JPH04272012A - ワークの搬送装置および搬送方法 - Google Patents
ワークの搬送装置および搬送方法Info
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- JPH04272012A JPH04272012A JP3309891A JP3309891A JPH04272012A JP H04272012 A JPH04272012 A JP H04272012A JP 3309891 A JP3309891 A JP 3309891A JP 3309891 A JP3309891 A JP 3309891A JP H04272012 A JPH04272012 A JP H04272012A
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 19
- 230000002441 reversible effect Effects 0.000 claims abstract description 30
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 5
- 239000011295 pitch Substances 0.000 description 4
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005242 forging Methods 0.000 description 2
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
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- Discharge Of Articles From Conveyors (AREA)
- Control Of Conveyors (AREA)
- Chain Conveyers (AREA)
- Reciprocating Conveyors (AREA)
- Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
- Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、ある加工工程から他
の加工工程へワークを搬送するためのワークの搬送装置
および搬送方法に関するものである。
の加工工程へワークを搬送するためのワークの搬送装置
および搬送方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ある加工工程(例えば、鍛造工程)から
他の加工工程(例えば、切削工程)へとワークを搬送す
る場合、搬送中においてワーク同士が接触して傷付くの
を防止するため、各ワークを支持する複数のワーク受具
を備えた搬送手段(例えば、チェーンコンベア)を用い
る方法が従来からとられている(例えば、実開昭60ー
130219号公報参照)。
他の加工工程(例えば、切削工程)へとワークを搬送す
る場合、搬送中においてワーク同士が接触して傷付くの
を防止するため、各ワークを支持する複数のワーク受具
を備えた搬送手段(例えば、チェーンコンベア)を用い
る方法が従来からとられている(例えば、実開昭60ー
130219号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の如き
方法によりワーク搬送を行う場合、搬送手段をピッチ送
りしつつワーク搬入側の加工工程から搬出されるワーク
を搬出手段のワーク受具に順次支持せしめるのが一般的
であるが、ワーク搬入側の加工工程におけるワーク加工
速度とワーク搬出側の加工工程におけるワーク加工速度
とが一致しないところから、ワーク受具へのワーク搬入
が順次行なわれている途中において、ワーク搬出側の加
工工程においてワーク搬入要求があった場合に、搬送手
段のワーク搬出側のワーク受具にワークが支持されてい
ない場合が生じる。そのような場合、前記要求に速やか
に応答すべく、搬送手段を速送りすることにより、ワー
クが支持されているワーク受具を搬送手段の搬出側に送
り込むという操作が実施されている。
方法によりワーク搬送を行う場合、搬送手段をピッチ送
りしつつワーク搬入側の加工工程から搬出されるワーク
を搬出手段のワーク受具に順次支持せしめるのが一般的
であるが、ワーク搬入側の加工工程におけるワーク加工
速度とワーク搬出側の加工工程におけるワーク加工速度
とが一致しないところから、ワーク受具へのワーク搬入
が順次行なわれている途中において、ワーク搬出側の加
工工程においてワーク搬入要求があった場合に、搬送手
段のワーク搬出側のワーク受具にワークが支持されてい
ない場合が生じる。そのような場合、前記要求に速やか
に応答すべく、搬送手段を速送りすることにより、ワー
クが支持されているワーク受具を搬送手段の搬出側に送
り込むという操作が実施されている。
【0004】ところが、上記した如く、搬送手段の速送
りを行うと、搬送手段において最後にワークを搬入され
たワーク受具より後方側(即ち、搬入側)に位置するワ
ーク受具はワークの無いものとなり、搬送手段にワーク
プール機能を持たせることができないという問題がある
。 なお、搬送手段の速送りを行わず、ピッチ送りによりワ
ークが支持されているワーク受具が搬出側に到達するの
を待つことも考えられるが、その場合、ワーク搬送の稼
動タイミングに大幅な遅れが生じるおそれがある。
りを行うと、搬送手段において最後にワークを搬入され
たワーク受具より後方側(即ち、搬入側)に位置するワ
ーク受具はワークの無いものとなり、搬送手段にワーク
プール機能を持たせることができないという問題がある
。 なお、搬送手段の速送りを行わず、ピッチ送りによりワ
ークが支持されているワーク受具が搬出側に到達するの
を待つことも考えられるが、その場合、ワーク搬送の稼
動タイミングに大幅な遅れが生じるおそれがある。
【0005】本願発明は、上記の点に鑑みてなされたも
ので、ワーク搬送の稼動タイミングを遅らせることなく
、搬送手段にワークプール機能を持たせるようにするこ
とを課題としている。
ので、ワーク搬送の稼動タイミングを遅らせることなく
、搬送手段にワークプール機能を持たせるようにするこ
とを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、上
記課題を解決するための手段として、ワークを支持すべ
く構成された複数個のワーク受具を有する搬送手段と、
該搬送手段を正逆駆動させる駆動手段と、前記搬送手段
におけるワーク搬出部側にあってワークをワーク受具か
ら離れた位置において保持するワーク保持手段とを備え
たワークの搬送装置において、前記ワーク保持手段によ
りワークを保持した状態において前記駆動手段を逆転駆
動させて、ワークが支持されていないワーク受具を搬送
手段におけるワーク搬入部へ復帰させる制御手段を付設
している。
記課題を解決するための手段として、ワークを支持すべ
く構成された複数個のワーク受具を有する搬送手段と、
該搬送手段を正逆駆動させる駆動手段と、前記搬送手段
におけるワーク搬出部側にあってワークをワーク受具か
ら離れた位置において保持するワーク保持手段とを備え
たワークの搬送装置において、前記ワーク保持手段によ
りワークを保持した状態において前記駆動手段を逆転駆
動させて、ワークが支持されていないワーク受具を搬送
手段におけるワーク搬入部へ復帰させる制御手段を付設
している。
【0007】請求項2の発明では、上記課題を解決する
ための方法として、搬送手段に付設された複数のワーク
受具にワークを支持して搬送するに当たって、前記搬送
手段の搬出部側においてワークをワーク受具から離れた
位置に保持した状態で、前記搬送手段を逆転駆動させて
、ワークが支持されていないワーク受具を搬送手段にお
けるワーク搬入部へ復帰させるようにしている。
ための方法として、搬送手段に付設された複数のワーク
受具にワークを支持して搬送するに当たって、前記搬送
手段の搬出部側においてワークをワーク受具から離れた
位置に保持した状態で、前記搬送手段を逆転駆動させて
、ワークが支持されていないワーク受具を搬送手段にお
けるワーク搬入部へ復帰させるようにしている。
【0008】
【作用】請求項1あるいは2の発明では、上記手段(あ
るいは方法)により次のような作用が得られる。
るいは方法)により次のような作用が得られる。
【0009】即ち、搬送手段に付設された複数のワーク
受具にワークを支持して搬送するに当たって、前記搬送
手段の搬出部側においてワークをワーク受具から離れた
位置に保持した状態で、前記搬送手段を逆転駆動させれ
ば、ワークが支持されていないワーク受具を搬送手段に
おけるワーク搬入部へ復帰させることができ、復帰され
たワーク受具に順次ワークを搬入していくことができる
。
受具にワークを支持して搬送するに当たって、前記搬送
手段の搬出部側においてワークをワーク受具から離れた
位置に保持した状態で、前記搬送手段を逆転駆動させれ
ば、ワークが支持されていないワーク受具を搬送手段に
おけるワーク搬入部へ復帰させることができ、復帰され
たワーク受具に順次ワークを搬入していくことができる
。
【0010】
【発明の効果】請求項1あるいは2の発明によれば、ワ
ークを支持すべく構成された複数個のワーク受具を有す
る搬送手段と、該搬送手段を正逆駆動させる駆動手段と
、前記搬送手段におけるワーク搬出部側にあってワーク
をワーク受具から離れた位置において保持するワーク保
持手段とを備えたワークの搬送装置において、前記ワー
ク保持手段によりワークを保持した状態において前記駆
動手段を逆転駆動させて、ワークが支持されていないワ
ーク受具を搬送手段におけるワーク搬入部へ復帰させる
制御手段を付設して、前記搬送手段の搬出部側において
ワークをワーク受具から離れた位置に保持した状態で、
前記搬送手段を逆転駆動させることにより、ワークが支
持されていないワーク受具を搬送手段におけるワーク搬
入部へ復帰させ、かくして復帰されたワーク受具に順次
ワークを搬入していくことができるようにしたので、ワ
ーク搬送の稼動タイミングを遅らせることなく、搬送手
段にワークプール機能を持たせることができるという優
れた効果がある。
ークを支持すべく構成された複数個のワーク受具を有す
る搬送手段と、該搬送手段を正逆駆動させる駆動手段と
、前記搬送手段におけるワーク搬出部側にあってワーク
をワーク受具から離れた位置において保持するワーク保
持手段とを備えたワークの搬送装置において、前記ワー
ク保持手段によりワークを保持した状態において前記駆
動手段を逆転駆動させて、ワークが支持されていないワ
ーク受具を搬送手段におけるワーク搬入部へ復帰させる
制御手段を付設して、前記搬送手段の搬出部側において
ワークをワーク受具から離れた位置に保持した状態で、
前記搬送手段を逆転駆動させることにより、ワークが支
持されていないワーク受具を搬送手段におけるワーク搬
入部へ復帰させ、かくして復帰されたワーク受具に順次
ワークを搬入していくことができるようにしたので、ワ
ーク搬送の稼動タイミングを遅らせることなく、搬送手
段にワークプール機能を持たせることができるという優
れた効果がある。
【0011】
【実施例】以下、添付の図面を参照して本願発明の好適
な実施例を説明する。
な実施例を説明する。
【0012】図1ないし図4には、本願発明の実施例に
かかるワークの搬送装置が示されている。
かかるワークの搬送装置が示されている。
【0013】本実施例のワークの搬送装置は、図1に示
すように、ある加工工程(例えば、鍛造工程)から他の
加工工程(例えば、切削工程)へワークWを搬送するた
めのものであり、4本の支持脚3,3・・とこれらの支
持脚3,3・・を連結する連結杆4,4・・とからなる
基台2の前後に配置されたスプロケットホイール6,6
間に掛け渡されたチェーンコンベア5からなる搬送手段
1と、該搬送手段1を正逆駆動させる駆動手段として作
用する可逆モータ7とを備えている。本実施例の搬送手
段1は、所定間隔で平行に並ぶ一対のチェーンコンベア
5,5を備えている。
すように、ある加工工程(例えば、鍛造工程)から他の
加工工程(例えば、切削工程)へワークWを搬送するた
めのものであり、4本の支持脚3,3・・とこれらの支
持脚3,3・・を連結する連結杆4,4・・とからなる
基台2の前後に配置されたスプロケットホイール6,6
間に掛け渡されたチェーンコンベア5からなる搬送手段
1と、該搬送手段1を正逆駆動させる駆動手段として作
用する可逆モータ7とを備えている。本実施例の搬送手
段1は、所定間隔で平行に並ぶ一対のチェーンコンベア
5,5を備えている。
【0014】前記各チェーンコンベア5には、ワークW
を支持する多数のワーク受具8,8・・が等ピッチで設
けられている(図1および図2参照)。
を支持する多数のワーク受具8,8・・が等ピッチで設
けられている(図1および図2参照)。
【0015】前記各ワーク受具8は、図1および2に示
すように、ワークWを支持すべくV字状の凹部9を有す
る支持部8aと、該支持部8aをチェーンコンベア5に
連結するための連結部8bとからなっている。なお、本
実施例の場合、前記凹部9のV字角度は90°とされて
いる。
すように、ワークWを支持すべくV字状の凹部9を有す
る支持部8aと、該支持部8aをチェーンコンベア5に
連結するための連結部8bとからなっている。なお、本
実施例の場合、前記凹部9のV字角度は90°とされて
いる。
【0016】前記スプロケットホイール6,6のうち前
側(即ち、搬出側)のものには、図3に示すように、動
力伝達用のスプロケットホイール10が同軸に枢支され
ており、該スプロケットホイール10は、前記可逆モー
タ7のスプロケットホイール11とチェーン12を介し
て連結されている。つまり、可逆モータ7の正・逆回転
に伴ってチェーンコンベア5,5が正・逆駆動せしめら
れることとなっているのである。符号13はチェーンコ
ンベア5の張りを保たせるためのテンションスプロケッ
トホイールである。
側(即ち、搬出側)のものには、図3に示すように、動
力伝達用のスプロケットホイール10が同軸に枢支され
ており、該スプロケットホイール10は、前記可逆モー
タ7のスプロケットホイール11とチェーン12を介し
て連結されている。つまり、可逆モータ7の正・逆回転
に伴ってチェーンコンベア5,5が正・逆駆動せしめら
れることとなっているのである。符号13はチェーンコ
ンベア5の張りを保たせるためのテンションスプロケッ
トホイールである。
【0017】また、前記搬送手段1における搬出側には
、図2および図3に示すように、ワークWをワーク受具
8から受け取り、搬送手段1の上方に押し上げた状態で
保持するワーク保持手段14が設けられている。
、図2および図3に示すように、ワークWをワーク受具
8から受け取り、搬送手段1の上方に押し上げた状態で
保持するワーク保持手段14が設けられている。
【0018】該ワーク保持手段14は、図2および図3
に示すように、前記チェーンコンベア5,5間にあって
ワークWの両端部を保持すべきV字状の凹部15をそれ
ぞれ有する支持板16a,16aおよび該支持板16a
,16aを連結する連結部材16bからなる保持部16
と、該保持部16を上昇あるいは下降させるアクチュエ
ータとして作用するシリンダ17とによって構成されて
いる。 ここで、前記凹部15のV字角度は120°とされてい
る。
に示すように、前記チェーンコンベア5,5間にあって
ワークWの両端部を保持すべきV字状の凹部15をそれ
ぞれ有する支持板16a,16aおよび該支持板16a
,16aを連結する連結部材16bからなる保持部16
と、該保持部16を上昇あるいは下降させるアクチュエ
ータとして作用するシリンダ17とによって構成されて
いる。 ここで、前記凹部15のV字角度は120°とされてい
る。
【0019】前記シリンダ17は、保持部16を、チェ
ーンコンベア5側のワーク受具8の稍下方位置(即ち、
図2および図3において実線で示す位置)と、搬出側加
工工程への搬入手段であるローダ(図示省略)との取り
合い位置(即ち、図2および図3において仮想線で示す
位置)との間で昇降せしめる如く作用することとなって
いる。つまり、ワーク保持手段14は、上昇時にワーク
受具8に支持されているワークWを自動的に移送し得る
こととされているのである。符号18はワークWを支持
しているワーク受具8が搬送手段1におけるワーク搬出
側(即ち、ワーク保持手段14への移送位置)に到達し
たことを検知するリミットスイッチ、19はワーク保持
手段14への移送位置の1個手前のワーク受具8にワー
クWが支持されていることを検知するリミットスイッチ
、21はワーク保持手段14に保持されたワークWが搬
送手段1の上方(即ち、搬出側加工工程への搬入手段で
あるローダとの取り合い位置)に持ち上げられた状態で
保持されていることを検知する光電管、22はガイドロ
ッド、23はガイドロッド22を案内するガイド筒であ
る。
ーンコンベア5側のワーク受具8の稍下方位置(即ち、
図2および図3において実線で示す位置)と、搬出側加
工工程への搬入手段であるローダ(図示省略)との取り
合い位置(即ち、図2および図3において仮想線で示す
位置)との間で昇降せしめる如く作用することとなって
いる。つまり、ワーク保持手段14は、上昇時にワーク
受具8に支持されているワークWを自動的に移送し得る
こととされているのである。符号18はワークWを支持
しているワーク受具8が搬送手段1におけるワーク搬出
側(即ち、ワーク保持手段14への移送位置)に到達し
たことを検知するリミットスイッチ、19はワーク保持
手段14への移送位置の1個手前のワーク受具8にワー
クWが支持されていることを検知するリミットスイッチ
、21はワーク保持手段14に保持されたワークWが搬
送手段1の上方(即ち、搬出側加工工程への搬入手段で
あるローダとの取り合い位置)に持ち上げられた状態で
保持されていることを検知する光電管、22はガイドロ
ッド、23はガイドロッド22を案内するガイド筒であ
る。
【0020】前記搬送手段1におけるワーク搬入側にも
、前記ワーク保持手段14と同一構造のワーク移送手段
23が設けられている。該ワーク移送手段23は、図4
に示すように、前記チェーンコンベア5,5間にあって
ワークWの両端部を保持すべきV字状の凹部24をそれ
ぞれ有する支持板25a,25aおよび該支持板25a
,25aを連結する連結部材25bからなる保持部25
と、該保持部25を上昇あるいは下降させるアクチュエ
ータとして作用するシリンダ26とによって構成されて
いる。
、前記ワーク保持手段14と同一構造のワーク移送手段
23が設けられている。該ワーク移送手段23は、図4
に示すように、前記チェーンコンベア5,5間にあって
ワークWの両端部を保持すべきV字状の凹部24をそれ
ぞれ有する支持板25a,25aおよび該支持板25a
,25aを連結する連結部材25bからなる保持部25
と、該保持部25を上昇あるいは下降させるアクチュエ
ータとして作用するシリンダ26とによって構成されて
いる。
【0021】前記シリンダ26は、保持部25を、チェ
ーンコンベア5側のワーク受具8の稍下方位置(即ち、
図4において実線で示す位置)と、搬入側加工工程から
の搬出手段であるローダ(図示省略)との取り合い位置
(即ち、図4において仮想線で示す位置)との間で昇降
せしめる如く作用することとなっている。つまり、ワー
ク移送手段23は、下降時にワーク受具8に対してワー
クWを自動的に移送し得ることとされているのである。 符号20はワークWを支持しているワーク受具8が搬送
手段1の逆転駆動時にワーク搬入位置(即ち、ワーク移
送手段23からの移送位置)の1個前側に到達したこと
(即ち、ワークWが支持されていないワーク受具8,8
・・のうちの最前に位置するものがワーク搬入位置に到
達したこと)を検知するリミットスイッチである。
ーンコンベア5側のワーク受具8の稍下方位置(即ち、
図4において実線で示す位置)と、搬入側加工工程から
の搬出手段であるローダ(図示省略)との取り合い位置
(即ち、図4において仮想線で示す位置)との間で昇降
せしめる如く作用することとなっている。つまり、ワー
ク移送手段23は、下降時にワーク受具8に対してワー
クWを自動的に移送し得ることとされているのである。 符号20はワークWを支持しているワーク受具8が搬送
手段1の逆転駆動時にワーク搬入位置(即ち、ワーク移
送手段23からの移送位置)の1個前側に到達したこと
(即ち、ワークWが支持されていないワーク受具8,8
・・のうちの最前に位置するものがワーク搬入位置に到
達したこと)を検知するリミットスイッチである。
【0022】しかして、本実施例のワークの搬送装置に
は、図1に示すように、前記リミットスイッチ18,1
9,20および光電管21からの信号に基づいて前記可
逆モータ7およびシリンダ17の作動制御を行う制御手
段28が付設されている。
は、図1に示すように、前記リミットスイッチ18,1
9,20および光電管21からの信号に基づいて前記可
逆モータ7およびシリンダ17の作動制御を行う制御手
段28が付設されている。
【0023】該制御手段28は、前記ワーク保持手段1
4によりワークWを保持した状態において前記可逆モー
タ7を逆転駆動させて、ワークWが支持されていないワ
ーク受具8を搬送手段1におけるワーク搬入部へ復帰さ
せる如く作用する。
4によりワークWを保持した状態において前記可逆モー
タ7を逆転駆動させて、ワークWが支持されていないワ
ーク受具8を搬送手段1におけるワーク搬入部へ復帰さ
せる如く作用する。
【0024】ついで、図4に示すフローチャートを参照
して上記制御手段28による制御の流れを説明する。
して上記制御手段28による制御の流れを説明する。
【0025】ステップS1において搬送手段1の搬入位
置にあるワーク受具8上にワーク移送手段23からワー
クWが移送されると、リミットスイッチ18からの信号
の有無が判定され(ステップS2)、ここで、搬送手段
1の搬出位置にあるワーク受具8上にワークWが存在せ
ず、リミットスイッチ18がOFF状態となっている場
合には、制御手段28による制御はステップS3に進み
、可逆モータ7が正回転方向に所定回転角度だけ回転せ
しめられる(即ち、搬送手段1を構成するチェーンコン
ベア5のピッチ送りが行なわれる)。そして、リミット
スイッチ18がONされるまで上記ワーク搬入およびチ
ェーンコンベア5のピッチ送りが続けられる。
置にあるワーク受具8上にワーク移送手段23からワー
クWが移送されると、リミットスイッチ18からの信号
の有無が判定され(ステップS2)、ここで、搬送手段
1の搬出位置にあるワーク受具8上にワークWが存在せ
ず、リミットスイッチ18がOFF状態となっている場
合には、制御手段28による制御はステップS3に進み
、可逆モータ7が正回転方向に所定回転角度だけ回転せ
しめられる(即ち、搬送手段1を構成するチェーンコン
ベア5のピッチ送りが行なわれる)。そして、リミット
スイッチ18がONされるまで上記ワーク搬入およびチ
ェーンコンベア5のピッチ送りが続けられる。
【0026】ステップS2においてリミットスイッチ1
8がONされたと判定されると、制御手段28による制
御はステップS4に進み、ワーク保持手段14のシリン
ダ17が上昇せしめられて、ワーク受具8上のワークW
がワーク保持手段14に移送された状態で、搬出側加工
工程の搬入ローダ(図示省略)との取り合い点に位置せ
しめられる。シリンダ17の上昇は、光電管21がワー
クWを検知した時点で停止される(ステップS5)。
8がONされたと判定されると、制御手段28による制
御はステップS4に進み、ワーク保持手段14のシリン
ダ17が上昇せしめられて、ワーク受具8上のワークW
がワーク保持手段14に移送された状態で、搬出側加工
工程の搬入ローダ(図示省略)との取り合い点に位置せ
しめられる。シリンダ17の上昇は、光電管21がワー
クWを検知した時点で停止される(ステップS5)。
【0027】そして、光電管21によるワークWの検知
がなされると、制御手段28による制御はステップS6
に進み、可逆モータ7が逆回転方向に連続駆動される(
即ち、チェーンコンベア5が逆転駆動される)。このチ
ェーンコンベア5の逆転駆動は、ワークWを支持してい
るワーク受具8が搬送手段1のワーク搬入位置(即ち、
ワーク移送手段22からの移送位置)の1個前側に到達
したこと(即ち、ワークWが支持されていないワーク受
具8,8・・のうちの最前に位置するものがワーク搬入
位置に到達したこと)がリミットスイッチ20により検
知された時点で停止される(ステップS7およびS8)
。なお、チェーンコンベア5上のワーク受具8,8・・
の全部にワークWが支持されている場合には、リミット
スイッチ20がON状態となっているのでチェーンコン
ベア5は逆転駆動されない。
がなされると、制御手段28による制御はステップS6
に進み、可逆モータ7が逆回転方向に連続駆動される(
即ち、チェーンコンベア5が逆転駆動される)。このチ
ェーンコンベア5の逆転駆動は、ワークWを支持してい
るワーク受具8が搬送手段1のワーク搬入位置(即ち、
ワーク移送手段22からの移送位置)の1個前側に到達
したこと(即ち、ワークWが支持されていないワーク受
具8,8・・のうちの最前に位置するものがワーク搬入
位置に到達したこと)がリミットスイッチ20により検
知された時点で停止される(ステップS7およびS8)
。なお、チェーンコンベア5上のワーク受具8,8・・
の全部にワークWが支持されている場合には、リミット
スイッチ20がON状態となっているのでチェーンコン
ベア5は逆転駆動されない。
【0028】チェーンコンベア5の逆転が停止されると
、ワーク搬入位置にある空のワーク受具8に対してワー
クWの搬入がなされ(ステップS9)、その時点でも光
電管21がON状態にある場合(即ち、ワーク保持手段
14上にワークWが保持されている場合)であって、リ
ミットスイッチ19がOFF状態にある場合(即ち、ワ
ーク移送位置の1個手前のワーク受具8にワークWが支
持されていない場合)には、チェーンコンベア5はピッ
チ送りされる(ステップS10〜S12)。その後にお
いては、制御手段28による制御はステップS9に戻り
、前記と同様にしてワークWの搬入がなされる。なお、
光電管21およびリミットスイッチ19が共にON状態
にある場合には、ワーク保持手段14とワークWとの干
渉を回避するため、チェーンコンベア5は停止状態を保
持される。
、ワーク搬入位置にある空のワーク受具8に対してワー
クWの搬入がなされ(ステップS9)、その時点でも光
電管21がON状態にある場合(即ち、ワーク保持手段
14上にワークWが保持されている場合)であって、リ
ミットスイッチ19がOFF状態にある場合(即ち、ワ
ーク移送位置の1個手前のワーク受具8にワークWが支
持されていない場合)には、チェーンコンベア5はピッ
チ送りされる(ステップS10〜S12)。その後にお
いては、制御手段28による制御はステップS9に戻り
、前記と同様にしてワークWの搬入がなされる。なお、
光電管21およびリミットスイッチ19が共にON状態
にある場合には、ワーク保持手段14とワークWとの干
渉を回避するため、チェーンコンベア5は停止状態を保
持される。
【0029】上記のようにチェーンコンベア5をピッチ
送りしつつワークWの搬入を行っている間に、搬出側加
工工程からのワーク要求があって、ワーク保持手段14
上に保持されていたワークWが搬出されてしまうと、光
電管21がOFF作動し、制御手段28による制御はス
テップS13およびS14に進み、シリンダ17が下降
作動された後、可逆モータ7を正回転方向に連続駆動さ
せることにより、チェーンコンベア5が正転方向に連続
駆動される(即ち、速送りされる)。そして、このチェ
ーンコンベア5の正転駆動は、ワークWを支持している
ワーク受具8が搬送手段1のワーク搬出位置(即ち、ワ
ーク保持手段14への移送位置)に到達したことがリミ
ットスイッチ18により検知された時点で停止される(
ステップS15およびS16)。
送りしつつワークWの搬入を行っている間に、搬出側加
工工程からのワーク要求があって、ワーク保持手段14
上に保持されていたワークWが搬出されてしまうと、光
電管21がOFF作動し、制御手段28による制御はス
テップS13およびS14に進み、シリンダ17が下降
作動された後、可逆モータ7を正回転方向に連続駆動さ
せることにより、チェーンコンベア5が正転方向に連続
駆動される(即ち、速送りされる)。そして、このチェ
ーンコンベア5の正転駆動は、ワークWを支持している
ワーク受具8が搬送手段1のワーク搬出位置(即ち、ワ
ーク保持手段14への移送位置)に到達したことがリミ
ットスイッチ18により検知された時点で停止される(
ステップS15およびS16)。
【0030】かくして、チェーンコンベア5が停止せし
められると、制御手段28による制御はステップS4に
戻り、前記したと同様にしてワーク保持手段14へのワ
ークWの移送、その他の制御が行なわれる。
められると、制御手段28による制御はステップS4に
戻り、前記したと同様にしてワーク保持手段14へのワ
ークWの移送、その他の制御が行なわれる。
【0031】上記した如く、本実施例によれば、搬送手
段1の搬出部側においてワークWをワーク受具8の上方
位置に保持した状態で、前記搬送手段1を逆転駆動させ
ることにより、ワークWが支持されていないワーク受具
8,8・・を搬送手段1におけるワーク搬入部へ復帰さ
せ、かくして復帰されたワーク受具8,8・・に順次ワ
ークWを搬入していくことができるようにしているため
、ワーク搬送の稼動タイミングを遅らせることなく、搬
送手段1にワークプール機能を持たせることができるの
である。
段1の搬出部側においてワークWをワーク受具8の上方
位置に保持した状態で、前記搬送手段1を逆転駆動させ
ることにより、ワークWが支持されていないワーク受具
8,8・・を搬送手段1におけるワーク搬入部へ復帰さ
せ、かくして復帰されたワーク受具8,8・・に順次ワ
ークWを搬入していくことができるようにしているため
、ワーク搬送の稼動タイミングを遅らせることなく、搬
送手段1にワークプール機能を持たせることができるの
である。
【0032】本願発明は、上記実施例の構成に限定され
るものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲において
適宜設計変更可能なことは勿論である。
るものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲において
適宜設計変更可能なことは勿論である。
【図1】本願発明の実施例にかかるワークの搬送装置を
示す側面図である。
示す側面図である。
【図2】図1のII−II拡大断面図である。
【図3】図2のIII−III断面図である。
【図4】図1のワークの搬送装置におけるワーク搬入側
端部を示す拡大縦断面図である。
端部を示す拡大縦断面図である。
【図5】本願発明の実施例にかかるワークの搬送装置に
おける制御手段による制御の流れを示すフローチャート
である。
おける制御手段による制御の流れを示すフローチャート
である。
1は搬送手段、5はチェーンコンベア、7は駆動手段(
可逆モータ)、8はワーク受具、14はワーク保持手段
、17はシリンダ、18〜20はリミットスイッチ、2
1は光電管、28は制御手段、Wはワーク。
可逆モータ)、8はワーク受具、14はワーク保持手段
、17はシリンダ、18〜20はリミットスイッチ、2
1は光電管、28は制御手段、Wはワーク。
Claims (2)
- 【請求項1】 ワークを支持すべく構成された複数個
のワーク受具を有する搬送手段と、該搬送手段を正逆駆
動させる駆動手段と、前記搬送手段におけるワーク搬出
部側にあってワークをワーク受具から離れた位置におい
て保持するワーク保持手段とを備えたワークの搬送装置
であって、前記ワーク保持手段によりワークを保持した
状態において前記駆動手段を逆転駆動させて、ワークが
支持されていないワーク受具を搬送手段におけるワーク
搬入部へ復帰させる制御手段が付設されていることを特
徴とするワークの搬送装置。 - 【請求項2】 搬送手段に付設された複数のワーク受
具にワークを支持して搬送するに当たって、前記搬送手
段の搬出部側においてワークをワーク受具から離れた位
置に保持した状態で、前記搬送手段を逆転駆動させて、
ワークが支持されていないワーク受具を搬送手段におけ
るワーク搬入部へ復帰させるようにしたことを特徴とす
るワークの搬送方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3309891A JPH04272012A (ja) | 1991-02-27 | 1991-02-27 | ワークの搬送装置および搬送方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3309891A JPH04272012A (ja) | 1991-02-27 | 1991-02-27 | ワークの搬送装置および搬送方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04272012A true JPH04272012A (ja) | 1992-09-28 |
Family
ID=12377190
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3309891A Pending JPH04272012A (ja) | 1991-02-27 | 1991-02-27 | ワークの搬送装置および搬送方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04272012A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111204549A (zh) * | 2020-02-22 | 2020-05-29 | 吴献华 | 压力传感器自动生产线 |
-
1991
- 1991-02-27 JP JP3309891A patent/JPH04272012A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111204549A (zh) * | 2020-02-22 | 2020-05-29 | 吴献华 | 压力传感器自动生产线 |
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