JPS6232354Y2 - - Google Patents

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JPS6232354Y2
JPS6232354Y2 JP4969882U JP4969882U JPS6232354Y2 JP S6232354 Y2 JPS6232354 Y2 JP S6232354Y2 JP 4969882 U JP4969882 U JP 4969882U JP 4969882 U JP4969882 U JP 4969882U JP S6232354 Y2 JPS6232354 Y2 JP S6232354Y2
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JP
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level
servo
focus
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focus lens
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JP4969882U
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JPS58151929U (ja
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  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はフオーカスサーボ引込装置に関し、特
に光学式情報再生装置におけるフオーカスサーボ
の引込装置に関する。
記録媒体の記録デイスク面は、面反り等の要因
により真の平坦性を有していないから、光学式情
報再生装置においては情報読取用のスポツト光を
常に正確に記録面上において収束せしめるための
サーボ装置が必要となる。この装置は、レーザス
ポツト光の収束をなすフオーカスレンズを記録デ
イスク面に垂直な方向に移動制御するフオーカス
サーボ装置である。
このフオーカスサーボ装置の起動時には、サー
ボループオープンのまゝフオーカスレンズは記録
面から最も離間したいわゆるリセツト位置から
徐々に最適位置に向けて近づけられ、その時生ず
るフオーカスエラー信号のレベルがある定められ
たスレツシユホールドレベルに達した時に始めて
フオーカスサーボループをクローズ(オン)とし
て以後フオーカスサーボ動作が行われるように構
成されている。このフオーカスサーボループをオ
ンとする瞬間のレンズ移動速度が大であれば、サ
ーボ系が安定にロツクすることができずにレンズ
が暴走して危険な状態を招来する可能性がある。
従つて、かゝるサーボ装置の起動時すなわちサ
ーボループオープン時のレンズ移動速度を常に検
出してこれを所定の一定速度に維持する必要があ
る。そのために、レンズ駆動用のコイル(いわゆ
るボイスコイル型では当該ボイスコイルであり、
またモータ形式ではモータ巻線のコイルをいう)
に生じる逆起電圧を検出しこれが一定となるよう
に制御することにより、等価的にフオーカスレン
ズの移動速度を一定に維持している。よつて、か
かる移動速度の検出及び一定維持のための回路が
必要となり構成が複雑化すると共に調整をも要し
不都合である。
本考案の目的はフオーカスレンズの定速度制御
のための回路を必要とし簡単にかつ安定にサーボ
ループの引込みが可能なフオーカスサーボ引込装
置を提供することである。
本考案によるフオーカスサーボ引込装置は、フ
オーカスサーボループ開時におけるフオーカスサ
ーボエラー信号のレベルが所定スレツシユホール
ドレベルに達した時にサーボループを閉とする信
号を発生する手段と、このスレツシユホールドレ
ベルをフオーカスレンズの移動速度に応じて変化
させる手段とを有することを特徴としている。
以下に図面を用いて本考案を説明する。
第1図は本考案の一実施例の回路図であり、図
示せぬ周知のフオーカスエラー信号発生手段より
のエラー信号νeは、イコライザ1により周波数
及び位相補償をうけてサーボループスイツチ2及
び加算器3を経て駆動アンプ4に入力される。こ
の増幅出力はバツフア5を介してフオーカスレン
ズ(図示せず)の移動駆動モータ6(ボイスコイ
ルを用いた場合は当該コイル)の駆動信号とな
る。尚、抵抗R1〜R3は帰還回路を構成してい
る。以上の構成がフオーカスサーボループを形成
している。
フオーカスエラー信号veは、またレベル比較
器7及び8に夫々入力されている。レベル比較器
7の基準レベルはV1に固定されており、エラー
信号レベルがこの基準レベルV1に達した時にフ
リツプフロツプ9のセツト信号を発生して、フリ
ツプフロツプ9を反転させる。このフリツプフロ
ツプ9のセツト出力によつて始めてレベル比較器
8が活性化されるようになつている。この比較器
8の基準レベル(スレツシユホールドレベル)V
TはコンデンサC1の充電電圧レベルであり、この
コンデンサC1は定電流源10によりスイツチ1
1を介して定電流充電される。よつて当該スレツ
シユホールドレベルVTはスイツチ11のオン時
に基準電圧V0を初期値として一定傾斜をもつて
上昇する電圧となる。
レベル比較器8の出力はフリツプフロツプ12
を反転セツトするものである、このセツト出力に
よりサーボループスイツチ2のオンオフが制御さ
れる。
また、基準電圧V2及びV3が設けられており、
これ等はスイツチ13により択一的に選択され加
算器3を介しアンプ4の入力となつている。フオ
ーカスオン指令信号によりスイツチ11及び13
が制御されると共にフリツプ12がインバータ1
4による逆相信号によりリセツトされる。
第2図は第1図の回路の動作を説明する図であ
り、フオーカスオン指令が発生される前において
は、スイツチ13が電圧V2を選択することによ
つてフオーカスレンズ(図示せず)は、記録デイ
スク面から最も離れた位置に引きつけられてお
り、またフリツプフロツプ12はリセツトされコ
ンパレータ8の極性反転出力は禁止されている。
同時にスイツチ11はオフされており、コンパレ
ータ8の基準電圧はV0となつている。時刻t0にお
いてフオーカスオン指令信号が発生されると、フ
リツプフロツプ12のリセツトが解除されると共
にスイツチ13が電圧V3を選択してアンプ4の
1入力とする。この時フリツプフロツプ12は末
だセツトされていないのでサーボループスイツチ
2は開となつている。従つて、モータ6が一定電
圧V3により駆動されるから、フオーカスレンズ
は定速度をもつて記録デイスク面へ向けて移動を
開始する。それと同時にスイツチ11もオンとな
るからコンデンサC1は基準電圧V0から一定傾斜
をもつて充電されこの充電電圧VTがスレツシユ
ホールドとして用いられる。
こゝで、サーボループを開としつつフオーカス
レンズを記録面に対し最大離間位置から最小離間
位置まで移動させた場合、フオーカスエラー信号
は第2図の曲線veにて示すように最適位置にお
いて零レベルとなるいわゆるS字状特性を示すこ
とは周知である。従つて、時刻t0からフオーカス
レンズをある一定速度でデイスク面へ近づけれ
ば、エラー信号veは零レベルから負のピーク値
へ向けて変化する。この変化過程においてエラー
信号veのレベルが基準レベルV1に達する時刻t1
になると、レベル比較器7から比較信号が発生さ
れ、フリツプフロツプ9が始めてセツトされる。
よつて、レベル比較器8が時刻t1において始めて
活性化される。
エラー信号veが負のピーク値に達すると零レ
ベルへ向けて変化し始める。そして、時刻t2にな
るとスレツシユホールドレベルVTに達し、この
時刻t2にて始めてフリツプフロツプ12がセツト
される。このセツト出力によつてサーボループス
イツチ2がオンとなり、フオーカスサーボループ
が閉となり正常なサーボ動作が開始されることに
なる。
従つて、フオーカスレンズの移動速度と、スレ
ツシユホールドレベルVTの傾斜と更にはその初
期値V0とを適当に選定しておくことにより、ス
レツシユホールドレベルVTとエラー信号veとの
交点(時刻t2)を零レベル若しくはその手前の近
傍とすることが可能となり、安定なサーボの引込
みが実現され得る。
こゝで、フオーカスレンズの移動速度が経時的
に若しくはセツト毎に変化する場合がある。例え
ば第2図の一点鎖線に示すように移動速度が大と
なつている場合には、基準レベルV1は一定であ
るからフリツプフロツプ9が反転する時刻t1′は
t1′<t1の関係となり、よつてレベル比較器8はよ
り早い時刻t1′にて活性化される。そして、エラ
ー信号veがスレツシユホールドレベルVTに達す
る時刻t2′もt2より更に早くなるがこのスレツシユ
ホールドレベルVTは一定傾斜をもつて上昇して
いることから、その時刻t2′のスレツシユホール
ドレベルは時刻t2のそれよりも絶対値で大となつ
ている。この場合、レンズ移動速度は大であるか
らその慣性力も大となつているために、エラー信
号veが零となる以前の時刻t2′(t2′<t2)にてサー
ボループをオンとするとループは安定に引き込ま
れることになる。
すなわち、フオーカスレンズの移動速度に応じ
てスレツシユホールドレベルが変化することにな
り、サーボループの引込み動作にとつては好都合
となるものである。尚、スレツシユホールドレベ
ルを一定傾斜をもつて変化させる以外に、レンズ
移動速度を検出して当該スレツシユホールドレベ
ルを変化させる構成としても良い。
叙上の如く、本考案によればフオーカスレンズ
の移動速度の一定制御をなす必要がないので、定
速サーボ制御が不要となり、回路構成が簡略化さ
れる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の回路図、第2図は第
1図の回路の動作を示す図である。 主要部分の符号の説明、2……サーボループス
イツチ、4……駆動アンプ、6……レンズ駆動モ
ータ、7,8……レベル比較器、9,12……フ
リツプフロツプ、11,13……スイツチ、V0
〜V3……基準電圧、C1……コンデンサ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) フオーカスレンズの記録媒体に垂直な方向へ
    の移動を制御しつつ情報読取用スポツト光を前
    記記録媒体の記録面上へ常に正しく収束せしめ
    るためのフオーカスサーボループにおけるサー
    ボ引込装置であつて、前記フオーカスサーボル
    ープ開時におけるフオーカスサーボエラー信号
    のレベルが所定スレツシユホールドレベルに達
    した時にサーボループ閉信号を発生する閉信号
    発生手段と、前記スレツシユホールドレベルを
    前記フオーカスレンズの移動速度に応じて変化
    せしめるスレツシユホールドレベル発生手段と
    を含むことを特徴とするサーボ引込装置。 (2) 前記スレツシユホールドレベル発生手段は略
    一定傾斜を有する傾斜状信号を発生するよう構
    成されており、前記閉信号発生手段は前記フオ
    ーカスサーボエラー信号レベルと前記傾斜状信
    号レベルとを比較するレベルコンパレータであ
    ることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    1項記載のサーボ引込装置。
JP4969882U 1982-04-06 1982-04-06 フオ−カスサ−ボ引込装置 Granted JPS58151929U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4969882U JPS58151929U (ja) 1982-04-06 1982-04-06 フオ−カスサ−ボ引込装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4969882U JPS58151929U (ja) 1982-04-06 1982-04-06 フオ−カスサ−ボ引込装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58151929U JPS58151929U (ja) 1983-10-12
JPS6232354Y2 true JPS6232354Y2 (ja) 1987-08-19

Family

ID=30060538

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4969882U Granted JPS58151929U (ja) 1982-04-06 1982-04-06 フオ−カスサ−ボ引込装置

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JP (1) JPS58151929U (ja)

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JPS58151929U (ja) 1983-10-12

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