JPS6231052Y2 - - Google Patents

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JPS6231052Y2
JPS6231052Y2 JP11396680U JP11396680U JPS6231052Y2 JP S6231052 Y2 JPS6231052 Y2 JP S6231052Y2 JP 11396680 U JP11396680 U JP 11396680U JP 11396680 U JP11396680 U JP 11396680U JP S6231052 Y2 JPS6231052 Y2 JP S6231052Y2
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JP
Japan
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lamp
heater
steaming
circuit
period
Prior art date
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JP11396680U
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JPS5736230U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 「考案の目的」 (産業上の利用分野) 本考案は、使用者に対して、その稼働状況を正
確に知らせることができる新規な電気炊飯器に関
するものである。
(従来の電気炊飯器) 第3図は従来の電気炊飯器に備えられたヒータ
ー回路を示す図である。該ヒーター回路は、各種
のリレー4,7,11がタイマー3の経時指示に
より断続制御されて、主ヒーター8と補助ヒータ
ー12とに択一的に通電させる如く配線されて成
る。前記主ヒーター8は、炊飯期に通電されて炊
飯ヒーターとして稼働すると共に、炊飯期と保温
期との間の蒸らし期途中に所定時間幅だけ再通電
されて追炊きヒーターとして稼働する、また前記
補助ヒーター12は、蒸らし期以後の保温期に通
電されて保温ヒーターとして稼働する。該ヒータ
ー回路には、前記主ヒーター8及び補助ヒーター
12の稼働状況を表示する3つのネオンランプ
9,13,18が取り付けられている。第4図は
タイマー3の経時指示に応じた各ランプ9,1
3,18の点灯状況を示すタイムチヤートであ
る。炊飯のため主ヒーター8に通電されると炊飯
ランプ9が点灯して炊飯期を表示する。所定時間
経過後、炊飯ランプ9と交替して蒸らしランプ1
8が点灯し、蒸らし期を表示する。該蒸らし期途
中で、主ヒーター8に所定時間幅だけ再通電され
ると、この再通電と同時に前記炊飯ランプ9も再
び点灯し、該炊飯ランプ9と前記蒸らしランプ1
8との同時点灯により追炊き期を表示する。更に
保温のため補助ヒーター12に通電されると、前
記蒸らしランプ18と交替して保温ランプ13が
点灯し、保温期を表示するようになつていた。
尚、前記タイマーの構造は、図示は省略するが、
経時制御カムがモーターによつて回転する如き機
械的なものが多く採用されていた。そして、この
ような電気炊飯器のヒーター回路では、使用開始
時の電源入力と同時に、前記モーターを一旦回転
させて、回路各部を初期状態に設定するようにな
つていた。
(考案が解決しようとする問題点) 第3図に示す如く、従来の電気炊飯器は、タイ
マー3に対して炊飯ランプ9及び蒸らしランプ1
8が並列結線されていた。従つて、タイマー3の
モーターが初期設定のため回転している間は、炊
飯ランプ9に加えて蒸らしランプ18も点灯して
いた。前述した如く、炊飯ランプ9と蒸らしラン
プ18との同時点灯は、追炊き期を示すものであ
るから、使用者は、使用開始時の電源入力と同時
に追炊き状態にあるものと勘違いしてしまうこと
があつた。
本考案は、上記の如き事情に鑑みてなされたも
のであつて、使用者に対して、その稼働状況を正
確に知らせることができる新規な電気炊飯器を提
供することを目的とする。
「考案の構成」 (問題点を解決するための手段) 本案電気炊飯器の要旨とするところは、主ヒー
ターと補助ヒーターとが択一的又は同期的に通電
する如く配線されたヒーター回路を備えた電気炊
飯器において、前記ヒーター回路には蒸らしラン
プと補助ヒーターランプとが分圧器を介して直列
結線された表示ランプ回路が設けられ、該表示ラ
ンプ回路には補助ヒーターランプと分圧器とを回
避するバイパス路が設けられ、該バイパス路には
前記主ヒーターの追炊き再通電時を含む蒸らし期
にのみ導通されるリレーが設けられている点にあ
る。
(作用) バイパス路が導通状態であると、蒸らしランプ
へは直接供給電圧がかかることとなり、該蒸らし
ランプは点灯する。一方、バイパス路が非導通状
態となると、補助ヒーターランプ、分圧器、蒸ら
しランプの夫々が直列結線された回路が形成され
る。このとき、蒸らしランプに配分される電圧
は、補助ヒーターランプと分圧器との負荷が加わ
ることにより、当該蒸らしランプを点灯させるに
要する値以下に降下される。従つて、バイパス路
が非導通状態にあるときは、補助ヒーターランプ
のみが点灯し、蒸らしランプは点灯しない。そし
て前記バイパス路を導通状態とするか又は非導通
状態とするかを決めるリレーは、蒸らし期のみに
導通されるため、蒸らしランプは蒸らし期のみに
点灯し、それ以外では決して点灯することがな
い。
(実施例) 以下本考案を、その実施例を示す図面に基づい
て説明すると次の通りである。
第1図は、本案電気炊飯器のヒーター回路を示
す図である。本案電気炊飯器は、主ヒーター8と
補助ヒーター12とに択一的に通電させる如く配
線されたヒーター回路に、新規な表示ランプ回路
が設けられていることを特徴とする。
表示ランプ回路は、補助ヒーターランプ13と
分圧器14と蒸らしランプ15とが、この順番で
互いに直列結線されて成る。また、該表示ランプ
回路には、前記補助ヒーターランプ13と分圧器
14とを回避するバイパス路6が、適宜のリレー
(符号4と7とから成る)を介して設けられてい
る。
補助ヒーターランプ13及び蒸らしランプ15
は、フイラメントランプやネオンランプの他、発
光ダイオード等をも含む概念の発光具である。本
実施例では、補助ヒーターランプ13にネオンラ
ンプを用いた。また、蒸らしランプ15に5V以
下の低電圧で発光する発光ダイオードを用いたの
で、その保護上の処理として、該蒸らしランプ1
5に電流逆流防止用のダイオード16を並列結線
してある。
バイパス路6は、タイマースイツチ4の接点4
Bと、前記蒸らしランプ15の上流部とを接続す
るように配され、前記補助ヒーターランプ13及
び分圧器14を回避して、タイマー3から直接蒸
らしランプ15へ送電されるようにしている。
リレーは、タイマースイツチ4と炊飯スイツチ
7との2つのスイツチから成る。尚、該炊飯スイ
ツチ7は、前記バイパス路6に対して直接的に接
続されているものではないが、前記バイパス路6
を導通又は遮断する場合には、必要不可決な作用
条件となる。即ち、このバイパス路6が導通状態
となるのは、前記タイマースイツチ4が接点4B
と接触し、且つ炊飯スイツチ7が接点7Bと接触
したときだけである。
このようにしてなる本案電気炊飯器の稼働状況
を第1図及び第2図に基づいて説明する。
第1図は、本案電気炊飯器が非導通時であると
きを示す。従つて、タイマースイツチ4の切換レ
バー4Dは接点4Aに接触しており、炊飯スイツ
チ7の切換レバー7Dは接点7Bに接触してい
る。また追炊きスイツチ11は非導通状態となつ
ている。いま、ヒーター回路の第1電源端子1及
び第2電源端子2を電源(図示省略)に接続し、
手動によつて前記炊飯スイツチ7の切換レバー7
Dを接点7Aに切り換えたとする。従つて、炊飯
ランプ9、主ヒーター8、タイマー3、蓋ヒータ
ー17の夫々に並列状に通電されて炊飯が開始さ
れる。また、前記タイマー3に通電されることに
より、モーター(図示省略)による初期設定回転
が開始される。第2図に示す如く、T1時間が経
過してタイマー3の初期設定が終了すると、タイ
マースイツチ4の切換レバー4Dが接点4Bに切
り換わる。そして主ヒーター8が通電状態のまま
T2時間が経過すると、タイマー3が炊飯スイツ
チ7の切換レバー7Dを接点7Bに切り換える。
従つて、バイパス路6が導通状態となり、蒸らし
ランプ15は点灯する。また主ヒーター8及び炊
飯ランプ9への供給電圧は、前記バイパス路6の
導通により電圧降下され、その稼働を停止する。
ここで蒸らし期に入る。蒸らし期途中において
T3時間が経過すると、タイマー3が追炊きスイ
ツチ11を接触導通させる。従つて前記主ヒータ
ー8及び炊飯ランプ9は再び通電され、追炊き期
となる。またこの時点で形成される通電回路で
は、前記蒸らしランプ15は、バイパス路6の導
通によりその点灯に充分な電圧が配分されてお
り、該蒸らしランプ15も同時に点灯状態にあ
る。そしてT4時間が経過すると、タイマー3が
追炊きスイツチ11を離反させ、主ヒーター8及
び炊飯ランプ9が稼働を停止する。しかしこの状
態では、前記主ヒーター8の余熱によつて未だ蒸
らし状態にあり、蒸らしランプ15についても点
灯状態を維持するようにしている。そしてT5
間が経過すると、タイマー3がタイマースイツチ
4の切換レバー4Dを接点4Aに切り換える。こ
のため、バイパス路6は非導通状態となり、補助
ヒーターランプ13、分圧器14及び蒸らしラン
プ15の直列回路と、補助ヒーター12とに並列
状に電圧が供給され、保温期に入る。該保温期に
は蒸らしランプ15は点灯しない。その理由は、
補助ヒーターランプ13と蒸らしランプ15とに
おける抵抗値の相互関係において、分圧器14の
介在により、蒸らしランプ15へ配分される電圧
がそれを点灯させるに要する値に達しなくなるま
で降下されるからである。
(別態様の検討) バイパス路に設けられるリレーは2つのスイツ
チからなるものに限定されるものではなく、その
数量、取付位置、構造等全く任意なものである。
このように、本案電気炊飯器のヒーター回路の細
部にわたる構成は、実施の態様に応じて適宜変更
可能なものである。
「考案の効果」 以上の説明で明らかなように、本考案に係る電
気炊飯器によれば、蒸らしランプは、追炊き期を
含む蒸らし期間のみしか点灯しない。即ち、従来
とは異なり、使用開始時には、炊飯ランプのみが
点灯するのみであり、使用者が追炊き稼働期と勘
違いするおそれは決してない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案電気炊飯器のヒーター回路を示す
図、第2図は本案電気炊飯器の稼働状況を示すタ
イムチヤート、第3図は従来の電気炊飯器のヒー
ター回路を示す図、第4図は同ヒーター回路にお
ける各種ランプの点灯状況を示すタイムチヤート
である。 4,7……リレー、6……バイパス路、8……
主ヒーター、12……補助ヒーター、13……補
助ヒーターランプ、14……分圧器、15……蒸
らしランプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 主ヒーターと補助ヒーターとが択一的又は同期
    的に通電する如く配線されたヒーター回路を備え
    た電気炊飯器において、前記ヒーター回路には蒸
    らしランプと補助ヒーターランプとが分圧器を介
    して直列結線された表示ランプ回路が設けられ、
    該表示ランプ回路には補助ヒーターランプと分圧
    器とを回避するバイパス路が設けられ、該バイパ
    ス路には前記主ヒーターの追炊き再通電時を含む
    蒸らし期にのみ導通されるリレーが設けられてい
    ることを特徴とする電気炊飯器。
JP11396680U 1980-08-11 1980-08-11 Expired JPS6231052Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11396680U JPS6231052Y2 (ja) 1980-08-11 1980-08-11

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11396680U JPS6231052Y2 (ja) 1980-08-11 1980-08-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5736230U JPS5736230U (ja) 1982-02-25
JPS6231052Y2 true JPS6231052Y2 (ja) 1987-08-10

Family

ID=29474965

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JP11396680U Expired JPS6231052Y2 (ja) 1980-08-11 1980-08-11

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