JPH05278855A - 物品供給装置 - Google Patents
物品供給装置Info
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- JPH05278855A JPH05278855A JP8021792A JP8021792A JPH05278855A JP H05278855 A JPH05278855 A JP H05278855A JP 8021792 A JP8021792 A JP 8021792A JP 8021792 A JP8021792 A JP 8021792A JP H05278855 A JPH05278855 A JP H05278855A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】ランダムに供給された物品でも一個づつ取り出
して整列しつつ送出手段へ送り込むことができる物品供
給装置を提供する。 【構成】物品4をランダムに収容したトレー5を搬送手
段1により移送し、この搬送手段1と隣接させて前記物
品4を次工程へ供給する送出手段2を設けると共に、前
記搬送手段1上のトレー5に対応させてその一側に前記
トレー5内の物品4を一個づつ把持して前記送出手段2
へ送り込む物品取出手段3を設ける。 【効果】トレー内へランダム姿勢で収容された物品を、
送出手段へ一個づつ一定の姿勢により受け渡すことがで
き、大量の加工を行なう加工機へ、連続かつ正確で全く
の無人作業により供給することができて、大幅なコスト
ダウンが計れる。
して整列しつつ送出手段へ送り込むことができる物品供
給装置を提供する。 【構成】物品4をランダムに収容したトレー5を搬送手
段1により移送し、この搬送手段1と隣接させて前記物
品4を次工程へ供給する送出手段2を設けると共に、前
記搬送手段1上のトレー5に対応させてその一側に前記
トレー5内の物品4を一個づつ把持して前記送出手段2
へ送り込む物品取出手段3を設ける。 【効果】トレー内へランダム姿勢で収容された物品を、
送出手段へ一個づつ一定の姿勢により受け渡すことがで
き、大量の加工を行なう加工機へ、連続かつ正確で全く
の無人作業により供給することができて、大幅なコスト
ダウンが計れる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物品の加工業界等にお
いて、ランダムに設けられた該物品を一個づつ加工機へ
整然と送り込むことができる物品供給装置に関する。
いて、ランダムに設けられた該物品を一個づつ加工機へ
整然と送り込むことができる物品供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、物品の加工業界等において、物品
を一個づつ加工機へ送り込む装置として図7に示すよう
なものが知られている。
を一個づつ加工機へ送り込む装置として図7に示すよう
なものが知られている。
【0003】このものは、前記加工機40の一側において
その近傍にフィーダー41を配設してあるもので、このフ
ィーダー41は、その上部に循環するターンテーブル42を
設けてあり、この上面に加工される物品43を、縦に複数
段に積み重ねて物品ブロック44にして多数並べ設け、移
送される該物品43に対応する供給ロボット45を隣接し
て、この物品ブロック44における最上部のものからの物
品43を一個づつ取り出して、前記加工機40へ送り込み、
これにより所定の加工を無人により行なっていたもので
ある。
その近傍にフィーダー41を配設してあるもので、このフ
ィーダー41は、その上部に循環するターンテーブル42を
設けてあり、この上面に加工される物品43を、縦に複数
段に積み重ねて物品ブロック44にして多数並べ設け、移
送される該物品43に対応する供給ロボット45を隣接し
て、この物品ブロック44における最上部のものからの物
品43を一個づつ取り出して、前記加工機40へ送り込み、
これにより所定の加工を無人により行なっていたもので
ある。
【0004】しかしながら、物品を多数蓄溜させておく
フィーダーにおいて、物品ブロック状態に並べ設けるた
めには、あらかじめ、人手により一段づつ積み重ね、そ
れを所定間隔によりターンテーブル上に載置しなければ
ならないため、その前準備の作業が大変で面倒な上、そ
れに費やされる作業時間も大幅に掛かって希望する省人
化が達成されず、したがって、大量の加工を連続かつ全
くの無人での作業が行なえないものであって、また、コ
ストダウンも計れない問題点を有するものであった。
フィーダーにおいて、物品ブロック状態に並べ設けるた
めには、あらかじめ、人手により一段づつ積み重ね、そ
れを所定間隔によりターンテーブル上に載置しなければ
ならないため、その前準備の作業が大変で面倒な上、そ
れに費やされる作業時間も大幅に掛かって希望する省人
化が達成されず、したがって、大量の加工を連続かつ全
くの無人での作業が行なえないものであって、また、コ
ストダウンも計れない問題点を有するものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記した問
題点を解決するためになされたもので、物品をランダム
に収容したトレーを搬送手段により移送し、この搬送手
段と隣接させて前記物品を次工程へ供給する送出手段を
設けると共に、前記搬送手段上のトレーに対応させてそ
の一側に前記トレー内の物品を一個づつ把持して前記送
出手段へ送り込む物品取出手段を設けることにより、ラ
ンダムに供給された物品でも一個づつ取り出して整列し
つつ送出手段へ送り込むことができる物品供給装置を提
供することを目的としている。
題点を解決するためになされたもので、物品をランダム
に収容したトレーを搬送手段により移送し、この搬送手
段と隣接させて前記物品を次工程へ供給する送出手段を
設けると共に、前記搬送手段上のトレーに対応させてそ
の一側に前記トレー内の物品を一個づつ把持して前記送
出手段へ送り込む物品取出手段を設けることにより、ラ
ンダムに供給された物品でも一個づつ取り出して整列し
つつ送出手段へ送り込むことができる物品供給装置を提
供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ための本発明の手段は、物品をランダムに収容したトレ
ーを移送する搬送手段と、該搬送手段と隣接させて前記
物品を次工程へ供給する送出手段と、前記搬送手段上の
トレーに対応させてその一側に配設して、前記トレー内
の物品を一個づつ把持して前記送出手段へ送り込む物品
取出手段とからなる物品供給装置において、前記した物
品取出手段は、支柱に取り付けた水平ガイドへ進退自在
に係合させた移動体と、該移動体へ昇降手段により昇降
自在に吊下させた保持体と、該保持体へ自在接手を介し
て取り付け下部に吸着面を有する吸着手段と、を備えさ
せた物品供給装置の構成にある。
ための本発明の手段は、物品をランダムに収容したトレ
ーを移送する搬送手段と、該搬送手段と隣接させて前記
物品を次工程へ供給する送出手段と、前記搬送手段上の
トレーに対応させてその一側に配設して、前記トレー内
の物品を一個づつ把持して前記送出手段へ送り込む物品
取出手段とからなる物品供給装置において、前記した物
品取出手段は、支柱に取り付けた水平ガイドへ進退自在
に係合させた移動体と、該移動体へ昇降手段により昇降
自在に吊下させた保持体と、該保持体へ自在接手を介し
て取り付け下部に吸着面を有する吸着手段と、を備えさ
せた物品供給装置の構成にある。
【0007】前記した搬送手段は、その移送路の途中に
おける前記物品取出手段の対応位置において、一側を枢
着させて移送路方向の一方へ回動するトレー支持体と、
このトレー支持体へ連係させて、水平状態と傾斜状態を
選択的に作動させる揺動手段と、前記トレー支持体にお
ける傾斜下縁に設けて傾斜したトレーを保持させるスト
ッパーと、前記トレー支持体に取り付けた振動発生機
と、を備えさせた物品供給装置の構成にある。
おける前記物品取出手段の対応位置において、一側を枢
着させて移送路方向の一方へ回動するトレー支持体と、
このトレー支持体へ連係させて、水平状態と傾斜状態を
選択的に作動させる揺動手段と、前記トレー支持体にお
ける傾斜下縁に設けて傾斜したトレーを保持させるスト
ッパーと、前記トレー支持体に取り付けた振動発生機
と、を備えさせた物品供給装置の構成にある。
【0008】
【作用】前記のように構成される本発明は以下に述べる
作用を奏する。
作用を奏する。
【0009】搬送手段により物品をランダムに多数収容
したトレーを載置して移送し、トレーがその移送路の途
中における前記物品取出手段の対応位置に、すなわち、
トレー支持体上に達すると、トレー前縁へストッパーを
係合させると共に、揺動手段を作動させて移送路方向の
一方、例えば、後上りの傾斜となるように回動させ、ト
レー内部のランダム姿勢の物品を一側へ片寄らせる。
したトレーを載置して移送し、トレーがその移送路の途
中における前記物品取出手段の対応位置に、すなわち、
トレー支持体上に達すると、トレー前縁へストッパーを
係合させると共に、揺動手段を作動させて移送路方向の
一方、例えば、後上りの傾斜となるように回動させ、ト
レー内部のランダム姿勢の物品を一側へ片寄らせる。
【0010】そして、物品取出手段を作動させて移動体
における保持体の吸着手段をトレー内の物品へ対応さ
せ、その一つを吸着保持して送出手段へ移し渡されるも
ので、トレー内の物品位置を変え、順次、送出手段へ移
し渡せば、ランダムに挿入された物品が連続的な加工機
への無人供給が行なえる。
における保持体の吸着手段をトレー内の物品へ対応さ
せ、その一つを吸着保持して送出手段へ移し渡されるも
ので、トレー内の物品位置を変え、順次、送出手段へ移
し渡せば、ランダムに挿入された物品が連続的な加工機
への無人供給が行なえる。
【0011】ひとつのトレー内の物品移送が終了すれ
ば、ストッパーおよび揺動手段を操作して保持体を水平
に戻し、このトレーの排出と共に、次の物品入りのトレ
ーを該保持体へ送り込み、前記同様の操作を繰り返し行
えば、全くの無人による物品の供給がなされる。
ば、ストッパーおよび揺動手段を操作して保持体を水平
に戻し、このトレーの排出と共に、次の物品入りのトレ
ーを該保持体へ送り込み、前記同様の操作を繰り返し行
えば、全くの無人による物品の供給がなされる。
【0012】
【実施例】次に本発明に関する物品供給装置の一実施例
を図面に基づいて説明する。
を図面に基づいて説明する。
【0013】図1〜図2においてAは物品供給装置で、
搬送手段1と、送出手段2と、物品取出手段3とにより
基本的に構成される。
搬送手段1と、送出手段2と、物品取出手段3とにより
基本的に構成される。
【0014】そして、本発明実施例装置において用いら
れる物品4は、例えば、図5に示すような金属製等の円
筒状のものであって、その厚さaより直径bが大きいも
のが好ましい。
れる物品4は、例えば、図5に示すような金属製等の円
筒状のものであって、その厚さaより直径bが大きいも
のが好ましい。
【0015】前記した搬送手段1は、前記した物品4を
ランダム、すなわち、その姿勢がまばらな状態に多数収
容した合成樹脂製等のトレー5を、一側から他側へ向け
て移送するもので、モータ内蔵(図示せず)ローラ6
か、モータにより一連的に駆動されるローラ6(チェー
ン,ベルト等のコンベアも採用し得る。)かを所定間隔
で多数並設してあって、その移送路の途中における前記
物品取出手段3の対応位置において受渡搬送手段7が設
けられている。
ランダム、すなわち、その姿勢がまばらな状態に多数収
容した合成樹脂製等のトレー5を、一側から他側へ向け
て移送するもので、モータ内蔵(図示せず)ローラ6
か、モータにより一連的に駆動されるローラ6(チェー
ン,ベルト等のコンベアも採用し得る。)かを所定間隔
で多数並設してあって、その移送路の途中における前記
物品取出手段3の対応位置において受渡搬送手段7が設
けられている。
【0016】そして、この受渡搬送手段7は、前記搬送
手段1を前後に分断してその空所に設けられるものであ
って、トレー支持体8と、該トレー支持体8に連係させ
た揺動手段9と、ストッパー10と、振動発生機11とより
なる。
手段1を前後に分断してその空所に設けられるものであ
って、トレー支持体8と、該トレー支持体8に連係させ
た揺動手段9と、ストッパー10と、振動発生機11とより
なる。
【0017】このうち、前記したトレー支持体8は、機
体12へ前記ローラ6を所定間隔に配設した側板13の一側
を支軸14により枢着させて、移送路方向の一方、すなわ
ち、トレー5の下流側へ回動傾斜するように取り付けて
あって、前記側板13の他側に揺動手段9を連係させてあ
る。
体12へ前記ローラ6を所定間隔に配設した側板13の一側
を支軸14により枢着させて、移送路方向の一方、すなわ
ち、トレー5の下流側へ回動傾斜するように取り付けて
あって、前記側板13の他側に揺動手段9を連係させてあ
る。
【0018】この揺動手段9は、空圧等の流体シリンダ
を用いて、トレー保持体8をこの上部のトレー5内の物
品4が下方へ片寄るような傾斜状態から、前記搬送手段
1における前後のものとその上面が一致する水平状態と
を選択的に操作させる。
を用いて、トレー保持体8をこの上部のトレー5内の物
品4が下方へ片寄るような傾斜状態から、前記搬送手段
1における前後のものとその上面が一致する水平状態と
を選択的に操作させる。
【0019】また、前記トレー5の傾斜状態は、前記ト
レー支持体8における傾斜されたその下縁にストッパー
10を設けて保持させるもので、流体シリンダや電磁ソレ
ノイド等の操作部材15により進退する突杆16を、トレー
保持体8におけるローラ6上より突出させると、この突
杆16によりトレー5の滑り落ちが規制されるもので、該
トレー5の排出においては突杆16を埋没させる。
レー支持体8における傾斜されたその下縁にストッパー
10を設けて保持させるもので、流体シリンダや電磁ソレ
ノイド等の操作部材15により進退する突杆16を、トレー
保持体8におけるローラ6上より突出させると、この突
杆16によりトレー5の滑り落ちが規制されるもので、該
トレー5の排出においては突杆16を埋没させる。
【0020】前記した振動発生機11は、前記トレー支持
体8における側板13の下部に取り付けて、このトレー支
持体8に載置されるトレー5に微振動を与え、内部に収
容した物品4を傾斜の下方へ容易に片寄るようにさせる
もので、振動モータ等を用いる。
体8における側板13の下部に取り付けて、このトレー支
持体8に載置されるトレー5に微振動を与え、内部に収
容した物品4を傾斜の下方へ容易に片寄るようにさせる
もので、振動モータ等を用いる。
【0021】なお、トレー支持体8を、すなわち、これ
に載置されるトレー5を傾斜状態に設けると、前記した
ように、その前側部の物品4群がトレー5の内側前縁に
おいて前後方向の一列状に片寄るため、物品取出手段3
における吸着手段18はこの一列の物品4に対応させるだ
けでよいため、該吸着手段18の移動量が可及的に少なく
てすみ、該吸着手段18の移動操作はロスなく効率的に行
なえる。
に載置されるトレー5を傾斜状態に設けると、前記した
ように、その前側部の物品4群がトレー5の内側前縁に
おいて前後方向の一列状に片寄るため、物品取出手段3
における吸着手段18はこの一列の物品4に対応させるだ
けでよいため、該吸着手段18の移動量が可及的に少なく
てすみ、該吸着手段18の移動操作はロスなく効率的に行
なえる。
【0022】前記した送出手段2は、前記搬送手段1と
隣接させて、前記物品取出手段3により移し渡された前
記トレー5内の物品4を、次工程の加工機等へ一個づつ
連続的に移送させるもので、チェーンに平板を連続して
取り付けて、その往路において水平面が得られるコンベ
ア等を用いる。
隣接させて、前記物品取出手段3により移し渡された前
記トレー5内の物品4を、次工程の加工機等へ一個づつ
連続的に移送させるもので、チェーンに平板を連続して
取り付けて、その往路において水平面が得られるコンベ
ア等を用いる。
【0023】前記した物品取出手段3は、前記搬送手段
1上を移送されるトレー5に対応させて、前記受渡搬送
手段7の一側に配設して、前記トレー5内の物品4を一
個づつ把持して前記送出手段2へ送り込むもので、移動
体17と、昇降手段26と、吸着手段18とからなり、このう
ち、移動体17は、基台19に立設させた支柱20上端の水平
ガイド21へ、数値制御可能なサーボモータ等の駆動部材
22により回転される螺軸23とからなる進退手段24により
進退自在に係合させてある。
1上を移送されるトレー5に対応させて、前記受渡搬送
手段7の一側に配設して、前記トレー5内の物品4を一
個づつ把持して前記送出手段2へ送り込むもので、移動
体17と、昇降手段26と、吸着手段18とからなり、このう
ち、移動体17は、基台19に立設させた支柱20上端の水平
ガイド21へ、数値制御可能なサーボモータ等の駆動部材
22により回転される螺軸23とからなる進退手段24により
進退自在に係合させてある。
【0024】そして、前記移動体17下部の取付体25に空
圧等の流体シリンダによる昇降手段26を取り付けて、そ
のロッド27により昇降自在に吊下されるもので、前記し
た進退手段24の作動により前後方向に対して任意に移動
できるようにしてある。
圧等の流体シリンダによる昇降手段26を取り付けて、そ
のロッド27により昇降自在に吊下されるもので、前記し
た進退手段24の作動により前後方向に対して任意に移動
できるようにしてある。
【0025】前記した吸着手段18は、前記昇降手段26へ
自在接手28を介して取り付けトレー5内の物品4を吸着
保持させるもので、給電されるその電圧調整により物品
4の一個分重量に対応する公知の電磁石等を用いるもの
であって、その下部に物品4に対する吸着面18a を設け
てあり、前記自在接手28は、トレー5内にランダム、す
なわち、姿勢が不揃の状態で収容されている物品4に対
して、その傾斜した全面へ前記吸着面18a が正確に当接
できてその吸着が確実となるものである。
自在接手28を介して取り付けトレー5内の物品4を吸着
保持させるもので、給電されるその電圧調整により物品
4の一個分重量に対応する公知の電磁石等を用いるもの
であって、その下部に物品4に対する吸着面18a を設け
てあり、前記自在接手28は、トレー5内にランダム、す
なわち、姿勢が不揃の状態で収容されている物品4に対
して、その傾斜した全面へ前記吸着面18a が正確に当接
できてその吸着が確実となるものである。
【0026】なお、前記した吸着面18a には、図4に示
すように、その一方向のV溝29を刻設することもあり、
この場合は、物品4の吸着姿勢に対して方向性がもてる
ものである。
すように、その一方向のV溝29を刻設することもあり、
この場合は、物品4の吸着姿勢に対して方向性がもてる
ものである。
【0027】前記した吸着手段18はマグネット式を示し
たが、ほかにもバキューム式や機械的なチャックによる
把持式等も採用し得るもので、この場合、供給する物品
4は木,合成樹脂等の非磁性体のものが使用できる。
たが、ほかにもバキューム式や機械的なチャックによる
把持式等も採用し得るもので、この場合、供給する物品
4は木,合成樹脂等の非磁性体のものが使用できる。
【0028】図6において30は物品反転手段で、送出手
段2上において設けて、一個づつ取り出された物品4を
送出手段2から取り出して、その表裏を一方向に揃える
もので、スタンド31に取り付けた流体シリンダ等の昇降
部材32に、水平の回動軸33を設けた框体34を固着し、こ
の回動軸33の一端部に流体シリンダ等の操作部材35を連
係させた物品4外周を把持するチャック36を取り付けて
あり、更に、前記回動軸33の他端部に180 °の範囲内を
回動するロータリーアクチュエータ等の回転部材37を連
結してある。
段2上において設けて、一個づつ取り出された物品4を
送出手段2から取り出して、その表裏を一方向に揃える
もので、スタンド31に取り付けた流体シリンダ等の昇降
部材32に、水平の回動軸33を設けた框体34を固着し、こ
の回動軸33の一端部に流体シリンダ等の操作部材35を連
係させた物品4外周を把持するチャック36を取り付けて
あり、更に、前記回動軸33の他端部に180 °の範囲内を
回動するロータリーアクチュエータ等の回転部材37を連
結してある。
【0029】図6において38は、送出手段2上を移動す
る物品4のストッパーで、ハイロータ等の回動部材39に
より回動操作され、前記物品反転手段30との対応位置を
規制させる。
る物品4のストッパーで、ハイロータ等の回動部材39に
より回動操作され、前記物品反転手段30との対応位置を
規制させる。
【0030】次に、前記した本発明実施例装置における
作用を説明する。
作用を説明する。
【0031】あらかじめ、自動的に係数されて収容され
た物品4のトレー5を多数、搬送手段1の始端側に載
置、あるいは、その始端において設けた搬入部材により
間欠的に該搬送手段1へ載置させると、その移送に伴っ
て、該トレー5はその移送路の途中における前記物品取
出手段3の対応位置に、すなわち、受渡搬送手段7にお
けるトレー支持体8上に達する。
た物品4のトレー5を多数、搬送手段1の始端側に載
置、あるいは、その始端において設けた搬入部材により
間欠的に該搬送手段1へ載置させると、その移送に伴っ
て、該トレー5はその移送路の途中における前記物品取
出手段3の対応位置に、すなわち、受渡搬送手段7にお
けるトレー支持体8上に達する。
【0032】すると、ストッパ10ーにおける突杆16がロ
ーラ6上より突出してトレー5の前側下縁に係合すると
共に、揺動手段9が操作されてトレー支持体8が移送路
方向の一方、すなわち、全体が後上りの傾斜となるよう
に回動するので、これに応じて載置されたトレー5も傾
斜し、トレー5内部のランダム姿勢に収容された物品4
が低所方向の一側に片寄る。
ーラ6上より突出してトレー5の前側下縁に係合すると
共に、揺動手段9が操作されてトレー支持体8が移送路
方向の一方、すなわち、全体が後上りの傾斜となるよう
に回動するので、これに応じて載置されたトレー5も傾
斜し、トレー5内部のランダム姿勢に収容された物品4
が低所方向の一側に片寄る。
【0033】そして、物品取出手段3における移動体17
をその進退手段24により操作して、この取付体18に取り
付けた吸着手段18をトレー5内の物品4上へ対応させる
もので、この進退手段24は、あらかじめ、コントローラ
( 図示せず) によりトレー5の最前列における手前隅部
より順次奥側へ進むようにセットされている。
をその進退手段24により操作して、この取付体18に取り
付けた吸着手段18をトレー5内の物品4上へ対応させる
もので、この進退手段24は、あらかじめ、コントローラ
( 図示せず) によりトレー5の最前列における手前隅部
より順次奥側へ進むようにセットされている。
【0034】したがって、昇降手段26は、ロッド27を繰
り出しによりそのストロークエンドに達したときは、該
昇降手段26の外周に取り付けた第一検出部材s1により起
動するタイマーT作動、または、昇降手段26の外周の下
限位置に取り付けた第二検出部材s2により、該位置に物
品4がないことを検出されて、この吸着手段18は前記昇
降手段26により上昇されるもので、物品4のほぼ一個分
横移動した後吸着手段18を再び降下させる。
り出しによりそのストロークエンドに達したときは、該
昇降手段26の外周に取り付けた第一検出部材s1により起
動するタイマーT作動、または、昇降手段26の外周の下
限位置に取り付けた第二検出部材s2により、該位置に物
品4がないことを検出されて、この吸着手段18は前記昇
降手段26により上昇されるもので、物品4のほぼ一個分
横移動した後吸着手段18を再び降下させる。
【0035】そして、この昇降手段26の作動ストローク
途中において物品4に当接したときは、昇降手段26にお
ける前記第一検出部材s1により起動するタイマーT作
動、または該昇降手段26の反力を検出されるので、吸着
手段18は物品4を吸着して上昇し、送出手段2上へ吸着
手段18を対応させてその給電の停止と共に物品4は受け
渡されるものである。
途中において物品4に当接したときは、昇降手段26にお
ける前記第一検出部材s1により起動するタイマーT作
動、または該昇降手段26の反力を検出されるので、吸着
手段18は物品4を吸着して上昇し、送出手段2上へ吸着
手段18を対応させてその給電の停止と共に物品4は受け
渡されるものである。
【0036】こうして、トレー5最前列の物品4が移し
渡されると、トレー支持体8に取り付けた振動発生機11
を作動して、該トレー支持体8上のトレー5に微振動を
与えられ、この振動により物品4が傾斜に沿って落下
し、トレー5の前縁壁、すなわち、最前列に係止させる
ので、前記した操作を繰り返せば、トレー5内の物品4
は、連続的で自動的に送出手段2への送り込みがなされ
る。
渡されると、トレー支持体8に取り付けた振動発生機11
を作動して、該トレー支持体8上のトレー5に微振動を
与えられ、この振動により物品4が傾斜に沿って落下
し、トレー5の前縁壁、すなわち、最前列に係止させる
ので、前記した操作を繰り返せば、トレー5内の物品4
は、連続的で自動的に送出手段2への送り込みがなされ
る。
【0037】空になったトレー5は、物品取出手段3に
おけるセンサーにより物品4無しを検出したときには、
前記揺動手段9を操作して受渡搬送手段7を水平にする
と共に、ストッパー10を解除すると、空トレー5は搬送
手段1の終端部に移送されて回収され、一方、物品有り
のトレー5が搬送手段1の受渡搬送手段7へ送り込ま
れ、また新たな物品供給が開始される。
おけるセンサーにより物品4無しを検出したときには、
前記揺動手段9を操作して受渡搬送手段7を水平にする
と共に、ストッパー10を解除すると、空トレー5は搬送
手段1の終端部に移送されて回収され、一方、物品有り
のトレー5が搬送手段1の受渡搬送手段7へ送り込ま
れ、また新たな物品供給が開始される。
【0038】したがって、トレー5内にランダムに挿入
された物品4は、連続的な送り込みにより加工機への無
人供給が行なえる。
された物品4は、連続的な送り込みにより加工機への無
人供給が行なえる。
【0039】
【発明の効果】前述のように本発明に関する物品供給装
置は、トレー内へランダム姿勢で収容された物品を、送
出手段へ一個づつ一定の姿勢により受け渡すことがで
き、大量の加工を行なう加工機へ、連続かつ正確で全く
の無人作業により供給することができて、大幅なコスト
ダウンが計れる格別な効果を奏するものである。
置は、トレー内へランダム姿勢で収容された物品を、送
出手段へ一個づつ一定の姿勢により受け渡すことがで
き、大量の加工を行なう加工機へ、連続かつ正確で全く
の無人作業により供給することができて、大幅なコスト
ダウンが計れる格別な効果を奏するものである。
【図1】本発明に関する物品供給装置の実施の一例を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図2】図1における要部を示す正面図である。
【図3】図1における吸着手段部分を示す側面図であ
る。
る。
【図4】図3における吸着面を示す斜視図である。
【図5】本発明に関する物品供給装置に用いる物品の斜
視図である。
視図である。
【図6】本発明に関する送出手段上に対応させた物品反
転装置を概略的に示す平面図である。
転装置を概略的に示す平面図である。
【図7】従来の物品供給装置を示す斜視図である。
1 搬送手段 2 送出手段 3 物品取出手段 4 物品 5 トレー 8 トレー支持体 9 揺動手段 10 ストッパー 11 振動発生機 17 移動体 18 吸着手段 21 支柱 22 水平ガイド 26 昇降手段 28 吸着面
Claims (2)
- 【請求項1】 物品をランダムに収容したトレーを移送
する搬送手段と、該搬送手段と隣接させて前記物品を次
工程へ供給する送出手段と、前記搬送手段上のトレーに
対応させてその一側に配設して、前記トレー内の物品を
一個づつ把持して前記送出手段へ送り込む物品取出手段
とからなる物品供給装置において、前記物品取出手段
は、支柱に取り付けた水平ガイドへ進退自在に係合させ
た移動体と、該移動体へ昇降手段により昇降自在に吊下
させた保持体と、該保持体へ自在接手を介して取り付け
下部に吸着面を有する吸着手段とを備えさせたことを特
徴とする物品供給装置。 - 【請求項2】 前記した搬送手段は、その移送路の途中
における前記物品取出手段の対応位置において、一側を
枢着させて移送路方向の一方へ回動するトレー支持体
と、このトレー支持体へ連係させて水平状態と傾斜状態
を選択的に作動させる揺動手段と、前記トレー支持体に
おける傾斜下縁に設けて傾斜したトレーを保持させるス
トッパーと、前記トレー支持体に取り付けた振動発生機
とを備えさせたことを特徴とする請求項(1) 記載の物品
供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8021792A JPH05278855A (ja) | 1992-04-02 | 1992-04-02 | 物品供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8021792A JPH05278855A (ja) | 1992-04-02 | 1992-04-02 | 物品供給装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05278855A true JPH05278855A (ja) | 1993-10-26 |
Family
ID=13712215
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8021792A Pending JPH05278855A (ja) | 1992-04-02 | 1992-04-02 | 物品供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05278855A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09194037A (ja) * | 1996-01-16 | 1997-07-29 | Akebono Brake Ind Co Ltd | 物品取り出し装置 |
KR100622412B1 (ko) * | 2004-10-19 | 2006-09-19 | 주식회사 이랜텍 | 트레이 이송장치 |
-
1992
- 1992-04-02 JP JP8021792A patent/JPH05278855A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09194037A (ja) * | 1996-01-16 | 1997-07-29 | Akebono Brake Ind Co Ltd | 物品取り出し装置 |
KR100622412B1 (ko) * | 2004-10-19 | 2006-09-19 | 주식회사 이랜텍 | 트레이 이송장치 |
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