JPS6326098Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6326098Y2
JPS6326098Y2 JP6581081U JP6581081U JPS6326098Y2 JP S6326098 Y2 JPS6326098 Y2 JP S6326098Y2 JP 6581081 U JP6581081 U JP 6581081U JP 6581081 U JP6581081 U JP 6581081U JP S6326098 Y2 JPS6326098 Y2 JP S6326098Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electric heater
switching element
controlled
micro switch
electric
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP6581081U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57177478U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP6581081U priority Critical patent/JPS6326098Y2/ja
Publication of JPS57177478U publication Critical patent/JPS57177478U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6326098Y2 publication Critical patent/JPS6326098Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は加熱室内の複数箇所に電気ヒータが配
設され、これら電気ヒータの作動時間を制御して
電力配分を行なう調理器に関する。
従来、この種の調理器は、加熱室内の上部と下
部に夫々設けられた電気ヒータを通常調理では10
%作動をさせる一方発酵調理等出力を低減する必
要のある時では前記電気ヒータにダイオードを介
して電力を供給する構成を採用したり、或いは前
記電気ヒータを直列に接続する構成を採用したり
していた。
しかし、前者の構成にあつてはダイオードが高
価についたり、後者の構成にあつては切換時異電
圧間切換となり接点間距離の大きい大型のスイツ
チを必要とするため機構上の難点並びにコストア
ツプを招く不都合があつた。
本考案は上記に鑑みて為されたもので、前記複
数個の電気ヒータを、タイマ要素によりその作動
時間を制御されるスイツチング素子を適宜組合わ
せてアンド回路を選択的に構成可能とし、この構
成された回路により電気ヒータを作動制御させる
ことにより、各出力値の発熱作動を可能とするも
のである。
以下本考案の実施例を第1図乃至第3図に基づ
いて説明する。図において、1,2は夫々調理器
の加熱室の上下に配設された上部電気ヒータと下
部電気ヒータ、3は商用電源、4はタイマ要素と
しての電動機により回転駆動されるカムデイスク
で、その周側面には略144゜の角度にわたつて突出
部4aが形成されている。5は前記タイマ要求に
よつて、電気ヒータ1,2夫々への通電を選択的
に切換えるように動作制御されると共に切換えら
れた電気ヒータ1,2の通電時間が電気ヒータ
1,2毎に異なる通電時間となるように動作制御
される第1のスイツチング素子としてのマイクロ
スイツチである。即ち、このマイクロスイツチ5
は、カムデイスク4の回転角に応じて即ち突状部
4a以外に位置するとき上部電気ヒータ1に接続
されたNc端子に、突状部4aに位置するとき下
部電気ヒータ2に接続されたNa端子に選択的に
切換えられ、これによつて上部電気ヒータ1に60
%、下部電気ヒータ2に40%の電力配分を行な
う。6は前記タイマ要求により動作制御され前記
マイクロスイツチ5と共にアンド回路を構成する
第2のスイツチング素子としてのマイクロスイツ
チである。即ち、このマイクロスイツチ6は、カ
ムデイスク4の回転角に応じて要するに突状部4
aに位置するときオンとなり、突状部4a以外に
位置するときオフとなるように動作されるもの
で、マイクロスイツチ5に直列に接続されてい
る。7はマイクロスイツチ6に並列に接続された
開閉スイツチで、前記マイクロスイツチ6を選択
的に短絡してマイクロスイツチ5を介してのみ
上・下部電気ヒータ1,2の作動時間を制御可能
とする第3のスイツチング素子として作用する。
かかる構成の電気ヒータ制御回路を備えた調理
器では、通常調理の場合開閉スイツチ7をオンと
してマイクロスイツチ6を短絡する。これにより
上・下部電気ヒータ1,2はマイクロスイツチ5
の作動状態でのみ通電制御されることとなり、詳
しくは、マイクロスイツチ5がカムデイスク4の
回転により突状部4aに当接開始すると、マイク
ロスイツチ5がNa端子側に切換わり、下部電気
ヒータ2に通電開始する。この下部電気ヒータ2
の通電はカムデイスク4の1回転期間に角度144゜
期間継続されるので、例えば全電力を1kwとする
と下部電気ヒータ2はその40%即ち400wの発熱
作動を行なう。一方、カムデイスク4の回転によ
りマイクロスイツチ5が突状部4aから離脱する
とマイクロスイツチ5がNc端子側に切換わり、
上部電気ヒータ1に通電開始する。この上部電気
ヒータ1の通電はカムデイスク4の1回転期間に
角度216゜期間継続されるので、全電力を1kwとす
ると上部電気ヒータ1はその60%即ち600wの発
熱作動を行ない、下部電気ヒータ2と共に交互に
電力配分制御される。
そして、発酵等出力を低減しなければならない
場合では、開閉スイツチ7をオフにすればよく、
これにより上・下部電気ヒータ1,2がマイクロ
スイツチ5,6からなるアンド回路により制御さ
れる。詳しくは、カムデイスク4の回転によりマ
イクロスイツチ6が突状部4aに当接開始する
と、マイクロスイツチ6がオンとなり、カムデイ
スク4の1回転期間に角度144゜の間オン状態が継
続する。従つて、マイクロスイツチ6をマイクロ
スイツチ5に対して角度a゜離して配設すれば、マ
イクロスイツチ5がNa端子側に切換つて後角度
a゜更に回転してマイクロスイツチ6がオンとなる
と、下部電気ヒータ2はマイクロスイツチ5,6
を介して商用電源3に接続される。そして、カム
デイスク4が更に角度(144−a)゜回転すると、
マイクロスイツチ5がNc端子側に切換わるので、
下部電気ヒータ2は1kw×144−a/360に電力配分さ れることとなる。
一方、マイクロスイツチ6がオンとなつている
ので、マイクロスイツチ5がNc端子側に切換わ
ると同時にマイクロスイツチ5,6を介して上部
電気ヒータ1は商用電源3に接続される。そし
て、カムデイスク4が更に角度a゜回転すると、マ
イクロスイツチ6が突状部4aから離脱しマイク
ロスイツチ6がオフとなるので、上部電気ヒータ
1は1kw×a/360に電力配分されることとなる。
このように、上・下部電気ヒータ1,2の出力
を、カムデイスク4により作動時間を制御される
マイクロスイツチ5,6により簡単な回路構成で
低減させることができるばかりか、マイクロスイ
ツチ5,6の配設位置により上・下部電気ヒータ
1,2の電力配分を任意に設定することができ、
電力配分の異なる異種の調理器であつても適用で
きる利点もある。
尚、上記実施例では、カムデイスク4により作
動制御されるマイクロスイツチを二つとしたが、
それ以上のマイクロスイツチを設け、これらマイ
クロスイツチをカムデイスクにより作動制御する
と共にこれらマイクロスイツチを選択的に短絡す
る開閉スイツチを設けると、多くの電力配分を選
択できる利点を生じる。
以上説明したように本考案によれば、複数個の
電気ヒータを、タイマ要素によりその作動時間を
制御されるスイツチング素子を適宜組合せてアン
ド回路を選択的に構成可能とし、この構成された
回路により前記電気ヒータを作動制御するように
したので、従来の如くダイオード並びに電気ヒー
タ同志を直列に接続させる大型のスイツチ等を必
要とせず、任意の電力配分の可能な電気ヒータを
具備しかつ安価な調理器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例である調理器の電気ヒ
ータ制御回路図、第2図は同上回路を構成するマ
イクロスイツチとこのマイクロスイツチを作動制
御するカムデイスクの相互配置図、第3図は前記
マイクロスイツチの作動チヤート図を示す。 1……上部電気ヒータ、2……下部電気ヒー
タ、4……カムデイスク、5,6……マイクロス
イツチ、7……開閉スイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 加熱室の複数箇所に電気ヒータが配設され、こ
    れら電気ヒータの作動時間を制御して電力配分を
    行なう調理器において、タイマ要素と、このタイ
    マ要素によつて前記電気ヒータ夫々への通電を選
    択的に切り換えるように動作制御されると共に切
    換られた電気ヒータの通電時間がヒータ毎に異な
    る通電時間となるように動作制御される第1のス
    イツチング素子と、前記タイマ要素により作動を
    制御され前記第1のスイツチング素子とともにア
    ンド回路を構成する第2のスイツチング素子と、
    この第2のスイツチング素子を選択的に短縮して
    前記第1のスイツチング素子を介してのみ前記電
    気ヒータの作動時間を制御可能とする第3のスイ
    ツチング素子と、を設けたことを特徴とする調理
    器。
JP6581081U 1981-05-07 1981-05-07 Expired JPS6326098Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6581081U JPS6326098Y2 (ja) 1981-05-07 1981-05-07

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6581081U JPS6326098Y2 (ja) 1981-05-07 1981-05-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57177478U JPS57177478U (ja) 1982-11-10
JPS6326098Y2 true JPS6326098Y2 (ja) 1988-07-15

Family

ID=29861839

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6581081U Expired JPS6326098Y2 (ja) 1981-05-07 1981-05-07

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6326098Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57177478U (ja) 1982-11-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
GB2057858A (en) Electric rice cookers
JPS6326098Y2 (ja)
JP2800222B2 (ja) 電気調理器
JPH0421994B2 (ja)
JPH0131136Y2 (ja)
JPS6137195Y2 (ja)
JPH0141374Y2 (ja)
JPH0534602Y2 (ja)
JP2563439B2 (ja) 電気加熱調理器
KR100312896B1 (ko) 전자렌지 및 그 모드선택 제어방법
JPS6347022Y2 (ja)
JPH0247363Y2 (ja)
JPH0123368Y2 (ja)
JPH0785949A (ja) 電気暖房器具
JPS6340175Y2 (ja)
JPS6245603Y2 (ja)
JPH0336805Y2 (ja)
JP2585355Y2 (ja) 人体局部乾燥装置
JPH0132980Y2 (ja)
JPH0125430Y2 (ja)
JPS6037060Y2 (ja) タイマ−付電気炊飯器
JPH0444397B2 (ja)
JPS6238312Y2 (ja)
JPS627212Y2 (ja)
JPH039726B2 (ja)