JPS6231616A

JPS6231616A - 棒状ワ−ク搬送方法

Info

Publication number: JPS6231616A
Application number: JP60169158A
Authority: JP
Inventors: Keisuke Horii; 堀井　啓介
Original assignee: Nichiden Machinery Ltd
Current assignee: Canon Machinery Inc
Priority date: 1985-07-30
Filing date: 1985-07-30
Publication date: 1987-02-10

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】恵呈上ｑ剋里立丘本発明は例えば、比較的細い、ガラス管などの棒状ワー
クをレール上で軸転させ乍ら搬送するワーク搬送方法に
関する。

止」じバＬ青蓄光ランプの直管形バルブなどの丸棒状ワークを熱処理
や接着液塗布処理等をする場合は、ワークを軸転させ乍
ら行うことが多く、またこのような処理工程へワークを
移送する場合は、多数のワークを水平なレール上に等間
隔で平行に並べ、各ワークを送り爪にて押してレール上
を軸転させ乍ら平行送りすることが一般に行われている
。

そこで、丸棒状ワークの一端部を熱処理する工程に複数
のワークを順次に搬送する装置例を第４図及び第５図を
参照して説明すると次の通りである。同図において、（
１）は丸棒状ワーク、（２）は定位置に設置された水平
なレール、（３）及び（４）はレール（２）の両側方に
平行に配置された一対の搬送体例えば無端のチェーンコ
ンベアで、その各々には定ピツチで送り爪（５）（５）
・・・、　　（６）（６）・・・が突没される。（７）
はチェーンコンベア（３）（４）と同一方向に同速で送
るスプロケット、（８）は一方のチェーンコンベア（４
）の外（ＪＩＩＪ　方の定区間に平行に配置された帯板
状のストッパである。

前記一対のチェーンコンベア（３）（４）の送り爪（５
）（５）・・・、（６）（６）・・・はレール（２）よ
り上に突出してレール（２）の両側で１つずつが対向し
て図面矢印方向に同速移動する。このレール（２）の両
側で対向する一組の送り爪（５）（６）の前方のレール
（２）上に、１本のワーク（１）が供給されると、この
ワーク（１）は一対の送り爪（５）（６）で両端部が押
されてレール（２）上を軸転し乍ら送られる。レール（
２）上を搬送するワーク（１）がストッパ（８）の在る
ワーク処理区間に入ると、ワーク　（１）は搬送され乍
らその一端がスト、７バ（８）に当り摺動して位置規制
されて搬送される。この位置規制されている間にワーク
（１）の反ス１−ソバ側の解放状態にある他端部が熱処
理される。ワーク（１）は熱処理が完了するとストッパ
（８）から離れ、次の他端部の熱処理工程などの後工程
へと送られる。

、発】友′ｉＬ公しし−よ一ショどでＬ−ゑ且１朋立と
ころで、上記ワーク（１）の一端をストッパ（８）にて
位置規制して搬送することは、実際上極めて難しい。即
ち、ワーク（１）をレール（２）上に軸転させ乍ら一対
の送り爪（５）（６）で押して搬送すると、ワーク（１
）とレール（２）や、ワーク（１）と送り爪（５）（６
）との摩擦力のバラツキ、変動などが悪影響を与えて、
ワーク（１）に軸方向の推進力が作用し、ワーク（１）
がストッパ（８）から離れる方向に移動することが発生
する。このようにワーク（１）がストッパ（８）から離
れて搬送されると、ワーク（１）の熱処理される端部の
位置が正規の位置よりずれて処理精度低下や誤りを招く
ことがある。

そこでワーク　（１）の一端を確実に°ストッパ（８）
に当てて搬送する工夫として、レール（２）上のワーク
（１）の外周にストッパ（８）倒に向は回転する回転ブ
ラシ（図示せず）ヲ押し当て、回転ブラシによる摩擦力
でワーク（１）をストッパ（８）側に押しやることが行
われている。しかし、このような強制的なワーク端面規
制手段を使ったワーク搬送は、設備が大規模かつ複雑化
し、ワーク搬送装置が高価なものになる不都合や、回転
ブラシでワーク（１）が損傷してしまう危険性が多分に
あって、通用できるワークが制限されることがあった。

皿］４４１１ヒｒ６＋２仮悲五丘本発明は水平なレール上で棒状ワークをその一端面をス
トッパにて位置規制して搬送する際の上記問題点に謹み
、これを解決したもので、水平なレール上に、このレー
ルの両側方に沿って平行に配置され同一方向に移動する
一対の送り爪で棒状ワークを押して搬送するに際し、前
記一方の送り爪の外側方に平行にストッパを固定配置す
ると共に、前記ストッパ側の送り爪を前記ス）７バの配
置された区間で他方の送り爪より上昇させて、ストッパ
と反対側の送り爪をストッパ側の送り爪より先行させ、
ワーク。一端が前記ストッパに摺動するよう位置規制し
て搬送するようにしたワーク搬送方法を提供する。

皿水平なレール上に棒状ワークを一対の送り爪で押して搬
送する場合、上記本発明のように一対の送り爪の一方を
上昇させれば、上昇しないままの他方の爪に対して、一
方の爪は遅れ、ワークはレール上で搬送方向から僅かに
一方の送り爪側に偏向した方向に軸転するようになって
、このワークの一方の爪側にワーク端面の位置を規制す
るストッパを配置すれば、自ずとワークの一端はストッ
パで無理無く位置規制されて搬送される。

ス」１舛以下本発明の具体的実施例である搬送装置を第１図乃至
第３図を参照して説明する。

第１図において、（９）は水平なレール、（１０）及び
（１１）はレール（９）の両側方に平行に配置した一対
の搬送体例えば無端の第１及び第２のチェーンコンベア
で、各々等ピツチで送り爪（１２）　　（１２）・・・
、　　（１３）　　（１３）・・・が突設される。　　
（１４）は第１、第２のチェーンコンベア（１０）　　
（１１）を同一方向に同速で送る駆動側スプロケット、
（１５）　　（１５）は第１、第２のチェーンコンベア
（１０）　　（１１）にテンションヲ与える従動側のス
プロケット、（１６）は第２のチェーンコンベア（１１
）の外側方に平行に配置したワーク端面規制用ストッパ
である。つまり、この実施例のワーク搬送装置は、ワー
ク（１）の一端部を熱処理等するに有効な装置で、その
特徴はストッパ（１６）と反対側の茅１のチェーンコン
ベア（１０）を、第２図に示すように、少くともストツ
バ配置区間であるワーク処理区間をストレートなチェー
ンレール（１７）でガイドしてレール（９）と平行に送
り、他方ストッパ（１６）（ＩＩの第２のチェーンコン
ベア（１１）　ヲ、第３図に示すように、少くともスト
ッパ配置区間であるワーク処理区間を台形のチェーンレ
ール（１８）でガイドして送ることである。この後者チ
ェーンレール（１８）は第２のチェーンコンベア（１１
）をワーク処理区間の前部で第１のチェーンコンベア（
１０）よりも一定の高さＨだけ斜めに上昇させて、この
高さのままワーク処理区間の後部まで水平送りし、そし
てワーク処理区間の後部で第２のチェーンコンベア（１
１°）を第１のチェーンコンベア（１０）の高さまで斜
めに下降させる。

第１、第２のチェーンコンベア（１０）　　（１１）は
レール（９）の両側方で対向する一対の送り爪（１２）
　　（１３）でレール（９）上に供給されたワーク（１
）を押して軸転させ乍ら搬送する高さ位置に設定される
。いま１本のワーク（１）が、一対の送り爪（１２）　
　（１３）で両端から同じ距離の２箇所を押されて、レ
ール（９）上をレール（９）と直交する角度でもって搬
送されてワーク処理区間にくるとすると、このワーク（
１）はワーク処理区間で次のように搬送される。先ずワ
ーク処理区間の前部にワーク（１）がくると、第２のチ
ェーンコンベア（１１）が斜めに上昇して送り爪（１３
）が斜めに上昇移動し、この量刑の送り爪（１２）は水
平移動する。ここで、第１、第２のチェーンコンベア（
１０）（１１）は、同速移動しているので、第２のチェ
ーンコンベア（１１）が上昇する間の水平方向の移動距
離は、第１のチェーンコンベア（１０）の同じ時間での
移動距離より短かく、従って第２のチェーンコンベア（
１１）の送り爪（１３）は上昇区間で第１のチェーンコ
ンベア（１０）の送り爪（１２）より遅れる。このため
、ワーク（１）はス）７パ（１６）と反対側が先に進ん
でレール（９）上で搬送方向に直交する方向に僅かに傾
き、そのままワーク処理区間を搬送されることになる。

これによりワーク（１）は常にストッパ（１６）側に推
進力を受けてレール（９）上を伝聞し、従ってワーク（
１）は一端がストッパ（１６）に常に当接して搬送され
、この間に他端部が熱処理作業可能となる。

このようにワーク（１）の一端部を処理した後、他端部
を同じ様に処理する場合は、図示しないが上記ワーク処
理区間の前方で第１、第２のチェーンコンベア（１０）
　　（１１）の搬送形態を、上記実施例とは逆に設定し
て行えば、ワーク他端部の処理が連続して行える。

上記ワーク搬送はワークを水平に保持したままその端部
を処理するものに好適であるが、ワークを上下に傾けて
その端部を処理したい場合はワークを押す一対の送り爪
の一方を上昇させる時に、この送り爪でワークの一端部
を少し持ち上げて上下に傾けさせることも可能である。

髪皿勿塑来本発明によれば水平なレール上で軸転し乍ら搬送される
棒状ワークの端面位置規制がワークを押す一対の送り爪
の先行、後行といった簡単な手段で達成でき、従ってワ
ークの熱処理等の各種処理が正確にでき、またワーク搬
送装置の簡略化が図れる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の方法の具体的実施装置例を示す搬送装
置の平面図、第２図及び第３図はそれぞれ第１図のＡ−
Ａ線及びＢ−Ｂ線に沿う概略吋面図である。第４図及び
第５図は従来方法によるワーク搬送装置の平面図及び正
面図である。（１）　−ワーク、　（９）・−・・レール、（１２）
（１３）　−・一対の送り爪。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）水平なレール上に、このレールの両側方に沿って
平行に配置され同一方向に移動する一対の送り爪で棒状
ワークを押して搬送するに際し、前記一方の送り爪の外
側方に平行にストッパを固定配置すると共に、前記スト
ッパ側の送り爪を前記ストッパの配置された区間で他方
の送り爪より上昇させて、ストッパと反対側の送り爪を
ストッパ側の送り爪より先行させ、ワークの一端が前記
ストッパに摺動するよう位置規制して搬送することを特
徴とする棒状ワーク搬送方法。