JPH0115602Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0115602Y2
JPH0115602Y2 JP1983168953U JP16895383U JPH0115602Y2 JP H0115602 Y2 JPH0115602 Y2 JP H0115602Y2 JP 1983168953 U JP1983168953 U JP 1983168953U JP 16895383 U JP16895383 U JP 16895383U JP H0115602 Y2 JPH0115602 Y2 JP H0115602Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stacking
box
objects
reference numeral
transported
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1983168953U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6076602U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP16895383U priority Critical patent/JPS6076602U/ja
Publication of JPS6076602U publication Critical patent/JPS6076602U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0115602Y2 publication Critical patent/JPH0115602Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Container Filling Or Packaging Operations (AREA)
  • Special Conveying (AREA)
  • Stacking Of Articles And Auxiliary Devices (AREA)
  • Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)
  • Specific Conveyance Elements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は自動箱詰装置に関するものである。
従来の技術 一般に、所謂バラ物を所定容積の段ボール箱に
整列して収納し包装するには、人手作業によるも
のが多い。特に、製紙工場で生産されるトイレツ
トペーパーを所定の段ボール箱に所定個数毎で包
装し、流通市場に提供する場合、段ボール箱にト
イレツトペーパーを収納する作業は人手に頼つて
いた。しかし、段ボール箱に収納されるべきロー
ル状のトイレツトペーパーは、2個、4個又は6
個をビニールで一体に包んでなるから、作業員が
これを一つ一つ手持ちして、段ボール箱に整列さ
せながら箱詰めする作業は、極めて非能率であ
り、更に、多数個のトイレツトペーパーを充填し
た段ボール箱は、重量がかなりの量に達するので
運搬にも多大な労力を要するので不要であつた。
このような不便を解消するため、例えばトイレ
ツトペーパーロール等の包装装置として特開昭57
−37502号の発明が提供されている。この発明は、
トイレツトペーパーロールを偶数個ずつ平らな長
方体状に袋詰めした袋詰ロールを送り込む搬入コ
ンベアと、このコンベアを横切るように並び立
ち、一方の板の下端から上記袋詰めロールを板間
下部に一定数受け入れて停める積上用左右垂直板
と、受け入れた袋詰ロールの持上機構、続いて送
り込まれた袋詰めロール上におろす機構をもつ積
上装置と、積上げた袋詰ロールの後面に沿う垂直
押板を上記左右垂直板沿いに進める押出装置と、
上記左右垂直板前端に設けた包装袋開口支持装置
と、上記押出装置により包装袋内へ押込まれた袋
詰めロールを受ける転回装置と、この転回装置に
より上向き姿勢になつた包装袋を受ける搬出コン
ベアとを備えてなる。
考案が解決しようとする課題 しかしながら、前記従来例では、トイレツトペ
ーパーロールの袋詰ロールを搬入コンベアで一つ
一つ積上用左右垂直板間に積上げる構成であるか
ら、所定容量の段ボール箱に収納する団塊を形成
すまでに時間が掛かり非能率的である。
本考案はこのような事情に鑑みて、所謂バラ物
若しくは複数個のバラ物を一体包装してなる形大
のバラ物を段ボール箱等の箱体内に、人手を介す
ることなく、更に段積作業を高速化して能率高く
整列せしめて収納する自動箱詰装置を提供するこ
とを目的として考案されたものである。
課題を解決するための手段 搬送装置の送り出し側において複数枚の落とし
蓋を一直線状に水平位で整列させるとともに、そ
れぞれの落とし蓋の一端部を軸を介し下方へ連動
して回動可能にそれぞれ軸支させ、かつ、該落と
し蓋の下方にそれぞれシユートを配設するととも
に、該シユートのそれぞれを、隣接して送り出し
側で多段に配置された複数基のベルトコンベアの
それぞれと接して配置させ、搬送物がそれぞれの
落とし蓋に載置されると、該落とし蓋が連動して
下方へ回動し、搬送物をそれぞれのシユートに落
下させて搬送物を多段に案内移送する段積案内装
置と、該段積案内装置から移送される搬送物を多
段構成の複数の載置板で受けて該載置板がそれぞ
れ垂直方向へ同時に移動することにより搬送物を
間接的に段積みする段積装置と、段積みされた搬
送物を箱体に収納する為前記載置板の一側へ片寄
せする整列装置と、片寄せされた搬送物を箱体に
収納する為前記載置板の他側へ押出す押出装置
と、押出された搬送物を収納する箱体を滑落自在
に支持するコンベヤ装置と、該コンベヤ装置を滑
落した箱体を受止めて反転せしめる反転装置と、
前記段積案内装置、段積装置、整列装置、コンベ
ヤ装置並びに反転装置を搬送物の移動に伴つて順
次に動作せしめる制御装置とからなる自動箱詰装
置を構成した。
作 用 本考案は、製造ラインから送り出される製品で
ある大量の搬送物を、まず第一段階として段積み
するため段積案内装置が個別に仕分けて段状に案
内移送し、第二段階として段状に案内移送されて
静止させた搬送物を段積装置が段積みするととも
に整列装置が一側に片寄せて整列せしめ、第三段
階として段積みされかつ片寄せられた搬送物を押
出装置が箱体内へ押込み、第四段階として搬送物
を横位で収納した箱体を反転装置が立位に反転せ
しめて移送する機械的構成を特色とするもので、
これにより、製造ラインから送り出される製品を
箱詰めし、その箱体を集荷所へ移送する工程を一
貫して形成し、人手作業を皆無とするものであ
る。
実施例 以下に本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。第1図は平面図、第2図は正面図、第3図
は右側面図、第4図は第1図A−A線断面図、第
5図は第1図B−B線断面図、第6図は第4図C
部の拡大正面図、第7図は整列装置の正面図、第
8図は整列装置の平面図、第9図は反転装置の側
面図、第10図は第3図D部側面図である。
第1図から第3図を用いて本実施例装置の概略
全体構成を説明する。
構成の概要; 1は搬送装置で該搬送装置1は例えばロール状
のトイレツトペーパーを2〜6個の所定の個数毎
にビニール包装し、その包装体を搬送物として移
送する装置である。2はベルトコンベヤで該ベル
トコンベヤ2は搬送路3を挟んで対向し、搬送物
4を一対のベルトコンベヤ2で挟持して移送でき
るように立位で回動自在に設けられている。5は
段積案内装置で該段積案内装置5は前記搬送装置
1から搬送物4を受けて個別に仕分けし多段に案
内移送する。6は段積装置で該段積装置6は前記
段積案内装置5から搬送物4を受けて多段に静止
させる一方後述する整列装置で整列したあと、搬
送物4を上方へ押上げて段積みする。7は整列装
置で該整列装置7は段積装置6に移送されて静止
する搬送物4を片寄せして整列させる。8は押出
装置で該押出装置8は段積装置6で整列し多段に
なつた搬送物4を一団として押出す。9は箱体で
該箱体9は押出装置8で押出される搬送物4の団
塊を収納する。10はコンベヤ装置で該コンベヤ
装置10は箱体9を横位で滑落自在に載荷する。
11は反転装置で該反転装置11はコンベヤ装置
10を滑落した箱体9を受止めて回転し、箱体9
を横位から立位にした搬送装置12に移載する。
搬送装置12は適宜の集荷所に搬送物4を移送す
る。13は本実施例装置をシーケンス制御する制
御装置である。
構成各部の詳細; 次に上記構成の各部を詳細に第4図から第10
図を参照して説明する。
段積案内装置5; 段積案内装置5において、第2図、及び第4図
に示す50は箱枠で該箱枠50は搬送装置1の送
り出し側の床面14上に立設されている。51は
落とし蓋で該落とし蓋51は、搬送物4を一個載
置できる板体であつて、一側端部に軸52が固着
され、該軸52が箱枠50の天部に回動自在に軸
支されてなる。落とし蓋51は、搬送路3と一直
線状になる如く複数個が連設され、かつ、搬送路
3と略同一レベルの搬送路を形成する。53はア
ームで該アーム53は前記軸52の両側若しくは
一側端部に前記落とし蓋51と一定の角度を有し
て固着されている。54は桿体で該桿体54は前
記各アーム53の下端を回動自在に軸支し水平方
向へ伸延している。第6図に示す55はレバーで
該レバー55は前記軸52の一つにアーム53と
一体に該アーム53と一定の角度を有して固着さ
れている。56はラムで該ラム56は前記レバー
55の一端を回動自在に軸着している。57はシ
リンダで該シリンダ57は前記ラム56を係合し
て箱枠50に固定支持されている。シリンダ57
は適宜の流体供給源と管路で接続され(図示略)、
かつ、該管路に電磁弁を介在させてある。第2図
及び第4図に示す58はシユートで該シユート5
8は前記落とし蓋51のそれぞれに対応して一端
が各軸52近傍の、また他端が右側部近傍の箱枠
50に固定支持され、他端は段状に配設されてい
る。58aはリミツトスイツチで該リミツトスイ
ツチ58aは最下段のシユート58の送り出し口
近傍へ底部に固着され、搬送物4の重量により開
閉操作される。59はベルトコンベヤで該ベルト
コンベヤ59は、前記シユート58のそれぞれに
対応して多段でそれぞれ回動自在に箱枠50に支
持され、搬送路3、落とし蓋51と一直線状に配
設されている。59aは電動モータで該電動モー
タ59aは前記複数のベルトコンベヤ59を同時
に同一方向へ回動させる。59bは橋渡板で該橋
渡板59bは送り出し側にある落とし蓋51とベ
ルトコンベヤ59との間で箱枠50に固着されて
いる。59cはリミツトスイツチで該リミツトス
イツチ59cは前記橋渡板59bに固着されてい
る。
段積装置6; 段積装置6において、第4図及び第5図に示す
60は基台で該基台60は前記段積み案内装置5
に隣接して立設されている。61は載置板で該載
置板61は前記各ベルトコンベヤ59に対応して
該ベルトコンベヤ59から送り出される搬送物4
を受止めるストツパ61aを備えている。62は
スライドガイドで該スライドガイド62は各載置
板61の表裏側にそれぞれ固着されており、その
スライドガイド62の長さは搬送物4の高さを略
同一である。63はガイドブロツクで該ガイドブ
ロツク63は前記スライドガイド62を貫通し載
置板61を上下動可能に支持している。64はス
ペーサで該スペーサ64は天板65と最上段の載
置板61との間を搬送物4の高さと同一に保持す
る。66は舌片で該舌片66は天板65と基台6
0との間で垂直に、及び天板65と基台60に水
平に、それぞれ軸支されて回動自在な板体からな
り、搬送物4を収納する箱体9の蓋9aを開き搬
送物4の収納案内をする。67はシリンダで該シ
リンダ67は載置板61の一側において離れて床
面14上に固定されている。68はラムで該ラム
68は前記シリンダ67と係合し、その突出端部
にリンクカム69が軸着されている。リンクカム
69は固定点69aと可動点69bを備えた三角
板状体で、可動点69bにリンク69cの一側が
軸着されている。リンク69cの他端は最下段の
載置板61に固着されたスライドガイド62に軸
支されている。前記シリンダ67は、適宜の流体
供給源と管路を介して接続され該管路は電磁弁を
介在してシリンダ67に流体を供給し又は排出し
てラム68をシリンダ67から進退させることが
できる。リンクカム69は最下段の載置板61を
上方へ移動させることにより全ての載置板61を
上方へ移動できるに十分のストロークを有する。
整列装置7; 整列装置7において、第7図及び第8図に示す
70は基台で該基台70は前記段積装置6の側方
で、前記ベルトコンベヤ59と載置板61との間
に面して立設されている。71は基板で該基板7
1は前記基板70の側面に固着されている。72
はガイドブロツクで該ガイドブロツク72は前記
基板71に上下一対で固着されている。73はロ
ツドで該ロツド73は前記ガイドブロツク72を
貫通して水平方向へ摺動自在である。74はスト
ツパで該ストツパ74は前記ロツド73に固着さ
れている。75はスリーブで該スリーブ75は前
記ロツド73を貫通させて該ロツド73に沿つて
水平方向へ移動できる。76はバネで該バネ76
は前記スリーブ75と枠体77との間に弾装され
ている。枠体77は前記ロツド73の一端に固着
されている。78はシリンダで該シリンダ78は
前記基板71に固定支持され、適宜の流体供給源
に電磁弁を介在した管路で結ばれている。79は
ラムで該ラム79は前記シリンダ78と係合して
ロツド73と平行に伸退する。710は連結ブロ
ツクで該連結ブロツク710は前記ラム79の突
出端部79aとスリーブ75とを連結している。
711はリンクで該リンク711は一端が前記ス
リーブ75に軸着され、他端は前記枠体77と重
ねて設けた枠体712を固着した環体713と軸
着されている。714はガイド棒で該ガイド棒7
14は前記枠体77の背面側で水平方向へ突設さ
れている。715は整列板で該整列板715は前
記枠体77から水平方向へ前記ガイド棒714と
直交して複数が段状に延設されている。この整列
板714は前記載置板61が上方へ移動しないで
搬送物4をベルトコンベヤ59から受けた状態に
おいて、各載置板61間に挿入できる適宜の幅を
有する。716は止板で該止板716は前記枠体
712に固着され前記整列板715と重なつて水
平方向へ伸延している。
押出装置8; 押出装置8において、第3図及び第5図に示す
80は基台で該基台80は前記段積装置6の側方
で、前記載置板61の一側部に面して立設されて
いる。81はガイドバーで該ガイドバー81は前
記基台80上に平行して一対が固定されてなる。
82は支持体で該支持体82は前記ガイドバー8
1に挿通され、該ガイドバー81に沿つて水平方
向へ移動可能である。83は押棒で該押棒83は
前記支持体82に植設されて水平方向へ一定の長
さで伸延する複数の棒体である。84は押板で該
押板84は前記押棒83の一端に固着された板体
からなり、その板体の幅は前記載置板61のスラ
イドガイド62又はスペーサ64の高さよりも小
なる幅を有している。押板84は各載置板61が
全て上方へ移動したとき、その各載置板61間に
挿入され、載置板61上の搬送物4を箱体9に押
込む。85はシリンダで該シリンダ85は前記基
台80に固定支持されている。86はラムで該ラ
ム86は前記シリンダ85と係合し、その突出端
部は前記押棒83に固定したブロツク87のほぼ
中央に固着されている。シリンダ85は適宜の流
体供給源と管路を介して接続され、かつその管路
には電磁弁を介在させてある。
コンベヤ装置10; コンベヤ装置10において、第3図に示す10
1は基台で該基台101は前記段積装置6の舌片
66側に立設され、かつ反転装置11側が低くな
つて傾斜している。102は自転ローラで該自転
ローラ102は前記基台101の天部に並列して
回転自在に軸支されている。第10図に示す10
3はストツパで該ストツパ103は前記自転ロー
ラ102の間において出没可能にラム104を有
する板105上に支持されている。106は起動
板で該起動板106は板105上から自転ローラ
102上に突設され、箱体9の重量が一定重さに
なると作動するリミツトスイツチ107を備え、
基台108内に設けたシリンダ109を駆動させ
る。シリンダ109はラム104を係合してい
る。
反転装置11; 反転装置11において、第3図及び第9図に示
す110は基台で該基台110は前記コンベヤ装
置10の端末に立設されている。111は受台で
該受台111は前記基台110の上面に回動自在
に軸116を介して軸支されたL形の枠体からな
り、搬送装置12側に立上がつたストツパ部11
2を有している。113は自転ローラで該自転ロ
ーラ113は受台111の上面及びストツパ部1
12にそれぞれ軸支されている。114はラムで
該ラム114はその一端が前記受台111の底部
と軸着され、他端がシリンダ115に係合してい
る。シリンダ115は基台110の底部に一端が
回動自在にピン117を介して軸支されており、
適宜の流体供給源と管路を介して結ばれており、
かつ、その管路には電磁弁を介設してある。11
8はリミツトスイツチで該リミツトスイツチ11
8は前記自転ローラ113上に接片が突出してい
る。
なお、第1図に示す13は制御装置で該制御装
置13は、前記段積案内装置5、段積装置6、整
列装置7、押出装置8、コンベヤ装置10及び反
転装置11を以下に記載する作用に基づいてシー
ケンス制御をするものである。
そこで上記実施例の作用を説明する。
まず第1図及び第2図において、搬送装置1か
ら搬送物4が一定の間隔で移送されると、該搬送
物4は落とし蓋51の上に移動し、ついで第2、
第3…と順次搬送物4が移送されて来ると、当該
搬送物4は次々と後続の搬送物4に押され各落と
し蓋51上に載置される。そして、先頭の搬送物
4が橋渡板59bに至ると、該搬送物4の重量に
よりリミツトスイツチ59c(第4図)が作動し
てシリンダ57(第2図)に結ばれた流体供給管
路の電磁弁を開き、ラム56を該シリンダ57か
ら突出させる。ラム56が突出するとレバー55
が時計方向へ回動し、これにより該レバー55
と、一体のアーム53が同時に時計方向へ回動す
る。アーム53が回動すると桿体54が図の左方
へ引かれ、これにより各軸52と一体の残りのア
ーム53が時計方向へ回転し、各落とし蓋51を
軸52を中心として時計方向へ回動させる(第6
図)。したがつて、落とし蓋51が下方へ回動す
るので該落とし蓋51上の各搬送物4はそれぞれ
その下方に位置する各シユート58に落下する。
各シユート58に落下した搬送物4は各シユート
58を滑り、各ベルトコンベヤ59に移送され
る。このとき、最下段のシユート58を滑落する
搬送物4がリミツトスイツチ58a(第4図)を
作動させ、該リミツトスイツチ58aは前記シリ
ンダ57のラム56を引込ませる作用をなす。し
たがつて、ラム56が引込むとレバー55とアー
ム53が桿体54を中心として反時計方向へ回転
させて元の状態に復帰させる。そこで搬送装置1
から送り出される新しい搬送物4を順次落とし蓋
51上に載置させ、そして各落とし蓋51上に搬
送物4が載置されると再び上記同様の作動をす
る。
次に、ベルトコンベヤ59上に移送された搬送
物4は、電動モータ59aの駆動により全て同一
方向に回動して搬送物4を段積装置6の各載置板
61上に押出す。各載置板61上に搬送物4が載
置されると、整列装置7が作動する。すなわち、
第7図に示すシリンダ78に流体が供給されてラ
ム79が突出しロツド73が図の左方へ移動し、
枠体77がベルトコンベヤ59端側へ移動し、止
板716と整列板715とが一体となつて各ベル
トコンベヤ59と各載置板61との間に進入す
る。そして、止板716はベルトコンベヤ59上
を余分に移送されることがある搬送物4を停止さ
せる。一方、ロツド73はその端部のストツパ7
3aがガイドブロツク72に当接して停止して
も、ラム79はなお若干移動しつづける。ラム7
9が更に突出するとスリーブ75が連結ブロツク
75を介して枠体77側へバネ76の力に抗して
押される。そこで第8図に示す如くリンク711
はスリーブ75を中心として回動し、枠体77に
突設したガイド棒714と係合する環体713を
ガイド棒714に沿つて移動させ、枠体712を
枠体77から離反させる。したがつて、枠体71
2に突設した整列板715は各載置板61上に静
止した搬送物4を押して片寄せ、整列させる。か
くして、各載置板61上で各搬送物4が整列され
ると整裂装置7は元の状態に復す。次には、最下
段の載置板61と連結したシリンダ67(第4
図)が駆動してラム68が突出しリンクカム69
を時計方向へ回転させその載置板61を上方へ上
昇移動させる。最下段の載置板61がスライドガ
イド62を介してガイドロツド63を上昇する
と、各スライドガイド62が接触して上方の各載
置板61が搬送物4を挟んだ状態で上方へ順次上
昇移動する。各載置板61が各搬送物4を挟んだ
状態で停止すると、押出装置8が作動する。すな
わち、シリンダ85(第5図)に流体が供給され
たラム86が突出すると、ラム86はブロツク8
7を段積装置6側へ押出すので、支持体82はガ
イドバー81に沿つて段積装置6側へ移動する。
支持体82が段積装置6側へ移動すると、押棒8
3の端部の押板84は各載置板61間に進入し、
該載置板61間の搬送物4を箱体9内に押込むと
(制御盤13へシーケンス制御によつて)押出装
置8は元の状態に復し、続いて各載置板61も下
降して元の状態に復す。箱体9はその蓋9aが舌
片66により開かれて既に入力でコンベヤ装置1
0上に段積装置6側の始端に固定されている。す
なわち、コンベヤ装置10のストツパ103(第
3図)に箱体9の底部が停止されて滑落しないよ
うに固定されている。そこで、箱体9に搬送物4
が充填されると箱体9は一定の重量になるから、
リミツトスイツチ107の信号によつてシリンダ
109を駆動し、起動板105が沈下させる。シ
リンダ109が駆動するとストツパ103は自転
ローラ102の下面に沈下し、箱体9の制止を解
き、箱体9が反転装置11に移動するとストツパ
103は再び元の状態に復す。そこで箱体9はコ
ンベヤ装置10上を滑落して反転装置11の受台
111上に受止められる。このとき、受台111
上のリミツトスイツチ118(第9図)が箱体9
により動作され該リミツトスイツチ118により
電磁弁が開かれ、シリンダ115に流体が供給さ
れ、ラム114が突出する。ラム114が突出す
ると、受台111は軸部116を支点にして時計
方向へ回動する。受台111が略90度若しくは
それ以上回動すると、受台111のストツパ部1
12の自転ローラ113によつて箱体9の底部が
滑り、箱体9は搬送装置12へ滑落する。箱体9
が反転装置11から脱落すると、該反転装置11
は元の状態に復す。そこで、搬送装置12上に移
送された箱体9は集荷所へ移送され、該集荷所で
箱体9の蓋9aが人手で閉じられ、完全な包装が
なされる。
考案の効果 以上に記載した本考案によれば、バラ物等の大
量の搬送物を所定の個数毎に箱詰めをするに際
し、一定間隔で送り出される搬送物を個別に分け
て多段を同時に移送することによつて迅速に能率
高く段積みをなし、かつ、片寄せて整列せしめ箱
体9内に押込む一連の作業を自動機械的に行う一
方、搬送物4を充填した箱体9を横位から立位に
反転せしめて集荷所へ運ぶ作業をも一貫して行う
ので、人力による作業を不要にして労力の負担を
皆無となしたので、作業員の数を大幅に低減でき
る一方、箱詰作業の能率を大きく向上できる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動箱詰装置の全体平面図、第2図は
第1図の正面図、第3図は第1図の右側面図、第
4図は第1図のA−A線断面図、第5図は第1図
のB−B線断面図、第6図は第4図C部の拡大正
面図、第7図は整列装置の正面図、第8図は整列
装置の平面図、第9図は反転装置の側面図、第1
0図は第3図D部の側面図である。 4……搬送物、5……段積案内装置、6……段
積装置、7……整列装置、8……押出装置、9…
…箱体、10……コンベヤ装置、11……反転装
置、13……制御装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 搬送装置1の送り出し側において複数枚の落と
    し蓋51を一直線状に水平位で整列させるととも
    に、それぞれの落とし蓋51の一端部を軸52を
    介し下方へ連動して回動可能にそれぞれ軸支さ
    せ、かつ、該落とし蓋51の下方にそれぞれシユ
    ート58を配設するとともに、該シユート58の
    それぞれを、隣接して送り出し側で多段に配置さ
    れた複数基のベルトコンベア59のそれぞれと接
    して配置させ、搬送物4がそれぞれの落とし蓋5
    1に載置されると、該落とし蓋51が連動して下
    方へ回動し、搬送物4をそれぞれのシユート58
    に落下させて搬送物4を多段に案内移送する段積
    案内装置5と、該段積案内装置5から移送される
    搬送物4を多段構成の複数の載置板61で受けて
    該載置板61がそれぞれ垂直方向へ同時に移動す
    ることにより搬送物4を間接的に段積みする段積
    装置6と、段積みされた搬送物4を箱体9に収納
    する為前記載置板61の一側へ片寄せする整列装
    置7と、片寄せされた搬送物4を箱体9に収納す
    る為前記載置板61の他側へ押出す押出装置8
    と、押出された搬送物4を収納する箱体9を滑落
    自在に支持するコンベヤ装置10と、該コンベヤ
    装置10を滑落した箱体9を受止めて反転せしめ
    る反転装置11と、前記段積案内装置5、段積装
    置6、整列装置7、コンベヤ装置10並びに反転
    装置11を搬送物4の移動に伴つて順次に動作せ
    しめる制御装置13とからなることを特徴とする
    自動箱詰装置。
JP16895383U 1983-10-31 1983-10-31 自動箱詰装置 Granted JPS6076602U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16895383U JPS6076602U (ja) 1983-10-31 1983-10-31 自動箱詰装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16895383U JPS6076602U (ja) 1983-10-31 1983-10-31 自動箱詰装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6076602U JPS6076602U (ja) 1985-05-29
JPH0115602Y2 true JPH0115602Y2 (ja) 1989-05-10

Family

ID=30369223

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16895383U Granted JPS6076602U (ja) 1983-10-31 1983-10-31 自動箱詰装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6076602U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5361491A (en) * 1976-11-13 1978-06-01 Toshinari Furuta Boxing apparatus for bagged article

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5361491A (en) * 1976-11-13 1978-06-01 Toshinari Furuta Boxing apparatus for bagged article

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6076602U (ja) 1985-05-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6145281A (en) Method and apparatus for packaging a series of articles in different formations
US5170610A (en) Means for and methods of loading irregularly shaped objects into automatic packaging machines
US6238173B1 (en) Apparatus for placing groups of products on pallets
JP2982643B2 (ja) 袋自動解荷供給方法並びにその装置、及び該装置で使用される袋輸送コンテナ、解束装置、トレー
JPH04239405A (ja) 大型パックへのホイルバッグの箱詰め装置
JPH07223710A (ja) 回転式物品保管搬出装置
JP2004217429A (ja) 平坦物のスタック形成装置
JPH08175662A (ja) 搬送−仕分け−および貯蔵装置
JPH0115602Y2 (ja)
JP2004155428A (ja) 箱詰装置
US5782066A (en) Apparatus for filling a bag with an article loaded in a tray
JPH09142405A (ja) 製品パッケージ箱詰め装置
JPH09188401A (ja) 卵トレイのような積層パッケージを有するコンテナの積み込み及び積み下し装置
JPH05330528A (ja) ケースの自動開箱・物品取り出し・折畳装置
JPH04164720A (ja) 被搬送物の転向積み上げ装置
JP2514602B2 (ja) 麺包装品などの部分重ね入れ装置
JPH06227663A (ja) 物品積込装置
JP3521391B2 (ja) 線香の移し替えおよび乾燥棚板の回収装置
KR102477350B1 (ko) 식료품 묶음 포장 장치
CN213414299U (zh) 产品堆叠入箱装置
JPS6317732A (ja) パレツト荷積み装置
JP2004075174A (ja) 包装装置
JPH0457707A (ja) 物品の集積箱詰装置における内外フラップ開放閉鎖方法および開放閉鎖機構
JPH0838139A (ja) たばこ原料処理方法および装置
JPS5820615A (ja) ワ−クの整列搬送機