JPS62107481A - ヘツド位置決め装置 - Google Patents
ヘツド位置決め装置Info
- Publication number
- JPS62107481A JPS62107481A JP24683185A JP24683185A JPS62107481A JP S62107481 A JPS62107481 A JP S62107481A JP 24683185 A JP24683185 A JP 24683185A JP 24683185 A JP24683185 A JP 24683185A JP S62107481 A JPS62107481 A JP S62107481A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head
- track
- voltage
- signal
- speed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、磁気ディスク等の回転記録媒体に対して映像
信号や情報信号等を記録または再生するためのヘッドを
位置決めする装置に関し、特により高速な位置決めまた
はトラ、キングを保証するように工夫したものである。
信号や情報信号等を記録または再生するためのヘッドを
位置決めする装置に関し、特により高速な位置決めまた
はトラ、キングを保証するように工夫したものである。
(従来の技術)
最近、レンズを通して形成された被写体の静止画像を固
体撮像素子により映像信号に変換してこれを磁気ディス
クに記録し、画像の再生を行うのに別設のテレビジョン
システムで映し出したり、あるいはプリンタでハードコ
ピーするような電子スチルカメラ7ステムが開発されて
いる。
体撮像素子により映像信号に変換してこれを磁気ディス
クに記録し、画像の再生を行うのに別設のテレビジョン
システムで映し出したり、あるいはプリンタでハードコ
ピーするような電子スチルカメラ7ステムが開発されて
いる。
このカメラシステムでは、直径が約5cmの小型磁気デ
ィスク10を使用し、第20図に示すように、ディスク
記録面10a上に例えばトラ1.り幅が60μmでガー
トバンド幅が40μmの同心円状トラック位置Rnを複
数本、例えば50本設定し、ディスク10を一定速度、
例えば3600rpmで回転駆動しながら各トラック位
置Rnに点線で示す記録または再生ヘッド12を対向さ
せてそのトラック位fifRnの一周に亘り1フイ一ル
ド分の信号を記録または再生する。
ィスク10を使用し、第20図に示すように、ディスク
記録面10a上に例えばトラ1.り幅が60μmでガー
トバンド幅が40μmの同心円状トラック位置Rnを複
数本、例えば50本設定し、ディスク10を一定速度、
例えば3600rpmで回転駆動しながら各トラック位
置Rnに点線で示す記録または再生ヘッド12を対向さ
せてそのトラック位fifRnの一周に亘り1フイ一ル
ド分の信号を記録または再生する。
しかし、記録装置においてディスクが偏心した状態で装
着されたりあるいは記録ヘッドが正確に位置決めされな
いと、実際に信号か記録された跡すなわち記録トラック
rnはトラック位置からずれてしまい、再生装置におい
てディスク10をやはり3600rpmの一定速度で回
転駆動しながら再生ヘッド12でトラック位置Rをトレ
ースしたときに、その記録トラックrnの信号が良く読
み取れなかったり、あるいは隣の記録トラックを走査し
てクロストークを生ずることがある。
着されたりあるいは記録ヘッドが正確に位置決めされな
いと、実際に信号か記録された跡すなわち記録トラック
rnはトラック位置からずれてしまい、再生装置におい
てディスク10をやはり3600rpmの一定速度で回
転駆動しながら再生ヘッド12でトラック位置Rをトレ
ースしたときに、その記録トラックrnの信号が良く読
み取れなかったり、あるいは隣の記録トラックを走査し
てクロストークを生ずることがある。
そのような再生時のトラッキングずれは、記録後にディ
スク10が熱膨張等で変形した場合や再生装置jこおい
てディスク10が偏心した状態で装着された場合等に起
因することもある。
スク10が熱膨張等で変形した場合や再生装置jこおい
てディスク10が偏心した状態で装着された場合等に起
因することもある。
したがって、この種カメランステムの再生装置には、再
生ヘッド12が記録トラックrnを正確に走査するため
のトラッキングサーボが必要とされる。
生ヘッド12が記録トラックrnを正確に走査するため
のトラッキングサーボが必要とされる。
これまで種々のトラッキングサーボ方式が提案されてい
るが、いわゆる山登り制御が最も多用されている。これ
は、再生時に各記録トラックrnより読み出される信号
のエンベロープを検出してそれがピーク値になるように
再生ヘッド12の位置を制御するものである。
るが、いわゆる山登り制御が最も多用されている。これ
は、再生時に各記録トラックrnより読み出される信号
のエンベロープを検出してそれがピーク値になるように
再生ヘッド12の位置を制御するものである。
第21図を参照して山登り制御によるトラッキングを説
明する。この図において、enは再生ヘッド12が1つ
の記録トラックrnを横切る方向すなわち第20図にお
いて矢印Fl、Foの方向に移動するときに読み出され
る信号のエンベロープを概念的に示し、そのピーク値e
npは記録トラックrnの中央位置<rn >で得られ
る。
明する。この図において、enは再生ヘッド12が1つ
の記録トラックrnを横切る方向すなわち第20図にお
いて矢印Fl、Foの方向に移動するときに読み出され
る信号のエンベロープを概念的に示し、そのピーク値e
npは記録トラックrnの中央位置<rn >で得られ
る。
いま再生ヘッド12を位置XIから矢印Fjの方向に適
当な距離dlたけ移動させて移動後のエンベロープレベ
ルE2を移動前のエンベロープレベルElと比較する。
当な距離dlたけ移動させて移動後のエンベロープレベ
ルE2を移動前のエンベロープレベルElと比較する。
そうすると、El <E2であり、ピーク値Epはさら
に矢印Fiの方向に離れた所にあるものと判定される。
に矢印Fiの方向に離れた所にあるものと判定される。
そこで、再生ヘッド12をさらに矢印F1の方向に適当
な距ff1dまたけ移動させる。そして、移動後のエン
ベロープレベルE3をiJのエンベロープレベルE2と
比較すると、E2 <E3であり、ピーク値Epはさら
に矢印Fiの方向に離れた所にあるものと判定される。
な距ff1dまたけ移動させる。そして、移動後のエン
ベロープレベルE3をiJのエンベロープレベルE2と
比較すると、E2 <E3であり、ピーク値Epはさら
に矢印Fiの方向に離れた所にあるものと判定される。
したがって、さらに再生ヘッド12を矢印Fiの方向に
適当な距離d3だけ移動させて移動後ツエンベロープレ
ベルE4を前(Dxンベo−プレベルE3と比較する。
適当な距離d3だけ移動させて移動後ツエンベロープレ
ベルE4を前(Dxンベo−プレベルE3と比較する。
そうすると、今度はE3〉E4であり、ピーク値Epを
矢印Fiの方向に行き過ぎたと判定され、次に再生ヘッ
ド12を矢印FOの方向に適当な距離d4たけ移動させ
る。
矢印Fiの方向に行き過ぎたと判定され、次に再生ヘッ
ド12を矢印FOの方向に適当な距離d4たけ移動させ
る。
そして、移動前後のエンベロープレベルE 4.E 5
を比較すると、E4 <E5であり、ピーク値Epはさ
らに矢印Fiの方向に離れた所にあるものと判定され、
再生ヘッド12を矢印FOの方向に適当な距離d5だけ
移動させる。このようにして、再生ヘッド12をピーク
値enpの得られる記録トラック中央位置Crn >に
徐々に近づけて、移動前後ノエンヘロープレベルEn−
1,EnがEn−1=Enになったときに再生ヘッド1
2が記録トラ4゜り中央位置<rn >付近にある、す
なわちオン・トラック位置にあると判定され、そこで再
生へ。
を比較すると、E4 <E5であり、ピーク値Epはさ
らに矢印Fiの方向に離れた所にあるものと判定され、
再生ヘッド12を矢印FOの方向に適当な距離d5だけ
移動させる。このようにして、再生ヘッド12をピーク
値enpの得られる記録トラック中央位置Crn >に
徐々に近づけて、移動前後ノエンヘロープレベルEn−
1,EnがEn−1=Enになったときに再生ヘッド1
2が記録トラ4゜り中央位置<rn >付近にある、す
なわちオン・トラック位置にあると判定され、そこで再
生へ。
ド12の移動を停止する。
このような山登り制御を行うための制御部にはマイクロ
コンピュータが用いられ、またヘッド移送手段にはステ
ップモータが用いられる。制御部は、再生ヘッド12で
読み取られた信号のエンベロープレベルをアナログ・デ
ィジタル(A/D)変換器を介して逐一モニタし、上述
のようなエンベロープレベルの比較判断に基づいて所要
のヘッド移送量に相当する個数の指令パルスをステップ
モータに逐−与える。ステップモータは1つの指令パル
スにつき1単位の回転角、例えば1.5゜だけ回転し、
それによって再生ヘッド12が矢印FiまたはFOの方
向に一単位の移送距離、例えば4.0μmだけ送られる
。
コンピュータが用いられ、またヘッド移送手段にはステ
ップモータが用いられる。制御部は、再生ヘッド12で
読み取られた信号のエンベロープレベルをアナログ・デ
ィジタル(A/D)変換器を介して逐一モニタし、上述
のようなエンベロープレベルの比較判断に基づいて所要
のヘッド移送量に相当する個数の指令パルスをステップ
モータに逐−与える。ステップモータは1つの指令パル
スにつき1単位の回転角、例えば1.5゜だけ回転し、
それによって再生ヘッド12が矢印FiまたはFOの方
向に一単位の移送距離、例えば4.0μmだけ送られる
。
(発明が解決しようとする問題点)
上述したように、従来の山登り制御によるトラッキング
サーボでは、再生ヘッドをステップ状に移送し、その都
度エンベロープレベルを検出して移動前のエンベロープ
レベルと比較し、その比較結果に基づいて再生ヘッドを
ピーク値の得られる記録トラック中央位置の方へ適当な
距離たけステップ状に移送するという動作サイクルを繰
り返すことによって次第に再生ヘッドを記録トラック中
央位置へ近づける。その際、へ7F移送量を徐々に小さ
くさせながら再生ヘッド位置を記録トラック中央位置に
収束させる。
サーボでは、再生ヘッドをステップ状に移送し、その都
度エンベロープレベルを検出して移動前のエンベロープ
レベルと比較し、その比較結果に基づいて再生ヘッドを
ピーク値の得られる記録トラック中央位置の方へ適当な
距離たけステップ状に移送するという動作サイクルを繰
り返すことによって次第に再生ヘッドを記録トラック中
央位置へ近づける。その際、へ7F移送量を徐々に小さ
くさせながら再生ヘッド位置を記録トラック中央位置に
収束させる。
しかし、そのように再生ヘッドをステップ状に何度も移
送するのでは、高速なアクセスないしトラッキングが図
れない。たとえ制御部においてエンベロープレベルの検
出比較および指令パルスのパルスレートを高速化できて
も、ステップモータの追従性に限界があるため、トラッ
キングサーボ全体の応答速度は上がらない。
送するのでは、高速なアクセスないしトラッキングが図
れない。たとえ制御部においてエンベロープレベルの検
出比較および指令パルスのパルスレートを高速化できて
も、ステップモータの追従性に限界があるため、トラッ
キングサーボ全体の応答速度は上がらない。
また、再生ヘッドの移送量は制御部よりステ。
プモータに与えられる指令パルスの個数によって規定さ
れるが、ステップモータから再生ヘッド支持体までの伝
達要素、例えば歯車等にガタやズレがあると、バックラ
ッシュが生して実際のヘッド位置が指令パルスで指示し
た所期のヘッド位置まで届かなくなり、精確なヘッド送
りができなくなる。
れるが、ステップモータから再生ヘッド支持体までの伝
達要素、例えば歯車等にガタやズレがあると、バックラ
ッシュが生して実際のヘッド位置が指令パルスで指示し
た所期のヘッド位置まで届かなくなり、精確なヘッド送
りができなくなる。
また、上述したような山登り制御に要するプロログラム
は複雑かつ膨大であり、それ自体のプログラミングが面
倒であるばかりか、再生装置の/ステムコントロールに
大きな制限を与える。
は複雑かつ膨大であり、それ自体のプログラミングが面
倒であるばかりか、再生装置の/ステムコントロールに
大きな制限を与える。
なお、従来の記録装置では、やはりステップモータを用
いてオープンループ制御のヘッド位置決めを行うため、
バックラッシュによって実際の記録ヘッド位置に誤差が
生じ、さらには高速なヘッド送りないし位置決めが出来
なかった。
いてオープンループ制御のヘッド位置決めを行うため、
バックラッシュによって実際の記録ヘッド位置に誤差が
生じ、さらには高速なヘッド送りないし位置決めが出来
なかった。
本発明は、従来技術の上記問題点に鑑みてなされたもの
で、より高速なヘッド位置決めまたはトラッキングを可
能にするヘッド位置決め装置を提供することを目的とす
る。
で、より高速なヘッド位置決めまたはトラッキングを可
能にするヘッド位置決め装置を提供することを目的とす
る。
(問題点を解決するための手段)
上記目的を達成する本発明の構成は、回転記録媒体上に
所定のピッチで設けられる複数の環状トラック位置を基
準として記録または再生ヘッドを所定位置に位置決めす
る装置において、トラック位置を横切る方向に前記ヘッ
ドを移送するヘッド移送手段と;ヘッド移送手段のヘッ
ドを支持する部分に結合され、ヘッドがトラック位置を
横切って移動するときに該ピッチに対して誤差信号を発
生するようにレベルが変化してヘッドかトラック位置の
中央部に対向するところで基準レベルになるヘッド位置
信号を発生するヘッド位置検出手段と;ヘッド移送手段
をオープンループで制御してヘッドを所望のトラック位
置の所定の近傍範囲に移動させるヘッド移送制御手段と
;ヘッドが該近傍範囲内に入っているときにヘッド移送
手段をクローズドループで制御してヘッドをヘッド位置
信号のレベルにしたがって移動させ、ヘッド位置信号の
レベルが所定値に収束するようにヘッドを位置決めする
ヘッド位置決め手段と;ヘッドが所望のトラック位置の
近傍範囲内に入ったときに所定のタイミングでヘッド位
置決め手段によるクローズドループ制御に切り替え、そ
の後ヘッドかその近傍範囲を出るかどうか監視し、その
近傍範囲を出たときにはヘッド移送制御手段によるオー
プンループ制御に切り替えてヘッドをその近傍範囲内に
戻させ、次いで再びヘッド位置決め手段によるクローズ
ドループ制御に切り替えるヘッド移送切替手段とを具備
することを特徴とする。
所定のピッチで設けられる複数の環状トラック位置を基
準として記録または再生ヘッドを所定位置に位置決めす
る装置において、トラック位置を横切る方向に前記ヘッ
ドを移送するヘッド移送手段と;ヘッド移送手段のヘッ
ドを支持する部分に結合され、ヘッドがトラック位置を
横切って移動するときに該ピッチに対して誤差信号を発
生するようにレベルが変化してヘッドかトラック位置の
中央部に対向するところで基準レベルになるヘッド位置
信号を発生するヘッド位置検出手段と;ヘッド移送手段
をオープンループで制御してヘッドを所望のトラック位
置の所定の近傍範囲に移動させるヘッド移送制御手段と
;ヘッドが該近傍範囲内に入っているときにヘッド移送
手段をクローズドループで制御してヘッドをヘッド位置
信号のレベルにしたがって移動させ、ヘッド位置信号の
レベルが所定値に収束するようにヘッドを位置決めする
ヘッド位置決め手段と;ヘッドが所望のトラック位置の
近傍範囲内に入ったときに所定のタイミングでヘッド位
置決め手段によるクローズドループ制御に切り替え、そ
の後ヘッドかその近傍範囲を出るかどうか監視し、その
近傍範囲を出たときにはヘッド移送制御手段によるオー
プンループ制御に切り替えてヘッドをその近傍範囲内に
戻させ、次いで再びヘッド位置決め手段によるクローズ
ドループ制御に切り替えるヘッド移送切替手段とを具備
することを特徴とする。
本発明において回転記録体とは、磁気的、光学的または
静電容量型等の記録方式により映像信号や情報信号等を
物理的なパターンとして記録するディスクまたはドラム
状の可回転記録体をいう。
静電容量型等の記録方式により映像信号や情報信号等を
物理的なパターンとして記録するディスクまたはドラム
状の可回転記録体をいう。
また、複数の環状トラック位置とは、記録の始端と終端
の相対位置が互いに一致するような軌跡で各々の記録ト
ラックが形成されるべきところのトラック位置を意味し
、例えば磁気ディスクにおいては回転軸を中心に同心円
状に記録トラックが形成されるべきところのトラック位
置、また磁気ドラムにおいては円周方向に多数平行して
記録トラックが形成されるべきところのトラック位置を
意味する。
の相対位置が互いに一致するような軌跡で各々の記録ト
ラックが形成されるべきところのトラック位置を意味し
、例えば磁気ディスクにおいては回転軸を中心に同心円
状に記録トラックが形成されるべきところのトラック位
置、また磁気ドラムにおいては円周方向に多数平行して
記録トラックが形成されるべきところのトラック位置を
意味する。
また、所定の近傍範囲とは、記録または再生ヘッドが当
該トラック位置の中央部に対向するときの位置を含む限
られた距離のヘッド移動範囲を意味し、好ましくは隣接
するトラック位置の近傍範囲と重ならないように設定さ
れる。
該トラック位置の中央部に対向するときの位置を含む限
られた距離のヘッド移動範囲を意味し、好ましくは隣接
するトラック位置の近傍範囲と重ならないように設定さ
れる。
(作用)
所望のトラックにアクセスする場合、先ずヘッド移送制
御手段が働いてオープンループ制御でヘッドを該トラッ
クに向けて移送させる。それによって、ヘッドはトラッ
ク位置を横切る方向に移動し、ヘッド位置検出手段から
ヘッド位置信号が発生する。
御手段が働いてオープンループ制御でヘッドを該トラッ
クに向けて移送させる。それによって、ヘッドはトラッ
ク位置を横切る方向に移動し、ヘッド位置検出手段から
ヘッド位置信号が発生する。
ヘッド位置信号がモニタされることによって、あるいは
他の適当な方法によって、ヘッドが該トラックの近傍範
囲内に入るとヘッド移送切替手段が働いて、所定のタイ
ミングでクローズドループ制御に切り替える。
他の適当な方法によって、ヘッドが該トラックの近傍範
囲内に入るとヘッド移送切替手段が働いて、所定のタイ
ミングでクローズドループ制御に切り替える。
クローズドループ制御では、ヘッドが該トラックの所期
位置からずれたところに在るとき、そのずれに対応した
誤差信号が発生することによってヘッドは該所期位置に
向かうように移送され、該所期位置を通り過ぎると反対
方向に戻るように移送され、該所期位置を反対方向に通
り過ぎると再び方向転換される。このようにして、ヘッ
ドは該トラックの所期位置のまわりに振動しながらそこ
に収束するようにして停止する。
位置からずれたところに在るとき、そのずれに対応した
誤差信号が発生することによってヘッドは該所期位置に
向かうように移送され、該所期位置を通り過ぎると反対
方向に戻るように移送され、該所期位置を反対方向に通
り過ぎると再び方向転換される。このようにして、ヘッ
ドは該トラックの所期位置のまわりに振動しながらそこ
に収束するようにして停止する。
本発明によれば、クローズドループに切り替えたのちも
、ヘッド移送切替手段がヘッドの位置を監視し、もしそ
れが該近傍範囲を出たときにはオープンループ制御に切
り替えてその近傍範囲に戻させ、次いで再びクローズド
ループ制御に切り替えるので、最初のオープンループ制
御によるヘッド送りを相当高速化しても結果的には必ず
所期のトラックの近傍範囲内でクローズドループ制御が
行われて確実に所期位置へ位置決めされる。
、ヘッド移送切替手段がヘッドの位置を監視し、もしそ
れが該近傍範囲を出たときにはオープンループ制御に切
り替えてその近傍範囲に戻させ、次いで再びクローズド
ループ制御に切り替えるので、最初のオープンループ制
御によるヘッド送りを相当高速化しても結果的には必ず
所期のトラックの近傍範囲内でクローズドループ制御が
行われて確実に所期位置へ位置決めされる。
(実施例)
第1図ないし第19図を参照して本発明を電子スチルカ
メラシステムの再生装置に適用した実施例を説明する。
メラシステムの再生装置に適用した実施例を説明する。
i1久11
第1図に、この実施例の全体的な構成を示す。
磁気ディスク10は、第20図に示すフォーマットの記
録面10aを有し、直流モータ14により回転駆動され
るスピンドル16に着脱可能に装着される。直流モータ
14は、周波数信号を発生する周波数発生器18を有し
、サーボ回路20により一定速度、例えば3600rp
mで回転するように駆動制御される。サーボ回路20は
、制御装置22からの制御信号SW2に応答してディス
ク10の回転駆動、停止を制御する。
録面10aを有し、直流モータ14により回転駆動され
るスピンドル16に着脱可能に装着される。直流モータ
14は、周波数信号を発生する周波数発生器18を有し
、サーボ回路20により一定速度、例えば3600rp
mで回転するように駆動制御される。サーボ回路20は
、制御装置22からの制御信号SW2に応答してディス
ク10の回転駆動、停止を制御する。
ディスク10の記録面10a付近の所定位置に配設され
た位相発生器24は、ディスクコア10bの対応する所
定位置に設けられた小さなヨーク(図示せず)から出る
漏れ磁束を拾ってディスク10の回転位相を表すPGパ
ルスφを発生する。
た位相発生器24は、ディスクコア10bの対応する所
定位置に設けられた小さなヨーク(図示せず)から出る
漏れ磁束を拾ってディスク10の回転位相を表すPGパ
ルスφを発生する。
このPGパルスφは増幅器26を介してサーボ回路20
と制御装置22に供給され、サーボ回路20においては
位相サーボ系の比較信号として、制御装置22において
は後述する映像信号処理部62に対する制御のタイミン
グ信号としてそれぞれ用いられる。
と制御装置22に供給され、サーボ回路20においては
位相サーボ系の比較信号として、制御装置22において
は後述する映像信号処理部62に対する制御のタイミン
グ信号としてそれぞれ用いられる。
さらに制御装置22とサーボ回路20には、基準クロッ
ク発生器28より基準クロックが供給される。本実施例
では、制御装置22に高速の、例えば3.58MHzの
クロックが供給され、サーボ回路20にはフィールド周
波数に等しい60H2のクロックが供給される。
ク発生器28より基準クロックが供給される。本実施例
では、制御装置22に高速の、例えば3.58MHzの
クロックが供給され、サーボ回路20にはフィールド周
波数に等しい60H2のクロックが供給される。
記録面10aと対向して再生用の磁気トランスジューサ
すなわち再生ヘッド12が配設され、これは後に詳述す
るヘッド移送機構200により担持されている。このヘ
ッド移送機構200は、点線で概念的に示すように直流
(DC)モータ30によって駆動され、矢印Fi、Fo
(第20図の矢印Fi、Foに相当)で示すように
再生ヘッド12を記録面10aに沿ってその半径方向の
両方の向きに移送するように構成されている。
すなわち再生ヘッド12が配設され、これは後に詳述す
るヘッド移送機構200により担持されている。このヘ
ッド移送機構200は、点線で概念的に示すように直流
(DC)モータ30によって駆動され、矢印Fi、Fo
(第20図の矢印Fi、Foに相当)で示すように
再生ヘッド12を記録面10aに沿ってその半径方向の
両方の向きに移送するように構成されている。
DCモータ30は、後に詳述する速度サーボ付双方向駆
動回路100により第3図に示すような特性で動作する
ようになっている。すなわち、駆動回路100に入力さ
れる単極性(この例では正極)の速度制御電圧Vaが所
定値VH5のときにDCモータ30は停止し、それより
も速度制御電圧Vaが高くなるとその差に比例した速度
でDCモータ30は正方向(例えば時計回り)に回転し
、逆に速度制御電圧Vaがモータ停止電圧VBSよりも
低くなるとその差に比例した速度でDCモータ30は反
対方向(反時計回り)に回転するようになっている。駆
動回路100に入力される速度制御電圧Vaは、電子式
の切替スイッチ32において制御装置22からの切替制
御信号S W3.S W4により、演算増幅器38から
のサーボ送り制御電圧Vdおよび定電圧源34.36か
らの定速度送り制御電圧Vl、V2の中から選択される
。すなわちS W3.S W4が(0,0)のときはス
イッチ32が端子aに接続してサーボ送り制御電圧Vd
が選択され、SW3.8W4が(0、l)のときはスイ
ッチ32が端子すに接続して正方向定速度送り制御電圧
V1が選択され、S W3.S W4が(1,0)のと
きはスイッチ32が端子Cに接続して反対方向定速度送
り制御電圧V2が選択される。
動回路100により第3図に示すような特性で動作する
ようになっている。すなわち、駆動回路100に入力さ
れる単極性(この例では正極)の速度制御電圧Vaが所
定値VH5のときにDCモータ30は停止し、それより
も速度制御電圧Vaが高くなるとその差に比例した速度
でDCモータ30は正方向(例えば時計回り)に回転し
、逆に速度制御電圧Vaがモータ停止電圧VBSよりも
低くなるとその差に比例した速度でDCモータ30は反
対方向(反時計回り)に回転するようになっている。駆
動回路100に入力される速度制御電圧Vaは、電子式
の切替スイッチ32において制御装置22からの切替制
御信号S W3.S W4により、演算増幅器38から
のサーボ送り制御電圧Vdおよび定電圧源34.36か
らの定速度送り制御電圧Vl、V2の中から選択される
。すなわちS W3.S W4が(0,0)のときはス
イッチ32が端子aに接続してサーボ送り制御電圧Vd
が選択され、SW3.8W4が(0、l)のときはスイ
ッチ32が端子すに接続して正方向定速度送り制御電圧
V1が選択され、S W3.S W4が(1,0)のと
きはスイッチ32が端子Cに接続して反対方向定速度送
り制御電圧V2が選択される。
ヘッド移送機構200にはヘッド位置検出装置300が
結合され、これは、後に詳述するように再生ヘッド12
が矢印F I + F oの方向に移動するときにトラ
ックピッチPtの周期でレベルが単調に変化するような
ヘッド位置信号Efを発生する。
結合され、これは、後に詳述するように再生ヘッド12
が矢印F I + F oの方向に移動するときにトラ
ックピッチPtの周期でレベルが単調に変化するような
ヘッド位置信号Efを発生する。
このヘッド位置信号Efは、抵抗40を介して演算増幅
器38の反転入力端子に供給される。−力制御装置22
からディジタルの位置決めまたはトラ、キング制御信号
SEがディジタル・アナログ(D/A)変換器46に与
えられてその出力端子からアナログ電圧信号Egが得ら
れ、この電圧信号Egは演算増幅器38の非反転入力端
子に供給される。また演算増幅器38の反転入力端子と
出力端子間にはフィードバック抵抗44が接続され、そ
れによって演算増幅器38は差動増幅器として動作し、
その出力電圧Vdは、抵抗40.44の抵抗値をR40
,R44とすると次のように表される。
器38の反転入力端子に供給される。−力制御装置22
からディジタルの位置決めまたはトラ、キング制御信号
SEがディジタル・アナログ(D/A)変換器46に与
えられてその出力端子からアナログ電圧信号Egが得ら
れ、この電圧信号Egは演算増幅器38の非反転入力端
子に供給される。また演算増幅器38の反転入力端子と
出力端子間にはフィードバック抵抗44が接続され、そ
れによって演算増幅器38は差動増幅器として動作し、
その出力電圧Vdは、抵抗40.44の抵抗値をR40
,R44とすると次のように表される。
Vd =Eg +Al * (Eg −1:f )、’
、Vd = (1+AI ) 拳Eg −Al *
Efただし、AI =R44/R40 この演算増幅器38の出力電圧Vdは、前述した切替ス
イッチ32の入力端子aにサーボ送り制御電圧として与
えられるとともに、ンユミノト・トリガ回路50および
アナログ・ディジタル(A/D)変換器52のそれぞれ
の入力端子に供給される。シュミット・トリが回路50
は、上記電圧Vdが設定値VBSに等しくなったときに
そのタイミングを示すパルスSTを制御a!22に与え
る。
、Vd = (1+AI ) 拳Eg −Al *
Efただし、AI =R44/R40 この演算増幅器38の出力電圧Vdは、前述した切替ス
イッチ32の入力端子aにサーボ送り制御電圧として与
えられるとともに、ンユミノト・トリガ回路50および
アナログ・ディジタル(A/D)変換器52のそれぞれ
の入力端子に供給される。シュミット・トリが回路50
は、上記電圧Vdが設定値VBSに等しくなったときに
そのタイミングを示すパルスSTを制御a!22に与え
る。
A/D変換器52は、上記電圧Vdをディジタル値SV
に変換して制御装置22に与える。
に変換して制御装置22に与える。
なお本実施例では、再生ヘッド12が各トラックの所定
の近傍範囲に入りまたは出たタイミングを表すパルス信
号Eeがヘッド位置検出装置300から制御装置22に
与えられる。
の近傍範囲に入りまたは出たタイミングを表すパルス信
号Eeがヘッド位置検出装置300から制御装置22に
与えられる。
再生ヘッド12は、磁気ディスク10が360Orpm
で回転するとき、その記録面10aに形成されている所
望の1つの記録トラックrnを走査してそこから1フイ
一ルド分のFM映像信号FSを読み取る。このFM映像
信号FSは、増幅器70を介して映像信号処理回路72
およびエンベロープ検波回路74に供給される。
で回転するとき、その記録面10aに形成されている所
望の1つの記録トラックrnを走査してそこから1フイ
一ルド分のFM映像信号FSを読み取る。このFM映像
信号FSは、増幅器70を介して映像信号処理回路72
およびエンベロープ検波回路74に供給される。
映像信号処理回路72は、FM復調回路、ディエンファ
シス回路、映像増幅回路等を含むもので、ベースバンド
例えばNTSC方式の再生映像信号FSoを生成し、こ
れを装置出力端子73に送る。
シス回路、映像増幅回路等を含むもので、ベースバンド
例えばNTSC方式の再生映像信号FSoを生成し、こ
れを装置出力端子73に送る。
映像信号処理回路72には制御装置22から例えばフィ
ールド/フレーム変換制御信号やミュート制御信号等の
制御信号SMが与えられる一方、映像信号処理回路72
から制御装置22に再生映像信号FSOより抜き取られ
た同期信号YSが与えられる。
ールド/フレーム変換制御信号やミュート制御信号等の
制御信号SMが与えられる一方、映像信号処理回路72
から制御装置22に再生映像信号FSOより抜き取られ
た同期信号YSが与えられる。
エンベロープ検波回路74は、FM映像信号FSのエン
ベロープ(包絡線)を検出してそのレベルを表す電圧信
号Evを出力する。この電圧信号Evは、エンベロープ
増幅器76で増幅されたのちアナログ・ディジタル(A
/D)変換器70でデイジタル値に変換され、制御装置
22に与えられる。
ベロープ(包絡線)を検出してそのレベルを表す電圧信
号Evを出力する。この電圧信号Evは、エンベロープ
増幅器76で増幅されたのちアナログ・ディジタル(A
/D)変換器70でデイジタル値に変換され、制御装置
22に与えられる。
制御装置22はマイクロプロセッサ(CPU)からなり
、書替え可能なメモリ80に各種プログラム、データを
随時書き込み、必要に応じてそれらを読み出す。特に本
実施例では、後述するように、各記録トラックrnにつ
いてFM映像信号FSoのエンベロープがピーク値にな
るときの差動増幅器38の出力電圧Vdかエラー電圧V
BS−vnとしてメモリ80に記憶され、その記録トラ
ックに対してトラッキングを行うときに対応エラー電圧
vnが読み出される。
、書替え可能なメモリ80に各種プログラム、データを
随時書き込み、必要に応じてそれらを読み出す。特に本
実施例では、後述するように、各記録トラックrnにつ
いてFM映像信号FSoのエンベロープがピーク値にな
るときの差動増幅器38の出力電圧Vdかエラー電圧V
BS−vnとしてメモリ80に記憶され、その記録トラ
ックに対してトラッキングを行うときに対応エラー電圧
vnが読み出される。
制御装置22には、本再生装置の起動、停止を指示する
再生キーrPLJ 90. ヘッド12をトラック番号
の順方向(F[方向)に移送させる順方向キーrFWJ
92.およびヘッド12をこれと逆方向(FO力方向
に移送させる逆方向キー「RVJ94も接続されている
。キー92.94で指示されたトラックの番号は、制御
装置22に接続されたモニタテレビ等の表示装置(図示
せず)に可視表示される。また、制御装置22に接続さ
れるスイッチ224は、後述するようにヘッド移送機構
200に含まれるもので、再生ヘッド12カホームポジ
シヨンHPに着いたときに閉成してその検出信号を制御
装置22に与える。
再生キーrPLJ 90. ヘッド12をトラック番号
の順方向(F[方向)に移送させる順方向キーrFWJ
92.およびヘッド12をこれと逆方向(FO力方向
に移送させる逆方向キー「RVJ94も接続されている
。キー92.94で指示されたトラックの番号は、制御
装置22に接続されたモニタテレビ等の表示装置(図示
せず)に可視表示される。また、制御装置22に接続さ
れるスイッチ224は、後述するようにヘッド移送機構
200に含まれるもので、再生ヘッド12カホームポジ
シヨンHPに着いたときに閉成してその検出信号を制御
装置22に与える。
さらに制御装置22にはシステムコントロールのため第
1図に示されない種々の機構部2回路部が接続されるが
、それらは本実施例に直接関係しないのでその説明は省
略する。
1図に示されない種々の機構部2回路部が接続されるが
、それらは本実施例に直接関係しないのでその説明は省
略する。
以上第1図につき本実施例の全体的な構成を説明したが
、第2図ないし第14図につき速度サーボ付双方向駆動
回路100.ヘッド移送機構200およびヘッド位置検
出装置300をさらに詳細に説明する。
、第2図ないし第14図につき速度サーボ付双方向駆動
回路100.ヘッド移送機構200およびヘッド位置検
出装置300をさらに詳細に説明する。
・1 サーボ・ヌ ロ、 口
第2図において、入力端子102には上述した切替スイ
ッチ32からの速度制御電圧Vaが与えられる。この速
度制御電圧Vaは、速度サーボ系の比較回路を構成する
演算増幅器120の非反転入力端子に供給される。
ッチ32からの速度制御電圧Vaが与えられる。この速
度制御電圧Vaは、速度サーボ系の比較回路を構成する
演算増幅器120の非反転入力端子に供給される。
演算増幅器120の出力端子は、演算増幅器106Aの
反転入力端子に抵抗108Aを介して接続されるととも
に、演算増幅器106Bの非反転入力端子に直接接続さ
れる。演算増幅器106Aの非反転入力端子には直流電
圧源104より予め設定されたモータ停止電圧VBSが
供給され、さらにこのモータ停止電圧VBSは抵抗10
8Bを介して演算増幅器106Bの反転入力端子にも供
給される。両演算増幅器106A、106Bは同し増幅
特性を有し、両抵抗108A、108Bの抵抗値は同一
(R+08)に選ばれている。
反転入力端子に抵抗108Aを介して接続されるととも
に、演算増幅器106Bの非反転入力端子に直接接続さ
れる。演算増幅器106Aの非反転入力端子には直流電
圧源104より予め設定されたモータ停止電圧VBSが
供給され、さらにこのモータ停止電圧VBSは抵抗10
8Bを介して演算増幅器106Bの反転入力端子にも供
給される。両演算増幅器106A、106Bは同し増幅
特性を有し、両抵抗108A、108Bの抵抗値は同一
(R+08)に選ばれている。
演算増幅m108Aの出力端子はコンプリメンタリ回路
を構成する駆動トランジスタ114A。
を構成する駆動トランジスタ114A。
116Aのベースに接続される。一方、演算増幅器10
6Bの出力端子はコンプリメンタリ回路を構成する駆動
トランジスタ114B、116Bのベースに接続される
。これら駆動トランジスタ114A〜116Bはブリッ
ジ接続され、その間にDCモータ30が接続される。ま
た、演算増幅器106A、106Bのフィードバック抵
抗110A、ll0Bは、その反転入力端子と駆動トラ
ンジスタ114A〜116Bの出力端子118A。
6Bの出力端子はコンプリメンタリ回路を構成する駆動
トランジスタ114B、116Bのベースに接続される
。これら駆動トランジスタ114A〜116Bはブリッ
ジ接続され、その間にDCモータ30が接続される。ま
た、演算増幅器106A、106Bのフィードバック抵
抗110A、ll0Bは、その反転入力端子と駆動トラ
ンジスタ114A〜116Bの出力端子118A。
118Bとの間にそれぞれ接続される。フィードバック
抵抗110A、ll0Bの抵抗値は同一(R目0)に選
ばれ、それらと並列接続された位相補償用のコンデンサ
112A、112Bのキャパシタンスも同一に選ばれて
いる。なお、DCモータ30と並列接続されたコンデン
サ119はノイズキラー用であり、またDCモータ30
と直列接続された抵抗138は後述する速度サーボ系の
一部である。
抵抗110A、ll0Bの抵抗値は同一(R目0)に選
ばれ、それらと並列接続された位相補償用のコンデンサ
112A、112Bのキャパシタンスも同一に選ばれて
いる。なお、DCモータ30と並列接続されたコンデン
サ119はノイズキラー用であり、またDCモータ30
と直列接続された抵抗138は後述する速度サーボ系の
一部である。
以上の構成は速度サーボ系を除いた双方向駆動系であり
、次にその動作を説明する。なお、理解を容易にするた
めに速度サーボ系の演算増幅器120と抵抗138を省
略して説明する。
、次にその動作を説明する。なお、理解を容易にするた
めに速度サーボ系の演算増幅器120と抵抗138を省
略して説明する。
入力端子102に与えられた速度制御電圧Vaは演算増
幅器106Aの反転入力端子に抵抗108Aを通って供
給されるとともに演算増幅器106Bの非反転入力端子
に直接供給される。
幅器106Aの反転入力端子に抵抗108Aを通って供
給されるとともに演算増幅器106Bの非反転入力端子
に直接供給される。
この速度制御電圧VaがVBS+ΔVのとき、端子11
8A、118Bに得られる電圧V(A)、V(B)は次
のように表される。
8A、118Bに得られる電圧V(A)、V(B)は次
のように表される。
V(A)=VH5−A2 ・ΔV
V(B) =VHS+A2 @ΔV
たたし、A 2 = R110/ R108ここで、V
BSは上述したようにモータ停止電圧であり、R,10
8,R目0はやはり上述したように抵抗108A (1
08B)、抵抗110A (110B)の抵抗値である
。したがって、DCモータ30には両型圧V (A)、
V (B)の差すなわち2A2−ΔVの電圧が印加され
、DCモータ3oは正方向(時計回り)にその印加電圧
に略比例した速度N(VH5+ΔV)で回転する(第3
図参照)。この場合、駆動トランジスタ114B、11
6AがONになり、駆動トランジスタ114A、116
BはOFFになる。
BSは上述したようにモータ停止電圧であり、R,10
8,R目0はやはり上述したように抵抗108A (1
08B)、抵抗110A (110B)の抵抗値である
。したがって、DCモータ30には両型圧V (A)、
V (B)の差すなわち2A2−ΔVの電圧が印加され
、DCモータ3oは正方向(時計回り)にその印加電圧
に略比例した速度N(VH5+ΔV)で回転する(第3
図参照)。この場合、駆動トランジスタ114B、11
6AがONになり、駆動トランジスタ114A、116
BはOFFになる。
速度制御電圧VaがVBS−ΔVのときは、上記そ一夕
端子電圧V (A)、V (B)は次のようになり、V
(A)=VBS+A2 、ΔV V(B) =VBS−A2−△V したがって、DCモータ3oの両端子間に印加される電
圧は一2A2 ・ΔVとなり、DCモータ30は反対方
向(反時計回り)にその印加電圧に略比例した速度N(
VBS−ΔV)で回転する(第3図参照)。この場合、
駆動トランジスタ114A。
端子電圧V (A)、V (B)は次のようになり、V
(A)=VBS+A2 、ΔV V(B) =VBS−A2−△V したがって、DCモータ3oの両端子間に印加される電
圧は一2A2 ・ΔVとなり、DCモータ30は反対方
向(反時計回り)にその印加電圧に略比例した速度N(
VBS−ΔV)で回転する(第3図参照)。この場合、
駆動トランジスタ114A。
116BがONになり、駆動トランジスタ114B、1
16AはOFFになる。
16AはOFFになる。
また、速度制御電圧VaがVBSのときは、上式におい
てΔVを零とすればモータ端子電圧V (A)。
てΔVを零とすればモータ端子電圧V (A)。
V (B)が与えられ、この場合両方ともVBSである
のでDCモータ30は電圧が印加されず停止状態になる
。
のでDCモータ30は電圧が印加されず停止状態になる
。
このようにして、入力端子102(より正確には演算増
幅器106A、106Bの一方の入力端子)に与えられ
る正極性の速度制御電圧Vaがモータ停止電圧VH5に
等しいときDCモータ30は停止状態になり、速度制御
電圧Vaがモータ停止電圧VBSよりも高いときはその
差に略比例した速度でDCモータ30は正方向(時計回
り)に回転し、速度制御電圧Vaがモータ停止電圧VB
Sよりも低いときはその差に略比例した速度でDCモー
タ30は反対方向(反時計回り)に回転する。
幅器106A、106Bの一方の入力端子)に与えられ
る正極性の速度制御電圧Vaがモータ停止電圧VH5に
等しいときDCモータ30は停止状態になり、速度制御
電圧Vaがモータ停止電圧VBSよりも高いときはその
差に略比例した速度でDCモータ30は正方向(時計回
り)に回転し、速度制御電圧Vaがモータ停止電圧VB
Sよりも低いときはその差に略比例した速度でDCモー
タ30は反対方向(反時計回り)に回転する。
次に、上述した双方向駆動系に付加されている速度サー
ボ系の構成と作用を説明する。一般にモータを用いて高
精度の位置制御を行うには高性能の定速制御か前提とさ
れるが、DCモータは第4図に示すような特性を有し負
荷の変動や印加電圧の変動によってその回転数が変動し
やすいので、そのような外乱を打ち消す速度サーボを必
要とする。本実施例では、以下に説明するように電子ガ
バナ方式の速度サーボ系か設けられる。
ボ系の構成と作用を説明する。一般にモータを用いて高
精度の位置制御を行うには高性能の定速制御か前提とさ
れるが、DCモータは第4図に示すような特性を有し負
荷の変動や印加電圧の変動によってその回転数が変動し
やすいので、そのような外乱を打ち消す速度サーボを必
要とする。本実施例では、以下に説明するように電子ガ
バナ方式の速度サーボ系か設けられる。
第2図において、本実施例の速度サーボ系は参照符号1
20〜142を付された要素からなる。
20〜142を付された要素からなる。
演算増幅器120は速度サーボ系の比較回路を構成し、
速度制御電圧Vaと後述する演算増幅器122からの帰
還信号Vfとを比較して誤差信号をつくり、さらにそれ
を増幅度A4で増幅して誤差制御電圧va′を出力する
。この誤差制御電圧Va’が、DCモータ30の回転速
度を直接制御する電圧信号として演算増幅器108Aの
反転入力端子に抵抗108Aを通って供給されるととも
に演算増幅器106Bの非反転入力端子に直接供給され
る。
速度制御電圧Vaと後述する演算増幅器122からの帰
還信号Vfとを比較して誤差信号をつくり、さらにそれ
を増幅度A4で増幅して誤差制御電圧va′を出力する
。この誤差制御電圧Va’が、DCモータ30の回転速
度を直接制御する電圧信号として演算増幅器108Aの
反転入力端子に抵抗108Aを通って供給されるととも
に演算増幅器106Bの非反転入力端子に直接供給され
る。
一方、DCモータ30のまわりには抵抗132〜138
が図示のようにDCモータ30を含んでブリ、ジ接続さ
れ、端子140,142は抵抗124.128を介して
演算増幅器122の反転入力端子、非反転入力端子にそ
れぞれ接続される。
が図示のようにDCモータ30を含んでブリ、ジ接続さ
れ、端子140,142は抵抗124.128を介して
演算増幅器122の反転入力端子、非反転入力端子にそ
れぞれ接続される。
DCモータ30が正方向に回転しているとき、V(A)
<V(B)であり、DCモータ30の誘導起電力KN
(Kは定数、NはDCモータ30の回転速度)は図示
の向きになる。DCモータ30の内部抵抗の抵抗値をR
a、抵抗132〜138の抵抗値をR132〜R+38
とすると、端子140,142に得られる電圧V (C
)、V (DJは次のように表される。
<V(B)であり、DCモータ30の誘導起電力KN
(Kは定数、NはDCモータ30の回転速度)は図示
の向きになる。DCモータ30の内部抵抗の抵抗値をR
a、抵抗132〜138の抵抗値をR132〜R+38
とすると、端子140,142に得られる電圧V (C
)、V (DJは次のように表される。
V (C)= (V(B) −V(A) −KN) R
a/ (Ra+RI38)V (D): (V(B)
−V(A)) Ro/ (Ro+RI3G)たたし、R
o: RI32+ RI34抵抗134は可変抵抗(ボ
リウム)であり、これを調節してR13G /Ro =
R138/Ra =H(定数)にすると、電圧V(C)
、V(D)は次のようになる。
a/ (Ra+RI38)V (D): (V(B)
−V(A)) Ro/ (Ro+RI3G)たたし、R
o: RI32+ RI34抵抗134は可変抵抗(ボ
リウム)であり、これを調節してR13G /Ro =
R138/Ra =H(定数)にすると、電圧V(C)
、V(D)は次のようになる。
V (C)= (V(B)−V(A)−KN) /
(1+ H)V (D)= (V(B)−V(A))
/ (1+ H)したがって、端子140.142間の
電位差は、V(D)−V(C)=KN/ (1+H)で
あり、DCモータ30の回転速度Nに比例する。
(1+ H)V (D)= (V(B)−V(A))
/ (1+ H)したがって、端子140.142間の
電位差は、V(D)−V(C)=KN/ (1+H)で
あり、DCモータ30の回転速度Nに比例する。
また、DCモータ30が反対方向に回転しているときは
、その誘導起電力KNが図示と反対の向きになるので、 V(D)−V(C)=−KN/ (1+H)となり極性
が反転する。このように端子14o。
、その誘導起電力KNが図示と反対の向きになるので、 V(D)−V(C)=−KN/ (1+H)となり極性
が反転する。このように端子14o。
142間の電位差は、その絶対値がDCモータ30の回
転速度Nに比例し、その極性がDCモータ30の回転方
向に対応する。
転速度Nに比例し、その極性がDCモータ30の回転方
向に対応する。
電圧V (C)、V (D)は抵抗124,126を通
って演算増幅器122の反転久方端子、非反転入方端子
にそれぞれ供給され、その非反転入力端子には抵抗13
0を通って定電圧源104がらのモータ停止電圧VBS
も供給される。演算増幅器122はそれら入力抵抗12
4,128,130およびフィードバック抵抗128に
よって差動増幅器を構成し、その出力電圧Vfは、抵抗
124.126の抵抗値R124,R12Gが同一に選
ばれ抵抗128.13(1)抵抗値R128,R130
が同一に選ばれるので次のように表される Vr =VH5+A3 ・ (V(D)−1(C)
)ただしA3 =R+28 /R124=R130/R
I2Ei、’、Vf :VBS:1=A3 ・ K
N/ (1+H)−°−Vf =VBSthKo
Nただし、Ko =A3 拳に/ (1+1()すな
わち、演算増幅器122の出力電圧Vfは、モータ停止
電圧VBSにDCモータ30の回転速度Nに比例したレ
ベル変動(±Ko N)が加算されたものである。この
出力電圧Vfは、比較器を構成する演算増幅器120の
反転入力端子に負の帰還信号として供給される。
って演算増幅器122の反転久方端子、非反転入方端子
にそれぞれ供給され、その非反転入力端子には抵抗13
0を通って定電圧源104がらのモータ停止電圧VBS
も供給される。演算増幅器122はそれら入力抵抗12
4,128,130およびフィードバック抵抗128に
よって差動増幅器を構成し、その出力電圧Vfは、抵抗
124.126の抵抗値R124,R12Gが同一に選
ばれ抵抗128.13(1)抵抗値R128,R130
が同一に選ばれるので次のように表される Vr =VH5+A3 ・ (V(D)−1(C)
)ただしA3 =R+28 /R124=R130/R
I2Ei、’、Vf :VBS:1=A3 ・ K
N/ (1+H)−°−Vf =VBSthKo
Nただし、Ko =A3 拳に/ (1+1()すな
わち、演算増幅器122の出力電圧Vfは、モータ停止
電圧VBSにDCモータ30の回転速度Nに比例したレ
ベル変動(±Ko N)が加算されたものである。この
出力電圧Vfは、比較器を構成する演算増幅器120の
反転入力端子に負の帰還信号として供給される。
演算増幅器120は両入力電圧Va、Vfを比較しその
誤差を増幅度A4で増幅するので、出力の誤差制御電圧
V alは次のように表される。
誤差を増幅度A4で増幅するので、出力の誤差制御電圧
V alは次のように表される。
Va’=A4 ・(Va −vr )
−’、Va’=A4 ・(Va −(VBSfKo N
))ただし、A4=Rb/Ra 速度制御電圧Vaがモータ制御電圧VBSに等しいとき
は、DCモータ30が停止してサーボループは平衡状態
になる。この状態において、vr=VH5となる。した
がって、出力の誤差制御電圧Va“は、速度制御電圧V
a (VBS)に略等しく、端子118A、118B
のモータ端子電圧V (A)、V(B)も共に略VBS
で均衡し、DCモータ30の印加電圧は略零である。
))ただし、A4=Rb/Ra 速度制御電圧Vaがモータ制御電圧VBSに等しいとき
は、DCモータ30が停止してサーボループは平衡状態
になる。この状態において、vr=VH5となる。した
がって、出力の誤差制御電圧Va“は、速度制御電圧V
a (VBS)に略等しく、端子118A、118B
のモータ端子電圧V (A)、V(B)も共に略VBS
で均衡し、DCモータ30の印加電圧は略零である。
そのような状態から速度制御電圧VaがVBS+ΔVに
変化すると、誤差制御電圧Va’は上昇して端子118
A、118Bのモータ端子電圧V(A)。
変化すると、誤差制御電圧Va’は上昇して端子118
A、118Bのモータ端子電圧V(A)。
V(B)ニ大きな差(V(A) <V(B) )が生じ
、DCモータ30は正方向に回転し始める。そうすると
、帰還電圧Vf (VBS+Ko N)も増大して速
度制御電圧Vaに近づき、これによって誤差制御電圧V
a’はVBS十ΔVに収束し、DCモータ30の回転速
度はN(VBS+ΔV)に収束して平衡状態に至る。同
様に、速度制御電圧VaがVBSからVBS−ΔVに変
化したときには、DCモータ30は反対方向に回転し始
め、誤差制御電圧Va’はVBS−ΔVに収束し、DC
モータ30の回転速度はN(VBS−ΔV)に収束して
平衡状態に至る。
、DCモータ30は正方向に回転し始める。そうすると
、帰還電圧Vf (VBS+Ko N)も増大して速
度制御電圧Vaに近づき、これによって誤差制御電圧V
a’はVBS十ΔVに収束し、DCモータ30の回転速
度はN(VBS+ΔV)に収束して平衡状態に至る。同
様に、速度制御電圧VaがVBSからVBS−ΔVに変
化したときには、DCモータ30は反対方向に回転し始
め、誤差制御電圧Va’はVBS−ΔVに収束し、DC
モータ30の回転速度はN(VBS−ΔV)に収束して
平衡状態に至る。
とこ、ろで、安定状態のとき、例えば速度制御電圧Va
がVBS+ΔVでDCモータ30の回転速度がN(VB
S+ΔV)で安定しているときに外乱、例えば負荷変動
が生じてトルクQがΔQだけ低下した場合、速度サーボ
は次のように動作する。すなわち、第4図に示す特性に
よりDCモータ30の回転速度はΔNだけ上昇しようと
するが、しかし帰還電圧Vfがその分増大するので、誤
差制御電圧Va’はVBS+ΔVよりもδVだけ低(な
ってDCモータ30(D回転速度をN (VBS+ΔV
) +:保つように働く。逆にトルクQがΔQだけ増加
した場合には、帰還電圧Vfがその分減少し、誤差制御
電圧V alはVBS+ΔVよりもδVだけ高くなって
DCモータ30の回転速度をN(VBS+ΔV〕に保つ
ように働く。その他の外乱、例えば電源電圧Vccの変
動等に対しても、上述と同様な速度サーボが働いてDC
モータ30の安定した回転が保たれる。
がVBS+ΔVでDCモータ30の回転速度がN(VB
S+ΔV)で安定しているときに外乱、例えば負荷変動
が生じてトルクQがΔQだけ低下した場合、速度サーボ
は次のように動作する。すなわち、第4図に示す特性に
よりDCモータ30の回転速度はΔNだけ上昇しようと
するが、しかし帰還電圧Vfがその分増大するので、誤
差制御電圧Va’はVBS+ΔVよりもδVだけ低(な
ってDCモータ30(D回転速度をN (VBS+ΔV
) +:保つように働く。逆にトルクQがΔQだけ増加
した場合には、帰還電圧Vfがその分減少し、誤差制御
電圧V alはVBS+ΔVよりもδVだけ高くなって
DCモータ30の回転速度をN(VBS+ΔV〕に保つ
ように働く。その他の外乱、例えば電源電圧Vccの変
動等に対しても、上述と同様な速度サーボが働いてDC
モータ30の安定した回転が保たれる。
以上のように、速度サーボ付双方向駆動回路100にお
いては、単極性(この例では正極)の速度制御電圧Va
を用いてDCモータ30の回転を双方向に切り替えるこ
とができ、且つその回転速度を線形的に制御することが
可能であり、高精度な速度制御が可能である。なお、負
極性の速度制御電圧Vaが選ばれたときには、その絶対
値に対してDCモータ30の回転方向が正極性の場合と
反対になるだけで、上述と同様な作用が奏される。
いては、単極性(この例では正極)の速度制御電圧Va
を用いてDCモータ30の回転を双方向に切り替えるこ
とができ、且つその回転速度を線形的に制御することが
可能であり、高精度な速度制御が可能である。なお、負
極性の速度制御電圧Vaが選ばれたときには、その絶対
値に対してDCモータ30の回転方向が正極性の場合と
反対になるだけで、上述と同様な作用が奏される。
へ・・ド゛
第5図にヘッド移送機構200の構成を示す。
この図において、202はDCモータ30に連動する減
速機構であり、その出力段が扇形歯車204と係合する
。扇形歯車204にはこれと一体になって回転するプー
リ206が取り付けられ、緊締手段208によってワイ
ヤ210の1点がそれに固着されている。ワイヤ210
の両端は、緊締手段212,214によってヘッドキャ
リッジ216の側面216aに固定されている。
速機構であり、その出力段が扇形歯車204と係合する
。扇形歯車204にはこれと一体になって回転するプー
リ206が取り付けられ、緊締手段208によってワイ
ヤ210の1点がそれに固着されている。ワイヤ210
の両端は、緊締手段212,214によってヘッドキャ
リッジ216の側面216aに固定されている。
ヘッドキャリッジ216には再生ヘッド12が支持され
、ヘッドキャリッジ216がDCモータ30の回転駆動
に応じて案内棒218の上を摺動することにより、再生
ヘッド12を矢印Fl、F。
、ヘッドキャリッジ216がDCモータ30の回転駆動
に応じて案内棒218の上を摺動することにより、再生
ヘッド12を矢印Fl、F。
の方向(第1図および第20図の矢印F I + F
oの方向に相当)に移送するようになっている。すなわ
ち、DCモータ30が正方向(時計回り)に回転すると
へ、ドキャリッジ216は案内棒218の上をFj力方
向摺動して再生ヘッド12を同方向に移送し、またDC
モータ30が反対方向(反時計回り)に回転するとベッ
ドキャリッジ216は案内棒218の上を矢印Foの方
向に摺動して再生ヘッド12を同方向に移送する。
oの方向に相当)に移送するようになっている。すなわ
ち、DCモータ30が正方向(時計回り)に回転すると
へ、ドキャリッジ216は案内棒218の上をFj力方
向摺動して再生ヘッド12を同方向に移送し、またDC
モータ30が反対方向(反時計回り)に回転するとベッ
ドキャリッジ216は案内棒218の上を矢印Foの方
向に摺動して再生ヘッド12を同方向に移送する。
パッケージ230に収容された磁気ディスク10が筐体
220内に装填されるため本再生装置のインナバケット
か開けられると、あるいは磁気ディスク10が装填され
Cいる状態で電源が投入されると、再生ヘッド12は矢
印Foの方向に移送される。その移送行程の外側終端は
ホームポジションHPであるが、これは筐体220に固
定された部材222に配置されているリミットスイッチ
224によって検出される。すなわち、扇形歯車204
の円形部分204aの一部にはアーム204bが突設さ
れ、再生ヘッド12がホームポジションHPに来ると、
アーム204bがスイッチ224の可動部材に当接する
ことによってスイッチ224が閉成する。そしてスイッ
チ224から検出信号が制御装置22に送られ、これに
応答して制御装置22は後述するようにサーチモードを
開始させる。
220内に装填されるため本再生装置のインナバケット
か開けられると、あるいは磁気ディスク10が装填され
Cいる状態で電源が投入されると、再生ヘッド12は矢
印Foの方向に移送される。その移送行程の外側終端は
ホームポジションHPであるが、これは筐体220に固
定された部材222に配置されているリミットスイッチ
224によって検出される。すなわち、扇形歯車204
の円形部分204aの一部にはアーム204bが突設さ
れ、再生ヘッド12がホームポジションHPに来ると、
アーム204bがスイッチ224の可動部材に当接する
ことによってスイッチ224が閉成する。そしてスイッ
チ224から検出信号が制御装置22に送られ、これに
応答して制御装置22は後述するようにサーチモードを
開始させる。
へ、l 漏
第5図において、ヘッドキャリッジ216の先端部21
6bにはヘッド位置検出装置300の可動スリット板3
02の両端302aが固着され、これにより可動スリッ
ト板302はへソドキャリンジ216と一体的に矢印F
j、Foの方向に移動するようになっている。一方、筐
体220には可動スリット板302が通れるように構成
されたヘット位置検出装置固定部304が取り付けられ
ている。
6bにはヘッド位置検出装置300の可動スリット板3
02の両端302aが固着され、これにより可動スリッ
ト板302はへソドキャリンジ216と一体的に矢印F
j、Foの方向に移動するようになっている。一方、筐
体220には可動スリット板302が通れるように構成
されたヘット位置検出装置固定部304が取り付けられ
ている。
第6図に、ヘッド位置検出装置300の構成を示す。可
動スリット板302の上方には同じ構成で同じ特性をも
つ4つの発光素子、例えば発光ダイオード306A、3
06B、30E3C,308Dが並置され、可動スリッ
ト板302の下方には固定スリット板308を介して同
じ構成で同じ特性をもつ4つの受光素子、例えばフォト
ダイオード310A、310B、310G、310Dが
並置されている。
動スリット板302の上方には同じ構成で同じ特性をも
つ4つの発光素子、例えば発光ダイオード306A、3
06B、30E3C,308Dが並置され、可動スリッ
ト板302の下方には固定スリット板308を介して同
じ構成で同じ特性をもつ4つの受光素子、例えばフォト
ダイオード310A、310B、310G、310Dが
並置されている。
第7図(a)、(b)に可動スリット板302および固
定スリット板308を詳細に示す。可動スリ・ント板3
02には、その長さ方向に、スリ4ソト幅Wが100μ
mでスリットピッチPSが200μmに選ばれ、1/4
PS (50μm)づつずれた4列のスリット30
2A、302Cおよび302 B。
定スリット板308を詳細に示す。可動スリ・ント板3
02には、その長さ方向に、スリ4ソト幅Wが100μ
mでスリットピッチPSが200μmに選ばれ、1/4
PS (50μm)づつずれた4列のスリット30
2A、302Cおよび302 B。
302Dが形成されている。一方、固定スリット板30
8には、スリッ、ト幅WOがスリット302A〜302
Dのスリット幅Wと同じ(100μm)で、スリット長
L o がスリット301A〜301Dの両端間隔りよ
り幾分大きな1つのスリット308Eが形成されている
。しかし、理解されるように、スリット長LOは間隔り
と同じでもよくあるいはそれより小さくてもよい。
8には、スリッ、ト幅WOがスリット302A〜302
Dのスリット幅Wと同じ(100μm)で、スリット長
L o がスリット301A〜301Dの両端間隔りよ
り幾分大きな1つのスリット308Eが形成されている
。しかし、理解されるように、スリット長LOは間隔り
と同じでもよくあるいはそれより小さくてもよい。
第6図において、発光素子306A、可動スリット板3
02のスリット302A、固定スリ、ト板308のスリ
7ト308E、受光素子310Aが上下−線に並び、発
光素子306 B、可動スリット板302のスリット3
02B、固定スリット板308のスリット308 E、
受光素子310Bが上下−線に並び、発光素子306C
,可動スリット板302のスリット302C,固定スリ
ット板308のスリット308 E、受光素子310C
が上下−線に並び、発光素子308D、可動スリット板
302のスリット302D、固定スリット板308のス
リット308E、受光素子310Dが上下−線に並ぶよ
うに配置されている。可動スリット板302がへソドキ
ャリッジ216と一体的に紙面と垂直な方向(第5図の
矢印F o、F i方向に相当)に移動するとき、発光
素子306A〜306Dから受光素子310A〜310
Dに入射する光の強度、したがって受光素子310A〜
310Dに流れる光電流I a −I dの大きさは、
可動スリット302A〜302Dの移動に応じて周期的
に変化し同じ構成で同じ特性をもつ電流−電圧変換器3
12A〜312Dにより電圧信号Ea〜Edに変換され
る。これら電圧信号Ea −Edのレベルは、後述する
ように再生ヘッド12の位置にしたがいトラックピッチ
ptの2倍の周期で略正弦波状に変化する。
02のスリット302A、固定スリ、ト板308のスリ
7ト308E、受光素子310Aが上下−線に並び、発
光素子306 B、可動スリット板302のスリット3
02B、固定スリット板308のスリット308 E、
受光素子310Bが上下−線に並び、発光素子306C
,可動スリット板302のスリット302C,固定スリ
ット板308のスリット308 E、受光素子310C
が上下−線に並び、発光素子308D、可動スリット板
302のスリット302D、固定スリット板308のス
リット308E、受光素子310Dが上下−線に並ぶよ
うに配置されている。可動スリット板302がへソドキ
ャリッジ216と一体的に紙面と垂直な方向(第5図の
矢印F o、F i方向に相当)に移動するとき、発光
素子306A〜306Dから受光素子310A〜310
Dに入射する光の強度、したがって受光素子310A〜
310Dに流れる光電流I a −I dの大きさは、
可動スリット302A〜302Dの移動に応じて周期的
に変化し同じ構成で同じ特性をもつ電流−電圧変換器3
12A〜312Dにより電圧信号Ea〜Edに変換され
る。これら電圧信号Ea −Edのレベルは、後述する
ように再生ヘッド12の位置にしたがいトラックピッチ
ptの2倍の周期で略正弦波状に変化する。
次に、第8図および第9図につき可動スリット板302
が移動するときの動作を詳しく説明する。
が移動するときの動作を詳しく説明する。
第8図(a)〜(e)には、可動スリット板302が矢
印Fiの方向に一定速度Uで移動するときに発光素子3
06A〜306D側の位置から一定の時間間隔毎に下方
を見た様子が示される。可動スリット板302の移動中
、受光素子310A〜310Dには可動スリット302
A〜302Dと固定スリット308Eとが重なる面積5
A−8Dに略比例した強度の光が入射し、電圧信号Ea
−Edのレベルはその光の強度に比例して変化する。
印Fiの方向に一定速度Uで移動するときに発光素子3
06A〜306D側の位置から一定の時間間隔毎に下方
を見た様子が示される。可動スリット板302の移動中
、受光素子310A〜310Dには可動スリット302
A〜302Dと固定スリット308Eとが重なる面積5
A−8Dに略比例した強度の光が入射し、電圧信号Ea
−Edのレベルはその光の強度に比例して変化する。
第8図(a)(第9図の時点tl)では、可動スリット
302Aと固定スリット308Eの重なる面積SAが極
大で電圧信号Eaも極大レベルVMであり、−力受光素
子310Bは可動スリット板302により遮蔽され(S
R=O)電圧信号Ebが極小レベルVm (峡0)で
ある。その後、可動スリット板302が矢印F1の方向
に移動するにつれて、可動スリット302Aと固定スリ
ット308Eの重なる面積SAが減少すると同時に、可
動スリット302Bと固定スリット308Eの重なる面
積SBが増大し、時点tlから1/4T (T=同周期
経過した時点t2では、第8図(b)に示すように、可
動スリット302A、302Bは共に固定スリット30
8Eと半分型なり、電圧信号Ea、Ebは共に中心レベ
ルVOになる。そして時点t2から1/4T経過すると
、第8図(C)に示すように、受光素子310Aが可動
ス’J ノ)板302により遮蔽されて(SA =O)
電圧信号Eaが極小レベルVmになる一方、可動スリッ
ト302Bと固定スリット308Eの重なる面積SBが
極大になり電圧信号Ebは極大レベルVMになる。その
後、可動スリy)板302か矢印F1の方向に移動する
につれて、今度は可動スリット302Aと固定スリット
308Eの重なる面積SAが増大すると同時に、可動ス
リット302Bと固定スリ71−308Eの重なる面積
SBが減少し、時点t4 (第8図d)て電圧信号E
a、Ebは共に中心レベルVoになり、時点t5
(第8図e)で電圧信号Eaが極大レベルVMで電圧信
号Ebが極小レベルVmになる。
302Aと固定スリット308Eの重なる面積SAが極
大で電圧信号Eaも極大レベルVMであり、−力受光素
子310Bは可動スリット板302により遮蔽され(S
R=O)電圧信号Ebが極小レベルVm (峡0)で
ある。その後、可動スリット板302が矢印F1の方向
に移動するにつれて、可動スリット302Aと固定スリ
ット308Eの重なる面積SAが減少すると同時に、可
動スリット302Bと固定スリット308Eの重なる面
積SBが増大し、時点tlから1/4T (T=同周期
経過した時点t2では、第8図(b)に示すように、可
動スリット302A、302Bは共に固定スリット30
8Eと半分型なり、電圧信号Ea、Ebは共に中心レベ
ルVOになる。そして時点t2から1/4T経過すると
、第8図(C)に示すように、受光素子310Aが可動
ス’J ノ)板302により遮蔽されて(SA =O)
電圧信号Eaが極小レベルVmになる一方、可動スリッ
ト302Bと固定スリット308Eの重なる面積SBが
極大になり電圧信号Ebは極大レベルVMになる。その
後、可動スリy)板302か矢印F1の方向に移動する
につれて、今度は可動スリット302Aと固定スリット
308Eの重なる面積SAが増大すると同時に、可動ス
リット302Bと固定スリ71−308Eの重なる面積
SBが減少し、時点t4 (第8図d)て電圧信号E
a、Ebは共に中心レベルVoになり、時点t5
(第8図e)で電圧信号Eaが極大レベルVMで電圧信
号Ebが極小レベルVmになる。
このように、可動スリット板302が矢印Flの方向に
移動するとき、その移動速度UとスリットピッチPsで
定まる時間周期T(Ps/u)で電圧信号E a、Eb
のレベルが互いに逆位相で、すなわち180°位相を異
にして略正弦波状に変化する。これは可動スリット板3
02が矢印Foの方向に移動するときも同様である。
移動するとき、その移動速度UとスリットピッチPsで
定まる時間周期T(Ps/u)で電圧信号E a、Eb
のレベルが互いに逆位相で、すなわち180°位相を異
にして略正弦波状に変化する。これは可動スリット板3
02が矢印Foの方向に移動するときも同様である。
このような電圧信号E a、E bのレベルは、可動ス
リ、ト板302の移動に関してみると、固定スリ ッ
ト 308E と可動ス リ ッ ト 302A、
302B間の相対位置にしたがってスリットピッチP
sの周期(200μm)で略正弦波状に変化する。とこ
ろで、可動スリット板302は再生ヘッド12と同じく
ヘッドキャリッジ216と一体的に同じ矢印Fi、Fo
の方向に移動し且つスリットピッチPsはトラックピッ
チPt (100μm)の2倍(200μm)に選ば
れている。したがって、再生ヘッド12が矢印F j、
F oの方向に移動するときに電圧信号E a、Ebの
レベルはトラックピッチptの2倍の周期で略正弦波状
に変化することになる。本実施例では、再生ヘッド12
が奇数番目の各トラック位置R2n−1の中央部(10
0%オントラック位置)に対向するときに固定スリット
308Eと可動スリット302A、302Bとが第8図
(d)に示す相対位置になるように設定される。
リ、ト板302の移動に関してみると、固定スリ ッ
ト 308E と可動ス リ ッ ト 302A、
302B間の相対位置にしたがってスリットピッチP
sの周期(200μm)で略正弦波状に変化する。とこ
ろで、可動スリット板302は再生ヘッド12と同じく
ヘッドキャリッジ216と一体的に同じ矢印Fi、Fo
の方向に移動し且つスリットピッチPsはトラックピッ
チPt (100μm)の2倍(200μm)に選ば
れている。したがって、再生ヘッド12が矢印F j、
F oの方向に移動するときに電圧信号E a、Ebの
レベルはトラックピッチptの2倍の周期で略正弦波状
に変化することになる。本実施例では、再生ヘッド12
が奇数番目の各トラック位置R2n−1の中央部(10
0%オントラック位置)に対向するときに固定スリット
308Eと可動スリット302A、302Bとが第8図
(d)に示す相対位置になるように設定される。
これにより、電圧信号E a、E bのレベルは、記録
ヘッド12の移動に関してみると第10図に示すように
なり、再生ヘッド12が100%オン・トラック位置<
R1)、 <R2>・・・・にあるとき共に中心レベ
ルVoである。
ヘッド12の移動に関してみると第10図に示すように
なり、再生ヘッド12が100%オン・トラック位置<
R1)、 <R2>・・・・にあるとき共に中心レベ
ルVoである。
なお、可動スリン)302C,302Dは可動スリット
302A、302Bに対してそれぞれ1/4 PS
(50μm)だけずれているので、理解されるように、
電圧信号E c、E dのレベルは、再生ヘッド12の
移動に関してみると第11図のようになる。すなわち、
電圧信号E c、Edは電圧信’i4− E a 、
E bに対して位相がそれぞれ90゛だけ遅れている。
302A、302Bに対してそれぞれ1/4 PS
(50μm)だけずれているので、理解されるように、
電圧信号E c、E dのレベルは、再生ヘッド12の
移動に関してみると第11図のようになる。すなわち、
電圧信号E c、Edは電圧信’i4− E a 、
E bに対して位相がそれぞれ90゛だけ遅れている。
再び第6図において、電圧信号Eaは、抵抗314を介
して演算増幅器3220反転入力端子に供給されるとと
もに、抵抗328を介して演算増幅器334の非反転入
力端子に供給される。またζ[圧信号Ebは、抵抗31
6を介して演算増幅器322の非反転入力端子に供給さ
れるとともに、抵抗326を介して演算増幅器334の
反転入力端子に供給される。演算増幅器322まわりの
抵抗314〜320の抵抗値は同一に選ばれ、これによ
り利得が1の差動増幅器324が構成されている。同様
に、演算増幅器334まわりの抵抗326〜332の抵
抗値は同一に選ばれ、これにより利得が1の差動増幅器
336が構成されている。
して演算増幅器3220反転入力端子に供給されるとと
もに、抵抗328を介して演算増幅器334の非反転入
力端子に供給される。またζ[圧信号Ebは、抵抗31
6を介して演算増幅器322の非反転入力端子に供給さ
れるとともに、抵抗326を介して演算増幅器334の
反転入力端子に供給される。演算増幅器322まわりの
抵抗314〜320の抵抗値は同一に選ばれ、これによ
り利得が1の差動増幅器324が構成されている。同様
に、演算増幅器334まわりの抵抗326〜332の抵
抗値は同一に選ばれ、これにより利得が1の差動増幅器
336が構成されている。
したがって、差動増幅器324.336の出力端子には
第12図に示すような正弦波状の電圧信号Eb −Ea
、Ea−Ebかそれぞれ得られ、これらの信号はアナ
ログスイッチ340の両入力端子p、qにそれぞれ与え
られる。
第12図に示すような正弦波状の電圧信号Eb −Ea
、Ea−Ebかそれぞれ得られ、これらの信号はアナ
ログスイッチ340の両入力端子p、qにそれぞれ与え
られる。
一方、電圧信号E c、E dはコンパレータ338の
両入力端子にそれぞれ供給され、コンパレータ338の
出力端子には第13図に示すような矩形波またはパルス
状の信号Eeが得られる。
両入力端子にそれぞれ供給され、コンパレータ338の
出力端子には第13図に示すような矩形波またはパルス
状の信号Eeが得られる。
アナログスイッチ340は、信号Eeをその切替制御端
子rに受は取り、信号Eeのレベルが“1″のとき端子
pに切り替わり、信号Eeのレベルが“O11のとき端
子qに切り替わる。したがって、スイッチ340の出力
端子には、第14図に示すように、再生ヘッド12が矢
印F++ Foの方向に移動するときにトラックピッチ
Ptの周期でレベルが単調に変化し、再生ヘッド12が
トラック位置中央部<R1>、 <R2>曲にあると
ころで基準(中心)レベルになるような電圧信号Efが
得られる。この電圧信号Efはヘッド位置信号として、
前述したように抵抗40を介して演算増幅器38の反転
入力端子に供給される。またパルス信号Eeは、その立
ち上がりおよび立ち下がりのタイミングがヘッド位置信
号Efの各周期の始端および終端にそれぞれ対応するの
で、へ。
子rに受は取り、信号Eeのレベルが“1″のとき端子
pに切り替わり、信号Eeのレベルが“O11のとき端
子qに切り替わる。したがって、スイッチ340の出力
端子には、第14図に示すように、再生ヘッド12が矢
印F++ Foの方向に移動するときにトラックピッチ
Ptの周期でレベルが単調に変化し、再生ヘッド12が
トラック位置中央部<R1>、 <R2>曲にあると
ころで基準(中心)レベルになるような電圧信号Efが
得られる。この電圧信号Efはヘッド位置信号として、
前述したように抵抗40を介して演算増幅器38の反転
入力端子に供給される。またパルス信号Eeは、その立
ち上がりおよび立ち下がりのタイミングがヘッド位置信
号Efの各周期の始端および終端にそれぞれ対応するの
で、へ。
ドI2が各トラックの近傍範囲DR11(トラック位置
中央部を中心として幅が1トラツクピツチPtの範囲)
内に入りまたは出たタイミングを表し、前述したように
制御装置22に送られる。
中央部を中心として幅が1トラツクピツチPtの範囲)
内に入りまたは出たタイミングを表し、前述したように
制御装置22に送られる。
全」(Q」L作−
次に、第15図ないし第19図を参照して本実施例の全
体の動作を説明する。
体の動作を説明する。
(A)初期化モード
前述したように、磁気ディスク10が本再生装置の筐体
220(第5図)内に装填されるためインナパケットが
開けられると、あるいは電源が投入されると、再生ヘッ
ド12はホームポジションHPへ移される。その再生ヘ
ッド12の移送において、制御装置22から与えられる
切替制御信号S W3.S W4は(1,0)であり、
それによってスイッチ32は端子Cに接続し、定電圧源
36からの反対方向定速度送り制御電圧v2が速度制御
電圧Vaとして駆動回路100に入力され、これにより
DCモータ30は反対方向(反時計回り)に回転してヘ
ッドキャリッジ216を矢印Foの方向に摺動させる。
220(第5図)内に装填されるためインナパケットが
開けられると、あるいは電源が投入されると、再生ヘッ
ド12はホームポジションHPへ移される。その再生ヘ
ッド12の移送において、制御装置22から与えられる
切替制御信号S W3.S W4は(1,0)であり、
それによってスイッチ32は端子Cに接続し、定電圧源
36からの反対方向定速度送り制御電圧v2が速度制御
電圧Vaとして駆動回路100に入力され、これにより
DCモータ30は反対方向(反時計回り)に回転してヘ
ッドキャリッジ216を矢印Foの方向に摺動させる。
このような初期化モードは、予めディスク10が装填さ
れている状態で、電源が投入され、次いで再生キー90
が押された場合にも行われる。
れている状態で、電源が投入され、次いで再生キー90
が押された場合にも行われる。
(B)サーチモード
再生ヘッド12がホームポジンヨンHPに着くと、スイ
ッチ224からの検出信号に応答して制御装置22はサ
ーチモードを開始させる。
ッチ224からの検出信号に応答して制御装置22はサ
ーチモードを開始させる。
そのために、制御装置22は先ず切替制御信号S W3
.S W4を(0,1)に切り替える。これによりスイ
ッチ32は端子すに接続し、駆動回路100に入力され
る速度制御電圧Vaとして定電圧源34からの正方向定
速度送り制御電圧v1が選択される。この正方向定速度
送り制御電圧V!は、第3図に示すようにモータ停止電
圧VBSより所定値高い定電圧である。この制御電圧V
lによりDCモータ30は正方向(時計回り)に回転速
度N(Vl)で回転してヘッドキャリッジ216を駆動
し、再生ヘッド12を矢印F1の方向に移動させる。こ
れに伴って可動スリット板302も一緒に矢印F1の方
向に移動し、ヘッド位置検出装置300から第14図に
示すようにレベルが変化するヘッド位置信号Efが演算
増幅器38の反転入力端子に供給される。
.S W4を(0,1)に切り替える。これによりスイ
ッチ32は端子すに接続し、駆動回路100に入力され
る速度制御電圧Vaとして定電圧源34からの正方向定
速度送り制御電圧v1が選択される。この正方向定速度
送り制御電圧V!は、第3図に示すようにモータ停止電
圧VBSより所定値高い定電圧である。この制御電圧V
lによりDCモータ30は正方向(時計回り)に回転速
度N(Vl)で回転してヘッドキャリッジ216を駆動
し、再生ヘッド12を矢印F1の方向に移動させる。こ
れに伴って可動スリット板302も一緒に矢印F1の方
向に移動し、ヘッド位置検出装置300から第14図に
示すようにレベルが変化するヘッド位置信号Efが演算
増幅器38の反転入力端子に供給される。
一方、このとき制御装置22からVHS/(1十AI
)に相当するディジタルの位置決め制御信号SEがD/
A変換器46に与えられ、その出力端子に得られるアナ
ログ電圧信号Eg (VBS/ (1+ A I))
は抵抗48を介して演算増幅器38の非反転入力端子に
供給される。
)に相当するディジタルの位置決め制御信号SEがD/
A変換器46に与えられ、その出力端子に得られるアナ
ログ電圧信号Eg (VBS/ (1+ A I))
は抵抗48を介して演算増幅器38の非反転入力端子に
供給される。
したがって、演算増幅器38の出力電圧Vdは次のよう
に表され、 Vd =VBS−At I Ef 第15図に示すようにレベルが変化する。すなわち、ヘ
ッド12がトラック位置R1,R2・・・・・・・・の
中央部<R1>、 <R2>・・・・・・・・に対向
するところでVd=BBSになり、ヘッド12が記録ト
ラックrl+r2・・・・の中心位置(r+ >、<r
2 >・・・・に対向するところでVd =VBS−v
l 、 VBS−v2・・・・となる。この電圧Vdは
速度制御電圧Vaとして駆動回路100に供給されない
が、A/D変換器52を介して制御装置22にモニタさ
れる。
に表され、 Vd =VBS−At I Ef 第15図に示すようにレベルが変化する。すなわち、ヘ
ッド12がトラック位置R1,R2・・・・・・・・の
中央部<R1>、 <R2>・・・・・・・・に対向
するところでVd=BBSになり、ヘッド12が記録ト
ラックrl+r2・・・・の中心位置(r+ >、<r
2 >・・・・に対向するところでVd =VBS−v
l 、 VBS−v2・・・・となる。この電圧Vdは
速度制御電圧Vaとして駆動回路100に供給されない
が、A/D変換器52を介して制御装置22にモニタさ
れる。
また、制御装置22はサーボ回路20に制御信号SW2
を与えており、それによって直流モータ14が作動し、
ディスク10は3600rl)mで回転駆動されている
。
を与えており、それによって直流モータ14が作動し、
ディスク10は3600rl)mで回転駆動されている
。
再生ヘッド12は、ホームポジンヨンHPから矢印Fl
の方向に移動するとき、各記録トラックr1.r2・・
・・・・・・を順次横切り、そこに記録されているFM
映像信号FSを読み取る。各FM映像信号FSのエンベ
ロープen (第16図)はエンベロープ検波回路74
により検出され、A/D変換器76よりそのディジタル
値が制御装置22に与えられる。制御装置22は、各記
録トラックrl+r2・・・・・・・・についてエンベ
ロープel、e2・・・・・・・・をモニタし、それが
ピーク値epl、ep2・・・・・・・・(第16図)
になるときの電圧Vdの値VBS−V l、VBS−v
2・・・・・・・・(第15図)を取り込んでVl、V
2・・・・・・・・をエラー電圧としてメモリ80の所
定番地に順次書き込む。
の方向に移動するとき、各記録トラックr1.r2・・
・・・・・・を順次横切り、そこに記録されているFM
映像信号FSを読み取る。各FM映像信号FSのエンベ
ロープen (第16図)はエンベロープ検波回路74
により検出され、A/D変換器76よりそのディジタル
値が制御装置22に与えられる。制御装置22は、各記
録トラックrl+r2・・・・・・・・についてエンベ
ロープel、e2・・・・・・・・をモニタし、それが
ピーク値epl、ep2・・・・・・・・(第16図)
になるときの電圧Vdの値VBS−V l、VBS−v
2・・・・・・・・(第15図)を取り込んでVl、V
2・・・・・・・・をエラー電圧としてメモリ80の所
定番地に順次書き込む。
各エンベロープenのピーク値6pnは、再生ヘッド1
2が記録トラックrnの中央位置< r rl>に対向
するときに得られる。したがって、その記録トラックr
nがトラック位置Rnにぴったり重なっている場合には
、記録トラックrnの中央位置<rn >がトラック位
置Rnの中央部<Rn >に一致するので、そのエラー
電圧vnは零である。
2が記録トラックrnの中央位置< r rl>に対向
するときに得られる。したがって、その記録トラックr
nがトラック位置Rnにぴったり重なっている場合には
、記録トラックrnの中央位置<rn >がトラック位
置Rnの中央部<Rn >に一致するので、そのエラー
電圧vnは零である。
しかし、第16図に示すように記録トラックrlがトラ
ック位置R1より矢印Flの方向にずれている場合には
、第15図に示すようにvl >Oであり、また記録ト
ラックr2がトラック位置R2より矢印FOの方向にず
れている場合にはvl<Oである。なお、第15図に示
すようなエラー電圧vl、v2・・・・が得られるとき
、位置検出装置300からのヘッド位置信号Efは中心
レベルからずれたレベルvl /AI 、vl /A2
・・・・になっている。
ック位置R1より矢印Flの方向にずれている場合には
、第15図に示すようにvl >Oであり、また記録ト
ラックr2がトラック位置R2より矢印FOの方向にず
れている場合にはvl<Oである。なお、第15図に示
すようなエラー電圧vl、v2・・・・が得られるとき
、位置検出装置300からのヘッド位置信号Efは中心
レベルからずれたレベルvl /AI 、vl /A2
・・・・になっている。
このようにして、再生ヘッド12が最後の記録トラック
r50を横切り、その記録トラックr50に対スるエラ
ー電圧v50がメモリ80に書き込まれると、制御装置
22は切替制御信号S W3.S W4を(i、o)に
切り替える。これにより、スイッチ32は端子Cに接続
し、定電圧源36からの反対方向定速度送り制御電圧V
2が再び速度制御電圧Vaとして駆動回路100に入力
される。その結果、DCモータ30は反対方向(反時計
回り)に回転速度N (V2 )で回転してヘッドキャ
リッジ216を駆動し、再生ヘノドエ2を矢印FOの方
向に移送させる。そして、再生ヘッド12がホームポジ
ションHPに着いたとき、スイッチ224から検出信号
が制御装置22に送られ、これに応答して制御装置22
はDCモータ30を停止させ再生ヘッド12をホームポ
ジションHPで待機させる。
r50を横切り、その記録トラックr50に対スるエラ
ー電圧v50がメモリ80に書き込まれると、制御装置
22は切替制御信号S W3.S W4を(i、o)に
切り替える。これにより、スイッチ32は端子Cに接続
し、定電圧源36からの反対方向定速度送り制御電圧V
2が再び速度制御電圧Vaとして駆動回路100に入力
される。その結果、DCモータ30は反対方向(反時計
回り)に回転速度N (V2 )で回転してヘッドキャ
リッジ216を駆動し、再生ヘノドエ2を矢印FOの方
向に移送させる。そして、再生ヘッド12がホームポジ
ションHPに着いたとき、スイッチ224から検出信号
が制御装置22に送られ、これに応答して制御装置22
はDCモータ30を停止させ再生ヘッド12をホームポ
ジションHPで待機させる。
なお、サーチモードの終了後、再生ヘッド12をホーム
ポジションHPに戻さずにそのままディスク10の内側
位置(例えば記録トラックr50の位置)で待機させる
場合もある。しかし、本実施例では、上述のように再生
ヘッド12をホームポジションHPで待機させる場合に
ついて次のアクセスモードを説明する。
ポジションHPに戻さずにそのままディスク10の内側
位置(例えば記録トラックr50の位置)で待機させる
場合もある。しかし、本実施例では、上述のように再生
ヘッド12をホームポジションHPで待機させる場合に
ついて次のアクセスモードを説明する。
(C)アクセスモード
しかる後、順送りキー92により先ず第1トラツクが指
示された場合、制御装置22からの切替制御信号S W
3.S W4が(0,1)に切り替わりスイッチ32は
端子すに接続し、これにより速度制御電圧Vaとして正
方向定速度送り制御電圧Vlが選択され、DCモータ3
0は正方向(時計回り)に回転速度N(Vl)で回転し
てヘッドキャリッジ216を駆動し、再生ヘッド12お
よび可動スリット板302を矢印F1の方向に移送させ
る。
示された場合、制御装置22からの切替制御信号S W
3.S W4が(0,1)に切り替わりスイッチ32は
端子すに接続し、これにより速度制御電圧Vaとして正
方向定速度送り制御電圧Vlが選択され、DCモータ3
0は正方向(時計回り)に回転速度N(Vl)で回転し
てヘッドキャリッジ216を駆動し、再生ヘッド12お
よび可動スリット板302を矢印F1の方向に移送させ
る。
一方、制御装置22からやはりVH5/(1+A、I)
に相当するディジタルのトラッキング制御信号SEがD
/A変換器46に与えられ、その出力端子に得られるV
BS/ (1+AI )に等しいアナログ電圧信号Eg
は抵抗48を介して演算増幅器38の非反転入力端子に
供給される。したがって、演算増幅器38の出力電圧V
dは次のように碍六台。
に相当するディジタルのトラッキング制御信号SEがD
/A変換器46に与えられ、その出力端子に得られるV
BS/ (1+AI )に等しいアナログ電圧信号Eg
は抵抗48を介して演算増幅器38の非反転入力端子に
供給される。したがって、演算増幅器38の出力電圧V
dは次のように碍六台。
Vd =VBS−AI −Ef
第15図に示すようにレベルが変化する。すなわち、再
生ヘッド12がトラック位置RLR2・・・・の中央部
<R1>、 <R2>・・・・に対向するところでV
d=VBSとなり、再生ヘッド12が記録トラックrr
、r2・・・・・・・・の中心位置<rl >、 <
r2 >・・・・・・・・に対向するところでVd =
VH5−vl 、 VBS −vl・・・・・・・・と
なる。
生ヘッド12がトラック位置RLR2・・・・の中央部
<R1>、 <R2>・・・・に対向するところでV
d=VBSとなり、再生ヘッド12が記録トラックrr
、r2・・・・・・・・の中心位置<rl >、 <
r2 >・・・・・・・・に対向するところでVd =
VH5−vl 、 VBS −vl・・・・・・・・と
なる。
rff生ヘッド12がホームポジションHPから矢印F
iの方向に移動する途中、上記電圧VdがVBSに等し
くなる度毎にシュミット・トリガ回路50からタイミン
グパルスSTが制御装置22に与えられる。また、上記
電圧Vdが極大レベルおよび極小レベルになるタイミン
グを表すパルス信号Eeがへ71’位置検出装置300
から制御装置22に与えられる。制御装置22は、それ
らのパルスSTおよびEeをそれぞれ累算し、所定番目
のパルスEeが与えられたときに再生ヘッド12が第1
トラツクの近傍範囲DRI内に入ったことを検出し、そ
の直後に所定番目のパルスSTが与えられたとき、すな
わち再生ヘッド12が第1トラツクのトラック位置中央
部<R1>を通過したタイミングを表すパルスSTを与
えられたとき、切替制御信号S W3.S W4を(0
,0)に切り替える。
iの方向に移動する途中、上記電圧VdがVBSに等し
くなる度毎にシュミット・トリガ回路50からタイミン
グパルスSTが制御装置22に与えられる。また、上記
電圧Vdが極大レベルおよび極小レベルになるタイミン
グを表すパルス信号Eeがへ71’位置検出装置300
から制御装置22に与えられる。制御装置22は、それ
らのパルスSTおよびEeをそれぞれ累算し、所定番目
のパルスEeが与えられたときに再生ヘッド12が第1
トラツクの近傍範囲DRI内に入ったことを検出し、そ
の直後に所定番目のパルスSTが与えられたとき、すな
わち再生ヘッド12が第1トラツクのトラック位置中央
部<R1>を通過したタイミングを表すパルスSTを与
えられたとき、切替制御信号S W3.S W4を(0
,0)に切り替える。
これにより、スイッチ32は端子aに接続し、駆動回路
100に入力される速度制御電圧Vaとして演算増幅器
38の出力電圧(サーボ送り制御電圧)Vdが選択され
る。
100に入力される速度制御電圧Vaとして演算増幅器
38の出力電圧(サーボ送り制御電圧)Vdが選択され
る。
それと同時に、制御装置22はメモリ80から記録トラ
ックr1に対するエラー電圧vlを読み出し、VBS+
vlに相当するトラッキング制御信号SEをD/A変換
器46に与え、これによりVH5+ v lに等しいア
ナログ電圧信号Egが抵抗48を介して演算増幅器38
の非反転入力端子Vdに供給される。したがって、演算
増幅器38の出力電圧Vdは次のように表され、 Vd =VBS+vl −Al @Ef第17図(拡
大図)に示すようにレベルが変化する。すなわち、第1
5図と同じ波形であるが、中心レベルがVH5+vlに
替わる。上式において右辺の第3項は、サーチモードあ
るいは上記定速度送り場合と同様に、再生へ、ド12が
記録トラ。
ックr1に対するエラー電圧vlを読み出し、VBS+
vlに相当するトラッキング制御信号SEをD/A変換
器46に与え、これによりVH5+ v lに等しいア
ナログ電圧信号Egが抵抗48を介して演算増幅器38
の非反転入力端子Vdに供給される。したがって、演算
増幅器38の出力電圧Vdは次のように表され、 Vd =VBS+vl −Al @Ef第17図(拡
大図)に示すようにレベルが変化する。すなわち、第1
5図と同じ波形であるが、中心レベルがVH5+vlに
替わる。上式において右辺の第3項は、サーチモードあ
るいは上記定速度送り場合と同様に、再生へ、ド12が
記録トラ。
りrlの中心位置<rl >に対向するところでvlに
なる。したがって、第17図においては、再生ヘッド1
2が記録トラックrlの中心位置<rl:>に対向する
ところで、 Vd =VBS+vl −vl =VBSとなる。
なる。したがって、第17図においては、再生ヘッド1
2が記録トラックrlの中心位置<rl:>に対向する
ところで、 Vd =VBS+vl −vl =VBSとなる。
上述のようにして速度制御電圧Vaがサーボ送 ゛り
制御電圧Vdに切り替えられたとき、再生ヘッド12は
トラック位置R1の中央部(R1)を矢印F1の方向に
わずかに行き過ぎた位置に来ており、第17図に示すよ
うにVd<VHSになっている。これにより、DCモー
タ30に反時計回りの逆転トルクが発生し、DCモータ
30.ヘッド移送機構200およびヘッド12の運動系
にブレーキがかかる。そして、ヘッド12が第1トラッ
クの近傍範囲DRI内の例えば位置X1で停止すれば、
そのときVd<VBSなのでDCモータ30は反対方向
(反時計回り)に回転し始め、ヘッド12は矢印Foの
方向に移送される。そして、再生へ、ド12が記録トラ
、り中心位置(rl)を矢印FOの方向に行き過ぎると
Vd<VBSとなってDCモータ30は正回転(時計回
り)に切り替わる。このときにもブレーキがかかるが、
サーボ送りではヘッド12等の運動系の速度ないし慣性
は小さいので、そのブレーキは極めて小さく、直ぐに正
回転に切り替わる。かくして、ヘッド12は再び矢印F
1の方向に移送される。
制御電圧Vdに切り替えられたとき、再生ヘッド12は
トラック位置R1の中央部(R1)を矢印F1の方向に
わずかに行き過ぎた位置に来ており、第17図に示すよ
うにVd<VHSになっている。これにより、DCモー
タ30に反時計回りの逆転トルクが発生し、DCモータ
30.ヘッド移送機構200およびヘッド12の運動系
にブレーキがかかる。そして、ヘッド12が第1トラッ
クの近傍範囲DRI内の例えば位置X1で停止すれば、
そのときVd<VBSなのでDCモータ30は反対方向
(反時計回り)に回転し始め、ヘッド12は矢印Foの
方向に移送される。そして、再生へ、ド12が記録トラ
、り中心位置(rl)を矢印FOの方向に行き過ぎると
Vd<VBSとなってDCモータ30は正回転(時計回
り)に切り替わる。このときにもブレーキがかかるが、
サーボ送りではヘッド12等の運動系の速度ないし慣性
は小さいので、そのブレーキは極めて小さく、直ぐに正
回転に切り替わる。かくして、ヘッド12は再び矢印F
1の方向に移送される。
そして、ヘッド12が記録トラック中心位置(rl)を
矢印F】の方向に行き過ぎると、再びVd<VHSとな
ってDCモータ30は逆転し、ヘッド12は再び矢印F
oの方向に方向転換する。
矢印F】の方向に行き過ぎると、再びVd<VHSとな
ってDCモータ30は逆転し、ヘッド12は再び矢印F
oの方向に方向転換する。
しかし、その方向転換位置X3は先の方向転換位置Xl
およびX2よりも記録トラック中心位置(rl)に接近
している。このようにして、ヘッド12はわずかに振動
しながら記録トラック中心位置<rl >に収束しそこ
で停止する。この停止状態においては、Vd=vBSで
あり、また位置検出装置300からのヘッド位置信号E
fは中心レベルVOからずれたレベルvl/AIになっ
ている。
およびX2よりも記録トラック中心位置(rl)に接近
している。このようにして、ヘッド12はわずかに振動
しながら記録トラック中心位置<rl >に収束しそこ
で停止する。この停止状態においては、Vd=vBSで
あり、また位置検出装置300からのヘッド位置信号E
fは中心レベルVOからずれたレベルvl/AIになっ
ている。
このように、定速度送りからサーボ送りに切り替えられ
てヘッド12が先ず第1トラツクの近傍範囲DRI内で
停止すれば、以後はサーボ送りにより振動しながら収束
するようにしてヘッド12は記録トラック中心位置<r
l >に位置決めされる。しかし、定速度送りがかなり
高速であると、ヘッド12等の運動系が相当大きな慣性
を持っている状態でサーボ送りに切り替えられることと
なり、ヘッド12が第1トラツクの近傍範囲DRI内で
停止せずに隣(1つ先)の第2トラックの近傍範囲DR
2に入ってしまうおそれがある。そうなると、Vd >
VBSなのてヘッド12は矢印Fiの方向に加速され、
結果として第1トラックに戻されるどころか、サーボ送
りによって第2記録トラツクの中心位置(r2)に位置
決めされる。
てヘッド12が先ず第1トラツクの近傍範囲DRI内で
停止すれば、以後はサーボ送りにより振動しながら収束
するようにしてヘッド12は記録トラック中心位置<r
l >に位置決めされる。しかし、定速度送りがかなり
高速であると、ヘッド12等の運動系が相当大きな慣性
を持っている状態でサーボ送りに切り替えられることと
なり、ヘッド12が第1トラツクの近傍範囲DRI内で
停止せずに隣(1つ先)の第2トラックの近傍範囲DR
2に入ってしまうおそれがある。そうなると、Vd >
VBSなのてヘッド12は矢印Fiの方向に加速され、
結果として第1トラックに戻されるどころか、サーボ送
りによって第2記録トラツクの中心位置(r2)に位置
決めされる。
この点に鑑み、本実施例において制御装置22は、定速
度送りからサーボ送りに切り替えたのちパルス信号Ee
をモニタする。この信号は前述のようにヘッド12が各
トラックの近傍範囲DRnに入るおよび出るタイミング
を表し、第13図に示すように第1トラツクに関しては
、ヘッド12がその近傍範囲DRIに入るときにパルス
信号Eeは“llt+レベルからti O”レベルに立
ち下がり、ヘッド12がその近傍範囲DR+から出ると
き(すなわち第2トラツクの近傍範囲DR2に入るとき
)にパルス信号Eeは“O”レベルから“1”レベルに
立ち上がる。而して、パルス信号Eeが“O”レベルか
ら“1”レベルに立ち上がると、これに応答して制御装
置22は切替制御信号S W3.S W4を(1,0)
、に切り替える。これにより、スイッチ32は端子Cに
接続し、駆動回路100に入力される速度制御電圧Va
として定電圧源36からの反対方向定速度送り制御電圧
V2が選択される。その結果、DCモータ30では反時
計方向の逆転トルクが発生し続け、終いにはDCモータ
30の回転およびヘッド12の移動が停止し、次にその
反時計方向のトルクによってDCモータ30は反対方向
に回転し始めヘッド12は矢印Foの方向に移動し始め
る。そして、ヘッド12か再び第1トラツクの近傍範囲
DRIに入ると、そこでパルス信号Eeが“1”レベル
カラ“°0パレベルに立ち下がるので、それに応答して
制御装置22は切替制御信号S W3.S W4を(0
,0)に切り替える。これにより、スイッチ32は端子
aに接続し、再びサーボ送りが開始される。このときV
d<VB2なので、ヘッド12はやはり矢印F。
度送りからサーボ送りに切り替えたのちパルス信号Ee
をモニタする。この信号は前述のようにヘッド12が各
トラックの近傍範囲DRnに入るおよび出るタイミング
を表し、第13図に示すように第1トラツクに関しては
、ヘッド12がその近傍範囲DRIに入るときにパルス
信号Eeは“llt+レベルからti O”レベルに立
ち下がり、ヘッド12がその近傍範囲DR+から出ると
き(すなわち第2トラツクの近傍範囲DR2に入るとき
)にパルス信号Eeは“O”レベルから“1”レベルに
立ち上がる。而して、パルス信号Eeが“O”レベルか
ら“1”レベルに立ち上がると、これに応答して制御装
置22は切替制御信号S W3.S W4を(1,0)
、に切り替える。これにより、スイッチ32は端子Cに
接続し、駆動回路100に入力される速度制御電圧Va
として定電圧源36からの反対方向定速度送り制御電圧
V2が選択される。その結果、DCモータ30では反時
計方向の逆転トルクが発生し続け、終いにはDCモータ
30の回転およびヘッド12の移動が停止し、次にその
反時計方向のトルクによってDCモータ30は反対方向
に回転し始めヘッド12は矢印Foの方向に移動し始め
る。そして、ヘッド12か再び第1トラツクの近傍範囲
DRIに入ると、そこでパルス信号Eeが“1”レベル
カラ“°0パレベルに立ち下がるので、それに応答して
制御装置22は切替制御信号S W3.S W4を(0
,0)に切り替える。これにより、スイッチ32は端子
aに接続し、再びサーボ送りが開始される。このときV
d<VB2なので、ヘッド12はやはり矢印F。
の方向に移送されるが、その速度ないし慣性は小さく、
第1記録トラック中央位置<rl >を通過するとVd
>VB2となることによって直ちに矢印F1の方向に方
向転換し、上述と同様に振動しながら収束するようにし
て第1−記録トラック中央位置<rl >にヘッド12
が位置決めされる。
第1記録トラック中央位置<rl >を通過するとVd
>VB2となることによって直ちに矢印F1の方向に方
向転換し、上述と同様に振動しながら収束するようにし
て第1−記録トラック中央位置<rl >にヘッド12
が位置決めされる。
このように、サーボ送りに切り替わってからヘッド12
が第1トラツクの近傍範囲DRI内で停止できすに第2
トラツクの近傍範囲DRZ内に入った場合には、スイッ
チ32が端子aから端子Cに切り替えられることによっ
てヘッド12が第1トラツクの近傍範囲DRI まで戻
され、そこで再びサーボ送りに切り替えられ今度は確実
にヘッド12か第1記録トラック中央位置<rl >に
位置決めされる。
が第1トラツクの近傍範囲DRI内で停止できすに第2
トラツクの近傍範囲DRZ内に入った場合には、スイッ
チ32が端子aから端子Cに切り替えられることによっ
てヘッド12が第1トラツクの近傍範囲DRI まで戻
され、そこで再びサーボ送りに切り替えられ今度は確実
にヘッド12か第1記録トラック中央位置<rl >に
位置決めされる。
その結果、再生ヘッド12は3600rpmで回転する
第1の記録トラックrtに対向して1フイ一ルド分のF
M映像信号FSを繰り返し読み取り、それを受けて映像
信号処理回路72はNTSC方式の再生映像信号FSo
を生成してそれを装置出力端子73より外部装置、例え
ばテレビ受像機に供給し、そのテレビ受像機の画面には
第1の記録トラックrlに記録されている静止画像(写
真)が映し出される。
第1の記録トラックrtに対向して1フイ一ルド分のF
M映像信号FSを繰り返し読み取り、それを受けて映像
信号処理回路72はNTSC方式の再生映像信号FSo
を生成してそれを装置出力端子73より外部装置、例え
ばテレビ受像機に供給し、そのテレビ受像機の画面には
第1の記録トラックrlに記録されている静止画像(写
真)が映し出される。
次に、順送りキー92が再び押されて第2のトラックが
指示されると、制御装置22は切替制御信号S W3.
S W4を(0,1)に切り替え、定電圧源34からの
正方向定速度送り制御電圧Vlが速度制御電圧Vaとし
て駆動回路100に人力される。
指示されると、制御装置22は切替制御信号S W3.
S W4を(0,1)に切り替え、定電圧源34からの
正方向定速度送り制御電圧Vlが速度制御電圧Vaとし
て駆動回路100に人力される。
これにより、DCモータ30は正方向に回転し始め、再
生ヘッド12は矢印F1の方向に移送される。
生ヘッド12は矢印F1の方向に移送される。
それと同時に、制御装置22は、メモリ80から第2の
記録トラックr2に対するエラー電圧V2を読み出して
トラッキング制御信号SEをVB2− v 2に切り替
える。したがって、演算増幅器38の出力電圧Vdは次
のように表され、Vd =VBS+v2 −AI
−Ef第18図(拡大図)に示すようにレベルが変化す
る。すなわち、第17図のものと比較して中心レベルが
VBS+vlからVBS+v2に替わる。上式において
右辺の第3項は、再生ヘッド■2が記録トラックr2の
中心位置(rl)に対向するところでv2になるので、
第18図においては、再生ヘッド1゛2が記録トラック
r2の中心位置< r 23)に対向するところで、 Vd =VBS+v2−v2 =VBSとなる。
記録トラックr2に対するエラー電圧V2を読み出して
トラッキング制御信号SEをVB2− v 2に切り替
える。したがって、演算増幅器38の出力電圧Vdは次
のように表され、Vd =VBS+v2 −AI
−Ef第18図(拡大図)に示すようにレベルが変化す
る。すなわち、第17図のものと比較して中心レベルが
VBS+vlからVBS+v2に替わる。上式において
右辺の第3項は、再生ヘッド■2が記録トラックr2の
中心位置(rl)に対向するところでv2になるので、
第18図においては、再生ヘッド1゛2が記録トラック
r2の中心位置< r 23)に対向するところで、 Vd =VBS+v2−v2 =VBSとなる。
これにより、再生ヘッド12が記録トラックr2の中心
位a<rl>を通過したとき、そのタイミングを示すパ
ルスSTがシュミット・トリが回路50から発生され、
これに応答して制御装置22は切替制御信号S W3.
S W4を(0,0)に切り替える。
位a<rl>を通過したとき、そのタイミングを示すパ
ルスSTがシュミット・トリが回路50から発生され、
これに応答して制御装置22は切替制御信号S W3.
S W4を(0,0)に切り替える。
その結果、切替スイッチ32が端子aに接続してサーボ
送り制御電圧Vdが駆動回路100に入力され、上述と
同様にVd=VBSとなる位置、すなわち記録トラック
r2の中心位置(r2)に再生へラド12の位置が収束
するようにサーボ送りが行われる。この場合にも、制御
装置22はへ。
送り制御電圧Vdが駆動回路100に入力され、上述と
同様にVd=VBSとなる位置、すなわち記録トラック
r2の中心位置(r2)に再生へラド12の位置が収束
するようにサーボ送りが行われる。この場合にも、制御
装置22はへ。
ド12が第2トラックの近傍範囲DR2を出るかどうか
パルス信号Eeを通して監視し、もしその近傍範囲DR
2を出たときには、切替制御信号SW3.SW4を(t
、o)に切り替えてヘッド12をその近傍範囲DR2に
戻させ、次いで再びサーボ送りに切り替える。しかし、
このような順送りアクセスでのヘッド移送量は1トラッ
クピツチPt (100μm)であるから、たとえ制
御電圧Vl (V2)を高く設定して定速度送りの高
速化を図っても、概して設定速度に達する前の低い速度
のままサーボ送りに切り替えられることとなり、ヘッド
12は第2トラツクの近傍範囲DR2から出ることなく
サーボ送りだけによってトラック中心位置(r2)に位
置決めされる。而して、再生ヘッド12は3600rp
mで回転する記録トラ、りr2より1フイ一ルド分のF
M映像信号FSを繰り返し読み取りテレビ受像機の画面
には記録トラックr2に記録されている静止画像が映し
出される。
パルス信号Eeを通して監視し、もしその近傍範囲DR
2を出たときには、切替制御信号SW3.SW4を(t
、o)に切り替えてヘッド12をその近傍範囲DR2に
戻させ、次いで再びサーボ送りに切り替える。しかし、
このような順送りアクセスでのヘッド移送量は1トラッ
クピツチPt (100μm)であるから、たとえ制
御電圧Vl (V2)を高く設定して定速度送りの高
速化を図っても、概して設定速度に達する前の低い速度
のままサーボ送りに切り替えられることとなり、ヘッド
12は第2トラツクの近傍範囲DR2から出ることなく
サーボ送りだけによってトラック中心位置(r2)に位
置決めされる。而して、再生ヘッド12は3600rp
mで回転する記録トラ、りr2より1フイ一ルド分のF
M映像信号FSを繰り返し読み取りテレビ受像機の画面
には記録トラックr2に記録されている静止画像が映し
出される。
次に第3のトラックが順送りキー92で指示されたとき
も、上述と同様な動作でトラッキングが行われる。第4
のトラック以後も同様である。
も、上述と同様な動作でトラッキングが行われる。第4
のトラック以後も同様である。
また、逆方向キー94が押された場合にも上述と略同様
な動作でトラッキングが行われるが、ただしその場合に
は最初の定速度送りにおいて切替制御信号S W3.S
W4が(1,0)に切り替えられて再生ヘッド12は
矢印FOの方向に移送される。
な動作でトラッキングが行われるが、ただしその場合に
は最初の定速度送りにおいて切替制御信号S W3.S
W4が(1,0)に切り替えられて再生ヘッド12は
矢印FOの方向に移送される。
また、再生ヘッド12を任意の位置から所望のトラック
へアクセスさせるようなランダムアクセスも勿論可能で
あり、その場合には本実施例によるヘッド送り切替の効
果が特に顕著に現れる。すなわち、ランダムアクセスは
、再生ヘッド12を任意の位置から任意のトラックへア
クセスさせるもので、例えば第4トラツクに位置するヘ
ッド12を長距離移送して第36トラツクへアクセスさ
せることもある。そのような長距離移送時でも高速なア
クセスを図るには、定電圧源34,3θの電圧Vl、V
2を高く設定して定速度送りの速度N l(V l)、
N2(V2)ヲ太キ< ttL+f、J: イカ、ソ
ウすると、再生ヘッド12が所望のトラックの近傍範囲
DRn内に入ったときにDCモータ30およびヘッド移
送機構200の慣性は相当大きくなっている。
へアクセスさせるようなランダムアクセスも勿論可能で
あり、その場合には本実施例によるヘッド送り切替の効
果が特に顕著に現れる。すなわち、ランダムアクセスは
、再生ヘッド12を任意の位置から任意のトラックへア
クセスさせるもので、例えば第4トラツクに位置するヘ
ッド12を長距離移送して第36トラツクへアクセスさ
せることもある。そのような長距離移送時でも高速なア
クセスを図るには、定電圧源34,3θの電圧Vl、V
2を高く設定して定速度送りの速度N l(V l)、
N2(V2)ヲ太キ< ttL+f、J: イカ、ソ
ウすると、再生ヘッド12が所望のトラックの近傍範囲
DRn内に入ったときにDCモータ30およびヘッド移
送機構200の慣性は相当大きくなっている。
したがって、その状態でサーボ送りに切り替わると、ヘ
ッド12はそのトラックの近傍範囲DRn内で急停止す
ることが出来ず隣(1つ先)のトラックの近傍範囲DR
n+1またはDRn−1に入ってしまい、その隣のトラ
ックで位置決めされてしまうおそれがある。しかるに、
本実施例では、サーボ送りに切り替わってから制御装置
22がパルス信号Eeをモニタすることによってヘッド
12がその近傍範囲DRnを出るかどうか監視し、もし
その近傍範囲DRnを出たならばスイッチ32を端子C
またはbに切り替えることによりオープンループ状態で
へ、ド12をその近傍範囲DRnまで戻し、次いで再び
サーボ送りに切り替えるので、高速な定速度送りでアク
セスしてもへ、ド12を確実に間違いなく所望位置<r
n>に位置決めすることができる。
ッド12はそのトラックの近傍範囲DRn内で急停止す
ることが出来ず隣(1つ先)のトラックの近傍範囲DR
n+1またはDRn−1に入ってしまい、その隣のトラ
ックで位置決めされてしまうおそれがある。しかるに、
本実施例では、サーボ送りに切り替わってから制御装置
22がパルス信号Eeをモニタすることによってヘッド
12がその近傍範囲DRnを出るかどうか監視し、もし
その近傍範囲DRnを出たならばスイッチ32を端子C
またはbに切り替えることによりオープンループ状態で
へ、ド12をその近傍範囲DRnまで戻し、次いで再び
サーボ送りに切り替えるので、高速な定速度送りでアク
セスしてもへ、ド12を確実に間違いなく所望位置<r
n>に位置決めすることができる。
実JL医1ピE約−
以上のように、本実施例では、サーチモードで各記録ト
ラックrnより読み取られるFM映像信号FSのエンベ
ロープenがピーク値epnになるとき(すなわち再生
ヘッド12が記録トラ、り中央位置<rn>に対向する
とき)の演算増幅器38の出力電圧Vdがエラー電圧v
nとしてメモリ80に記憶され、アクセスモードでは再
生ヘッド12が先ずオーブンループ制御の定速度送りで
矢印Fi またはFoの方向に移送され、それが所望の
トラックの近傍範囲DRnに入るとクローズドループ制
御のサーボ送りに切り替えられる。このサーボ送りでは
、そのトラックに関するエラー電圧vnがメモリ80か
ら読み出されてトラ、ソキング制御信号S E (VB
S+ vn )が演算増幅器38で位置検出装置300
からのへ、ラド位置信号Efに加えられることにより、
サーボ送り制御電圧VdがVB2に収束するように、す
なわちへ、ラド位置信号Efがvn/AIに収束するよ
うに再生ヘッド12が記録トラック中心位置<rn>に
収束してそこで停止する。そして、オープンループ制御
の定速度送りが高速なために、サーボ送りに切り替えた
のち所期の近傍範囲DRn内で停止せずにそこから隣の
トラックの近傍範囲[) Rn+1 またはDRn−1
に入ったとしても、そこでオープンループ制御に切り替
わってヘッド12が所期の近傍範囲DRnに戻され、次
いで再びクローズドループ制御に切り替えられてヘッド
12は確実に所期の記録トラック中心位置<rn>に位
置決めされる。
ラックrnより読み取られるFM映像信号FSのエンベ
ロープenがピーク値epnになるとき(すなわち再生
ヘッド12が記録トラ、り中央位置<rn>に対向する
とき)の演算増幅器38の出力電圧Vdがエラー電圧v
nとしてメモリ80に記憶され、アクセスモードでは再
生ヘッド12が先ずオーブンループ制御の定速度送りで
矢印Fi またはFoの方向に移送され、それが所望の
トラックの近傍範囲DRnに入るとクローズドループ制
御のサーボ送りに切り替えられる。このサーボ送りでは
、そのトラックに関するエラー電圧vnがメモリ80か
ら読み出されてトラ、ソキング制御信号S E (VB
S+ vn )が演算増幅器38で位置検出装置300
からのへ、ラド位置信号Efに加えられることにより、
サーボ送り制御電圧VdがVB2に収束するように、す
なわちへ、ラド位置信号Efがvn/AIに収束するよ
うに再生ヘッド12が記録トラック中心位置<rn>に
収束してそこで停止する。そして、オープンループ制御
の定速度送りが高速なために、サーボ送りに切り替えた
のち所期の近傍範囲DRn内で停止せずにそこから隣の
トラックの近傍範囲[) Rn+1 またはDRn−1
に入ったとしても、そこでオープンループ制御に切り替
わってヘッド12が所期の近傍範囲DRnに戻され、次
いで再びクローズドループ制御に切り替えられてヘッド
12は確実に所期の記録トラック中心位置<rn>に位
置決めされる。
このようなトラッキングは、従来の山登り制御によるト
ラッキングと比較して高速性と精確性において格段に向
上している。
ラッキングと比較して高速性と精確性において格段に向
上している。
すなわち、従来のものでは、再生ヘッドをステップ状に
何度も移送し、その都度再生信号のエンベロープレベル
を検出比較し、その比較結果に基づいて再生ヘッドをさ
らに記録トラック中心位置に近づけるための指令パルス
をステップモータに与えるというトラッキングサーボで
あるため、再生ヘッドが記録トラック中心位置付近に収
束するまでの時間は長くなる。また、そのようなトラッ
キング時間を短くするために1ステ、プ当たりのヘッド
移送量を大きくすれば、トランキング精度が低下してし
まう。また、制御部からステップモータに与える指令パ
ルスでヘッド位置を制御するため、ヘッド移送手段にお
けるバンクラッシュ等によって実際のヘッド位置に誤差
が生じやすい。
何度も移送し、その都度再生信号のエンベロープレベル
を検出比較し、その比較結果に基づいて再生ヘッドをさ
らに記録トラック中心位置に近づけるための指令パルス
をステップモータに与えるというトラッキングサーボで
あるため、再生ヘッドが記録トラック中心位置付近に収
束するまでの時間は長くなる。また、そのようなトラッ
キング時間を短くするために1ステ、プ当たりのヘッド
移送量を大きくすれば、トランキング精度が低下してし
まう。また、制御部からステップモータに与える指令パ
ルスでヘッド位置を制御するため、ヘッド移送手段にお
けるバンクラッシュ等によって実際のヘッド位置に誤差
が生じやすい。
しかるに、本実施例によるサーボ送りでは、再生ヘッド
12の実際の位置がヘッド位置信号Efのレベルに表さ
れてフィードバックされ、そのヘッド位置信号Efのレ
ベルが記録トラック中心位置に対応した所定値(vn/
AI)に収束するようにサーボがかけられて再生ヘッド
12の実際の位置が記録トラック中心位置になるところ
で平衡伏態に至るので、収束速度(トラッキング速度)
および収束精度(トラッキング精度)が高く、またバッ
クラッシュ等があっても実際のヘッド位置に誤差が生じ
ない。
12の実際の位置がヘッド位置信号Efのレベルに表さ
れてフィードバックされ、そのヘッド位置信号Efのレ
ベルが記録トラック中心位置に対応した所定値(vn/
AI)に収束するようにサーボがかけられて再生ヘッド
12の実際の位置が記録トラック中心位置になるところ
で平衡伏態に至るので、収束速度(トラッキング速度)
および収束精度(トラッキング精度)が高く、またバッ
クラッシュ等があっても実際のヘッド位置に誤差が生じ
ない。
そして、本実施例によるヘッド移送切替では、最初のオ
ープンループ制御により高速移動してきたヘッド12が
サーボ送りにもかかわらず所望のトラックの近傍範囲D
Rnから出てしまっても、そこでオープンループ制御に
切り替わってヘッド12はその近傍範囲DRnに戻され
るので、次の再度のサーボ送りでは迅速かつ確実に所望
位置<rn>にヘッド12が位置決めされる。もっとも
、サーボ送りにおいてヘッド12を所望位置<rn>に
向ける力を大きくすることは可能である。しかし、定速
度送りからサーボ送りに切り替えた際のヘッド12ない
しDCモータ30.ヘッド移送機構200等の運動系の
速度または慣性はヘッド移動距離が例えば1トラツク数
(IPt)の場合と10)ラック数(10Pt)の場合
とでは大きく異なるので、サーボ系で全ての条件を構た
すような位相補償を行うとアンダーダンピングで71ン
チングが生じたりオーバーダンピングでへ、ド送り速度
が低下したりしてヘッド12が所望位置<rn>に収束
ないし位置決めされるまでの時間が長くなってしまい、
場合によっては上述のようにヘッド12が隣のトラック
の近傍範囲DRnに入ってしまってそこに位置決めされ
ることもある。
ープンループ制御により高速移動してきたヘッド12が
サーボ送りにもかかわらず所望のトラックの近傍範囲D
Rnから出てしまっても、そこでオープンループ制御に
切り替わってヘッド12はその近傍範囲DRnに戻され
るので、次の再度のサーボ送りでは迅速かつ確実に所望
位置<rn>にヘッド12が位置決めされる。もっとも
、サーボ送りにおいてヘッド12を所望位置<rn>に
向ける力を大きくすることは可能である。しかし、定速
度送りからサーボ送りに切り替えた際のヘッド12ない
しDCモータ30.ヘッド移送機構200等の運動系の
速度または慣性はヘッド移動距離が例えば1トラツク数
(IPt)の場合と10)ラック数(10Pt)の場合
とでは大きく異なるので、サーボ系で全ての条件を構た
すような位相補償を行うとアンダーダンピングで71ン
チングが生じたりオーバーダンピングでへ、ド送り速度
が低下したりしてヘッド12が所望位置<rn>に収束
ないし位置決めされるまでの時間が長くなってしまい、
場合によっては上述のようにヘッド12が隣のトラック
の近傍範囲DRnに入ってしまってそこに位置決めされ
ることもある。
このようにサーボ系では系の安定性と連応性とが相反す
る条件であるため、ヘッド送りおよび位置決めの高速化
を図る場合には系の安定性が問題になってくる。その点
、本実施例によれば、一旦す−ボ送りに切り替わってか
らヘッド12が所期のトラック近傍範囲DRnを出てた
としても、オープンループ制御によってヘッド12をそ
の近傍範囲DRnに戻してから再びサーボ送りに切り替
えるようにしており、したがってサーボ系の安定性への
古血が軽減され、系の連応性ないし高速化を安全かつ容
易に達成できる。
る条件であるため、ヘッド送りおよび位置決めの高速化
を図る場合には系の安定性が問題になってくる。その点
、本実施例によれば、一旦す−ボ送りに切り替わってか
らヘッド12が所期のトラック近傍範囲DRnを出てた
としても、オープンループ制御によってヘッド12をそ
の近傍範囲DRnに戻してから再びサーボ送りに切り替
えるようにしており、したがってサーボ系の安定性への
古血が軽減され、系の連応性ないし高速化を安全かつ容
易に達成できる。
第19図は、本実施例によるヘッド移送切替を示すフロ
ーチャートである。所望のトラックへのアクセスが指示
されると、制御装置22は先ずスイッチ32を端子すま
たはCに切り替えてオープンループ制御の定速度送りを
選択してヘッド12を高速移動させる(ステップl)。
ーチャートである。所望のトラックへのアクセスが指示
されると、制御装置22は先ずスイッチ32を端子すま
たはCに切り替えてオープンループ制御の定速度送りを
選択してヘッド12を高速移動させる(ステップl)。
もっとも、順送りアクセスの場合には、前述のように概
して設定速度に達する前にヘッド12は所望の(隣の)
トラック近傍範囲に到達する。制御装置22は、所定番
目のパルスSTを受けてヘッド12が所望のトラックの
記録トラック中心位置付近を通過したことを検出すると
、スイッチ32を端子aに切り替えてクローズドループ
制御のサーボ送りを開始させる(ステップ2,3)。そ
して制御装置22は、パルス信号Eeをモニタし、その
レベルが“O”から“1”または“1”から“0”へ変
化すればヘッド12がそのトラックの近傍範囲を出たも
のと判定してオープンループ制御に切り替え(ステップ
4,5.)、パルス信号E eのレベルが逆方向に変化
すればヘッド12がその所期のトラック近傍範囲に戻っ
たものと判定して再びクローズドループ制御に切り替え
る(ステップ6.3)。
して設定速度に達する前にヘッド12は所望の(隣の)
トラック近傍範囲に到達する。制御装置22は、所定番
目のパルスSTを受けてヘッド12が所望のトラックの
記録トラック中心位置付近を通過したことを検出すると
、スイッチ32を端子aに切り替えてクローズドループ
制御のサーボ送りを開始させる(ステップ2,3)。そ
して制御装置22は、パルス信号Eeをモニタし、その
レベルが“O”から“1”または“1”から“0”へ変
化すればヘッド12がそのトラックの近傍範囲を出たも
のと判定してオープンループ制御に切り替え(ステップ
4,5.)、パルス信号E eのレベルが逆方向に変化
すればヘッド12がその所期のトラック近傍範囲に戻っ
たものと判定して再びクローズドループ制御に切り替え
る(ステップ6.3)。
而して、ヘッド12は必す所望のトラックの近傍範囲で
クローズドループ制御(サーボ送り)を受けて所定位置
に位置決めされる(ステップ4.7)。
クローズドループ制御(サーボ送り)を受けて所定位置
に位置決めされる(ステップ4.7)。
なお本実施例では、サーボ送りが可能な位置範囲、すな
わちヘッド12が所望位置<rn>(または<Rn>)
に向けられるようなトラック位置近傍範囲DRnは、ト
ラック位置中央部<Rn >を中心としてトラックピッ
チPt (100μm)に相当する分だけありこのト
ラック位置近傍範囲DRn内では、所望位置から遠ざか
るほどサーボ送り制御電圧Vdの絶対値が太き(なり、
それに比例してヘッド12を所望位置に向ける力(モー
タ30の回転力)も増大するようになっており、サーボ
送りのダイナミックレンジが最大限にとられている。
わちヘッド12が所望位置<rn>(または<Rn>)
に向けられるようなトラック位置近傍範囲DRnは、ト
ラック位置中央部<Rn >を中心としてトラックピッ
チPt (100μm)に相当する分だけありこのト
ラック位置近傍範囲DRn内では、所望位置から遠ざか
るほどサーボ送り制御電圧Vdの絶対値が太き(なり、
それに比例してヘッド12を所望位置に向ける力(モー
タ30の回転力)も増大するようになっており、サーボ
送りのダイナミックレンジが最大限にとられている。
支【1
上述した実施例では、ヘッド12が各トラックの近傍範
囲内に入るまたは出たタイミングを表すパルス信号Ee
に応答してヘッド戻しのオープンループ制御から再度の
クローズドループ制御に切り替えたが、ヘッド12が所
望位置<rn>(または<Rn>)を通過したタイミン
グを表すシュミット・トリガ回路50からのパルスST
に応答して、すなわちヘッド12を所望位置に寄せてか
ら、再度のクローズドループ制御に切り替えるようにし
てもよい。
囲内に入るまたは出たタイミングを表すパルス信号Ee
に応答してヘッド戻しのオープンループ制御から再度の
クローズドループ制御に切り替えたが、ヘッド12が所
望位置<rn>(または<Rn>)を通過したタイミン
グを表すシュミット・トリガ回路50からのパルスST
に応答して、すなわちヘッド12を所望位置に寄せてか
ら、再度のクローズドループ制御に切り替えるようにし
てもよい。
また、ヘッド位置信号としては、上記実施例のようにト
ラックピッチの周期で単調に変化するものに限定されず
、例えば電圧信号Ea =Ebのような正弦波状の信号
等も使用可能であり、また2スリント構造も可能であり
、さらには光スリツト型以外のヘッド位置検出装置も可
能である。
ラックピッチの周期で単調に変化するものに限定されず
、例えば電圧信号Ea =Ebのような正弦波状の信号
等も使用可能であり、また2スリント構造も可能であり
、さらには光スリツト型以外のヘッド位置検出装置も可
能である。
また、上記実施例は本発明を再生装置に適用したもので
あったが、本発明は記録装置にも勿論適用可能である。
あったが、本発明は記録装置にも勿論適用可能である。
(発明の効果)
以上のように、本発明では、所望のトラックをアクセス
ないしトラッキングする際に、最初のオープンループ制
御によってヘッドをそのトラックの近傍まで直線的に高
速に移動させることができ、またクローズドループ制御
ではヘッドの実際(現時)の位置を表しそのすれに応じ
て誤差信号を発生するようにレベルが変化するヘッド位
置信号をフィードバックさせてヘッドを該所望のトラッ
クの所定位置に収束するようにして停止させるので、バ
ックラッシュ等の影響を受けることなく高速で精確な位
置決めが行える。
ないしトラッキングする際に、最初のオープンループ制
御によってヘッドをそのトラックの近傍まで直線的に高
速に移動させることができ、またクローズドループ制御
ではヘッドの実際(現時)の位置を表しそのすれに応じ
て誤差信号を発生するようにレベルが変化するヘッド位
置信号をフィードバックさせてヘッドを該所望のトラッ
クの所定位置に収束するようにして停止させるので、バ
ックラッシュ等の影響を受けることなく高速で精確な位
置決めが行える。
そして本発明では、オープンループ制御によりヘッドが
高速で所望トラックの近傍範囲に入りクローズドループ
制御にもかかわらすその近傍範囲から出てしまっても、
その時点でオープンループ制御に切り替わってヘッドが
その近傍範囲内に戻され、それから再度クローズドルー
プ制御に切り替えられるので確実で間違いのないヘッド
位置決めが保証され、したがってより高速なヘッド送り
が可能である。
高速で所望トラックの近傍範囲に入りクローズドループ
制御にもかかわらすその近傍範囲から出てしまっても、
その時点でオープンループ制御に切り替わってヘッドが
その近傍範囲内に戻され、それから再度クローズドルー
プ制御に切り替えられるので確実で間違いのないヘッド
位置決めが保証され、したがってより高速なヘッド送り
が可能である。
なお、本発明では、そのようなヘッド位置信号にしたが
ってヘッドの位置を制御するので、装置全体の動作を制
御するマイクロコンピュータにかかる負担が少なり、シ
たがって従来のオープンループ制御のヘッド位置決め方
式あるいは山登り制御のトラッキング方式と比較して小
容量のマイクロコンピュータが使用可能であり、同一の
マイクロコンピュータを使用した場合にはより多機能性
を持たせることができるという利点もある。
ってヘッドの位置を制御するので、装置全体の動作を制
御するマイクロコンピュータにかかる負担が少なり、シ
たがって従来のオープンループ制御のヘッド位置決め方
式あるいは山登り制御のトラッキング方式と比較して小
容量のマイクロコンピュータが使用可能であり、同一の
マイクロコンピュータを使用した場合にはより多機能性
を持たせることができるという利点もある。
第1図は、本発明を電子スチルカメラシステムの再生装
置に適用した実施例の全体的構成を示すブロフク図、 第2図は、上記実施例における速度サーボ付双方向駆動
回路100の構成を示す回路図、第3図は、上記速度サ
ーボ付双方向駆動回路100よって駆動制御されるDC
モータ30の特性を示す図、 第4図は、上記速度サーボ付双方向駆動回路100の作
用を説明するための図、 第5図は、上記実施例におけるヘッド移送機構200の
構成を示す平面図、 第6図は、上記実施例におけるヘッド位置検出装置30
0の構成を示す略側面図、 第7図は、上記ヘッド位置検出装置に含まれる可動スリ
ット板302および固定スリット板308の構成を示す
平面図、 第8図は、上記ヘッド位置検出装置300において可動
スリット板302が移動するときの作用を説明するため
の略平面図、 第9図は、上記可動スリット板302が移動するときの
作用を説明するためのタイミング図、第10図は、上記
実施例において再生ヘッド12が移動するときにベッド
位置検出装置300て発生する電圧信号E a、Ebの
レベルの変化を示す信号波形図、 第11図は、上記実施例において再生ヘッド12が移動
するときにヘッド位置検出装置300で発生する電圧信
号E c、E dのレベルの変化を示す信号波形図、 第12図は、上記実施例において再生ヘット12が移動
するときにヘッド位置検出装置300で生成される電圧
信号Ea −Eb、Eb−Eaのレベルの変化を示す信
号波形図、 第13図は、上記実施例において再生ヘッド12か移動
するときにヘッド位置検出装置300より与えられるパ
ルス信号Eeのレベルの変化を示す信号波形図、 第14図は、上記実施例において再生ヘッド12か移動
するときにヘッド位置検出装置300より出力されるヘ
ッド位置信号Efのレベルの変化を示す信号波形図、 第15図は、上記実施例においてサーチモードで再生ヘ
ッド12が移動するときの演算増幅器38の出力電圧V
dのレベルの変化を示す信号波形図、 第16図は、上記実施例においてサーチモードで再生ヘ
ット12が移動するときに読み取られたFM映像信号F
Sのエンベロープを示す図、第17図は、上記実施例の
アクセスモードで再生ヘッド12が第1の記録トラック
rlの中央位置(rl)に収束するときの動作を説明す
るための図、 第18図は、上記実施例のアクセスモードて再生ヘッド
12が第2の記録トラックr2の中央位置(rl)に収
束するときの動作を説明するための図、 第19図は、上記実施例によるヘッド移送切替を示すフ
ローチャート、 第20図は、電子スチルカメラシステムによる典型的な
磁気ディスク10の記録フォーマットを示す図、および 第21図は、従来の山登り制御によるトランキングを説
明するための図である。 10・・・・磁気ディスク、12・・・・再生ヘッド、
22・・・・制御装置、30・・・・直流(DC)モー
タ、32・・・・スイッチ、34.38・・・・定電圧
源、38・・・・演算増幅器、46・・・・ディジタル
・アナログ(D/A) 変換器、50・・・・ンユミッ
ト・トリガ回路、52・・・・アナログ・ディジタル(
D/A)変換器、80・・・・メモリ、200・・・・
ヘット移送機構、300・・・・ヘッド位置検出装置、
302・・・・可動スリット、308・・・・固定スリ
ット、308A〜306D・・・・発光ダイオード、3
10A〜310D・・・・フォトダイオード、312・
・・・電流−電圧変換器、324,338・・・・差動
増幅器、338・・・・コンパレータ、340・・・・
スイッチ。
置に適用した実施例の全体的構成を示すブロフク図、 第2図は、上記実施例における速度サーボ付双方向駆動
回路100の構成を示す回路図、第3図は、上記速度サ
ーボ付双方向駆動回路100よって駆動制御されるDC
モータ30の特性を示す図、 第4図は、上記速度サーボ付双方向駆動回路100の作
用を説明するための図、 第5図は、上記実施例におけるヘッド移送機構200の
構成を示す平面図、 第6図は、上記実施例におけるヘッド位置検出装置30
0の構成を示す略側面図、 第7図は、上記ヘッド位置検出装置に含まれる可動スリ
ット板302および固定スリット板308の構成を示す
平面図、 第8図は、上記ヘッド位置検出装置300において可動
スリット板302が移動するときの作用を説明するため
の略平面図、 第9図は、上記可動スリット板302が移動するときの
作用を説明するためのタイミング図、第10図は、上記
実施例において再生ヘッド12が移動するときにベッド
位置検出装置300て発生する電圧信号E a、Ebの
レベルの変化を示す信号波形図、 第11図は、上記実施例において再生ヘッド12が移動
するときにヘッド位置検出装置300で発生する電圧信
号E c、E dのレベルの変化を示す信号波形図、 第12図は、上記実施例において再生ヘット12が移動
するときにヘッド位置検出装置300で生成される電圧
信号Ea −Eb、Eb−Eaのレベルの変化を示す信
号波形図、 第13図は、上記実施例において再生ヘッド12か移動
するときにヘッド位置検出装置300より与えられるパ
ルス信号Eeのレベルの変化を示す信号波形図、 第14図は、上記実施例において再生ヘッド12か移動
するときにヘッド位置検出装置300より出力されるヘ
ッド位置信号Efのレベルの変化を示す信号波形図、 第15図は、上記実施例においてサーチモードで再生ヘ
ッド12が移動するときの演算増幅器38の出力電圧V
dのレベルの変化を示す信号波形図、 第16図は、上記実施例においてサーチモードで再生ヘ
ット12が移動するときに読み取られたFM映像信号F
Sのエンベロープを示す図、第17図は、上記実施例の
アクセスモードで再生ヘッド12が第1の記録トラック
rlの中央位置(rl)に収束するときの動作を説明す
るための図、 第18図は、上記実施例のアクセスモードて再生ヘッド
12が第2の記録トラックr2の中央位置(rl)に収
束するときの動作を説明するための図、 第19図は、上記実施例によるヘッド移送切替を示すフ
ローチャート、 第20図は、電子スチルカメラシステムによる典型的な
磁気ディスク10の記録フォーマットを示す図、および 第21図は、従来の山登り制御によるトランキングを説
明するための図である。 10・・・・磁気ディスク、12・・・・再生ヘッド、
22・・・・制御装置、30・・・・直流(DC)モー
タ、32・・・・スイッチ、34.38・・・・定電圧
源、38・・・・演算増幅器、46・・・・ディジタル
・アナログ(D/A) 変換器、50・・・・ンユミッ
ト・トリガ回路、52・・・・アナログ・ディジタル(
D/A)変換器、80・・・・メモリ、200・・・・
ヘット移送機構、300・・・・ヘッド位置検出装置、
302・・・・可動スリット、308・・・・固定スリ
ット、308A〜306D・・・・発光ダイオード、3
10A〜310D・・・・フォトダイオード、312・
・・・電流−電圧変換器、324,338・・・・差動
増幅器、338・・・・コンパレータ、340・・・・
スイッチ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 回転記録媒体上に所定のピッチで設けられる複数の環状
トラック位置を基準として記録または再生ヘッドを所定
位置に位置決めする装置において、前記トラック位置を
横切る方向に前記ヘッドを移送するヘッド移送手段と、 前記ヘッド移送手段の前記ヘッドを支持する部分に結合
され、前記ヘッドが前記トラック位置を横切って移動す
るときに前記ピッチに対して誤差信号を発生するように
レベルが変化して前記ヘッドが前記トラック位置の中央
部に対向するところで基準レベルになるヘッド位置信号
を発生するヘッド位置検出手段と、 前記ヘッド移送手段をオープンループで制御して前記ヘ
ッドを所望の前記トラック位置の所定の近傍範囲に移動
させるヘッド移送制御手段と、前記ヘッドが前記近傍範
囲内に入っているときに前記ヘッド移送手段をクローズ
ドループで制御して前記ヘッドを前記ヘッド位置信号の
レベルにしたがって移動させ、前記ヘッド位置信号のレ
ベルが所定値に収束するように前記ヘッドを位置決めす
るヘッド位置決め手段と、 前記ヘッドが前記所望のトラック位置の近傍範囲内に入
ったときに所定のタイミングで前記ヘッド位置決め手段
によるクローズドループ制御に切り替えその後前記ヘッ
ドがその近傍範囲を出るかどうか監視し、その近傍範囲
を出たときには前記ヘッド移送制御手段によるオープン
ループ制御に切り替えて前記ヘッドをその近傍範囲内に
戻させ、次いで再び前記ヘッド位置決め手段によるクロ
ーズドループ制御に切り替えるヘッド移送切替手段と、 を具備することを特徴とするヘッド位置決め装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24683185A JPS62107481A (ja) | 1985-11-02 | 1985-11-02 | ヘツド位置決め装置 |
US06/864,685 US4811133A (en) | 1985-05-22 | 1986-05-19 | Electronic still video record/play head positioner having both open and closed loop positioning control |
US07/268,443 US4959599A (en) | 1985-05-22 | 1988-11-08 | Head positioner |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24683185A JPS62107481A (ja) | 1985-11-02 | 1985-11-02 | ヘツド位置決め装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62107481A true JPS62107481A (ja) | 1987-05-18 |
Family
ID=17154342
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24683185A Pending JPS62107481A (ja) | 1985-05-22 | 1985-11-02 | ヘツド位置決め装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62107481A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02183309A (ja) * | 1989-01-10 | 1990-07-17 | Fujitsu Ltd | サーボ回路の位置制御切換制御方法 |
-
1985
- 1985-11-02 JP JP24683185A patent/JPS62107481A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02183309A (ja) * | 1989-01-10 | 1990-07-17 | Fujitsu Ltd | サーボ回路の位置制御切換制御方法 |
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