JPH04112108A - ケース取出し装置 - Google Patents

ケース取出し装置

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JPH04112108A
JPH04112108A JP22648390A JP22648390A JPH04112108A JP H04112108 A JPH04112108 A JP H04112108A JP 22648390 A JP22648390 A JP 22648390A JP 22648390 A JP22648390 A JP 22648390A JP H04112108 A JPH04112108 A JP H04112108A
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cases
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cart
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Mitsuaki Tani
谷 光明
Hiroshi Omura
宏 大村
Tsutomu Matsumaru
勉 松丸
Shigeharu Yokoya
重治 横矢
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Toyo Kanetsu KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ケース取出し装置であって、特に物品収納容
器の上縁部分がフランジ状に形成されたつばつきケース
を複数個整列させるとともに積層した台車から人力を用
いることなく取り出すのに好適なものである。
[従来の技術] 物流、すなわち物品の仕分けから転送、搬送等の一連の
工程において、持ち運び及び搬送取扱に好都合なように
上縁部分にフランジ部分を有したつばつきケースか汎用
されている。そして、所望の物品か入ったつばつきケー
スを複数個まとめて搬送する場合、ケースを台車上に複
数個差へ、更にその上に同様にして層状に複数段積み上
げ多数のケースを荷くずれさせることなく所望方向に一
挙に搬送することかでき、搬送効率を向上させることか
できる。
しかし、多数のケースを行く先あてごとに仕分けるよう
な場合には、かご卓型パレットに収容されている各ケー
スを例えば任意のコンベヤ上に降ろす作業、すなわち積
み出しを行う必要か生しる。
このような場合、従来は機械力によらず、多くを人手に
よって行っていたのか実状であった。
なお、このつばつきケースは、側面に凹凸部分が適宜形
成されており、ケース保管時にあってはケース同士がは
まり込むように収納でき、小スペースにて保管できる上
に、使用時には凹凸部分によって積み重ねても物品のつ
ふれを回避できるように構成されているものである。
[発明が解決しようとする問題点コ 上述のように、従来は例えはかご型状の台車からの箱型
容器の積み出しをほとんどの場合人手によって行ってい
たので、つはつきケースの重量か重い場合や数量か多い
場合には取扱いか困難であり、また、つばつきケースの
上下面にそれぞれ凹凸や溝などを設け、それらのはめ合
わせにより荷ズレを防止して積み上げられているような
場合には更に面倒かつ複雑であった。
上述のように、作業者にかかる負担かかなり大きく、重
労働でかつ非能率的であるという問題点を有していたに
も関わらず、従来機械化かなされなかった理由としては
、 (a)かご型状のパレット内てつばつきケースの荷くず
れを防止するために、つばつきケースの上下面の凹凸を
はめ合わせた状態で積んでいるため、これを機械的に開
放することか極めて難しい。すなわち、従来のデパレタ
イザのようにフォークをパレット内に挿入しつばつきケ
ースを持ち上げて引出し、移動させ、その後にフォーク
を引き抜いてつばつきケースを取り出す取出し方法では
、かご卓型パレットの上部の空間か少ないので、上下の
つばつきケースの間のはめ合いの開放か不可能に近い。
(b)かご卓型パレットの側壁とつばつきケースとの間
隙か小さく、また、パレットに中間棚のある場合には上
部の間隙も小さいだめ、把持機能を有する装置をパレッ
ト内に進入させるための余裕が極めて少ない。
(C)かご卓型パレットからっばつきケースを1個ずつ
取り出すロボットタイプのものでは、処理能力が低い、
などを挙げることかできる。
そこで本発明者等は、先に特願昭63−56443号に
示すような装置を提案してこれらの問題を解消するに至
った。しかし、その後の研究開発によりいくつかの課題
が生じてきた。
すなわち、把持装置の構造、特にケースのつば部分に係
合するためのフォーク部分の構造か複雑であった。その
ために、パレットの側壁とつばつきケースとの間隙やケ
ース同士の間隙をより小さくすることが困難である上に
、故障発生も多く、メンテナンス性に課題かあった。
また、パレット供給装置かチェーンを用いた構造てあり
、複雑かつ大型であるため作動時の騒音か大きかった。
さらに、つばつきケースを収容したかご卓型パレットを
ケース取り出し位置に供給するパレット供給装置の構造
か、上述のようにチェーンを用いた構造であり、かつ複
数のプッシャ−を台車軌道路上に直列につなげた構成で
あるために、軌道路が長くなり大きなスペースを必要と
し、作業性の点から見ても課題か残されていた。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、前記問題点を解決し、つばつきケース等の箱
型容器をかご型状の台車等から短時間に効率よ(取り出
すことかでき、かつ把持装置の複雑化等を回避できるよ
うに構成したケース取出し装置を提供することを目的と
する。
本発明の係る目的は、複数個整列して1段としたつばつ
きケースを複数段積み重ねて収容したかご卓型パレット
を移送してケース取り出し位置に位置決めし、かつケー
スの取り出し後に空のかご卓型パレットを移送させるパ
レット供給装置、ケース取り出し位置に位置決めされた
かご卓型パレット内に進入して整列した1段分のつはつ
きケースを側方から同時に把持する把持装置、把持装置
を所要高さまで昇降せしめる昇降装置及び把持装置か前
記把持装置を開放した後に1個ずつケースをコンベヤ上
に送り出すケース払出し装置を備えたケース取出し装置
からなる。払出し装置には、つばつきケースを搬送する
搬送面上に出没可能でかつ当該搬送面上に載置された複
数のつばつきケース間に進入すべく該搬送面に突出した
ときに、ケース側面を押圧してケース間隙を一定以上に
する間隙幅調整機構であるオープナ−か設けられており
、パレット供給装置は、かご卓型パレットよりわずかに
長い軌道上を往復移動する台車プッシャを備え、当該台
車プッシャは既に位置決めセットされた先行する台車の
後部フックと該台車の後続の台車の前部フックとに同時
に係合可能な2つの前後する押圧部を備え、先行する前
記台車の送り出しと後続の前記台車の位置決めを同時に
するように構成されたケース取出し装置によって達成す
ることかできる。
[実施例] 以下、本発明を図面に例示する実施例に基ついて詳細に
説明する。
第1図は、かご卓型の台車、すなわち4つの側面のうち
1つの側面か開放されている、いわゆるかご卓型パレッ
トからケースを取り出す装置全体を斜視図にて示すもの
である。
なお、このかご卓型パレットは、整列した4個のつばつ
きケース30を1段として5段積み込むものであり、高
さ方向の略中段には、中仕切19を存する。また、つば
つきケース30は、上面か開口した箱型容器であり、上
縁部の周囲にはっは部30aか形成されている。そして
、側面か低面に向かってわずかに狭さくした構造でかつ
適宜凹凸形状を有しており、重ね合わせたときの向きに
よってはケース同士か深くはめ合せたり、あるいは内容
物を押し潰さないように積み上げることかできるもので
ある。
このケース取出し装置は、かご卓型パレット6を所要の
位置に正確にセットするパレット供給装置7、門型フレ
ーム26によって支えられて上下動自在な水平フレーム
4Aを存する昇降装置4、この水平フレーム4Aに保持
されて水平に前後移動自在でかご卓型パレット6からケ
ース30を取り出すことのできる把持装置5及び把持装
置5によって取り出されたケース30を一つずつ正確に
送り出す払出し装置lによって構成されている。
以上、ケース取出し装置の全体構造を説明したか、次に
取出し装置を構成する各装置について説明する。
昇降装置4は、第2図及び第3図に示すように四角な枠
型をなす門型フレーム26と、把持装置5を保持して所
望の高さに持ち上げるためのフレーム4Aとからなり、
このフレーム4Aは、第3図に示すようにモータM1に
よって駆動され、その二隅かフレーム26の二本の支柱
に設けられたレールによって水平に保持され、上下に案
内されるようになっている。
把持装置5は、パレット供給装置7の方向に突出した3
本の保持アーム27a、27b、27 c、フレーム4
Aを介して昇降装置4に保持された支持フォーク27A
を備え、この支持フォーク27Aは保持アームを図示し
ないモータによりフレーム4Aに沿って昇降装置4から
水平に出没させるように(第2図に仮想線で示す。)移
動される。
また、保持アーム27a、27b、27cのうち、セン
ター保持アーム27bは固定であるが、一対のサイド保
持アーム27a、27cは、エアンリンダ15a、15
bによって水平方向に両サイド保持アーム27a、27
c間の間隔を狭めたり広げたりするように移動可能に構
成されている。
パレット供給装置7は、第1図に示すようにかご卓型パ
レット6の車輪を案内する一対の軌道路7aを備えてお
り、軌道路7aの間には後続のかご卓型パレット6の下
部に引っ掛けてこれを取り圧し位置に移動させる第1の
押圧部である後部プッシャピン18b及び先行するかご
車型パレット6の下部に引っ掛けて排出位置に輸送する
第2の押圧部である前部プッシャピン18aを有するパ
レットプッシャ18、後部プッシャピン18b、かご車
型パレット6か勝手に飛び出さないように係止する前部
ストッパ23a、後部ストッパ23b、更にかご車型パ
レット6の位置決めを正確にする前部位置決めアーム3
1a、後部位置決めアーム31b等からなる。
パレットプッシャ18は、第4図に示すようにその前端
部に前部プッシャピン18aか、後端部に後部プッシャ
ピン18bか設けられ、ロッドレスシリンダ20により
長平方向に移動するように構成されている。そして、後
部プッシャピン18bは、パレット底面に突出した前部
フック21aに係合してかご車型パレット6をセット位
置まで移動させる作用を有する一方、前端部に設けた前
部プッシャピン18aは既にセットされているかご車型
パレット6をセット位置から送り出す作用を有する。
プッシャピン18a、f8bは、第4図すに示すように
共に直立部Aと重り部Bとからなる部材を回動自在に枢
着したものであり、パレットプッシャ18か待機位置(
図中左端)に戻るときに、かご車型パレット6に直立部
Aか接しても、その際、戻り動作に支障かないように回
動し、すぐに復動し、かご車型パレット6の押圧か可能
な状態になる。
第1図及び第5図に示す払出し装置1は、昇降装置4の
下部に設けられたものであり、パレット6から把持装置
5によって取り出されたつばつきケース30を払い出し
コンベヤ13上に送り出すローラ12、左右隣合うつば
つきケース30間に前記センタ保持アーム27bを上方
に抜き上げるための間隙りを形成するためのオープナ−
11、固定位置決めピン9b、可動位置決めピン9a等
により構成されている。
第6図及び第7図に本実施例におけるオープナ−11の
構造を詳細に示す。
なお、第6図は正面図、第7図は側面図であり、それぞ
れ右半分が待機位置の状態を示し左半分か作用時の状態
を示す。
第6図及び第7図に示すようにオープナ−11は、ケー
ス側面を押し広げる一対のヨーク32か上端にて引張バ
ネ37で引っ張られ、下端にてシリンダーブラケット3
1にピンボルト35を介して両側に広がるように回動可
能に支持されている。
シリンダーブラケット31の中央にはオープナ−全体を
上下動させるシリンダ39かつなげられている。また、
両ヨーク31の間にはヨークガイド34か配置されいる
。このヨークガイド34は長手方向両端に脚部47か設
けられ、この両脚部47の下方端が保持ブラケット48
に垂直に固定されたボルト46に貫通されて一定の上下
動かできるようになされている。
なお、脚部47にはボルト46の頭部に当接する部分に
はゴム板41が貼り付けられており、ヨークガイド34
はその上端から下方に伸びた2本のアスキングシャフト
33が取付けられている。
このアスキングシャフト33はシリンダブラケット31
を貫通し、保持ブラケット48の設けられたポールブツ
シュユニット40に上下動可能に保持されている。また
、アスキングシャフト33にはシリンダブラケット31
とヨークガイド34との間に圧縮バネ36か取りつけら
れている。
そして、つばつきケース30が払い出し装置1上に載置
されると、ローラ12の上面より下方側の待機位置に待
機していたオープナ−11は、シリンダ39か作動する
ことによりヨーク32及びヨークガイド34か共に搬送
面よりも上方に移動する。この上昇途中においてヨーク
ガイド34は脚部47のゴム板41かボルト46の頭部
に接して上方への移動が静止されるか、ヨーク32は引
き続き上昇する。ヨーク32はヨークガイド34が静止
した後の上昇により、その内側かヨークガイド34に摺
動するように押されることにより引張バネ37の力に抗
して開き、つばつきケース30の側面を押してケース間
隔を所望の広さに広げることかできる。
以下、本発明のケース取出し装置の動作及び作用を説明
する。
先ず、かご車型パレット6のパレット供給装置7への供
給、位置決めについて説明する。
第1図の左方に示すように、4個のつはつきケース30
を1段とし、5段に積層したかご車型パレット6か、人
手により矢印に示すように一対の軌道路7aに搬送され
る。1番目のかご車型パレット6か軌道路7aにかかる
までは、後部ストッパ23bは直立している。この場合
、パレットプッシャ18が第4図すに仮想線で図示した
ように既にパレット供給装置7の入り日付近に移動して
おり、後続のかご車型パレット6の到着を待機している
。そして、後続のかご車型パレット6かパレット供給装
置7の入り口に到着すると、かご車型パレット6の前面
底部に設けられたパレット前部フック21a(パレット
後部フック21bと対称する位置に設けられている)が
プッシャ18を構成する後部プッシャピン18bを進行
方向に付勢して倒し、後部ブツシュピン18bの前方に
位置するようになる。このとき、後部プッシャピン18
bは、−たん倒れた後に既述のように元の状態に復動す
るので、後続するパレット6の前部−7り2 ]、 a
に再び係合てきるようになる。
また、この場合、後続のかご車型パレット6は、後部ス
トッパ23bにより前進移動を制限されており、後部プ
ッシャピン18bかパレット前部フック21bを後方の
位置から押し出す状態て待機している。
次に、先行したかご卓型パジット6のつはつきケース3
0の所定の取り出しか終了すると、後部ストッパ23b
及び前部ストッパ23aとか同時こ下降し、先行したか
ご卓型バレッh 6の前部を位置決めする位置決めアー
ム31aか開放される。
その後続いて、パレットプッシャI8の移動により、後
部プッシャピン18bかバレッt−Wii部フック2 
]、 aを押し出し、かご卓型パL/ツl−6は一対の
軌道路7a上を入り口から出口付近まで移動し、かご車
型パレット6の前面底部か前部ストッパ23aに接した
時点て停止状態になる。
なお、パレットプッシャ18の前部プッンヤビン18a
は、パレット後部フック21bを押したして、先行(1
番目)したかご車型パレット6をパレット供給装置7外
に払い出す。
この場合、後続のかご車型パレット6のパレット前部フ
ック21aか後部ストッパ23bを通過した直後に、前
部ストッパ23aと後部ストッパ23bとか同時に上昇
するとともに、前部位置決めアーム31aが作動して、
導入されてきたかご車型パレット6の到着を待機する。
そして、かご車型パレット6が到着すると、後部位置決
めアーム31bか、かご車型パレット6の後部から回動
しながら当該かご車型パレット6を正確に固定する。
なお、後部位置決めアーム31bの上記回動は、かご車
型パレット6か所定位置に到着しない場合を考慮したも
のである。
次に、つばつきケース30をかご車型パレット6から取
り出す作業を説明する。
第3図に仮想線で示すように、昇降装置4の水平フレー
ム4Aを上昇させ、保持アーム27の上部かっばつきケ
ース30のつば部30aの下部に位置するようになす。
そして、一対のサイI・保持アーム27a、27cか各
つばつきケース30の側面に対し若干の隙間を有するよ
うに、保持アーム27をかご車型パレット6内に進入さ
せる。
この後、サイド保持アーム27a、27cをセンタ保持
アーム27bの方向、すなわち内側方向に水平に移動さ
せ、つばつきケース30の側面に当接した時点て停止す
る。この状態て保持アーム27を上昇させると、各つば
つきケース30のっは部30aかサイド保持アーム27
a、27 c、センタ保持アーム27bの上面に係止さ
れ、4個のつばつきケース30か持ち上げられることに
なる。
次に保持アーム27を第5図について説明した第1払い
出しコンベヤ9、第2払い出しコンベヤ10の上部、す
なわち第3図で右方に水平移動させ、更に把持装置5を
下降させて第1払い出しコンベヤ9、第2払い出しコン
ベヤ10上に5段目の4個のつばつきケース30を載置
する。このように、第1及び第2の払い出しコンベヤ9
.10上に4個のつばつきケース30か完全に下降した
後、把持装置5を下降させて、保持アーム27かつば部
30aの下部より更に下になるように制御する。
次に、第1及び第2のコンベヤ9.10上にある可動ス
トッパ9aを上昇させる。この時点ては、第5図すに示
す左方のつばつきケース30は固定ストッパ9bによっ
て位置規制され、左方へ移動しないようにされるが、右
方のつばつきケース30と可動ストッパ9aとの間は所
定の間隙を有している。この状態で、一対のサイド保持
アーム27a、27cを外側方向に移動(開く)させて
つばつきケース30の側面から離間させ、つばつきケー
ス30を持ち上げる以前と同程度の距離を有するように
なす。
しかし、この時点では、センタ保持アーム27bの上部
空間は、つば部30aによって言わば閉そくされた状態
であるから、このまま保持アーム27を上昇させること
かできない。そこで、本実施例では、次のような注目す
べき動作が行われる。
すなわち、一対のサイド保持アーム27a、27cをを
開いた後、第5図に示すオープナ−11を第1及び第2
の払い出しコンベヤ9.10上に上昇させ、次いで二つ
のオープナ−11をそれぞれシリンダ39を作動させて
前述したように開状態になす。この結果、並んたつばつ
きケース30は、第5図すに示すように中心から開くの
であるか、左方のつばつきケース30は固定ストッパ9
bによって位置規制されているので、右方のつはつきケ
ース30か可動ストッパ9aに当接するまで移動し、オ
ープナ−11によって間隔しか形成されることになる。
したがって、センタ保持アーム27bの上部空間の閉塞
が解消され、センタ保持アーム27bをそのまま上方に
抜き上げ得るようになる。
この状態で、保持アーム27を上昇させ、つばつきケー
ス30の上方に抜き上げ、昇降装置4によって上昇させ
ながら、サイド保持アーム27a、27cが若干間いた
状態まで狭める。保持アーム27を上昇させた後、可動
ストッパ9aを下降させると同時に、第1払い出しコン
ベヤ9上に存在するつばつきケース30をパレット供給
装置7方向へ若干移動させる。この移動は、第1払い出
しコンベヤ9のローラ12を逆回転させることによって
行われる。
次に、把持装置5を駆動し、保持アーム27をかご車型
パレット6に積み付けられているつばつきケース30に
進入させる。
一方、第2払い出しコンベヤlOを駆動することにより
、l、2番目のつばつきケース30は第1図に矢印で示
すように下流に払いだされ、第2払い出しコンベヤ10
上の空いた位置に、第1払い出しコンベヤ9から3.4
番目のつばつきケース30を搬送して押し出す。そして
、3.4番目のつばつきケース30も、第2払い出しコ
ンベヤ10によって個別に払い出される。
以上の取り出し動作は、つばつきケース30を収容した
かご車型パレット6をパレット供給装置7に搬送するこ
とにより繰り返し行われる。したがって、はとんど人手
を用いることなく多数のっばつきケース30を順次取り
出すことができ、取り出し作業の能率向上を図り得る。
以上、本発明の詳細な説明したか、本発明は前記に限定
されるものてはなく、種々の変形か可能である。
前記実施例ではオープナ−11は上下動作と開閉動作を
する構造としてか、その他種々の構造を採用することか
でき、例えば基本的には上下動する部材であれば、ケー
ス間に進入する部分の上端が板状の部材で前後左右の径
か異なるカム部に構成された略丁字形状の部材とし、上
昇してからの回転動によりケース間隙を押し広げるよう
に構成することもできる。
[発明の効果] 本発明のケース取出し装置においては、払出し装置に、
つばつきケースを搬送する搬送面上に出没可能でかつ当
該搬送面上に載置された複数のつばつきケース間に進入
すべく搬送面に突出したときに、ケース側面を押圧して
ケース間隙を一定以上にする間隙幅調整機構であるオー
プナ−が設けられた構成てあり、把持装置によりつばつ
きケースを搬送面上に載置したのちに、ケース間にオー
プナ−を上昇させ、これを駆動してケース間に所望の間
隙を生せしめた後、保持アームをケース間隙から上方に
抜き上げて、次の把持を行わせる。
したかって、本ケース取出し装置によれは、ケース取り
出し時において、把持装置によりケースを払出し装置上
に載置して保持アームを抜き取る際に、オープナ−によ
り保持アームを上方移動を許容するだけのケース間隔か
形成されるので、保持アームを上方に移動させるだけで
抜取りか行われることになり、保持アームを単に棒状の
簡単な構成にでき、しかもこの保持アームを横方向に抜
き取るような方式にしなくてもよく、横抜取の方式に比
較して装置の動作スペースを極めて小になすことかでき
、これに起因して装置全体の小型化と簡略化とを図るこ
とができる。
また、本発明装置によれば、つばつきケースか取り出さ
れるかご車型パレットを所定の位置にセットするパレッ
ト供給装置は、かご車型パレットの長さよりもわずかに
長いだけの軌道路を有した構造であるので、装置の省ス
ペース化か図ることかでき、しかも、ロッドレスシリン
ダにより作動する1つのパレットプソノヤに2つのプッ
シャピン(押圧部)か備えられ、先行するかご車型パレ
ット(既にセットされていたも′の)の送り出しと後続
のかご車型パレット(これからセットするもの)の導入
とを同時に行うことかできるので、正確かつ効率のよい
動作かでき、従来のチェーン駆動のもの比へて駆動音か
低下し、かつ高速化か容易で作業能率の向上を図ること
かできる。
【図面の簡単な説明】
第1図はケース取出し装置の全容を示す斜視図、第2図
は把持装置と昇降装置の概略構造を示す斜視図、第3図
は把持作用と昇降作用を示す要部の側面図、第4図(a
)、(b)はパレット供給装置の構造を示す平面図及び
側面図、第5図(a)、(b)は払出し装置の構造と動
作を示す平面図及び側面図、第6図及び第7図はオープ
ナ−の正面図及び側面図である。 (図中の符号) l・・・払出し装置  4・・・昇降装置5・・・把持
装置 6・・・かご車型パレット 7・・・パレット供給装置 7a・・・軌道路 9・・・第1の払出しコンベヤ 9a・・・可動ストッパ 9b・・・固定ストッパ 10・・・第2の払出しコンベヤ 11・・・オープナ− 13・・・コンベヤ 18・・・パレットプッシャ 18a、18b・・前部及び後部プッシャピン19・・
・中仕切 21a、21b・・・前部及び後部フック23・・・ス
トッパ 26・・・門型フレーム 27・・・保持アーム 27a、27c・・・サイド保持アーム27b  ・ 30 ・ ・ 30a  ・ 3 l ・ ・ 32 ・ ・ 33 ・ ・ 34 ・ ・ 35 ・ ・ 37 ・ ・ 40 ・ ・ 41 ・ ・ 48 ・ ・ ・・センタ保持アーム ・つばつきケース ・・つば部 ・シリンダブラケット ・ヨーク ・アスキングシャフト ・ヨークガイド ピンポルト  36・・ ・引張バネ  39シリ ・ボールプッシュユニッ ・ゴム板   46・・ ・保持ブラケット ・圧縮バネ ンダ、 ト ポルト 代理人 弁理士(8107)  佐々木 清隆(ほか3
名) 第 図 第 図 (a) (b) 第 図 (a”1 (b) 6、 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 複数個整列して1段としたつばつきケースを複数段積み
    重ねて収容したかご車型パレットを移送してコンテナ取
    り出し位置に位置決めし、かつコンテナの取り出し後に
    空のかご車型パレットを移送させるパレット供給装置、
    コンテナ取り出し位置に位置決めされたかご車型パレッ
    ト内に進入して整列させられた1段分のつばつきケース
    を側方から同時に把持する把持装置、当該把持装置を所
    要高さまで昇降させる昇降装置及び把持装置がつばつき
    ケースを開放した後に各つばつきケースを1個ずつコン
    ベヤ上に送り出せるケース払出し装置とを備えたケース
    取出し装置において、ケース払出し装置には、つばつき
    ケースを搬送する搬送面上に出没可能であって当該搬送
    面上に載置された複数のつばつきケース間に進入するた
    め当該搬送面に突出し、ケース側面を押圧してケース間
    隙を一定以上にする間隙幅調整機構が設けられており、
    パレット供給装置は、かご車型パレットよりわずかに長
    い軌道上を往復移動する台車プッシャを備え、台車プッ
    シャはすでに位置決めセットされ先行する台車の後部フ
    ックと当該台車の前部フックとに同時に係合可能な2つ
    の前後する押圧部を備え、先行する台車の送り出しと後
    続の台車の位置決めを同時にするように構成されている
    ことを特徴とするケース取出し装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106586574A (zh) * 2016-12-29 2017-04-26 重庆市永川区新窝建材有限公司 一种码砖辅助工装
CN108275451A (zh) * 2018-01-05 2018-07-13 北京闼闼同创工贸有限公司 用于自动供卸料的装置
CN109533665A (zh) * 2018-12-29 2019-03-29 上海轩田工业设备有限公司 一种在线式自动存储防潮防氧化氮气柜
CN112881135A (zh) * 2021-03-25 2021-06-01 江苏金恒信息科技股份有限公司 金属试样金相实验用自动化干燥箱

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