本体ケース7を傾動させ、コントロ
ールパネル82の電源スイツチボタン83を
「入」とすると、電動送風機6が回転し、底板2
の開口部3からの塵埃の吸引とベルト5の駆動と
が同時に行われる。
掃除面切替つまみ11によつて摺動させられる
切替アーム96により、駆動用プーリ15にベル
ト5が巻装されているときは回転ブラシ4が回転
し、かつ空転プーリ16にベルト5が巻装されて
いるときは、回転ブラシ4が回転しない。回転ブ
ラシ4が回転すると、被掃除面に付着した塵埃を
かきあげる。
底板2の開口部3から流入した塵埃は、回転ブ
ラシ収納室18−吸口ダクト28−接手52−ホ
ース51−インレツト53を通り、集塵室9内に
取り付けた紙袋フイルター60内に流入し、その
内にためられる。インレツト53と紙袋フイルタ
ー60との間に存在している逆止弁66は、風圧
にて押し開かれて、風圧がなくなると閉じる。
紙袋フイルター60を通り抜けた排気流は、駆
動室38に設けた吸込口ダクト42内を通り電動
送風機6内に冷却した後、吸込口42の外周を通
り排気口49より排出する。排気流の一部は、本
体ダクト88を通り、コードリール室40に流出
し、コードリール支持体76を設けた冷却用窓を
通り、電源コード79を冷却した後、コード引出
し口91より外部に排出する。
吸口高さ調節つまみ10が回転すると高さ調整
カム26によつて前車輪軸22が回転して、前車
軸21の底板2から下方に突出する突出量が変化
する。したがつて吸口高さ調整カム26の回転に
よつて、被掃除面と底板との高さを調節すること
ができる。床板などの被掃除面を掃除する場合に
は、掃除面切替つまみ11を摺動してベルト5を
空転プーリ16に巻装させると、傾斜状突起2
4,25の働きで、床ブラシ23が底板2の外方
に突出する。
集塵室9の紙袋フイルター60を捨てたい場合
には、クランプ71を押して、集塵蓋体70を取
り除き、紙袋フイルターホルダー58の係止板
を、たわませながら集塵室9の引掛部68から取
りはずす。これにより、パツキン押え台57から
紙袋フイルター60及び紙袋フイルターホルダー
58が一緒にはずれるので、紙袋フイルターホル
ダー58の係止板64をもつて、集塵室9から紙
袋フイルター60を引き出すことができる。引き
出された紙袋フイルター60は、係止板をもつて
ごみ箱などのごみ捨て場に運び、そこで、紙袋フ
イルターホルダー58を取り除いた後、捨てる。
紙袋フイルター60は、紙袋フイルターホルダー
58のフツク片62から紙袋フイルター60の支
持体60aをたわませることにより、紙袋フイル
ターホルダー58からはずすことができる。
新しい紙袋フイルター60の取り付けは、紙袋
フイルター60の支持体60aを、紙袋フイルタ
ーホルダー58の取付片61に差し込んだ後、た
わませながら、フツク片62に差し込むことによ
つて行われる。パツキン押え台57への紙袋フイ
ルターホルダー58の取り付けは、そのホルダー
58の係止片63を、パツキン押え台57の受部
59に差し込み、かつ気密用パツキン56を押し
ながら、紙袋フイルターホルダー58の係止板6
4をたわませて、その係止板64を集塵室9に設
けた引掛部68に係合することによつて行われ
る。
吸口ケース上に設けた凹部27と、中間台20
と、この中間台20に一体に成形した塵埃案内板
19とによつて、回転ブラシ4の回動空間が小さ
く設定できるため、回転ブラシ4から吸い込まれ
る空気の流速が高められるので、強い吸込力がえ
られる。また、中間台20に一体に成形した塵埃
案内板19によつて、吸口ダクト28への流路を
滑らかに形成することができ、回転ブラシ4によ
つてかき上げられた塵埃が円滑に吸口ダクト28
内に導かれる。
床ブラシ23、掃除面切替つまみ11、前車輪
21、高さ調整カム26及び切替アーム96をあ
らかじめ、中間台20に取り付けておき、その中
間台20を、吸口ケース1内に取り付け及び取り
はずすことによつて、床ブラシ23、掃除面切替
つまみ11、前車輪21、高さ調整カム26及び
切替アーム96の、吸口ケース1への組立及び分
解の作業をきわめて容易に行なうことができる。
しかも、吸口ケース1に中間台20を組み込むこ
とによつて、吸口ケース1の強度が向上し、床ブ
ラシ23や前車輪21の、底板2から突出量の精
度を高めることができる。
〔考案の効果〕
以上のように、本考案によれば、電動送風機の
回転によつて発生する騒音を低減させることがで
きるとともに、排気流によつて床面の塵埃が飛散
されることの少ないアプライト形電気掃除機がえ
られる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案の一実施例を示し、第1図は電
動送風機の取付状態説明図、第2図は正面全体外
観図、第3図は背面全体外観図、第4図は要部縦
断面図、第5図は吸口ケースの底板を取りはずし
た状態での床面図、第6図は吸口ケースの分解斜
視図、第7図は一部を切欠してなる本体ケース部
の背面図、第8図は後車輪部分の分解斜視図、第
9図は後車輪部分の組立状態を示す斜視図、第1
0図は紙袋フイルター取付状態を示す要部斜視図
である。 1……吸口ケース、4……回転ブラシ、6……
電動送風機、7……本体ケース、9……集塵室、
38……駆動室、42……吸込口ダクト、47…
…遮音板、49……排気口、50a,50b……
リブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 吸口ケース1と、この吸口ケース1に対して傾
    動可能に設けた本体ケース7と、前記吸口ケース
    1内に設けた回転ブラシ4と、この回転ブラシ4
    によつてかきあげられた塵埃を前記吸口ケース1
    内の集塵室9内に導く空気流を作る電動送風機6
    とを備え、前記本体ケース7内の駆動室38に
    は、前記電動送風機6を設けるとともに、一方を
    前記集塵室9に連通し、かつ他方を前記電動送風
    機6内に連通した吸込口ダクト42を設けたアプ
    ライト形電動送風機6からの排気流が前記吸込口
    ダクト42の外周を通り前記本体ケース7の正面
    の吸口ケース1との結ぎ部に設けた排気口49か
    ら排出するように、前記本体ケース7の駆動室3
    8の内壁に設けたリブ50a,50bによつて前
    記電動送風機6を支持し、しかも、前記排気口4
    9と前記電送風機との間に位置し、かつ前記吸込
    口ダクト42と一体に形成した遮音板47を設け
    たことを特徴とするアプライト形電気掃除機。
JP1717482U 1982-02-12 1982-02-12 アプライト形電気掃除機 Granted JPS58122545U (ja)

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JPS58122545U JPS58122545U (ja) 1983-08-20
JPS6232507Y2 true JPS6232507Y2 (ja) 1987-08-20

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ID=30029504

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JP1717482U Granted JPS58122545U (ja) 1982-02-12 1982-02-12 アプライト形電気掃除機

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