JPS6240674A - ヘツド位置決め装置 - Google Patents

ヘツド位置決め装置

Info

Publication number
JPS6240674A
JPS6240674A JP18074285A JP18074285A JPS6240674A JP S6240674 A JPS6240674 A JP S6240674A JP 18074285 A JP18074285 A JP 18074285A JP 18074285 A JP18074285 A JP 18074285A JP S6240674 A JPS6240674 A JP S6240674A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
head
track
voltage
signal
recording
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18074285A
Other languages
English (en)
Inventor
Izumi Miyake
泉 三宅
Katsuo Nakadai
中台 加津男
Kiyotaka Kaneko
清隆 金子
Kazuya Oda
和也 小田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP18074285A priority Critical patent/JPS6240674A/ja
Priority to US06/864,685 priority patent/US4811133A/en
Publication of JPS6240674A publication Critical patent/JPS6240674A/ja
Priority to US07/268,443 priority patent/US4959599A/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、磁気ディスク等の回転記録媒体に対して映像
信号や情報信号等を記録または再生するためのヘッドを
位置決めする装置に関し、特により高速で高精度な位置
決めを行えるように工夫したものである。
(従来の技術) 最近、レンズを通して形成された被写体の静止画像を固
体撮像素子により映像信号に変換してこれを磁気ディス
クに記録し、画像の再生を行うのに別設のテレビジョン
システムで映し出したり、あるいはプリンタでハードコ
ピーするような電子式スチルカメラシステムが開発され
ている。
このカメラシステムでは直径が約5cmの小型磁気ディ
スクが使用され、第21図に示すようにその記録面10
aに例えばトラック幅が60μmガートバンド幅が40
μmの間隔で50本の記録トラックが同心円状に形成さ
れる。
普通、新規なディスクを電子式スチルカメラに装填して
から最初に撮った写真、すなわち1枚目の静止画像は、
ディスク記録面10aの最も外側の第1トラック位置R
1に記録される。その際、ディスク記録面10aと対向
して配置された記録ヘッド12が所定のホームポジショ
ンHPから第1トラック位置R1まで移送され、該静止
画像に相当する1フイ一ルド分の信号が記録ヘッド12
より、例えば3800rpmで定速回転するディスク1
0の第1トラック位置R1にその一周に亘って書き込ま
れる。このようにして第1記録トラツクが形成されると
、記録ヘッド12はそのまま第1トラック位置R1で待
機するかあるいはホームポジシロンHPへ戻る。
そして、2枚目の静止画像が第1トラック位置R1より
トラックピッチPt  (100μm)だけ内側の第2
トラック位置R2に記録されるとき、記録ヘッド2は第
1トラック位置R1もしくはホームポジションHPから
第2トラック位置R2まで移送され、上述と同様な仕方
でフィールド信号が第2トラック位置R2に書き込まれ
る。
このように、スチル写真が撮られる度毎に記録ヘッド1
2がフィールド信号を書き込むべきところのトラック位
ff Rnまで移送されるが、その位置決めには高い精
度が要求される。すなわち、記録ヘッド12が正確に位
置決めされないと、実際の記録トラックrnが対応トラ
ック位置Rnからずれて形成されて再生時に正確なアク
セスを行えなくなり、最悪の場合には、隣接するトラッ
クrn−1または1 n+1と一部が重なりガートバン
ドを形成することなく記録され、その記録トラックrn
を再生する時に再生ヘッドが隣りの記録トラックr n
−1またはr nilをも走査してクロストークを生ず
るからである。
従来、記録ヘッド12の移送およびその位置決めにはス
テップモータが用いられ、例えば1つの指令パルスに応
答してステップモータが1,5゛回転することにより記
録ヘッド12が第21図の矢印Fl、Foの方向に4.
2μmだけ送られるように構成される。その場合、記録
ヘッド12が第nトラック位置Rnにあるときに制御部
からステップモータに24個の指令パルスが連続的に与
えられると、記録ヘッド12はそこから矢印Flの方向
に約100μm()ラックピッチ)だけ送られて隣のト
ラック位置Rn+1に位置決めされる。
ステップモータの励磁シーケンスが逆であると、記録ヘ
ッド12は矢印Foの方向に送られて反対側の隣のトラ
ック位置Rn−1に位置決めされる。
また、記録ヘッド12がホームポジションHPから指定
されたトラック位置、例えばRnまで移送されるときに
は、その移送距離に相当する数の指令パルスが制御部か
らステップモータに与えられる。このようにして、記録
ヘッド12の移送と位置決めは制御部よりステップモー
タに与えられる指令パルスの個数によって規定され、ま
た記録ヘッド12の現在位置もそれまでに与えられた指
令パルスの累積値によって制御部の監視下に置かれる。
(発明が解決しようとする問題点) 上述した記録装置における従来のヘッド位置決め装置で
は、ステップモータによりオープンループ制御のヘッド
位置決めが行われるため、ステップモータから記録ヘッ
ド支持体までの伝達要素、例えば歯車等にガタやズレが
あると、バックラッシュが生じて実際のヘッド位置が指
令パルスで指示した所期のヘッド位置と対応しなくなり
、記録トラックがフォーマットのトラック位置からずれ
てしまい再生時に前述したようなアクセスの問題が生じ
るという不都合がある。そして、このような位置決め装
置の機械的誤差による記録時のトラックずれはそれ自体
で再生装置との互換性を悪くするだけでなく、バックラ
ッシュ等による送り工    。
ラーは記録ヘッドが第1トラック位置から第2トラツク
位置、第3トラック位置へと移送される間に累積されて
増大するため、終いには第nトラック位置Rnに記録さ
れるべきフィールド信号が隣の第n−1トラック位1R
n−1または第n+1トラック位置Rnilに一部が重
なって(ガードノくンドを形成することなく)記録され
、再生時にトラッキングサーボをかけてもクロストーク
が生じるおそれがある。
なお再生時のトラッキングサーボは、記録トラックを正
確に走査するように再生ヘッドを記録トラック中央位置
に位置決めするサーボであるが、従来のトラッキングサ
ーボ方式としては、いわゆる山登り制御が最も多用され
ている。しかし、山登り制御では、再生ヘッドをステッ
プ状に何度も移送して徐々に記録トラック中央位置に近
づけるので、高速なアクセスないしトラッキングが図れ
ないという欠点があり、また前述のようなバックラッシ
ュがあるとやはり実際のヘッド位置が指令パルスで指示
した所期のヘッド位置まで届かなくなり、正確なヘッド
送りができなくなるという問題がある。
本発明は、従来技術の上記問題点に鑑みてなされたもの
で、記録ヘッドについてはより精確に予設定のトラック
位置に位置決めして記録トラックの位置精度を向上させ
、再生ヘッドについては精確で高速なアクセスないしト
ラッキングを可能とするヘッド位置決め装置を提供する
ことを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成する本発明の構成は、回転記録媒体上に
所定のピッチで設けられる複数の環状トラック位置を基
準として記録または再生ヘッドを所定位置に位置決めす
る装置において、トラック位置を横切る方向にヘッドを
移送するヘッド移送手段と;ヘッド移送手段のヘッドを
支持する部分に結合され、ヘッドがトラック位置を横切
って移動するときに該ピッチに対して誤差信号を発生す
るようにレベルが該ピッチの周期で実質的に単調に変化
してヘッドがトラック位置の中央部に対向するところで
基準レベルになるヘッド位置信号を発生するヘッド位置
検出手段と;ヘッド移送手段を制御してヘッドを所望の
トラック位置の所定の近傍範囲内に移動させるヘッド移
送制御手段と;ヘッドが該近傍範囲内に入ったときにへ
・ノド移送手段を制御してヘッドをヘッド位置信号のレ
ベルにしたがって移動させ、ヘッド位置信号のレベルが
所定値に収束するようにヘッドを位置決めするヘッド位
置決め手段と;を具備することを特徴とする。
本発明において回転記録媒体とは、磁気的、光学的また
は静電容量型の記録方式によるディスクまたはドラム状
の可回転記録媒体をいう。また記録ヘッドとは、回転記
録媒体と対向し、電気信号をそのような記録方式による
物理的パターンに変換して回転記録媒体に記録する素子
をいう。
また、複数の環状トラック位置とは、記録の始端と終端
の相対位置が互いに一致するような軌跡で各々の記録ト
ラックが形成されるべきところのトラック位置を意味し
、例えば磁気ディスクにおいては回転軸を中心に同心円
状に記録トラックが形成されるべきところのトラック位
置、また磁気ドラムにおいては円周方向に多数平行して
記録トラックが形成されるべきところのトラック位置を
意味する。
また、所定の近傍範囲内とは、記録ヘッドが当該トラッ
ク位置の中央部に対向するとき、すなわち100%オン
・トラックになるときの位置を含む限られた距離の記録
ヘッド移動範囲を意味し、好ましくは隣接するトラック
位置の近傍範囲と重ならないように設定される。
(作用) 所望のトラックにアクセスする場合、先ずヘッド移送制
御手段が働いてヘッドを該トラックの近傍範囲内に移送
させる。それによって、ヘッドはトラック位置を横切る
方向に移動し、ヘッド位置検出手段からヘッド位置信号
が発生する。
ヘッド位置信号がモニタされることによって、あるいは
他の適当な方法によってヘッドが該トラ、りの近傍範囲
内に入ったことが検出されると、次にヘッド位置決め手
段が働いてヘッドをヘッド位置信号のレベルにしたがっ
て移送させる。
ヘッド位置信号のレベルは実際(現時)のへ・ノド位置
を表し1ヘツドが該トラ・ツクの所定位置からずれたと
ころにあるとき、そのずれに対応した誤差信号が発生す
る。それによって、ヘッドは該所定位置に向かうように
移送され、そこを通り過ぎると反対方向に戻るように移
送され、該所定位置を反対方向に通り過ぎると再び方向
転換される。
このようにして、ヘッドは該トラックの所定位置のまわ
りに振動しながらそこに収束するようにして停止する。
ヘッド位置信号のレベルはトラックピッチの周期で実質
的に単調に変化するので、ヘッドが所定位置からずれる
ほど誤差信号が増大する。したがって、ヘッド位置決め
手段が作用するヘッド位置範囲、すなわちダイナミック
レンジは最大限にとられており、これによってヘッド移
送制御手段によるヘッド送りからヘッド位置決め手段に
よるヘッド位置決め動作への切替えが高速かつ確実に行
われる。
(、実施例1) 第1図ないし第15図を参照して本発明を電子スチルカ
メラに適用した実施例を説明する。
全」(の」L成− 第1図に、この実施例の全体的な構成を示す。
磁気ディスク10は、第21図に示すフォーマットの記
録面10aを有し、直流モータ14により回転駆動され
るスピンドル16に着脱可能に装着される。直流モータ
14は、交流周波数信号を発生する周波数発生器18を
有し、サーボ回路20により一定速度1例えば3800
rpmで回転するように駆動制御される。サーボ回路2
0は、マイクロコンピュータで構成される制御部22か
らの制御信号SW2に応答してディスク10の回転駆動
、停止を制御する。
ディスク10の記録面10a付近の所定位置に配設され
た位相発生器24は、ディスクコア10bの対応する所
定位置に設けられた小さなヨーク(図示せず)から出る
漏れ磁束を拾ってディスク10の回転位相を表すPGパ
ルスφを発生する。
このPGパルスφは増幅器26を介してサーボ回路20
と制御部22に供給され、サーボ回路20においては位
相サーボ系助比較信号として、制御部22においてはフ
ィールド信号書込み動作のタイミング信号としてそれぞ
れ用いられる。
記録面10aと対向して記録用の磁気トランスジューサ
すなわち記録ヘッド12が配設され、これは後述するヘ
ッド移送機構200により担持されている。このヘッド
移送機構200は、点線で概念的に示すように直流(D
C)モータ30によって駆動され、矢印Fl、Fo  
(第21図の矢印Fl、Foに相当)で示すように記録
ヘッド12を記録面10aに沿ってその半径方向の両方
の向きに移送するように構成されている。
DCモータ30は、後述する速度サーボ付双方向駆動回
路100により第3図に示すような特性で動作するよう
になっている。すなわち、駆動回路100に入力される
単極性(この例では正極)の速度制御電圧Vaが所定値
VBSのときにDCモータ30は停止し、それよりも速
度制御電圧Vaが高くなるとその差に比例した速度でD
Cモータ30は正方向(例えば時計回り)に回転し、逆
に速度制御電圧Vaがモータ停止電圧VBSよりも低く
なるとその差に比例した速度でDCモータ30は反対方
向(反時計回り)に回転するようになっている。駆動回
路100に入力される速度制御電圧Vaは、電子式の切
替スイッチ32において制御部22からの切替制御信号
S W3.S W4により演算増幅器38からのサーボ
送り電圧Vdおよび定電圧源34.38からの定速度送
り制御電圧V1.V2の中から選択される。すなわち、
SW3.SW4が((1,0)のときはスイッチ32が
端子aに接続してサーボ送り電圧Vdが選択され、S 
W3.S W4が(0、l)のときはスイッチ32が端
子すに接続して正方向定速度送り制御電圧V!が選択さ
れ、SW3.SW4が(1,0)のときはスイッチ32
が端子Cに接続して反対方向定速度送り制御電圧■2が
選択される。
ヘッド移送機構200にはヘッド位置検出装置300が
結合され、これは、後述するように記録ヘッド12が矢
印Fi、Foの方向に移動するときにトラックピッチp
tの周期でレベルが単調に変化するようなヘッド位置信
号Efを発生する。このヘッド位置信号Efは抵抗40
を介して演算増幅器38の反転入力端子に供給される・
一方鳥制御部22からディジタルの位置決め制御信号S
Eがディジタル・アナログCD/A)コンバータ46に
与えられてその出力端子からアナログ電圧信号Egが得
られ、この電圧信号Egは演算増幅器38の非反転入力
端子に供給される。また演算増幅器38の反転入力端子
と出力端子間にはフィードバック抵抗44が接続され、
而して演算増幅器38は差動増幅器を構成し、その出力
電圧Vdは次のように表される。
Vd =Ec +AI ・(Eg −Ef )、°、V
d = (1+AI ) Eg −At −Efただし
、AI =R44/R40 この演算増幅器38の出力電圧Vdは、前述した切替ス
イッチ32の入力端子aにサーボ送り電圧として与えら
れるとともに、シュミット・トリガ回路50およびアナ
ログ・ディジタル(A / D)コンバータ52のそれ
ぞれの入力端子に供給される。ンユミソト・トリガ回路
50は、上記電圧Vdが設定値VH5に等しくなったと
きにそのタイミングを示すパルスSTを制御部22に与
える。
A/Dコンバータ52は、必要に応じて制御部22が上
記電圧Vdをモニタできるようにそのディジタル値SV
を与える。
記録ヘッド12には、スイッチ56.増幅器54を介し
て記録回路58より1フイールド毎の映像信号FSが供
給される。記録回路58は、C0D(電荷結合素子)等
からなる撮像素子80で走査により得られた1フイ一ル
ド分の映像信号FSOに対して輝度信号・色信号分離、
FM変調等の信号処理を施すもので、マトリクス回路や
FM変調器その他プリエンファシス回路等の各種補正回
路を含む。記録回路58と撮像素子60には、基準クロ
ック発生器64からのクロック信号C1に応動する同期
信号発生器62より複合同期信号C8が供給される。ま
た基準クロック発生器64からは、動作クロック信号C
2が制御部22に供給されるとともに、位相基準クロッ
ク信号C3がサーボ回路20に供給される。
以上第1図につき本実施例の全体的な構成を説明したが
、第2図ないし第11図につき速度サーボ付双方向駆動
回路100.ヘッド移送機構200およびヘッド位置検
出装置300をさらに詳細に説明する。
′ サーボ−ロ  ロ 第2図に速度サーボ付双方向駆動回路100の構成を示
す。
第2図において、入力端子102には上述した切替スイ
ッチ32からの速度制御電圧Vaが与えられる。この速
度制御電圧Vaは、速度サーボ系の比較回路を構成する
演算増幅器120の非反転入力端子に供給される。
演算増幅器120の出力端子は、演算増幅器106Aの
反転入力端子に抵抗108Aを介して接続されるととも
に、演算増幅1110BBの非反転入力端子に直接接続
される。演算増幅器106Aの非反転入力端子には直流
電圧源104より予め設定されたモータ停止電圧VBS
が供給され、さらにこのモータ停止電圧VBSは抵抗1
08Bを介して演算増幅器106Bの反転入力端子にも
供給される。両演算増幅器106A、106Bは同じ増
幅特性を仔し、両抵抗108A、108Bの抵抗値は同
一(RI08)に選ばれている。
演算増幅器106Aの出力端子はコンプリメンタリ回路
を形成する駆動トランジスタ114A。
116Aのベースに接続される。一方、演算増幅器10
6Bの出力端子はコンプリメンタリ回路を形成する駆動
トランジスタ114B、116Bのベースに接続される
。これら駆動トランジスタ114A〜116Bはブリッ
ジ接続され、その間にDCモータ30が接続される。ま
た、演算増幅器106A、106Bのフィードバンク抵
抗110A、ll0Bは、その反転入力端子と駆動トラ
ンジスタ114A〜116Bの出力端子118A。
118Bとの間にそれぞれ接続される。フィードバック
抵抗110A、ll0Bの抵抗値は同一(RIIO)に
選ばれ、それらと並列接続された位相4m用のコンデン
サ112A、112Bのキャパシタンスも同一に選ばれ
ている。なお、DCモータ30と並列接続されたコンデ
ンサ119はノイズキラー用であり、またDCモータ3
0と直列接続された抵抗138は後述する速度サーボ系
の一部である。
以上の構成は速度サーボ系を除いた双方向駆動系であり
、次にその動作を説明する。なお、理解を容易にするた
めに速度サーボ系の演算増幅器120と抵抗138を省
略して説明する。
入力端子102に与えられた速度制御電圧Vaは演算増
幅器106Aの反転入力端子に抵抗108Aを通って供
給されるとともに演算増幅器106Bの非反転入力端子
に直接供給される。
この速度制御電圧VaがVBS+ΔVのとき、端子11
8A、1188に:得うレル電圧V (A)、V (B
)は次のように表される。
V(A) =VBS−A2−AV V(B)=VH5+A2−AV ただし、A 2 = Rl 10 / R108ここで
、VBSは上述したようにモータ停止電圧であり、R1
08、RIIOはやはり上述したように抵抗108A 
(108B)、抵抗110A (110B)の抵抗値で
ある。したがって、DCモータ30には両型圧V (A
)、V (B) ノ差すなわち2A2・AVの電圧が印
加され、DCモータ30は正方向(時計回り)にその印
加電圧に略比例した速度N(VH5+ΔV)で回転する
(第3図参照)。この場合、駆動トランジスタ114B
、118AがONになり、駆動トランジスタ114A、
116BがOFFになる。
速度制御電圧VaがVBS−AVのときは、上記モータ
端子電圧V(ム)、V (B)は次のようになり、V(
A) =VBS+A2 * AV V(B) :VBS−A2−AV したがって、DCモータ30の両端子間に印加される電
圧は一2A2 ・AVとなり、DCモータ30は反対方
向(反時計回り)にその印加電圧に略比例した速度N(
VBS−AV)で回転する(第3図参照)。この場合、
駆動トランジスタ114A116BがONになり、駆動
トランジスタ114B、11E!AはOFFになる。
また、速度制御電圧VaがVBSのときは、上式におい
てAVを零とすればモータ端子電圧V (A)。
V (B)が与えられ、この場合両方ともVBSである
のでDCモータ30は電圧が印加されず停止状態になる
このようにして、入力端子102(より正確には演算増
幅器106A、108Bの一方の入力端子)に与えられ
る正極性の速度制御電圧Vaがモータ停止電圧VBSに
等しいときDCモータ30は停止状態になり、速度制御
電圧Vaがモータ停止電圧VBSよりも高いときはその
差に略比例した速度でDCモータ30は正方向(時計回
り)に回転し、速度制御電圧Vaがモータ停止電圧VB
Sよりも低いときはその差に略比例した速度でDCモー
タ30は反対方向(反時計回り)に回転する。
次に、上述した双方向駆動系に付加されている速度サー
ボ系の構成と作用を説明する。一般にモータを用いて高
精度の位置制御を行うには高性能の定速制御が前提とさ
れるが、DCモータは第4図に示すような特性を有し負
荷の変動や印加電圧の変動によってその回転数が変動し
やすいので、そのような外乱を打ち消す速度サーボを必
要とする。本実施例では、以下に説明するように電子ガ
バナ方式の速度サーボ系が設けられる。
第2図において、本実施例の速度サーボ系は参照符号1
20〜142を付された要素からなる。
演算増幅器120は速度サーボ系の比較回路を構成し、
速度制御電圧Vaと後述する演算増幅器122からの帰
還信号Vfとを比較して誤差信号をつくり、さらにそれ
を増幅度A4で増幅して誤差制御電圧Va’を出力する
。この誤差制御電圧V alが、DCモータ30の回転
速度を直接制御する電圧信号として演算増幅器10E3
Aの反転入力端子に抵抗108Aを通って供給されると
ともに演算増幅器106Bの非反転入力端子に直接供給
される。
一方、DCモータ30のまわりには抵抗132〜138
が図示のようにDCモータ30を含んでブリッジ接続さ
れ、端子140,142は抵抗124.128を介して
演算増幅器122の反転入力端子、非反転入力端子にそ
れぞれ接続される。
DCモータ30が正方向に回転しているとき、V(A)
 <V(B) テアリ、[)Cモー13077)誘導起
電力KN (Kは定数、NはDCモータ30の回転速度
)は図示の向きになる。DCモータ30の内部抵抗の抵
抗値をRal抵抗132〜138の抵抗値をそれぞれR
132〜R138とすると、端子140.142に得ら
れる電圧V (C)、V (D)は次のように表される
V (C)” (V(B) −V(A) −KN) R
a/ (Ra+R138)V (D)” (v(B)−
V(A)) Ro/ (Ro+R13fi)ただし、R
o= R132+ RI34抵抗134は可変抵抗(ボ
リウム)であり、これを調節してR13[i /Ro 
=RI38 /Ra =H(定数)にすると、電圧V(
C)、V(D)は次のようになる。
V(C)= (V(B)−1(A)−KN) /  (
1+H)V (D)= (V(El)−V(A)) /
  (1+ H)したがって、端子140,142間の
電位差は、V(D)−V(C)=KN/ (1+H)で
あり、DCモータ30の回転速度Nに比例する。
また、DCモータ30が反対方向に回転しているときは
、その誘導起電力KNが図示と反対の向きになるので、 V(D)−V(C)=−KN/ (1+H)となり極性
が反転する。このように端子140゜142間の電位差
は、その絶対値がDCモータ30の回転速度Nに比例し
、その極性がDCモータ30の回転方向に対応する。
電圧V (C)、V (D)は抵抗124,126を通
って演算増幅器122の反転入力端子、非反転入力端子
にそれぞれ供給され、その非反転入力端子には抵抗13
0を通って定電圧源104からのモータ停止電圧VBS
も供給される。演算増幅器122はそれら入力抵抗12
4,128,130およびフィードバック抵抗128に
よって差動増幅器を構成し、その出力電圧Vfは、抵抗
124.126の抵抗値R124,R1211iが同一
に選ばれ抵抗128.130の抵抗値R128,R13
0が同一に選ばれるので次のように表される。
Vr =VH5+A3 ・(V(D)−V(C))ただ
しA3 =RI28 /R124=RI30 /R12
[i、−、Vf =VBSf:A3− KN/ (1+
H)、’、 Vf = VBSf Ko Nただし、K
o =A3−に/ (1+H)すなわち、演算増幅器1
22の出力電圧Vfは、モータ停止電圧VBSにDCモ
ータ30の回転速度Nに比例したレベル変動(±Ko 
N)が加算されたものである。この出力電圧Vfは、比
較器を構成する演算増幅器120の反転入力端子に負の
帰還信号として供給される。
演算増幅器120は再入力電圧Va、Vfを比較しその
誤差を増幅度A4で増幅するので、出力の誤差制御電圧
Va’は次のように表される。
Va’=A4 m (Va −Vf )、、Va’=A
4 ・(Va −(VBSf:Ko N) ’tただし
、A4=Rb/Ra 速度制御電圧Vaがモータ制御電圧VBSに等しいとき
は、DCモータ30が停止してサーボループは平衡状態
になる。この状態において、Vf =VH5となる。し
たがって出力の誤差制御電圧Va’は速度制御電圧V 
a  (V HS)に略等しく、端子118A、118
Bのモータ端子電圧V (A)、V (8)も共に略V
BSで均衡し、DCモータ30の印加電圧は略零である
そのような状態から速度制御電圧VaがVBS+ΔVに
変化すると、誤差制御電圧Va“は上昇して端子118
A、118Bのモータ端子電圧V (A)。
V(B)l:大きな差(V(A) <V(B) )が生
じ、DCモータ30は正方向に回転し始める。そうする
と、帰還電圧vr  (VBS+Ko N)も増大して
速度制御電圧Vaに近づき、これによって誤差制御電圧
Va’GtVBS+AV1.:収束L、DCモー130
の回転速度はN(VH5+ΔV)に収束して平衡状態に
至る。同様に、速度制御電圧VaがVBSからVBS−
ΔVに変化したときには、DCモータ30は反対方向に
回転し始め、誤差制御電圧va′はVHS−ΔVに収束
し、DCモータ30の回転速度はN(VBS−ΔV)に
収束して平衡状態に至る。
ところで、安定状態のとき、例えば速度制御電圧Vaが
VBS+ΔVでDCモータ30の回転速度がN(VH5
+ΔV)で安定しているときに外乱、例えば負荷変動が
生じてトルクQがΔQだけ低下した場合、速度サーボは
次のように動作する。すなわち、第4図に示す特性によ
りDCモータ30の回転速度はΔNだけ上昇しようとす
るが、しかし帰還電圧Vfがその分増大するので、誤差
制御電圧va″はVBS+ΔVよりもδVだけ低くなっ
てDCモータ30の回転速度をN(VBS+ΔV)に保
つように働く。逆にトルクQがΔQだけ増加した場合に
は、帰還電圧Vfがその分減少し、誤差制御電圧Va’
はVBS+ΔVよりもδVだけ高くなってDCモータ3
0の回転速度をN(VH5十ΔV)に保つように働く。
その他の外乱、例えば電源電圧Vccの変動等に対して
も、上述と同様な速度サーボが働いてDCモータ30の
安定した回転が保たれる。
以上のように、速度サーボ付双方向駆動回路100にお
いては、単極性(この例では正極)の速度制御電圧Va
を用いてDCモータ30の回転を双方向に切り替えるこ
とができ、且つその回転速度を線形的に制御することが
可能であり、高精度な速度制御が可能である。なお、負
極性の速度制御電圧Vaが選ばれたときには、その絶対
値に対してDCモータ30の回転方向が正極性の場合と
反対になるだけで、上述と同様な作用が奏される。
ヘ −  ド    ′ 第5図にヘッド移送機構200の構成を示す。
この図において、202はDCモータ30に連動する減
速機構であり、その出力段が扇形歯車204と係合する
。扇形歯車204にはこれと一体になって回転するプー
リ206が取り付けられ、緊締手段208によってワイ
ヤ210の1点がそれに固着されている。ワイヤ210
の両端は、緊締手段212,214によってヘッドキラ
リッジ216の側面216aに固定されている。
ヘッドキャリッジ216には記録ヘッド12が支持され
、ヘッドキャリッジ216がDCモータ30の回転駆動
に応じて案内棒218の上を摺動することにより、記録
ヘッド12を矢印Ff、F。
の方向(第1図および第21図の矢印F i、F oの
方向に相当)に移送するようになっている。すなわち、
DCモータ30が正方向(時計回り)に回転するとヘッ
ドキャリッジ216は案内棒218の上をF1方向に摺
動して記録ヘッド12を同方向に移送し、またDCモー
タ30が反対方向(反時計回り)に回転するとベッドキ
ャリッジ216は案内棒218の上を矢印Foの方向に
摺動して記録ヘッド12を同方向に移送する。
パッケージ230に収容された磁気ディスク10が筐体
220内に装填されるため本電子スチルカメラのインナ
パケットが開けられると、もしくは磁気ディスク10が
筐体220内に装填されたままで電源が投入されると、
記録ヘッド12は矢印Foの方向に移送される。その移
送行程の外側終端はホームポジシロンHPであるが、こ
れは筐体220に固定された部材222に配置されてい
るリミットスイッチ224によって検出される。
すなわち、扇形歯車204の円形部分204aの一部に
はアーム204bが突設され、記録ヘッド12がホーム
ポジションHPに来ると、アーム204bがスイッチ2
24の可動部材に当接することによってスイッチ224
が閉成する。そしてスイッチ224から検出信号が制御
部22に送られ、後述するように第1トラック位置への
アクセスが開始される。
へ− 第5図において、ヘッドキャリッジ216の先端部21
6bにはヘッド位置検出袋ft300の可動スリット板
302の両端302aが固着され、これにより可動スリ
ット板302はヘッドキャリッジ218と一体的に矢印
Fi、Foの方向に移動するようになっている。一方、
筐体220には可動スリット板302が通れるように構
成されたヘッド位置検出装置固定部304が取り付けら
れている。
第6図に、ヘッド位置検出装置300の構成を示す。可
動スリット板302の上方には同じ構成で同じ特性をも
つ4つの発光素子、例えば発光ダイオード306A、3
06B、306C,306Dが並置され、可動スリット
板302の下方には固定スリット板308を介して同じ
構成で同じ特性をもつ4つの受光素子、例えばフォトダ
イオード310A、310B、310C,310Dが並
置されている。
第7図(a)、(b)に可動スリット板302および固
定スリブ)[308を詳細に示す。可動スリット板30
2には、その長さ方向に、スリット幅Wが100μmで
スリットピッチPSが200μmに選ばれ、!/4 P
S  (50,czm)づつずれた4列のスリット30
2A、302Gおよび302B。
302Dが形成されている。一方、固定スリット板30
8には、スリット幅Woがスリット302A〜302D
のスリット幅Wと同じ(100μm)で、スリット長L
Oがスリット301A〜301Dの両端間隔りより幾分
大きな1つのスリット308Eが形成されている。しか
し、理解されるように、スリット長Loは間隔りと同じ
でもよくあるいはそれより小さくてもよい。
第6図において、発光素子306A、可動スリyト板3
02のスリット302A、固定スリット板308のスリ
ット308 E、受光素子310Aが上下−線に並び、
発光素子306 B、可動スリット板302のスリット
302B、  固定スリブ ト板308のスリット30
8E、受光素子310Bが上下−線に並び、発光素子3
06 C,可動スリ1 ト板302のスリ ノ ト30
2C,固定スリブ ト板308のスリット308 E、
受光素子310Cが上下−線に並び、発光素子306D
、可動スリット板302のスリット3020.固定スリ
ット板308のスリット308E、受光素子310Dが
上下−線に並ぶように配置されている。可動スリット板
302かヘッドキャリッジ216と一体的に紙面と垂直
な方向(第5図の矢印Fo、F1方向に相当)に移動す
るとき、発光素子306A〜306Dから受光素子31
0A〜310Dに入射する光の強度、したがって受光素
子310A〜310Dに流れる光電流I a −I d
の大きさは、可動スリット302A〜302Dの移動に
応じて周期的に変化し同じ構成で同じ特性をもつ電流−
電圧変換器312A〜312Dにより電圧信号Ea〜E
dに変換される。これら電圧信号Ea −Edのレベル
は、後述するように記録ヘッド12の位置にしたがいト
ラックピッチPtの2倍の周期で略正弦波状に変化する
次に、第8図および第9図につき可動スリット板302
が移動するときの動作を詳しく説明する。
第8図(a)〜(e)には、可動スリット板302が矢
印Flの方向に一定速度Uで移動するときに発光素子3
0EIA〜306D側の位置から一定の時間間隔毎に下
方を見た様子が示される。可動スリット板302の移動
中、受光素子310A〜310Dには可動スリット30
2A〜302Dと固定スリット308Eとが重なる面積
5A−8Dに略比例した強度の光が入射し、電圧信号E
a −Edのレベルはその光の強度に比例して変化する
第8図(a)(第9図の時点tl)では、可動スリット
302Aと固定スリット308Eの重なる面積SAが極
大で電圧信号Eaも極大レベルVMであり、−力受光素
子310Bは可動スリット板302により遮蔽され(S
B =O)電圧信号Ebが極小レベルVm(4=0)で
ある。その後、可動スリット板302が矢印Flの方向
に移動するにつれて、可動スリット302Aと固定スリ
ット308Eの重なる面積SAが減少すると同時に、可
動スリット302Bと固定スリット308Eの重なる面
積SBが増大し、時点tiから1/4T (T=周期)
経過した時点t2では、第8図(b)に示すように、可
動スリ1)302A、302Bは共に固定スリブ)30
8Eと半分型なり、電圧信号E a、E bは共に中心
レベルVoになる。そして時点t2から1/4T経過す
ると、第8図(c)に示すように、受光素子310Aが
可動スリット板302により遮蔽されて(SA =O)
電圧信号Eaが極小レベルV−になる一方、可動スリッ
ト302Bと固定スリット308Eの重なる面積SBが
極大になり電圧信号Ebは極大レベルVMになる。その
後、可動スリット板302が矢印Flの方向に移動する
につれて、今度は可動スリット302Aと固定スリット
308Eの重なる面積SAが増大すると同時に、可動ス
リット302Bと固定スリット308Eの重なる面積S
Oが減少し、時点t4  (第8図d)で電圧信号E 
a、E bは共に中心レベルVOになり、時点t5  
(第8図e)で電圧信号Eaが極大レベルVMで電圧信
号Ebが極小レベルV園になる。
このように、可動スリット板302が矢印Flの方向に
移動するとき、その移動速度UとスリットピッチPsで
定まる時間周期T(Ps/u)で電圧信号Ea、Ebの
レベルが互いに逆位相で、すなわち180°位相を異に
して略正弦波状に変化する。これは可動スリット板30
2が矢印FOの方向に移動するときも同様である。
このような電圧信号E a、E bのレベルは、可動ス
リット板302の移動に関してみると、固定スリ  ッ
  ト 308 E と 可 動 ス リ  ッ  ト
 302A、   302B間の相対位置にしたがって
スリットピッチPsの周期(200μm)で略正弦波状
に変化する。ところで、可動スリット板302は記録ヘ
ッド12と同じくベッドキャリッジ216と一体的に同
じ矢印Fl、FOの方向に移動し且つスリットピッチP
sはトラックピッチPt  (100μm)の2倍(2
00μm)に選ばれている。したがって、記録ヘッド1
2が矢印Fi、Foの方向に移動するときに電圧信号E
 a、EbのレベルはトラックピッチPtの2倍の周期
で略正弦波状に変化することになる。本実施例では、記
録ヘッド12が奇数番目の各トラック位置R2n−1の
中央部(100%オントラック位置)に対向するときに
固定スリット308Eと可動スリット302A、302
Bとが第8図(d)に示す相対位置になるように設定さ
れる。
これにより、電圧信号E a、Ebのレベルは、記録ヘ
ッド12の移動に関してみると第10図に示すようにな
り、記録ヘッド12が100%オン・トラック位置<R
1)、  (R2)・・・・にあるとき共に中心レベル
Voである。
なお、可動スリット302C,302Dは可動スリット
302A、302Bに対してそれぞれ1/4 PS  
(50μm)だけずれているので、理解されるように、
電圧信号E c、E dのレベルは、記録ヘッド12の
移動に関してみると第11図のようになる。すなわち、
電圧信号Ec、Edは電圧信号Ea、Ebに対して位相
がそれぞれ90°だけ遅れている。
再び第6図において、電圧信号Eaは、抵抗314を介
して演算増幅器322の反転入力端子に供給されるとと
もに、抵抗328を介して演算増幅器334の非反転入
力端子に供給される。また電圧信号Ebは、抵抗316
を介して演算増幅器322の非反転入力端子に供給され
るとともに、抵抗326を介して演算増幅器334の反
転入力端子に供給される。演算増幅器322まわりの抵
抗314〜320の抵抗値は同一に選ばれ、これにより
利得が1の差動増幅器324が構成されている。同様に
、演算増幅器334まわりの抵抗326〜332の抵抗
値は同一に選ばれ、これにより利得が1の差動増幅器3
36が構成されている。
したがって、差動増幅器324.33E3の出力端子に
は第12図に示すような正弦波状の電圧信号Eb −E
a 、Ea−Ebがそれぞれ得られ、これらの信号はア
ナログスイッチ3400両入力端子p、qにそれぞれ与
えられる。
一方、電圧信号E c、E dはコンパレータ338の
両入力端子にそれぞれ供給され、コンパレータ338の
出力端子には第13図に示すような矩形波状の信号Ee
が得られる。
アナログスイッチ340は、信号Eeをその切替制御端
子rに受は取り、信号Eeのレベルが“□−1”のとき
端子pに切り替わり、信号Eeのレベルが“0”のとき
端子qに切り替わる。したかって、スイッチ340の出
力端子には、第14図に     ”示すように、記録
ヘッド12が矢印F i、F oの方     1向に
移動するときにトラックピッチptの周期でレベルが単
調に変化し、記録ヘッド12が100     ′%ネ
オントラック位置(R1)、  (R2)・・・・にあ
     ゛るところで基準(中心レベル)になるよう
な電圧信号Efが得られる。この電圧信号Efはヘッド
位置信号として、前述したように抵抗40を介して演算
増幅器38の反転入力端子に供給される。
到1ム11 次に、第1図および第1S図を参照して本実施例の全体
の動作を説明する。
前述したように、磁気ディスク10が本電子スチルカメ
ラの筐体220(第5図)内に装填されるためインナパ
ケットが開けられると、あるいは電源が投入されると、
記録ヘッド12はホームポジションHPへ移される。そ
の記録ヘッド12の移送において、制御部22からの切
替制御信号SW3.SW4は(1,0)でスイッチ32
は端子Cに接続し、定電圧源36からの反対方向定速度
送り制御電圧V2が速度側mi圧Vaとして駆動回路1
00に入力され、これによりDCモータ30は反対方向
(反時計回り)に回転してヘッドキャリッジ216を矢
印Foの方向に摺動させる。−力制御部22からサーボ
回路20に制御信号SW2が与えられて直流モータ14
が起動し、磁気ディスク10は3600rpmで回転駆
動される。
記録ヘッド12がホームポジションHPに着くと、制御
部22からの切替制御信号S W3.S W4が(0,
1)に切り替わりスイッチ32は端子すに接続し、これ
により駆動回路100に入力される速度制御電圧Vaと
して定電圧源34からの正方向定速度送り制御電圧Vl
が選択される。この正方向定速度送り制御電圧Vlは、
第3図に示すようにモータ停止電圧VBSより所定値高
い定電圧である。この制御電圧VlによりDCモータ3
0は正方向(時計回り)に回転速度N (Vl )で回
転してヘッドキャリッジ216を駆動し、記録ヘッド1
2を矢印FIの方向に移送させる。これに伴って可動ス
リット板302も一緒に矢印Flの方向に移動し、ヘッ
ド位置検出装置300から第14図に示すようにレベル
が変化するヘッド位置信号Efが演算増幅器38の反転
入力端子に供給される。
一方、制御部22からVHS/ (1+AI )に対応
したディジタルの位置決め制御信号SEがD/Aコンバ
ータ46に与えられ、その出力端子に得られたVBSに
等しいアナログ電圧信号Egは演算増幅器38の非反転
入力端子に供給される。
したがって、演算増幅器38の出力電圧Vdは次のよう
に表され、 Vd =VH5−AI −Ef 第15図に示すようにレベルが変化する。すなわち、ヘ
ッド12が矢印Flの方向に移動するとき電圧Vdのレ
ベルはトラックピッチptの周期で単調に減少し、ヘッ
ドエ2が100%オン−トラックになる位置<R1)、
  <R2)・・・・でVd=VBSとなる。
ヘッド12がホームポジションHPから矢印F1の方向
に移動する途中、上記電圧VdがVBSに等しくなる度
にシュミット・トリガ回路50からタイミングパルスS
Tが制御部22に与えられる。制御部22は、それらの
パルスSTを累算し、所定番目のパルスSTが与えられ
たとき、すなわち記録ヘッド12が最初の100%オン
・トラック位置(R1)を通過したタイミングを示すパ
ルスSTが与えられたとき、切替制御信号SW3.SW
4を(0,0)に切り替える。これにより、スイッチ3
2は端子aに接続し、駆動回路100に入力される速度
制御電圧Vaとして演算増幅器38の出力電圧(サーボ
送り制御電圧)Vdが選択される。
このようにして速度制御電圧Vaがサーボ送り制御電圧
Vdに切り替えられたとき、記録ヘッド12は100%
オン・トラック位置(R1)をわずかに行き過ぎた位置
X1に来ており、第15図に示すようにVd<VHSに
なっている。これによりDCモータ30は逆転(反時計
回り)シ、記録ヘッド2は矢印FOの方向に移送される
そして、ヘッド12が100%オン・トラック位置<R
1>を矢印Foの方向に行き過ぎるとVd>VBSとな
ってDCモータ30は正回転(時計回り)に切り替わり
、ヘッド12は再び矢印Flの方向に移送される。そし
てヘッド12が100%オン・トラック位置(R1>を
矢印F1の方向に行き過ぎると、再びVd<VHSとな
ってDCモータ30は逆転し、ヘッド12は再び矢印F
1の方向に方向転換する。しかし、その方向転換位置X
3は先の方向転換位置XIよりも100%オン・トラッ
ク位置(R1)に接近している・このようにして、ヘッ
ド12はわずかに振動しながら100%オン・トラック
位置(R1)に収束しそこで停止する。この停止状態に
おいてはVd=VH5である。
而して、記録ヘッド12は3E100rpmで回転する
第1トラック位置R1の中央部に対向して位置決めされ
、しかる後に本電子スチルカメラのシャッタトリガが行
われると、それに応答して制御部22は位相発生器24
からのPGパルスφにしたがい適当なタイミングで制御
信号SWIをスイッチ56に送ってそれを1フィールド
期間閉成し、これにより記録回路58から該1枚目の写
真に相当する1フイ一ルド分の映像信号FSが増幅器5
4を介して記録ヘッド12に供給され、記録ヘッド12
はその1フイ一ルド分の映像信号FSを第1トラック位
置R1の一周に亘って書き込み、その結果、第1トラッ
ク位置R1に重なるようにして第1記録トラツクrlが
形成される。
上述のようにして一枚目の写真の記録が行われると、次
に第2トラック位置R2へのアクセスが行われる。その
ために先ず制御部22からの切替制御信号S 3.S 
4が(0,1)に切り替えられ、定量圧源34からの正
方向定速度送り制御電圧Vlが速度制御電圧Vaとして
駆動回路100に入力される。
これにより、DCモータ30は正方向に回転し始め、記
録ヘッド12は矢印Flの方向に移動する。そして記録
ヘッド12が100%オン・トラック位置(R2)を通
過したとき、そのタイミングを示すパルスSTがシュミ
ット・トリガ回路50から発生され、これに応答して制
御部22は切替制御信号S W3.S W4を(0,0
)に切り替える。
その結果、切替スイッチ32が端子aに接続してサーボ
送り制御電圧Vdが駆動回路100に入力され、上述と
同様にVD=VH5となる位置、すなわち100%オン
・トラック位置(R2)に記録ヘッド12が位置決めさ
れるようにサーボ送りが行われる。
実」L医」」11」1 上述したように、本実施例では、写真が撮られてその映
像信号の記録が行われる度毎に、記録ヘッド12は先ず
定速度送りで矢印Flの方向に移送され、それが所望の
トラック位置Rnの100%オン・トラック位置(Rn
 )を過ぎた直後にサーボ送りに切り替えられる。そし
てサーボ送りでは、サーボ送り制御電圧VdがVHSに
収束するように、すなわち位置検出装置300からのヘ
ッド位置信号Efが基準(中心)レベルに収束するよう
に記録ヘッド12が矢印Fl、Fo方向に振動しながら
100%オン・トラック位置(Rn )に収束してそこ
で停止する。
このような本実施例によるヘッド位置決めは、従来のオ
ープンループ制御によるヘッド位置決めと比較して精度
が格段に高い。すなわち、従来のものでは、ヘッド移送
手段に対して制御部から一方的に所望のヘッド位置を指
示する信号(指令パルス)が与えられるだけであるため
、ヘッド移送手段にパックラッシニ等があると実際のヘ
ッド位置が所期のヘッド位置またはトラック位置からす
れてしまう。しかるに本実施例によるサーボ送りでは、
記録ヘッド12の実際の位置がヘッド位置信号Efのレ
ベルに表されてフィードバックされヘット位置信号Ef
のレベルが100%オン暢ト      □ラック位置
に対応した基準レベル(オン・トラック・レベル)に収
束するようにサーボがかけられて記録ヘッド12の実際
の位置が100%オン・トラック位置になるところで平
衡状、態に至るので正確なヘッド位置決めとなる。
そして本実施例では、第15図から理解されるように、
サーボ送りが可能な位置範囲、すなわちヘッド12が1
00%オン・トラック位置(RR7に戻されるようなト
ラック位置近傍範囲Pjは、100%オン・トラック位
置(Rn )を中心としてトラックピッチPt  (1
00μm)に相当する分だけある。そして、このトラッ
ク位置近傍範囲Pjでは、100%オン・トラック位置
(Rn )から遠ざかるほどサーボ送り制御電圧Vdの
絶対値が大きくなり、それに比例してヘッド12を10
0%オン−トラック位W<Rn>に戻す力(モータ30
の回転力)も増大する。このように1本実施例ではサー
ボ送りのダイナミックレンジが最大限にとられており、
これによって定速度送りからサーボ送りへの切替えが高
速に且つ確実に行われる。
(実施例2) 上述した第1の実施例は本発明を電子スチルカメラ(記
録装置)に適用したものであったが、本発明は再生装置
のトラッキングサーボにも適用可能であり、以下第16
図ないし第20図を参照してその第2の実施例を説明す
る。
上正悲U 第16図は第2の実施例の全体的な構成を示す図中、第
1図の構成要素と同一の構成要素には同一の符号が付さ
れている。
第16図において、再生ヘッド12′は、磁気ディスク
10が3600rl)mで回転するとき、その記録面1
0aに形成されている所望の1つの記録トラックrnを
走査してそこから1フイ一ルド分のFM映像信号FSを
読み取る。このFM映像信号FSは、増幅器70を介し
て映像信号処理回路72およびエンベロープ検波回路7
4に供給される。
映像信号処理回路72は、FM復調回路、ディエンファ
ンス回路、映像増幅回路等を含むものでベースバンド例
えばNTSC方式の再生映像信号FSoを生成し、これ
を装置出力端子73に送る。
映像信号処理回路72には制御部22“から例えばフィ
ールド/フレーム変換制御信号やミュート制御信号等の
制御信号SMが与えられる一方、映像信号処理回路72
から制御部22°に再生映像信号FSoより抜き取られ
た同期信号YSが与えられる エンベロープ検波回路74は、FM映像信号FSのエン
ベロープ(包絡線)を検出してそのレベルを表す電圧信
号Evを出力する。この電圧信号Evは、エンベロープ
増幅器76で増幅されたのちアナログ・ディジタル(A
/D)変換器78でディジタル値に変換され、制御部2
2′に与えられる。
制御部22′はマイクロプロセッサ(CPU)からなり
、書替え可能なメモリ80に各種プログラム、データを
随時書き込み、必要に応じてそれらを読み出す。特に本
実施例では、後述するように、各記録トラックrnにつ
いてFM映像信号FSOのエンベロープがピーク値にな
るときの演算増幅器38の出力電圧Vdがエラー電圧V
BS+vnとしてメモリ80に記憶され、その記録トラ
ックに対してトラッキングを行うときに対応エラー電圧
vnが読み出される。
制御部22°には、本再生装置の起動、停止を指示する
再生キーrPLJ 90.ヘッド12′をトラック番号
の順方向(F1方向)に移送させる順方向キーrFWJ
 94.およびヘッド12゛をこれと逆方向(Fo方向
)に移送させる逆方向キー rRVJ 92も接続され
ている。キー94,92で指示されたトラックの番号は
、制御部22′に接続されたモニタテレビ等の表示装置
(図示せず)に可視表示される。また、制御部22′に
接続されるスイッチ224は、ヘッド移送機構200に
含まれるもので、再生へノド12”がホームポジション
HPに着いたときに閉成してその検出信号を制御部22
に与える。
さらに制御部22°にはシステムコントロールのため第
16図に示されない種々の機構部1回路部が接続される
が、それらは本実施例に直接関係しないのでその説明は
省略する。
鉦良二11 次に、第16図、第17図および第18図を参照して本
実施例の動作を説明する。
(A)初期化モード 磁気ディスク10が本再生装置の筐体内に装填されるた
めインナパケットが開けられると、あるいは電源が投入
されると、再生ヘッド12”はホームポジションHPへ
移される。その再生ヘッド12′の移送において、制[
(22’から与えられる切替制御信号S W2.S W
3は(1,0)であり、それによってスイッチ32は端
子Cに接続し、定電圧源36からの反対方向定速度送り
制御電圧V2が速度制御電圧Vaとして駆動回路100
に入力され、これによりDCモータ30は反対方向(反
時計回り)に回転してヘッドキャリッジ216を矢印F
oの方向に摺動させる。
このような初期化モードは、予めディスク10が装填さ
れている状態で、電源が投入され1次いで再生キー90
が押された場合にも行われる。
(B)サーチモード 再生ヘッド12″がホームポジシロンHPに着くと、ス
イッチ224からの検出信号に応答して制御部22゛は
サーチモードを開始させる。
そのために、制御部22“は先ず切替制御信号S W3
.S W<を(0,1)に切り替える。これによりスイ
ッチ32は端子すに接続し、駆動回路100に入力され
る速度制御電圧Vaとして定電圧源34からの正方向定
速度送り制御電圧V1が選択される。この正方向定速度
送り制御電圧Vlは、第3図に示すようにモータ停止電
圧VBSより所定値高い定電圧である。この制御電圧V
tによりDCモータ30は正方向(時計回り)に回転速
度N(Vl)で回転してヘッドキャリッジ216を駆動
し、再生ヘッド12゛を矢印Flの方向に移送させる。
これに伴って可動スリット板302も一緒に矢印Flの
方向に移動し、ヘッド位置検出装置300から第14図
に示すようにレベルが変化するヘッド位置信号Efが演
算増幅器38の反転入力端子に供給される。
一方、このとき制御部22°からVHS/(1+AI)
に相当するディジタルの位置決め制御信号SEがD/A
変換器46に与えられ、その出力端子に得られるアナロ
グ電圧信号Eg(VHS/l+AI)は演算増幅器38
の非反転入力端子に供給される。
したがって、演算増幅器38の出力電圧Vdは次のよう
に表され、 Vd =VBS−Al 11 Ef 第17図に示すようにレベルが変化する。すなわち、再
生ヘッド12′がトラック位置の中央部(R1)、  
(R2>・・・・に対向するところでVd=VH3にな
り、再生ヘッド12’が記録トラックrt。
r2・・・・の中心位置<rl )、  <r2 >・
・・・に対向するところでVd =VBS−vl 、 
VBS−v2 =−・・となる。この電圧Vdは速度制
御電圧Vaとして駆動回路100に供給されないが、A
/D変換器52を介して制御部22′にモニタされる。
また、制御部22′はサーボ回路20に制御信号SW2
を与えており、それによって直流モータ14が作動し、
ディスク10は3600rpmで回転駆動されている。
再生ヘッド12′は、ホームポジションHPから矢印F
lの方向に移動するとき、各記録トラックrl、r2・
・・・・・・・を順次横切り、そこに記録されているF
M映像信号FSを読み取る。各FM映像信号FSのエン
ベロープen (第18図)はエンベロープ検波回路7
4により検出され、A/D変換器76よりそのディジタ
ル値が制御部22′に与えられる。制御部22′は、各
記録トラックrl+r2・・・・・・・・についてエン
ベロープe Le 2・・・・・・・・をモニタし、そ
れがピーク値ep1.ep2・・・・・・・・(第18
図)になるときの電圧Vdの(mVBs −v I、V
BS−v2・・・・・・・・(第17図)を取り込んで
vl、v2・・・・・・・・をエラー電圧としてメモリ
80の所定番地に順次書き込む。
各エンベロープenのピーク値epnは、再生ヘッド1
2′が記録トラックrnの中央位置(rn)に対向する
ときに得られる。したがって、その記録トラックrnが
トラック位置Rnにぴったり重なっている場合には、記
録トラックrnの中央位置(rn)がトラック位置Rn
の中央部(Rn)に一致するので、そのエラー電圧vn
は零である。しかし、第17図に示すように記録トラッ
クr1がトラック位置R1より矢印Flの方向にずれて
いる場合には、第17図に示すようにVl〉0であり、
また記録トラックr2がトラック位置R2より矢印Fo
の方向にずれている場合にはv2〈0である。なお、第
17図に示すようなエラー電圧vl、v2・・・・が得
られるとき、位置検出装置300からのヘッド位置信号
Efは中心レベルからずれたレベルv 1/Al、v2
 /AI・・・・になっている。
このようにして、再生ヘッド12′が最後の記録トラッ
クr50を横切り、その記録トラックr50に対するエ
ラー電圧v50がメモリ80に書き込まれると、制御部
22゛は切替制御信号SW2.SW3を(1,Q)に切
り替える。これにより、スイッチ32は端子Cに接続し
、定電圧#、36からの反対方向定速度送り制御電圧V
2が再び速度制御電圧Vaとして駆動回路100に入力
される。その結果、DCモータ30は反対方向(反時計
回り)に回転速度N (V2 )で回転してヘッドキャ
’J ソジ216を駆動し、再生ヘッド12′を矢印F
の方向に移送させる。そして、再生ヘッド12′がホー
ムポジションHPに着いたとき、スイッチ224から検
出信号が制御部22”に送られ、これに応答して制御部
22′はDCモータ30を停止させ再生ヘッド12“を
ホームポジションHPで待機させる。
なお、サーチモードの終了後、ヘッド12゛をホームポ
ジションHPに戻さずにそのままディスク10の内側位
置(例えば記録トラ、りr50の位置)で待機させる場
合もある。しかし、本実施例では、上述のようにヘッド
12′をホームポジションHPで待機させる場合につい
て次のアクセスモードを説明する。
(C)アクセスモード しかる後、順送りキー94により先ず第1トラツクが指
示された場合、制御部22′からの切替制御信号S W
3.S W4が(0,1)に切り替わりスイッチ32は
端子すに接続し、これにより速度制御電圧Vaとして正
方向定速度送り制御電圧Vlが選択され、DCモータ3
0は正方向(時計回り)に回転速度N(Vl)で回転し
てヘッドキャリ、ジ216を駆動し、ヘッド12’およ
び可動スリット板302を矢印F1の方向に移送させる
一方、制御部22゛からやはりVBS/(1+AI)に
相当するディジタルのトラッキング制御信号SEがD/
A変換器46に与えられ、その出力端子に得られるVH
S/ (1+AI)に等しいアナログ電圧信号Egは演
算増幅器38の非反転入力端子に供給される。したがっ
て、演算増幅器38の出力電圧Vdは次のように表され
、 Vd =VBS−AI  @Ef 第17図に示すようにそのレベルが変化する。すなわち
、再生ヘッド12′がトラック位iR+。
R2・・・・の中央m<R+ )、(R2>・・・・に
対向するところでVd=VBSとなり、再生ヘッド12
“が記録トラックr!、r2・・・・・・・・の中心位
置<1>。
(r2)・・・・・・・・に対向するところでVd=V
H5−vl、VBS−v2・・・・・・・・となる。
再生ヘッド12′がホームポジションHPから矢印Fl
の方向に移動する途中、上記電圧VdがVBSに等しく
なる度毎にシコミソト・トリガ回路50からタイミング
パルスSTが制御部22’に与えられる。制御部22°
は、それらのパルスSTを累算し、所定番目のパルスS
Tが与えられたとき、すなわち再生ヘッド12′が第1
トラツクのトラック位置中央部(R1)を通過したタイ
ミングを示すパルスSTを与えられたとき、切替制御信
号S W3.S W4を(0,0)に切り替える。これ
により、スイッチ32は端子aに接続し、駆動回路10
0に入力される速度制御電圧Vaとして演算増幅器38
の出力電圧(サーボ送り制御電圧)Vdが選択される。
それと同時に、制御部22゛はメモリ80かろ記録トラ
ックrlに対するエラー電圧Vlを読み出し、VBS+
VIに相当するトラッキング制御信号SEをD/A変換
器46に与え、これによりVH5+ v [に等しいア
ナログ電圧信号Egが演算増幅器38の非反転入力端子
に供給される。したがって、演算増幅器38の出力電圧
Vdは次のように表され、 Vd ==VBS+vl −Al  e Er第19図
(拡大図)に示すようにレベルが変化する。すなわち、
第17図と同じ波形であるが、中心レベルがVHS−v
lに替わる。上式において右辺の第3項は、サーチモー
ドあるいは上記定速変進り場合と同様に、再生ヘッド1
2°が記録トラックr!の中心位置(rl )に対向す
るところでvlになる。したがって、第19図において
は、再生ヘッド12゛が記録トラックr!の中心位置(
rl)に対向するところで、 Vd =VBS+vl −vl :VBSとなる。
上述のようにして速度制御電圧Vaがサーボ送り制御電
圧Vdに切り替えられたとき、ヘッド12′は記録トラ
ックrlの中心位置(rl)をわずかに行き過ぎた位置
XIに来ており、第19図に示すようにVd<VHSに
なっている。これによりDCモータ30は逆転(反時計
回り)シ、ヘッド12′は矢印Foの方向に移送される
そして、ヘッド12′が記録トラック中心位置<rl 
>を矢印FOの方向に行き過ぎるとVd >VHSとな
ってDCモータ30は正回転(時計回り)に切り替わり
、ヘッド12゛は再び矢印Flの方向に移送される。
そしてヘッド12′が記録トラック中心位置くrl>を
矢印Flの方向に行き過ぎると、再びVd<VHSとな
ってDCモータ30は逆転し、ヘッド12’は再び矢印
Foの方向に方向転換する。
しかし、その方向転換位置X3は先の方向転換位置XI
よりも記録トラック中心位置(rl)に接近している。
このようにして、ヘッド12”はわずかに振動しながら
記録トラック中心位置<rl)に収束しそこで停止する
。この停止状態においては、Vd =VHSであり、ま
た位置検出装置3゜Oからのヘッド位置信号Efは中心
レベルからずれたレベルvl/AIになっている。
その結果、再生ヘッド12’は3800rpmで回転す
る第1の記録トラックrlに対向して1フイ一ルド分の
FM映像信号FSを繰り返し読み取り、それを受けて映
像信号処理回路72はNTSC方式の再生映像信号FS
oを生成してそれを装置出力端子73より外部装置、例
えばテレビ受像機に供給し、そのテレビ受像機の画面に
は第1の記録トラックrlに記録されている静止画像(
写真)が映し出される。
次に、順送りキー94が再び押されて第2のトラックが
指示されると、制御部22′は切替制御信号S W3.
S W4を(0,I)ニ切り替え、定電圧源34からの
正方向定速度送り制御電圧Vlが速度制御電圧Vaとし
て駆動回路100に入力される。
これにより、DCモータ30は正方向に回転し始め鬼再
生へノド12゛は矢印Flの方向に移送される。
それと同時に、制御部22”は、メモリ8oがら第2の
記録トラックr2に対するエラー電圧v2を読み出して
トラッキング制御信号SEをVBS+v2に切り替える
。したがって、演算増幅器38の出力電圧Vdは次のよ
うに表され、Vd =VHS−v2 +AI +1 E
f第20図(拡大図)に示すようにレベルが変化する。
すなわち、第19図のものと比較して中心レベルがVB
S+vlからVBS+v2に替わる。上式において右辺
の第3項は、再生ヘッド12゛が記録トラックr2の中
心位置(rl)に対向するところでv2になるので、第
20図においては、再生ヘッド12°が記録トラックr
2の中心位置(rl>に対向するところで、 Vd =VBS+v2−v2 =VBSとな、る。
これにより、再生ヘッド12’が記録トラックr2の中
心位置(rl)を通過したとき、そのタイミングを示す
パルスSTがシュミット拳トリガ回路50から発生され
、これに応答して制御部22”は切替制御信号S W3
.8 W4を(0,0) i:切り替える。
その結果、切替スイッチ32が端子aに接続してサーボ
送り制御電圧Vdが駆動回路100に入力され、上述と
同様にVd=VBSとなる位置、すなわち記録トラック
r2の中心位置(rl)に再生ヘッド12“の位置が収
束するようにサーボ送りが行われる。而して、再生ヘッ
ド12’は3600rl)mで回転する記録トラックr
2より1フイ一ルド分のFM映像信号FSを繰り返し読
み取りテレビ受像機の画面には記録トラックr2に記録
されている静止画像が映し出される。
次に第3のトラックが順送リキー94で指示されたとき
も、上述と同様な動作でトラッキングが行われる。第4
のトラック以後も同様である。
また、逆方向キー92が押された場合にも上述と略同様
な動作でトラッキングが行われるが、たたしその場合に
は最初の定速度送りにおいて切替制御信号S W3.S
 W4が(1,0)に切り替えられて再生ヘッド12′
は矢印Foの方向に移送される。
そして、再生ヘッド12’が指示された記録トラックr
nの中心位置<rn’)を通過したときにシュミット・
トリが回路50より発生される負方向のパルスST’に
応答して制御部22“は切替制御信号S W3.S W
4を(0,0)に切り替え、それによって記録トラック
中心位置<rn)に再生ヘッド12°の位置が収束する
ようにサーボ送りが行われる。
また、再生ヘッド12゛を任意の位置から所望のトラッ
クへアクセスさせるようなランダムアクセスも可能であ
り、その場合にはやはり最初に定速度送りで再生ヘッド
12”が矢印FlまたはFOの方向に移送され、それが
所望のトラックのトラック位置中央g(Rn)または記
録トラック中央位置<rn>を通過した直後にサーボ送
りに切り替えられる。
なお、本実施例ではサーチモードで各記録トラックrn
に関するエラー電圧vnをメモリ80に記憶したが、そ
のようなサーチモードを設けることなく直接アクセスモ
ードを実行することも可能である。すなわち、アクセス
モードの定速度送りでは、駆動回路100に入力される
速度制御電圧Vaとして定電圧源34からの正方向定速
度送り制御電圧Vlまたは定電圧源36がらの反対方向
定速度送り制御電圧v2が選択されて再生ヘッド12”
が矢印F1またはFoの方向に移送されるが、これはサ
ーチモードと同じヘッド送りである。
したがって、アクセスモードの定速度送りの最中に制御
部“22がFM映像信号FSのエンベロープenをモニ
タしてそれがピーク値6pnになったとき(すなわち再
生へノド12”が記録トラックrnの中央位置(rn)
に対向したとき)の演算増幅器38の出力電圧Vdをエ
ラー電圧vnとしてA/D変換器S2を介して取り込み
、サーボ送りに切り替えると同時にそのエラー電圧vn
を上記実施例と同様にヘッド位置信号Efに加えればよ
い。その場合、エラー電圧vnは特にメモリ80に記憶
せずに制御部22′内のバンフ1に一時的に記憶しても
よい。
実mど」狛− 以上のように、本実施例では、サーチモードで各記録ト
ラックroより読み取られるF’M映像信号FSのエン
ベロープenがピーク値6pnになるとき(すなわち再
生ヘッド12′が記録トラック中央位置(rll>に対
向するとき)の演算増幅器38の出力電圧Vdがエラー
電圧vnとしてメモリ80に記憶され、アクセスモード
では再生へノド12’が先ず定速度送りで矢印F1また
はFOの方向に移送され、それが所望のトラックのトラ
ック位置中央部(Rn >または記録トラック中央位置
(1口)を過ぎた直後にサーボ送りに切り替えられる。
そしてサーボ送りでは、そのトラックに関するエラー電
圧vnがメモリ8oがら読み出されてトラッキング制御
信号SEがVBS+Vnに設定され、これが位i1出装
置300がらのヘッド位置信号Efに加えられることに
より、サーボ送り制御電圧VdがVBSに収束するよう
に、すなわちヘッド位置信号EfがVrl /AIに収
束するように再生ヘッド12“が矢印Fl、Foの方向
に振動しながら記録トラック中心位置<rn>に収束し
てそこで停止する。
このようなトラッキングは、従来の山登り制御によるト
ラッキングと比較して高速性と精確性において格段に向
上している。
すなわち、従来のものでは、再生ヘッドをステップ状に
何度も移送し、その都度再生信号のエンベロープレベル
を検出比較し、その比較結果に基づいて再生ヘッドをさ
らに記録トラック中心位置に近づけるための指令パルス
をステップモータに与えるというトラッキングサーボで
あるため、再生ヘッドが記録トラック中心位置付近に収
束するまでの時間は長くなる。また、そのようなトラッ
キング時間を短くするために1ステツプ当たりのヘッド
移送量を大きくすれば、トラッキング精度が低下してし
まう。また、制御部からステップモータに与える指令パ
ルスでヘッド位置を制御するため、ヘッド移送手段にお
けるバックラッシュ等によって実際のヘッド位置に誤差
が生じやすい。
しかるに、本実施例によるサーボ送りでは、再生ヘッド
12′の実際の位置がヘッド位置信号Efのレベルに表
されてフィードバックされ、そのヘッド位置信号Efの
レベルが記録トラック中心位置に対応した所定値(vn
/AI)に収束するようにサーボがかけられて再生ヘッ
ド12°の実際の位置が記録トラック中心位置になると
ころで平衡状態に至るので、収束速度(トラッキング速
度)および収束精度(トラッキング精度)が高くまたバ
ックラッシュ等があっても実際のヘッド位置に誤差が生
じない。
そして本実施例では、第1の実施例と同様に、サーボ送
りが可能な位置範囲、すなわちヘッド12°が記録トラ
ック中心位置(rn)に戻されるようなトラック位置近
傍範囲PJは、100%オン・トラック位置(Rn )
を中心としてトラックピッチPt  (100μm)に
相当する分だけあり、このトラック位置近傍範囲PJ内
では、記録トラック中心位置(rn )から遠ざかるほ
どサーボ送り制御電圧Vdの絶対値が大きくなり、それ
に比例してヘッド12゛を記録トラック中心位置(rn
)に戻す力(モータ30の回転力)も増大する。このよ
うに、本実施例でもサーボ送りのダイナミックレンジが
最大限にとられており、これによって定速度送りからサ
ーボ送りへの切替えが高速に且つ確実に行われる。
(変形例) 位置検出装置300において、上述した実施例では、周
期が2Ptの電圧信号E a、E bの差(Ea −E
b ) 、  (Ea −Eb )をつくり、これらの
差信号をptの区間(180°位相区間)毎に交互に選
択することによってヘッド位置信号Efを生成した。し
かし、電圧信号E a、E bの一方、例えばEaだけ
を用いても同様なヘッド位置信号を生成することができ
る。すなわち、切替制御信号Eeが“O”のとき(奇数
番目の100%オン・トラック位置< R2n−1>の
前後各90°の位相区間)は電圧信号Eaをそのままヘ
ッド位置信号として出力し、切替制御信号Eeが“1”
のとき(偶数番目の100%オン・トラック位置< R
2n)の前後各90°の位相区間)は電圧信号Eaの位
相を反転したものをヘッド位置信号として出力すればよ
い。その場合、発光ダイオード306 B。
可動スリット302 B、  フォトダイオード310
Bを省けるという利点がある。もっとも、1つの電圧信
号Eaだけを用いると、そのレベルが発光ダイオード3
06Aやフォトダイオード310Aの温度ドリフトや電
圧オフセット等で変動したときに誤差が出やすい。その
点、上述した実施例では、信号波形が相似で互いに逆相
の2つの電圧信号E a、E bの差(Ea −Eb 
) 、  (Ea −Eb )でヘッド位置信号Efを
生成し、そのようなヘッド位置信号Efが所定値になる
ときに平衡条件が得られるようにしているので、レベル
変動が閾電圧信号E a、E bに生じてもその差によ
って補償され、そのような温度ドリフトやオフセット電
圧の影響を受けないで済む。
また、同じく位置検出装置300において、上述した実
施例では2つの電圧信号E c、E dを用いて切替制
御信号Eeをつくったが、それらの一方(例えばEc)
を反転させて他方(Ed)を得てもよ(、あるいは電圧
信号EaまたはEbの極値レベルを検出して切替制御信
号Eeをつくることも可能であり、そのような場合可動
スリット302C,302Dの一方または両方を省くこ
とができる。
(発明の効果) 本発明では、所望のトラックをアクセスないしトラッキ
ングする際に、先ずヘッドをそのトラックの近傍まで直
線的に迅速に移動させ、次いでヘッドの実際(現時)の
位置を表しそのずれに応じて誤差信号を発生するように
レベルが変化するヘッド位置信号をフィードバックさせ
てヘッドを該所望のトラックの所定位置に収束するよう
にして停止させるので、バックラッシュ等の影響を受け
ることなく高速で精確な位置決めが行える。
特に本発明では、ヘッド位置信号のレベルがトラックピ
ッチの周期で単調に変化し、その周期内ではヘッドが所
定位置からすれるほど誤差信号が増大し、これによりへ
、ド位置決めのダイナミックレンが最大限にとられてい
るので、より高速で確実な位置決めまたはトラッキング
が行える。
なお、本発明では、そのようなヘッド位置信号にしたが
ってヘッドの位置を制御するので、装置全体の動作を制
御するマイクロコンピュータにかかる負担が少なり、シ
たがって従来のオープンループ制御のヘッド位置決め方
式あるいは山登り制御のトラッキング方式と比較して小
容量のマイクロコンピュータが使用可能であり、同一の
マイクロコンピュータを使用した場合にはより多機能性
を持たせることができるという利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を電子スチルカメラに適用した第1の
実施例の全体的構成を示すブロック図、第2図は、上記
実施例における速度サーボ付双方向駆動回路100の構
成を示す回路図、第3図は、上記速度サーボ付双方向駆
動回路100よって駆動制御されるDCモータ30の特
性を示す図、 第4図は、上記速度サーボ付双方向駆動回路100の作
用を説明するための図、 第5図は、上記実施例におけるヘッド移送機構200の
構成を示す平面図、 第6図は、上記実施例におけるヘッド位置検出装置30
0の構成を示す略側面図、 第7図は、上記ヘッド位置検出装置に含まれる可動スリ
ット板302および固定スリット板308の構成を示す
平面図、 第8図は、上記ヘッド位置検出装置300において可動
スリット板302が移動するときの作用を説明するため
の略平面図、 第9図は、上記可動スリット板302が移動するときの
作用を説明するためのタイミング図、第10図は、上記
実施例において記録ヘッド12が移動するときのヘッド
位置検出装置300における電圧信号E a、E bの
レベルの変化を示す信号波形図、 第11図は、上記実施例において記録ヘッド12が移動
するときのへ、ド位置検出装置300における電圧信号
E c、E dのレベルの変化を示す信号波形図、 第12図は、上記実施例において記録へ、ド12が移動
するときのヘッド位置検出袋fi300における電圧信
号Ea −Eb、Eb −Ea ルヘルノ変化を示す信
号波形図、 第13図は、上記実施例において記録ヘッド12が移動
するときのヘッド位置検出装置300における信号Ee
のレベルの変化を示す信号波形図、第14図は、上記実
施例において記録ヘッド12が移動するときにヘッド位
置検出装置300から出力されるヘッド位置信号Efの
レベルの変化を示す信号波形図、 第15図は、上記実施例において記録ヘッド12が第1
のトラック位置の中央部に収束するようにして位置決め
されるときの動作を説明するための図、 第16図は、本発明を電子スチルカメラ7ステムの再生
装置に適用した第2の実施例の全体的構成を示すブロッ
ク図、 第17図は、上記第2の実施例においてサーチモードで
再生ヘッド12′が移動するときの演算才幅器38の出
力電圧Vdのレベルの変化を示す信号波形図、 第18図は、上記第2の実施例においてサーチモードで
再生ヘッド12′が移動するときに読み取られたFM映
像信号FSのエンベロープを示す図、 第19図は、上記第2の実施例のアクセスモードで再生
ヘッド12が第1の記録トラックr!の中央位置(rl
)に収束するときの動作を説明するための図、 第20図は、上記第2の実施例のアクセスモードで再生
ヘッド12°が第1の記録トラックr2の中央位置(r
2)に収束するときの動作を説明するための図、および 第21図は、電子スチルカメラシステムによる典型的な
磁気ディスク10の記録フォーマットを示す図である。 10・・・・磁気ディスク、12・・・・記録ヘッド、
12“・・・・再生ヘッド、22・・・・制御部、22
′・・・・制御部、30・・・・直流(DC)モータ、
32・・・・スイッチ、34.36・・・・定電圧源、
38・・・・演算増幅器、46・・・・ディジタル・ア
ナログ(D/A)コンバータ、50・・・・シュミット
・トリガ回路、52・・・・アナログ・ディジタル(D
/A)コンバータ、80・・・・メモリ200・・・・
ヘッド移送機構、300・・・・ヘッド位置検出装置、
302・・・・可動スリット、308・・・・固定スリ
ット、30θA〜306D・・・・発光ダイオード、3
10A〜310D−・・・フォトダイオード、312・
・・・電流−電圧変換器、324.336・・・・差動
増幅器、338・・・・コンパレータ、340・・・・
スイッチ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 回転記録媒体上に所定のピッチで設けられる複数の環状
    トラック位置を基準として記録または再生ヘッドを所定
    位置に位置決めする装置において、前記トラック位置を
    横切る方向に前記ヘッドを移送するヘッド移送手段と、 前記ヘッド移送手段の前記ヘッドを支持する部分に結合
    され、前記ヘッドが前記トラック位置を横切って移動す
    るときに前記ピッチに対して誤差信号を発生するように
    レベルが前記ピッチの周期で実質的に単調に変化して前
    記ヘッドが前記トラック位置の中央部に対向するところ
    で基準レベルになるヘッド位置信号を発生するヘッド位
    置検出手段と、 前記ヘッド移送手段を制御して前記ヘッドを所望の前記
    トラック位置の所定の近傍範囲内に移動させるヘッド移
    送制御手段と、 前記ヘッドが前記近傍範囲内に入ったときに前記ヘッド
    移送手段を制御して前記ヘッドを前記ヘッド位置信号の
    レベルにしたがって移動させ、前記ヘッド位置信号のレ
    ベルが所定値に収束するように前記ヘッドを位置決めす
    るヘッド位置決め手段と、 を具備することを特徴とするヘッド位置決め装置。
JP18074285A 1985-05-22 1985-08-16 ヘツド位置決め装置 Pending JPS6240674A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18074285A JPS6240674A (ja) 1985-08-16 1985-08-16 ヘツド位置決め装置
US06/864,685 US4811133A (en) 1985-05-22 1986-05-19 Electronic still video record/play head positioner having both open and closed loop positioning control
US07/268,443 US4959599A (en) 1985-05-22 1988-11-08 Head positioner

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18074285A JPS6240674A (ja) 1985-08-16 1985-08-16 ヘツド位置決め装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6240674A true JPS6240674A (ja) 1987-02-21

Family

ID=16088516

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18074285A Pending JPS6240674A (ja) 1985-05-22 1985-08-16 ヘツド位置決め装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6240674A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5956262A (ja) デイスク装置
US4811133A (en) Electronic still video record/play head positioner having both open and closed loop positioning control
JPS6232308A (ja) 位置検出装置
JPS644395B2 (ja)
JPS6240674A (ja) ヘツド位置決め装置
JPH0748723B2 (ja) デ−タクロツク発生回路
JPS61285087A (ja) 速度サ−ボ付双方向直流モ−タ駆動回路
JPS62107481A (ja) ヘツド位置決め装置
JPS62107480A (ja) ヘツド位置決め装置
JP2514792B2 (ja) ヘツド位置決め装置
JPS61267977A (ja) ヘツド位置決め装置
JPS61269272A (ja) 回転記録体再生装置
JPS6271069A (ja) 回転記録体再生装置におけるヘツド初期位置設定方法
JPH0426972Y2 (ja)
JPS62161016A (ja) 位置検出装置
JPS59104722A (ja) 磁気記録再生装置
JPS624791B2 (ja)
JPS6338446Y2 (ja)
JPS5952457A (ja) デジタルデイスク再生装置のモ−タ制御装置
JPS6392183A (ja) 記録再生装置
JPS58182171A (ja) 円盤状記録媒体の再生装置
JPS631662B2 (ja)
JPS61162883A (ja) 磁気記録再生装置
JPS631668B2 (ja)
JPS631670B2 (ja)