JPS623247A - ハロゲン化銀写真感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料

Info

Publication number
JPS623247A
JPS623247A JP14175385A JP14175385A JPS623247A JP S623247 A JPS623247 A JP S623247A JP 14175385 A JP14175385 A JP 14175385A JP 14175385 A JP14175385 A JP 14175385A JP S623247 A JPS623247 A JP S623247A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
silver
emulsion
silver halide
group
grains
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14175385A
Other languages
English (en)
Inventor
Shunji Takada
高田 俊二
Kazuhiko Takeuchi
和彦 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP14175385A priority Critical patent/JPS623247A/ja
Publication of JPS623247A publication Critical patent/JPS623247A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/005Silver halide emulsions; Preparation thereof; Physical treatment thereof; Incorporation of additives therein
    • G03C1/035Silver halide emulsions; Preparation thereof; Physical treatment thereof; Incorporation of additives therein characterised by the crystal form or composition, e.g. mixed grain
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/005Silver halide emulsions; Preparation thereof; Physical treatment thereof; Incorporation of additives therein
    • G03C1/035Silver halide emulsions; Preparation thereof; Physical treatment thereof; Incorporation of additives therein characterised by the crystal form or composition, e.g. mixed grain
    • G03C2001/03535Core-shell grains

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〕 本発明はハロゲン化銀写真感光材料に関し、特に高感度
でカブリが少な(粒状性のすぐれた写真感光材料に関す
る。
(先行技術〉 写真用のハロゲン化銀乳剤に求められる基本性能に高感
度でかぶりが低(粒状が細かいことでありかつ現像活性
が高いことである。ハロゲン化銀      1.。
には弗化銀、塩化銀、臭化銀、沃化銀があるが弗   
   −′□′化銀は水溶性が高いため通常、写真乳剤
には用いられす、残りの3種のハロゲン化銀を組合せる
ことにより乳剤の基本性能を向上させる努力がなされて
きた。光吸収に関しては塩化銀、臭化銀、沃     
 1化銀の順に強(なるが−万現像活性に関しては七 
      ”。
の順に低下し光吸収と現1象活性を両立させるのは  
    、2゜難しい。クラインとモイザルは異なった
ハロゲン       ・”化銀の層で被覆されたハロ
ゲン化銀コアーからな       □る混合ハロゲン
化銀乳剤(風体的には臭化銀の核、沃化銀を1モルチ含
む沃臭化銀からなる第一層お       。
よび臭化銀からなる外層)により現像活性を損う   
    ゛ことな(光敏感性が高められることを開示し
た。
(特公昭u J−/ J / 62号公報)小板橋らは
比較的低い沃化銀含量のコアー粒子に厚さが0.01−
0.1μmのりすいシェルを付けたときにカバーリング
ツgワーの向上など写真的に好ましい特性が得られるこ
とを開示した。
(特開昭!7−/jrlA232号公報)これらの発明
はコアー部の沃化銀含量が低(、従ってトータルの沃化
銀含量が低い場合には有用である。しかしさらなる高感
化高画質をめざすためには、乳剤の高ヨード化は不可欠
である。
光吸収は沃化銀含量の増加にともなって固溶限界(約4
Cjモル%2まで上昇することがよ(知られている。従
って、高ヨード含量のコアーを含みトータルの沃化銀含
量の高い乳剤の開発が望まれた。高ヨード含量のコアー
を含む沃臭化銀乳剤は新井・上田により特公昭It?−
、211.17号公報に開示されている。それによると
2よモルチあるいは4cOモルチの沃化銀を含むコアー
を調製したのち臭化カリウムと硝酸銀水溶液を加えてシ
ェル付けを行っている。
か(して得られた最終粒子のX線回折からは、調製され
た乳剤が完全なコアー/シェル構造をとつていないこと
が明示されている(特公昭弘ターAll、17号公報第
!欄第1AO−143行)。コノ例が示すように、高ヨ
ードのコアーを含み、トータルの沃化銀含有量の高いハ
ロゲン化銀乳剤で、明確な層状構造を持つ乳剤の開発は
困難であった。
特願昭!j−2at≠6Fには高ヨードのコアーを含み
トータルのヨード含量の高いハロケン化銀乳剤で明確な
層状構造を持つ乳剤に関して開示した。
この乳剤は高感度で粒状性がすぐれているなど多数の利
点があるが活性の比較的低い現像液で押し現像したとき
の感度が高(なりに(〜欠点があったう (発明の目的) 従って本発明の目的の第7は、高感度で、カブリが少な
く、かつ粒状性のすぐれたハロゲン化銀写真感光材料を
提供することにある。
第コに、光吸収効率が高(、かっ現f象活性の高いハロ
ゲン化銀乳剤及びそれを用いた写真感光材料を提供する
ことにある。
♀ 第3に増感現像適性のある写真感光材料を提供すること
である。
(発明の構成〕 本発明者らは鋭意研究の結果、本発明の目的は。
コアー部のヨード含有率が10−ψ0モル係であり、最
外層シェル部がjモルチ以下のヨードを含むハロゲン化
銀から成り、かつ、トータルのヨード含有率が!モルチ
以上であるハロゲン化銀乳剤において、ハロゲン化銀粒
子内に実質的に2つの明確な層状構造を持たせかつ写真
感光材料の少(とも1層にポリオキシエチVン系化合物
を含有させることにより達成されることを見い出した。
本発明に用いられるハロゲン化銀乳剤が高感度である理
由の1つは現像活性を低下させることな(高ヨード化で
きたために光吸収が増加したこともあるがそれ以上に大
きな効果は粒子のコアー部に高ヨード層を最外層に低ヨ
ード層を含む明確な層状構造をもたせたために潜像形成
効率が向上したためと考えられる。これは予想しなかっ
た効果であり、そのメカニズムの詳細は明らかでない。
その機構として、高ヨード層と低ヨード層の界面付近で
バンド構造に折れ曲がりが生ずることが期待され、その
折れ曲が9により正孔は粒子の内部へ移動するため電子
と正孔の電荷分離が促進されたと考えることもできるが
今後の検討を待たねばならない。
ここでいう明確な層状構造とはX線回折の方法により判
定できる。X線回折法をハロゲン化銀粒子に応用した例
はH,ヒルシニの文献ジャーナル・オブ・フォトグラフ
ィック・サイエンス第10巻      。
(lり≦2)の12り頁以降などに述べられている。ハ
ロゲン組成によって格子定数が決まるとブラックの条件
(2dsinθ=nλ) を満たした回折角度に回折の
ピークが生ずる。
X線回折の測定法に関しては基礎分析化学講座2≠rx
a分析」(共立出版ンや「X線回折の手引」(理学電機
株式会社〕などに詳しく記載されている。標準的な測定
法はターゲットとしてCuを使い、Cuのにβ線を線源
として(管′底圧4t。
KV、管電流AOrHA)ハロゲン化銀の(JJ。)面
の回折曲線を求める方法である。測定機の分解能を高め
るために、スリット(発散スリット、受光スリットなど
]の幅、装置の特定数、ゴニオメータ−の走査速度、記
録速度を適切に選びシリコンなどの標準試料を用いて測
定精度を確認する必要がある。
乳剤粒子が2つの明確な層状構造をもつと高ヨード層の
ハロゲン化銀による回折極大と低ヨード層のハロゲン化
銀による回折極大があられれ回折曲線に2つのピークが
生ずるっ 本発明に於る実質的に2つの明確な層状構造とは、回折
角度(コθ)がJr0〜弘20の範囲でCuのにβ線を
用いてハロゲン化銀の(220)面の回折強度対回折角
度のカーブを得た時に、lo−47モモル俤沃化銀を含
む高ヨード層に相当する回折ピークと、jモル俤以下の
沃化銀を含む低ヨード層に相当する回折ピークの2本の
回折極大と、その間に7つの極小があられれ、かつ高ヨ
ード層に相当する回折強度が、低ヨード層に相当するピ
ークの回折強度に対してl/10〜!//にたっている
場合をいう。より好ましくは回折強度比が//!−3/
l、特VC//3−’J//の場合である。
本発明に於ける実質的にλつの明確な層状構造を有する
乳剤としては、より好ましくはλつのピーク間の極小値
の回折強度がλつの回折極大(ピーク)の内、強度の弱
いものの20%以下であることが好ましい。
さらに好ましくは10%以下であり、特に好ましくは4
0%以下である。2つの回折成分から成り立っている回
折曲線を分解する手法はよく知られており、たとえば実
験物理学講座l/格子欠陥(共立出版)などに解説され
ている。
曲線カーブなガウス関数あるいはローレンツ関数などの
関数と仮定してDu Pont  社製カーブアナライ
ザーなどを用いて解析するのも有用である。
互いに明確な層状構造を持たないハロゲン組成の異なる
2種の粒子が共存している乳剤の場合でも前記X線回折
では2本のピークが現われる。
このように乳剤では、本発明で得られるすぐれた写真性
能を示すことはできない。
ハロゲン化銀乳剤が本発明に係る乳剤であるか又は前記
の如き2種のハロゲン化銀粒子の共存する乳剤であるか
を判断する為には、Xli回折回折能に、EPMA法(
Electron −ProbeMicro Anal
yzer法)を用いることにより可能となる。
この方法は乳剤粒子を互いに接触しないように良く分散
したサンプルを作成し電子ビームを照射する。電子線励
起によるX線分析により極微小な部分の元素分析が行な
える。
この方法により、各粒子から放射される銀及びヨードの
特性X線強度を求めることにより、個々の粒子のハロゲ
ン組成が決定できる。
少なくともjO個の粒子についてEPMA法によりハロ
ゲン組成を確認すれば、その乳剤が本発明に係る乳剤で
あるか否かは判断できる。
本発明の乳剤は粒子間のヨード含量がより均一になって
いることが好ましい。
EPMA法により粒子間のヨード含量の分布を測定した
時に、相対標準偏差がjO%以下、さらに3!チ以下、
特に20%以下であることが好ましい。
本発明の明確な層状構造をもつハロゲン化銀粒子のハロ
ゲン組成で好ましいものは以下の通りである。
コアー部は高ヨードのハロゲン化銀であり、ヨード含量
は10モモル俤ら固溶限界の弘jモル係の間にあるとよ
い。
好ましくは/!−141モル俤であり、さらに好ましく
はコO−弘jモルチである。
乳剤粒子の調製法[より2O−1Aよモル俤の間にコア
ーヨード含量の最適値が存在する場合と3j−4jモル
チの間付近に最適値が有る場合がある。
コアー部では沃化銀以外のハロゲン化銀は、塩臭化銀あ
るいは臭化銀のいずれでもよいが臭化銀の比率が高い方
が好ましい。
最外層の組成はjモル俤以下の沃化銀を含むハロダン化
銀であり、さらに好ましくは2モルチ以下の沃化銀を含
む・・ロダン化銀である。
最外層に於る沃化銀以外の−・ロダン化銀としては、塩
化銀、塩臭化銀あるいは臭化銀のいづれでもよいが臭化
銀の比率が高い方が望ましい。
トータルの・・ロダン組成に関しては沃化銀含量が!モ
ルチ以上の場合に本発明の効果が顕著である。
さらに好ましいトータルの沃化銀含量は7モルチ以上で
あり、特に好ましくは10モモル以上である。
本発明の明確な層状構造をもつハロゲン化銀粒子のサイ
ズに特に制限はないが、Q、μμm以上であることが好
ましく、さら!/co 、rμm以上が好ましい。
大サイズの高感度乳剤として本発明の明確な層状構造を
もつ・・ロダン化銀粒子がより有用である。
本発明の明確な層状構造をもつハロゲン化銀粒子の型は
、六面体、八面体、十二面体、十四面体のような規則的
な結晶形(正常晶粒子)を有するものでもよく、また球
状、じゃがいも状、平板状などの不規則な結晶形のもの
でもよい。
正常晶粒子の場合(///)面を!0チ以上有する粒子
が特に好ましい。不規則な結晶形の場合でも(///)
面をjOチ以上有する粒子が特に好ましい。(///)
面の面比率はクベルカ・ムンクの色素吸着法により判定
できる。これは(l//)面あるいは(100)面のい
ずれかに優先的に吸着しかつ(///)面上の色素の会
合状態と(100)面上の色素の会合状態が分光スはク
トル的に異なる色素を選択する。このような色素を乳剤
に添加し色素添加量に対する分光スはクトルを詳細に調
べることにより(///)面の面比率を決定できる。
本発明の乳剤は広い粒子サイズ分布をもつことも可能で
あるが粒子サイズ分布の狭い乳剤の方が好ましい。特に
正常晶粒子の場合にはハロゲン化銀粒子の重量又は粒子
数に関して各乳剤の全体の2Q%を占める粒子のサイズ
が平均粒子サイズの±lAO%以内、さらに±30%以
内にあるような単分散乳剤は好ましい。
本発明の明確な層状構造をもつ乳剤はハロゲン化銀写真
感光材料の分野で知られた種々の方法の中から選び組合
せることにより調製することができる。
まずコアー粒子の調製には酸性法、中性法、アンモニア
法などの方法、また可溶性銀塩と可溶性・・ロダン塩を
反応させる形式として片側混合法、同時混合法、それら
の組合せなどから選ぶことができる。
同時混合法の一つの形式として・・ロダン化銀の生成さ
れる液相中のpAgを一定に保つ方法、すなわちコント
ロール・ダブルジェット法ヲ用いることもできる。同時
混合法の別の形式として異なる組成の可溶性ハロゲン塩
を各々独立に添加するトリプルジェット法(例えば可溶
性銀塩と可溶性臭素塩と可溶性沃素塩〕も用いることが
できる。
コアー調製時にアンモニア、ロダン塩、チオ尿素類、チ
オエーテル、アミン類などの・・ロダン化銀溶剤を選ん
で用いていてもよい。コアー粒子の粒子サイズ分布は狭
い乳剤が望ましい。特に前述の単分散のコアー乳剤が好
ましい。コアーの段階で個々の粒子のハロゲン組成、特
にヨード含量がよ       ;r9均一である乳剤
が望ましい。
個々の粒子のハロゲン組成が均一かどうかは前述のX線
回折の手法及びEPMA法により判定することかできる
。コアー粒子のハロゲン組成がより均一な場合にはX線
回折の回折幅が狭(すると       、゛いピーク
を与える。                    
 ■し特公昭≠2−2/A!7号には粒子間で均一なハ
ロゲン組成をもつコアー粒子の調製法が示されている。
1つはダブルジェット法でjgの不活性ゼラチンとo、
ayの臭化カリウムとを蒸留水        ・70
0m1にとかした溶液を作って、これをz oocにて
攪拌しておき、12.79の臭化カリウムと2μ、jI
の沃化カリウムを溶かした水溶液11と10077の硝
酸銀を溶かした水溶液l)とを同時に等しい一定速度で
先の攪拌中の溶液へ約10分装して添加し蒸留水を加え
て全量を31として沃化銀含量が2!モル係の沃臭化銀
が得られている。X線回折により比較的シャープなヨー
ド分布をもった沃臭化銀粒子であることが判っている。
また別の方法はラッシュアディション法で不活性骨ゼラ
チン331、臭化カリウムj、≠1、沃化カリウム弘、
りIを蒸留水100m1に溶かした水溶液を700Cに
て攪拌しておき、ここへ硝酸銀/2.!/iを溶かした
水溶液/2!ゴな瞬時に添加することにより沃化銀含量
がUOモモルで比較的均一な沃臭化銀粒子が得られてい
る。
特開昭jA−/l/コ弘にはハロゲン組成がl!〜μQ
モルチのモル銀を含む沃臭化銀乳剤で保護コロイドを含
む液のpAgを/−4の範囲に維持することにより均一
な沃臭化銀が得られることを開示している。
高濃度の沃化銀を含む沃臭化銀の種晶を作成したのち、
入江と銘木により特公昭at−3tyり0号に開示され
ている添加速度を時間とともに加速させる方法、あるい
は斎藤により米国特許第弘。
2グλ、弘4Lj号に開示されている添加濃度を時間と
ともに高める方法により沃臭化銀粒子を成長させる方法
によっても均一な沃臭化銀が得られる。
これらの方法は特に好ましい結果を与える。入江らの方
法は、保護コロイドの存在下で二種以上の無機塩水溶液
をほぼ等量ずつ同時に添加して行なう複分解反応によっ
て写真用難溶性無機結晶を製造する方法において、反応
させる無機塩水溶液を、一定添加速度以上で、かつ成長
中の該難溶性無機塩結晶の総表面積に比例する添加速度
以下の添加速度Qで添加すること、すなわちQ=r以上
でかつQ=αt +βt+r以下で添加するものである
一方斎藤の方法は保護コロイドの存在下で2種以上の無
機塩水浴液を同時に添加するハロゲン化銀結晶の製造方
法において、反応させる無機塩水溶液の濃度を結晶成長
期中に新しい結晶核が殆んど発生しない程度に増加させ
るものである。本発明の明確な層状構造を有するハロゲ
ン化銀粒子の調製にあたって、コアー粒子形成後そのま
まシェル付けを行ってもよいがコアー乳剤な脱塩のため
に水洗したのちシェル付けをする方が好ましい。
シェル付けもハロゲン化銀写真感光材料の分野で知られ
た種々の方法により調製できるが同時混合法が望ましい
。前述の入江らの方法および斎藤の方法は明確な層状構
造をもつ乳剤の製造方法として好ましい。明確な層状構
造をもつ・・ロダン化銀粒子からなる乳剤で好ましい写
真性を得るにはコアの高ヨードのハロゲン化銀が低ヨー
ドのシェルハロゲン化銀によって十分に被覆されていな
ければならない。必要なシェル厚は粒子サイズによって
異なるが、1.08以上の大サイズ粒子では0.151
以上、1.0μm以下の小サイズ粒子では0.02μm
以上のシェル厚で覆われていることが望ましい。明確な
層状構造をもつ乳剤を得るためには、コア部とシェル部
の銀量比が//j〜!の範囲であることが好ましく、さ
らに好ましくは//j〜3であり、//J−〜コの範囲
が特に好ましい。
前述の如く本発明に於てハロゲン化銀粒子が実質的にλ
つの明確な層状構造を有するとは、粒子内に、ハロゲン
組成の異なる一つの領域が実質的に存在し、その内粒子
の中心側をコ゛ア部、表面側をシェルとして説明した。
実質的にλつとはコア部、シェル部以外に第3の領域(
たとえば中心のコア部と最外層のシェル部との中間に存
在する層)が存在することもありうることを意味する。
但し、かかる第3の領域が存在するとしても、前記の如
(X線回折パターンを求めた場合に、2つのピーク(高
ヨード部分及び低ヨード部分に相当するλつのピーク)
の形状に実質的な影響を与えない範囲内で存在してもよ
いことを意味する。
即ち、高ヨード含量のコア部、中間部、低ヨード含量シ
ェル部が存在し、X線回折、eターンに2つのピークと
λつのピークの間にlっの極小部分が存在し、高ヨード
部に相当する回折強度が、低ヨード部のそれの//10
〜3/l、好ましくはi7z〜3//、特にl/3〜J
//であり、かつ極小部がλつのピークの内、小さい方
の20%以下、好ましくは10%以下、特に70%以下
である場合は、かかるハロゲン化銀粒子は実質的にλつ
の明確な層状構造を有する粒子である。
コア部の内部に、第3の領域が存在する場合も同様であ
る。
本発明では・・ロダン化銀粒子形成又は物理熟成の過程
において、カドミウム塩、亜鉛塩、鉛塩、タリウム塩、
イリジウム塩又はその錯塩、ロジウム塩又はその錯塩、
鉄塩または鉄錯塩などを共存させてもよい。
本発明のポリオキシエチレン系化合物としては、オキシ
エチレン基を少なくとも2個以上、好ましくは2〜10
0個を有するものであれば用いることができる。
ポリオキシエチレン系化合物としては、特に下記の一般
式CI−/J、(1−JJ及びCI−JJで表わされる
界面活性剤が好ましい。
一般式CI  ’J  RI A+C)12cH20カ
口R2一般式CI−J) 式中%R1は水素原子又は炭素数l〜30の置換又は無
置換のアルキル基、アルケニル基又ハアリール基を、A
は一〇−基、−8−基、−COO−■ 子、置換又は無置換のアルキル基を示す。ノを表わす。
R2は前述のR1又はR1−A−と同義である。
R3% R4、R8% RIOs R12及びR14は
水素原子、置換もしくは無置換のアルキル基、アリール
基、アルコキシ基、ハロゲン原子、アシル基、アミド基
、スルホンアミド基、カルバモイル基或いはスルファモ
イル基を表わす。又、式中R7、R9、R11及びR1
3は、置換もしくは無置換のアルキル基、アリール基、
アルコキシ基、ハロゲン基、アシル基、アミド基、スル
ホンアミド基、カルバモイル基或いはスルファモイル基
を表わす。
R5及びR6は、水素原子、置換もしくは無置換のアル
キル基、アリール基または複素芳香環を表わす。
R5とR6,R7とR8、R9と”10 %R11とR
12及びR13とR14互いに連結して置換又は無置換
の環を形成してもよい。n1sn2、R3及びR4は酸
化エチレンの平均重合度であって2〜100の数である
又、mは平均重合度であり%!〜jOの数である。
一般式CI−/ )、〔I−λ〕およびCI−JJにお
いて%R1は好ましくは、水素原子又は炭素数μ〜、2
弘のアルキル基、アルケニル基、アルキルアリール基で
あり、特に好ましくは水素原子、ブチル基、ヘキシル基
、ドデシル基、イソステアリル基、オレイル基、t−7
”チルフェニル基、2゜μmシーt−7’チルフエニル
基、コ、弘−ジーt−ベンチルフェニル基、p−ドデシ
ルフェニル基、m−<ンタデカフェニル基、t−オクチ
ルフェニル基、29μmジノニルフェニル基、オクチル
ナフチル基等である。
R3% R4,R7% R8% R9% RIOs R
11%1”′・1”・及1R・・は好れくは″“・  
     。1.1エチル、1−10ピル、t−ブチル
、t−アミル、t−へ午シル、t−オクチル、ノニル、
テシル、ドデシル、トリクロロメチル、トリブロモメチ
ル、/−フェニルエチル、コーフェニルー2−プロピル
等の炭素数l−λOの置換又は無置換のアルキル基、フ
ェニル基、p−クロロフェニル基等の置換又は無置換の
アリール基、 0R16(ここでR16は炭素数/〜コ
0の置換又は無置換のアルギル基又は了り−ル基を表わ
す。以下同じである)で表わされる置換又は無置換のア
ルコキシ基、塩       、ヤ素原子、臭素原子等
のハロゲン原子、−COR16で表わされるアシル基、
−NF117 C0R(ここにR17は水素原子又は炭
素数l−一〇のアルキル基を表わす。以下同じ)で表わ
されるアミド基、−NR17SO2R1,で表わされる
スわされるスルファモイル基であり、又R3%R4、R
s、RIO%R12およびR14は水素原子であっても
よい。これらのうちR7% R9、R11およびR13
は好ましくはアルキル基又は−・ロダン原子であり、特
に好ましくはかさ高いt−ブチル基、t−アミル基、t
−オクチル基等の3級アルキル基である。R8% R1
0%R12およびR14特に好ましくは水素原子である
。すなわち、λ、弘−ジ置換フェノールから合成される
一般式(1−3Jの化合物が特に好ましい。
R5、R6は、好ましくは水素原子、メチル基、エチル
基、n−iロピル基、1−−fロピル基、n−ヘフチル
基、l−エチルアミル基、n−ウンデシル基、トリクロ
ロメチル基、トリブロモメチル基等の置換もしくは無買
換のアルキル基、α−フリル基、フェニル基、ナフチル
基、p−クロロフェニル基、p−メトキシフェニル基、
m−ニトロフェニル基等の置換もしくは無置換のアリー
ル基である。
また、R5とR6、R7とR8、R9とRIOlRll
 とR12及びR13とR14は互いに連結して置換又
は無置換の環を形成していても良(、例えばシクロへ中
シル環である。これらのうち、R5とR6は特に好まし
くは、水素原子、炭素数/−1rのアルキル基、フェニ
ル基、フリル基である。nl、R2、H3及びR4は特
に好ましくは、!〜30の数である。H3と14は同じ
でも異なっても良い。
次に本発明ポリオキシエチレン系化合物の員体例を示す
化合物例 C1□H23C00(−CH2CH207−fH■−コ C15H31COO+CH2CH20j77H) −j C17H33C00+CH2CH20frECH3I−
弘 C8H170(−CH2CH20jyH−j C12H2so+cHzcH20tmH1−+ C1C16H330(−CH2C820l−r C22H4so(−CH2CH20jyH)L■−タ i −/ / [−/ j −7j ■−/4   CH3 響 c13 )127 CON+CF(2C)120−)7
−、 )l■−77 i−/り Cl2H25S+CH2CH2O+TTHC)12C)
120+C)12cH20+TTH■−22 1−コμ ■−2! ■−コt ■−λ7 ■−コr                     
     。
■−コタ C4H9−t     c4)1(、−t■−3/ ■−Jコ 0+CH2CH2O+1−3H nl +n2 +n3 =2! ■−53 n 1 + n 2 =” + m=”(−jμ C6Hl3−t    CeHx3−1I−J! H()+CHzCHzO+r5H ■−37 0+CH2CH2O十五、H04C)12C)120±
  )i−J r ■−JP CB)117−t   CQH17−t■−4C(7 C3H11−t    C3H11−t−at c)la      c)13 C5H11−t   C5H11−t ■−弘μ ■−事! ■−IAA C5)111−1   C5Htt−を本発明のポリオ
キシエチレン系化合物は、使用する写真感光材料の種類
、形態又は塗布方式等によりその使用量は異なるが、一
般には、その使用量は写真感光材料のl平方メートルあ
たりlx       ′io−’p−zgでよ(、特
1(!X10−’9〜。
ipが好ましい。
本発明のポリオキシエチレン系化合物は写真感光材料の
感光性乳剤層に添加するのが好ましいが、非感光性の他
の層に添加してもよいつ これらポリオキシエチレン系化合物を写真感光材料の層
中に適用する方法は、層を形成するための塗布液中に、
これらの化合物をそのままの状態で、或いは水またはメ
タノール、エタノール、ア七トン等の有機溶剤又は水と
前記有機溶媒の混合溶媒に溶解したのち添加し該塗布液
を塗布、乾燥するか又は支持体の表面に噴霧、塗布ある
いは該溶液中に浸漬して乾燥すればよい。
また、乳剤層に添加する場合は、乳剤の製造工程中(化
学熟成工程など)、工程終了後に乳剤に添加してもよい
。特に乳剤製造後、塗布直前に添加することが好ましい
またこれらポリオキシエチレン系化合物が複数の層に含
有されてもよい。
本発明の感光材料には、目的に応じて種々の添加剤を用
いることができる。
これらの添加剤は、より詳しくは、リサーチディスクロ
ージャー第174巻Item/ 7 t a s(/り
7を年12月)および同/17巻Item/17/l 
(/り7り年ii月)に記載されており、その該当個所
な後掲の表にまとめて示した。
又、本発明の感光材料の露光、現像処理条件に関しては
特に制限はな(たとえば前記リサーチ・ディスクロージ
ャー第17≦巻λr〜30頁の記載を参考にすることが
できる。
1、化学増感剤     、2j頁    tar頁右
欄2、感度上昇剤             同上3、
分光増感剤、   23〜λ弘頁  1り頁右欄〜強色
増感剤            t4′2頁右欄4、増
白剤     21L頁 5、かぶり防止剤お 2μ〜2j頁  6仏り頁右欄 
       ハよび安定剤            
              □6、光吸収剤、フイ 
2!〜2を頁  6IAり右欄〜ルター染料紫外   
      410左欄線吸収剤          
                  。
7、スティン防止剤 2!頁右欄   610頁左〜右
欄 8、色素画像安定剤 2!頁 9、硬膜剤     2を頁     6!1頁左欄1
0、バインダー   2を頁       同上   
       11、可塑剤、潤滑剤 27頁    
 tro右欄12、塗布助剤、表面 26〜27頁  
  同上          、。
活性剤 13、スタチック防止 27頁       同上剤 
                         
        。
以下に実施例を挙げて本発明をさらに説明するが本発明
はこれに限定されるものではない。
実施例 l 不活性ゼラチン2017、臭化カリウム349゜沃化カ
リウムO0りrlを蒸留水100rdに溶かした水溶液
をtoocで攪拌しておき、ここへ硝酸銀z、ogを溶
かした水溶液1zocaを瞬間的に添加し20分間物理
熟成した。さらに米国特許第弘、コ4cコ、1Aut号
に記載の方法に準じてl/、tモル/1%i/i、zモ
ルフ1%2七ル/lの硝酸銀および・・ロダン化カリウ
ム水溶液(臭化カリウム10モル係に対して沃化カリウ
ム20モル係で混合しである)をそれぞれ毎分1OCC
の流速で弘θ分間で添加し20モル係の沃臭化銀粒子を
成長させた。脱塩のため水洗し乳剤Aとした。
乳剤Aの完成量はりoogであった。乳剤Aをグzog
と9蒸留水7oocaと10q6臭化カリウム3oca
を加え70’Cに加温し攪拌した中に、硝酸銀toog
を溶かした水溶液roocaと臭化カリウム73gを弓
かした水溶液rtoaaを同時に60分間で添加し、乳
剤Aのコアー粒子を再核発生させないように成長させ沃
化銀含量10モモルの沃臭化銀乳剤−7を作った。乳剤
人と同様の行程で調製温度を70°CICTることによ
って乳剤A′を調製し、乳剤−lと同様な行程でシェル
付けを行って沃臭化銀乳剤−2を作った。乳剤Aと同様
な行程で≠λモモルの沃臭化銀乳剤Bを調製した。乳剤
Bをuzogとつ蒸留水rzocaとIO%臭化カリウ
ム、1oaaを加え70’Cに加温し攪拌した中に硝酸
銀339を溶かした水溶液30OCaと臭化カリウムλ
!Iを溶かした水溶液32Oaaを同時に30分間で添
加しさらに硝酸銀67yを溶かした水溶液roocaと
臭化カリウムjOgを溶かした水溶液rtoaaを同時
にto仕分間添加することによって沃化銀含量lμモモ
ルの沃臭化銀乳剤−3を作った。乳剤Bと同様な行程で
調製温度を700Cにすることによって乳剤B′を調製
し乳剤−3と同様な行程でシェル付けを行って沃臭化銀
粒子弘を作つζ乳剤Aのコアー粒子を特公昭≠ターu/
467号の方法に準じてシェル付けを行った。つまり乳
剤A′をuJOjiと9蒸留水rsoaaと臭化カリウ
ム7jyを加え、700Cに保ち、ついで直ちに硝酸銀
ioogを溶かした水溶液roocaを一定速度で≠0
分分装て滴々と加えることにより沃化銀金t10モル係
の沃臭化銀乳剤−!を作った。乳剤Aと同様で調製温度
を7j’Cにすることにより乳剤A“を調渠し乳剤jと
同様な行程でシェル付けを行ない乳剤−1を作った。乳
剤B′のコアー粒子を乳剤−!と同様にシェル付けを行
なうことにより沃化銀含量l参モルチの沃臭化銀乳剤−
7を作った。乳剤Bと同様で調製温度を73’Cにする
ことにより乳剤B“を調製し乳剤−!と同様な行程でシ
ェル付けを行ない乳剤jを作った。
第1表には上記のように調製したj種の乳剤の構造に関
してまとめである。表1のヨード含量はコアー形成時お
よびシェル付は時の処方上の数字である。コアー/シェ
ル比とはコアー形成に用イた銀量とシェル形成時に用い
た銀量の比をとっである。明確な層状構造は前述のX線
回折法より2つのピークがあられれるもの(YES)と
ピークが分離されず1つのピークしかあられれないもの
(NO)に分類した第7図には例として乳剤−7X線回
折のデータを示した。
電子顕微鏡観察から、ハロゲン化銀粒子は主に二重双晶
粒子とじゃがいも状粒子とから成り立つており、クベル
カ・ムンク法より(///)面がりO係以上であった。
上記r種の乳剤をチオ硫酸ナトリウムと塩化金酸を用い
てそれぞれ最適に化学増感し、以下のような試料を作成
した。
各乳剤に塗布助剤ドデシルベンゼンスルホン酸塩および
増粘剤ポリボタシウムp−ビニルベンゼンスルホネート
及び化合物I−1を添加し、塗布液とした。
トリアセチルセルローヌ支持体上に表面保護層と同時に
塗布、乾燥することにより写真材料を作成した。表面保
護層にはゼラチンの他に増粘剤ポリスチレンスルフオン
酸ソーダ、マット剤、硬膜剤N、N’−エチレンビス(
ヒニルスルフオニルアミド塗布助剤t−オクチルフェノ
中ジェトキシエトキシエタンスル7オン酸ナトリウムを
含有し      、、゛た10wt%ゼラチン水溶液
を用いたうこの時・・ロダン化銀乳剤層の塗布銀量は3
.jfi/1yt2で      ′:あり、化合物I
−4の塗布量は10877罵2であり、表面保護層のゼ
ラチン塗布量は/、3177m2で厚みは/、0μmで
あった。
これらの試料を2!0C14j*RHの温湿度で塗布後
7日間保存した。各々の試料を光学(さびを通して参〇
〇ルックスのタングステン光で1710秒間露光した後
、それぞれ下記の現像液で/!0Cと2μ0Cで7分間
現像した。
定着、水洗、乾燥したそれぞれの試料に対し同じ方法を
用いてカブリ濃度より高い一定濃度(0゜lの光学濃度
)での写真感度を測定した。これらの結果を第2表に示
した。
現像液 バール              コI亜硫酸ナトリ
ウム         / 0017ハイドロ争ノン 
             5gボラツクス・jH20
/ 、j3jj 水を加えて              /l定着液 チオ硫酸アンモニウム     コoo、og亜硫酸ナ
トリウム(無水)    コo、og硼酸      
          r、ogエチレンジアミン四酢酸 二ナトリウム           0./f/硫酸ア
ルずニウム        iz、og硫酸     
          コ、Oy氷酢酸        
     22.09水を加えて          
  i、oz(pHは弘、−2に調整する) 表2 乳剤准  かぶつ  ガンマ−相対感度1    / 
   0.02  0.70     タj2   2
   0.0/   0.1.j    /ψ03  
  J    0002  0.1.t    103
;4   μ   o、o2  o、tai    i
t。
s    t    o、o3  o、to    i
o。
6   4   0.02  0.jt    /40
7   7   0.02   o、z3   108
   1   0.03  0.lL6   10!本
発明の乳剤は粒子サイズが小さいにもかかわらず高感度
であることが分る。従って比較的感度レベルが近い/1
6/、3、j%tを比較するとlと3はjとtに(らべ
粒状が極めて細かいことが確認できた。
実施例 2 実施例1の乳剤魔3と腐!に化合物(−J /を10m
97m2添加し実施例1に準じてサンプル7〜弘を作っ
た。実施例1と同様に露光し現像を行つた。結果を表2
に示す。現像時間は弘分、7分、/、2分と変えである
表3から明らかな如く乳剤3は化合物i−J/がないと
きに乳剤よと比較して弘分および7分現像のときにほぼ
同じ感度を与える。しかし12分現像を行ったときの感
度が出にくい。つまり増感処理適性に欠けている。化合
物1−J/を含有させたときには12分現像を行ったと
きの感度がでることが分る。乳剤3は乳剤jにくらべ微
粒子であり、粒状はすべての現像時間でサンプルコがテ
ンプルjより極めて細かい。またサンプルコはサンプル
!よりカバーリングパワーが高いため最大濃度が約3割
高い。
従って本発明の感光材料は、感度/粒状比がすぐれてお
りかつ増感処理適性がよいことが分る。
4、図面の説明 第1図は乳剤粒子のX線回折・ξターンを表わし、横軸
は回折角度(2θ)を表わし、たて軸は回折強度を表わ
す。
Em/は乳剤−/のX線回折パターンを表わす。
第1図 特許出願人 富士写真フィルム株式会社2θ 手続補正書 昭和60年を月/日 1゜事件の表示    昭和60年特願第14′17!
r3号   “2、発明の名称  ハロゲン化銀写真感
光材料3、補正をする者 事件との関係       特許出願人連絡先 〒10
6東京都港区西麻布2丁目26番30号富士写真フィル
ム株式会社東京本社 電話(406) 2537 本 補正の対象  明細書の「発明の詳細な説明」の欄 5、補正の内容 明細書の「発明の詳細な説明」の項の記載を下記の通シ
補正する。
(1)第20頁下からり行目の と補正する。
(2)第30頁λ行目の と補正する。
(3)第1AO頁6行目の 「乳剤Bを≠に0fJt− 「乳剤BをJOOf」 と補正する。
(4)第aO頁10行目の 「硝酸銀≦7」を 「硝酸銀10OJ と補正する。
(5)第参〇頁II行目の 「臭化カリウムj7Jを [臭化カリウム7jJ と補正する。
(6)第参〇頁17行目の 「乳剤Aの」を 「乳剤A′の」 と補正する。
゛、 (7)第u/頁7〜r行目の 「乳剤B′の・・・・・・・・・シェル付はヲ」ヲ[乳
剤B’@3ooyとシこれをコアー粒子として乳剤−!
と同様な方法でシェル付けを」 と補正する。
(8)第参!頁r行目の 「IJ−0Cと2参0Cで」を 「λo ’Cで」 と補正する。
(9)第参を頁l/行目の 「ンプル!」を 「ンブルダ」 と補正する。
α〔第≠を頁lλ行目の 「ンプル!」を 「ンプル弘」 と補正する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 支持体上に少なくとも1層のハロゲン化銀乳剤層を有し
    、かつ該乳剤層又はその他の親水性コロイド層にポリオ
    キシエチレン系化合物を含有するハロゲン化銀写真感光
    材料に於て、該乳剤層中の一つの乳剤に含まれる化学増
    感されたハロゲン化銀粒子が実質的に2つの明確な層状
    構造をもち、該粒子のより内側のコアー部は10〜45
    モル%の沃化銀を含むハロゲン化銀から成り、かつ該粒
    子の最外層のシェル部は5モル%以下の沃化銀を含むハ
    ロゲン化銀からなり、かつ該明確な層状構造を有するハ
    ロゲン化銀粒子を含む乳剤のトータルの平均沃化銀含有
    率が5モル%以上であることを特徴とするハロゲン化銀
    写真感光材料。
JP14175385A 1985-06-28 1985-06-28 ハロゲン化銀写真感光材料 Pending JPS623247A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14175385A JPS623247A (ja) 1985-06-28 1985-06-28 ハロゲン化銀写真感光材料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14175385A JPS623247A (ja) 1985-06-28 1985-06-28 ハロゲン化銀写真感光材料

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS623247A true JPS623247A (ja) 1987-01-09

Family

ID=15299391

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14175385A Pending JPS623247A (ja) 1985-06-28 1985-06-28 ハロゲン化銀写真感光材料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS623247A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0287136A (ja) * 1988-08-05 1990-03-28 Eastman Kodak Co 臭ヨウ化銀写真乳剤及びその製法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0287136A (ja) * 1988-08-05 1990-03-28 Eastman Kodak Co 臭ヨウ化銀写真乳剤及びその製法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS62260137A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPS6197648A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
US4888272A (en) Method for preparing silver halide photographic emulsions
WO1989006830A1 (en) Silver halide photographic material and process for its preparation
DE3614751A1 (de) Silberhalogenidemulsion
JPS623247A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JP2922591B2 (ja) ハロゲン化銀乳剤の製造方法
JPH0778609B2 (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPH02284136A (ja) 画像形成方法
JPH03200953A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPS627039A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPH02100045A (ja) ハロゲン化銀写真要素
JPH02234151A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JP4021571B2 (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPS627048A (ja) 画像形成方法
JPH0588304A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法
JP3626337B2 (ja) ハロゲン化銀粒子及び写真感光材料並びにその製造方法
JP3191197B2 (ja) ハロゲン化銀写真乳剤の製造方法
EP0672939A2 (en) Silver halide photographic emulsion and silver halide photographic light-sensitive material
JPH0391735A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPH03136037A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPH01223441A (ja) ハロゲン化銀写真乳剤
JPS6011838A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPS60147728A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JP2004334200A (ja) ハロゲン化ガリウム錯体、ガリウム錯体組成物をハロゲン化銀乳剤粒子にドープする方法、ガリウムドープされたハロゲン化銀乳剤およびそれを含む写真要素