JPH0256321A - 搬送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、パレットをコンベアにより搬送する搬送装置
に関する。

（従来の技術） 従来、パレットをコンベアにより搬送する搬送装置では
、搬入コンベアと搬出コンヘアとを上下に並設し、これ
らのコンベアの一方の端に積載用昇降装置を設け、他方
の端に解載用昇降装置を設けておき、積載用昇降装置を
下降させておいて搬出コンベアからパレットを受取り、
搬送物をパレットに積載して搬入コンベアまで上昇させ
る。このパレットを搬入コンベアにて解載用昇降装置ま
で搬送、搬送物を搬出して解載用昇降装置でパレットを
搬出コンベアに移して積載用昇降装置へ戻す構成になっ
ている（実開昭５８−１２３８２８号公報参照）。

（発明が解決しようとする課題） 上述した実開昭５８−１２３８２８号公報のものでは、
昇降装置から搬出コンベアへパレットを移載する手段が
必要となる。

本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、搬出コンベアへパレットを移載するの
に格別な動力を必要とせず円滑に行える機構を提供する
ことを主目的とし、搬入コンヘアの先端でパレットをク
ランプして位置決めし、コンベア上に連続的に搬送され
る後続パレットを切り離すとともに搬送を一時停止させ
、円滑な搬送を行うことを副次目的とする搬送装置を提
供しようとするものである。

（課題を解決するための手段） 上記目的を達成するため、本発明の搬送装置は搬入コン
ヘアと搬出コンへアとを上下に並設し、両コンベアの先
端にてパレットをクランプする搬送装置で、前記パレッ
トを把持する幅と、同バレットを誘い込む幅と、同パレ
ットを解放する幅との３段階に幅調整可能なクランプ機
構を設け、前記パレットをクランプする部分と前記搬入
コンベアとの間に、後続するパレットを切り離す切離機
構を設け、前記クランプを検出して搬入コンへアの送り
を停止させる送り停止機構を設け、クランプの解放時に
パレットを搬出コンベアへ移載する移載機構を設けたこ
とにより円滑な搬送を行えるようにしたものである。

（作　用） 上記の構成になる搬送装置は、搬入コンベアで移動され
てきたパレットを、クランプ機構で誘い込んで位置決め
し、さらにクランプ機構でパレットを把持しておき搬送
物を解散する。この間に後続するパレットを切離機構に
よって切離し搬入コンベアを一定量逆転し停止させてお
く。そして、前記搬送物を解散した空のパレットはクラ
ンプ機構の解放によって下方に落され、傾斜シュートに
よって搬出コンベアによって搬送物積載位置まで戻され
る。一方、クランプ機構はパレットを誘い込む幅にセッ
トされて、搬入コンベア上に後続する次のパレットを収
納し、把持して解散する一連の動作を継続する。

（実施例） 以下、本発明の実施例を第１図ないし第７図により詳細
に説明する。

第１図は搬送装置の構造を示す傾斜図である。

図において１は本体部で図示してない架台上に設けられ
た２枚の側板１ａと１ｂとより構成されている。そして
、この本体部１は搬送方向を長手方向として形成されて
おり、前記側板１ａと１ｂとの間には上下別構成のコン
ベアが設けである。上段のコンベアは搬入コンベア２で
、前記側１ｆｆｕａとｉｂの上段左右側に設けられたプ
ーリ２ａ　、　２ｂとに張設されたベルト２ｃ、２ｄに
よって構成されている。このベルト２ｃ、２ｄはともに
同一方向に同時運行、停止、逆転されるように構成され
、ベル１−２ｃと２ｄの高さは互いに水平に保たれ前記
側板１ａとｌｂの端面より位置に配されている。

また、下段のコンベアは搬出コンベア３で、前記搬入コ
ンベア２と同様の構成になっており、そして、これらの
搬入コンベア２と搬出コンベア３上にはパレット４が左
右のヘルドにまたがって載置され移動される構成になっ
ている。

前記搬入コンベア２の送り方向の端部には、搬入コンベ
ア２で搬送されたパレット４の受取部署となるクランプ
機構５が設けである。このクランプ機構５は前記本体部
１の側板１ａと１ｂとに並設されたクランププレート５
ａおよび５ｂと、このクランププレー）５ａおよび５ｂ
の間隔を開閉させる移動装置６とより構成されている。

クランププレート５ａおよび５ｂは互いに向い合った内
側上端に前記パレット４を受取る段差部５ｃが設けてあ
って、この段差部５ｃは前記搬入コンヘア２のベル）２
ｃの上面の高さに合わせてあり、ベルト２上に載置され
移動されてきたパレット４を前記段差部５ｃ内に受取り
収納できるように構成されている。このクランププレー
）５ａおよび５ｂの対向面の下側には第２図で示すよう
な移動装置６が設けである。この移動装置６は前記クラ
ンププレート５ａおよび５ｂの中央で本体部ｌの架台に
設けられたロータリーアクチュエータ６ａと、このロー
タリーアクチュエータ６ａの回転軸にピニオンギア６ｂ
とを設け、このピニオンギア６ｂに噛合うラックギア５
ｇおよび５ｄを前記クランププレート５ａおよび５ｂに
取り付けておき、ピニオンギア６ｂの回転をラックギア
５ｇおよび５ｄを介してクランププレート５ａおよび５
ｂの開閉運動に変換している。また、クランププレート
５ｂ側に設けたラックギア５ｄにブロック５ｅを設けて
おき、このブロック５ｅに当接するシリンダー７を設け
である。このシリンダー７はピストンロンドアａの出入
によりラックギア５ｄの動きを規制するためのものであ
る。すなわち、第３図に示すように、搬入コンベア２で
搬送されてきたパレット４を上記クランプ機構５に誘い
込む時は、図の（ａ）のように予めシリンダー７のピス
トンロッド７ａを所定位置迄突出させ、前記ロータリー
アクチュエータ６ａを回転してクランププレート５ａお
よび５ｂを閉じる方向に移動させる。この移動によりク
ランププレート５ｂに設けたラックギア５ｄが図の矢印
方向に移動し、ブロック５ｅがピストンロッド７ａに当
接してクランププレート５ａおよび５ｂの移動を阻止す
る。この阻止された状態でのクランププレート５ａと５
ｂとの間隔が、パレット４を段差部５Ｃ内に誘い込む幅
となる。

このクランプ機構５内にパレット４が誘い込まれると、
シリンダー７が付勢されてピストンロッド７ａが後退し
、第３図（ｂｌに示すようにクランププレート５ａと５
ｂはさらにその幅を縮めて、前記段差部５ｃがパレット
４を把持した状態となり、クランプブレー 把持する幅で停止する．この状態でパレット４上の搬送
物は解散され、ロータリーアクチュエータ６ａの回転に
よってクランププレート５ａおよび５ｂは、第３図（Ｃ
）に示すように、パレット４の把持を解放してさらに開
きパレットを解放する幅となってパレット４は自然落下
する。

上記したクランプ機構５の奥側には搬入コンベア２をク
ランプ機構５内より逸脱することを防止するためのスト
ッパープレート８が設けである（第１図参照）、このス
トッパープレート８はクランププレート５ａと５ｂとの
間に設けてあって、前記クランププレー１−５ａおよび
５ｂ上に設けられた段差部５Ｃ内に誘い込まれたパレッ
ト４の位置決め用プレートとして作用するとともに、こ
のストッパープレート８の中央切欠部８ａの裏側に設け
られたフォトセンサー９によって、搬入コンヘア２上に
連続的に搬送されるパレット４の後続パレットを切離す
切離機構を作動させる。この切離機構は前記フォトセン
サー９の信号により、搬入コンベア２の搬入方向を反対
方向に移動させる機構であって、本発明の搬送装置では
プーリ２ａおよび２ｂを図示していないモータの逆転に
よって行なっている。すなわち、搬入コンベア２上の先
頭パレット４がクランプ機構５内に誘い込まれ、前記パ
レット４の先端部がストンパープレート８に接すると、
フォトセンサー９は信号をモータ駆動部に送る。そして
、この信号によりモータ駆動部は前記プーリ２ａおよび
２ｂを同時に逆転させ、搬入コンヘア２を搬入方向の反
対方向へ移動させることにより、第４図に示すようにク
ランプ機構５内に誘い込まれたパレットと後続パレット
との間を、クランプする部分と搬入コンベアとの間で切
り離すことができる。

また、前記フォトセンサー９の信号はクランプ機構５に
付属するシリンダー７を作動してピストンロッド７ａを
後退させるので、クランププレート５ａおよび５ｂを閉
じる方向に動かし、段差部５ｃがパレット４を把握する
。このとき第３図に示す前記段差部５Ｃに設けられたセ
ンサー５ｆがパレット４に圧接してクランプ検出信号を
発する。

このクランプ検出信号によって前記搬入コンヘア２は停
止される送り停止機構を構成している。

上記した搬入コンベア２を停止させる送り停止機構の作
動時に、クランプ機構５により把持されたパレット４上
の搬送物を解散し、解散終了ともにクランププレート５
ａおよび５ｂはパレット４を解放する。この解放された
パレット４はクランププレート５ａおよび５ｂの間に落
下される。この落下位置には第１図に示す傾斜シュート
１０ａからなる移載機構１０が設けである。この移載機
構１０は前記ストッパープレート８と略同じ幅を存する
１頃斜シユート１０ａで構成され、傾斜方向の端面ば搬
出コンベア３上に延設されている。したがって、この移
載機構ｌＯの傾斜シュー）　１０ａ上を自然落下するパ
レット４は、その傾斜方向の先端で搬出コンベア３上に
移載され搬送物の積載位置へ送られる。

第５図は搬入コンヘア２上の最終バレンｔ−４ｖの送り
機構１１である。Ｗｉ人コンベア２上の最終バレン１−
４ｖには後続パレットがな（、したがってクランプ機構
５内への送り込みができないので、そのときのみに作動
する送り機構１１である。この送り機構１１は通常本体
部ｌの搬入コンベア２のベルト２Ｃと２ｄの間に配され
ており、シリンダー１１ａとブツシャ−１１ｂとによっ
て構成されである。プッシャー１１ｂはシリンダー１１
ａのロッドに係止されてあって、シリンダー１１ａが付
勢されるとブツシャｌｌｂは立設されてパレット４ｖの
後縁部を押す構成になっている。

以上述べた構成になる搬送装置の作動について第６図を
参照して以下に説明する。

搬入コンヘア２上に載置されたパレット４は、ベルトに
送られクランプ位置Ｐへ送られる。このときクランプ位
置Ｐでは第３図（ａ）に示すように前記クランプ機ｔｊ
１５はクランププレート５ａおよび５ｂをシリンダー７
のピストンロッド７ａの支持位置まで開いており、パレ
ット４は後続パレットに押されてクランプ機構５内に誘
い込まれる。そして、パレット４がストッパープレート
８に接するとフォトセンサー９の信号により、前記シリ
ンダー７が後退してロータリーアクチュエータ６ａの回
転でクランププレート５ａおよび５ｂがパレット４を把
持する。このとき前記フォトセンサー９の信号は搬入コ
ンベア２を逆転させクランプ位Ｈｐ内のパレット４と、
後続パレットとの間を切り離す、この間に前記クランプ
プレー）５ａおよび５ｂはパレット４を完全に把持して
センサー５ｆがクランプ検出信号を発し搬入コンベア２
を停止させる。この停止間にパレット４内の搬送物は別
に設けた例えばロボット等により解散される。

そして、空になったパレット４はクランプ機構５の作動
によって解放され、移戦機横ｌＯの傾斜シュート１０ａ
により搬出コンベア３上に排出される。

この排出されたパレット４は搬出コンヘア３によって積
載位置まで搬送される。一方、搬入コンベア３によって
積載位置まで搬送される。一方、搬入コンベア２上の次
のパレット４にはクランプ位置Ｐに誘い込まれて把持さ
れ解散される。そして、最後のバレン）４Ｖは第５図に
示した送り機構１１によりクランプ位置Ｐに誘い込まれ
る。

第７図は前記パレット４がクランプ機構５内に送られた
とき、そのパレット４を搬入コンヘア２上に戻すための
パレット戻し機構１２の傾斜図である。

このパレット機構１２は本体部１の側＋ｆｆ１ｌａの外
側面上に設けられたシリンダー１２ａと、このシリンダ
ー１２ａのロッド１２ｂに設けられた上下シリンダー１
２ｃと、この上下シリンダー１２ｃに設けられた戻しレ
バー！２ｄ　とによって構成されている。

戻しレバー１２ｄは上下シリンダー１２ｃのロッドに取
り付けられ、上下シリンダー１２ｃの作動によって上下
動させられる構成になっている。また、この上下シリン
ダー１２ｃはシリンダー１２ａの口・ンド１２ｂに固定
されており、シリンダー］、２ａの付勢によって本体部
１の側板１ａに沿って左右動させられる構成になってい
る。

この構成において、戻しレバー１２ｄは上下シリンダー
１２ｃにより上の位置に配されており、シリンダー１２
ａの付勢により戻しレバー１２ｄはストッパープレート
８上に移され、上下シリンダー１２ｃの付勢によってク
ランプ機構５内のパレット４の奥側に掛けられる。次に
、シリンダー１２ａが上下シリンダー１２ｃを手元側に
引き付けるが、このとき搬入コンベア２は逆転されパレ
ット４は戻しレバー！２ｄと搬入コンベア２上に移され
る作動になっている。このパレット戻し機構１２を上述
した搬送装置に組込むことにより、更に円滑な作動が期
待される。

（発明の効果） 以上詳細に説明したように、本発明の搬送装置ハｌｌ１
人コンベアと搬出コンベアとを上下に並設し、両コンベ
アの先端にてパレットをクランプする搬送装置で、前記
パレットを把持する幅と、同バレットを誘い込む幅と、
同パレットを解放する幅との３段階に幅調整可能なクラ
ンプ機構を設け、前記パレットをクランプする部分と前
記搬入コンベアとの間に、後続するパレットを切り離す
切離機横を設け、前記クランプを検出して搬入コンベア
の送りを停止させる送り停止機構を設け、クランプの解
放時にパレットを搬出コンヘアへ移載する移載機構を設
けたことにより、搬出コンヘアヘパレットを移載するの
に格別な動力を用いないで円滑に行なえ、搬入コンベア
の先端でパレットをクランプして位置決めし、コンベア
上に連続的に搬送される後続パレットを切り離すととも
に搬送を一時停止させ円滑な搬送を行うことが可能とな
る。

さらに、上記構成の搬送装置の前記パレットをクランプ
する部分に前記搬入もしくは搬出コンヘアの移動方向に
移・動するパレット戻しレバーを設けることにより多様
な搬送を行うことが可能となる利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第７図は本考案の実施例で、第１図は搬送
装置の斜視図、第２図はクランプ機構の斜視図、第３図
はクランプｉ横の動作説明図５第４図は後続パレットの
切り離し動作説明図、第５図は最終パレットの送りａ横
の斜視図、第６図は搬送装置の作動説明図、第７図はパ
レット戻し機構の斜視図である。 ２・・・搬入コンベア、３・・・搬出コンベア、４・・
・パレット、５・・・クランプ機構、１０・・・移載機
構、１２・・・パレット戻し機構。 第７

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 搬入コンベアと搬出コンベアとを上下に並設し、両コン
   ベアの先端にてパレットをクランプする搬送装置で、前
   記パレットを把持する幅と、同パレットを誘い込む幅と
   、同パレットを解放する幅との３段階に幅調整可能なク
   ランプ機構を設け、前記パレットをクランプする部分と
   前記搬入コンベアとの間に、後続するパレットを切り離
   す切離機構を設け、前記クランプを検出して搬入コンベ
   アの送りを停止させる送り停止機構を設け、クランプの
   解放時にパレットを搬出コンベアは移載する移載機構を
   設けたことを特徴とする搬送装置。