JPH08231041A - 物品の整列搬送方法及び装置 - Google Patents

物品の整列搬送方法及び装置

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JPH08231041A
JPH08231041A JP32095093A JP32095093A JPH08231041A JP H08231041 A JPH08231041 A JP H08231041A JP 32095093 A JP32095093 A JP 32095093A JP 32095093 A JP32095093 A JP 32095093A JP H08231041 A JPH08231041 A JP H08231041A
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belt
conveying
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 物品を損傷せず、不安定な物品でも安定よく
整列搬送でき、物品の高速成形にも対応できるよう処理
能力を高める。 【構成】 第1のベルトコンベア1では物品Cをガイド
プレート10,11の間隔W内に通過させて直列的に整
列搬送し、且つ、第2のベルトコンベア2による物品の
搬送方向Bを基準に所定の角度θを保って物品Cを斜め
に送り込み、第2のベルトコンベア2では斜めに送り込
まれた物品C1 を終端近くで押せ押せにストッパー22
で係止することにより位置変えし、複数個C2 をベルト
上に並列的に整列載置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばコアの如き粉状
物成形体等の物品を製造する工程で、その成形材料を所
定形状にプレス成形した後バラ状態で後工程に送り出
し、これを複数個整列させて匣鉢等に収容する物品の整
列搬送処理に適用できる物品の整列搬送方法及び装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、E型やU型等のコアを製造する
工程においては成形材料をロータリープレス等で所定形
状にプレス成形した後、複数個を匣鉢に収容させて多段
積みすることにより焼成処理工程に送り込むことが行な
われている。また、その匣鉢に対する収容時はチャック
等を適用し、1個づつ或いは複数個並べて挾持すること
により匣鉢内に詰め込むようにされている。
【0003】然し、この種の焼成処理前のコア等の物品
は比較的脆い物品であるから、チャック等で挾持すると
物品の欠けや割れ等の損傷が発生し易い。また、チャッ
ク等による詰め込みでは処理能力にも限界があり、特
に、ロータリープレスでプレス成形すると多数個を高速
成形できるため、この成形工程から連続処理する如く対
応することはできない。
【0004】上述したチャック等に代えて、ベルトコン
ベアとガイドプレートとの組合せによる整列搬送手段を
適用することが考えられる。この整列搬送手段を適用す
れば、外力が物品に加わるのを避けられるところから好
ましい。然し、そのベルトコンベアとガイドプレートと
を単に組み合せるだけでは形状的に不安定なものを安定
よく搬送することができず、搬送時に倒れない安定した
形状の物品に限られてしまう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、主としてベ
ルトコンベアによる搬送手段を適用することにより物品
の欠けや割れ等の損傷を防ぎ、物品を安定よく整列搬送
できて、処理能力も高め得る物品の整列搬送方法を提供
することを目的とする。また、その物品の整列搬送を全
体的に簡単な機構で達成できる物品の整列搬送装置を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
物品の整列搬送方法においては、粉状物成形体等の物品
を前工程から受け取って順次に搬送する第1のベルトコ
ンベアと、その第1のベルトコンベアから物品を個々に
受け取って順次に搬送する第2のベルトコンベアとを用
い、第1のベルトコンベアではベルト面上方で物品の搬
送方向直線状に対向配置されたガイドプレートの間隔内
に物品を通過させて直列的に整列送りし、且つ、第2の
ベルトコンベアによる物品の搬送方向を基準に所定の角
度を保って該物品を第2のベルトコンベアに斜めに送り
込み、第2のベルトコンベアでは所定角斜めに送り込ま
れた物品を終端近くベルト面上方で直交方向に配置され
たストッパーで押せ押せに位置変えさせて係止し、複数
個をベルト上に並列的に整列載置するようにされてい
る。
【0007】本発明の請求項2に係る物品の整列搬送方
法においては、先頭の物品を第1のベルトコンベアから
第2のベルトコンベアに送り込む間、次の物品をガイド
プレートの間隔内で一旦停止し、物品の送込み間隔を設
定するようにされている。
【0008】本発明の請求項3に係る物品の整列搬送方
法においては、第1のベルトコンベアから第2のベルト
コンベアに物品を送り込む際、第1のベルトコンベアか
ら第2のベルトコンベアに延長位置するガイドプレート
で送込みガイドするようにされている。
【0009】本発明の請求項4に係る物品の整列搬送装
置においては、粉状物成形体等の物品を前工程から受け
取って順次に搬送する第1のベルトコンベアと、その第
1のベルトコンベアから物品を個々に受け取って順次に
搬送する第2のベルトコンベアとを備え、第1のベルト
コンベアは物品を間隔内に通過させて直列的に整列送り
するガイドプレートをベルト面上方で物品の搬送方向直
線状に相対向させて備え、且つ、第2のベルトコンベア
による物品の搬送方向を基準にベルトの走行方向を所定
角斜めに向けて設置した物品の送込みコンベアでなり、
第2のベルトコンベアは第1のベルトコンベアから順次
に送り込まれる物品を押せ押せに位置変えさせて係止す
るストッパーを終端近くベルト面上方で直交方向に備
え、複数個をベルト上に並列的に整列載置する物品の整
列コンベアとして構成されている。
【0010】本発明の請求項5に係る物品の整列搬送装
置においては、先頭の物品を第1のベルトコンベアから
第2のベルトコンベアに送り込む間、次の物品をガイド
プレートの間隔内で一旦停止する前進,後退動可能なプ
ッシャーを第1のベルトコンベアによる物品送出し位置
側部に備え付けることにより構成されている。
【0011】本発明の請求項6に係る物品の整列搬送装
置においては、物品の通過間隔を隔て相対向する第1の
ベルトコンベアのベルト面上方でガイドプレートを物品
の搬送方向直線状に備え、そのガイドプレートのうち、
第2のベルトコンベアによる物品搬送方向下手側に位置
するものを物品の送出し位置までとし、且つ、上手側に
位置するものを物品の送出し位置から第2のベルトコン
ベアに延長させて配置することにより構成されている。
【0012】
【作用】本発明の請求項1に係る物品の整列搬送方法で
は、まず、複数個の物品を第1のベルトコンベアで直列
的に並べて整列搬送する。その整列搬送は、ベルト面上
方で物品の搬送方向直線状に対向配置されたガイドプレ
ートの間隔内に物品を通過させることにより行うため、
各物品を安定よく整列させて搬送することができる。次
に、第1のベルトコンベアからは第2のベルトコンベア
による物品の搬送方向を基準に所定の角度を保って物品
を第2のベルトコンベアに斜めに送り込む。この物品の
送込みで第2のベルトコンベアのベルト上に斜めに位置
設定させて各物品を載置することから、第2のベルトコ
ンベアによる搬送中に物品が倒れるのを防げ、送込み時
の姿勢を保って整列と終端側まで搬送することができ
る。その第2のベルトコンベアの終端近くにおいては物
品をストッパーで押せ押せに係止することから、所定角
斜めに送り込まれた物品はストッパーによる係止と共に
ベルト面との摩擦抵抗で徐々に位置変えされて並列的に
整列する。従って、第2のベルトコンベアには複数個の
物品を安定よく並列的整列させて載置できるばかりでな
く、ベルトコンベアの他に、ガイドプレート並びにスト
ッパーとの接触のみで方向規制させて整列できるので、
物品の欠けや割れ等の損傷が生ずるのも防げる。また、
各物品を第1のベルトコンベアより第2のベルトコンベ
アに送り込んで順次搬送することから整列できるため、
ロータリープレス等による高速成形にも対応することが
できる。
【0013】本発明の請求項2に係る物品の整列搬送方
法では、第1のベルトコンベアから第2のベルトコンベ
ア対する物品の送込み間隔を所定間隔に設定することか
ら、第1のベルトコンベアにおける物品のストック量や
第2のベルトコンベアによる部品の搬送状況等に応じて
各物品を第2のベルトコンベアに整然と送り込めると共
に、第2のベルトコンベアにおいて物品をストッパーで
押せ押せに係止することにより位置変えするのを安定よ
く確実に行うことができる。
【0014】本発明の請求項3に係る物品の整列搬送方
法では、物品を第1のベルトコンベアから第2のベルト
コンベアにまでガイドプレートに沿って送り込めるた
め、物品の斜め送込みも安定よく行うことができる。
【0015】本発明の請求項4に係る物品の整列搬送装
置では、複数個の物品を第1のベルトコンベアで搬送す
ると共にガイドプレートで直列的に整列搬送でき、ま
た、第1のベルトコンベアから所定角斜めに載置された
物品をストッパーで押せ押せに係止させて並列的に整列
することから、各物品を簡単な機構で安定よく整列で
き、また、物品の処理能力を向上できることにより物品
の高速成形にも対応することができる。
【0016】本発明の請求項5に係る物品の整列搬送装
置では、物品をプッシャーで一旦停止すると共に、その
プッシャーを第1並びに第2のベルトコンベアにおける
部品の搬送状況に応じて作動することにより部品を第2
のベルトコンベアに整然と送り込めて、物品をストッパ
ーで押せ押せに位置変えするのを安定よく行え、複数個
を能率よく並列的に整列することができる。
【0017】本発明の請求項6に係る物品の整列搬送装
置では、物品の直列搬送をガイドプレートによる簡単な
機構で安定よく行えるばかりでなく、第2のベルトコン
ベアに対する物品の斜め送込みもガイドプレートで安定
よく行えて整列とした物品搬送が行える。
【0018】
【実施例】以下、添付図面を参照して説明すると、図1
はコアに代表される粉状物成形体等の如き物品の整列搬
送装置を平面で示すものであり、その装置は第1のベル
トコンベア1と第2のベルトコンベア2とを備えて構成
されている。これら各ベルトコンベア1,2は無端平ベ
ルトでなり、その全長が水平方向に走行回動するよう配
置されている。
【0019】第1のベルトコンベア1は、前工程から送
り込まれる物品Cを順次に受け取って直列的に整列搬送
するものとして配設されている。この物品の整列手段と
しては、物品Cを通過する間隔Wを隔て物品の搬送方向
Aに向って直線状に相対向する一対のガイドプレート1
0,11がベルト面上方に備え付けられている。その各
ガイドプレート10,11は樹脂または金属の平板材で
なり、第1のベルトコンベア1のベルト上に載置された
物品Cを間隔内で安定よく摺接支持できるよう物品Cの
立ち姿勢と略相応した縦幅を持つよう形成されている。
【0020】上述したガイドプレート10,11のう
ち、第2のベルトコンベア2による物品搬送方向Bの下
手側に位置するもの10は第1のベルトコンベア1によ
る物品の送出し位置まで配置されている。一方、上手側
に位置するもの11は第1のベルトコンベア1による物
品の送出し位置から延長させて第2のベルトコンベア2
のベルト面上方にまで配置されている。これにより、第
1のベルトコンベア1では物品Cを直列的に整列させて
第2のベルトコンベア2に送出し載置するのを極めて安
定よく行うことができる。
【0021】そのガイドプレート10,11を含めて、
図2で示すように第1のベルトコンベア1は第2のベル
トコンベア2による物品の搬送方向Bを基準にベルトの
走行方向を所定角斜めθに向けることにより設置されて
いる。この設置角度は、第1のベルトコンベア1を第2
のベルトコンベア2に対し斜め外方から設置するときに
は物品の搬送方向A,Bとの角度で120°程度に設定
するのが好ましく、また、物品の搬送方向Aと第2のベ
ルトコンベア2の回転軸中心を基準に捉えれば30°程
度がよい。その部品の送込み角度θは第2のベルトコン
ベア2による搬送中に物品が倒れず、しかも後述するス
トッパーで物品を押え押えに位置変えするのに好適な角
度として設定されている。なお、第1のベルトコンベア
が第2のベルトコンベア2に対して斜めに設置されてい
ることから、その終端側と第2のベルトコンベア2とを
連絡するベースプレート3がガイドプレート10,11
の直下に位置させて配置されている。
【0022】上述したガイドプレート10,11の他
に、第1のベルトコンベア1にはプッシャー12がガイ
ドプレート10,11による物品送出し位置側部に備え
付けられている。このプッシャー12はロッドを前進,
後退動するものでなり、先頭の物品Cを第1のベルトコ
ンベア1から第2のベルトコンベア2に送り込む間、図
3で示すようにガイドプレート11を押圧偏位させて次
の物品Cをガイドプレート10,11の間隔内で一旦停
止することにより、第2のベルトコンベア2に対する物
品の送込み間隔を第1のベルトコンベア1並びに第2の
ベルトコンベア2における物品のストック量や物品の搬
送状況に応じて設定するよう装備されている。
【0023】第2のベルトコンベア2は、図1で示すよ
うに第1のベルトコンベア1から所定角斜めに送り込ま
れる物品C1 をベルト面上に複数個並列的に整列搬送す
る物品の整列コンベアとして配設されている。その第2
のベルトコンベア2の左右側部には、図4,5で示すよ
うに側部規制プレート20,21がベルト面上方で物品
の搬送方向Bに向って直線状に備え付けられている。こ
の側部規制プレート20,21は搬送物品の大きさに応
じて幅寄せし或いは離間できるよう片側がブラケット2
0aの長穴20bに挿通されたねじ止めボルト20cで
位置調節可能に支持されている。また、終端近くベルト
面上方には第2のベルトコンベア2で順次に搬送される
物品C1 を押せ押せに係止するストッパー22が直交方
向に備え付けられている。このストッパー22は複数個
の物品C2 を押せ押せに係止することから、所定角斜め
に載置された物品C1 をベルト面との摺接摩擦で順次並
列的に位置変えさせて整列するものとして装備されてい
る。
【0024】上述したストッパー22の他に、第2のベ
ルトコンベア2の終端近く側部にはシフター23が備え
付けられている。このシフター23は、ストッパー22
で並列的に整列された物品C2 の複数個をベルト上から
側方に押出し送りするものとして装備されている。それ
は押出し送りされる複数個分に相当する長さの横長プレ
ート23aを備え、この横長プレート23aをシリンダ
23bで前進,後退するようストローク動可能に構成さ
れている。その押出し送りに際してはストッパー22が
ガイドプレートとなり、前方に押出しされた複数個の物
品C3 は一まとめに匣鉢等に収容することができる。ま
た、このシフター23がストローク動する間は第2のベ
ルトコンベア2を一旦回動停止させて所定数の部品をベ
ルト上から押出し送りするようにできる。
【0025】その第2のベルトコンベア2を一旦停止す
ることなく常時回動するときは、シフター23が一回分
の押出しストロール動する間に、次の先頭に位置する物
品C2 を移動停止するよう左右から支持するストッパー
24a,24bを備え付ければよい。また、第2のベル
トコンベア2には第1のベルトコンベア1乃至はシフタ
ー23の作動関係から物品のオーバーフローが第2のベ
ルトコンベア2に生ずるのを監視するべく、物品C1
送込み角度θに相応した斜角光線による光センサー2
5,26を側部に備えて駆動,停止制御できるよう構成
されている。
【0026】このように構成する物品の整列搬送装置で
は、E字状やU字等の比較的形状的に不安定な物品でも
安定よく整列させて搬送することができる。第1のベル
トコンベア1が前工程から物品Cを受け取ると、当該物
品Cはガイドプレート10,11の対向間隔W内を通過
し、ガイドプレート10,11の板面に沿って順次に直
列的に整列する。その物品Cは当初は送込み間隔を隔て
て進行するが、ガイドプレート10,11による物品送
出し位置近くではプッシャー12が物品の送出し間隔を
設定することから各部品Cが前後間で相接することによ
りガイドプレート10,11の板面に沿って安定よく直
列的に整列される。
【0027】この直列に整列された物品Cは、第1のベ
ルトコンベア1から第2のベルトコンベア2に順次に送
り込まれる。その物品の送込みに際しては先頭の物品C
が第2のベルトコンベア2のベルト上に送込み載置され
る間、プッシャー12がロッドを前進動することにより
ガイドプレート11を介してガイドプレート10との間
で次の物品Cを一旦移動停止させる。これは第2のベル
トコンベア2に対する物品Cの送込み間隔を適度に設定
するためであり、その間隔を隔てることによって第2の
ベルトコンベア2における物品の搬送並びにストッパー
22による物品の位置変え係止を安定よく行うことがで
きる。また、ここまでの工程中、物品Cは第1のベルト
コンベア1のベルトの他に、ガイドプレート10,11
と摺接移動し且つガイドプレート10,11を介してプ
ッシャー12による押圧を受けるのにすぎないから欠け
や割れ等の損傷が生ずることがない。
【0028】そのプッシャー12は先の物品Cが第2の
ベルトコンベア2に送り込まれると、ガイドプレート1
1から後退動することにより今まで停止させた物品Cを
第2のベルトコンベア2のベルト上に送り込み載置す
る。このとき、第2のベルトコンベア2のベルト上に送
り込み載置される物品C1 は当該コンベア2による物品
の搬送方向Bを基準に所定角斜めθの搬送方向Aから送
り込まれる。その物品C1 を斜め姿勢で送込み載置する
ことから、第2のベルトコンベア2では物品C1をガイ
ドプレート等で左右から移動案内しなくても安定よく立
ち姿勢に保って搬送するようにできる。また、第1のベ
ルトコンベア1から第2のベルトコンベア2に物品を最
終的に送込み載置するまでガイドプレート11で送込み
ガイドすることから、各物品C1 は所定の角度θを保っ
て第2のベルトコンベア2のベルト上に確実に送り込む
ことができる。
【0029】第2のベルトコンベア2では所定角斜めに
位置する物品C1 が終端近くに達すると、この物品C1
はストッパー22で押せ押せに係止される。そのストッ
パー22による係止に伴っては、今まで斜めに位置した
物品C1 が押せ押せに相前後で接触すると共にベルト面
との摺接摩擦を受けることから、各物品C2 が位置変え
されて並列的に整列載置されるようになる。この第2の
ベルトコンベア2による工程中でも、物品C1 ,物品C
2 に対してはベルトコンベア2のベルト,ストッパー2
2による押せ押せ係止以外に何ら摺接するものがないた
め、物品C1 ,C2 を損傷する如き事態は生じない。
【0030】その整列された物品C2 は、第2のベルト
コンベア2のベルト上からシフター23で複数個同時に
押出し送りされ、最終的には匣鉢等の内部に収容するこ
とにより焼成工程に送り込むようにできる。
【0031】上述した実施例では第2のベルトコンベア
2に対して第1のベルトコンベア1を120°程度の斜
め外側から配設したが、これを第2のベルトコンベア2
の斜め内側から,換言すれば、第2のベルトコンベア2
による物品搬送方向Bに対して60°程度の鋭角斜めに
設置することもできる。
【0032】また、上述した物品の整列搬送装置の前工
程には図6で示す物品の姿勢変え搬送装置4を配設する
ことができる。この物品の姿勢変え搬送装置4は、ロー
タリープレス等で横押し成形された粉状物成形体である
コアCを横に寝せた状態で板面上に載置するローター5
を備え、取出しコンベア6を介してコアCを受け取るこ
とにより立ち姿勢に姿勢変えするものとして装備されて
いる。
【0033】その物品の姿勢変え搬送装置4はローター
5の板面から取出しベルト6で送り込まれるコアCを主
ベルトコンベア40で受け取り、その主ベルトコンベア
40の中央寄りに延長位置させたガイドプレート41の
斜めガイド部41aで、コアCを副ベルトコンベア42
に片寄せするよう構成されている。副ベルトコンベア4
2は、始端側の支軸42aを水平方向に軸受けすると共
に終端側の支軸42bを垂直方向に軸受けし、無端平ベ
ルトを各支軸42a,42bに懸架したねじりベルトコ
ンベアで構成されている。また、この副ベルトコンベア
42のベルト縁とガイドプレート41の直線ガイド部4
1bとの間にはコアCの立ち姿勢における横幅とほぼ相
応する間隔Wが設けられている。その間隔Wは、コアC
をガイドプレート41の斜めガイド部41aで副ベルト
コンベア41に片寄せしても、当該コアCが主ベルトコ
ンベア40のベルト上に接地するよう設けられている。
【0034】この物品の姿勢変え搬送装置4ではコアC
がローター5から順次に送り込まれると、そのコアCは
立ち姿勢の上部となる側が副ベルトコンベア2のベルト
上に位置し、また、立ち姿勢の下部となる側がガイドプ
レート41の直線ガイド部41bで摺接支持されて主ベ
ルトコンベア40の間隔Wに相当するベルト上に位置す
る。
【0035】この状態を保ち、各ベルトコンベア40,
42が高速で駆動するのに伴って、副ベルトコンベア4
2がコアCの立ち姿勢で上部となる側を支持した状態で
斜め上方に走行することから、コアCは重心位置を主ベ
ルトコンベア40のベルト面上で徐々に移動することに
より立ち姿勢に向かう。そのコアCが副ベルトコンベア
42の終端側に位置するときには、コアCは副ベルトコ
ンベア42の垂直なベルト面とガイドプレート41の板
面との間に位置することにより主ベルトコンベア40の
間隔Wに相当するベルト上で完全に縦の立ち姿勢にな
る。
【0036】この後、コアCは立ち姿勢に保たれて主ベ
ルトコンベア40の所定なベルト上に位置し、主ベルト
コンベア40の走行で前方に移動する。その移動途上、
主ベルトコンベア40の中央寄りに向かうガイドプレー
ト7を主ベルトコンベア40のベルト上に配置すれば、
コアCを主ベルトコンベア40の中央に戻すと共に、上
述した部品の整列搬送装置における第1のベルトコンベ
ア1並びにガイドプレート10,11の間隔位置に合せ
て送り出すことができる。
【0037】
【発明の効果】以上の如く、本発明に係る物品の整列搬
送装置に依れば、物品の欠けや割れ等の損傷を生ずるこ
となく、不安定な物品でも安定よく整列でき、また、処
理能力を向上できることにより物品の高速成形にも対応
できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る物品の整列搬送装置を平面で示す
説明図である。
【図2】本発明の第1のベルトコンベアから第2のベル
トコンベアに対する物品の送込み角度を示す説明図であ
る。
【図3】図1におけるD−D線視矢で示す説明図であ
る。
【図4】図1におけるE−E線視矢で示す説明図であ
る。
【図5】本発明に係る物品の整列搬送装置における第2
のベルトコンベアを側面から示す説明図である。
【図6】本発明に係る物品の整列搬送装置の前工程に装
備される物品の姿勢変え搬送装置を平面で示す説明図で
ある。
【符号の説明】
1 第1のベルトコンベア 10,11 ガイドプレート 12 プッシャー 2 第2のベルトコンベア 22 ストッパー C,C1 ,C2 物品 A 第1のベルトコンベアによる物品
搬送方向 B 第2のベルトコンベアによる物品
搬送方向 θ 物品の送込み角度 W 物品の通過間隔

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉状物成形体等の物品を前工程から受け
    取って順次に搬送する第1のベルトコンベアと、その第
    1のベルトコンベアから物品を個々に受け取って順次に
    搬送する第2のベルトコンベアとを用い、 第1のベルトコンベアではベルト面上方で物品の搬送方
    向直線状に対向配置されたガイドプレートの間隔内に物
    品を通過させて直列的に整列送りし、且つ、第2のベル
    トコンベアによる物品の搬送方向を基準に所定の角度を
    保って該物品を第2のベルトコンベアに斜めに送り込
    み、 第2のベルトコンベアでは所定角斜めに送り込まれた物
    品を終端近くベルト面上方で直交方向に配置されたスト
    ッパーで押せ押せに位置変えさせて係止し、複数個をベ
    ルト上に並列的に整列載置するようにしたことを特徴と
    する物品の整列搬送方法。
  2. 【請求項2】 先頭の物品を第1のベルトコンベアから
    第2のベルトコンベアに送り込む間、次の物品をガイド
    プレートの間隔内で一旦停止し、物品の送込み間隔を設
    定するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の物
    品の整列搬送方法。
  3. 【請求項3】 第1のベルトコンベアから第2のベルト
    コンベアに物品を送り込む際、第1のベルトコンベアか
    ら第2のベルトコンベアに延長位置するガイドプレート
    で送込みガイドするようにしたことを特徴とする請求項
    1または2に記載の物品の整列搬送方法。
  4. 【請求項4】 粉状物成形体等の物品を前工程から受け
    取って順次に搬送する第1のベルトコンベアと、その第
    1のベルトコンベアから物品を個々に受け取って順次に
    搬送する第2のベルトコンベアとを備え、 第1のベルトコンベアは物品を間隔内に通過させて直列
    的に整列送りするガイドプレートをベルト面上方で物品
    の搬送方向直線状に相対向させて備え、且つ、第2のベ
    ルトコンベアによる物品の搬送方向を基準にベルトの走
    行方向を所定角斜めに向けて設置した物品の送込みコン
    ベアでなり、 第2のベルトコンベアは第1のベルトコンベアから順次
    に送り込まれる物品を押せ押せに位置変えさせて停止す
    るストッパーを終端近くベルト面上方で直交方向に備
    え、複数個をベルト上に並列的に整列載置する物品の整
    列コンベアでなることを特徴とする物品の整列搬送装
    置。
  5. 【請求項5】 先頭の物品を第1のベルトコンベアから
    第2のベルトコンベアに送り込む間、次の物品をガイド
    プレートの間隔内で一旦停止する前進,後退動可能なプ
    ッシャーをガイドプレートによる物品送出し位置側部に
    備え付けたことを特徴とする請求項4に記載の物品の整
    列搬送装置。
  6. 【請求項6】 物品の通過間隔を隔て相対向するガイド
    プレートを第1のベルトコンベアのベルト面上方で物品
    の搬送方向直線状に備え、そのガイドプレートのうち、
    第2のベルトコンベアによる物品搬送方向下手側に位置
    するものを物品の送出し位置までとし、且つ、上手側に
    位置するものを物品の送出し位置から延長させて第2の
    ベルトコンベアのベルト面上方にまで配置したことを特
    徴とする請求項4または5に記載の物品の整列搬送装
    置。
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