JPS6230886Y2 - - Google Patents

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JPS6230886Y2
JPS6230886Y2 JP1979006360U JP636079U JPS6230886Y2 JP S6230886 Y2 JPS6230886 Y2 JP S6230886Y2 JP 1979006360 U JP1979006360 U JP 1979006360U JP 636079 U JP636079 U JP 636079U JP S6230886 Y2 JPS6230886 Y2 JP S6230886Y2
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JP
Japan
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transmission case
sled
cover
plowing
plowing depth
Prior art date
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JP1979006360U
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JPS54101105U (ja
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  • Soil Working Implements (AREA)
  • Agricultural Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はサイドドライブ式ロータリ耕耘装置に
係り、特に簡易且つコンパクトな構成にして耕深
を調整する橇を設けたものに関する。
(従来の技術) 従来よりロータリ耕耘装置にあつては、耕深調
整装置として機体に尾輪を設けたものが一般的で
ある。然し乍ら、湿田に於ける作業に際して尾輪
が泥土中に著しく沈降し、耕深不安定である。ま
た機体の後部に尾輪が装備されている故に、接地
部の前後長さが大であつて回向性に問題がある。
この問題点は米国特許第2886116号公報に開示
された技術を利用することによつて、ある程度解
決できる。この従来技術は、装置中で大なる重量
を占める伝動ケース下部近傍にスキツドを設けて
いるものであり、このスキツドで泥土中に著しく
沈降することなく、耕深を安定させ、しかも接地
部の前後長さを短縮することにより回向性を向上
させることが可能となる。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、前記従来技術においては、スキツドを
1枚の円弧状帯板で形成してあるだけで、強度的
に弱く、伝動ケースとの間には何も設けられてい
ないので、両者の間隙から土が外側方へ飛散した
り、作業者が手足を耕耘部側へ挿入して怪我をす
る危険性がある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、伝動ケース下方の円弧状の橇の外側
縁に前部から後部にかけてカバーを立上り状に設
けることによつて、前記従来技術の問題点を解決
できるようにしたものである。
即ち、本考案における問題解決手段の具体的構
成は、爪軸に動力を伝達する伝動ケースとその後
方のサイドカバーとを有し、前記伝動ケースには
耕耘時に面接接地して耕深を一定に保つための橇
が設けられており、この橇は伝動ケースの下方に
入り込んだ状態に配置され且つその接地面は1つ
の略円弧状の面で形成されており、前記橇は耕深
調整を可能にすべくその前部が伝動ケースの前部
に枢着され且つ後部がサイドカバーの外側下方で
あつて伝動ケースの後部に配置された上下位置調
整機構に連結されているサイドドライブ式ロータ
リ耕耘装置において、 前記橇の外側縁には前部から後部にかけてカバ
ーが立上り状に設けられていることである。
(作用) 橇の外側縁の立上り状カバーは、円弧状の橇と
相互補強し合うと共に、耕耘部から外側方への土
の飛散を阻止してサイドカバーと同様な作用を行
ない、且つ伝動ケース側方に近ずく作業者の手足
等が、伝動ケースと橇との間から耕耘部側へ侵入
するのを阻止する。
(実施例) 以下、図面に基いて本考案の1実施例を詳述す
る。
第1図に於いて、9は耕耘爪を備えた爪軸を含
むロータリ耕耘装置で、側部に配設されたチエー
ンケース等の伝動ケース10内の伝動機構を介し
て爪軸を回転駆動する従来周知のサイドドライブ
式耕耘装置を示している。11は耕耘部の上方を
包囲するアツプカバー、12は側部を包囲するサ
イドカバー、13は後部を包囲し且つ整地均平板
を兼ねたリヤカバーである。
このようなロータリ耕耘装置に於いて、14は
帯板を円弧状に曲げて形成された耕深調整橇で、
伝動ケース10の下方に入り込む状態に設けら
れ、前部をブラケツト15を介して伝動ケース1
0の前部に枢着すると共に、後部を調節杆16を
介して伝動ケース10の後部に連結しており、該
橇14の外側縁には前部から後部にかけてボルト
17を介してカバー18を立上り状に固着し、こ
のカバー18が橇14と伝動ケース10との間隙
を側部より閉塞して、耕耘部側から外側方へ土飛
散と外側方から耕耘部側への作業員の手足等の侵
入とを阻止している。
前記調節杆16は、第2図及び第3図示の如
く、上端に該調節杆16を回動するに利便とされ
たハンドル19を備え、伝動ケース10のフレー
ムの一部を構成するブラケツト20に付設された
ネジ付軸21及びガイド筒22に調節杆16を挿
通し、橇14の後部に前後方向揺動自在に枢着さ
れた係合部材23に調節杆16の下端を回動自在
に係合している。前記ネジ付軸21は直径方向に
雌ネジ24を貫通して設け、該軸21の上下一定
域に亘つて設けられた調節杆16の雄ネジ25を
螺合しており、該ネジ付軸21をブラケツト20
に回動自在に枢着している。
またガイド筒22は第3図示の如く周面より支
持片26を突設し、該支持片26をブラケツト2
0に形成した前記ネジ付軸21を中心とする円弧
長孔に挿入し、前後移動及び回動を可動とし、ピ
ン27を介して抜止めとされている。
従つてハンドル19を回動することにより調節
杆16はネジ付軸21に対して上下移動し、耕深
調整橇14による耕深量を任意に変更することが
できる。
前記ロータリ耕耘装置は、橇14が伝動ケース
10の下方に設けられているので、湿田に於ける
作業に際しても従来の尾輪の如く泥土中に著しく
沈降することはなく、耕深安定に優れている。ま
た機体の後部に尾輪を装備した従来のものに比
し、接地部の前後長さが短縮され、回向性能が著
しく向上する。更に橇14は伝動ケース10の下
方に入り込む状態に設けられているので、この橇
14によつて機体幅を増大することもなくコンパ
クトである。特に、橇14は前部を伝動ケース1
0の前部に枢着されると共に、橇14の後部をサ
イドカバー12の外側方であつて伝動ケース10
の後部に配置した上下位置調整機構(調整杆1
6、ネジ付軸21及び係合部材23等から成る)
に連結される簡単な構造で耕深調整を達成される
ものであり、その調整手段は図示実施例のものに
限定されないこと勿論であるが、上記の如き調節
杆16によれば調整作業も頗る容易である。しか
も橇14はロータリ装置の耕深調整と併せて伝動
ケース10を保護することができる。
即ち、橇は伝動ケースの下方に入り込んだ状態
に配置し、その前部を伝動ケースに枢着し且つそ
の後部をサイドカバーの外側下方で伝動ケースの
後部に配置された上下位置調整機構に連結してい
るので、耕耘装置の耕耘時の耕深を設定した状態
に保持でき、その耕深を橇後部の上下だけで調整
することができ、また、上下位置調整機構の設置
にアツパカバーを加工したりする必要がなく、従
来の耕耘装置にそのまま取付けることができ、更
に、尾輪が不要であると共に接地面が略円弧状の
1つの面で形成され且つそれが伝動ケースの下方
に位置するので、回向動作が極めて良好になると
共に、平板を弯曲して形成したりすることがで
き、製作も極めて簡単である。
(考案の効果) 以上詳述した本考案によれば、橇の外側縁には
前部から後部にかけてカバーが立上り状に設けら
れているので、耕耘爪によつて掘り起こされた泥
土が、伝動ケースと橇との間隙から外側方へ飛散
するのを防止できると共に、伝動ケースの外側方
から前記間隔を介して作業員の手足等が耕耘部側
へ侵入するのを阻止でき、また円弧状の橇の強度
も向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例を示す側面図、第2
図は同要部の1例を示す切欠拡大図、第3図は第
2図の−線拡大断面矢視図である。 9……ロータリ耕耘装置、10……伝動ケー
ス、14……耕深調整橇、16……調節杆、18
……カバー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 爪軸に動力を伝達する伝動ケースとその後方の
    サイドカバーとを有し、前記伝動ケースには耕耘
    時に面接接地して耕深を一定に保つための橇が設
    けられており、この橇は伝動ケースの下方に入り
    込んだ状態に配置され且つその接地面は1つの略
    円弧状の面で形成されており、前記橇は耕深調整
    を可能にすべくその前部が伝動ケースの前部に枢
    着され且つ後部がサイドカバーの外側下方であつ
    て伝動ケースの後部に配置された上下位置調整機
    構に連結されているサイドドライブ式ロータリ耕
    耘装置において、 前記橇の外側縁には前部から後部にかけてカバ
    ーが立上り状に設けられていることを特徴とする
    サイドドライブ式ロータリ耕耘装置。
JP1979006360U 1979-01-19 1979-01-19 Expired JPS6230886Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979006360U JPS6230886Y2 (ja) 1979-01-19 1979-01-19

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JP1979006360U JPS6230886Y2 (ja) 1979-01-19 1979-01-19

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Publication Number Publication Date
JPS54101105U JPS54101105U (ja) 1979-07-17
JPS6230886Y2 true JPS6230886Y2 (ja) 1987-08-08

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ID=28813072

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5969658U (ja) * 1982-11-01 1984-05-11 三菱電機株式会社 磁石直流電動機
JPH052969Y2 (ja) * 1986-09-09 1993-01-25

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2886116A (en) * 1955-02-19 1959-05-12 Rotary Hoes Ltd Rotary cultivating apparatus
JPS4413046Y1 (ja) * 1964-10-17 1969-05-30

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2886116A (en) * 1955-02-19 1959-05-12 Rotary Hoes Ltd Rotary cultivating apparatus
JPS4413046Y1 (ja) * 1964-10-17 1969-05-30

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JPS54101105U (ja) 1979-07-17

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