JPS6232308A - 位置検出装置 - Google Patents
位置検出装置Info
- Publication number
- JPS6232308A JPS6232308A JP17162285A JP17162285A JPS6232308A JP S6232308 A JPS6232308 A JP S6232308A JP 17162285 A JP17162285 A JP 17162285A JP 17162285 A JP17162285 A JP 17162285A JP S6232308 A JPS6232308 A JP S6232308A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head
- motor
- signal
- recording head
- recording
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
- Optical Transform (AREA)
- Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、新規な構造の位置検出装置に関し、特に位置
分解能を向上させた位置検出装置に関する。
分解能を向上させた位置検出装置に関する。
(従来の技術)
最近、レンズを通して形成された被写体の静止画像を固
体撮像素子により映像信号に変換してこれを磁気ディス
クに記録し、画像の再生を行うのに別設のテレビジョン
システムで映し出したり、あるいはプリンタでハードコ
ピーするような電子式スチルカメランステムが開発され
ている。
体撮像素子により映像信号に変換してこれを磁気ディス
クに記録し、画像の再生を行うのに別設のテレビジョン
システムで映し出したり、あるいはプリンタでハードコ
ピーするような電子式スチルカメランステムが開発され
ている。
このカメラシステムでは直径が約5cmの小型磁気ディ
スクが使用され、第11図に示すようにその記録面10
aに例えばトラック幅が60μmガートバンド幅が40
μmの間隔で50本の記録トラックが同心円状に形成さ
れる。
スクが使用され、第11図に示すようにその記録面10
aに例えばトラック幅が60μmガートバンド幅が40
μmの間隔で50本の記録トラックが同心円状に形成さ
れる。
普通、新規なディスクを電子式スチルカメラに装填して
から最初に撮った写真、すなわち1枚目の静止画像は、
ディスク記録面10aの最も外側の第1トラック位置R
Iに記録される。その際、ディスク記録面10aと対向
して配置された記録ヘッド12が所定のホームポジシタ
ンHPから第1トラック位置R1まで移送され、該静止
画像に相当する1フイ一ルド分の信号が記録ヘッド12
より、例えば3600rpmで定速回転するディスク1
0の第1トラック位iR+にその一周に亘って書き込ま
れる。このようにして第1記録トラツクが形成されると
、記録ヘッド12はそのまま第1トラック位置R1で待
機するかあるいはホームポジションHPへ戻る。
から最初に撮った写真、すなわち1枚目の静止画像は、
ディスク記録面10aの最も外側の第1トラック位置R
Iに記録される。その際、ディスク記録面10aと対向
して配置された記録ヘッド12が所定のホームポジシタ
ンHPから第1トラック位置R1まで移送され、該静止
画像に相当する1フイ一ルド分の信号が記録ヘッド12
より、例えば3600rpmで定速回転するディスク1
0の第1トラック位iR+にその一周に亘って書き込ま
れる。このようにして第1記録トラツクが形成されると
、記録ヘッド12はそのまま第1トラック位置R1で待
機するかあるいはホームポジションHPへ戻る。
そして、2枚目の静止画像が第1トラック位置R1より
トラックピッチPt (100μm)だけ内側の第2
トラック位置R2に記録されるとき、記録へラド2は第
1トラック位置R1もしくはホームポジションHPから
第2トラック位置R2まで移送され、上述と同様な仕方
でフィールド信号が第2トラック位置R2に書き込まれ
る。
トラックピッチPt (100μm)だけ内側の第2
トラック位置R2に記録されるとき、記録へラド2は第
1トラック位置R1もしくはホームポジションHPから
第2トラック位置R2まで移送され、上述と同様な仕方
でフィールド信号が第2トラック位置R2に書き込まれ
る。
このように、スチル写真が撮られる度毎に記録ヘッド1
2がフィールド信号を書き込むべきところのトラック位
置Rnまで移送されるが、その位置決めには高い精度が
要求される。すなわち、記録ヘッド12が正確に位置決
めされないと、実際の記録トラックrnが対応トラック
位It Rnからずれて形成されて再生時に正確なアク
セスを行えなくなり、最悪の場合には、隣接するトラッ
クr n−1またはr n+1 と一部が重なりガート
バンドを形成することなく記録され、その記録トラ、り
rnを再生する時に再生ヘッドが隣りの記録トラックr
n−1またはrn+1をも走査してクロストークを生
ずるからである。
2がフィールド信号を書き込むべきところのトラック位
置Rnまで移送されるが、その位置決めには高い精度が
要求される。すなわち、記録ヘッド12が正確に位置決
めされないと、実際の記録トラックrnが対応トラック
位It Rnからずれて形成されて再生時に正確なアク
セスを行えなくなり、最悪の場合には、隣接するトラッ
クr n−1またはr n+1 と一部が重なりガート
バンドを形成することなく記録され、その記録トラ、り
rnを再生する時に再生ヘッドが隣りの記録トラックr
n−1またはrn+1をも走査してクロストークを生
ずるからである。
従来、記録ヘッド12の移送およびその位置決めにはス
テップモータが用いられ、例えば1つの指令パルスに応
答してステップモータが1.5゛回転することにより記
録ヘッド12が第11図の矢印Fl、Foの方向に4.
0μmだけ送られるように構成される。その場合、記録
ヘッド12が第nトラック位置Rnにあるときに制御部
からステップモータに25個の指令パルスが連続的に与
えられると、記録ヘッド12はそこから矢印F1の方向
に100μm(トラックピッチ)だけ送られて隣のトラ
ック位置Rn+1に位置決めされる。ステップモータの
励磁シーケンスが逆であると、記録ヘッド12は矢印F
Oの方向に送られて反対側の隣のトラック位置Rn−1
に位置決めされる。また、記録ヘッド12がホームポジ
ションHPから指定されたトラック位置、例えばRnま
で移送されるときには、その移送距離に相当する数の指
令パルスが制御部からステップモータに与えられる。
テップモータが用いられ、例えば1つの指令パルスに応
答してステップモータが1.5゛回転することにより記
録ヘッド12が第11図の矢印Fl、Foの方向に4.
0μmだけ送られるように構成される。その場合、記録
ヘッド12が第nトラック位置Rnにあるときに制御部
からステップモータに25個の指令パルスが連続的に与
えられると、記録ヘッド12はそこから矢印F1の方向
に100μm(トラックピッチ)だけ送られて隣のトラ
ック位置Rn+1に位置決めされる。ステップモータの
励磁シーケンスが逆であると、記録ヘッド12は矢印F
Oの方向に送られて反対側の隣のトラック位置Rn−1
に位置決めされる。また、記録ヘッド12がホームポジ
ションHPから指定されたトラック位置、例えばRnま
で移送されるときには、その移送距離に相当する数の指
令パルスが制御部からステップモータに与えられる。
このようにして、記録ヘッド12の移送と位置決めは制
御部よりステップモータに与えられる指令パルスの個数
によって規定され、また記録ヘッド12の現在位置もそ
れまでに与えられた指令パルスの累積値によって制御部
の監視下に置かれる。
御部よりステップモータに与えられる指令パルスの個数
によって規定され、また記録ヘッド12の現在位置もそ
れまでに与えられた指令パルスの累積値によって制御部
の監視下に置かれる。
(発明が解決しようとする問題点)
上述した従来のヘッド位置決め装置では、ステップモー
タによりオープンループ制御のヘッド位置決めが行われ
るため、ステップモータから記録ヘッド支持体までの伝
達要素、例えば歯車等にガタやズレがあると、バックラ
ッシュが生じて実際のヘッド位置が指令パルスで指示し
た所期のヘッド位置と対応しなくなり、記録トラックが
フォーマットのトラック位置からずれてしまい再生時に
前述したようなアクセスの問題が生じるという不都合が
ある0そして、このような位置決め装置の機械的誤差に
よる記録時のトラックずれはそれ自体で再生装置との互
換性を悪くするだけでなく、バックラッシュ等による送
りエラーは記録ヘッドが第1トランク位置から第2トラ
ツク位置、第3トラック位置へと移送される間に累積さ
れて増大するため、終いには第nトラック位it Rn
に記録されるべきフィールド信号が隣の第n−1トラッ
ク位置Rn−1または第n+1トラック位置Rn+1に
一部が重なって(ガートバンドを形成することなく)記
録され、再生時にトラッキングサーボをかけてもクロス
トークが生じるおそれがある。
タによりオープンループ制御のヘッド位置決めが行われ
るため、ステップモータから記録ヘッド支持体までの伝
達要素、例えば歯車等にガタやズレがあると、バックラ
ッシュが生じて実際のヘッド位置が指令パルスで指示し
た所期のヘッド位置と対応しなくなり、記録トラックが
フォーマットのトラック位置からずれてしまい再生時に
前述したようなアクセスの問題が生じるという不都合が
ある0そして、このような位置決め装置の機械的誤差に
よる記録時のトラックずれはそれ自体で再生装置との互
換性を悪くするだけでなく、バックラッシュ等による送
りエラーは記録ヘッドが第1トランク位置から第2トラ
ツク位置、第3トラック位置へと移送される間に累積さ
れて増大するため、終いには第nトラック位it Rn
に記録されるべきフィールド信号が隣の第n−1トラッ
ク位置Rn−1または第n+1トラック位置Rn+1に
一部が重なって(ガートバンドを形成することなく)記
録され、再生時にトラッキングサーボをかけてもクロス
トークが生じるおそれがある。
本発明は、従来技術の上記問題点に鑑み、予め定められ
た位置範囲内で所定の方向に移動する被検出物(例えば
、上述したような記録ヘッド)をクローズトループ制御
するために該被検出物の位置を高い分解能で精確に表す
位置信号を発生する位置検出装置を提供することを目的
とする。
た位置範囲内で所定の方向に移動する被検出物(例えば
、上述したような記録ヘッド)をクローズトループ制御
するために該被検出物の位置を高い分解能で精確に表す
位置信号を発生する位置検出装置を提供することを目的
とする。
(問題点を解決する手段)
上記目的を達成する本発明の構成は、予め定められた位
置範囲内で所定の方向に移動する被検出物にカムを介し
て結合され、被検出物が移動するときに上記所定方向と
直角な方向に所定倍の変位で移動するように構成された
移動体と;該移動体の位置にしたがって変化する所定の
物理量を電気信号に変換して被検出物の位置を表す信号
を発生するセンサ手段とを具備することを特徴とする。
置範囲内で所定の方向に移動する被検出物にカムを介し
て結合され、被検出物が移動するときに上記所定方向と
直角な方向に所定倍の変位で移動するように構成された
移動体と;該移動体の位置にしたがって変化する所定の
物理量を電気信号に変換して被検出物の位置を表す信号
を発生するセンサ手段とを具備することを特徴とする。
(作用)
被検出物が所定の方向に移動するとき移動体はそれと直
角な方向に所定倍の変位で移動することにより、被検出
物の位置変化は該所定倍だけ拡大または増幅されて該物
理量の変化をもたらし、結果として位置信号は比較的大
きな変化率または感度をもち被検出物の位置を高い分解
能で表すことになる。
角な方向に所定倍の変位で移動することにより、被検出
物の位置変化は該所定倍だけ拡大または増幅されて該物
理量の変化をもたらし、結果として位置信号は比較的大
きな変化率または感度をもち被検出物の位置を高い分解
能で表すことになる。
(実施例)
第1図ないし第10図を参照して本発明の一実施例によ
るヘッド位置検出装置を適用した電子スチルカメラ(記
録装置)のヘッド位置決め装置を説明する。
るヘッド位置検出装置を適用した電子スチルカメラ(記
録装置)のヘッド位置決め装置を説明する。
全m成−
第6図はそのヘッド位置決め装置の全体的な構成を示す
ブロック図であり、図中の300が本実施例による位置
検出装置である。この位置検出装置300は、直流(D
C)モータ30により駆動されて記録ヘラド12を矢印
Fl、Fo (第11図の矢印Fl、Foに相当)の
方向に移送するヘッド移送機構200に結合されている
。
ブロック図であり、図中の300が本実施例による位置
検出装置である。この位置検出装置300は、直流(D
C)モータ30により駆動されて記録ヘラド12を矢印
Fl、Fo (第11図の矢印Fl、Foに相当)の
方向に移送するヘッド移送機構200に結合されている
。
ヘ − ド ”
第1図にヘッド移送機構200の構成を示す。
この図において、202はDCモータ30に連動する歯
車であり、ヘッドキャリッジ204の軸受208に固着
されたランク210と歯合する。ヘッドキャリッジ20
4は、軸受206,208にて案内軸212.214に
支持され、DCモータ30が正方向(時計回り)に回転
するときは矢印Flの方向に摺動し、DCモータ30が
反対方向(反時計回り)に回転するときは矢印Foの方
向に摺動するようになっている。ヘッドキャリッジ20
4には記録ヘッド12が取り付けられ、ヘッドキャリッ
ジ204が上述のようにDCモータ300回転駆動に応
じて案内軸212,214の上を摺動するときに記録ヘ
ッド12もそれと一体に同方向に移動するようになって
いる。そして、矢印F I + F oにおけるヘッド
キャリッジ204の限界位置は図示しないリミットスイ
ッチによって検出され、それ以上駆動されないようにな
っている。
車であり、ヘッドキャリッジ204の軸受208に固着
されたランク210と歯合する。ヘッドキャリッジ20
4は、軸受206,208にて案内軸212.214に
支持され、DCモータ30が正方向(時計回り)に回転
するときは矢印Flの方向に摺動し、DCモータ30が
反対方向(反時計回り)に回転するときは矢印Foの方
向に摺動するようになっている。ヘッドキャリッジ20
4には記録ヘッド12が取り付けられ、ヘッドキャリッ
ジ204が上述のようにDCモータ300回転駆動に応
じて案内軸212,214の上を摺動するときに記録ヘ
ッド12もそれと一体に同方向に移動するようになって
いる。そして、矢印F I + F oにおけるヘッド
キャリッジ204の限界位置は図示しないリミットスイ
ッチによって検出され、それ以上駆動されないようにな
っている。
なお、14は磁気ディスク10を回転駆動する直流モー
タ、16はディスク10を装着するスピンドルである。
タ、16はディスク10を装着するスピンドルである。
へ1−
第1図において、ヘッド位置検出装置300は符号30
2〜330を付した要素からなる。板カム302は、ヘ
ッドキャリッジ204に固着されそれと一体に矢印Fl
、Foの方向に移動するようになっている。この板カム
302は直動型カムであり、そのカム面302aに従動
節としての連結ビン304の側面部304aが接する。
2〜330を付した要素からなる。板カム302は、ヘ
ッドキャリッジ204に固着されそれと一体に矢印Fl
、Foの方向に移動するようになっている。この板カム
302は直動型カムであり、そのカム面302aに従動
節としての連結ビン304の側面部304aが接する。
連結ピン304は、その下端部にて遮蔽板306に固定
されている。この遮蔽板30θの四隅に立設された案内
ビン308〜314は支持板316の案内みぞ318,
320に入っており、これにより遮蔽板308および連
結ピン304は矢印Fl、Foの方向と直角な矢印Gi
、Goの方向にしか移動できないようになっている。支
持板316に立設された支持軸322,324にはねじ
りコイルバ、v、326が取り付けられ、このねじりコ
イルバネ326は、連結ピン304の側面部304aと
対抗する側面部304bに作用して連結ピン304をカ
ム面302a側に押圧する。したがって、連結ピン30
4はカム面302aとねじりコイルバネ326とによっ
て両側から挟着され、ヘッドキャリッジ204が矢印F
fの方向に移動するとき連結ピン304はねじりコイル
バネ326に抗してカム面302aの下端302c側に
移動し、ヘッドキャリッジ204が矢印Foの方向に移
動するとき連結ピン304はねじりコイルバネ326に
付勢されてカム面302aの上端302b側に移動する
ようになっている。そして、このような連結ピン304
の絶対的移動方向は矢印Gl、Goの方向であり、遮蔽
板306も連結ピン304と一体に矢印Gl、Goの方
向に移動する。
されている。この遮蔽板30θの四隅に立設された案内
ビン308〜314は支持板316の案内みぞ318,
320に入っており、これにより遮蔽板308および連
結ピン304は矢印Fl、Foの方向と直角な矢印Gi
、Goの方向にしか移動できないようになっている。支
持板316に立設された支持軸322,324にはねじ
りコイルバ、v、326が取り付けられ、このねじりコ
イルバネ326は、連結ピン304の側面部304aと
対抗する側面部304bに作用して連結ピン304をカ
ム面302a側に押圧する。したがって、連結ピン30
4はカム面302aとねじりコイルバネ326とによっ
て両側から挟着され、ヘッドキャリッジ204が矢印F
fの方向に移動するとき連結ピン304はねじりコイル
バネ326に抗してカム面302aの下端302c側に
移動し、ヘッドキャリッジ204が矢印Foの方向に移
動するとき連結ピン304はねじりコイルバネ326に
付勢されてカム面302aの上端302b側に移動する
ようになっている。そして、このような連結ピン304
の絶対的移動方向は矢印Gl、Goの方向であり、遮蔽
板306も連結ピン304と一体に矢印Gl、Goの方
向に移動する。
本実施例では、板カム302のカム面302aの傾きθ
がtanθ:5.6になるように選ばれ、これによりヘ
ッドキャリッジ204および記録ヘッド12が矢印Fi
、Foの方向に移動すると、その5,6倍の変位で遮蔽
板306が矢印Gi、G。
がtanθ:5.6になるように選ばれ、これによりヘ
ッドキャリッジ204および記録ヘッド12が矢印Fi
、Foの方向に移動すると、その5,6倍の変位で遮蔽
板306が矢印Gi、G。
の方向に移動するようになっている。モしてヘッドキャ
リッジ204が矢印F1方向の限界位置に達したときに
遮蔽板306は矢印Gi力方向限界位置に達し、その位
置では遮蔽板308の右端306aが支持板316の開
口または窓328の右端328aよりもわずかに右側に
来て、かつヘッドキャリッジ204が矢印FO力方向限
界位置に達したときに遮蔽板306は矢印GO方向の限
界位置に達し、その位置では遮蔽板306の右端308
aが窓328の左端328bよりわずかに右側に来るよ
うに設定されている。そして、窓328の真下にはりニ
ア・イメージ・センサ330が配設されている。
リッジ204が矢印F1方向の限界位置に達したときに
遮蔽板306は矢印Gi力方向限界位置に達し、その位
置では遮蔽板308の右端306aが支持板316の開
口または窓328の右端328aよりもわずかに右側に
来て、かつヘッドキャリッジ204が矢印FO力方向限
界位置に達したときに遮蔽板306は矢印GO方向の限
界位置に達し、その位置では遮蔽板306の右端308
aが窓328の左端328bよりわずかに右側に来るよ
うに設定されている。そして、窓328の真下にはりニ
ア・イメージ・センサ330が配設されている。
第2図は第1図の矢印Ylの向きに見た矢視図である。
ただし、第1図のDCモータ30および歯車202は図
示されていない。この図においてリニア・イメージ・セ
ンサ330の真上にはランプまたは発光ダイオード36
0と光拡散板362が配設されており、発光ダイオード
360から下方に放射された光線りは光拡散板362で
一様な光強度の光線Laに変換され、光線Laは窓32
8を通ってリニア・イメージΦセンサ330に入射する
ようになっている。しかし、第1図に明示されるように
、遮蔽板306が位置するところでは光線Laが遮ぎら
れてその真下のリニア・イメージ・センサ330の部分
に入射しないようになっている。一般にリニア・イメー
ジOセンサはフォトダイオードを多ビツト配列したもの
であるが、フォトダイオードの感度は光の波長によっテ
変ワる。本実施例では、光感度がピークになる波長の光
線りを放射するような発光ダイオード360が使用され
ている。なお第2図において、332はデュアル・イン
ライン・バッテ−9(DIP)として実装されたリニア
ーイメージ−センサ330のビン端子であり、370は
プリント配線板である。
示されていない。この図においてリニア・イメージ・セ
ンサ330の真上にはランプまたは発光ダイオード36
0と光拡散板362が配設されており、発光ダイオード
360から下方に放射された光線りは光拡散板362で
一様な光強度の光線Laに変換され、光線Laは窓32
8を通ってリニア・イメージΦセンサ330に入射する
ようになっている。しかし、第1図に明示されるように
、遮蔽板306が位置するところでは光線Laが遮ぎら
れてその真下のリニア・イメージ・センサ330の部分
に入射しないようになっている。一般にリニア・イメー
ジOセンサはフォトダイオードを多ビツト配列したもの
であるが、フォトダイオードの感度は光の波長によっテ
変ワる。本実施例では、光感度がピークになる波長の光
線りを放射するような発光ダイオード360が使用され
ている。なお第2図において、332はデュアル・イン
ライン・バッテ−9(DIP)として実装されたリニア
ーイメージ−センサ330のビン端子であり、370は
プリント配線板である。
第3図は、本実施例に使用されるリニア拳イメージ・セ
ンサ330の回路構成を示す。この図においてDI−D
2048は光線Laを光電変換する2048個のフォト
ダイオードであり、14μmピッチで配列されている。
ンサ330の回路構成を示す。この図においてDI−D
2048は光線Laを光電変換する2048個のフォト
ダイオードであり、14μmピッチで配列されている。
334aは奇数番目のフォトダイオードDI、D3・・
・・で生成された電気信号を蓄積する電極で、334b
は偶数番目のフォトダイオードDI、D3・・・・で生
成された電気信号を蓄積する電極である。338a、3
36bはクロックパルスPIにしたがっモ蓄積電極33
4a、334bからCCD (電荷結合素子)アナログ
シフトレジスタ338a、338bへそれぞれ電気信号
を転送するゲートである。このように、第3図のリニア
・イメージOセンサ330はパイリニア構成である。そ
して、クロックパルスφl、φ2により駆動されるCO
Dシフトレジスタ338 a +338bからの信号パ
ルス列は、適当な位相関係サンプルホールド回路342
で読み出されたのち増幅回路344を介して出力端子3
46に与えられる。こうして得られた出力信号パルス列
SQの第1ビツト、第2ビツト・・・・はフォトダイオ
ードD1、D2・・・・の出力ビットにそれぞれ対応す
る。そして、光線Laが入射するフォトダイオードDの
出力ビットは“1”であり、遮蔽板306により遮光さ
れているフォトダイオードDの出力ビットは“0”であ
る。
・・で生成された電気信号を蓄積する電極で、334b
は偶数番目のフォトダイオードDI、D3・・・・で生
成された電気信号を蓄積する電極である。338a、3
36bはクロックパルスPIにしたがっモ蓄積電極33
4a、334bからCCD (電荷結合素子)アナログ
シフトレジスタ338a、338bへそれぞれ電気信号
を転送するゲートである。このように、第3図のリニア
・イメージOセンサ330はパイリニア構成である。そ
して、クロックパルスφl、φ2により駆動されるCO
Dシフトレジスタ338 a +338bからの信号パ
ルス列は、適当な位相関係サンプルホールド回路342
で読み出されたのち増幅回路344を介して出力端子3
46に与えられる。こうして得られた出力信号パルス列
SQの第1ビツト、第2ビツト・・・・はフォトダイオ
ードD1、D2・・・・の出力ビットにそれぞれ対応す
る。そして、光線Laが入射するフォトダイオードDの
出力ビットは“1”であり、遮蔽板306により遮光さ
れているフォトダイオードDの出力ビットは“0”であ
る。
さて、再び第1図において、遮蔽板306の位置は、遮
蔽板306の右端308aと窓328の右端328aと
の間の隙間LGの幅によって、したがってその隙間LG
を通って光線Laが入射するフォトダイオード(第1図
の点を付した部分LDのフォトダイオード)DI〜Dn
の数または出力信号パルス列SQに含まれるビット“1
″の数によって表される。そして、遮蔽板306が矢印
Goの方向の限界位置に在るときは隙間LGが最大長に
なって全てのフォトダイオードD1〜D2041111
ごキ会1■2 が大計1−由ナイ貨暴ノ望ルス!I+
!:; Oの全て(2048)のビットが“1”になり
、また遮蔽板30E3が矢印Flの方向の限界位置に在
るときは隙間LGがなくなっていずれのフォトダイオー
ドDにも光線L’aが入射しないので、出力信号パルス
列SQの全てのビットが“0”である。
蔽板306の右端308aと窓328の右端328aと
の間の隙間LGの幅によって、したがってその隙間LG
を通って光線Laが入射するフォトダイオード(第1図
の点を付した部分LDのフォトダイオード)DI〜Dn
の数または出力信号パルス列SQに含まれるビット“1
″の数によって表される。そして、遮蔽板306が矢印
Goの方向の限界位置に在るときは隙間LGが最大長に
なって全てのフォトダイオードD1〜D2041111
ごキ会1■2 が大計1−由ナイ貨暴ノ望ルス!I+
!:; Oの全て(2048)のビットが“1”になり
、また遮蔽板30E3が矢印Flの方向の限界位置に在
るときは隙間LGがなくなっていずれのフォトダイオー
ドDにも光線L’aが入射しないので、出力信号パルス
列SQの全てのビットが“0”である。
すなわち、ビット“1”の数は零である。
前述したようにフォトダイオードDの配列ピッチは14
μmであるから、遮蔽板306が矢印G1の方向に、例
えば56μmだけ移動すると、それによって光線Laの
入射するフォトダイオードDの数が4つ減少し、結果と
して出力信号パルス列SQに含まれるビット“1″の数
は4つ減少する。また、逆に遮蔽板308が矢印GOの
方向に例えば56μmだけ移動すると、それによって光
線Laの入射するフォトダイオードDの数が4つ増加し
、結果として出力信号パルス列SQに含まれるビット“
1”の数は4つ増加する。ところで、前述したように、
ヘッドキャリッジ204および記録ヘッド12が矢印F
l、Foの方向に移動するときに、その5.6倍の変位
で遮蔽板306が矢印G1.Goの方向に移動するよう
になっている。したがって、ヘッドキャリッジ204お
よび記録ヘッド12が矢印F I(F’ o)の方向に
、例えば10μm移動すると、出力信号パルス列SQに
含まれるビット“1”の数は4つ減少(増加)すること
になる。
μmであるから、遮蔽板306が矢印G1の方向に、例
えば56μmだけ移動すると、それによって光線Laの
入射するフォトダイオードDの数が4つ減少し、結果と
して出力信号パルス列SQに含まれるビット“1″の数
は4つ減少する。また、逆に遮蔽板308が矢印GOの
方向に例えば56μmだけ移動すると、それによって光
線Laの入射するフォトダイオードDの数が4つ増加し
、結果として出力信号パルス列SQに含まれるビット“
1”の数は4つ増加する。ところで、前述したように、
ヘッドキャリッジ204および記録ヘッド12が矢印F
l、Foの方向に移動するときに、その5.6倍の変位
で遮蔽板306が矢印G1.Goの方向に移動するよう
になっている。したがって、ヘッドキャリッジ204お
よび記録ヘッド12が矢印F I(F’ o)の方向に
、例えば10μm移動すると、出力信号パルス列SQに
含まれるビット“1”の数は4つ減少(増加)すること
になる。
第4図は本実施例によるヘッド位置信号Eaを生成する
ための出力部の構成を示す。上述したリニア・イメージ
拳センサ330から出力された信号パルス列SQはカウ
ンタ350に供給される。
ための出力部の構成を示す。上述したリニア・イメージ
拳センサ330から出力された信号パルス列SQはカウ
ンタ350に供給される。
このカウンタ350はダウンカウンタであり、各信号パ
ルス列SQに含まれるビット“1”をカウントしてそれ
をプリセット数、例えば2048から引き算した減算値
SCを出力するようになっている。したがって、記録ヘ
ッド12が矢印FO方向の限界位置(ホームポジション
HP)に在るときは、遮蔽板306が矢印Go方向の限
界位置に在って出力ビット“1“の数は2048である
から、そのときの出力信号パルス列SQに対する減算値
SCは零である。そして、記録ヘッド12が矢印F!の
方向に移動するにつれて遮蔽板306が矢印G1の方向
に5.8倍の変位で移動して出力ビット“1“の数は4
個/10μmヘッド移動量の割合で減少し、減算値SC
はそれと同じ割合で増大する。そして、記録ヘッド12
が矢印F1方向の限界位置に到達すると、遮蔽板306
が矢印G1方向の限界位置に到達して出力ビット“1の
数は零になり、減算値SCは2048になる。
ルス列SQに含まれるビット“1”をカウントしてそれ
をプリセット数、例えば2048から引き算した減算値
SCを出力するようになっている。したがって、記録ヘ
ッド12が矢印FO方向の限界位置(ホームポジション
HP)に在るときは、遮蔽板306が矢印Go方向の限
界位置に在って出力ビット“1“の数は2048である
から、そのときの出力信号パルス列SQに対する減算値
SCは零である。そして、記録ヘッド12が矢印F!の
方向に移動するにつれて遮蔽板306が矢印G1の方向
に5.8倍の変位で移動して出力ビット“1“の数は4
個/10μmヘッド移動量の割合で減少し、減算値SC
はそれと同じ割合で増大する。そして、記録ヘッド12
が矢印F1方向の限界位置に到達すると、遮蔽板306
が矢印G1方向の限界位置に到達して出力ビット“1の
数は零になり、減算値SCは2048になる。
カウンタ350から逐次出力される減算値SCはD/A
コンバータ352に供給され、そこでアナログ信号Ea
に変換される。第5図の実線Eaに示すように、アナロ
グ位置信号Eaのレベルは記録ヘッド12が位置範囲H
P−IP内で移動するときに線形的に変化し記録へラド
12の各位置に対して一義的に対応する。而して、この
アナログ信号Eaが本ヘッド位置決め装置によるクロー
ズトループ制御のためのヘッド位置信号として使用され
る。なお第5図において、R1,R2,・・・・Rn・
・・・は磁気ディスク10のフォーマット上のトラック
位置を示し、Vl、V2.・・・・Vn・・・・は記録
ヘッド12がトラック位置R1,R2,・・・・Rn・
・・・に対向するときの信号Eaのレベルである。
コンバータ352に供給され、そこでアナログ信号Ea
に変換される。第5図の実線Eaに示すように、アナロ
グ位置信号Eaのレベルは記録ヘッド12が位置範囲H
P−IP内で移動するときに線形的に変化し記録へラド
12の各位置に対して一義的に対応する。而して、この
アナログ信号Eaが本ヘッド位置決め装置によるクロー
ズトループ制御のためのヘッド位置信号として使用され
る。なお第5図において、R1,R2,・・・・Rn・
・・・は磁気ディスク10のフォーマット上のトラック
位置を示し、Vl、V2.・・・・Vn・・・・は記録
ヘッド12がトラック位置R1,R2,・・・・Rn・
・・・に対向するときの信号Eaのレベルである。
また第5図において、波線E alは記録へラド12ま
たはへラドキャリッジ204の位置をリニア・イメージ
・センサ330で直接検出した場合に得られるアナログ
信号Eaのレベルを示す。このように、位置検出装置3
00では、記録ヘッド12が矢印F1.Foの方向に移
動するときそれに連動して直角な矢印Gl、Goの方向
に5.6倍の変位で移動する遮蔽板306の位置がリニ
ア・イメージ・センサ330により検出されることによ
って、記録ヘッド12またはヘッドキャリッジ204を
リニア・イメージ・センサ330により直接検出する場
合のヘッド位置信号Ea”に比して位置分解能が5.6
倍高いヘッド位置信号Eaが得られる。
たはへラドキャリッジ204の位置をリニア・イメージ
・センサ330で直接検出した場合に得られるアナログ
信号Eaのレベルを示す。このように、位置検出装置3
00では、記録ヘッド12が矢印F1.Foの方向に移
動するときそれに連動して直角な矢印Gl、Goの方向
に5.6倍の変位で移動する遮蔽板306の位置がリニ
ア・イメージ・センサ330により検出されることによ
って、記録ヘッド12またはヘッドキャリッジ204を
リニア・イメージ・センサ330により直接検出する場
合のヘッド位置信号Ea”に比して位置分解能が5.6
倍高いヘッド位置信号Eaが得られる。
このような本実施例の利点は、センサ手段としてリニア
・イメージ・センサを使用した場合に特に顕著である。
・イメージ・センサを使用した場合に特に顕著である。
すなわち、一般のリニア・イメージ・センサはフォトダ
イオードを小間隔で多数配列したものであるが、その配
列間隔には限界があり、そのために解像度にも限界があ
る。実際、本実施例で使用されるリニア・イメージ・セ
ンサ330はパイリニア構成で高解像度を図るものであ
るが、それでもビット配列間隔が14μmであり、その
ままで記録ヘッド12の位置を検出すれば10μmのヘ
ッド位置変化を識別することができない。しかるに、本
実施例によれば、記録ヘッド12の位置を5.6倍に拡
大または増幅して検出することになるので、記録ヘッド
12に対するリニア・イメージ・センサ330の解像度
または分解能は実質的に2.5μmになり、微細なヘッ
ド位置変化を精確に検出することができる。
イオードを小間隔で多数配列したものであるが、その配
列間隔には限界があり、そのために解像度にも限界があ
る。実際、本実施例で使用されるリニア・イメージ・セ
ンサ330はパイリニア構成で高解像度を図るものであ
るが、それでもビット配列間隔が14μmであり、その
ままで記録ヘッド12の位置を検出すれば10μmのヘ
ッド位置変化を識別することができない。しかるに、本
実施例によれば、記録ヘッド12の位置を5.6倍に拡
大または増幅して検出することになるので、記録ヘッド
12に対するリニア・イメージ・センサ330の解像度
または分解能は実質的に2.5μmになり、微細なヘッ
ド位置変化を精確に検出することができる。
また、位置検出装置300より発生されるヘッド位置信
号Eaはアナログ信号ではあるが、これは分解能が極め
て高いリニア・イメージ・センサ330からの出力信号
パルス列SQをディジタル−アナログ変換して得られた
ものであるから、温度ドリフトや光線L (La )の
変動等の影響を受けることが少ない。
号Eaはアナログ信号ではあるが、これは分解能が極め
て高いリニア・イメージ・センサ330からの出力信号
パルス列SQをディジタル−アナログ変換して得られた
ものであるから、温度ドリフトや光線L (La )の
変動等の影響を受けることが少ない。
また、ヘッド移送機構200の歯車202とラック21
0間でバンクラッシュが生じても、位置検出装置300
は記録へラド12の実際の位置を所定の対応関係で精確
に検出する。
0間でバンクラッシュが生じても、位置検出装置300
は記録へラド12の実際の位置を所定の対応関係で精確
に検出する。
へ ・ ド ゛ 4 の の再び第6
図を参照すると、磁気ディスク10は第11図に示すフ
ォーマットの記録面10aを有し、直流モータ14によ
り回転駆動されるスピンドル16に着脱可能に装着され
る。直流モータ14は、モータ回転数に対応した周波数
信号を発生する周波数発生器18を有し、サーボ回路2
0により一定速度1例えば3800rpmで回転するよ
うに駆動制御される。サーボ回路20は、マイクロコン
ピュータで構成される制御部22からの制御信号SW2
に応答してディスク10の回転駆動、停止を制御する。
図を参照すると、磁気ディスク10は第11図に示すフ
ォーマットの記録面10aを有し、直流モータ14によ
り回転駆動されるスピンドル16に着脱可能に装着され
る。直流モータ14は、モータ回転数に対応した周波数
信号を発生する周波数発生器18を有し、サーボ回路2
0により一定速度1例えば3800rpmで回転するよ
うに駆動制御される。サーボ回路20は、マイクロコン
ピュータで構成される制御部22からの制御信号SW2
に応答してディスク10の回転駆動、停止を制御する。
ディスク10の記録面10a付近の所定位置に配設され
た位相発生器24は、ディスクコア10bの対応する所
定位置に設けられた小さなヨーク(図示せず)から出る
漏れ磁束を拾ってディスク100回転位相を表すPGパ
ルスψを発生する。
た位相発生器24は、ディスクコア10bの対応する所
定位置に設けられた小さなヨーク(図示せず)から出る
漏れ磁束を拾ってディスク100回転位相を表すPGパ
ルスψを発生する。
このPGパルスψは増幅器26を介してサーボ回路20
と制御部22に供給され、サーボ回路20においては位
相サーボ系の比較信号として、制御部22においてはフ
ィールド信号書込み動作のタイミング信号としてそれぞ
れ用いられる。
と制御部22に供給され、サーボ回路20においては位
相サーボ系の比較信号として、制御部22においてはフ
ィールド信号書込み動作のタイミング信号としてそれぞ
れ用いられる。
記録面10aと対向して記録ヘッド12が配設され、こ
れは上述したようにヘッド移送機構200により担持さ
れている。DCモータ30は、後述する速度サーボ付双
方向駆動回路100により第8図に示すような特性で動
作するようになっている。すなわち、駆動回路100に
入力される単極性(この例では正極)の速度制御電圧V
aが所定値VH5のときにDCモータ30は停止し、そ
れよりも速度制御電圧Vaが高くなるとその差に比例し
た速度でDCモータ30は正方向(例えば時計回り)に
回転し、逆に速度制御電圧Vaがモータ停止電圧VBS
よりも低くなるとその差に比例した速度でDCモータ3
0は反対方向(反時計回りンに回転するようになってい
る。駆動回路100に入力される速度制御電圧Vaは、
演算増幅器32の出力端子から得られる。
れは上述したようにヘッド移送機構200により担持さ
れている。DCモータ30は、後述する速度サーボ付双
方向駆動回路100により第8図に示すような特性で動
作するようになっている。すなわち、駆動回路100に
入力される単極性(この例では正極)の速度制御電圧V
aが所定値VH5のときにDCモータ30は停止し、そ
れよりも速度制御電圧Vaが高くなるとその差に比例し
た速度でDCモータ30は正方向(例えば時計回り)に
回転し、逆に速度制御電圧Vaがモータ停止電圧VBS
よりも低くなるとその差に比例した速度でDCモータ3
0は反対方向(反時計回りンに回転するようになってい
る。駆動回路100に入力される速度制御電圧Vaは、
演算増幅器32の出力端子から得られる。
この演算増幅器32の反転入力端子には上述した位置検
出装置300からのヘッド位置信号Eaが抵抗34を介
して供給され、非反転入力端子には抵抗36を介して直
流電源42より定電圧VBSが供給されるとともに抵抗
38を介してディジタル・アナログ(D/A)コンバー
タ44より位置決め制御電圧Sfが供給される。
出装置300からのヘッド位置信号Eaが抵抗34を介
して供給され、非反転入力端子には抵抗36を介して直
流電源42より定電圧VBSが供給されるとともに抵抗
38を介してディジタル・アナログ(D/A)コンバー
タ44より位置決め制御電圧Sfが供給される。
演算増幅器32の出力端子と反転入力端子間には、抵抗
36の抵抗値R3Gと同一の抵抗値R3Bを有する抵抗
40が接続される。また、抵抗34の抵抗値R34は抵
抗38の抵抗値R3gと同一に選ばれている。而して、
演算増幅器32は差動増幅器を構成し、その出力電圧す
なわち速度制御電圧Vaは次のように表される。
36の抵抗値R3Gと同一の抵抗値R3Bを有する抵抗
40が接続される。また、抵抗34の抵抗値R34は抵
抗38の抵抗値R3gと同一に選ばれている。而して、
演算増幅器32は差動増幅器を構成し、その出力電圧す
なわち速度制御電圧Vaは次のように表される。
Va =VH5+AI (Sf −Ea )ただし
AI =R40/ R34=R3G/ R3g位置決め
制御電圧Sfは、制御部22よりD/Aフンバータ44
に与えられるディジタルの位置決め制御信号SFに対応
するアナログ電圧である。
AI =R40/ R34=R3G/ R3g位置決め
制御電圧Sfは、制御部22よりD/Aフンバータ44
に与えられるディジタルの位置決め制御信号SFに対応
するアナログ電圧である。
制御部22はマイクロコンピュータからなり、各トラッ
ク位fitR1,R2・・・・についてヘッド位置信号
EaのレベルVl、V2・・・・をメモリに登録または
記憶し、記録ヘッド12を所望のトラック位置R1に位
置決めするときには後述するようにそのトラック位置R
1に対応するヘッド位置信号EaのレベルVlを読み出
してVlに相当する位置決め制御信号SFをD/Aコン
バータ46に与える。
ク位fitR1,R2・・・・についてヘッド位置信号
EaのレベルVl、V2・・・・をメモリに登録または
記憶し、記録ヘッド12を所望のトラック位置R1に位
置決めするときには後述するようにそのトラック位置R
1に対応するヘッド位置信号EaのレベルVlを読み出
してVlに相当する位置決め制御信号SFをD/Aコン
バータ46に与える。
記録ヘッド12には、スイッチ52.増幅器50を介し
て記録回路54より1フイールド毎の映像信号FSが供
給される。記録回路54は、C0D(電荷結合素子)等
からなる撮像素子56で走査により得られた1フイ一ル
ド分の映像信号FSOに対して輝度信号・色信号分離、
FM変調等の信号処理を施すもので、マトリクス回路や
FM変調器その他プリエンファシス回路等の各種補正回
路を含む。記録回路54と撮像素子56には、基準クロ
ック発生器60からのクロック信号C1に応動する同期
信号発生器58より複合同期信号C8が供給される。基
準クロック発生器60からは、さらに動作クロック信号
C2が制御部22に供給されるとともに、位相基準クロ
ック信号C3がサーボ回路20に供給される。
て記録回路54より1フイールド毎の映像信号FSが供
給される。記録回路54は、C0D(電荷結合素子)等
からなる撮像素子56で走査により得られた1フイ一ル
ド分の映像信号FSOに対して輝度信号・色信号分離、
FM変調等の信号処理を施すもので、マトリクス回路や
FM変調器その他プリエンファシス回路等の各種補正回
路を含む。記録回路54と撮像素子56には、基準クロ
ック発生器60からのクロック信号C1に応動する同期
信号発生器58より複合同期信号C8が供給される。基
準クロック発生器60からは、さらに動作クロック信号
C2が制御部22に供給されるとともに、位相基準クロ
ック信号C3がサーボ回路20に供給される。
以上第1図ないし第5図につき本実施例による位置検出
装置300を説明し、第6図につきヘッド位置決め装置
の全体的な構成を説明したが、次に第7図ないし第9図
につき速度サーボ付双方向駆動回路100を詳細に説明
する。
装置300を説明し、第6図につきヘッド位置決め装置
の全体的な構成を説明したが、次に第7図ないし第9図
につき速度サーボ付双方向駆動回路100を詳細に説明
する。
′ サー ボ ・ ヌ Oa3L1−Ω−Ω−
第7図に速度サーボ付双方向駆動回路100の構成を示
す。
第7図に速度サーボ付双方向駆動回路100の構成を示
す。
第7図において、入力端子102には上述した切替スイ
ッチ32からの速度制御電圧Vaが与えられる。この速
度制御電圧Vaは、速度サーボ系の比較回路を構成する
演算増幅器120の非反転入力端子に供給される。
ッチ32からの速度制御電圧Vaが与えられる。この速
度制御電圧Vaは、速度サーボ系の比較回路を構成する
演算増幅器120の非反転入力端子に供給される。
演算増幅器120の出力端子は、演算増幅器106Aの
反転入力端子に抵抗108Aを介して接続されるととも
に、演算増幅器106Bの非反転入力端子に直接接続さ
れる。演算増幅器106Aの非反転入力端子には直流電
圧源104より予め設定されたモータ停止電圧VBSが
供給され、さらにこのモータ停止電圧VBSは抵抗10
8Bを介して演算増幅器106Bの反転入力端子にも供
給される。再演算増幅器108A、108Bは同じ増幅
特性を有し、両抵抗108A、108Bの抵抗値は同一
(R108)に選ばれている。
反転入力端子に抵抗108Aを介して接続されるととも
に、演算増幅器106Bの非反転入力端子に直接接続さ
れる。演算増幅器106Aの非反転入力端子には直流電
圧源104より予め設定されたモータ停止電圧VBSが
供給され、さらにこのモータ停止電圧VBSは抵抗10
8Bを介して演算増幅器106Bの反転入力端子にも供
給される。再演算増幅器108A、108Bは同じ増幅
特性を有し、両抵抗108A、108Bの抵抗値は同一
(R108)に選ばれている。
演算増幅器108Aの出力端子はコンプリメンタリ回路
を形成する駆動トランジスタ114A。
を形成する駆動トランジスタ114A。
116Aのベースに接続される。一方、演算増幅器10
6Bの出力端子はコンプリメンタリ回路を形成する駆動
トランジスタ114B、118Bのベースに接続される
。これら駆動トランジスタ114A〜116Bはブリッ
ジ接続され、その間にDCモータ30が接続される。ま
た、演算増幅器108A、106Bのフィードバック抵
抗110A、ll0Bは、その反転入力端子と駆動トラ
ンジスタ114A〜116Bの出力端子118A。
6Bの出力端子はコンプリメンタリ回路を形成する駆動
トランジスタ114B、118Bのベースに接続される
。これら駆動トランジスタ114A〜116Bはブリッ
ジ接続され、その間にDCモータ30が接続される。ま
た、演算増幅器108A、106Bのフィードバック抵
抗110A、ll0Bは、その反転入力端子と駆動トラ
ンジスタ114A〜116Bの出力端子118A。
118Bとの間にそれぞれ接続される。フィードバック
抵抗110A、ll0Bの抵抗値は同一(RIIO)に
選ばれ、それらと並列接続された位相補償用のコンデン
サ112A、112Bのキャパシタンスも同一に選ばれ
ている。なお、DCモータ30と並列接続されたコンデ
ンサ119はノイズキラー用であり、またDCモータ3
0と直列接続された捨抗138は後述する速度サーボ系
の一部である。
抵抗110A、ll0Bの抵抗値は同一(RIIO)に
選ばれ、それらと並列接続された位相補償用のコンデン
サ112A、112Bのキャパシタンスも同一に選ばれ
ている。なお、DCモータ30と並列接続されたコンデ
ンサ119はノイズキラー用であり、またDCモータ3
0と直列接続された捨抗138は後述する速度サーボ系
の一部である。
以上の構成は速度サーボ系を除いた双方向駆動系であり
、次にその動作を説明する。なお、理解を容易にするた
めに速度サーボ系の演算増幅器120と抵抗138を省
略して説明する。
、次にその動作を説明する。なお、理解を容易にするた
めに速度サーボ系の演算増幅器120と抵抗138を省
略して説明する。
入力端子102に与えられた速度制御電圧Vaは演算増
幅器106Aの反転入力端子に抵抗108Aを通って供
給されるとともに演算増幅器106Bの非反転入力端子
に直接供給される。
幅器106Aの反転入力端子に抵抗108Aを通って供
給されるとともに演算増幅器106Bの非反転入力端子
に直接供給される。
この速度制御電圧VaがVBS+Δ■のとき、端子11
8A、118Bin得られる電圧V (A)、V (B
)は次のように表される。
8A、118Bin得られる電圧V (A)、V (B
)は次のように表される。
V(A)=VH5−A2− AV
V(B)=VBS+A2 − ΔV
ただし、A2 =RI08 /RIIOここで、VBS
は上述したようにモータ停止電圧であり、RI08 、
RIIOはやはり上述したように抵抗108A (1
08B)、抵抗110A (110B)の抵抗値である
。したがって、DCモータ30には閾電圧V (A)、
V (B)の差すなわち2A2 ・ΔVの電圧が印加さ
れ、DCモータ30は正方向(時計回り)にその印加電
圧に略比例した速度N(’VH5+ΔV)で回転する(
第8図参照)。この場合、駆動トランジスタIL4B、
116AがONになり、駆動トランジスタIL4A、t
teBはOFFになる。
は上述したようにモータ停止電圧であり、RI08 、
RIIOはやはり上述したように抵抗108A (1
08B)、抵抗110A (110B)の抵抗値である
。したがって、DCモータ30には閾電圧V (A)、
V (B)の差すなわち2A2 ・ΔVの電圧が印加さ
れ、DCモータ30は正方向(時計回り)にその印加電
圧に略比例した速度N(’VH5+ΔV)で回転する(
第8図参照)。この場合、駆動トランジスタIL4B、
116AがONになり、駆動トランジスタIL4A、t
teBはOFFになる。
速度制御電圧VaがVBS−ΔVのときは、上記モータ
端子電圧V (A)、V (B)は次のようになり、V
(A) =VHS+A2−Δ■ V(B) =VH5−A2−ΔV したがって、DCモータ30の両端子間に印加される電
圧は一2A2−ΔVとなり、DCモータ30は反対方向
(反時計回り)にその印加電圧に略比例した速度N(V
BS−ΔV)で回転する(第8図参照)。この場合、駆
動トランジスタL14A。
端子電圧V (A)、V (B)は次のようになり、V
(A) =VHS+A2−Δ■ V(B) =VH5−A2−ΔV したがって、DCモータ30の両端子間に印加される電
圧は一2A2−ΔVとなり、DCモータ30は反対方向
(反時計回り)にその印加電圧に略比例した速度N(V
BS−ΔV)で回転する(第8図参照)。この場合、駆
動トランジスタL14A。
116BがONになり、駆動トランジスタ114B、1
18AはOFFになる。
18AはOFFになる。
また、速度制御電圧VaがVHSのときは、上式におい
てΔVを零とすればモータ端子電圧V(A)。
てΔVを零とすればモータ端子電圧V(A)。
V (B)が与えられ、この場合両方ともVHSである
のでDCモータ30は電圧が印加されず停止状態になる
。
のでDCモータ30は電圧が印加されず停止状態になる
。
このようにして、入力端子102(より正確には演算増
幅器108A、108Bの一方の入力端子)に与えられ
る正極性の速度制御電圧Vaがモータ停止電圧VBSに
等しいときDCモータ30は停止状態になり、速度制御
電圧Vaがモータ停止電圧VBSよりも高いときはその
差に略比例した速度でDCモータ30は正方向(時計回
り)に回転し、速度制御電圧S2がモータ停止電圧VB
Sよりも低いときはその差に略比例した速度でDCモー
タ30は反対方向(反時計回り)に回転する。
幅器108A、108Bの一方の入力端子)に与えられ
る正極性の速度制御電圧Vaがモータ停止電圧VBSに
等しいときDCモータ30は停止状態になり、速度制御
電圧Vaがモータ停止電圧VBSよりも高いときはその
差に略比例した速度でDCモータ30は正方向(時計回
り)に回転し、速度制御電圧S2がモータ停止電圧VB
Sよりも低いときはその差に略比例した速度でDCモー
タ30は反対方向(反時計回り)に回転する。
次に、上述した双方向駆動系に付加されている速度サー
ボ系の構成と作用を説明する。一般にモータを用いて高
精度の位置制御を行うには高性能の定速制御が前提とさ
れるが、DCモータは第9図に示すような特性を有し負
荷の変動や印加電圧の変動によってその回転数が変動し
やすいのでそのような外乱を打ち消す速度サーボを必要
とする。
ボ系の構成と作用を説明する。一般にモータを用いて高
精度の位置制御を行うには高性能の定速制御が前提とさ
れるが、DCモータは第9図に示すような特性を有し負
荷の変動や印加電圧の変動によってその回転数が変動し
やすいのでそのような外乱を打ち消す速度サーボを必要
とする。
本実施例では、以下に説明するように電子ガバナ方式の
速度サーボ系が設けられる。
速度サーボ系が設けられる。
第7図において、本実施例の速度サーボ系は参照符号1
20〜142を付された要素からなる。
20〜142を付された要素からなる。
演算増幅器120は速度サーボ系の比較回路を構成し、
速度制御電圧Vaと後述する演算増幅器122からの帰
還信号Vfとを比較して誤差信号をつくり、さらにそれ
を増幅度A4で増幅して誤差制御電圧Va’を出力する
。この誤差制御電圧Va’が、DCそ一夕30の回転速
度を直接制御する電圧信号として演算増幅器106Aの
反転入力端子に抵抗108Aを通って供給されるととも
に演算増幅器106Bの非反転入力端子に直接供給され
る。
速度制御電圧Vaと後述する演算増幅器122からの帰
還信号Vfとを比較して誤差信号をつくり、さらにそれ
を増幅度A4で増幅して誤差制御電圧Va’を出力する
。この誤差制御電圧Va’が、DCそ一夕30の回転速
度を直接制御する電圧信号として演算増幅器106Aの
反転入力端子に抵抗108Aを通って供給されるととも
に演算増幅器106Bの非反転入力端子に直接供給され
る。
一方、DCモータ30のまわりには抵抗132〜138
が図示のようにDCモータ30を含んでブリッジ接続さ
れ、端子140.142は抵抗124.128を介して
演算増幅器122の反転入力端子、非反転入力端子にそ
れぞれ接続される。
が図示のようにDCモータ30を含んでブリッジ接続さ
れ、端子140.142は抵抗124.128を介して
演算増幅器122の反転入力端子、非反転入力端子にそ
れぞれ接続される。
DCモータ30が正方向に回転しているとき、V(A)
<V(B)1?、l、DCモー930(7)誘導起電力
KN (Kは定数、NはDCモータ30の回転速度)は
図示の向きになる。DCモータ30の内部抵抗の抵抗値
をRa、抵抗132〜138の抵抗値をR132〜R1
38とすると、端子140,142に得られる電圧v
(c) 、V (D)は次のように表される。
<V(B)1?、l、DCモー930(7)誘導起電力
KN (Kは定数、NはDCモータ30の回転速度)は
図示の向きになる。DCモータ30の内部抵抗の抵抗値
をRa、抵抗132〜138の抵抗値をR132〜R1
38とすると、端子140,142に得られる電圧v
(c) 、V (D)は次のように表される。
V (C)” (V(B)−V(A) −KN) Ra
/ (Ra+R13B)V (D)= (V(B) −
V(A)) Ro/ (Ro+R13B)ただし、Ro
= RI32+ R134抵抗134は可変抵抗(ボリ
ウム)であり、これを調節してR13G /Ro =R
I38 /Ra =H(定数)にすると、電圧V (C
) 、V (D)は次のようになる。
/ (Ra+R13B)V (D)= (V(B) −
V(A)) Ro/ (Ro+R13B)ただし、Ro
= RI32+ R134抵抗134は可変抵抗(ボリ
ウム)であり、これを調節してR13G /Ro =R
I38 /Ra =H(定数)にすると、電圧V (C
) 、V (D)は次のようになる。
V (C)= (V(B)−V(A)−KN) /
(1+ H)V (D)= (V(B)−V(A))
/ (1+ H)したがって、端子140,142
間の電位差は、V(D)−V(C)=KN/ (1+H
)であり、DCモータ30の回転速度Nに比例する。
(1+ H)V (D)= (V(B)−V(A))
/ (1+ H)したがって、端子140,142
間の電位差は、V(D)−V(C)=KN/ (1+H
)であり、DCモータ30の回転速度Nに比例する。
また、DCモータ30が反対方向に回転しているときは
、その誘導起電力KNが図示と反対の向きになるので、 V(D)−V(C)=−KN/ (1+H)となり極性
が反転する。このように端子140゜142間の電位差
は、その絶対値がDCモータ30の回転速度Nに比例し
、その極性がDCモータ30の回転方向に対応する。
、その誘導起電力KNが図示と反対の向きになるので、 V(D)−V(C)=−KN/ (1+H)となり極性
が反転する。このように端子140゜142間の電位差
は、その絶対値がDCモータ30の回転速度Nに比例し
、その極性がDCモータ30の回転方向に対応する。
電圧V (C)、V (D)は抵抗124,128を通
って演算増幅器122の反転入力端子、非反転入力端子
にそれぞれ供給され、その非反転入力端子には抵抗13
0を通って定電圧源104からのモータ停止電圧VBS
も供給される。演算増幅器122はそれら入力抵抗12
4,126,130およびフィードバック抵抗128に
よって差動増幅器を構成し、その出力電圧Vfは、抵抗
124,126の抵抗値R124,R1211iが同一
に選ばれ抵抗128.130の抵抗値R128,R13
0が同一に選ばれるので次のように表される。
って演算増幅器122の反転入力端子、非反転入力端子
にそれぞれ供給され、その非反転入力端子には抵抗13
0を通って定電圧源104からのモータ停止電圧VBS
も供給される。演算増幅器122はそれら入力抵抗12
4,126,130およびフィードバック抵抗128に
よって差動増幅器を構成し、その出力電圧Vfは、抵抗
124,126の抵抗値R124,R1211iが同一
に選ばれ抵抗128.130の抵抗値R128,R13
0が同一に選ばれるので次のように表される。
Vf :VBS+A3 I (V(D)−1(C))た
だしA3 =R128/R124=RI30 /RI2
[i、’、Vf =VBSfA3 @KN/ (1+H
)、’、Vf wVBS±Ko N ただし、Ko =A3 ・に/ (1+H)すなわち、
演算増幅器122の出力電圧Vfは、モータ停止電圧V
BSにDCモータ30の回転速度Nに比例したレベル変
動(±Ko N)が加算されたものである。この出力電
圧Vfは、比較器を構成する演算増幅器120の反転入
力端子に負の帰還信号として供給される。
だしA3 =R128/R124=RI30 /RI2
[i、’、Vf =VBSfA3 @KN/ (1+H
)、’、Vf wVBS±Ko N ただし、Ko =A3 ・に/ (1+H)すなわち、
演算増幅器122の出力電圧Vfは、モータ停止電圧V
BSにDCモータ30の回転速度Nに比例したレベル変
動(±Ko N)が加算されたものである。この出力電
圧Vfは、比較器を構成する演算増幅器120の反転入
力端子に負の帰還信号として供給される。
演算増幅器120は再入力電圧Va、Vfを比較しその
誤差を増幅度A4で増幅するので、出力の誤差制御電圧
Va’は次のように表される。
誤差を増幅度A4で増幅するので、出力の誤差制御電圧
Va’は次のように表される。
Va’=A4 * (Va −Vf )−”、Va’=
A4 ・(Va −(VBS±Ko N) )ただし、
A4 =Rb /Ra 速度制御電圧Vaがモータ制御電圧VH5に等しいとき
は、DCモータ30が停止してサーボループは平衡状態
になる。この状態において、vr =VBSとなる。し
たがって出力の誤差制御電圧va′は速度制御電圧Va
(VBS)に略等しく、端子118A、118Bの
モー9端子電圧V (A)、V (B)も共に略VBS
で均衡し、DCモータ30の印加電圧は略零である。
A4 ・(Va −(VBS±Ko N) )ただし、
A4 =Rb /Ra 速度制御電圧Vaがモータ制御電圧VH5に等しいとき
は、DCモータ30が停止してサーボループは平衡状態
になる。この状態において、vr =VBSとなる。し
たがって出力の誤差制御電圧va′は速度制御電圧Va
(VBS)に略等しく、端子118A、118Bの
モー9端子電圧V (A)、V (B)も共に略VBS
で均衡し、DCモータ30の印加電圧は略零である。
そのような状態から速度制御電圧VaがVBS+ΔVに
変化すると、誤差制御電圧V alは上昇して端子11
8A、118Bのモー1端子電圧VIA)。
変化すると、誤差制御電圧V alは上昇して端子11
8A、118Bのモー1端子電圧VIA)。
V(B)ニ大きな差(V(A) <V(B) )が生じ
、DCモータ30は正方向に回転し始める。そうすると
、帰還電圧Vf (VBS+Ko N)も増大して速
度制御電圧Vaに近づき、これによって誤差制御電圧V
a’1tVBS+Δvに収束し、DCモータ30の回転
速度はN(VHS+ΔV)に収束して平衡状態に至る。
、DCモータ30は正方向に回転し始める。そうすると
、帰還電圧Vf (VBS+Ko N)も増大して速
度制御電圧Vaに近づき、これによって誤差制御電圧V
a’1tVBS+Δvに収束し、DCモータ30の回転
速度はN(VHS+ΔV)に収束して平衡状態に至る。
同様に、速度制御電圧VaがVBSからvaCニー八V
へ=恋Jl/+f−、l−*a=li−n(’、そ−’
19.0は反対方向に回転し始め、誤差制御電圧Va°
はVBS−ΔVに収束し、DCモータ30の回転速度は
N(VBS−ΔV)に収束して平衡状態に至る。
へ=恋Jl/+f−、l−*a=li−n(’、そ−’
19.0は反対方向に回転し始め、誤差制御電圧Va°
はVBS−ΔVに収束し、DCモータ30の回転速度は
N(VBS−ΔV)に収束して平衡状態に至る。
ところで、安定状態のとき、例えば速度制御電圧Va
がVBS+ΔVt”DCモータ30(7)回転速度がN
(VH5+ΔV)で安定しているときに外乱、例えば負
荷変動が生じてトルクQがΔQだけ低下した場合、速度
サーボは次のように動作する。すなわち、第9図に示す
特性によりDCモータ30の回転速度はΔNだけ上昇し
ようとするが、しかし帰還電圧Vfがその分増大するの
で、誤差制御電圧va′はVBS+ΔVよりもδVだけ
低くなってDCモー13(1)回転速度をN (VBS
+AV) ニ保つように働く。逆にトルクQがΔQだけ
増加した場合には、帰還電圧Vfがその分減少し、誤差
制御電圧V alはVBS+ΔVよりもδVだけ高くな
ってDCモータ30の回転速度をN(VHS+ΔV)に
保つように働く。その他の外乱、例えば電源電圧Vcc
の変動等に対しても、上述と同様な速度サーボが働いて
DCモータ30の安定した回転が保たれる。
がVBS+ΔVt”DCモータ30(7)回転速度がN
(VH5+ΔV)で安定しているときに外乱、例えば負
荷変動が生じてトルクQがΔQだけ低下した場合、速度
サーボは次のように動作する。すなわち、第9図に示す
特性によりDCモータ30の回転速度はΔNだけ上昇し
ようとするが、しかし帰還電圧Vfがその分増大するの
で、誤差制御電圧va′はVBS+ΔVよりもδVだけ
低くなってDCモー13(1)回転速度をN (VBS
+AV) ニ保つように働く。逆にトルクQがΔQだけ
増加した場合には、帰還電圧Vfがその分減少し、誤差
制御電圧V alはVBS+ΔVよりもδVだけ高くな
ってDCモータ30の回転速度をN(VHS+ΔV)に
保つように働く。その他の外乱、例えば電源電圧Vcc
の変動等に対しても、上述と同様な速度サーボが働いて
DCモータ30の安定した回転が保たれる。
以上のように、速度サーボ付双方向駆動回路100にお
いては、単極性(この例では正極)の速度制御電圧Va
を用いてDCモータ30の回転を双方向に切り替えるこ
とができ、且つその回転速度を線形的に制御することが
可能であり、高精度な速度制御が可能である。なお、負
極性の速度制御電圧Vaが選ばれたときには、その絶対
値に対してDCモータ30の回転方向が正極性の場合と
反対になるだけで、上述と同様な作用が奏される。
いては、単極性(この例では正極)の速度制御電圧Va
を用いてDCモータ30の回転を双方向に切り替えるこ
とができ、且つその回転速度を線形的に制御することが
可能であり、高精度な速度制御が可能である。なお、負
極性の速度制御電圧Vaが選ばれたときには、その絶対
値に対してDCモータ30の回転方向が正極性の場合と
反対になるだけで、上述と同様な作用が奏される。
L1
次に、第6図および第10図につき本ヘッド位置決め装
置の動作を説明する。
置の動作を説明する。
上述したように、制御部22は各トラック位置R1,R
2・・・・Rn・・・・について位置信号Eaのレベル
V1.V2・・・・Vn・・・・をメモリに登録または
記憶している。そして、記録へラド12を所望のトラッ
ク位置、例えば第1のトラック位置R+に位置決めする
ときにはそれに対応するヘッド位置信号Eaのレベルv
1をメモリから読み出してVlに相当する位置決め制御
信号SFをD/Aコンバータ44に与える。これにより
、D/Aフンバータ44の出力端子に得られるアナログ
の位置決め制御電圧SfはVlになり、演算増幅器32
の出力電圧すなわち速度制御電圧Vaは次のように表さ
れる。
2・・・・Rn・・・・について位置信号Eaのレベル
V1.V2・・・・Vn・・・・をメモリに登録または
記憶している。そして、記録へラド12を所望のトラッ
ク位置、例えば第1のトラック位置R+に位置決めする
ときにはそれに対応するヘッド位置信号Eaのレベルv
1をメモリから読み出してVlに相当する位置決め制御
信号SFをD/Aコンバータ44に与える。これにより
、D/Aフンバータ44の出力端子に得られるアナログ
の位置決め制御電圧SfはVlになり、演算増幅器32
の出力電圧すなわち速度制御電圧Vaは次のように表さ
れる。
Va =VH5+AI (Vl −Ea )すなわち
、記録へラド12の位置に対してヘッド位置信号Eaが
第5図に示すように直線的に変化することにより、速度
制御電圧Vaは第10図の直線PIで示すような特性に
なる。
、記録へラド12の位置に対してヘッド位置信号Eaが
第5図に示すように直線的に変化することにより、速度
制御電圧Vaは第10図の直線PIで示すような特性に
なる。
したがって、いま記録ヘッド12がホームポジションH
Pに位置しているときに、上述のような位置決め制御電
圧5f(Vl)が与えられると、Va>VHSであるか
ら駆動回路100はDCモータ30を正方向に回転させ
、これによって記録ヘッド12は矢印F1の方向に移送
される。そして記録へラド12の移動にともない、ヘッ
ド位置信号Eaのレベルは次第に上昇するので速度制御
電圧Vaのレベルは次第に低下し、記録ヘッド12がト
ラック位置R1に達したときにEa =VIになるので
Va=VBSとなり、記録へラド12がトラック位IR
Iを矢印Flの方向に通り過ぎるとEa >Vlになる
のでVa<Va5となる。すると駆動回路100はDC
モータ3oを反対方向に回転させ、それにより記録ヘッ
ド12は矢印Foの方向に戻される。そして、記録ヘッ
ド12が矢印Foの方向にトラック位置R1を通り過ぎ
ると再びVa>Va5となってDCモータ3oは再び正
方向に回転して記録ヘッド12は矢印Flの方向に再び
移送される。しかし、その方向転換位置X2は先の方向
転換位置XIよりもトラック位置R1に接近している。
Pに位置しているときに、上述のような位置決め制御電
圧5f(Vl)が与えられると、Va>VHSであるか
ら駆動回路100はDCモータ30を正方向に回転させ
、これによって記録ヘッド12は矢印F1の方向に移送
される。そして記録へラド12の移動にともない、ヘッ
ド位置信号Eaのレベルは次第に上昇するので速度制御
電圧Vaのレベルは次第に低下し、記録ヘッド12がト
ラック位置R1に達したときにEa =VIになるので
Va=VBSとなり、記録へラド12がトラック位IR
Iを矢印Flの方向に通り過ぎるとEa >Vlになる
のでVa<Va5となる。すると駆動回路100はDC
モータ3oを反対方向に回転させ、それにより記録ヘッ
ド12は矢印Foの方向に戻される。そして、記録ヘッ
ド12が矢印Foの方向にトラック位置R1を通り過ぎ
ると再びVa>Va5となってDCモータ3oは再び正
方向に回転して記録ヘッド12は矢印Flの方向に再び
移送される。しかし、その方向転換位置X2は先の方向
転換位置XIよりもトラック位置R1に接近している。
このようにして、記録ヘッド12はわずかに振動しなが
らトラック位置R1に収束しそこで停止する。この平衡
状態においてはEa =Vlであり、Va=VBSであ
る。
らトラック位置R1に収束しそこで停止する。この平衡
状態においてはEa =Vlであり、Va=VBSであ
る。
而して、記録ヘッド12は3E300rpmで回転する
第1トラック位置R1の中央部に対向して位置決めされ
る。しかる後、本電子スチルカメラのシャッタトリガが
行われると、それに応答して制御部22は位相発生器2
4からのPGパルスψにしたがい適当なタイミングで制
御信号SWIをスイッチ52に送ってそれを1フィール
ド期開閉成し、これにより記録回路54から該1枚目の
写真に相当する1フイ一ルド分の映像信号FSが増幅器
50を介して記録ヘッド12に供給される。
第1トラック位置R1の中央部に対向して位置決めされ
る。しかる後、本電子スチルカメラのシャッタトリガが
行われると、それに応答して制御部22は位相発生器2
4からのPGパルスψにしたがい適当なタイミングで制
御信号SWIをスイッチ52に送ってそれを1フィール
ド期開閉成し、これにより記録回路54から該1枚目の
写真に相当する1フイ一ルド分の映像信号FSが増幅器
50を介して記録ヘッド12に供給される。
記録ヘッド12はその1フイ一ルド分の映像信号FSを
第1トラック位置R1の一周に亘って書き込む。その結
果、第1トラック位置R1に重なるようにして第1記録
トラツクr1が形成される。
第1トラック位置R1の一周に亘って書き込む。その結
果、第1トラック位置R1に重なるようにして第1記録
トラツクr1が形成される。
上述のようにして1枚目の写真の記録が行われると、次
に第2トラック位置R2へのアクセスが行われる。その
ために、D/Aコンバータ44を介して制御部22より
指示される位置決め制御電圧SfがVlからv2に切り
替えられる。これによって速度制御電圧Vaは、次のよ
うに表され、Va =VBS+AI (V2−Ea
)第10図の直線P2で示すような特性になり、第1ト
ラック位置R1においてVa=VBSからVa>VBS
に変化する。したがって、駆動回路100はDCモータ
30を正方向に回転させ、それによって記録ヘッド12
は矢印F1の方向に移送される。そして、記録ヘッド1
2が第2トラック位置R2を通り過ぎたところでVa>
VHSとなってDCモータ30が逆転し、上述と同様な
動作で記録ヘッド12はトラック位WR2に収束するよ
うにして位置決めされる。
に第2トラック位置R2へのアクセスが行われる。その
ために、D/Aコンバータ44を介して制御部22より
指示される位置決め制御電圧SfがVlからv2に切り
替えられる。これによって速度制御電圧Vaは、次のよ
うに表され、Va =VBS+AI (V2−Ea
)第10図の直線P2で示すような特性になり、第1ト
ラック位置R1においてVa=VBSからVa>VBS
に変化する。したがって、駆動回路100はDCモータ
30を正方向に回転させ、それによって記録ヘッド12
は矢印F1の方向に移送される。そして、記録ヘッド1
2が第2トラック位置R2を通り過ぎたところでVa>
VHSとなってDCモータ30が逆転し、上述と同様な
動作で記録ヘッド12はトラック位WR2に収束するよ
うにして位置決めされる。
他のトラック位置、例えばRnにヘッド支持体10を位
置決めするときにも上述と同様な動作が行われ、その場
合には制御部22より指示される位置決め制御電圧Sf
がVnに選ばれる。
置決めするときにも上述と同様な動作が行われ、その場
合には制御部22より指示される位置決め制御電圧Sf
がVnに選ばれる。
以上のように、本ヘッド位置決め装置では、記録ヘッド
12の実際の位置が高い分解能でヘッド位置信号Eaの
レベルに表されてフィードバックされ、そのヘッド位置
信号Eaのレベルが所望のトラック位置R1に対応した
所定値Vlに収束するようにサーボがかけられて記録ヘ
ッドがトラック位置R1に対向するところで平衡杖態に
至るので、ヘッド位置決めを迅速かつ精確に行える。
12の実際の位置が高い分解能でヘッド位置信号Eaの
レベルに表されてフィードバックされ、そのヘッド位置
信号Eaのレベルが所望のトラック位置R1に対応した
所定値Vlに収束するようにサーボがかけられて記録ヘ
ッドがトラック位置R1に対向するところで平衡杖態に
至るので、ヘッド位置決めを迅速かつ精確に行える。
また、本ヘッド位置決め装置では、単極性の速度制御電
圧Vaによって駆動回路100がDCモータ30を双方
向に且つ路線形的に速度制御するので、記録へラド12
を高速に且つ精細に移送することができ、特に分解能の
高いヘッド位置信号Eaのレベルが演算増幅器32を介
して実質上直接に速度制御電圧として作用するため、応
答性と精確性に優れたヘッド位置決めが可能である。
圧Vaによって駆動回路100がDCモータ30を双方
向に且つ路線形的に速度制御するので、記録へラド12
を高速に且つ精細に移送することができ、特に分解能の
高いヘッド位置信号Eaのレベルが演算増幅器32を介
して実質上直接に速度制御電圧として作用するため、応
答性と精確性に優れたヘッド位置決めが可能である。
(他の実施例)
第12図は本発明の他の実施例による位置検出装置30
0′を示し、第13図は第12図の矢印Y2の向きから
見た略矢視図である。これらの図において、第1図およ
び第2図の要素と同一の要素には同一の符号が付されて
いる。
0′を示し、第13図は第12図の矢印Y2の向きから
見た略矢視図である。これらの図において、第1図およ
び第2図の要素と同一の要素には同一の符号が付されて
いる。
上述した実施例ではへラドキャリッジ204にラック2
10と板カム302が固定され、ヘッドキャリッジ20
4がDCモータ30により駆動されるとその板カム30
2を介して遮蔽板306が連動(従動)する構成であっ
た。
10と板カム302が固定され、ヘッドキャリッジ20
4がDCモータ30により駆動されるとその板カム30
2を介して遮蔽板306が連動(従動)する構成であっ
た。
しかしこの実施例では、遮蔽板306′に板カム302
′が固定され、その板カム3021にラック210′が
固定される。そして、連結ピン304′はへラドキャリ
ッジ204側に取り付けられる。而して、カム3021
がDCモータ30により矢印G1.Goの方向に駆動さ
れると、カム302゛のカム面302a’が連結ピン3
04゛に作用してヘッドキャリッジ204および記録ヘ
ッド12が矢印Fl、Foの方向に移動する。そしてカ
ム302′と一体に同方向に移動する遮蔽板306′の
位置にしたがって光線Laの入射するリニア・イメージ
・センサ330のフォトダイオードDの範囲(第12図
の点を付した部分LD)が変化しりニア・イメージ会セ
ンサ330からヘッド12の位置に対応した出力信号パ
ルス列SQが発生する。したがって、この実施例でも、
記録ヘッド12の位置検出に関して上述した実施例と同
様な効果が得られる。
′が固定され、その板カム3021にラック210′が
固定される。そして、連結ピン304′はへラドキャリ
ッジ204側に取り付けられる。而して、カム3021
がDCモータ30により矢印G1.Goの方向に駆動さ
れると、カム302゛のカム面302a’が連結ピン3
04゛に作用してヘッドキャリッジ204および記録ヘ
ッド12が矢印Fl、Foの方向に移動する。そしてカ
ム302′と一体に同方向に移動する遮蔽板306′の
位置にしたがって光線Laの入射するリニア・イメージ
・センサ330のフォトダイオードDの範囲(第12図
の点を付した部分LD)が変化しりニア・イメージ会セ
ンサ330からヘッド12の位置に対応した出力信号パ
ルス列SQが発生する。したがって、この実施例でも、
記録ヘッド12の位置検出に関して上述した実施例と同
様な効果が得られる。
さらに、この実施例では、ヘッドキャリッジ204およ
び記録へラド12を所定変位だけ移動させる場合にカム
302′ないし遮蔽板306′をその所定倍、例えば5
.6倍の変位だけ移動させることになるが、これによっ
てDCモータ30からラック210までの伝達要素のズ
レやガタの許容度がその倍数(5,6倍)拡大するとい
う利点がある。別な見方をすれば、歯車202とラック
210間等でバックラッシュが生じてもそれによる位置
ズレは所定分の1 (115,6)に減少される。
び記録へラド12を所定変位だけ移動させる場合にカム
302′ないし遮蔽板306′をその所定倍、例えば5
.6倍の変位だけ移動させることになるが、これによっ
てDCモータ30からラック210までの伝達要素のズ
レやガタの許容度がその倍数(5,6倍)拡大するとい
う利点がある。別な見方をすれば、歯車202とラック
210間等でバックラッシュが生じてもそれによる位置
ズレは所定分の1 (115,6)に減少される。
なお、第12図および第13図において、310’、3
12’は支持板316′に固定された案内ピン、318
’ 、320’は板カム302′に形成されそれら案内
ピン310’ 、312’ を受は入れる案内みぞであ
る。また322′はへラドキャリッジ204を矢印Fo
の方向に付勢する引っ張りフィルばねで、その一端のフ
ックはへラドキャリッジ204の軸受208に係止具3
80を介して固定され、他端のフックは支持板316゛
に立設されたピン382に固定されている。
12’は支持板316′に固定された案内ピン、318
’ 、320’は板カム302′に形成されそれら案内
ピン310’ 、312’ を受は入れる案内みぞであ
る。また322′はへラドキャリッジ204を矢印Fo
の方向に付勢する引っ張りフィルばねで、その一端のフ
ックはへラドキャリッジ204の軸受208に係止具3
80を介して固定され、他端のフックは支持板316゛
に立設されたピン382に固定されている。
なお、上述した2つの実施例において板カム302 (
302’ )の傾きθはtanθ=5.6の大きさに限
られるものではなく、所要に応じて種々の大きさに選択
可能である。
302’ )の傾きθはtanθ=5.6の大きさに限
られるものではなく、所要に応じて種々の大きさに選択
可能である。
また、遮蔽板30B (306”)とリニアーイメージ
・センサ330間の相対位置関係は、上述した実施例の
ように遮蔽板308 (306’ )が限界位置に在る
ときにリニア・イメージ・センサ330の出力信号が限
界値になるようなものに常に設定される必要はな(、必
要に応じて適宜変更可能である。またりニアOイメージ
・センサの配列ピッチも種々の大きさのものを選んでよ
い。
・センサ330間の相対位置関係は、上述した実施例の
ように遮蔽板308 (306’ )が限界位置に在る
ときにリニア・イメージ・センサ330の出力信号が限
界値になるようなものに常に設定される必要はな(、必
要に応じて適宜変更可能である。またりニアOイメージ
・センサの配列ピッチも種々の大きさのものを選んでよ
い。
さらには、遮蔽板30B (306’ )およびリニア
ーイメージ・センサ330の替わりに光スリットを用い
た光学センサ手段あるいは磁気的センサ手段等の各種セ
ンサ手段が使用可能である。
ーイメージ・センサ330の替わりに光スリットを用い
た光学センサ手段あるいは磁気的センサ手段等の各種セ
ンサ手段が使用可能である。
そして、本発明は、記録装置のヘッド位置決め以外にも
再生装置のトラッキングその他各種の位置サーボに適用
可能である。
再生装置のトラッキングその他各種の位置サーボに適用
可能である。
(発明の効果)
本発明では、被検出物が所定の方向に移動するときそれ
と直角な方向に所定倍の変位で移動する移動体の位置に
したがって位置信号を生成するようにしたので、位置信
号は大きな変化率または感度をもち被検出物の位置を高
い分解能で表し、したがって磁気ディスク等のトラック
にヘッドをアクセスないし位置決めする場合等に精細な
位置制御が可能である。
と直角な方向に所定倍の変位で移動する移動体の位置に
したがって位置信号を生成するようにしたので、位置信
号は大きな変化率または感度をもち被検出物の位置を高
い分解能で表し、したがって磁気ディスク等のトラック
にヘッドをアクセスないし位置決めする場合等に精細な
位置制御が可能である。
第1図は、本発明の一実施例による位置検出袋ft30
0の構成を示す平面図、 第2図は、第1図の矢印Ylから見た矢視面、第3図は
、上記実施例で使用されるリニア・イメージ・センサ3
30の回路構成を示す回路図、第4図は、上記実施例に
よるヘッド位置信号Eaを生成゛するための出力部の構
成を示すブロック図、 第5図は、上記実施例によるヘッド位置信号Eaのレベ
ルの記録ヘッド12に対する変化を示す図、 第6図は、上記実施例による位置検出装置300を適用
した電子スチルカメラのヘッド位置決め装置の全体的な
構成を示すブロック図、第7図は、上記ヘッド位置決め
装置における速度サーボ付双方向駆動回路100の構成
を示す回路図、 第8図は、上記速度サーボ付双方向駆動回路100によ
って駆動されるDCモータ30の特性を示す図、 第9図は、上記速度サーボ付双方向駆動回路100の速
度サーボ系の作用を説明するための図、第10図は、上
記ヘッド位置決め装置の動作を説明するための図、 第11図は、電子スチルカメラシステムによる典型的な
磁気ディスクの記録フォーマットを示す図、 第12図は、他の実施例による位置検出装置300′の
構成を示す平面図、および 第13図は、第12図の矢印Y2から見た略矢視図であ
る。 12・・・・記録ヘッド、204・・・・ヘッドキャリ
ッジ300.300’・・・・位置検出装置、302,
302′・・・・板カム、304・・・・連結ビン、3
08.306゛・・・・遮蔽板、308〜314,31
0’、312′・・・・案内ビン、316.316’・
・・・支持板、318.320,318’ 、320’
・・・・案内みぞ、326・・・・ねじりコイルバネ、
326’・・・・引っ張りコイルバネ、328,328
’・・・・窓、330・・・・りニア・イメージ・セン
サ、350・・・・ダウンカウンタ、352・・・・デ
ィジタル・アナログ(D/A)コンバータ、360・・
・・発光ダイオード、362・・・・光拡散板。
0の構成を示す平面図、 第2図は、第1図の矢印Ylから見た矢視面、第3図は
、上記実施例で使用されるリニア・イメージ・センサ3
30の回路構成を示す回路図、第4図は、上記実施例に
よるヘッド位置信号Eaを生成゛するための出力部の構
成を示すブロック図、 第5図は、上記実施例によるヘッド位置信号Eaのレベ
ルの記録ヘッド12に対する変化を示す図、 第6図は、上記実施例による位置検出装置300を適用
した電子スチルカメラのヘッド位置決め装置の全体的な
構成を示すブロック図、第7図は、上記ヘッド位置決め
装置における速度サーボ付双方向駆動回路100の構成
を示す回路図、 第8図は、上記速度サーボ付双方向駆動回路100によ
って駆動されるDCモータ30の特性を示す図、 第9図は、上記速度サーボ付双方向駆動回路100の速
度サーボ系の作用を説明するための図、第10図は、上
記ヘッド位置決め装置の動作を説明するための図、 第11図は、電子スチルカメラシステムによる典型的な
磁気ディスクの記録フォーマットを示す図、 第12図は、他の実施例による位置検出装置300′の
構成を示す平面図、および 第13図は、第12図の矢印Y2から見た略矢視図であ
る。 12・・・・記録ヘッド、204・・・・ヘッドキャリ
ッジ300.300’・・・・位置検出装置、302,
302′・・・・板カム、304・・・・連結ビン、3
08.306゛・・・・遮蔽板、308〜314,31
0’、312′・・・・案内ビン、316.316’・
・・・支持板、318.320,318’ 、320’
・・・・案内みぞ、326・・・・ねじりコイルバネ、
326’・・・・引っ張りコイルバネ、328,328
’・・・・窓、330・・・・りニア・イメージ・セン
サ、350・・・・ダウンカウンタ、352・・・・デ
ィジタル・アナログ(D/A)コンバータ、360・・
・・発光ダイオード、362・・・・光拡散板。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 予め定められた位置範囲内で所定の方向に移動する被検
出物の位置を検出する位置検出装置において、 前記被検出物にカムを介して結合され、前記被検出物が
移動するときに前記所定方向と直角な方向に所定倍の変
位で移動するように構成された移動体と、 前記移動体の位置にしたがって変化する所定の物理量を
電気信号に変換して前記被検出物の位置を表す信号を発
生するセンサ手段と、 を具備することを特徴とする位置検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17162285A JPS6232308A (ja) | 1985-08-03 | 1985-08-03 | 位置検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17162285A JPS6232308A (ja) | 1985-08-03 | 1985-08-03 | 位置検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6232308A true JPS6232308A (ja) | 1987-02-12 |
Family
ID=15926586
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17162285A Pending JPS6232308A (ja) | 1985-08-03 | 1985-08-03 | 位置検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6232308A (ja) |
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5374775A (en) * | 1992-06-09 | 1994-12-20 | Yamaha Corporation | Keyboard instrument for selectively producing mechanical sounds and synthetic sounds without any mechanical vibrations on music wires |
US5386083A (en) * | 1993-11-30 | 1995-01-31 | Yamaha Corporation | Keyboard instrument having hammer stopper outwardly extending from hammer shank and method of remodeling piano into the keyboard instrument |
US5428186A (en) * | 1994-01-27 | 1995-06-27 | Yamaha Corporation | Keyboard instrument selectively entering into acoustic sound mode and silent mode through angular motion of key bed structure |
US5434349A (en) * | 1993-03-22 | 1995-07-18 | Yamaha Corporation | Keyboard instrument selectively entering into an acoustic mode and a silent mode through a sliding motion of a stopper |
US5444181A (en) * | 1993-03-24 | 1995-08-22 | Yamaha Corporation | Keyboard instrument selectively entering into an acoustic sound mode and an electronic sound mode through a rotation of a stopper with a cushion sheet against damper wires |
US5463184A (en) * | 1993-06-03 | 1995-10-31 | Yamaha Corporation | Keyboard instrument having a catcher stopper for silent operation on keyboard |
EP0689182A2 (en) | 1994-06-13 | 1995-12-27 | Yamaha Corporation | Keyboard musical instrument having jacks changeable in escape speed between acoustic sound mode and silent mode |
US5483861A (en) * | 1994-06-20 | 1996-01-16 | Yamaha Corporation | Keyboard instrument equipped with durable hammer stopper for selectively producing acoustic sounds and synthesized sounds |
US5552559A (en) * | 1994-03-31 | 1996-09-03 | Yamaha Corporation | Keyboard musical instrument equipped with hammer sensors changing position between recording mode and silent mode |
US5557052A (en) * | 1994-03-31 | 1996-09-17 | Yamaha Corporation | Keyboard musical instrument having variable contact point between jack and regulation button |
US5583310A (en) * | 1994-05-18 | 1996-12-10 | Yamaha Corporation | Keyboard musical instrument selectively introducing time delay into hammer detecting signal between acoustic sound mode and electronic sound mode |
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US5602351A (en) * | 1993-11-30 | 1997-02-11 | Yamaha Corporation | Grand piano-like keyboard instrument for selectively producing acoustic sound and synthesized sound |
-
1985
- 1985-08-03 JP JP17162285A patent/JPS6232308A/ja active Pending
Cited By (17)
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