JP2572121B2 - クランプ装置 - Google Patents

クランプ装置

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JP2572121B2
JP2572121B2 JP63322814A JP32281488A JP2572121B2 JP 2572121 B2 JP2572121 B2 JP 2572121B2 JP 63322814 A JP63322814 A JP 63322814A JP 32281488 A JP32281488 A JP 32281488A JP 2572121 B2 JP2572121 B2 JP 2572121B2
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、クランプ装置に関するものである。さら
に詳しくは、この発明は、クランプミスした板状体が床
面に落下するのを防止し、積載品の分離搬送を効率的に
行うことのできる、新しいクランプ装置に関するもので
ある。
(従来の技術) 従来より、板材等の板状体が積載された積載品を所定
位置でクランプし、分割して搬送するための装置とし
て、たとえば第4図に示したようなクランプ装置が知ら
れている。
このクランプ装置では、対向する一対のクランプ
(ア)(イ)が、エアシリンダ等の搬送手段(ウ)に連
結支持され、その先端にはチャッキング爪(エ)を備え
ている。クランプ(ア)(イ)は、駆動手段(ウ)の作
動により水平方向に移動して相互間隔を拡縮することが
でき、積載品(オ)の幅に一致させることができるよう
にしている。積載品(オ)を所望の位置で分割して搬送
する場合には、クランプ(ア)(イ)を降下させた後
に、駆動手段(ウ)の作動によりクランプ(ア)(イ)
を移動させ、それら相互の間隔を積載品(オ)の幅に対
応させて調節する。次いで、クランプ(ア)(イ)の先
端のチャッキング爪(エ)を積載品(オ)の端面に圧接
又は圧入し、分割する。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、積載品(オ)については、板状体の厚
み等のバラツキや積載の仕方などに起因して、板状体が
傾いた状態で積載されることがしばしばある。このよう
な場合には、クランプ装置による積載品(オ)の分離搬
送に際して、チャッキング爪(エ)が当接する積載品
(オ)の位置にずれが生ずる。このチェック位置のずれ
によって、最下段の板状体は、一方のクランプ(ア)の
チャッキング爪(エ)にはチャックされるものの、もう
一方のクランプ(イ)のチャッキング爪(エ)ではチャ
ック不可能となり、クランプミスが発生する。この状態
のまま、搬送のためにクランプ装置を上方に引き上げ、
又は旋回すると、その途中で最下段の板状体(カ)が床
面まで落下することがある。
この板状体(カ)の落下という問題は、積載品(オ)
が一定の平行度を持って積載されるときにも発生する。
たとえば板状体相互が密着している場合には、分離搬送
時に、分離した積載品(キ)の最下段の板状体に癒着し
て板状体(カ)が、クランプ装置でチャックされること
のないまま引き上げられることがある。この板状体
(カ)が、積載品(キ)の最下段の板状体より剥離する
と、床面に落下することとなる。
このようにして床面に落下した板状体(カ)が、積載
品(オ)の端面にもたれ掛かるように配置されると、板
状体(カ)は、次のクランプ作業を妨害し、積載品の分
離搬送の作業効率を低下させる原因となる。
この発明は、以上の通りに事情に鑑みてなされたもの
であり、従来のクランプ装置の欠点を解消し、クランプ
ミスした板状体が床面に落下するのを防止し、積載品の
分離搬送を効率的に行うことができる、改善されたクラ
ンプ装置を提供することを目的としている。
(課題を解決するための手段) この発明は、上記の課題を解決するものとして、相互
間隔を拡縮自在とした一対のクランプが対向して設けら
れ、その先端にチャッキング爪を有するチャッキング部
が設けられたクランプ装置において、各々のチャッキン
グ部の背面に、クランプミスした板状体を床面には落下
させずに、分離後に残る積載品最上面に落下させる邪魔
部材が設けられたことを特徴とするクランプ装置を提供
する。
(作 用) この発明のクランプ装置においては、対向する一対の
クランプの各々の先端に設けられ、チャッキング爪を有
するチャッキング部の背面に邪魔部材が設けられるた
め、クランプミスが発生しても、板状体を積載品最上面
に自然落下させることができ、床面までの落下を防止す
ることができる。落下した板状体は、積載品からずれて
配置されることがあるが、その位置ずれは、邪魔部材の
相互間隔内に収まる。このため、落下した板状体が、次
のクランプを妨害することはなく、再クランプに際して
は、クランプ間隔を先のクランプ時の邪魔部材間隔より
拡大するだけで、積載品の分離搬送作業を継続して連続
的に行うことができる。作業効率の低下が防止される。
(実施例) 以下、図面に沿って実施例を示し、この発明のクラン
プ装置についてさらに詳しく説明する。
第1図は、この発明のクランプ装置の一実施例を示し
た要部側面図である。
たとえばこの第1図に示した例においては、対向する
一対のクランプ(1)(2)が、エアシリンダ等の駆動
手段(3)に連結支持され、この駆動手段(3)の作動
によって水平方向に移動して相互間隔を拡縮自在として
いる。各々のクランプ(1)(2)の先端には、チャッ
キング爪(4)を有するチャッキング部(5)が設けら
れており、その背面に、邪魔棒(6)が、クランプミス
した板状体を床面には落下させずに、分離後に残る積載
品最上面に落下させる邪魔部材として設けられてい。邪
魔棒(6)は、支持部(7)を介してチャッキング部
(5)の背面に固定されている。
この第1図からも明らかなように、邪魔部材としての
邪魔棒(6)は、チャッキング部(5)の背面に設けら
れているため、相互間隔は、クランプ(1)(2)の相
互間隔よりも広くなっている。このような邪魔棒(6)
の配設により、積載品(8)のクランプ時にクランプミ
スが発生しても、クランプミスした板状体を、分離後に
残る積載品(8)の最上面に自由落下させることがで
き、床面まで落下するのを確実に防止することができ
る。また、落下した板状体に配置ずれが生じても、その
位置ずれは邪魔棒(6)の相互間隔内に収まり、次のク
ランプを妨害することはない。再クランプに際しては、
クランプ(1)(2)の間隔を先のクランプ時の邪魔棒
(6)の間隔より拡大するだけで、積載品(8)の分離
搬送作業を継続して連続的に行うことができ、作業効率
の低下が防止される。
なお、邪魔部材については、邪魔棒(6)に限定され
ることはない。形状、大きさ、構造等については各種の
態様が可能であり、たとえば積載品(8)の形状や大き
さなどに対応して選定することができる。また、その設
置個数についても特に制限はない。さらに、この第1図
に示したような邪魔棒(6)を邪魔部材として用いる場
合には、たとえば支持部(7)に着脱自在に配設しても
構わない。こうすることにより、邪魔棒(6)を積載品
(8)の積載状態に応じた長さのものに変更することが
できる。
第2図の(a)(b)及び(c)は、各々、第1図に
例示したクランプ装置による積載品の分離搬送作業を工
程順に示した工程側面図である。
(a) 駆動手段(3)によりクランプ(1)(2)を
水平方向に移動させ、クランプ(1)(2)の相互間隔
を積載品(8)の幅に調節し、積載品(8)の端面にチ
ャッキング爪(4)を圧接又は圧入してクランプする。
なお、この時の邪魔棒(6)の間隔はxとなってい
る。
(b) この状態においてクランプ装置を、邪魔棒
(6)の先端が、分離後に残る積載品(8)の最上面付
近に来るまで上昇させた後に、一旦停止させる。クラン
プミスが発生した板状体(9)は、その自重により落下
するが、邪魔棒(6)によって積載品(8)の最上面に
落下し、床面まで落下するのを食い止めることができ
る。
なお、板状体(9)は当初の積載位置から多少ずれて
配置されるが、この配置ずれは、邪魔棒(6)の間隔
(x)に収まる。
(c) 分離した積載品を搬送した後に、クランプ装置
は、次の分離搬送作業に備えてクランプ(1)(2)の
相互間隔(y)を先のクランプ時の邪魔棒(6)の間隔
(x)よりも拡大する。これにより、クランプミスによ
り積載品(8)の最上面に落下した板状体(9)が位置
ずれを起こしていても、これに影響されることなく、積
載品(8)の分離搬送作業を継続して連続的に行うこと
ができる。作業効率の低下が防止される。
第3図は、この発明のクランプ装置の別の例を示した
要部側面図である。
この第3図に示した例においては、クランプ装置のチ
ャッキング部(5)に可動フック(10)を併設してい
る。この可動フック(10)は、積載品(8)をその端面
で挟持可能とするものであり、たとえばこれに連結され
るエアシリンダ等の駆動手段によって、第3図図中に示
した矢印方向に回動させることができる。この可動フッ
ク(10)の回動により、クランプミスの発生した板状体
を強制的に排除し、残る積載品(8)の最上面に落下さ
せるとともに、チャッキング爪(4)でチャックした最
下段の板状体をしっかりと保持することができる。より
安定的な積載品(8)の分離搬送が可能となる。
もちろんこの発明は、以上の例によって限定されるこ
とはない。邪魔部材の種類、大きさ、形状及び構造や、
クランプ装置の細部の構成及び構造等については様々な
態様が可能であることは言うまでもない。
(発明の効果) 以上詳しく説明した通り、この発明によって、クラン
プミスした板状体が床面に落下するのを防止することが
できる。連続的な積載品の分離搬送が可能となり、作業
効率の低下を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明のクランプ装置の一実施例を示した
要部側面図である。 第2図の(a)(b)及び(c)は、各々、第1図に例
示したクランプ装置による積載品の分離搬送作業を工程
順に示した工程側面図である。 第3図は、この発明のクランプ装置の別の例を示した要
部側面図である。 第4図は、従来のクランプ装置を示した要部側面図であ
る。 1,2……クランプ 3……駆動手段 4……チャッキング爪 5……チャッキング部 6……邪魔棒 7……支持部 8……積載品 9……板状体 10……可動フック

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】相互間隔を拡縮自在とした一対のクランプ
    が対向して設けられ、その先端にチャッキング爪を有す
    るチャッキング部が設けられたクランプ装置において、
    各々のチャッキング部の背面に、クランプミスした板状
    体を床面には落下させずに、分離後に残る積載品最上面
    に落下させる邪魔部材が設けられたことを特徴とするク
    ランプ装置。
  2. 【請求項2】積載品をその端面で挟持可能とした可動フ
    ックが、チャッキング部に併設されている請求項1記載
    のクランプ装置。
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